JP2010037015A - エレベータのドア安全装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも一組の導体4a,4bを、出入口を両開き式ドアとしたエレベータにおいてはドアの戸閉方向側の各先端面にそれぞれが向かい合うように、出入口を片開き式ドアとしたエレベータにおいてはドアの戸閉方向側の先端面と、該先端面と対向する戸当り面とにそれぞれが向かい合うようにそれぞれ配置し、戸閉時に導体が直列回路を成すように各導体間を接続する構成とすると共に、戸閉時に直列回路に通電可能か否かを検出する通電検出手段6を備えた。
【選択図】図1
Description
こうした事態を防止するため、ドアの先端部に凸形状の感圧センサを設け、この感圧センサからの検出信号により異物の挟み込みを検出するようにしたもの(例えば特許文献1参照)や、ドアの先端部の全面に接触電極を取り付け、その導電状態で異物の挟み込みを検出するようにしたもの(例えば特許文献2参照)などが提案されている。
また、上記特許文献2のように、ドアの先端部に接触電極を取り付けるようにしたものでは、やはりドア先端部の全面に接触電極を取り付ける必要が有り、コストが高くつくだけでなく、しかも各接触電極はドアの先端面から突出しているため、意匠上の問題だけでなく、その突出量より細い紐の場合には接触電極上に位置する場合にしかこれを検出することができないといった問題がある。
または、出入口を片開き式ドアとしたエレベータにおいて、少なくとも一組の導体を、前記ドアの戸閉方向側の先端面と、該先端面と対向する戸当り面とにそれぞれが向かい合うように配置し、戸閉時に前記各導体が直列回路を成すように各導体間を接続する構成とすると共に、戸閉時に前記直列回路に通電可能か否かを検出する通電検出手段を備えたことを特徴とするものである。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態1におけるエレベータのドア安全装置の全体構成を示す図、図2は図1のドア安全装置において、正常戸閉時の動作を説明するための図、図3は図1のドア安全装置において、異物検出時の動作を説明するための図である。
このように、本発明によれば、異物が細い紐やロープ、コード類等であってもドアに挟まれている場合は、向かい合う導体間に僅かに隙間を生じ通電されることがないので確実に異物の存在を検出することかできる。
なお、上記実施形態のように、導体を複数組設けた場合には、金属製の異物が一組の導体間に挟まったとしても、他の導体間に隙間が生じることで通電は行われず、同様に異物の存在を検出することができる。
また、上記実施形態のように、導体を偶数組設ける構成とした場合には、外部の制御装置等への配線をどちらか一方のドアに集約させることができ、設置や配線が一層容易となる。
上記の実施形態では、出入口が両開き式のドアである場合を対象として説明したが、勿論片開き式のドアの場合であっても、導体の一方をドアの先端面に、他方を出入口枠の戸当り面にそれぞれ配置することにより本発明を同様に適用することができる。更に、導体を偶数組設ける構成とした場合には、外部の制御装置等への配線を出入口枠側に集約させることができ、ドア側は導体と導体間の接続だけとすることができるので、より一層設置が容易となる。
2,3 かごドア
4a,4b 導体
5 電源回路
6 通電検出回路
7 接点
8 エレベータ制御装置
9 ドア制御装置
10 ドア駆動装置
11 報知装置
12 ロープ
Claims (4)
- 出入口を両開き式ドアとしたエレベータにおいて、少なくとも一組の導体を、前記ドアの戸閉方向側の各先端面にそれぞれが向かい合うように配置し、戸閉時に前記導体が直列回路を成すように各導体間を接続する構成とすると共に、戸閉時に前記直列回路に通電可能か否かを検出する通電検出手段を備えたことを特徴とするエレベータのドア安全装置。
- 出入口を片開き式ドアとしたエレベータにおいて、少なくとも一組の導体を、前記ドアの戸閉方向側の先端面と、該先端面と対向する戸当り面とにそれぞれが向かい合うように配置し、戸閉時に前記各導体が直列回路を成すように各導体間を接続する構成とすると共に、戸閉時に前記直列回路に通電可能か否かを検出する通電検出手段を備えたことを特徴とするエレベータのドア安全装置。
- 前記導体をドアの先端面或いは戸当り面と略面一となるように配置したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のエレベータのドア安全装置。
- 前記導体を偶数組としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエレベータのドア安全装置。
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JP2008199368A JP2010037015A (ja) | 2008-08-01 | 2008-08-01 | エレベータのドア安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008199368A JP2010037015A (ja) | 2008-08-01 | 2008-08-01 | エレベータのドア安全装置 |
Publications (1)
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JP2010037015A true JP2010037015A (ja) | 2010-02-18 |
Family
ID=42009961
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2008
- 2008-08-01 JP JP2008199368A patent/JP2010037015A/ja active Pending
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