JP2010034622A - 出力バッファ回路及び半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インピーダンスコードを更新して出力インピーダンスの調整を行う際、インピーダンスコードの更新に影響されない安定した出力を得ることが可能な出力バッファ回路及び半導体装置を提供すること。
【解決手段】pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETを備える複数のドライバ回路が並列に接続されたバッファ部を備え、ドライバ回路の動作数により出力インピーダンスを調整するためのインピーダンスコードが供給される出力バッファ回路において、ドライバ回路のドライブ状態を示す状態情報信号に応じて、システムクロックに同期して、pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETに対してインピーダンスコードを更新するコード更新制御回路を備える構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、信号を伝送線路へ出力する出力バッファ回路及び半導体装置に関する。特に、出力バッファ回路の出力インピーダンスと伝送線路の特性インピーダンスとのインピーダンス整合を行う出力バッファ回路に関する。
半導体装置の動作は、プロセスばらつきや素子の配置の差に起因するチップ内ばらつき、電圧や温度等の条件により変動する。そのため、半導体装置では、使用状況に応じて、キャリブレーションが行われる。
例えば、DDR(Double Data Rate)メモリシステムのような、高周波信号による高速伝送を行うシステムでは、信号を送出する出力バッファ回路の出力インピーダンスと伝送線路の特性インピーダンスとの整合が高精度に実現されている必要がある。そこで、従来、半導体装置内に出力バッファ回路の出力インピーダンスを調整するためのインピーダンス調整回路を備え、出力バッファ回路の出力インピーダンスを使用状況に応じて最適な値に適宜調整する技術が用いられている。例えば、特許文献1である。
特開2004−32600号公報
特許文献1では、出力バッファ回路が備えるドライバ回路のpチャネルMOSFETに対応するインピーダンスコードRup[1:n]と、nチャネルMOSFETに対応するインピーダンスコードRdn[1:n]とにより、ドライバ回路の動作数(駆動トランジスタ数)を制御することで、出力インピーダンスを調整する。この場合、伝送線路へ送出されるデータ信号、及びインピーダンスコードが、出力バッファ回路に対して非同期に供給されることによる波形歪みの発生が問題となる。このような問題を回避するため、特許文献1では、伝送線路へ送出されるデータ信号に同期してインピーダンスコードを更新している。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、インピーダンスコードの更新を伝送線路へ送出されるデータ信号に同期させているため、インピーダンスコードの更新期間がデータ信号の変動期間に等しくなる。したがって、データ信号のエッジ付近において、データ信号の変動とインピーダンスコードの更新とが重なってしまう可能性がある。
図14に一例を示す。図14において、Data_IN、Data_OUTは、伝送線路へ送出されるデータ信号について、出力バッファ回路への入力、出力バッファ回路からの出力をそれぞれ示す。P_code、N_codeは、上記のインピーダンスコードRup[1:n]、Rdn[1:n]にそれぞれ対応する。図14に矢印で示されるように、例えば、N_codeの更新がData_OUTの立ち下がりに重なったり、P_codeの更新がData_OUTの立ち上がりに重なったりして、データ信号が歪む原因となる。データ信号を遅延させたとしても、ドライバ回路のトランジスタのドライブ期間にインピーダンスコードの更新が起こってしまう。その結果、データ信号が不安定になり、正しく伝送できないおそれがあり問題である。
本発明は上記の課題に鑑み提案されたものである。本発明は、インピーダンスコードを更新して出力インピーダンスの調整を行う際、インピーダンスコードの更新に影響されない安定した出力を得ることが可能な出力バッファ回路及び半導体装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる出力バッファ回路は、pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETを備える複数のドライバ回路が並列に接続されたバッファ部を備え、ドライバ回路の動作数により出力インピーダンスを調整するためのインピーダンスコードが供給される出力バッファ回路である。ドライバ回路のドライブ状態を示す状態情報信号に応じて、システムクロックに同期して、pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETに対してインピーダンスコードを更新するコード更新制御回路を備える。
また、本発明にかかる半導体装置は、pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETを備える複数のドライバ回路が並列に接続されたバッファ部を備え、ドライバ回路の動作数により出力インピーダンスを調整するためのインピーダンスコードが供給される出力バッファ回路と、出力バッファ回路にインピーダンスコードを供給するインピーダンス調整回路とを備える半導体装置である。出力バッファ回路は、ドライバ回路のドライブ状態を示す状態情報信号に応じて、システムクロックに同期して、pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETに対してインピーダンスコードを更新するコード更新制御回路を備える。
