JP2010035045A - 携帯電子機器 - Google Patents

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尚範 橋詰
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Abstract

【課題】従来よりも防水性能を向上させることができる携帯電子機器を提供する。
【解決手段】筐体(内側筐体1)には、筐体の内部と外部とを連通させる貫通孔13が設けられ、貫通孔13は、導電性を有するシール部材(導電性パッキン5)により封止され、内部回路(無線回路の端子部32)と外部部品(アンテナ回路41)とは、シール部材を介して接続されている。
【選択図】図4

Description

この発明は、携帯電子機器に関するものである。
従来から、防水機能を備えた携帯電子機器が知られている。このような携帯電子機器として、本体ケースの外部に露出された環状アンテナと、本体ケースの内部に収容されたモジュールの回路基板と、本体ケースに設けられた導通用貫通孔を貫通して環状アンテナと回路基板とを接続するピン型導通部材とを備え、ピン型導通部材と貫通用導通穴との間隙に防水接着剤が注入された携帯型送受信機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された携帯型送受信機によれば、モジュールの回路基板とアンテナとの導通手段が水分や汗の影響を受けないようにすることができるとされている。
特開2004−48449号公報
しかしながら、上記従来の携帯電子機器は、例えば水中に浸漬される場合等、従来よりも本体ケースに水分が浸入しやすい環境では、防水機能が不十分であるという課題がある。特許文献1の携帯型送受信機では、導通用貫通孔の内壁と防水接着剤との間の界面と、防水接着剤とピン型導通部材との間の界面と、の双方の経路から水分が侵入する虞がある。そのため、従来よりも本体ケースの内部に水分が浸入しやすい環境では、十分な防水性能を発揮することが困難であった。
そこで、この発明は、従来よりも防水性能を向上させることができる携帯電子機器を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明の携帯電子機器は、筐体に収容された内部回路と、前記筐体の外部に配置され前記内部回路に接続される外部部品と、を備えた携帯電子機器であって、前記筐体は、前記筐体の内部と外部とを連通させる貫通孔が設けられ、前記貫通孔を封止するように、導電性を有するシール部材が設けられ、前記内部回路と前記外部部品とは、前記シール部材を介して接続されているという手段を採用する。
また、本発明の携帯電子機器は、前記貫通孔には、前記シール部材を係止する係止部が設けられているという手段を採用する。
また、本発明の携帯電子機器は、前記筐体の外面側には、前記シール部材が嵌入される凹部が形成され、前記貫通孔は、前記凹部の底面に設けられているという手段を採用する。
また、本発明の携帯電子機器は、前記筐体の外側で、前記外部部品と前記シール部材との間には、前記外部部品と前記シール部材とを導通させると共に、前記シール部材を前記筐体の内側方向に付勢する外部弾性導通部材が設けられているという手段を採用する。
また、本発明の携帯電子機器は、前記筐体の内側で、前記シール部材と前記内部回路との間には、前記シール部材と前記内部回路とを導通させると共に、前記シール部材を前記筐体の外側方向に付勢する内部弾性導通部材が設けられているという手段を採用する。
また、本発明の携帯電子機器は、前記筐体の外側で、前記外部部品と前記シール部材との間には、前記外部部品と前記シール部材とを導通させると共に、前記シール部材を前記筐体の内側方向に付勢する外部弾性導通部材が設けられ、前記筐体の内側で、前記シール部材と前記内部回路との間には、前記シール部材と前記内部回路とを導通させると共に、前記シール部材を前記筐体の外側方向に付勢する内部弾性導通部材が設けられ、前記外部弾性導通部及び前記内部弾性導通部は、前記外部導電性部材の付勢力が前記内部弾性部材の付勢力よりも大きくなるように設けられているという手段を採用する。
また、本発明の携帯電子機器は、前記筐体の外側には、前記筐体及び前記外部部品を収容する外側筐体が設けられているという手段を採用する。
また、本発明の携帯電子機器は、前記シール部材は、弾性を有する導電性パッキンであるという手段を採用する。
また、本発明の携帯電子機器は、前記外部部品はアンテナ回路であり、前記内部回路は無線回路であるという手段を採用する。
また、本発明の携帯電子機器は、前記外部部品は充電端子であり、前記内部回路は充電回路であるという手段を採用する。
