JP2010035423A - 粉粒体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 薬剤散布にあたっては、作業が終了すると、貯留タンク内に残った薬剤を取り出す必要がある。従来のように、ホッパー上部の蓋を開けてもホッパー内の薬剤を簡単には取り出すことができず、装置を取り外して貯留タンクを逆向きにしてとりださなければならず、取り出し操作が煩わしくなる問題がある。
【解決手段】 本発明は、左右方向に長く構成された薬剤等の粉粒体を貯留する貯留タンク(15)と、該貯留タンク(15)内の粉粒体を所定量づつ繰り出す繰出部(17)と、貯留タンクの上部開口を閉塞する蓋部(16)と、貯留タンクや繰出部及び蓋部を一体で回動移動させる支持フレーム(37)とからなり、支持フレーム(37)の回動方向と蓋部(16)の回動方向とが同じ側で回動して、貯留タンク開口から蓋部に残留した粉粒体を受けて回収できる構成とし、蓋部(16)の適宜位置には排出口(19)を設ける。
【選択図】 図3

Description

この発明は、薬剤等の粉粒体を吐出粉粒体吐出装置に関する。
従来、苗載台の苗マット載置面と対向する位置に、粉粒体となる薬剤を貯留する貯留タンクと、貯留タンク下方に連設した薬剤吐出筒と、貯留タンク内の薬剤を所定量づつ繰り出す繰出部(繰出ローラ)からなる薬剤散布装置を配設して、田植え作業と同時に苗マット上に薬剤を散布する田植機が知られている(特許文献1参照)。
特開2002−27895号公報
薬剤散布にあたっては、作業が終了すると、貯留タンク内に残った薬剤を取り出す必要がある。上記従来技術のものでは、ホッパー上部の蓋を開けてもホッパー内の薬剤を簡単には取り出すことができず、装置を取り外して貯留タンクを逆向きにしてとりださなければならず、取り出し操作が煩わしくなる問題がある。
本発明の課題は、かかる問題点を解消することによって、残留物の回収作業が容易に行えるようにする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、左右方向に長く構成された薬剤等の粉粒体を貯留する貯留タンク(15)と、該貯留タンク(15)内の粉粒体を所定量づつ繰り出す繰出部(17)と、貯留タンクの上部開口を閉塞する蓋部(16)と、貯留タンクや繰出部及び蓋部を一体で回動移動させる支持フレーム(37)とからなり、支持フレーム(37)の回動方向と蓋部(16)の回動方向とが同じ側で回動して、貯留タンク開口から蓋部に残留した粉粒体を受けて回収できる構成とし、蓋部(16)の適宜位置には排出口(19)を設けてあることを特徴とする。
散布作業が終わって貯留タンク(15)内に残った粉粒体を取り出す時には、支持フレーム(37)を支軸(36)回りに回動操作すると、粉粒体吐出装置(18)が散布作業時の起立姿勢から非散布作業時の倒伏姿勢に切り替えられ、貯留タンクの上部開口が下向きとなって粉粒体が流れ落ちる態勢となり、揺動開閉可能な蓋部(16)を開けると、この蓋部は上向きの粉粒体受入れ姿勢となり、残留している貯留タンク(15)内の粉粒体を蓋部内へ容易に受け入れることができる。そして、蓋部の適宜位置に設けられた排出口(19)の開放によって蓋部内の粉粒体を排出口から容易に回収することができる。
以上要するに、請求項1に記載の本発明によれば、粉粒体吐出装置は上記のように作用する構成であるため、粉粒体の回収作業が容易に行える。
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1及び図2は、苗移植機の一例として6条植えの乗用型田植機を示すものであり、この車体1の前後には、走行車輪としての左右一対の前輪2,2及び後輪3,3が架設されている。車体上前部には操作ボックス4及びステアリングハンドル5等を有する操縦装置が設置され、また、車体後部には昇降可能な苗植付部6が装備されている。操縦装置の後側に運転席9が設置され、運転席の下側に田植機の各部に動力を伝達するエンジンEが搭載されている。