これにより、本発明にかかる出力バッファ回路及び半導体装置では、ドライバ回路のドライブ状態を示す状態情報信号と、システムクロックとを用いて、ドライバ回路のpチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETに対して、それぞれ独立にインピーダンスコードを更新することができる。したがって、ドライバ回路のトランジスタのドライブ期間にインピーダンスコードが変化しないようにすることができる。また、インピーダンスコードの更新をシステムクロックに同期させているため、データ信号が変動するエッジ付近においても、データ信号の変動とインピーダンスコードの更新とが重ならないようにすることができる。
本発明にかかる出力バッファ回路及び半導体装置によれば、インピーダンスコードを更新して出力インピーダンスの調整を行う際、インピーダンスコードの更新に影響されない安定した出力を得ることができる。
図1は本発明にかかる出力バッファ回路及び半導体装置を搭載するシステムの一例を示す。半導体装置10は、例えば、SOC(System On a Chip)デバイスであり、メモリ制御回路11、メモリインターフェース回路12、インピーダンス調整回路13、出力バッファ回路14を備える。メモリ制御回路11は、メモリインターフェース回路12、インピーダンス調整回路13の制御などを行う。インピーダンス調整回路13はメモリインターフェース回路12の一部を構成し、出力バッファ回路14が備えるドライバ回路の動作数を制御するインピーダンスコードを出力バッファ回路14に出力することで、出力バッファ回路14の出力インピーダンスを調整する。出力バッファ回路14では、データ信号S_INが入力され、調整された出力インピーダンスにより、データ信号S_OUTが出力される。半導体装置10は、伝送線路15を介して、記憶装置16と接続され、例えば、DDRメモリシステムのような高速伝送を行うシステムを構成する。
以下、図面を参照して、本発明にかかる出力バッファ回路14について詳細に説明する。
図2は本発明の出力バッファ回路14について、第1実施形態を示すブロック図である。
第1のフリップフロップ21は、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0のHレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードN_codeをラッチし、インピーダンスコードN_code_updを出力する。
第2のフリップフロップ22は、イネーブル端子ENの前段にインバータ32が接続される。したがって、第2のフリップフロップ22は、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0のLレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードP_codeをラッチし、インピーダンスコードP_code_updを出力する。
第3のフリップフロップ23は、入力されるデータ信号S_INをシステムクロックCLKに同期してラッチし、出力信号S_0を出力する。フリップフロップ31は、システムクロックCLKに同期して第3のフリップフロップ23の出力信号S_0をラッチし、信号S_1を出力する。
また、バッファ部33は、図示は省略されているが、pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETを備える複数(少なくとも出力インピーダンスの調整に十分な数)のドライバ回路が並列に接続されたバッファ部を示す。バッファ部33は、フリップフロップ31から出力される信号S_1が入力され、データ信号S_OUTを出力する。第1実施形態では、インピーダンスコードN_code_updは各ドライバ回路のnチャネルMOSFETに対応し、インピーダンスコードP_code_updは各ドライバ回路のpチャネルMOSFETに対応し、各インピーダンスコードはドライバ回路と同数のビットから成るデジタル値である。第1のフリップフロップ21、第2のフリップフロップ22も、ドライバ回路と同数備えられる。各インピーダンスコードの値が切り替えられることで、ドライバ回路のpチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETが駆動または停止されて、出力インピーダンスが調整される。
このように構成された第1実施形態の作用を、図3を参照して説明する。図3は第1実施形態における出力インピーダンスのキャリブレーションの一例を示す波形図である。
上記の通り、第1のフリップフロップ21は、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0のHレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードN_codeをラッチし、インピーダンスコードN_code_updを出力する。したがって、図3に示されるように、システムクロックCLKの立ち上がりで、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0がHレベルであれば、インピーダンスコードN_code_updが更新される。
また、第2のフリップフロップ22は、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0のLレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードP_codeをラッチし、インピーダンスコードP_code_updを出力する。したがって、図3に示されるように、システムクロックCLKの立ち上がりで、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0がLレベルであれば、インピーダンスコードP_code_updが更新される。
また、フリップフロップ31があるので、信号S_1及び伝送線路15へ出力されるデータ信号S_OUTは、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0から1クロック遅れる。
