JP2010037105A - 乗客コンベアの運転制御装置 - Google Patents

乗客コンベアの運転制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】乗客コンベアの走行速度によって移動手摺りの異常を検出し、さらに、移動手摺りの異常発生箇所を所定の位置へ移動し停止させること。
【解決手段】速度検出器7を用いて移動手摺りの走行状態を検出し異常の有無を判定する移動手摺り異常検出・判定部(速度データ演算部15と異常データ判定部16)と、移動手摺りの異常を検出したときに、位置検出器8による位置データを記憶する異常発生位置記憶部18Aと、記憶された異常検出位置データ18Aと、位置検出器8による移動手摺りの現在位置データとに基づいて、移動手摺りの異常発生箇所を所定の位置に移動させる移動距離を演算する移動距離演算部17と、保守装置11からの移動指令により移動距離演算部17で演算した移動距離を移動させる移動制御装置9と、を備え、移動手摺りの異常発生箇所を所定の位置に移動し停止させて当該所定位置で常に保守作業を実施することが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗客コンベアの運転制御装置に係り、特に、乗客コンベアにおける移動手摺りの異常検出並びに保守に適合する乗客コンベアの運転制御装置に関する。
一般に乗客コンベアにおいて、無端状に接続された移動手摺りは、移動手摺りと駆動ローラとの摩擦や移動手摺りの曲げ等が原因で、移動手摺り表面及び裏側の帆布損傷が次第に進行し、移動手摺り内の芯線が損傷に至り移動手摺りが切断してしまうことがある。
そこで、乗客コンベアの移動手摺りの異常を診断する従来技術として、例えば特許文献1に開示されるように、移動手摺りの移動速度を検出する速度検出器の出力値変化を演算し、その出力変化値を基にして異常発生の有無を検出するものが提案されている。
特開2001−97660号公報
しかしながら、上述した特許文献1に示す従来技術では、移動手摺りの異常発生の有無を検出することは可能であるが、移動手摺りの異常箇所を特定していないため、現地にて実際に作業を行なう際には、移動手摺りの異常箇所を特定して作業位置に移動させる必要があり、この作業は作業員の経験により行なっており時間が掛るという課題があった。
本発明の目的は、乗客コンベアにおける移動手摺りの異常発生箇所の特定し、この異常発生箇所を作業位置に移動させる制御を行う乗客コンベアの運転制御装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
無端状に接続された踏み段、前記踏み段と同一方向に同一速度で運行される無端状の移動手摺り、前記踏み段と前記移動手摺りを駆動する電動機及び減速機、を有する乗客コンベアと、前記移動手摺りの速度を検出する速度検出器、前記移動手摺りの位置を検出する位置検出器、前記踏み段と前記移動手摺りの移動を制御する移動制御装置、前記移動制御装置の状態を監視する監視制御装置、前記監視制御装置に入力操作による指令を出す保守装置、を有する運転制御装置と、を備えた乗客コンベアの運転制御装置であって、
前記速度検出器を用いて前記移動手摺りの走行状態を検出し前記移動手摺りの異常の有無を判定する移動手摺り異常検出・判定部と、
前記移動手摺り異常検出・判定部による前記移動手摺りの異常を検出したときに、前記位置検出器による位置データを記憶する異常発生位置記憶部と、
前記異常発生位置記憶部に記憶された前記異常検出位置データと、前記位置検出器による前記移動手摺りの現在位置データとに基づいて、前記移動手摺りの異常発生箇所を所定の位置に移動させる移動距離を演算する移動距離演算部と、
移動指令により前記移動距離演算部で演算した移動距離を移動させる前記移動制御装置と、を備える構成とする。
このような構成を採用したので、乗客コンベアの走行速度により、異常を検出し、また異常発生箇所を所定の位置へ運転停止させることができるため、異常発生箇所の確認作業を短時間で確実に行なうことができる。
本発明によれば、乗客コンベアの移動手摺りの異常発生箇所を所定の位置まで走行させ、この所定の位置で停止させる制御を行なうことにより、移動手摺りの異常発生箇所を所定の位置に移動停止させて作業を実施することができるので、保守作業にかかる時間を低減することができる。
