JP2010034861A - 無線通信システム、基地局、および無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム、基地局、および無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 伝播路推定に費やす処理負荷の増大を招くことなく、簡易な構成による高頻度かつ適切な伝播路値を通じて推定精度を向上させることを目的とする。
【解決手段】 本発明の基地局120は、データブロック154後端におけるシンボルパターンが、ガードインターバル区間に複製され、データブロック後端における所定長のシンボルパターンが、次データブロックの仮想ガードインターバル区間に複製されたデータブロックを移動局110から受信する基地局無線通信部314と、前回のデータブロック後端における所定長のシンボルパターンの変調結果に対する、仮想ガードインターバル区間のシンボルパターンの実測値に基づいて、移動局からの伝播路値を導出する伝播路値導出部376と、導出された伝播路値によりデータシンボルを補正するデータ補正部378と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、既知のシンボルの実測値に基づいて伝播路推定(チャネル推定)を実行する無線通信システム、基地局、および無線通信方法に関する。
近年、PHS(Personal Handy phone System)端末や携帯電話に代表される移動局が普及し、場所や時間を問わず通話や情報入手が可能となった。特に昨今では、入手可能な情報量も増加の一途を辿り、大容量のデータをダウンロードするため高速かつ高品質な無線通信方式が取り入れられるようになってきた。
例えば、高速無線通信を可能とする次世代PHS通信規格として、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses) STD T95やPHS MoU(Memorandum of Understanding)やA−GN4.00−01−TSがあり、このような通信では、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式が採用されている。かかるOFDMは、多重化方式の一つに分類され、単位時間軸上で多数の搬送波を利用し、変調対象となる信号波の位相が隣り合う搬送波間で直交するように搬送波の帯域を一部重ね合わせて周波数帯域を有効利用する方式である。
また、OFDMが個別のユーザ毎に時分割でサブチャネルを割り当てているのに対して、複数のユーザが全サブチャネルを共有し、各ユーザにとって最も伝送効率のよいサブチャネルを割り当てるOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access:直交周波数分割多元接続)も提供されている。
このような様々な通信方式が用いられる無線通信では、その通信環境によってフェージングや干渉といった外乱の影響を受け易い。無線による通信信号はこのような外乱の影響を受けて、振幅変動や位相回転が起き、その波形に歪みが生じる。このような歪んだ通信信号から伝播路を経由する前の通信信号を復元するためには、振幅変動や位相回転といった伝播路値(チャネル値)を正しく推定し(伝播路推定)、その推定結果に基づいて受信された通信信号を補正する必要がある。
伝播路値の推定は、基地局および移動局の両局において既知のパイロットシンボルを設け、そのパイロットシンボルを予め定められたタイミングでデータと共に送受信することで実現できる。詳細には、受信したパイロットシンボルの実測値と、既知のパイロットシンボルを変調した基準値とを比較して、そのパイロットシンボルの伝播路における伝播路値を推定している。そして、同じタイミングで受信されたデータシンボルも同等の伝播路特性による影響を受けているであろうという推定の下、伝播路値でデータシンボルを補正する。こうしてデータシンボルを復元することができる。
ところで、無線通信環境は、周囲に存在する通信機器や障害物の移動等により著しく変動する。従って、上述した伝播路推定によってデータシンボルを適切に補正するには、補正すべきデータシンボルと同タイミングで高頻度に伝播路推定を遂行しなければならない。しかし、伝播路推定のためのパイロットシンボルの頻度を高めるとパイロットシンボルがデータ領域を占有してしまい、スループット向上が困難な無線通信においてさらに伝送量が制限されてしまう。そこで、実測したパイロットシンボル間に補間処理を施し、その間の伝播路値を予測する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、受信されたOFDMシンボルおよびパイロット・トーンを使用してパイロット位置での伝播路値(チャネル値)を推定し、その伝播路値を補間して、パイロット位置とは異なるデータ位置での補間伝播路値を取得し、さらに、OFDMシンボルの復号、リマップを通じてデータ位置での改善されたチャネル値を導出する技術が開示されている。
