JP2010035889A - 理容・美容練習用カバーウィッグ - Google Patents

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Shigeru Yaguchi
茂 矢口
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Abstract

【課題】人頭模型に被せて使用され、違和感なく襟足のカット練習を行うことができる理容・美容練習用カバーウィッグを提供する。
【解決手段】人頭模型20に被せて使用される表皮状の理容・美容練習用カバーウィッグ1は、植毛された頭部3と、当該頭部に連続して形成された顔部5と、頭部3の後部下端4に連続して形成され人頭模型20の首に巻き付けられる首部8とを備える。首部8は、後部8cから左右に延びて左右に展開することができるように構成され、首部8の左右に延びた各部分8a,8bは、人頭模型20の首に巻き付けて張力が加わった状態で互いに係止手段11により係止可能に構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、カットまたは顔そりの練習用途に供される理容・美容練習用カバーウィッグに関するものである。
従来、頭皮部分に植毛した人頭模型を用いて、ヘアーカットや顔そりの練習を行っていた。そして、カットの練習を重ねて毛髪が短くなった後は、人頭模型ごと産業廃棄物として処分していた。
しかしながら、人頭模型の素材は焼却時に有害ガスを発生する成分を含むため、人頭模型を使い捨てにすることは環境問題上好ましくないという問題があった。
そこで、植毛した頭皮部分のみを人頭模型に装着可能としたウィッグが提案されているが、このようなウィッグは人頭模型の額との間に段差が生じてしまい、顔側からブラッシングを行い難いという問題があった。
このような問題を解決するため、頭皮と顔部とを含む仮面の頭皮部分に植毛して、人頭模型に被せて使用する理容・美容練習用仮面が提案されている(例えば、特許文献1)。
具体的には、特許文献1に開示された理容・美容練習用仮面は、植毛された頭部と、顔部、顎部、首部が一体に形成され、耳と略同じ幅で耳部から頚部の下端に亘る切込みを左右両側に設けている。この練習用仮面を人頭模型に被せる際は、頚部の下端側を前後に開いた状態で仮面を人頭模型に被せ、人頭模型の両耳部を露出させたままで位置決めした後、首部の下端部を数ヶ所ピンで固定している。
実用新案登録第3073673号
しかしながら、このような理容・美容練習用仮面を人頭模型に被せてカットや顔そりの練習を行う場合、両耳部の下側に延びる切込みが邪魔になるばかりでなく、ピンによって固定された首部は、人頭模型から僅かに浮いていることで、襟足のカット練習時に違和感があるという問題が生じる。
そこで、本発明では、人頭模型に被せて使用されるカバーウィッグであって、違和感なく襟足のカット練習を行うことができる理容・美容練習用カバーウィッグを提供することを課題とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、人頭模型に被せて使用される表皮状の理容・美容練習用カバーウィッグであって、植毛された頭部と、当該頭部に連続して形成された顔部と、前記頭部の後部下端に連続して形成され前記人頭模型の首に巻き付けられる首部とを備え、前記首部は、後部から左右に延びて左右に展開することができるように構成され、前記首部の左右に延びた各部分は、前記人頭模型の首に巻き付けて張力が加わった状態で互いに係止手段により係止可能に構成されたことを特徴とする。
このような理容・美容練習用カバーウィッグによれば、首部を後部から左右に延びて左右に展開することができるように構成するとともに、左右に延びた各部分は、人頭模型の首に巻き付けて張力が加わった状態で互いに係止手段により係止できる。このように、首部は張力が加わった状態で巻き付けられて係止され、両耳部の下側に延びる切り込みもないので、襟足のカット練習を行う場合でも、邪魔になる段差がなく、襟足部分が人頭模型の首に密着する。そのため、違和感なく襟足のカット練習ができる。