本発明の実施形態に係る乗客コンベアの運転制御装置について、図1〜図6を参照しながら以下詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る乗客コンベアの運転制御装置における乗客コンベアの移動手摺り運転制御に関する全体構成を示す図である。図2は本実施形態に関する移動手摺りの異常前兆として現れる凹凸部を表す説明図である。図3は本実施形態に関する移動手摺りの異常を検出する速度検出器からの速度検出値を示す図である。図4は本実施形態に関する移動制御装置における、異常箇所を検出するための動作手順を示すフローチャートである。図5は本実施形態に関する監視制御装置における、異常箇所を検出するための動作手順を示すフローチャートである。図6は本実施形態に関する移動制御装置における、異常箇所を所定位置に移動させるための動作手順を示すフローチャートである。
図面において、1は踏み段、2は移動手摺り、2aは移動手摺り凹凸部(図示例では凸部)、3は電動機、4は減速機、5は駆動チェーン、6は駆動ローラ、7は速度検出器、8は位置検出器、9は移動制御装置、10は監視制御装置、11は保守装置、12は保守員、13は移動制御装置通信部、14は保守装置通信部、15は速度データ演算部、16は異常データ判定部、17は距離データ演算部、18はデータ記憶部、18Aは移動手摺り傷位置デー夕記憶部、をそれぞれ表す。
まず、図1を用いて、本発明の実施形態に係る乗客コンベアの運転制御装置の概要について説明する。乗客コンベアは、無端状に接続された踏み段1と、この踏み段1と同一方向に同一速度で運行される無端状に接続された移動手摺り2と、踏み段1と移動手摺り2を駆動する電動機3と、電動機に3に接続された減速機4と、を備えており、電動機3が、減速機4に連結された駆動チェーン5を介して駆動ローラ6を駆動し、この駆動ローラ6との摩擦力で移動手摺り2を踏み段1と同一方向に同一速度で駆動するように構成されている。
また、本発明の実施形態に係る乗客コンベアの運転制御装置は、電動機3の駆動、停止、速度等を制御するとともに他の装置(例えば、監視制御装置10、保守装置11)との全体制御を司る移動制御装置9と、移動手摺り2の状態、特に、速度、距離、位置などの制御対象を監視するとともに異常判定や距離演算を行い、記憶部を有する監視制御装置10と、保守員によって入力操作且つ観察される操作・表示部を有する保守装置11と、から構成される。
乗客コンベアの運転制御は、保守装置と監視制御装置との連係によって、直接的には移動制御装置9によって実施される。移動手摺り2の移動速度は速度検出器7により検出され、移動制御装置9を介して監視制御装置10に送信される。ここで、速度検出器7は、移動手摺り2の上面又は裏面に当接され、移動手摺り2の移動で回転する回転部を有するとともに、この回転部の回転角に応じたパルス出力をするロータリエンコーダを用い、パルスのカウントで移動手摺り2の移動距離や速度を演算するものである。また、同様に移動手摺り2の移動距離は、位置検出器8によっても検出され、移動制御装置9を介して監視制御装置10に送信される。
本実施形態に係る運転制御装置の基本的な動作である、乗客コンベアの移動手摺りの異常発生箇所を所定の作業位置に移動停止させるに際して、まず、保守員12が、乗客コンベアが停止していることを確認した後、保守装置11に入力操作を行うことで、保守装置11は、監視制御装置10の保守装置通信部14を介して移動制御装置9に運転開始指令を送信する。そうすると、移動制御装置9は、乗客コンベアの運転を開始し、定格速度に達した後に移動手摺り2が1周分走行すれば運転を停止させる。
この運転の間、監視制御装置10は、速度検出器7からの速度データを速度データ演算部15により演算し、この演算した速度データをもとに異常データ判定部16にて異常の有無を検出して、移動手摺りに異常が発生していた場合は位置検出器8(現在の位置情報を取得し得るもの)からの位置データをデータ記憶部18の移動手摺り傷位置データ記憶部18Aに記録する。以上のような乗客コンベアの運転制御の詳細については、図4〜図6の説明で後述する。