これにより、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0を、ドライバ回路のドライブ状態を示す状態情報信号として用いることができる。したがって、データ信号S_OUTがHレベルのとき、すなわち、バッファ部33が備えるドライバ回路のnチャネルMOSFETがドライブ状態にないときに、インピーダンスコードN_code_updが更新される。また、データ信号S_OUTがLレベルのとき、すなわち、バッファ部33が備えるドライバ回路のpチャネルMOSFETがドライブ状態にないときに、インピーダンスコードP_code_updが更新される。
このように、ドライバ回路のpチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETに対して、それぞれ独立にインピーダンスコードを更新することができ、ドライバ回路のトランジスタのドライブ期間にインピーダンスコードP_code_upd、N_code_updが変化しないようにすることができる。また、出力バッファ回路14に対して非同期に供給されるデータ信号S_IN、及びインピーダンスコードN_code、P_codeが、第1〜第3のフリップフロップ21、22、23によって、システムクロックCLKに同期する。そのため、伝送線路15へ出力されるデータ信号S_OUTが変動するエッジ付近においても、データ信号S_OUTの変動とインピーダンスコードP_code_upd、N_code_updの更新とが重ならないようにすることができる。したがって、データ信号S_OUTの安定した出力が得られるとともに、インピーダンスコードを更新して出力インピーダンスの調整を行うことができる。
続いて、図2の第1実施形態を差動信号に適用した第2実施形態について説明する。
図4は本発明の出力バッファ回路14について、第2実施形態を示すブロック図である。
第4のフリップフロップ24は、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0のHレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードN_codeをラッチし、インピーダンスコードN_code_updを出力する。
第5のフリップフロップ25は、イネーブル端子ENの前段にインバータ32が接続される。したがって、第5のフリップフロップ25は、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0のLレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードP_codeをラッチし、インピーダンスコードP_code_updを出力する。
第6のフリップフロップ26は、イネーブル端子ENの前段にインバータ32が接続される。したがって、第6のフリップフロップ26は、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0のLレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードN_codeをラッチし、インピーダンスコードN_code_d_updを出力する。
第7のフリップフロップ27は、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0のHレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードP_codeをラッチし、インピーダンスコードP_code_d_updを出力する。
第8のフリップフロップ28は、入力されるデータ信号S_INをシステムクロックCLKに同期してラッチし、出力信号S_0を出力する。フリップフロップ31は、システムクロックCLKに同期して第8のフリップフロップ28の出力信号S_0をラッチし、信号S_1を出力する。
また、バッファ部34は、図示は省略されているが、pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETを備える複数(少なくとも出力インピーダンスの調整に十分な数)のドライバ回路が並列に接続されたバッファ部を示す。バッファ部34は、フリップフロップ31から出力される信号S_1が入力され、ポジティブ信号S_OUTとネガティブ信号S_OUT_dとから成る差動信号を出力する。第2実施形態では、インピーダンスコードN_code_updはポジティブ信号S_OUTを出力する側の各ドライバ回路のnチャネルMOSFETに対応し、インピーダンスコードP_code_updはポジティブ信号S_OUTを出力する側の各ドライバ回路のpチャネルMOSFETに対応し、インピーダンスコードN_code_d_updはネガティブ信号S_OUT_dを出力する側の各ドライバ回路のnチャネルMOSFETに対応し、インピーダンスコードP_code_d_updはネガティブ信号S_OUT_dを出力する側の各ドライバ回路のpチャネルMOSFETに対応し、各インピーダンスコードはポジティブ信号S_OUTを出力する側及びネガティブ信号S_OUT_dを出力する側それぞれのドライバ回路と同数のビットから成るデジタル値である。第4のフリップフロップ24、第5のフリップフロップ25、第6のフリップフロップ26、第7のフリップフロップ27も、ポジティブ側及びネガティブ側それぞれのドライバ回路と同数備えられる。各インピーダンスコードの値が切り替えられることで、ドライバ回路のpチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETが駆動または停止されて、出力インピーダンスが調整される。
このように構成された第2実施形態の作用を、図5を参照して説明する。図5は第2実施形態における出力インピーダンスのキャリブレーションの一例を示す波形図である。