本発明の携帯電子機器によれば、筐体の内部と外部とを連通させる貫通孔が、導電性を有するシール部材により封止され、内部回路と外部部品とが、シール部材を介して電気的に接続される。したがって、筐体内部への水分の浸入の可能性がある経路を減少させ、従来よりも防水性能を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の携帯電話機100の斜視図である。図2は、図1に示す携帯電話機100の操作部10の模式的な分解図である。図3は、図1に示す携帯電話機100の操作部10のアンテナユニット4近傍の模式的な断面図である。図4は、図3の要部を拡大した拡大断面図である。なお、以下の各図面では、説明を簡単にするために、マイクやバッテリー等は省略して表している。また、各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材ごとに縮尺を適宜変更している。
図1に示すように、本実施形態の携帯電話機(携帯電子機器)100は、複数の操作用のキーが設けられた操作面Kを有する操作部10と、画像を表示する表示領域Sを有する表示部20とを備えている。また、操作部10と表示部20とは、ヒンジ等により折り畳み可能に連結されている。
図2及び図3に示すように、携帯電話機100の操作部10は、シールドケースユニット3と、シールドケースユニット3を収容する内側筐体(筐体)1と、を備えている。内側筐体1は、箱状のリアケース1Bと、リアケース1Bを密閉する例えばゴム製のシート状のフロントケース1Aと、を備えている。図2に示すように、シールドケースユニット3の操作面K側には、複数のメタルドーム31が形成されている。また、フロントケース1Aの裏面側(図示下側)には、メタルドーム31を押圧するための複数の突起部12が設けられている。
シールドケースユニット3の内部には、無線回路等の内部回路が形成された回路基板(図示略)が収容されている。図3に示すように、シールドケースユニット3の裏面には、無線回路の端子部32が形成されている。端子部32には、例えば金属等の導電性を有する材料により、タブ(内部弾性導通部材)33が設けられている。内側筐体1のリアケース1Bには、タブ33の位置に対応して、リアケース1Bを貫通し、内側筐体1の内部と外部とを連通する貫通孔13が設けられている。
図2及び図3に示すように、内側筐体1の外部で、内側筐体1の表示部20(図1参照)と反対側には、内側筐体1に隣接してアンテナユニット4が配置されている。内側筐体1とアンテナユニット4とは、携帯電話機100の厚さ方向(図示紙面上下方向)にそれぞれ一部が重なるように設けられている。また、アンテナユニット4の内側筐体1と反対側の面には、アンテナ回路(外部部品)41が形成されている。アンテナ回路41は、アンテナユニット4の操作面Kと反対側の裏面まで延長されている。
図3及び図4に示すように、貫通孔13は、内側筐体1のリアケース1Bのアンテナユニット4と重なる部分に、タブ33の位置に対応して設けられている。
タブ33は、アンテナユニット4側に突出するように設けられた頂上部分を端子部32側に押圧することで弾性変形するように設けられている。
図4に示すように、リアケース1Bの外面側には、貫通孔13を密閉状態に封止する導電性パッキン(シール部材)5を収容するための、ざぐり穴状の凹部(係止部)14が設けられている。貫通孔13は、凹部14の底面14aに開口して、内側筐体1の内部と外部とを連通している。
導電性パッキン5は、弾性を有する導電性の材料により形成され、径が凹部14の径と等しいかやや大きく形成されている。そして、導電性パッキン5は、弾性変形した状態で凹部14に嵌入されている。これにより、導電性パッキン5の側面と凹部14の内面とが密着して、液密性が確保されている。
また、導電性パッキン5は、タブ33の頂上部分を端子部32側に押圧するようにして凹部14の底面14aに密着するように配置されている。そのため、タブ33は、導電性パッキン5を内側筐体1の内側から外側へ向けて付勢した状態となっている。そして、タブ33は、導電性パッキン5に密着して、無線回路の端子部32とアンテナ回路とを導通させている。
内側筐体1の外側で、導電性パッキン5とアンテナユニット4側との間には、導電性パッキン5を内側筐体1の外側から内側に向けて付勢するスプリングピン(外部弾性導通部材)42が配置されている。
図4に示すように、スプリングピン42は、導電性パッキン5側に配置された円柱状の押圧部42aと、アンテナユニット4側に配置された円筒状のシリンダー部42bと、シリンダー部42b内に配置され、押圧部42aを導電性パッキン5に向けて付勢するスプリング42cと、を備えている。
