JP2009284427A - 半導体装置及び半導体装置の制御方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の制御方法 Download PDF

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祐之 中川
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Abstract

【課題】並列する配線に伝達される信号の波形品質の低下を抑制すること。
【解決手段】半導体装置の出力回路23は、出力部41a,41bと調整部42を有する。出力部41a,41bは、内部信号Sa0,Sb0に基づいて、互いに隣接する2つの伝送路11a,11bのそれぞれに外部信号Do0,Do1を出力する。隣接する伝送路11a,11bの特性インピーダンスは、それぞれの伝送路11a,11bに出力される外部信号Do0.Do1、即ち内部信号Sa0,Sb0の遷移に応じて変動する。調整部42は、各出力部41a,41bから伝送路11a,11bに出力する信号Sa0,Sb0の遷移状態を検出し、その検出結果に基づいて各出力部41a,41bの出力インピーダンスを調整する調整信号を生成する。
【選択図】図2

Description

半導体装置及び半導体装置の制御方法に関するものである。
従来、電子機器の回路は、基板上に搭載された複数の半導体装置や抵抗等の素子を、基板に形成した配線にて接続することにより構成されている。単一又は複数の機能を有する半導体装置間は、アドレス信号やデータ信号等の複数ビットからなる信号を伝送する配線により接続されている。例えば、システムLSIやSoC(System on Chip)などの半導体装置は、データを格納するためのメモリと、各種信号(クロック信号、コマンドを構成する複数の制御信号、アドレス信号、データ信号)を伝達する複数の配線により接続されている。
上記の基板において、アドレス信号やデータ信号を伝送する複数の配線は、並列して形成されることが多い。並行に形成された配線により伝達される信号間には、クロストークが発生する。このため、隣接する配線の信号間のクロストークにより両信号に発生するタイミング変動を、ドライバに供給するクロック信号を制御することにより抑制する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、半導体装置又はメモリに搭載されたドライバの出力インピーダンスを、半導体装置の端子とメモリの端子間の伝送路における特性インピーダンスに調整することは、高速な信号伝送を行ううえで重要となる。図18に示すように、出力インピーダンスと特性インピーダンスが一致している場合(実線L1)に比べ、両インピーダンスが一致していない場合には、一点鎖線L2や二点鎖線L3で示すように、伝送路の受信端における信号波形に歪みが生じる、所謂波形品質が低下する。
出力インピーダンス調整方法としては、例えば、DDR2−SDRAMの機能として規定されているインピーダンス較正(Off Chip Driver Calibration 以下、OCDという)を用いる方法がある。DDR2−SDRAMに接続されたシステムLSI等の半導体装置は、OCDを用いることにより、半導体製造プロセスのばらつき、電源電圧のばらつき、温度のばらつきに応じて、DDR2−SDRAMの出力インピーダンスを較正することができる。
特開2002−094489号公報
しかしながら、半導体装置間を接続するとともに並列に形成された複数の配線における特性インピーダンスは、図17の一点鎖線と二点鎖線で示すように、隣接する配線により伝達される信号のレベル変化に応じて変動する。配線間隔(配線ピッチ)が狭い2つの配線における特性インピーダンスの変動量は、間隔が広い2つの配線における変動量よりも大きい。従って、高集積化された基板ほど、特性インピーダンスの変動量が大きくなる。
上記のOCDを用いたインピーダンスの較正は、信号の送信側の出力インピーダンスを所定の値(一定値)に調整するものである。従って、配線を通過する信号のレベル変動による特性インピーダンスの変化には対応できない。
この半導体装置及び半導体装置の制御方法で、並列する配線に伝達される信号の波形品質の低下を抑制することを目的とする。
この半導体装置は、互いに隣接する複数の配線のそれぞれに信号を出力する複数の出力部と、隣接する配線に出力される信号の遷移状態を検出し、その検出結果に基づいて各出力部の出力インピーダンスを調整する調整部と、を有する。
この半導体装置によれば、隣接する配線の特性インピーダンスは、それぞれの配線に出力される信号の遷移に応じて変動する。従って、各配線に出力する信号の遷移状態に応じて出力部の出力インピーダンスを調整することで、信号の遷移により互いの信号に影響するクロストークによる特性インピーダンスの変化による信号の波形品質の低下を抑制する。
開示の半導体装置及び半導体装置の制御方法は、並列する配線に伝達される信号の波形品質の低下を抑制することができるという効果を奏する。
(第一実施形態)
以下、第一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1に示すように、基板10には、半導体装置20,30が実装されている。第1の半導体装置20は例えばシステムLSIであり、第2の半導体装置30は例えばメモリである。両半導体装置20,30は複数の伝送路11により接続されている。これらの伝送路11は、基板10に形成された配線である。複数の伝送路11よりなる第1の伝送路群12は、例えばイネーブル信号等の複数の制御信号を伝達するものであり、並列に形成されている。複数の伝送路11よりなる第2の伝送路群13は、例えば複数ビットのデータ信号を伝達するものであり、並列に形成されている。複数の伝送路11よりなる第3の伝送路群14は、例えば複数ビットのアドレス信号を伝達するものであり、並列に形成されている。
第1の半導体装置20は、内部回路21と入出力回路22とを含む。内部回路21は、多数のシステム機能として動作する1つ又は複数の回路ブロック、論理回路、アナログ回路等を含む。入出力回路22は、内部回路21から出力される内部信号に応答して外部信号を半導体装置20の外部に出力する出力回路と、外部から半導体装置20に供給される外部信号に応答して内部信号を内部回路21に出力する入力回路を含む。
第2の半導体装置30は、入出力回路31と内部回路32とを含む。入出力回路31は、外部から半導体装置30に供給される外部信号に応答して内部信号を内部回路32に出力する入力回路と、内部回路32から出力される内部信号に応答して外部信号を半導体装置30の外部に出力する出力回路を含む。内部回路32は、コマンドデコーダ、セルアレイ、等を含む。