上記の通り、第4のフリップフロップ24は、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0のHレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードN_codeをラッチし、インピーダンスコードN_code_updを出力する。したがって、図5に示されるように、システムクロックCLKの立ち上がりで、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0がHレベルであれば、インピーダンスコードN_code_updが更新される。
また、第5のフリップフロップ25は、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0のLレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードP_codeをラッチし、インピーダンスコードP_code_updを出力する。したがって、図5に示されるように、システムクロックCLKの立ち上がりで、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0がLレベルであれば、インピーダンスコードP_code_updが更新される。
また、第6のフリップフロップ26は、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0のLレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードN_codeをラッチし、インピーダンスコードN_code_d_updを出力する。したがって、図5に示されるように、システムクロックCLKの立ち上がりで、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0がLレベルであれば、インピーダンスコードN_code_d_updが更新される。
また、第7のフリップフロップ27は、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0のHレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードP_codeをラッチし、インピーダンスコードP_code_d_updを出力する。したがって、図5に示されるように、システムクロックCLKの立ち上がりで、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0がHレベルであれば、インピーダンスコードP_code_d_updが更新される。
また、フリップフロップ31があるので、信号S_1及び伝送線路15へ出力されるポジティブ信号S_OUTは、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0から1クロック遅れる。さらに、バッファ部34の出力は差動信号であるため、ポジティブ信号S_OUTと逆位相のネガティブ信号S_OUT_dが出力される。
これにより、第2実施形態においても第1実施形態と同様に、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0を、ドライバ回路のドライブ状態を示す状態情報信号として用いることができる。したがって、ポジティブ信号S_OUTがHレベルのとき、すなわち、ポジティブ信号S_OUTを出力する側のドライバ回路のnチャネルMOSFETがドライブ状態にないときに、インピーダンスコードN_code_updが更新される。また、ポジティブ信号S_OUTがLレベルのとき、すなわち、ポジティブ信号S_OUTを出力する側のドライバ回路のpチャネルMOSFETがドライブ状態にないときに、インピーダンスコードP_code_updが更新される。また、ネガティブ信号S_OUT_dがLレベルのとき、すなわち、ネガティブ信号S_OUT_dを出力する側のドライバ回路のpチャネルMOSFETがドライブ状態にないときに、インピーダンスコードP_code_d_updが更新される。また、ネガティブ信号S_OUT_dがHレベルのとき、すなわち、ネガティブ信号S_OUT_dを出力する側のドライバ回路のnチャネルMOSFETがドライブ状態にないときに、インピーダンスコードN_code_d_updが更新される。
このように、ポジティブ側及びネガティブ側それぞれのドライバ回路のpチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETに対して、それぞれ独立にインピーダンスコードを更新することができ、ドライバ回路のトランジスタのドライブ期間にインピーダンスコードP_code_upd、N_code_upd、P_code_d_upd、N_code_d_updが変化しないようにすることができる。また、出力バッファ回路14に対して非同期に供給されるデータ信号S_IN、及びインピーダンスコードN_code、P_codeが、第4〜第8のフリップフロップ24、25、26、27、28によって、システムクロックCLKに同期する。そのため、伝送線路15へ出力されるデータ信号であるポジティブ信号S_OUT、ネガティブ信号S_OUT_dが変動するエッジ付近においても、ポジティブ信号S_OUT、ネガティブ信号S_OUT_dの変動と、インピーダンスコードP_code_upd、N_code_upd、P_code_d_upd、N_code_d_updの更新とが、重ならないようにすることができる。したがって、第1実施形態を差動信号に適用した第2実施形態においても、ポジティブ信号S_OUT、ネガティブ信号S_OUT_dの安定した出力が得られるとともに、インピーダンスコードを更新して出力インピーダンスの調整を行うことができる。
続いて、図2の第1実施形態において、フリップフロップ31が、反転されたシステムクロックCLKに同期して第3のフリップフロップ23の出力信号S_0をラッチし、信号S_1を出力するようにした第3実施形態について説明する。