また、本発明では、前記顔部の下端に、前記人頭模型の顎の下に延びる顎部を備え、前記顎部を前記人頭模型の顎の下に掛けることで、前記顔部が上下に張力を有する状態で前記人頭模型に装着されることを特徴とする。
このような理容・美容練習用カバーウィッグによれば、顔部の下端に、人頭模型の顎の下に延びる顎部を備えたことで、当該顎部を人頭模型の顎の下に掛けてカバーウィッグを人頭模型に被せると、顔部は上下方向に張力が加わった状態で人頭模型と密着されるので、張力が加わった状態で巻き付けられた首部とともに、カバーウィッグが人頭模型に対して安定して位置決めされる。
その結果、襟足のカット練習だけでなく、額近傍の生え際のカット練習を行う場合でも、違和感なく行うことができる。
さらに、本発明では、前記係止手段は、相互にスナップ係合するボタンであることを特徴とする。
このような理容・美容練習用カバーウィッグによれば、係止手段が相互にスナップ係合するボタンで構成されるので、簡単な操作でありながら、首部の左右に延びた各部分を張力を加えた状態で強固に保持することができる。
本発明の理容・美容練習用カバーウィッグによれば、違和感なく襟足のカット練習を行うことができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態について詳述する。
参照する図面において、図1は、人頭模型に被せて使用される、本発明の実施形態に係る理容・美容練習用カバーウィッグの斜視図であり、図2は、図1に示すカバーウィッグを装着した状態を示す側面図であり、図3は、図1に示すカバーウィッグを人頭模型に装着する手順を示す説明図である。
図1に示すように、理容・美容練習用カバーウィッグ1(以下、単にカバーウィッグ1と称する。)は、全体が高分子エラストマ等の人間の皮膚に似た感触を持つ軟質合成樹脂から形成された表皮状の仮面であって、植毛された頭部3と、頭部3に連続して形成された顔部5と、頭部3の後部下端4に連続して形成される首部8と、顔部5の下端に連続して形成した顎部10とを備える。
頭部3には、人毛、擬毛等の頭髪2が接着材等により固定、すなわち植毛されている。
顔部5は、人の顔が形成されており、人頭模型20に被せて使用する際、人頭模型20の鼻と重なり、位置決めが容易に行えるような鼻部6を中心位置に備える。また、人頭模型20の耳と重なり、鼻部6と合わせて、カバーウィッグ1の所定位置での位置決めを容易にする耳部7を左右に備える。
図2に示すように、首部8は、頭部3の後部下端4、つまり後頭部の下端に連続して形成され、顎部10との間には、人頭模型20の顎のラインに沿った切込み9が耳部7の後ろ側まで延びている。
このような切込み9が顎部10の下端から耳部8に向けて左右方向に延びているので、図1および図3に示すように、首部8は、頭部3の後部下端4と連続した部分(後部8cとして図2に示す)から左右に延びて展開することができる。
図1に示すように、首部8の左右に延びる部分8a,8bの両端部には、係止手段として、相互にスナップ係合する一対のボタン11が設けられている。これらのボタン11は、首部8を人頭模型20の首に巻き付けるように、左右の両部分8a,8bを顎部10の下側で前方に引っ張った状態で係止できる位置に設けられる。すなわち、これらのボタン11は、素材の伸縮力によって張力を保てる位置に設けられる。
従って、首部8の左右両部分8a,8bは、人頭模型20の首に巻き付けた状態で相互に重ね合わせた後、ボタン11をスナップ係合させることで強固に係止される。
係止手段としては、このようにスナップ係合する一組のボタン11に限らず、二組以上のボタンであってもよい。また、首部8の左右に延びる部分8a,8bの両端部を張力が加わった状態で互いに係止できる構成を有していれば、例えば、面ファスナーやホックなど、他の公知の係止手段を用いることも可能である。
顎部10は、顔部3の下端に連続して形成され、カバーウィッグ1を人頭模型20に被せる際、人頭模型20の顎の下に掛かり、カバーウィッグ1を上方向に引っ張るときに、安定してずれないようにカバーウィッグ1を保持できる幅と形状を少なくとも有している。