さらに、特許文献2には、実際に受信された既知のパイロットシンボルの位置での伝播路特性を示す第1の伝播路値を用いて、仮想的な既知のシンボル位置での伝播路特性を示す第2の伝播路値を算出し、第1の伝播路値と第2の伝播路値とを用いたサンプリング補間によって、データシンボル位置での伝播路特性を示す第3の伝播路値を算出する技術が開示されている。
特開2007−037151号公報 特開2007−243404号公報
上述した従来技術を用いることで、それぞれ実測した伝播路値を補間することができる。例えば、特許文献1の技術は、伝播路特性を正確に推定するには非常に有効な方式である。しかし、その伝播路推定のため同一のデータに対して推定、復調、リマップ、再推定といった煩雑な処理を繰り返す必要があり、処理負荷が増し、処理時間およびコストの増大を招くこととなる。
かかる技術に対して特許文献2の技術は、処理負荷こそ低いが、高速フェージング環境下において補間による推定精度が劣化するといった問題があった。
本発明は、このような問題に鑑み、伝播路推定に費やす処理負荷の増大を招くことなく、簡易な構成による高頻度かつ適切な伝播路値を通じて推定精度を向上させることが可能な、無線通信システム、基地局、および無線通信方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、移動局と、移動局との無線通信が可能な基地局とを含む無線通信システムであって、移動局は、フレームを時分割したデータブロック後端におけるガードインターバル長のシンボルパターンを、データブロック前端のガードインターバル区間に複製するガードインターバル複製部と、データブロック後端における所定長のシンボルパターンを、次データブロック後端から前にガードインターバル長隔てた仮想ガードインターバル区間に複製する仮想ガードインターバル複製部と、複製後のデータブロックを基地局に順次送信する移動局無線通信部と、を備え、基地局は、データブロックを受信する基地局無線通信部と、前回のデータブロック後端における所定長のシンボルパターンの変調結果と、仮想ガードインターバル区間のシンボルパターンの実測値との比較に基づいて、移動局からの伝播路値を導出する伝播路値導出部と、導出された伝播路特性による影響を示す伝播路値によりデータシンボルを補正するデータ補正部と、を備えることを特徴とする。ここで、データブロックは、FFT(Fast Fourier Transform)の変換単位である。
無線通信環境の変動に拘わらず通信品質を維持するためには伝播路推定を高い頻度で行うのが望ましい。しかし、上述したように、単純にパイロットシンボルの頻度を高めるとそれに伴ってデータ領域が縮小してしまいスループット向上を阻害する原因となる。本願発明者は、ガードインターバルによるデータシンボルの繰り返し区間を仮想的に延長する仮想ガードインターバルによって、既知のシンボルパターンが以後に送信されるデータブロックに複製されていること、および、伝播路推定に用いるシンボルパターンは既知でありさえすれば任意のパターンでよいことに着目し、前のデータブロックから既知のシンボルパターンを取り出せば、次のデータブロックの仮想ガードインターバルで実測値と比較できることを見出し、本発明を完成させた。本発明では、仮想ガードインターバルを何ら加工することなく伝播路推定に利用する構成により、伝播路推定に費やす処理負荷の増大を招くことなく、高頻度かつ適切な伝播路値を通じて推定精度を向上させることが可能となる。
無線通信は、シングルキャリア方式の通信であってもよい。OFDM等のマルチキャリア方式と比較してシングルキャリア方式では、ガードインターバルの占有時間は等しいものの、そのシンボル数は少なくなり、特にシングルキャリア方式ではFFT区間に含むことができるガードインターバルのデータシンボルが不足する。そこで、シングルキャリア方式では、ガードインターバルとの連続性を保ちつつ繰り返し区間を実質的に延長する仮想ガードインターバルが採用される。従って、シングルキャリア方式に対して本発明の仮想ガードインターバルによる伝播路推定が特に有効に機能する。
本発明の代表的な他の構成は、移動局との無線通信が可能な基地局であって、フレームを時分割したデータブロック後端におけるガードインターバル長のシンボルパターンが、データブロック前端のガードインターバル区間に複製され、データブロック後端における所定長のシンボルパターンが、次データブロック後端から前にガードインターバル長隔てた仮想ガードインターバル区間に複製されたデータブロックを、移動局から受信する基地局無線通信部と、前回のデータブロック後端における所定長のシンボルパターンの変調結果と、仮想ガードインターバル区間のシンボルパターンの実測値との比較に基づいて、移動局からの伝播路特性による影響を示す伝播路値を導出する伝播路値導出部と、導出された伝播路値によりデータシンボルを補正するデータ補正部と、を備えることを特徴とする。