第1の半導体装置20の入出力回路22は、図2に示す出力回路23を含む。この出力回路23は、2つの信号Sa0,Sb0を半導体装置20の外部に出力するための回路である。出力回路23は、図1に示す内部回路21から出力される内部信号Sa0,Sb0に応答して伝送路11a,11bに外部信号Do0,Do1をそれぞれ出力する。更に、出力回路23は、内部信号Sa0,Sb0のレベル変化に応答して伝送路11a,11bに対する出力インピーダンスを変更する機能を有している。
出力回路23は、第1の内部信号(第1信号)Sa0に応答して第1の外部信号(第1信号)Do0を第1配線としての第1の伝送路11aに出力する第1出力部41aと、第2の内部信号(第2信号)Sb0に応答して第1の外部信号(第2信号)Do1を第2配線としての第2の伝送路11bに出力する第2出力部41bと、第1出力部41aと第2出力部41bの出力インピーダンスを調整する調整部42を有している。
第1出力部41aは、複数段(本実施形態では2段)のレジスタ51a,52aとドライバ回路55aとを含む。両レジスタ51a,52aにはクロック信号CLKが入力される。また、初段のレジスタ51aには、内部信号Sa0が入力される。レジスタ51aは、所定レベル(例えばHレベル)のクロック信号CLKに応答して内部信号Sa0を保持するとともに、その保持したレベルの信号Sa1を次段のレジスタ52aに出力する。2段目(最終段)のレジスタ52aは、前段のレジスタ51aと同じレベル(Hレベル)のクロック信号CLKに応答して前段のレジスタ51aから出力される信号Sa1を保持するとともに、その保持したレベルの信号Sa2をドライバ回路55aに出力する。
ドライバ回路55aは、信号Sa2に応答して、その信号Sa2と等しいレベルの第1の外部信号Do0を出力する。従って、2段目(最終段)のレジスタ52aは、ドライバ回路55aが出力している外部信号Do0と等しいレベルの信号を保持する。
そして、最終段のレジスタ52aは、クロック信号CLKに応答して初段のレジスタ51aから出力される信号Sa1を保持する。言い換えると、初段のレジスタ51aは、次のクロック信号CLKに応答して次段のレジスタ52aが保持する信号を保持し出力する。つまり、初段のレジスタ51aは、次にドライバ回路55aから出力される信号と等しいレベルの信号を保持する。
尚、信号のレベルは、信号の電位を論理的に示す、つまり信号の電位を相対的に示すものであり、電位を示すものではない。レジスタ51a,52aの動作電圧とドライバ回路55aの動作電圧が異なる場合でも、2つの電圧レベルのうち、相対的に高い電圧レベルをHレベル、相対的に低い電圧レベルをLレベルという。
第2出力部41bは、複数段(本実施形態では2段)のレジスタ51b,52bとドライバ回路55bとを含む。両レジスタ51b,52bにはクロック信号CLKが入力される。また、初段のレジスタ51bには、内部信号Sb0が入力される。レジスタ51bは、所定レベル(例えばHレベル)のクロック信号CLKに応答して内部信号Sb0を保持するとともに、その保持したレベルの信号Sb1を次段のレジスタ52bに出力する。2段目(最終段)のレジスタ52bは、前段のレジスタ51bと同じレベル(Hレベル)のクロック信号CLKに応答して前段のレジスタ51bから出力される信号Sb1を保持するとともに、その保持したレベルの信号Sb2をドライバ回路55bに出力する。
ドライバ回路55bは、信号Sb2に応答して、その信号Sb2と等しいレベルの第2の外部信号Do1を出力する。従って、2段目(最終段)のレジスタ52bは、ドライバ回路55bが出力している外部信号Do1と等しいレベルの信号を保持する。
そして、最終段のレジスタ52bは、クロック信号CLKに応答して初段のレジスタ51bから出力される信号Sb1を保持する。言い換えると、初段のレジスタ51bは、次のクロック信号CLKに応答して次段のレジスタ52bが保持する信号を保持し出力する。つまり、初段のレジスタ51bは、次にドライバ回路55bから出力される信号と等しいレベルの信号を保持する。
調整部42には、第1出力部41aのレジスタ51a,52aから出力される信号Sa1,Sa2が入力される。上記したように、信号Sa2のレベルはドライバ回路55aが出力している外部信号Do0のレベルと等しく、信号Sa1のレベルは次にドライバ回路55aが出力する外部信号Do0のレベルと等しい。従って、信号Sa2と信号Sa1は、外部信号Do0の遷移状態を示す。また、信号Sa2のレベルと等しい外部信号Do0の後に、信号Sa1のレベルと等しい外部信号Do0を出力する。従って、信号Sa1は、遷移後の信号レベルを示す。このため、調整部42は、信号Sa1,Sa2のレベルに基づいて、第1の外部信号Do0の遷移状態を検出する。
同様に、調整部42には、第2出力部41bのレジスタ51b,52bから出力される信号Sb1,Sb2が入力される。上記したように、信号Sb2のレベルはドライバ回路55bが出力している外部信号Do1のレベルと等しく、信号Sb1のレベルは次にドライバ回路55bが出力する外部信号Do1のレベルと等しい。従って、信号Sb2と信号Sb1は、外部信号Do1の遷移状態を示す。また、信号Sb2のレベルと等しい外部信号Do1の後に、信号Sb1のレベルと等しい外部信号Do1を出力する。従って、信号Sb1は、遷移後の信号レベルを示す。このため、調整部42は、信号Sb1,Sb2のレベルに基づいて、第2の外部信号Do1の遷移状態を検出する。
更に、調整部42は、第1出力部41aのレジスタ51aから出力される信号Sa1と、第2出力部41bのレジスタ51bから出力される信号Sb1に基づいて、次に両ドライバ回路55a,55bから出力される外部信号Do0,Do1のレベルを比較し、外部信号Do0,Do1が同じレベルか否か、つまりレベル状態を検出する。
そして、調整部42は、比較結果と第1及び第2の外部信号Do0,Do1の遷移状態に基づいて調整信号Csa,Csbを生成し、その調整信号Csa,Csbを第1及び第2のドライバ回路55a,55bにそれぞれ出力する。第1及び第2のドライバ回路55a,55bは、それぞれ供給される調整信号Csa,Csbに応答して出力インピーダンスを変更する。
上記の遷移状態とレベル状態は、第1の伝送路11aにて伝達される第1の外部信号Do0と、第2の伝送路11bにて伝達される第2の外部信号Do1との間で相互に影響するクロストークに対応している。つまり、調整部42は、2つの伝送路11a,11bにて伝達される外部信号Do0,Do1の間のクロストークを検出する。そして、調整部42は、検出したクロストークに応じた調整信号Csa,Csbをそれぞれのドライバ回路55a,55bに出力する。両ドライバ回路55a,55bは、それぞれ調整信号Csa,Csbに応答して出力インピーダンスを変更する。