図6は本発明の出力バッファ回路14について、第3実施形態を示すブロック図である。
第3実施形態では、フリップフロップ31は、クロック端子CKの前段にインバータ32が接続される。したがって、フリップフロップ31は、反転されたシステムクロックCLKに同期して第3のフリップフロップ23の出力信号S_0をラッチし、信号S_1を出力する。その他の構成については、第1実施形態と同様なため、説明を省略する。
このように構成された第3実施形態の作用を、第1実施形態と異なる点を中心に、図7を参照して説明する。図7は第3実施形態における出力インピーダンスのキャリブレーションの一例を示す波形図である。
上記の通り、フリップフロップ31は、反転されたシステムクロックCLKに同期して第3のフリップフロップ23の出力信号S_0をラッチし、信号S_1を出力する。そのため、信号S_1及び伝送線路15へ出力されるデータ信号S_OUTは、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0から1/2クロック遅れる。
これにより、第3実施形態では、データ信号S_INが出力バッファ回路14へ入力されてから、データ信号S_OUTとして伝送線路15へ出力されるまでの信号遅延時間が、第1実施形態に比べて少なくされる。
第3実施形態では、第1実施形態と同様にデータ信号S_OUTの安定した出力が得られるとともに、インピーダンスコードを更新して出力インピーダンスの調整を行うことができる。さらに、フリップフロップ31が、反転されたシステムクロックCLKに同期してラッチ動作を行うため、伝送線路15へ出力されるデータ信号S_OUTの遅延が少なく、レイテンシの値が小さくなり、高速伝送に資する。
続いて、図2の第1実施形態において、バッファ部33の信号入力に遅延が存在する場合に対応した第4実施形態について説明する。
図8は本発明の出力バッファ回路14について、第4実施形態を示すブロック図である。
上記の第1実施形態では、バッファ部33の信号入力の遅延は考慮されていない。波形図において、フリップフロップ31から出力される信号S_1と、伝送線路15へ出力されるデータ信号S_OUTとの間には、遅延はないものとして説明された。しかし、図8に示されるように、バッファ部33の入力信号線に遅延バッファ35が存在する場合がある。その場合、第1実施形態の構成では、バッファ部33が備えるドライバ回路のトランジスタのドライブ期間にインピーダンスコードP_code_upd、N_code_updが変化しないようにすることができないことがある。そこで、第4実施形態では、第2のフリップフロップ22ではなく、第1のフリップフロップ21のイネーブル端子ENの前段に、インバータ32が接続される。その他の構成については、第1実施形態と同様なため、説明を省略する。
このように構成された第4実施形態の作用を、第1実施形態と異なる点を中心に、図9を参照して説明する。図9は第4実施形態における出力インピーダンスのキャリブレーションの一例を示す波形図である。
上記の通り、第4実施形態では、第2のフリップフロップ22ではなく、第1のフリップフロップ21のイネーブル端子ENの前段に、インバータ32が接続される。そのため、第1のフリップフロップ21は、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0のLレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードN_codeをラッチし、インピーダンスコードN_code_updを出力する。したがって、図9に示されるように、システムクロックCLKの立ち上がりで、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0がLレベルであれば、インピーダンスコードN_code_updが更新される。
また、第2のフリップフロップ22は、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0のHレベルに応じてイネーブルされ、システムクロックCLKに同期してインピーダンスコードP_codeをラッチし、インピーダンスコードP_code_updを出力する。したがって、図9に示されるように、システムクロックCLKの立ち上がりで、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0がHレベルであれば、インピーダンスコードP_code_updが更新される。
これにより、バッファ部33の入力信号線に存在する遅延バッファ35のために、伝送線路15へ出力されるデータ信号S_OUTが、図9に示されるようにフリップフロップ31から出力される信号S_1から遅れても、バッファ部33が備えるドライバ回路のトランジスタのドライブ期間にインピーダンスコードP_code_upd、N_code_updが変化しないようにすることができる。
このように、第4実施形態では、第1実施形態とは逆に、インピーダンスコードN_code_updを出力する第1のフリップフロップ21側にインバータ32を挿入し、イネーブルの論理を逆にすることで、バッファ部33の信号入力に遅延が存在する場合にも対応することができる。
続いて、第5実施形態について説明する。
図10は本発明の出力バッファ回路14について、第5実施形態を示すブロック図である。
上記の第4実施形態は、図9に示されるように、入力されるデータ信号S_INがクロックのように短い周期で変化する場合は有効である。しかし、入力されるデータ信号S_INが複数クロックの間、同じレベルで継続する場合には、第4実施形態はバッファ部33の信号入力の遅延に対応することができない。そこで、第5実施形態では、図10に示されるように、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0がフリップフロップ31を介さないでバッファ部33へ入力されることで、バッファ部33の入力信号線に存在する遅延バッファ35に対応する。その他の構成については、第1実施形態と同様なため、説明を省略する。