本発明の代表的な無線通信方法の構成は、移動局は、フレームを時分割したデータブロック後端におけるガードインターバル長のシンボルパターンを、データブロック前端のガードインターバル区間に複製し、データブロック後端における所定長のシンボルパターンを、次データブロック後端から前にガードインターバル長隔てた仮想ガードインターバル区間に複製し、複製後のデータブロックを基地局に順次送信し、基地局は、データブロックを受信し、前回のデータブロック後端における所定長のシンボルパターンの変調結果と、仮想ガードインターバル区間のシンボルパターンの実測値との比較に基づいて、移動局からの伝播路特性による影響を示す伝播路値を導出し、導出された伝播路値によりデータシンボルを補正することを特徴とする。
上述した無線通信システムの技術的思想に基づく構成要素やその説明は、当該基地局や無線通信方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明によれば、伝播路推定に費やす処理負荷の増大を招くことなく、既存の仮想ガードインターバルを利用するといった簡易な構成による高頻度かつ適切な伝播路値を通じて推定精度を向上させることが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
以下、本実施形態の理解を容易にするため、まず無線通信システム全体を説明し、その後、移動局や基地局の具体的構成を説明する。
(無線通信システム100)
図1は、無線通信システム100の概略的な接続関係を示した説明図である。当該無線通信システム100は、移動局110(110A、110B)と、基地局120(120A、120B)と、光ファイバー回線、インターネット、専用回線等で構成される通信網130と、中継サーバ140とを含んで構成される。
上記無線通信システム100において、ユーザが自身の移動局110Aから他の移動局110Bへの通信回線の接続を行う場合、移動局110Aは、通信可能範囲内にある基地局120Aに無線接続要求を行う。無線接続要求を受信した基地局120Aは、通信網130を介して中継サーバ140に通信相手との通信接続を要求し、中継サーバ140は、移動局110Bの位置登録情報を参照し他の移動局110Bの無線通信範囲内にある例えば基地局120Bを選択して基地局120Aと基地局120Bとの通信経路を確保し、移動局110Aと移動局110Bの通信を確立する。
このような無線通信システム100においては、移動局110と基地局120との通信速度および通信品質を向上させるため様々な技術が採用されている。本実施形態では、ARIB STD T95やPHS MoUやA−GN4.00−01−TSといった次世代PHS通信技術が採用され、移動局110と基地局120との間ではOFDMA/TDD(Time Division Duplex:時分割双方向伝送方式)方式に基づいた無線通信が実行される。
また、次世代のPHS通信技術では、上述したOFDM(マルチキャリア方式)に加えシングルキャリア方式も定義され、その2つの通信方式を併存させることとしている。従って、同一のタイムスロットに、OFDMとシングルキャリアといったそれぞれ異なる通信方式の移動局110が割り当てられることとなる。かかる2つの通信方式では、それぞれ異なるフレームフォーマットが準備されている。ここでは、シングルキャリア方式のフレームフォーマットを説明する。
図2は、シングルキャリア方式におけるデータ通信用チャネル(EXCH)のバースト構造を示した説明図である。ここでは、図2(a)に示すように、基地局120のフレーム占有時間が8つのタイムスロットに時分割され、その内のRX(受信)およびTX(送信)の組合せが各移動局110に割り当てられる。シングルキャリア方式では、図2(b)に示すように、FFTの変換単位であるシングルキャリアブロックが1タイムスロットに19(B1〜19)含まれ、先頭のトレーニングブロック150と、所定距離をおいたパイロットブロック152と、その他のデータブロック154とから構成される。
そして、各シングルキャリアブロックは、図2(c)に示すように、さらにガードインターバル(以下、単にGIと言う。)と、16のデータシンボルとから構成される。ここでは、データシンボルS13、S14に仮想ガードインターバル(以下、単に仮想GIと言う。)を配しているが、かかる仮想GIの説明は後ほど詳述するので、ここでは説明を省略する。
シングルキャリア方式では、パイロットシンボルに代わって、トレーニングブロック150やパイロットブロック152が伝播路推定に用いられる。従って、少なくともシングルキャリアブロックB1、B9、B17の時点では、実測値による正確な伝播路推定が実行され、その間のデータブロック154では、導出された伝播路値の補間によってデータシンボルを補正する。
しかし、電波環境は推測不能であることから実測値の適切な補間曲線を導き出すことができず、例えば、線形補間によって各データブロック154の伝播路値が推定される。そうすると本来の伝播路値との差分が大きくなり、特に、トレーニングブロック150やパイロットブロック152と離隔したデータブロック154においては、推定精度が劣化し、その差分によってデータシンボルを正しく復元できないといった問題が生じることとなる。