調整部42は、クロストークモード検出回路(以下、単に検出回路という)61と、コード発生回路62とを含む。検出回路61は、信号Sa1,Sa2,Sb1,Sb2に基づいて、第1の伝送路11aにて伝達される第1の外部信号Do0と、第2の伝送路11bにて伝達される第2の外部信号Do1との間のクロストークモードを検出する。クロストークモードは、両信号Do0,Do1のレベルが同じように変化する同相遷移モード、両信号Do0,Do1のレベルが互いに逆に変化する逆相遷移モード、両信号Do0,Do1のうちの少なくとも一方のレベルが変化しない非遷移モードである。
例えば、両信号Do0,Do1が遷移し、且つ両信号Do0,Do1が同じレベルの場合、両信号Do0,Do1は同相にて遷移する、即ち、同相遷移モードである。また、両信号Do0,Do1が遷移し、且つ両信号Do0,Do1のレベルが異なる場合、両信号Do0,Do1は逆相にて遷移する、即ち、逆相遷移モードである。
検出回路61は、両信号Do0,Do1の遷移状態とレベル状態に基づいて、上記の何れのモードかを検出する。コード発生回路62は、検出回路61にて検出されたモードに応じたコードを生成する。コードは複数のビットからなり、コード発生回路62は、生成したコードを各ドライバ回路55a,55bに出力する。即ち、調整部42が出力する調整信号Csa,Csbは、複数ビットの信号である。
検出回路61は、図3に示す複数の比較回路71a,71b,72から構成される。比較回路71aは、初段のレジスタ51aから出力される信号Sa1のレベルと、最終段のレジスタ52aから出力される信号Sa2のレベルを比較し、その比較結果に応じたレベルの検出信号D1aを出力する。比較回路71bは、初段のレジスタ51bから出力される信号Sb1のレベルと、最終段のレジスタ52bから出力される信号Sb2のレベルを比較し、その比較結果に応じたレベルの検出信号D1bを出力する。比較回路72は、第1出力部41aの初段のレジスタ51aから出力される信号Sa1のレベルと、第2出力部41bの初段のレジスタ51bから出力される信号Sb1のレベルを比較し、その比較結果に応じたレベルの検出信号D2を出力する。
例えば、各比較回路71a,71b,72は、排他的論理和(EXOR)回路であり、2つの入力信号のレベルが同じ場合にはLレベル(論理情報「0」)の信号を出力し、2tの入力信号のレベルが異なる場合にはHレベル(論理情報「1」)の信号を出力する。
コード発生回路62には、各比較回路71a,71b,72から出力される検出信号D1a,D1b,D2が入力される。また、コード発生回路62には、両出力部41a,41bの最終段のレジスタ52a,52bから出力される信号Sa2,Sb2、つまり両ドライバ回路55a,55bから出力される外部信号Do0,Do1のレベルと等しいレベルの信号が入力される。
コード発生回路62は、各検出信号D1a,D1b,D2と、第1出力部41aの出力信号Sa2とに基づいて、第1のドライバ回路55aに供給する調整コードを生成する。同様に、コード発生回路62は、各検出信号D1a,D1b,D2と、第2出力部41bの出力信号Sb2とに基づいて、第2のドライバ回路55bに供給する調整コードを生成する。
図4は、コード発生回路62が生成する調整コードの一例を示すブロック図であり、図5はドライバ回路の一構成例を示す。
図4に示すように、コード発生回路62は、各検出信号D1a,D1b,D2と、第1出力部41aの出力信号Sa2とを論理演算して、4ビットの調整コードUs0,Uw0,Ds0,Dw0を生成する。同様に、コード発生回路62は、各検出信号D1a,D1b,D2と、第2出力部41bの出力信号Sb2とを論理演算して、4ビットの調整コードUs1,Uw1,Ds1,Dw1を生成する。
図5に示すように、出力信号Sa2は、インバータ回路81a,81bに入力される。インバータ回路81a,81bの出力端子は、それぞれトランジスタT1a,T1bのゲートに接続されている。
また、出力信号Sa2は、ナンド回路82aとノア回路82bに入力される。ナンド回路82aにはインバータ回路83により調整コードUw0を論理反転した信号が入力され、ノア回路82bには調整コードDw0が入力される。ナンド回路82aの出力端子はトランジスタT2aのゲートに接続され、ノア回路82bの出力端子はトランジスタT2bのゲートに接続されている。
また、出力信号Sa2は、ナンド回路84aとノア回路84bに入力される。ナンド回路84aには調整コードUs0が入力され、ノア回路84bにはインバータ回路85により調整コードDs0を論理反転した信号が入力される。ナンド回路84aの出力端子はトランジスタT3aのゲートに接続され、ノア回路84bの出力端子はトランジスタT3bのゲートに接続されている。
トランジスタT1a,T2a,T3aはPチャネルMOSトランジスタであり、高電位電源Vddと出力端子Poとの間に並列に接続されている。トランジスタT1b,T2b,T3bはNチャネルMOSトランジスタであり、出力端子Poと低電位電源Vssとの間の並列に接続されている。
上記のように構成されたドライバ回路55aは、出力信号Sa2に応答して、高電位電源Vddに接続された第1のトランジスタ群(T1a,T2a,T3a)をオンし、低電位電源Vssに接続された第2のトランジスタ群(T1b,T2b,T3b)をオフすることによりHレベルの外部信号Do0を出力する。また、同様に、ドライバ回路55aは、出力信号Sa2に応答して、高電位電源Vddに接続された第1のトランジスタ群(T1a,T2a,T3a)をオフし、低電位電源Vssに接続された第2のトランジスタ群(T1b,T2b,T3b)をオンすることによりLレベルの外部信号Do0を出力する。
更に、ドライバ回路55aは、調整コードに応じて、第1のトランジスタ群を構成するトランジスタのうち、オンするトランジスタ、即ち出力端子Poと高電位電源Vddとを接続するトランジスタの数を変更する。出力端子Poと高電位電源Vddとの間を接続するトランジスタの数は、出力端子Poに対する出力インピーダンスに対応する。同様に、ドライバ回路55aは、調整コードに応じて、第2のトランジスタ群を構成するトランジスタのうち、オンするトランジスタ、即ち出力端子Poと低電位電源Vssとを接続するトランジスタの数を変更する。出力端子Poと低電位電源Vssとの間を接続するトランジスタの数は、出力端子Poに対する出力インピーダンスに対応する。