このように構成された第5実施形態の作用を、第1実施形態と異なる点を中心に、図11を参照して説明する。図11は第5実施形態における出力インピーダンスのキャリブレーションの一例を示す波形図である。
上記の通り、第5実施形態では、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0がフリップフロップ31を介さないでバッファ部33へ入力される。そのため、伝送線路15へ出力されるデータ信号S_OUTが、第1実施形態のように、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0から1クロック遅れることはない。したがって、データ信号S_OUTは遅延バッファ35の分だけ第3のフリップフロップ23の出力信号S_0から遅れることになる。
これにより、図11に示されるように、入力されるデータ信号S_INが複数クロックの間、同じレベルで継続する場合でも、バッファ部33の信号入力の遅延に対応することができる。バッファ部33が備えるドライバ回路のトランジスタのドライブ期間にインピーダンスコードP_code_upd、N_code_updが変化しないようにすることができる。
このように、第5実施形態では、第3のフリップフロップ23の出力信号S_0を、フリップフロップ31を介さないでバッファ部33へ入力することで、複数クロックの間、同じレベルで継続するデータ信号S_INに対しても、バッファ部33の信号入力に存在する遅延に対応することができる。
続いて、図10の第5実施形態を差動信号に適用した第6実施形態について説明する。
図12は本発明の出力バッファ回路14について、第6実施形態を示すブロック図である。
第2実施形態では、第1実施形態を差動信号に適用した例を説明した。第6実施形態では、第5実施形態を差動信号に適用した例を説明する。第6実施形態は、図12に示されるように、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0がフリップフロップ31を介さないでバッファ部34へ入力されることで、バッファ部34の入力信号線に存在する遅延バッファ35に対応する構成である。その他は、第2実施形態と同様なため、説明を省略する。
このように構成された第6実施形態の作用を、第2実施形態と異なる点を中心に、図13を参照して説明する。図13は第6実施形態における出力インピーダンスのキャリブレーションの一例を示す波形図である。
上記の通り、第6実施形態では、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0がフリップフロップ31を介さないでバッファ部34へ入力される。そのため、伝送線路15へ出力されるポジティブ信号S_OUTが、第2実施形態のように、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0から1クロック遅れることはない。したがって、ポジティブ信号S_OUTは遅延バッファ35の分だけ第8のフリップフロップ28の出力信号S_0から遅れることになり、また、ポジティブ信号S_OUTと逆位相のネガティブ信号S_OUT_dが出力されることになる。
これにより、図13に示されるように、入力されるデータ信号S_INが複数クロックの間、同じレベルで継続する場合でも、バッファ部34の信号入力の遅延に対応することができる。ポジティブ信号S_OUTを出力する側及びネガティブ信号S_OUT_dを出力する側のドライバ回路のトランジスタのドライブ期間にインピーダンスコードP_code_upd、N_code_upd、P_code_d_upd、N_code_d_updが変化しないようにすることができる。
このように、第5実施形態を差動信号に適用した第6実施形態においても、第8のフリップフロップ28の出力信号S_0を、フリップフロップ31を介さないでバッファ部34へ入力することで、複数クロックの間、同じレベルで継続するデータ信号S_INに対しても、バッファ部34の信号入力に存在する遅延に対応することができる。
ここで、特許請求の範囲との対応は以下の通りである。
第3のフリップフロップ23及び第8のフリップフロップ28の出力信号S_0は、状態情報信号の一例である。
第1、第2のフリップフロップ21、22、並びに第4〜第7のフリップフロップ24〜27は、コード更新制御回路の一例である。
以上、詳細に説明したように、本発明の各実施形態によれば、出力バッファ回路14に対して非同期に供給されるデータ信号S_IN、及びインピーダンスコードN_code、P_codeが、第1〜第3のフリップフロップ21〜23、並びに第4〜第8のフリップフロップ24〜28によって、システムクロックCLKに同期する。インピーダンスコードの更新がデータ信号に同期する特許文献1においては、インピーダンスコードの更新期間がデータ信号の変動期間に等しくなるため、データ信号のエッジ付近において、データ信号の変動とインピーダンスコードの更新とが重なってしまう可能性があった。しかし、本発明では上記の通りシステムクロックCLKに同期してインピーダンスコードの更新を行うため、データ信号の変動期間とインピーダンスコードの更新期間とが異なる。したがって、データ信号が変動するエッジ付近においても、データ信号の変動とインピーダンスコードの更新とが重ならないようにすることができる。その結果、近年の高速伝送を行うシステムにおいても、インピーダンスコードの更新に影響されない安定した出力を得ることができ、システム搭載時の優位性が高まる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、第1、第2のフリップフロップ21、22、並びに第4〜第7のフリップフロップ24〜27と、ドライバ回路のpチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETとの対応付けは、前記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