次に、移動手摺りの異常を表す例である凹凸部が発生した場合における異常検出の原理について、図2と図3を用いて説明する。乗客コンベアの走行中に、移動手摺り2は一定速度Vにて走行動作しており、速度検出器7の出力値も多少のばらつきを持ちながら一定の値を示す。しかしながら、例えば、移動手摺り2の異常(例、凹凸部2aの発生)により、図2の例では凸部2aが発生した場合、凹凸部2aが無いときの距離Lに対し、凹凸部2aがあるときの距離はL’となって大きくなるため、速度検出器7が移動手摺り2の凹凸部2aを通った時、移動手摺り2自体の速度Vは変化しないため(距離L又は距離L’を互いに走行する経過時間は同一)、速度検出器7の出力値は凹凸部2aの箇所で増大する。この速度の増大現象は移動手摺りが一周回する周期毎に現れる。
保守員12による入力操作で乗客コンベアが停止した後、監視制御装置10に記録されている異常発生箇所の情報を保守装置11で読み出し、異常発生時の記録があった場合は、異常発生箇所を所定の位置に移動させる指令を保守装置11(保守員12の入力操作をもとにして)が監視制御装置10に送信する。この移動指令を受信した監視制御装置10は、現在の位置情報を位置検出器8から移動制御装置9経由で取得し、異常発生箇所の位置データとの差から、距離データ演算部17により移動距離を算出して移動制御装置9に移動指令を送信する。移動制御装置9は異常発生箇所を所定の位置まで動かす運転を行なった後に、運転を停止させる。ここで、所定の位置とは、速度検出器7が取り付けられている場所とする。なお、速度検出器7が取り付けられている場所から任意の距離の位置も所定の位置として設定可能である。
ここで、異常発生箇所が速度検出器7上を通過した場合に記録される位置情報をA、移動手摺り2の1周の長さをB、運転停止した現在の位置をCとし、現在の位置Cから記録されている異常発生箇所の位置情報Aを減算した結果をDとし、このDを移動手摺り2の1周の長さBで除算し、その余りEが異常発生箇所を速度検出器7の位置へ移動させる距離となる。
例えば、移動手摺り1周分の長さを100とし、異常発生箇所の位置情報を350、現在の位置情報を830とする。位置検出器8での位置検出は、一定の方向に進む場合にインクリメントされ、逆方向に進む場合はデクリメントされるものとする。現在の位置から異常発生箇所の位置情報を減算した結果は、830−350=480となる。この値を移動手摺り1周分の長さで除算すると、480÷100で、商は4で(4周分)、余りが80となる。よって、現在の位置から80戻った位置が異常発生箇所となる。
次に、本実施形態に関する移動制御装置9における、異常箇所を検出するための運転動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
まず、手順S−1にて、監視制御装置10からの運転開始の有無を確認し、運転開始要求がない場合は再び手順S−1にて運転開始要求の確認を行なう。運転開始要求があった場合は、手順S−2にて乗客コンベアが停止しているかを確認し、停止していなかった場合は、手順S−11にて監視制御装置10に対してエラー回答を送信し、再び手順S−1にて運転開始要求の確認を行なう。
次に、手順S−2にて乗客コンベアが停止中であった場合、手順S−3にて乗客コンベアの運転を開始し、運転開始後、手順S−4にて、運転中断指令の有無を確認する。ここで、運転中断指令があった場合は、手順S−11にて監視制御装置10に対してエラー回答を送信し、再び手順S−1にて運転開始要求の確認を行なう。
次に、手順S−4にて、運転中断指令がない場合は、手順S−5にて計測運転開始済みか否かを確認する。まず、手順S−5にて計測運転未開始の場合は、手順S−6にて定格速度に達したかを確認し、手順S−5にて計測運転開始済みの場合は、手順S−8にて1周したかの確認を行ない、手順S−6にて定格速度に達していない場合は、再び手順S−4にて中断指令の確認を行なう。
また、手順S−6にて定格速度に達していた場合、手順S−7にて計測運転開始回答を監視制御装置10に送信し、手順S−8にて1周したかを確認する。手順S−8にて1周していない場合は再び手順S−4に戻り、運転中断指令の有無を確認する。手順S−8にて1周した場合には、手順S−9にて運転を終了し、手順S−10にて、監視制御装置10に正常終了回答を送信する。