即ち、ドライバ回路55aは、出力信号Sa2と調整コードUw0,Us0に応答して、出力端子Poと高電位電源Vddとの間のオンしたトランジスタの数を変更することにより、Hレベルの外部信号Do0を出力する際の出力インピーダンスを変更する。また、ドライバ回路55aは、出力信号Sa2と調整コードDw0,Ds0に応答して出力端子Poと低電位電源Vssとの間のオンしたトランジスタの数を変更することにより、Lレベルの外部信号Do0を出力する際の出力インピーダンスを変更する。
尚、トランジスタT1b,T1bは、出力信号Sa2のみに応答してオンオフする。
トランジスタT2aは出力信号Sa2と調整コードUw0に応答してオンオフし、トランジスタT2bは、出力信号Sa2と調整コードDw0に応答してオンオフする。
更に、トランジスタT2aは、調整コードUw0がLレベルの時に出力信号Sa2に応答してオンオフし、調整コードUw0がHレベルの時にオフする。トランジスタT2bは、調整コードDw0がLレベルの時に出力信号Sa2に応答してオンオフし、調整コードDw0がHレベルの時にオフする。
トランジスタT3aは出力信号Sa2と調整コードUs0に応答してオンオフし、トランジスタT3bは、出力信号Sa2と調整コードDs0に応答してオンオフする。
更に、トランジスタT3aは、調整コードUs0がLレベルの時にオフし、調整コードUs0がHレベルの時に出力信号Sa2に応答してオンオフする。トランジスタT3bは、調整コードDs0がLレベルの時にオフし、調整コードDw0がHレベルの時に出力信号Sa2に応答してオンオフする。
従って、ドライバ回路55aは、全ての調整コードがLレベルのとき、出力信号Sa2に応答して、高電位電源Vddに接続された2つのトランジスタT1a,T2aと、低電位電源Vssに接続された2つのトランジスタT1b,T2bを、相補的にオンオフする。この状態をデフォルト設定(初期設定)とする。そして、Hレベルの調整コードUw0,Dw0は、オンするトランジスタの数を初期設定より少なくする、即ち出力インピーダンスを初期設定より高くする。一方、Hレベルの調整コードUs0,Ds0は、オンするトランジスタの数を初期設定より多くする、即ち出力インピーダンスを初期設定より低くする。
尚、図示しないが、第2のドライバ回路55bは、第1のドライバ回路55aと同様に構成されている。そして、第2のドライバ回路55bは、図4に示すコード発生回路62が生成する調整コードUs1,Uw1,Ds1,Dw1に応答してオンするトランジスタの数を変更することにより、出力インピーダンスを変更する。
第1の伝送路11aの特性インピーダンスは、ドライバ回路55aから出力している第1の外部信号Do0のレベル、即ち出力信号Sa2のレベルと、第1及び第2の伝送路11a,11bの信号レベルの遷移状態に応じて変動する。同様に、第2の伝送路11bの特性インピーダンスは、第2のドライバ回路55bから出力している第2の外部信号Do1のレベル、即ち出力信号Sb2のレベルと、第1及び第2の伝送路11a,11bの信号レベルの遷移状態に応じて変動する。
従って、図4に示すコード発生回路62は、伝送路11a,11bの特性インピーダンスの変動に応じて各ドライバ回路55a,55bの出力インピーダンスを変更するように、各調整コードを生成する。第1のドライバ回路55aに対して生成する調整コードの状態を図6(a)に示し、第2のドライバ回路55bに対して生成する調整コードの状態を図6(b)に示す。図中、「1」はHレベルを示し、「0」はLレベルを示す。例えば、検出信号D1a,D1bが共に「1」であり、検出信号D2が「0」の時は、第1及び第2の外部信号Do0,Do1のレベルが同相、つまり、両信号Do0,Do1が共にHレベルからLレベル(又はLレベルからHレベル)へと遷移する。そして、ドライバ回路55aから出力される第1の外部信号Do0、即ち出力信号Sa2が「0」の時、両信号Do0,Do1は、次のタイミングで共にHレベルへと遷移する。この時、コード発生回路62は、第1のドライバ回路55aの高電位電源Vdd側の出力インピーダンスを高くする、即ちドライバ回路55aの駆動能力を弱くするように調整コードUw0を「1」にする。
また、出力信号Sa2が「1」であり、両信号Do0,Do1が同相で遷移する場合、第1のドライバ回路55aの低電位側の出力インピーダンスを高くする、即ちドライバ回路55aの駆動能力を弱くするように調整コードDw0を「1」にする。
また、検出信号D1a,D1bが共に「1」であり、検出信号D2が「1」の時は、第1及び第2の外部信号Do0,Do1のレベルが逆相、つまり、両信号Do0,Do1のうちの一方がHレベルからLレベルへと遷移し、他方がLレベルからHレベルへと遷移する。そして、ドライバ回路55aから出力される第1の外部信号Do0、即ち出力信号Sa2が「0」の時、次のタイミングで、第1の外部信号Do0は、Hレベルへと遷移し、第2の外部信号Do1はLレベルへと遷移する。この時、コード発生回路62は、第1のドライバ回路55aの高電位電源Vdd側の出力インピーダンスを低くする、即ちドライバ回路55aの駆動能力を強くするように調整コードUs0を「1」にする。
また、出力信号Sa2が「1」であり、両信号Do0,Do1が逆相で遷移する場合、第1のドライバ回路55aの低電位電源Vss側の出力インピーダンスを低くする、即ちドライバ回路55aの駆動能力を強くするように調整コードDs0を「1」にする。
つまり、調整部42は、出力中の外部信号Do0(出力信号Sa2)がHレベルの場合には低電位電源Vss側、即ちプルダウン側の出力インピーダンスを調整し、外部信号Do0(出力信号Sa2)がLレベルの場合には高電位電源Vdd側、即ちプルアップ側の出力インピーダンスを調整するように調整コードを生成する。即ち、調整部42は、出力中の外部信号Do0(出力信号Sa2)の論理レベルと逆論理側の出力インピーダンスを調整するように調整コードを生成する。
また、調整部42は、第1及び第2の外部信号Do0,Do1(出力信号Sa2,Sb2)が同相で遷移する場合には出力インピーダンスを高くし、第1及び第2の外部信号Do0,Do1(出力信号Sa2,Sb2)が逆相で遷移する場合には出力インピーダンスを低くするように調整コードを生成する。そして、調整部42は、第1及び第2の外部信号Do0,Do1(出力信号Sa2,Sb2)のうちの少なくとも一方が遷移しない場合には出力インピーダンスを初期設定の値(初期値:デフォルト値)とするように調整コードを生成する。