本実施形態では、データ領域を削減するトレーニングブロック150やパイロットブロック152の増加を伴うことなく、伝播路推定の頻度を高め、適切な伝播路値を通じて推定精度を向上させることを目的とする。
(移動局110)
図3は、移動局110のハードウェア構成を示した機能ブロック図であり、図4は、移動局110の外観を例示した斜視図である。移動局110は、移動局制御部210と、移動局メモリ212と、表示部214と、操作部216と、音声入力部218と、音声出力部220と、移動局無線通信部222とを含んで構成される。
ここでは、移動局110としてPHS端末を挙げて説明するが、かかる場合に限られず、携帯電話、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、カーナビゲーション、ポータブルテレビ、ゲーム機器、DVDプレイヤー、リモートコントローラ等無線通信可能な様々な電子機器を移動局110として適用することができる。
移動局制御部210は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により移動局110全体を管理および制御し、移動局メモリ212のプログラムを用いて、通話機能、メール送受信機能、撮像機能、音楽再生機能、TV視聴機能も遂行する。移動局メモリ212は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、移動局制御部210で処理されるプログラムや通信データ等を記憶する。
表示部214は、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)等で構成され、移動局メモリ212に記憶された、または通信網130を介してアプリケーションサーバ(図示せず)から提供されるアプリケーションデータ、他のWebサーバから提供される、Webコンテンツ、アプリケーションのGUI(Graphical User Interface)等を表示することができる。操作部216は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等の可動スイッチで構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。
音声入力部218は、マイク等の音声認識手段で構成され、通話時に入力されたユーザの音声を移動局110内で処理可能な電気信号に変換する。音声出力部220は、スピーカで構成され、移動局110で受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力する。また、着信音や、操作部216の操作音、アラーム音等も出力できる。
移動局無線通信部222は、基地局120との無線通信を行う。このような無線通信としては、上述したARIB STD T95やPHS MoUやA−GN4.00−01−TSの他に、CDMA(Code Division Multiple Access)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access))、LTE(Long Term Evolution)、WLAN(Wireless Local Area Network)等様々な通信方式を適用することができる。また、移動局無線通信部222は、後述するガードインターバル複製部250や仮想ガードインターバル複製部252によってGIや仮想GIを複製した後のデータブロック154を基地局120に順次送信する。
また、移動局制御部210は、ガードインターバル複製部250、仮想ガードインターバル複製部252としても機能する。
ガードインターバル複製部250は、フレームを時分割したデータブロック154後端におけるGI長のシンボルパターンを、同データブロック154前端のGI区間に複製する。
図5は、GIへの複製処理を説明するための説明図である。GIは、データブロック154の先頭、即ち、前段のデータブロック154の後端に続いて配される。GIは、基本的に伝播遅延等を吸収するために存在するが、FFT実行の連続性を確保するため、またフレーム同期等に用いるデータシンボルの繰り返し区間を確保するため、データブロック154の後端におけるGI長のシンボルパターンを、自己のGI区間に複製する。
しかし、シングルキャリア方式では、OFDM方式に比べて帯域が狭いため、OFDMと同一時間のGI区間(3.33usec)であったとしてもそこに含まれる有効シンボル数が少なくなる。例えば、OFDMが8シンボルであるのに対して、一般的な帯域幅900kHzで2シンボル、帯域幅1.8MHzで4シンボル、帯域幅が3.6MHzになってようやく8シンボルとなる。この問題を解決するため、本実施形態では仮想ガードインターバルを設けている。