スプリングピン42のシリンダー部42bは、アンテナユニット4の底部を貫通して、アンテナ回路41と接触するように設けられている。また、押圧部42a、シリンダー部42b、スプリング42cは、いずれも導電性が良好な金属等により形成されている。これにより、スプリングピン42は、導電性パッキン5を内側筐体1の外側から内側に向けて付勢すると共に、導電性パッキン5とアンテナ回路41とを導通させている。これにより、無線回路の端子部32とアンテナ回路41とは、タブ33、導電性パッキン5及びスプリングピン42を介して接続された状態となっている。
また、スプリングピン42のスプリング42c及びタブ33のバネ定数は、スプリングピン42の内側筐体1の外側から内側方向への付勢力が、タブ33の内側筐体1の内側から外側方向への付勢力よりも大きくなるように設定されている。そのため、導電性パッキン5は、凹部14の底面14aに押圧されて密着し、導電性パッキン5と底面14aとの間の液密性が確保されている。また、導電性パッキン5は、スプリングピン42によって貫通孔13を封止するように凹部14に係止された状態となる。
なお、アンテナユニット4は、組み立てられた外側筐体2に規制されて、当該外側筐体2内に固定される。そして、アンテナユニット4は、外側筐体2への固定によって加えられた圧力の一部をスプリングピン42を介して導電性パッキン5に伝える。
図2及び図3に示すように、内側筐体1の外側には、内側筐体1及びアンテナユニット4を収容する外側筐体2が設けられている。外側筐体2は、携帯電話機100の操作面Kと反対側の裏側に配置される箱状のリアケース2Bと、リアケース2Bを密閉するフロントケース2Aと、を備えている。フロントケース2Aのメタルドーム31の形成領域に対応する部分には開口21が形成され、フロントケース2Aの裏側から例えばゴム製のシート2Cの外周部22が貼り付けられて、開口21が塞がれている。シート2Cの裏面には、操作面Kの印字がされたシートが貼り付けられ、メタルドーム31に対応する部分に印字部23が形成されている。
次に、この実施の形態の作用について説明する。
本実施形態の携帯電話機100は、図4に示すように、内側筐体1のリアケース1Bに設けられ、内側筐体1の内部と外部とを連通させる貫通孔13が、弾性を有する導電性パッキン5により封止されている。そして、内側筐体1の外部に配置されたアンテナユニット4のアンテナ回路41と、内側筐体1の内部に配置された無線回路の端子部32とが、導電性パッキン5を介して接続されている。
従来の携帯型電子機器では、例えば、接着剤を貫通する部材と接着剤との間の界面と、接着剤と貫通孔との間の界面の双方から水分が浸入する可能性があった。しかし、本実施形態の携帯電話機100では導電性パッキン5を貫通する部材が存在しない。そのため、従来のように貫通孔を封止する接着剤を貫通する部材を設けて、筐体の内部の回路と筐体の外部の回路とを接続する場合と比較して、内側筐体1の内部への水分の浸入の可能性がある経路を減少させることができる。したがって、本実施形態の携帯電話機100によれば、従来の携帯型電子機器よりも防水性能を向上させることができる。
また、貫通孔13に導電性パッキン5を嵌入して係止する凹部14が設けられている。そのため、導電性パッキン5が貫通孔13を封止する位置からずれたり、脱落したりすることを防止して、貫通孔13に対する封止性をより向上させることができる。また、導電性パッキン5と内側筐体1との接触面積を増加させて、貫通孔13に対する封止性をより向上させることができる。
また、凹部14は、内側筐体1の外面側に設けられているので、貫通孔13を封止する際に、導電性パッキン5を内側筐体1の外面側から凹部14に嵌め込むだけよい。したがって、従来と比較して携帯電話機100の製造工程を容易にすることができる。これにより、携帯電話機100の製造時の生産性を向上させることができる。
また、アンテナ回路41と導電性パッキン5とを導通させると共に導電性パッキン5を内側筐体1の内側方向に付勢するスプリングピン42が設けられている。そのため、導電性パッキン5とスプリングピン42との接触をより確実なものとして、アンテナ回路41と導電性パッキン5との電気的な接続をより確実にすることができる。
さらに、導電性パッキン5と無線回路の端子部32とを導通させると共に、導電性パッキン5を内側筐体1の外側方向に付勢するタブ33が設けられている。そのため、導電性パッキン5とタブ33との接触をより確実なものとして、無線回路の端子部32と導電性パッキン5との電気的な接続をより確実にすることができる。