上記のように、調整部42は、出力中の外部信号Do0,Do1のレベル(出力信号Sa2,Sb2のレベル)に対して、両外部信号Do0,Do1の信号レベルの遷移、即ち次に出力する外部信号Do0,Do1のために調整コードを生成し、ドライバ回路55a,55bの出力インピーダンスを調整する。換言すれば、調整部42は、出力中の外部信号のレベルと、次の外部信号Do0,Do1のレベル変化に応じてドライバ回路55a,55bの出力インピーダンスを調整した後、次の外部信号Do0,Do1を出力する。この構成により、外部信号Do0,Do1を出力する前にドライバ回路55a,55bの出力インピーダンスを調整する。
例えば、図7,図8に示すように、出力信号Sa2がLレベル、Hレベル、Lレベルと変化する。第1のドライバ回路55aは、出力信号Sa2に応答して、第1の外部信号Do0をLレベル、Hレベル、Lレベルと変更する。このとき、調整部42は、出力信号Sa2がHレベルであるとき、次の信号を示す信号Sa1はLレベルである。従って、外部信号Do0は、HレベルからLレベルへと遷移する。図2に示す検出回路61は、レジスタ51a,52aの出力信号Sa1,Sa2に基づいて、外部信号Do0の遷移状態を検出するとともに、次に出力する第1外部信号Do0のレベルを検出する。コード発生回路62は、検出回路61の検出結果に基づき、低電位電源Vss即ちプルダウン側の出力インピーダンスを調整するように、調整コードを生成する。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)半導体装置20の出力回路23は、出力部41a,41bと調整部42を有する。出力部41a,41bは、内部信号Sa0,Sb0に基づいて、互いに隣接する2つの伝送路11a,11bのそれぞれに外部信号Do0,Do1を出力する。隣接する伝送路11a,11bの特性インピーダンスは、それぞれの伝送路11a,11bに出力される外部信号Do0.Do1、即ち内部信号Sa0,Sb0の遷移に応じて変動する。調整部42は、各出力部41a,41bから伝送路11a,11bに出力する信号Sa0,Sb0の遷移状態を検出し、その検出結果に基づいて各出力部41a,41bの出力インピーダンスを調整する調整信号を生成する。従って、調整部42は、外部信号Do0,Do1により変化する伝送路11a,11bに対して、外部信号Do0,Do1を出力するための内部信号Sa0,Sb0の遷移状態を検出して出力部41a,41bの出力インピーダンスを調整することで、特性インピーダンスと出力インピーダンスのマッチングミスが少なくなり、外部信号Do0,Do1の波形品質の低下を抑制することができる。
(2)各出力部41a,41bは、内部信号Sa0,Sb0を順次伝播するレジスタ51a,52a,51b,52bを備える。調整部42は、レジスタ51a,52aの出力信号Sa1,Sa2に基づいて内部信号Sa0、つまり外部信号Do0の遷移状態を検出し、レジスタ51b,52bの出力信号Sb1,Sb2に基づいて内部信号Sb0、つまり外部信号Do1の遷移状態を検出する。この構成により、各信号の遷移状態を容易に検出することができる。
(第二実施形態)
以下、第二実施形態を図9〜図14に従って説明する。
尚、本実施形態において、第一実施形態と同じ部材については同じ符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態の出力回路91は、3つの信号Sa0,Sb0,Sc0を半導体装置の外部に出力するための回路である。出力回路91は、内部回路から出力される内部信号Sa0,Sb0,Sc0に応答して伝送路11a,11b、11cに外部信号Do0,Do1、Do2をそれぞれ出力する。更に、出力回路91は、内部信号Sa0,Sb0,Sc0のレベル変化に応答して伝送路11a,11b,11cに対する出力インピーダンスを変更する機能を有している。
出力回路91は、第1〜第3出力部92a〜92cと、第1〜第3出力部92a〜92cを制御する調整部93を有している。第1出力部92aは、第1の内部信号Sa0に応答して第1の外部信号Do0を第1の伝送路11aに出力する。第2出力部92bは、第2の内部信号Sb0に応答して第2の外部信号Do1を第2の伝送路11bに出力する。第3出力部92cは、第3の内部信号Sc0に応答して第3の外部信号Do2を第3の伝送路11cに出力する。
第1及び第2出力部92a,92bは、第一実施形態と同様に構成されている。第3出力部92cは、第1,第2出力部92a,92bと同様に構成されている。即ち、第1出力部92aは、2段のレジスタ51a,52aとドライバ回路55aとを含む。第2出力部92bは、2段のレジスタ51b,52bとドライバ回路55bとを含む。そして、第3出力部92cは、2段のレジスタ51c,52cとドライバ回路55cとを含む。
調整部93は、クロストークモード検出回路(以下、単に検出回路という)94と、図10に示すコード発生回路95とを含む。検出回路94は、各出力部92a〜92cにおける外部信号Do0〜Do2の遷移状態をそれぞれ検出するための比較回路71a〜71cと、隣接する2つの伝送路に出力される外部信号のレベルが同じレベルか否かを検出するための比較回路72a,72bを含む。
比較回路71aは、初段のレジスタ51aから出力される信号Sa1のレベルと、最終段のレジスタ52aから出力される信号Sa2のレベルを比較し、その比較結果に応じたレベルの検出信号D1aを出力する。比較回路71bは、初段のレジスタ51bから出力される信号Sb1のレベルと、最終段のレジスタ52bから出力される信号Sb2のレベルを比較し、その比較結果に応じたレベルの検出信号D1bを出力する。比較回路71cは、初段のレジスタ51cから出力される信号Sc1のレベルと、最終段のレジスタ52cから出力される信号Sc2のレベルを比較し、その比較結果に応じたレベルの検出信号D1cを出力する。
比較回路72aは、第1出力部92aの初段のレジスタ51aから出力される信号Sa1のレベルと、第2出力部92bの初段のレジスタ51bから出力される信号Sb1のレベルを比較し、その比較結果に応じたレベルの検出信号D2aを出力する。比較回路72bは、第2出力部92bの初段のレジスタ51bから出力される信号Sb1のレベルと、第3出力部92cの初段のレジスタ51cから出力される信号Sc1のレベルを比較し、その比較結果に応じたレベルの検出信号D2bを出力する。
第一実施形態と同様に、各比較回路71a〜71c,72a,72bは、排他的論理和(EXOR)回路であり、2つの入力信号のレベルが同じ場合にはLレベル(論理情報「0」)の信号を出力し、2tの入力信号のレベルが異なる場合にはHレベル(論理情報「1」)の信号を出力する。