仮想ガードインターバル複製部252は、データブロック154後端における所定長のシンボルパターンを、次データブロック154後端から前にGI長隔てた仮想GI区間に複製する。ここで、所定長をGI長と等しいシンボル数、例えば2シンボルとすることで処理負荷を軽減できるが、任意のシンボル数で構成することもできる。
図6は、仮想GIへの複製処理を説明するための説明図である。仮想GIは、自己のデータブロック154の前段にある所定長のシンボルパターンを自己に複製し、GIによるデータシンボルの繰り返し区間を実質的に延長する。
図7は、仮想GIによる繰り返し区間の延長を説明するための説明図である。GIの複製のみでシングルキャリアによる無線通信を実行した場合、図7(a)に示すように、「□」で示したGIの複製元のデータシンボルと、図中「×」で示した次のデータブロック154のデータシンボルとの間の波形260は、次のデータブロック154のデータシンボルの位置によって変化するため、GI区間との波形とは一致しなくなり、図中斜線で示した繰り返し区間262しか確保できない。
そこで、前段のデータブロック154からデータシンボルを複製し、仮想GIとすることで、図7(b)に示すように、波形が一致する区間、即ち図中斜線で示した繰り返し区間262を長くすることができる。
ところで、当該無線通信システム100においては、上述したように、伝播路推定によるデータシンボルの補正が実行されている。かかる伝播路推定には、通常、上述したトレーニングブロック150やパイロットブロック152が用いられる。無線通信環境の変動に拘わらず通信品質を維持するためには伝播路推定を高い頻度で行うのが望ましが、単純にトレーニングブロック150やパイロットブロック152の頻度を高めることはできない。
このような伝播路推定は、既知のシンボルパターンでありさえすればよい。本願発明者は、上述した仮想GIによって、既知のシンボルパターンが以後に送信されるデータブロック154に複製されていること、および、伝播路推定に用いるシンボルパターンは既知でありさえすれば任意のパターンでよいことに着目し、前のデータブロック154から既知のシンボルパターンを取り出せば、次のデータブロック154の仮想GIで実測値と比較できることを見出した。
(基地局120)
図8は、基地局120の概略的な構成を示したブロック図である。基地局120は、基地局制御部310と、基地局メモリ312と、基地局無線通信部314と、基地局有線通信部316とを含んで構成される。
基地局制御部310は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により基地局120全体を管理および制御する。また、基地局制御部310は、基地局メモリ312のプログラムを用いて、移動局110の通信網130や他の移動局への通信接続を制御する。基地局メモリ312は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、基地局制御部310で処理されるプログラム等を記憶する。
基地局無線通信部314は、移動局110との通信を確立し、移動局110とのシングルキャリア方式によるデータブロック154を含むデータの送受信を行う。また、移動局110との通信品質に応じて適応的に変調方式を変更する適応変調も実行することができる。基地局有線通信部316は、通信網130を介して中継サーバ140を含む様々なサーバと接続することができる。
また、基地局無線通信部314は、ガードインターバル除去部350、FFT部352、IFFT部354、伝播路推定部356としても機能する。
ガードインターバル除去部350は、データブロック単位のGIを除去する。
FFT部352は、ガードインターバル除去部350でGIが除去された受信信号に対して、その通信方式に拘わらずFFT処理を施す。本来FFT処理は、OFDMにのみ必要な処理ではあるが、FFTを施す前段階では、シングルキャリアの信号のみを分離できない。ここでは、一旦FFTを施した後、OFDMとシングルキャリアとが識別される。
IFFT部354は、FFT部352によってFFTが施された受信信号のうち、シングルキャリアのみを抽出し、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)を施す。FFT後であれば、シングルチャネルとして割り当てられたサブチャネルを把握できる。こうしてOFDMから分離されたシングルキャリアの受信信号は、IFFT部354によって、FFTを施す前の状態に復元される。
伝播路推定部356は、トレーニングブロック150やパイロットブロック152に加えて、本実施形態に特徴的な仮想GIによる伝播路推定を遂行する。
図9は、伝播路推定部356の詳細な動作を説明するための機能ブロック図である。伝播路推定部356は、復調部370と、データシンボル抽出部372と、再変調(リマップ)部374と、伝播路値導出部376と、データ補正部378とを含んで構成される。
復調部370は、後述するデータ補正部378により補正されたデータシンボルを復調する。