苗植付部6は、車体1の後部に昇降リンク機構7を介して昇降可能に装着され、昇降用油圧シリンダ8の伸縮作動によって昇降する構成である。昇降用油圧シリンダ8を制御する昇降用油圧バルブV、機体右側部のステップフロアの下方に設置されている。
また、この苗植付部6には、左右に複数設けた各々の苗載部11eにマット苗を載せて左右に往復動し、苗を一株分づつ各条における前板11aの苗取出口11bに供給すると共に、横一列の苗を全て苗取出口11bに供給すると苗送りベルト11cにより苗を下方に移送する苗載台となる苗タンク11、先端が閉ループ軌跡Pを描いて作動する苗植付具12で一株分の苗を切り取って土中に植え込む6条分の苗植付装置13、苗植付面を滑走しながら整地するフロート(サイドフロート)14L,14R、センタフロート14C等を備えた構成としている。
車体1の前部側にミッションケース20が配置され、そのミッションケース20の左右側面部から前輪アクスルケースが側方に延び、その左右両端に変向可能に設けた前輪ファイナルケース21に前輪2,2が回転自在に軸支されている。また、ミッションケース20の背面部にメインフレーム22の前端部が固着されており、そのメインフレーム22の後端部から左右側方に延びるリヤフレームの先端部に固定して設けた後輪伝動ケース23に後輪3,3が回転自在に支承されている。
原動機となるエンジンEからの回転動力は、ミッションケース20への入力伝動機構として、エンジン出力プーリ24からベルト25を介して油圧式無段変速装置(HST)26の入力軸に伝えられ、この入力軸から油圧ポンプを駆動し、更に、HST26の出力軸からミッションケース20内のミッション入力軸に伝達されるようになっている。該ケース20内のミッションに伝達された回転動力は、ケース20内のトランスミッションにて変速された後、走行動力と外部取出動力とに分岐して取り出される。そして、走行動力は、前輪2,2及び後輪伝動軸27から後輪伝動ケース23のギヤ機構を介して後輪3,3を駆動する。また、外部取出動力は、ミッションケース20からの出力伝動機構として、PTO出力軸、植付クラッチケース28内に設けるマイコン制御可能な植付モータ30等を介して植付伝動軸31に伝達され、更に、植付伝動軸31によって苗植付部6へ動力伝動されるようになっている。
前記HST26は、操作ボックス4の側部に設けられた変速レバー33の前後方向の操作で駆動し、機体の前進及び後進制御を司るように構成され、該変速レバー33を前方に向けて操作するほど前進走行速度は早くなるようになっている。また、走行速度に対する苗植付具12の作動周期を変更する株間変更手段が備えられ、操作ボックス4の下方に設けられた株間変更レバー35の操作で株間変更を行うようにしている。
植付伝動軸31によって苗植付部6へ伝動される動力は、苗植付部6に備える植付伝動ケース50内へ伝動され、該植付伝動ケース50内から各条の苗植付装置13及び苗送りベルト11cへ伝動される。植付伝動ケース50内で動力を分岐して各2条毎の苗植付装置13へ伝動する分岐伝動部50aが設けられ、該分岐伝動部50aの伝動を入切する部分クラッチ(畦クラッチ)51が設けられ、畦クラッチ51により苗植付装置13を2条毎に停止させることができる。尚、畦クラッチ51の操作に連動してそれに対応する植付条の苗送りベルト11cも停止させる連動機構が設けられている。畦クラッチ51を操作する各々の畦クラッチレバー52が運転席9の側方に設けられ、該畦クラッチレバー52の操作位置を検出する畦クラッチセンサ52aが設けられている。