図10に示すように、コード発生回路95には、各比較回路71a〜71c,72a,72bから出力される検出信号D1a〜D1c,D2a,D2bが入力される。また、コード発生回路95には、各出力部92a〜92cの最終段のレジスタ52a〜52cから出力される信号Sa2〜Sc2、つまり各ドライバ回路55a〜55cから出力される外部信号Do0〜Do2のレベルと等しいレベルの信号が入力される。
各出力部92a〜92cから出力される外部信号Do0〜Do2の遷移状態は、各信号Do0〜Do2の遷移状態の組合せである。即ち、図11(a)に示すように、全ての信号が同相で遷移する場合、図11(b),(c)に示すように、隣接する2つの信号が同相で遷移し、残りの信号が遷移しない場合がある。また、図12(a)に示すように、それぞれ隣接する2つの信号が逆相で遷移する場合、図12(b),(c)に示すように、隣接する2つの信号が逆相で遷移し、残りの信号が遷移しない場合がある。更に、図13(a)に示すように、隣接する2つの信号が同相で遷移し、残りの信号が逆相で遷移する場合、図13(b)〜(d)に示すように、隣接する2つの信号の一方のみが遷移する場合がある。
そして、クロストークは、隣接する2つの配線において、それぞれの配線にて伝達する信号間の影響である。第1の伝送路11aは第2の伝送路11bと隣接する。従って、コード発生回路95は、隣接する第1及び第2の伝送路11a,11bに伝達される外部信号Do0,Do1に応じて第1のドライバ回路55aの出力インピーダンスを調整する。即ち、コード発生回路95は、各検出信号D1a,D1b,D2aと、第1出力部92aの出力信号Sa2とに基づいて、第1のドライバ回路55aに供給する調整コードを生成する。
同様に、第3の伝送路11cは、第2の伝送路11bと隣接する。従って、コード発生回路95は、隣接する第2及び第3の伝送路11b,11cに伝達される外部信号Do1,Do2に応じて第3のドライバ回路55cの出力インピーダンスを調整する。即ち、コード発生回路95は、各検出信号D1b,D1c,D2bと、第3出力部92cの出力信号Sc2とに基づいて、第3のドライバ回路55cに供給する調整コードを生成する。
第2の伝送路11bは、第1の伝送路11aと隣接するとともに、第3の伝送路11cと隣接する。従って、コード発生回路95は、第1〜第3の伝送路11a〜11cに伝達される外部信号Do0〜Do2に応じて、第2のドライバ回路55bの出力インピーダンスを調整する。即ち、コード発生回路95は、各検出信号D1a〜D1c,D2a,D2bと、第2出力部92bの出力信号Sb2とに基づいて、第2のドライバ回路55bに供給する調整コードを生成する。
図14(a)は、コード発生回路95が検出信号D1a,D1b,D2aと出力信号Sa2とに基づいて生成する調整コードUs0,Uw0,Ds0,Dw0の対応関係を示す説明図である。図14(b)コード発生回路95が検出信号D1a〜D1c,D2a,D2bと出力信号Sb2とに基づいて生成する調整コードUs1,Uw1,Ds1,Dw1の対応関係を示す説明図である。図14(c)コード発生回路95が検出信号D1b,D1c,D2bと出力信号Sc2とに基づいて生成する調整コードUs2,Uw2,Ds2,Dw2の対応関係を示す説明図である。
第1のドライバ回路55aに接続される第1の伝送路11aは、第2の伝送路11bと隣接する。従って、2つの隣接する伝送路間の特性インピーダンスの変化に応じて第1のドライバ回路55aの出力インピーダンスを調整すればよい。即ち、第1のドライバ回路55aに対する出力インピーダンスの調整は、第一実施形態における第1のドライバ回路55aに対する出力インピーダンスの調整と同じである。
同様に、第3のドライバ回路55cに接続される第3の伝送路11cは、第2の伝送路11bと隣接する。従って、2つの隣接する伝送路間の特性インピーダンスの変化に応じて第3のドライバ回路55cの出力インピーダンスを調整すればよい。即ち、第3のドライバ回路55cに対する出力インピーダンスの調整は、第一実施形態における第2のドライバ回路55bに対する出力インピーダンスの調整と同じである。
第2のドライバ回路55bに接続される第2の伝送路11bは、第1の伝送路11a及び第3の伝送路11cと隣接する。このため、コード発生回路95、即ち調整部93は、出力中の外部信号Do1(出力信号Sb2)がHレベルの場合には低電位電源Vss側、即ちプルダウン側の出力インピーダンスを調整し、外部信号Do1(出力信号Sb2)がLレベルの場合には高電位電源Vdd側、即ちプルアップ側の出力インピーダンスを調整するように調整コードを生成する。即ち、調整部93は、出力中の外部信号Do1(出力信号Sb2)の論理レベルと逆論理側の出力インピーダンスを調整するように調整コードを生成する。
更に、調整部93は、第2の外部信号Do1に対して、第1及び第3の外部信号Do0,Do2(出力信号Sa2,Sc2)が同相で遷移する場合、第1及び第3の外部信号Do0,Do2のうちの一方が同相で遷移し、他方が遷移しない場合に、第2のドライバ回路55bの駆動能力を弱くする、即ち出力インピーダンスを高くするように調整コードを生成する。また、調整部93は、第2の外部信号Do1に対して、第1及び第3の外部信号Do0,Do2(出力信号Sa2,Sc2)がそれぞれ逆相で遷移する場合、第1及び第3の外部信号Do0,Do2のうちの一方が逆相で遷移し、他方が遷移しない場合に、第2のドライバ回路55bの駆動能力を強くする、即ち出力インピーダンスを低くするように調整コードを生成する。そして、調整部93は、上記の状態以外の場合に、出力インピーダンスを初期設定の値(初期値:デフォルト値)とするように調整コードを生成する。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)出力回路91は、3つの出力部92a〜92cと調整部93を有する。各出力部92a〜92cは、内部信号Sa0〜Sc0に基づいて、互いに隣接する3つの伝送路11a〜11cのそれぞれに外部信号Do0〜Do2を出力する。伝送路11aの特性インピーダンスは、その伝送路11a及び隣接する伝送路11bに出力される外部信号Do0,Do1、即ち内部信号Sa0,Sb0の遷移に応じて変動する。伝送路11bの特性インピーダンスは、その伝送路11bに出力される外部信号Do1(内部信号Sb0)の遷移状態と、隣接する2つの伝送路11a,11cにそれぞれ出力する外部信号Do0,Do2(内部信号Sa0,Sc0)の遷移状態に応じて変動する。伝送路11cの特性インピーダンスは、その伝送路11c及び隣接する伝送路11bに出力される外部信号Do2,Do1、即ち内部信号Sc0,Sb0の遷移に応じて変動する。