次に、本実施形態に関する監視制御装置9における、異常箇所の検出動作について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。まず、手順S−12にて、監視制御装置10の保守装置通信部14に接続された保守装置11からの運転開始指令の有無の確認を行なう。
運転開始指令がない場合は、再び手順S−12にて保守装置11からの運転開始指令の確認を行ない、運転開始指令があった場合は、手順S−13にて移動制御装置9に運転開始指令を送信する。
運転開始指令の送信後、手順S−14にて、移動制御装置9からの回答有無の確認を行ない、回答がない場合は、手順S−21にて回答受信タイムアウトかの判定を行なう。タイムアウトの場合は、再び手順S−12にて運転開始指令の確認を行なう。手順S−21にてタイムアウトでなかった場合は、再び手順S−14にて回答有無の確認を行ない、手順S−14にて回答ありの場合は、手順S−15にてエラー回答かどうかの確認を行なう。
手順S−15にてエラー回答の場合は、再び手順S−12にて運転開始指令の確認を行ない、エラー回答でなかった場合は、手順S−16において速度検出器7のデータにより、移動手摺り2の異常診断を開始する。手順S−17にて異常を検出した場合は、手順S−18にて異常発生箇所の位置情報をデータ記憶部18の移動手摺り傷位置データ記憶部18Aに記録する。
また、手順S−17にて異常が検出されなかった場合、また、手順S−18にて異常発生箇所情報の記録を行なった後、手順S−19にて移動制御装置9からの、終了回答を受信したかの確認を行なう。
手順S−19にて終了回答を受信した場合は、再び手順S−12にて運転開始指令の確認を行ない、手順S−19にて終了回答を受信していない場合は、手順S−20にて終了回答受信タイムアウトの確認を行ない、タイムアウトの場合は、再び手順S−12にて運転開始指令の確認を行なう。手順S−20にてタイムアウトでない場合は、再び手順S−17にて異常の検出の確認を行なう。
次に、本実施形態に関する移動制御装置における、異常箇所を所定位置に運転させる動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。すなわち、上述した異常発生箇所の位置情報A、移動手摺りの1周長さB、現在位置Cを基にして、異常発生箇所を所定位置(例えば、速度検出器の位置)へ移動させる距離Eを演算し、この移動距離Eを運転させる動作を説明する。
まず、手順S−22にて、監視制御装置10からの位置制御運転の開始指令(移動手摺りの異常発生箇所を所定位置に移動させる開始指令)があるか確認し、手順S−22にて開始指令がない場合は、再び手順S−22にて運転開始指令の確認を行ない、手順S−22にて運転開始指令があった場合は、手順S−23にて乗客コンベアが停止中かどうかを確認し、停止中でない場合は、手順S−29にてエラー回答を送信後、再び手順S−22にて運転開始指令の確認を行なう。
また、手順S−23にて停止中の場合は、手順S−24にて指令された距離が1周以内の距離か否かの確認を行ない、指定された距離が1周の場合は、手順S−29にてエラー回答を送信後、再び手順S−22にて運転開始指令の確認を行なう。
手順S−24にて指定された距離が1周以内の場合は、手順S−25にて運転を開始し、手順S−26にて指定距離(上述した余りEの距離)を移動したかを確認し、移動していない場合は再び移動したかの確認を行なう。指定の距離移動した場合は、手順S−27にて運転を終了した後、手順S−28にて正常終了回答を監視制御装置10に送信後、再び手順S−22にて運転開始指令の確認を行なう。
以上説明したように、本実施形態の特徴は、移動手摺りの移動速度を検出し、異常箇所の位置情報を記録することにより、確認作業の際に、異常発生箇所を特定して任意の位置へ停止させることができるので、移動手摺の異常発生個所の確認作業を短時間で行うことができるものである。
具体的な構成としては、移動手摺りの異常状態の有無を監視する移動手摺り監視制御装置10(図1の構成例では、速度データ演算部15と異常データ判定部16)と、この移動手摺り監視制御装置10が移動手摺り2に異常を検出すると、位置検出器8の位置データを記憶する異常発生位置記憶装置18と、この異常発生位置記憶装置18に記録された位置データと移動手摺り2の現在の位置データから、移動手摺り2の異常検出位置と所定位置の距離を演算する移動距離算出装置17と、監視制御装置10に接続される保守装置11からの移動指令により移動距離算出装置17で演算した距離を移動させる移動制御装置9と、を備えたものである。