苗タンク11のマット苗の載置面と対向する位置には、薬剤等の粉粒体を貯溜する粉粒体貯留タンク15と粉粒体を所定量づつ繰り出す繰出部17と前記粉粒体貯溜タンク15に開閉可能に設けられた蓋部16とからなる粉粒体吐出装置18が配設されている。尚、繰出部17は、苗タンク11の2条毎の苗載部11eに対応して2条分づつ設けられ、2条分の苗載部11eにわたる左右長の繰出ローラ17aにより粉粒体を繰り出す構成となっている。繰出ローラ17aは、該ローラ17aに対応する各2条毎のモータMの駆動により、該モータMの出力ギヤMgと噛み合う従動ギヤ53に伝動され、該従動ギヤ53と一体回転して駆動する構成となっている。 前記モータMは繰出部17の後側に配置され、繰出部17の前側には前記従動ギヤの歯を検出して繰出ローラ17aの回転量を検出する各2条毎の繰出回転センサ54が設けられ、該繰出回転センサ54の検出に基づいて繰出ローラ17aが設定量回転するようにモータMを制御装置となる制御ボックス55により駆動制御する構成となっている。尚、制御ボックス55により、モータMは、苗送りベルト11cの作動を検出する苗送りセンサ11sの検出に基づいて、苗送りベルト11cの作動に連動して駆動する。また、制御ボックス55により、畦クラッチセンサ52aが畦クラッチ51が切状態であることを検出すると、苗送りセンサの検出に拘らず、モータMが駆動しない構成となっている。尚、前記モータMと繰出回転センサ54とは、繰出部17の前後に振り分けて配置されているので、修理や取付あるいは取外し等のメンテナンス時に互いが邪魔にならず、メンテナンスを容易に行える。
粉粒体吐出装置18は、支軸36を支点として回動可能な支持フレーム37に装着支持され、散布作業時の起立姿勢と非散布作業時の倒伏姿勢とに切替変更できる構成としている。粉粒体吐出装置を倒伏姿勢に切り替えた時には、粉粒体貯溜タンク15の供給口が下向きとなって粉粒体が流れ落ちるようになっており、そして、この粉粒体貯溜タンク15に対しヒンジ16aを介して揺動開閉可能な蓋部16を開けると、この蓋部が流れ落ちる粉粒体を受け入れできるように上向き姿勢となる構成としている。また、蓋部16の適宜位置には開閉可能なキャップ19a付き排出口19が設けられている。
なお、この蓋部16の容積は、貯溜タンク15の容積と略同一若しくは貯溜タンクより大きく設定しておくとよい。また、前記蓋部16には、図8に示すように、軸芯Q回りに揺動開閉可能なシャッター41付きの薬剤供給口42が設けられている。シャッター41はトルクスプリングにより常時閉鎖方向に付勢されており、閉鎖時は防水パッキン43によって密封状態としている。そして、薬剤供給時には、供給漏斗44を有した硬めの供給ホース45の先端でシャッター41を押し開けながら供給口42から蓋部16内に突っ込み、薬剤を乗車したままの運転位置からでも漏斗44内に入れながら供給ホース45、蓋部16内を通じて貯留タンク内へ容易に供給することができる。
粉粒体吐出装置18を倒伏姿勢に切り替えた時、吐出装置の後部がフロート14の後部より略同一若しくはそれよりも稍前方に位置するよう構成することで、粉粒体吐出装置自体の破損を防止するようにしている。
また、粉粒体吐出装置18を支持する支持部材38は、苗タンク11のマット苗毎に仕切られた仕切突条部11d上に沿わせて設けることにより、仕切突条部より内側に離れた位置に設ける場合のように苗葉の絡まりや苗滑り、苗切断の発生を防ぐことができる。
繰出部17の繰出口部17bは、ブラシ17c取付側とは反対側の下部がブラシ取付側よりLの距離だけ下方に長く構成して、粉粒体の飛散を防止するように構成している。繰出部17の繰出口部に連接する粉粒体吐出筒39は、吐出装置18の保持枠40の中に収納するように構成することで、コンパクトな構成とすることができる。
図9及び図10に示す実施例について説明する。薬剤等の粉粒体を散布するこの種の粉粒体吐出装置18では、畦クラッチを切った時のために左右に繰出回転センサ54を設けているが、畦クラッチ全条入りの時には、左側の回転センサだけで回転数を決めている。本例では、図9に示す制御部55の入力側の各畦クラッチセンサ52a,52a…のうち、例えば、左端の畦クラッチセンサが「切り」検出の場合は、右回転センサ54R値、苗送りセンサ11s値に基づいて畦クラッチセンサ「入り」に対応するモータMを制御し、右端の畦クラッチセンサが「切り」検出の場合は、左回転センサ54L値、苗送りセンサ11s値に基づいて畦クラッチセンサ「入り」に対応するモータMを制御する。また、左右いずれかの回転センサ値が異常の場合は、他方の回転センサ値各苗送りセンサ値に基づいて全てのモータを制御し、左右いずれのセンサ値も異常の場合は、左右の回転センサ値の平均値、苗送りセンサ値に基づいて全てのモータを制御するようになっている。