データシンボル抽出部372は、復調部370が復調したデータがデータブロック154であった場合、GIや仮想GIの複製元であるデータシンボルに対応したデータを抽出する。かかる抽出したデータは、次のデータブロック154の伝播路推定における既知のシンボルになる。
再変調部374は、データシンボル抽出部372が抽出したデータを伝播路推定に利用できるよう再度変調する。
伝播路値導出部376は、新たなデータブロック154を受信すると、前回のデータブロック154に基づいて再変調部374が変調したデータブロック154後端における所定長のシンボルパターンと、新たなデータブロック154の仮想GI区間のシンボルパターンの実測値とを比較して移動局110からの伝播路値を導出する。かかる再変調部374による変調結果と新たなデータブロック154の仮想GIは、同一のデータシンボルであり、本来の信号と伝播路を経由した信号とを比較することで、伝播路における振幅変動や位相回転、即ち伝播路値を正確に推定することができる。
また、伝播路値導出部376は、復調部370により復調された前回のシンボルを既知のシンボルとして今回の仮想GIの実測値を判定するので、同一のシングルキャリアブロックに対して推定、復調、リマップ、再推定といった煩雑な処理を繰り返すことを要さず、処理負荷を最小限に留めることができる。
また、伝播路値導出部376は、トレーニングブロック150やパイロットブロック152を受信した場合、予め定められた既知シンボルを用いて、通常の伝播路推定を遂行する。
データ補正部378は、伝播路値導出部376が導出した伝播路値に基づいて、IFFT後のデータシンボルを補正する。
図10は、本実施形態の伝播路推定による効果を説明するための説明図である。ここでは、伝播路値が図中の曲線390のように変化している場合を想定する。本実施形態による仮想GIを用いず、トレーニングブロック150およびパイロットブロック152のみを用いて伝播路推定を実行した場合、その2つのシングルキャリアブロックの時点では、正しく伝播路値を推定できるが、そのブロック間は、補間による予想値が適用される。ここで、図10(a)のように線形補間392が為されると、トレーニングブロック150およびパイロットブロック152と離隔した時点394では、図中白抜き矢印で示したように、実際の伝播路値と大きな差が生じる。
これに対して、本実施形態では、トレーニングブロック150およびパイロットブロック152のみならず、データブロック154毎に実測値に基づいた伝播路推定が為されるので、図10(b)に示すように、たとえデータブロック154間を線形補間396したとしてもその伝播路値は、本来の値を示す曲線390とほぼ等しくなる。本実施形態では、このような仮想GIを用いて、高頻度かつ適切な伝播路値を通じて推定精度を向上させることが可能となる。
(無線通信方法)
次に、上述した基地局120において伝播路推定を実行する無線通信方法を説明する。
図11は、無線通信方法の全体的な流れを示したシーケンス図である。基地局120は、受信したデータをタイムスロット毎にFFTを施し(S400)、その内のシングルキャリア方式のサブチャネルを抽出し(S402)、IFFTを施す(S404)。
続いて、基地局120は、IFFTを施したデータがシングルキャリアブロックであるかどうか判定し(S406)、シングルキャリアブロックであれば(S406のYES)、さらにそのシングルキャリアブロックがトレーニングブロック150またはパイロットブロック152であるか否かを判定する(S408)。トレーニングブロック150またはパイロットブロック152であった場合(S408のYES)、既知のシンボルを用いた通常の伝播路推定を遂行する(S410)。トレーニングブロック150またはパイロットブロック152ではないと判定された場合(S408のNO)、即ちデータブロック154であると判定された場合、前回のデータブロック154から取得した伝播路推定用のデータシンボルと、当該データブロック154の仮想GIのデータシンボルとを比較して伝播路値を推定する(S412)。
そして、他のデータシンボルは、このようにして推定された伝播路値を用いてデータ補正され(S414)、復調後(S416)、基地局制御部310に転送される。また、このとき、復調されたデータから仮想GIの複製元のシンボルが抽出され(S418)、次回のデータブロック154のために再変調される(S420)。
かかる無線通信方法においても、伝播路推定に費やす処理負荷の増大を招くことなく、簡易な構成による高頻度かつ適切な伝播路値を通じて推定精度を向上させることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上述した実施形態においては、移動局110からのシングルキャリア信号から伝播路推定を実行する構成を説明したが、かかる場合に限られず、基地局120からのシングルキャリア信号を用いて移動局110が伝播路推定を実行することもできる。また、移動局110から基地局120への伝播路と基地局120から移動局110への伝播路はほぼ等しいと見なせることから、基地局120が導出した伝播路値を移動局110に伝達して、移動局110は、かかる伝播路値に基づいてデータを補正することもできる。