また、前記実施形態では、ドライバ回路のドライブ状態を示す状態情報信号として、第3のフリップフロップ23及び第8のフリップフロップ28の出力信号S_0を用いたが、これに限られない。例えば、出力バッファ回路から送出されるデータ信号を記憶するメモリのライト動作を示す信号など、出力バッファ回路が備えるドライバ回路のドライブ状態が判別できる信号であればよい。
以下に本発明の諸態様を付記としてまとめる。
(付記1)
pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETを備える複数のドライバ回路が並列に接続されたバッファ部を備え、前記ドライバ回路の動作数により出力インピーダンスを調整するためのインピーダンスコードが供給される出力バッファ回路であって、
前記ドライバ回路のドライブ状態を示す状態情報信号に応じて、システムクロックに同期して、前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETに対して前記インピーダンスコードを更新するコード更新制御回路を備えることを特徴とする出力バッファ回路。
(付記2)
前記コード更新制御回路は、
前記状態情報信号に応じてイネーブルされ、前記システムクロックに同期して、前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETのいずれか一方に対して前記インピーダンスコードを出力する第1のフリップフロップと、
前記状態情報信号に応じてイネーブルされ、前記システムクロックに同期して、前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETのいずれか他方に対して前記インピーダンスコードを出力する第2のフリップフロップとを備えることを特徴とする付記1に記載の出力バッファ回路。
(付記3)
入力されるデータ信号を前記システムクロックに同期してラッチする第3のフリップフロップを備え、
前記状態情報信号は、前記第3のフリップフロップにラッチされた前記データ信号であることを特徴とする付記2に記載の出力バッファ回路。
(付記4)
前記第1のフリップフロップは、前記第3のフリップフロップにラッチされた前記データ信号のHレベルに応じてイネーブルされ、
前記第2のフリップフロップは、前記第3のフリップフロップにラッチされた前記データ信号のLレベルに応じてイネーブルされることを特徴とする付記3に記載の出力バッファ回路。
(付記5)
前記出力バッファ回路の出力は、ポジティブ信号とネガティブ信号とから成る差動信号であり、
前記コード更新制御回路は、
前記状態情報信号に応じてイネーブルされ、前記システムクロックに同期して、前記ポジティブ信号を出力する側の前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETのいずれか一方に対して前記インピーダンスコードを出力する第4のフリップフロップと、
前記状態情報信号に応じてイネーブルされ、前記システムクロックに同期して、前記ポジティブ信号を出力する側の前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETのいずれか他方に対して前記インピーダンスコードを出力する第5のフリップフロップと、
前記状態情報信号に応じてイネーブルされ、前記システムクロックに同期して、前記ネガティブ信号を出力する側の前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETのいずれか一方に対して前記インピーダンスコードを出力する第6のフリップフロップと、
前記状態情報信号に応じてイネーブルされ、前記システムクロックに同期して、前記ネガティブ信号を出力する側の前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETのいずれか他方に対して前記インピーダンスコードを出力する第7のフリップフロップとを備えることを特徴とする付記1に記載の出力バッファ回路。
(付記6)
入力されるデータ信号を前記システムクロックに同期してラッチする第8のフリップフロップを備え、
前記状態情報信号は、前記第8のフリップフロップにラッチされた前記データ信号であることを特徴とする付記5に記載の出力バッファ回路。
(付記7)
前記第4のフリップフロップは、前記第8のフリップフロップにラッチされた前記データ信号のHレベルに応じてイネーブルされ、
前記第5のフリップフロップは、前記第8のフリップフロップにラッチされた前記データ信号のLレベルに応じてイネーブルされ、
前記第6のフリップフロップは、前記第8のフリップフロップにラッチされた前記データ信号のLレベルに応じてイネーブルされ、
前記第7のフリップフロップは、前記第8のフリップフロップにラッチされた前記データ信号のHレベルに応じてイネーブルされることを特徴とする付記6に記載の出力バッファ回路。
(付記8)
pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETを備える複数のドライバ回路が並列に接続されたバッファ部を備え、前記ドライバ回路の動作数により出力インピーダンスを調整するためのインピーダンスコードが供給される出力バッファ回路と、
前記出力バッファ回路に前記インピーダンスコードを供給するインピーダンス調整回路とを備え、
前記出力バッファ回路は、
前記ドライバ回路のドライブ状態を示す状態情報信号に応じて、システムクロックに同期して、前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETに対して前記インピーダンスコードを更新するコード更新制御回路を備える出力バッファ回路であることを特徴とする半導体装置。