図11に示す実施例では、走行中、傾斜地に達すると、前後傾斜センサ47の検出結果に基づき制御部48から出力される電磁絞り弁49を介してステアリングハンドルの操作力が重くなるように変化させ、急な角度変化を防いで安全性の向上を図るようにしている。
図2及び図12に示すように、サイドフロート14R近くに設けられた水深センサ56で圃場の水量を検出するようにし、水深センサによる水量検出結果に基づき自動的に制御部48から出力される植付深さ調節モータ57によってセンタフロート14cを昇降制御し、水量が多い場合には苗植付部を下降させて深植えにすることで、浮き苗の防止化を図るようにしている。
また、図13及び図14に示す実施例は、機体後進時、所定以上の走行負荷を検出すると、機体若しくは走行車輪が畦畔に当たったと判断して後進走行を停止する。そして、所定時間後に苗植付部が完全に下降する位置まで前進走行する。また、機体後進時、畦畔に乗り上げて機体が後上がりになると、後進走行を停止し、所定時間経過後に前進走行する構成としている。
要するに、図13に示すように、変速レバー33の変速レバーセンサ58が後進状態であるかを検出し、変速レバーセンサ値に対するエンジン回転数センサ59値が所定以上に低くなった場合には、制御部60より変速用モータ61へ走行停止の指令を出力し、所定時間後、一定時間前進側へ出力するようになっている。また、エンジン回転数センサ59値が所定以上に低くない場合で、前後傾斜センサ47が機体の後上がりを検出している場合には、変速用モータ61へ走行停止の指令を出力し、所定時間後、前後傾斜センサ値が所定範囲内になるまで前進側へ出力するようになっている(図14のフローチャート参照)。
図15〜図18に示す実施例について説明する。
苗植付部6において、左右後輪3,3間に位置するセンタフロート14Cの前方位置には中央整地ロータ63が設けられ、サイドフロート14L,14Rの前方に位置には左右整地ロータ64,64が設けられている。これら中央整地ロータ63と左右整地ロータ64,64とは互いに連動連結されてあってロータ上下調節レバー65の操作により一体的に上下調節ができる構成としてあり、且つ、中央整地ロータ63は中央ロータ昇降シリンダ66の作動により単独でも昇降できる構成になっている。
変速レバー33には、苗植付部を昇降制御する植付昇降スイッチ68が設けられている。この植付昇降スイッチ68は、この上げ操作による植付部上昇途中に上げ操作又は下げ操作すると昇降が停止するようになっており、この状態での上げ操作を「ちょい上げ」と判断し、この状態でのちょい上げ使用時には、昇降スイッチのちょい上げ操作で制御部60から出力される中央ロータ昇降シリンダ66によって中央整地ロータ63が強制的に前上がりに自動上昇するように関連構成している。これによれば、植付終了時に中央整地ロータが土中に突っ込んで泥押し抵抗を受ける問題を解消することができる。なお、このちょい上げ中にはオートリフトは作動しないように構成している。なお、図15中、80は施肥装置、81は施肥ガイドを示す。
図19に示す制御部60の入出力構成は、機体旋回時の制御パターンを選択するための制御選択スイッチ70の操作信号のほか、各種のスイッチ、センサの信号を受け、また、機体走行と植付部作動用の各種機器のアクチュエータ類を制御する。その他に、入力側には、植付動作指令用の植付昇降スイッチ68、植付部6の自動上昇選択用の植付部上昇モードスイッチ、変速レバー位置センサ58、ハンドル切れ角センサ72、タイムラグ調節ダイヤル73、ブレーキペダルセンサ74、植付部の下降タイミングを決めるn1設定ダイヤル75a、植付部稼動のクラッチタイミングを決めるn2設定ダイヤル75b、前後傾斜センサ47、肥料詰りセンサ76等を接続して入力する。