そして、スプリングピン42の付勢力がタブ33の付勢力よりも大きくなっている。そのため、導電性パッキン5は、内側筐体1の外側から内側方向へ付勢される。これにより、導電性パッキン5の内側筐体1側の面と凹部14の底面14aとが密着し、導電性パッキン5から底面14aに圧力が作用した状態になる。これにより、導電性パッキン5の内側筐体1側の面と凹部14の底面14aとの間の封止性を向上させることができる。
また、内側筐体1の外部には、内側筐体1及びアンテナユニット4を収容する外側筐体2が設けられているので、外側筐体2によって内側筐体1に水分が到達することを防止できる。
また、携帯電話機100の落下時等に、外側筐体2と内側筐体1との双方によって、シールドケースユニット3の内部の回路基板等を保護することができる。したがって、携帯電話機100の耐衝撃性能を向上させることができる。
また、貫通孔13を封止するシール部材として、弾性を有する導電性パッキン5を用いることで、シール部材の導電性を確保し、導電性パッキン5を弾性変形させてより封止性を向上させることができる。
また、内側筐体1の外側に設けられるアンテナ回路41と、内側筐体1の内側に設けられる無線回路とを導電性パッキン5を介して接続することで、内側筐体1の防水性を向上させることができる。
また、導電性パッキン5は、例えば導電性を有するゴム材料を型抜きするゴム型抜きにより製造することができるので、大量生産が可能となる。したがって、組立性が良好である。さらに、導電性パッキン5及び凹部14の平面形状を矩形にしてもよい。これにより、製造装置による製造効率を向上させ生産性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態の携帯電話機100によれば、内側筐体1内部への水分の浸入の可能性がある経路を減少させ、従来よりも防水性能を向上させることができる。
次に、上述の実施の形態で説明した携帯電話機100の変形例について説明する。以下の図面では、上述の実施の形態と同一の部分には、同一の符号を付して説明は省略する。
図5は、図4に示す携帯電話機100の要部の第1の変形例を示す拡大断面図である。
図5に示すように、導電性パッキン5Aのアンテナユニット4側には、導電性を有する板6が配置されている。
これにより、導電性パッキン5Aが内側筐体1の内側方向にたわむことが防止され、貫通孔13Aに対する封止性をより向上させることができる。
図6は、図4に示す携帯電話機100の要部の第2の変形例を示す拡大断面図である。
図6に示すように、貫通孔13Bの内壁13bには、導電性パッキン5Bを係止するための溝部(係止部)15が形成されている。溝部15は、導電性パッキン5Bの全周に亘って形成されている。導電性パッキン5Bの周辺部は、弾性変形された状態で溝部15に嵌め込まれている。
これにより、上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、貫通孔13に溝部15を複数形成し、各々の溝部15に導電性パッキン5Bを嵌め込んで、導電性パッキン5Bを貫通孔13に複数設けることで、貫通孔13の封止性をより向上させることができる。
図7は、図4に示す携帯電話機100の要部の第3の変形例を示す拡大断面図である。
図7に示すように、導電性パッキン5Cは凹部14に嵌入される本体部52と、貫通孔13に挿入されて無線回路の端子部32に接触する突起部51と、を有している。さらに、アンテナユニット4と導電性パッキン5Cとの間には、導電性パッキン5Cの貫通孔13と重ならない部分を付勢するように、複数のスプリングピン42が設けられている。これにより、導電性パッキン5Cの本体部52は凹部の底面14bに押し付けられ、突起部51は圧縮されて無線回路の端子部32を内側筐体1の内側方向に付勢している。
これにより、上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、導電性パッキン5Cと無線回路の端子部32との間の部品を削減することができる。したがって、製造工程を簡略化して生産性を向上させ、製造コストを減少させることができる。なお、突起部51は、アンテナユニット4側に突出させて、アンテナ回路41と接触させるようにしてもよい。
また、複数のスプリングピン42により導電性パッキン5Cの貫通孔13と重ならない部分を付勢することで、導電性パッキン5Cが内側筐体1の内側方向にたわむことを防止して、貫通孔13の封止性をより向上させることができる。
なお、この発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。上述の実施の形態では、アンテナ回路と無線回路とを接続する場合について説明したが、内部回路と外部部品はアンテナ回路と無線回路に限定されない。本発明を充電端子と充電回路との接続構造や、その他筐体の外部と内部とに設けられた回路や部品を電気的に接続する構造に適用できることは言うまでもない。