調整部93は、2つの伝送路11a,11cが隣接する伝送路11bに出力する外部信号Do1の遷移状態と、両伝送路11a,11cに出力する外部信号Do0,Do2の遷移状態との関係に応じて、伝送路11bに信号を出力する出力部92bのドライバ回路55bの出力インピーダンスを調整するようにした。
従って、互いに並列された3つ以上の伝送路に信号を出力する出力回路91においても、伝送路11a〜11cの特性インピーダンスの変動に応じて出力部92a〜92cの出力インピーダンスを調整することで、特性インピーダンスと出力インピーダンスのマッチングミスが少なくなり、各伝送路11a,〜11cの出力信号における波形品質の低下を抑制することができる。
尚、上記各実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記第一実施形態は2つの伝送路11a,11bに外部信号Do0,Do1を出力する出力回路23、第二実施形態は3つの伝送路11a〜11cに外部信号Do0〜Do2を出力する出力回路91に具体化したが、4つ以上の伝送路に外部信号を出力する出力回路に具体化してもよい。この場合、出力回路の構成は、第二実施形態の出力回路91の構成から、容易に想到することができる。
・上記各実施の形態では、出力回路23の各出力部41a,41bにそれぞれ2段のレジスタ51a,52a,51b,52bを備えて内部信号Sa0,Sb0を順次保持し出力するようにしたが、レジスタの段数を適宜変更しても良い。例えば、図15に示す出力回路101は、第1及び第2出力部102a,102bのそれぞれに、3段のレジスタ51a〜53a,51b〜53bを備える。そして、調整部42は、初段のレジスタ51a,51bの出力信号Sa1,Sb1と、2段目の出力信号Sa2,Sb2に基づいて、ドライバ回路55a,55bの出力インピーダンスを調整する調整信号(調整コード)を生成する。各ドライバ回路55a,55bは、調整信号(調整コード)に基づいて出力インピーダンスを変更し、最終段(3段目)のレジスタ53a,53bの出力信号Sa3,Sb3に応答して外部信号Do0,Do1を出力する。この構成によれば、上記実施形態に比べて、最終段のレジスタ53a、53bにて信号を保持する分、つまりクロック信号の1周期分、ドライバ回路55a,55bが外部信号Do0,Do1を出力するタイミングが遅れる。このため、調整部42は、レジスタ51a,52a,51b,52bの出力信号Sa1,Sa2,Sb1,Sb2を入力してから調整信号(調整コード)を出力するまでに時間の余裕が生じる、つまり調整部42の演算速度を遅くすることができる。従って、より高速なクロック信号で動作する半導体装置にも、この出力回路101を搭載して隣接する配線にて伝送する外部信号間のクロストークによる特性インピーダンスの変動に応じてドライバ回路の出力インピーダンスを調整することができる。
・上記各実施形態における調整部42,93の構成を適宜変更しても良い。例えば、図16に示すように、この調整部111はOCD較正回路112を備る。このOCD較正回路112は、半導体製造プロセスのばらつき、電源電圧のばらつき、温度のばらつきに応じて、隣接配線が遷移しない時の伝送路の特性インピーダンスを調整するようにコードを生成する。コード発生回路113は、OCD較正回路112にて生成されるコードを初期設定(デフォルト設定)とし、検出回路94の検出結果に応じて生成した調整コードをドライバ回路114a,114bに供給して各ドライバ回路114a,114bの出力インピーダンスを調整するようにしてもよい。この場合、半導体製造プロセスのばらつき、電源電圧のばらつき、温度のばらつきと、隣接する配線にて伝送する信号間のクロストークによる特性インピーダンスの変動に応じて出力インピーダンスを調整することができるため、動作状態などが異なる場合であっても、信号の波形品質の低下を抑制することができる。
・上記各実施形態では、コード発生回路は4ビットの調整コードを生成するようにしたが、調整コードのビット数を適宜変更しても良い。
上記各実施形態に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
互いに隣接する複数の配線のそれぞれに信号を出力する複数の出力部と、
隣接する配線に出力される信号の遷移状態を検出し、その検出結果に基づいて各出力部の出力インピーダンスを調整する調整部と、
を有することを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記配線の数は2であって、一方の配線を第1の配線、他方の配線を第2の配線とし、
前記調整部は、
第1の配線に信号を出力する第1の出力部に対して、第1の配線に出力する信号の遷移状態と、第2の配線に出力される信号の遷移状態との関係に基づいて前記第1の出力部の出力インピーダンスを調整する、
ことを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3)
前記配線の数は3以上であって、
前記調整部は、
1つの配線が隣接する第1の配線に信号を出力する第1の出力部に対して、前記第1の配線に出力する信号の遷移状態と、隣接する1つの配線に出力する信号の遷移状態との関係に基づいて前記第1の出力部の出力インピーダンスを調整し、
2つの配線が隣接する第2の配線に信号を出力する第2の出力部に対して、前記第2の配線に出力する信号の遷移状態と、隣接する2つの配線にそれぞれ出力する2つの信号の遷移状態との関係に基づいて前記第2の出力部の出力インピーダンスを調整する、
ことを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記4)
前記出力部はそれぞれ、
入力信号を保持するとともに出力する複数段の保持部と、
最終段の前記保持部から出力される信号に応答して前記配線に信号を出力するとともに出力インピーダンスを変更可能に構成されたドライバ回路と、
を含み、
前記調整部は、前記保持部の出力信号に基づいて、前記配線に出力する信号の遷移状態と、隣接する配線に出力する信号の遷移状態を検出し、その検出結果に基づいて前記ドライバ回路が出力インピーダンスを変更するための調整信号を生成する、
ことを特徴とする付記1〜3のうちの何れか一項に記載の半導体装置。
(付記5)
前記調整部は、前記保持部の出力信号に基づいて、隣接する配線にそれぞれ出力される信号が同相で遷移するか逆相で遷移するかを検出し、出力中の前記信号のレベルと逆論理側の出力インピーダンスを変更するとともに、隣接する前記配線に出力する信号が同相で変化する場合には前記出力部の出力インピーダンスを高くするように前記調整信号を生成し、隣接する前記配線に出力する信号が逆相で変化する場合には前記出力部の出力インピーダンスを低くするように前記調整信号を生成する、