そして、制御部の出力側には、変速用モータ61、昇降用油圧シリンダ8を制御する昇降用電磁油圧バルブV、植付部6の植付稼動用の植付クラッチ作動ソレノイド77、施肥機動作用の施肥クラッチ作動ソレノイド78等を接続して各機器を制御する。
サブルーチン処理による左又は右のターン制御処理の詳細は、図20のフローチャートに示すように、植付部6の上昇モードスイッチ71をチェック(S41)し、上昇モードでない場合にドライブシャフト回転数チェック(S42)によって所定の下降位置n1になるまで待ち、旋回操作の判定のためにハンドル角度が規定値a(例えば90°)以上であることを条件に植付部「下げ」を指令(S44)する。逆に上昇モードの場合は、植付部「上げ」を指令(S41a)する。ハンドル角度が規定値a以上でない場合は、警報出力(S43a)の上で処理を終了する。
次いで、ドライブシャフト回転数チェック(S45)によって所定の旋回距離n2´になるまで待機し、異常操作の判定のためにハンドル角度が規定値b(例えば180°)以上でないことを条件に施肥クラッチ「入」を指令(S47)する。ハンドル角度が規定値b以上であれば、上記同様に、警報出力(S43a)の上で処理を終了する。
続いて、ドライブシャフト回転数チェック(S49)によって所定のクラッチオン位置n2になるまで待機し、植付「入」を指令(S50)すると共にドライブシャフトクリア(S51)による通常の連動処理を終了する。この左又は右のターン制御処理により、機体の旋回動作と連動して植付部6が対応動作することにより、旋回過程の整地を行うと共に、旋回終了後の直進によって植付けが再開されることになる。
前記旋回時のハンドル角度が規定値a以上で、肥料詰りセンサ76による検出結果が肥料詰り状態である場合には、旋回角90°地点で走行停止の出力を行うように構成している。なお、肥料詰り発生では、旋回後、再スタートしないものとする。そして、肥料詰り状態でない場合には予定通り植付部「下げ」を指令する。
図21は前後傾斜センサ値と補正値との関係グラフを示すものであるが、旋回時に前後傾斜センサ47が機体の前上がり状態を検出すると、植付部の下降及び植付タイミングを遅らせることによってぬかるんだ圃場でのスリップによる狂いを少なくし、植付精度の向上を図るようにしている。
乗用型田植機の側面図 同上要部の平面図 粉粒体吐出装置を備えた田植機要部の側面図 粉粒体吐出装置の要部の背面図 同上要部の側面図 粉粒体吐出装置の蓋部の背面図 粉粒体吐出装置の要部の側断面図 蓋部要部の側面図 制御ブロック回路図 フローチャート 制御ブロック回路図 制御ブロック回路図 制御ブロック回路図 フローチャート 田植機の側面図 同上要部の側面図 同上要部の平面図 同上要部の正面図 制御ブロック回路図 フローチャート 前後傾斜センサ値と補正値との関係グラフ
符号の説明
15 粉粒体貯留タンク
16 蓋部
17 繰出部
18 粉粒体吐出装置
19 排出口
36 支軸
37 支持フレーム

Claims (1)

  1. 左右方向に長く構成された薬剤等の粉粒体を貯留する貯留タンク(15)と、該貯留タンク(15)内の粉粒体を所定量づつ繰り出す繰出部(17)と、貯留タンクの上部開口を閉塞する蓋部(16)と、貯留タンクや繰出部及び蓋部を一体で回動移動させる支持フレーム(37)とからなり、支持フレーム(37)の回動方向と蓋部(16)の回動方向とが同じ側で回動して、貯留タンク開口から蓋部に残留した粉粒体を受けて回収できる構成とし、蓋部(16)の適宜位置には排出口(19)を設けてあることを特徴とする粉粒体吐出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105009749A (zh) * 2014-04-17 2015-11-04 株式会社久保田 插秧机

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