本発明にかかる出力バッファ回路及び半導体装置を搭載するシステムの一例を示す図である。 第1実施形態を示すブロック図である。 第1実施形態における出力インピーダンスのキャリブレーションの一例を示す波形図である。 第2実施形態を示すブロック図である。 第2実施形態における出力インピーダンスのキャリブレーションの一例を示す波形図である。 第3実施形態を示すブロック図である。 第3実施形態における出力インピーダンスのキャリブレーションの一例を示す波形図である。 第4実施形態を示すブロック図である。 第4実施形態における出力インピーダンスのキャリブレーションの一例を示す波形図である。 第5実施形態を示すブロック図である。 第5実施形態における出力インピーダンスのキャリブレーションの一例を示す波形図である。 第6実施形態を示すブロック図である。 第6実施形態における出力インピーダンスのキャリブレーションの一例を示す波形図である。 従来の出力バッファ回路における出力インピーダンスのキャリブレーションの一例を示す波形図である。
符号の説明
13 インピーダンス調整回路
14 出力バッファ回路
21 第1のフリップフロップ
22 第2のフリップフロップ
23 第3のフリップフロップ
24 第4のフリップフロップ
25 第5のフリップフロップ
26 第6のフリップフロップ
27 第7のフリップフロップ
28 第8のフリップフロップ
33、34 バッファ部

Claims (6)

  1. pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETを備える複数のドライバ回路が並列に接続されたバッファ部を備え、前記ドライバ回路の動作数により出力インピーダンスを調整するためのインピーダンスコードが供給される出力バッファ回路であって、
    前記ドライバ回路のドライブ状態を示す状態情報信号に応じて、システムクロックに同期して、前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETに対して前記インピーダンスコードを更新するコード更新制御回路を備えることを特徴とする出力バッファ回路。
  2. 前記コード更新制御回路は、
    前記状態情報信号に応じてイネーブルされ、前記システムクロックに同期して、前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETのいずれか一方に対して前記インピーダンスコードを出力する第1のフリップフロップと、
    前記状態情報信号に応じてイネーブルされ、前記システムクロックに同期して、前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETのいずれか他方に対して前記インピーダンスコードを出力する第2のフリップフロップとを備えることを特徴とする請求項1に記載の出力バッファ回路。
  3. 入力されるデータ信号を前記システムクロックに同期してラッチする第3のフリップフロップを備え、
    前記状態情報信号は、前記第3のフリップフロップにラッチされた前記データ信号であることを特徴とする請求項2に記載の出力バッファ回路。
  4. 前記第1のフリップフロップは、前記第3のフリップフロップにラッチされた前記データ信号のHレベルに応じてイネーブルされ、
    前記第2のフリップフロップは、前記第3のフリップフロップにラッチされた前記データ信号のLレベルに応じてイネーブルされることを特徴とする請求項3に記載の出力バッファ回路。
  5. 前記出力バッファ回路の出力は、ポジティブ信号とネガティブ信号とから成る差動信号であり、
    前記コード更新制御回路は、
    前記状態情報信号に応じてイネーブルされ、前記システムクロックに同期して、前記ポジティブ信号を出力する側の前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETのいずれか一方に対して前記インピーダンスコードを出力する第4のフリップフロップと、
    前記状態情報信号に応じてイネーブルされ、前記システムクロックに同期して、前記ポジティブ信号を出力する側の前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETのいずれか他方に対して前記インピーダンスコードを出力する第5のフリップフロップと、
    前記状態情報信号に応じてイネーブルされ、前記システムクロックに同期して、前記ネガティブ信号を出力する側の前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETのいずれか一方に対して前記インピーダンスコードを出力する第6のフリップフロップと、
    前記状態情報信号に応じてイネーブルされ、前記システムクロックに同期して、前記ネガティブ信号を出力する側の前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETのいずれか他方に対して前記インピーダンスコードを出力する第7のフリップフロップとを備えることを特徴とする請求項1に記載の出力バッファ回路。
  6. pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETを備える複数のドライバ回路が並列に接続されたバッファ部を備え、前記ドライバ回路の動作数により出力インピーダンスを調整するためのインピーダンスコードが供給される出力バッファ回路と、
    前記出力バッファ回路に前記インピーダンスコードを供給するインピーダンス調整回路とを備え、
    前記出力バッファ回路は、
    前記ドライバ回路のドライブ状態を示す状態情報信号に応じて、システムクロックに同期して、前記pチャネルMOSFET及び前記nチャネルMOSFETに対して前記インピーダンスコードを更新するコード更新制御回路を備える出力バッファ回路であることを特徴とする半導体装置。
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