また、筐体に設ける貫通孔は、スプリングピンの径と等しいか、それよりも小さく形成するようにしてもよい。これにより、導電性パッキンのたわみを防止して封止性を向上させることができる。
また、2重構造の筐体以外にも本発明を適用することができるのは勿論である。
本発明の実施の形態における携帯電話機の斜視図である。 図1に示す携帯電話機の操作部の模式的な分解図である。 図1に示す携帯電話機のアンテナユニット近傍の模式的な断面図である。 図3の要部を拡大した拡大断面図である。 図4に示す要部の第1の変形例を示す拡大断面図である。 図4に示す要部の第2の変形例を示す拡大断面図である。 図4に示す要部の第3の変形例を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 内側筐体(筐体)、1A フロントケース(筐体)、1B リアケース(筐体)、2 外側筐体、2A フロントケース(外側筐体)、2B リアケース(外側筐体)、2C シート(外側筐体)、5,5A,5B,5C 導電性パッキン(シール部材)、13,13A,13B 貫通孔、14 凹部(係止部)、14a,14b 底面、15 溝部(係止部)、32 端子部(内部回路、無線回路)、33 タブ(内部弾性導通部材)、41 アンテナ回路(外部部品)、42 スプリングピン(外部弾性導通部材)、100 携帯電話機(携帯電子機器)

Claims (10)

  1. 筐体に収容された内部回路と、前記筐体の外部に配置され前記内部回路に電気的に接続される外部部品と、を備え、
    前記筐体は、前記筐体の内部と外部とを連通させる貫通孔が設けられ、
    前記貫通孔は、導電性を有するシール部材により封止され、
    前記内部回路と前記外部部品とは、前記シール部材を介して接続されていることを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記貫通孔には、前記シール部材を係止する係止部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の携帯電子機器。
  3. 前記筐体の外面側には、前記シール部材が嵌入される凹部が形成され、
    前記貫通孔は、前記凹部の底面に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記筐体の外側で、前記外部部品と前記シール部材との間には、前記外部部品と前記シール部材とを導通させると共に、前記シール部材を前記筐体の内側方向に付勢する外部弾性導通部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
  5. 前記筐体の内側で、前記シール部材と前記内部回路との間には、前記シール部材と前記内部回路とを導通させると共に、前記シール部材を前記筐体の外側方向に付勢する内部弾性導通部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
  6. 前記筐体の外側で、前記外部部品と前記シール部材との間には、前記外部部品と前記シール部材とを導通させると共に、前記シール部材を前記筐体の内側方向に付勢する外部弾性導通部材が設けられ、
    前記筐体の内側で、前記シール部材と前記内部回路との間には、前記シール部材と前記内部回路とを導通させると共に、前記シール部材を前記筐体の外側方向に付勢する内部弾性導通部材が設けられ、
    前記外部弾性導通部材及び前記内部弾性導通部材は、前記外部導電性部材の付勢力が前記内部弾性部材の付勢力よりも大きくなるように設けられていることを特徴とする請求項3記載の携帯電子機器。
  7. 前記筐体の外側には、前記筐体及び前記外部部品を収容する外側筐体が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
  8. 前記シール部材は、弾性を有する導電性パッキンであることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
  9. 前記外部部品はアンテナ回路であり、前記内部回路は無線回路であることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
  10. 前記外部部品は充電端子であり、前記内部回路は充電回路であることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
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