ことを特徴とする付記4に記載の半導体装置。
(付記6)
前記調整部は、
前記出力部の複数段の保持部の出力信号を比較して信号の遷移状態に応じた第1の検出信号を生成する第1の検出回路と、
隣接する配線における遷移後の信号レベルを比較しその比較結果に応じた第2の検出信号を生成する第2の検出回路と、
前記第1の検出信号と前記第2の検出信号とに基づいて前記ドライバ回路の出力インピーダンスを変更するための生成した調整コードを含む調整信号を出力するコード発生回路と、
を含む、ことを特徴とする付記4又は5に記載の半導体装置。
(付記7)
互いに隣接する複数の配線のそれぞれに信号を出力する複数の出力部と、前記出力部に接続された調整部とを備え、
前記調整部は、
隣接する配線にそれぞれ出力される信号の遷移状態を検出し、隣接する配線に出力される信号の遷移状態の関係に応じて各出力部の出力インピーダンスを調整する、
ことを特徴とする半導体装置の制御方法。
(付記8)
前記配線の数は2であって、一方の配線を第1の配線、他方の配線を第2の配線とし、
前記調整部は、
第1の配線に信号を出力する第1の出力部に対して、第1の配線に出力する信号の遷移状態と、第2の配線に出力される信号の遷移状態との関係に基づいて前記第1の出力部の出力インピーダンスを調整する、
ことを特徴とする付記7に記載の半導体装置の制御方法。
(付記9)
前記配線の数は3以上であって、
前記調整部は、
1つの配線が隣接する第1の配線に信号を出力する第1の出力部に対して、前記第1の配線に出力する信号の遷移状態と、隣接する1つの配線に出力する信号の遷移状態との関係に基づいて前記第1の出力部の出力インピーダンスを調整し、
2つの配線が隣接する第2の配線に信号を出力する第2の出力部に対して、前記第2の配線に出力する信号の遷移状態と、隣接する2つの配線にそれぞれ出力する2つの信号の遷移状態との関係に基づいて前記第2の出力部の出力インピーダンスを調整する、
ことを特徴とする付記7に記載の半導体装置の制御方法。
半導体装置のブロック図である。 出力回路のブロック図である。 出力回路のブロック図である。 コード発生回路の説明図である。 ドライバ回路の回路図である。 (a),(b)はコード発生回路の説明図である。 出力回路の動作を示すタイミング図である。 出力回路の動作を示すタイミング図である。 出力回路のブロック図である。 コード発生回路の説明図である。 (a)〜(c)は出力回路の動作を示す波形図である。 (a)〜(c)は出力回路の動作を示す波形図である。 (a)〜(d)は出力回路の動作を示す波形図である。 (a)〜(c)はコード発生回路の説明図である。 別の出力回路のブロック図である。 別の出力回路のブロック図である。 配線ピッチに対する伝送路の特性インピーダンスを示す特性図である。 受信端における出力信号の変化を示す波形図である。
符号の説明
11a〜11c 伝送路
23 出力回路
41a,41b 出力部
42 調整部
91 出力回路
92a〜92c 出力部
93 調整部
101 出力回路
102a,102b 出力部
111 調整部
Sa0,Sb0 内部信号
Do0〜Do2 外部信号

Claims (6)

  1. 互いに隣接する複数の配線のそれぞれに信号を出力する複数の出力部と、
    隣接する配線に出力される信号の遷移状態を検出し、その検出結果に基づいて各出力部の出力インピーダンスを調整する調整部と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記配線の数は2であって、一方の配線を第1の配線、他方の配線を第2の配線とし、
    前記調整部は、
    第1の配線に信号を出力する第1の出力部に対して、第1の配線に出力する信号の遷移状態と、第2の配線に出力される信号の遷移状態との関係に基づいて前記第1の出力部の出力インピーダンスを調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記配線の数は3以上であって、
    前記調整部は、
    1つの配線が隣接する第1の配線に信号を出力する第1の出力部に対して、前記第1の配線に出力する信号の遷移状態と、隣接する1つの配線に出力する信号の遷移状態との関係に基づいて前記第1の出力部の出力インピーダンスを調整し、
    2つの配線が隣接する第2の配線に信号を出力する第2の出力部に対して、前記第2の配線に出力する信号の遷移状態と、隣接する2つの配線にそれぞれ出力する2つの信号の遷移状態との関係に基づいて前記第2の出力部の出力インピーダンスを調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 互いに隣接する複数の配線のそれぞれに信号を出力する複数の出力部と、前記出力部に接続された調整部とを備え、
    前記調整部は、
    隣接する配線にそれぞれ出力される信号の遷移状態を検出し、隣接する配線に出力される信号の遷移状態の関係に応じて各出力部の出力インピーダンスを調整する、
    ことを特徴とする半導体装置の制御方法。
  5. 前記配線の数は2であって、一方の配線を第1の配線、他方の配線を第2の配線とし、
    前記調整部は、
    第1の配線に信号を出力する第1の出力部に対して、第1の配線に出力する信号の遷移状態と、第2の配線に出力される信号の遷移状態との関係に基づいて前記第1の出力部の出力インピーダンスを調整する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の制御方法。
  6. 前記配線の数は3以上であって、
    前記調整部は、
    1つの配線が隣接する第1の配線に信号を出力する第1の出力部に対して、前記第1の配線に出力する信号の遷移状態と、隣接する1つの配線に出力する信号の遷移状態との関係に基づいて前記第1の出力部の出力インピーダンスを調整し、
    2つの配線が隣接する第2の配線に信号を出力する第2の出力部に対して、前記第2の配線に出力する信号の遷移状態と、隣接する2つの配線にそれぞれ出力する2つの信号の遷移状態との関係に基づいて前記第2の出力部の出力インピーダンスを調整する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の制御方法。
JP2008136926A 2008-05-26 2008-05-26 半導体装置及び半導体装置の制御方法 Pending JP2009284427A (ja)

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