本発明の実施形態に係る乗客コンベアの運転制御装置における乗客コンベアの移動手摺り運転制御に関する全体構成を示す図である。 本実施形態に関する移動手摺りの異常前兆として現れる凹凸部を表す説明図である。 本実施形態に関する移動手摺りの異常を検出する速度検出器からの速度検出値を示す図である。 本実施形態に関する移動制御装置における、異常箇所を検出するための動作手順を示すフローチャートである。 本実施形態に関する監視制御装置における、異常箇所を検出するための動作手順を示すフローチャートである。 本実施形態に関する移動制御装置における、異常箇所を所定位置に移動させるための動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 踏み段
2 移動手摺り
2a 移動手摺り凹凸部
3 電動機
4 減速機
5 駆動チェーン
6 駆動ローラ
7 速度検出器
8 位置検出器
9 移動制御装置
10 監視制御装置
11 保守装置
12 保守員
13 移動制御装置通信部
14 保守装置通信部
15 速度データ演算部
16 異常データ判定部
17 距離データ演算部
18 データ記憶部
18A 移動手摺り傷位置デー夕記憶部

Claims (4)

  1. 無端状に接続された踏み段、前記踏み段と同一方向に同一速度で運行される無端状の移動手摺り、前記踏み段と前記移動手摺りを駆動する電動機及び減速機、を有する乗客コンベアと、
    前記移動手摺りの速度を検出する速度検出器、前記移動手摺りの位置を検出する位置検出器、前記踏み段と前記移動手摺りの移動を制御する移動制御装置、前記移動制御装置の状態を監視する監視制御装置、前記監視制御装置に入力操作による指令を出す保守装置、を有する運転制御装置と、を備えた乗客コンベアの運転制御装置であって、
    前記速度検出器を用いて前記移動手摺りの走行状態を検出し前記移動手摺りの異常の有無を判定する移動手摺り異常検出・判定部と、
    前記移動手摺り異常検出・判定部による前記移動手摺りの異常を検出したときに、前記位置検出器による位置データを記憶する異常発生位置記憶部と、
    前記異常発生位置記憶部に記憶された前記異常検出位置データと、前記位置検出器による前記移動手摺りの現在位置データとに基づいて、前記移動手摺りの異常発生箇所を所定の位置に移動させる移動距離を演算する移動距離演算部と、
    移動指令により前記移動距離演算部で演算した移動距離を移動させる前記移動制御装置と、を備える
    ことを特徴とする乗客コンベアの運転制御装置。
  2. 請求項1に記載の乗客コンベアの運転制御装置において、
    前記移動指令は前記監視制御装置に着脱自在に接続される前記保守装置から出力することを特徴とする乗客コンベアの運転制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の乗客コンベアの運転制御装置において、
    前記移動手摺りの異常発生箇所を移動して停止させる前記所定の位置は、前記速度検出器の設置位置とすることを特徴とする乗客コンベアの運転制御装置。
  4. 請求項1、2または3に記載の乗客コンベアの運転制御装置において、
    前記監視制御装置が、前記移動手摺り異常検出・判定部と、前記異常発生位置記憶部と、前記移動距離演算部と、を有することを特徴とする乗客コンベアの運転制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102963807A (zh) * 2011-08-31 2013-03-13 株式会社日立建筑系统 乘客输送机的移动扶手的恶化诊断装置
JP2017121992A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 株式会社日立製作所 乗客コンベア及びその制御方法

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