なお、本明細書の無線通信方法における各工程は、必ずしもシーケンス図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
本発明は、既知のシンボルの実測値に基づいて伝播路推定(チャネル推定)を実行する無線通信システム、基地局、および無線通信方法に利用することができる。
無線通信システムの概略的な接続関係を示した説明図である。 シングルキャリア方式におけるデータ通信用チャネルのバースト構造を示した説明図である。 移動局のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 移動局の外観を例示した斜視図である。 GIへの複製処理を説明するための説明図である。 仮想GIへの複製処理を説明するための説明図である。 仮想GIによる繰り返し区間の延長を説明するための説明図である。 基地局の概略的な構成を示したブロック図である。 伝播路推定部の詳細な動作を説明するための機能ブロック図である。 本実施形態の伝播路推定による効果を説明するための説明図である。 無線通信方法の全体的な流れを示したシーケンス図である。
符号の説明
110 …移動局
120 …基地局
150 …トレーニングブロック
152 …パイロットブロック
154 …データブロック
222 …移動局無線通信部
250 …ガードインターバル複製部
252 …仮想ガードインターバル複製部
314 …基地局無線通信部
376 …伝播路値導出部
378 …データ補正部

Claims (4)

  1. 移動局と、該移動局との無線通信が可能な基地局とを含む無線通信システムであって、
    前記移動局は、
    フレームを時分割したデータブロック後端におけるガードインターバル長のシンボルパターンを、該データブロック前端のガードインターバル区間に複製するガードインターバル複製部と、
    前記データブロック後端における所定長のシンボルパターンを、次データブロック後端から前にガードインターバル長隔てた仮想ガードインターバル区間に複製する仮想ガードインターバル複製部と、
    前記複製後のデータブロックを前記基地局に順次送信する移動局無線通信部と、
    を備え、
    前記基地局は、
    前記データブロックを受信する基地局無線通信部と、
    前回のデータブロック後端における所定長のシンボルパターンの変調結果と、前記仮想ガードインターバル区間のシンボルパターンの実測値との比較に基づいて、前記移動局からの伝播路特性による影響を示す伝播路値を導出する伝播路値導出部と、
    前記導出された伝播路値によりデータシンボルを補正するデータ補正部と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記無線通信は、シングルキャリア方式の通信であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 移動局との無線通信が可能な基地局であって、
    フレームを時分割したデータブロック後端におけるガードインターバル長のシンボルパターンが、該データブロック前端のガードインターバル区間に複製され、該データブロック後端における所定長のシンボルパターンが、次データブロック後端から前にガードインターバル長隔てた仮想ガードインターバル区間に複製されたデータブロックを、前記移動局から受信する基地局無線通信部と、
    前回のデータブロック後端における所定長のシンボルパターンの変調結果と、前記仮想ガードインターバル区間のシンボルパターンの実測値との比較に基づいて、前記移動局からの伝播路特性による影響を示す伝播路値を導出する伝播路値導出部と、
    前記導出された伝播路値によりデータシンボルを補正するデータ補正部と、
    を備えることを特徴とする基地局。
  4. 移動局は、
    フレームを時分割したデータブロック後端におけるガードインターバル長のシンボルパターンを、該データブロック前端のガードインターバル区間に複製し、
    前記データブロック後端における所定長のシンボルパターンを、次データブロック後端から前にガードインターバル長隔てた仮想ガードインターバル区間に複製し、
    前記複製後のデータブロックを基地局に順次送信し、
    前記基地局は、
    前記データブロックを受信し、
    前回のデータブロック後端における所定長のシンボルパターンの変調結果と、前記仮想ガードインターバル区間のシンボルパターンの実測値との比較に基づいて、前記移動局からの伝播路特性による影響を示す伝播路値を導出し、
    前記導出された伝播路値によりデータシンボルを補正することを特徴とする無線通信方法。
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