次に、図3を参照して、カバーウィッグ1を人頭模型20に被せる手順を説明する。図3においては、説明を分かり易くするため、カバーウィッグ1の頭髪2を省略している。
初めに、人頭模型20をクランプ(図示せず)に差し込み固定する。
次に、図3(a)に示すように、人頭模型20の顎に合わせてカバーウィッグ1の顎部10を位置決めする。顎部10を人頭模型20の顎の下に掛けた状態で、カバーウィッグ1の首部8を持って、後に引っ張り上げる。
図3(b)に示すように、カバーウィッグ1の首部8に加えた力の方向を徐々に下向きに変えて、カバーウィッグ1全体を人頭模型20に完全に被せる。
そして、人頭模型20の鼻や耳に対して、カバーウィッグ1の鼻部6や左右の耳部7,7を位置合わせした後、人頭模型20の首に巻き付けるように、首部8の左右各部分8a,8bを前方に引っ張り、相互に重ねた状態で最後にボタン11を留める。
これにより、図2に示すように、カバーウィッグ1が人頭模型20に装着される。
以上のように構成された本実施形態によるカバーウィッグ1では、首部8の左右に延びる各部分8a,8bは、張力が加わった状態で人頭模型20の首に巻き付けられ、係止手段であるボタン11によって強固に係止されるので、人頭模型の首に密着した襟足部分が浮いたり、ずれたりすることがなくなる。従って、襟足のカット練習や剃刀をあてた練習が違和感なく行える。
また、従来技術の理容・美容練習用仮面のように両耳部の下側に延びる切込みがないので、襟足のカット練習や剃刀をあてた練習の際に、邪魔になる段差がなくなる。
さらに、カバーウィッグ1は、人頭模型20の顎の下に延びる顎部10を備え、この顎部10を人頭模型20の顎の下に掛けることで、顔部5が上下に張力を有する状態で人頭模型20に装着されるので、カバーウィッグ1の顔部5が人頭模型20に密着した状態で装着される。そのため、人頭模型20に密着したカバーウィッグ1が顔部5において浮いたり、ずれたりすることがなくなり、髪の生え際部分のカット練習や顔そりの練習を違和感なく行うことができる。
また、係止手段として相互にスナップ係合する一対のボタンを、首部8の左右各部分8a,8bの端部に設けたことにより、簡単な操作でありながら、これら各部分8a,8bを張力を加えた状態で強固に保持することができる。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
人頭模型に被せて使用される、本発明の実施形態に係る理容・美容練習用カバーウィッグの斜視図である。 図1に示すカバーウィッグを装着した状態を示す側面図である。 図1に示すカバーウィッグを人頭模型に装着する手順を示す説明図である。
符号の説明
1 理容・美容練習用カバーウィッグ
2 頭髪
3 頭部
4 後部下端
5 顔部
8 首部
8a,8b 左右各部分
8c 後部
9 切込み
10 顎部
11 ボタン
20 人頭模型

Claims (3)

  1. 人頭模型に被せて使用される表皮状の理容・美容練習用カバーウィッグであって、
    植毛された頭部と、当該頭部に連続して形成された顔部と、前記頭部の後部下端に連続して形成され前記人頭模型の首に巻き付けられる首部とを備え、
    前記首部は、後部から左右に延びて左右に展開することができるように構成され、前記首部の左右に延びた各部分は、前記人頭模型の首に巻き付けて張力が加わった状態で互いに係止手段により係止可能に構成されたことを特徴とする理容・美容練習用カバーウィッグ。
  2. 前記顔部の下端に、前記人頭模型の顎の下に延びる顎部を備え、
    前記顎部を前記人頭模型の顎の下に掛けることで、前記顔部が上下に張力を有する状態で前記人頭模型に装着されることを特徴とする請求項1に記載の理容・美容練習用カバーウィッグ。
  3. 前記係止手段は、相互にスナップ係合するボタンであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の理容・美容練習用カバーウィッグ。
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