JP2010032909A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の画像形成装置は、一定の印刷動作毎に、清掃用の記録媒体に対して回転速度を上げた像担持体を当接させることにより、像担持体表面に付着した外添剤を除去することができる画像形成装置の提供を目的とする。
【解決手段】 本発明の画像形成装置は、静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に当接して前記像担持体を帯電させる帯電部と、前記帯電部材により帯電された前記像担持体に現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像部と、前記現像部により形成された前記現像剤像を媒体に転写する転写部と前記像担持体、前記帯電部、前記現像部、及び前記転写部を一定の条件で制御する印刷制御部とを有し、前記印刷制御部は、印刷動作を実行しない時、前記像担持体の周速度と前記媒体の搬送速度とを異ならせた状態で、前記像担持体と前記媒体とを当接させることを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、上位装置から入力された画像データを一定の制御に基づいて記録媒体に印刷して出力する画像形成装置に関する。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、及び電子写真カラー記録装置等の印刷成装置において、所定の記録媒体に現像剤を定着させて画像を形成する方式の画像形成装置がある。
この様な画像形成装置は、静電潜像が形成される像担持体を備え、当該像担持体に対して帯電及び露光を行うことにより形成された静電潜像に、現像ローラにより現像剤を付着させて得られたトナー画像を、転写ローラにより記録媒体に転写し、定着器により熱定着させるプロセスを経ることによって、記録媒体に印刷を行うものである。
上述した画像形成装置には、 記録媒体にトナー画像を転写した後に像担持体に残留している現像剤を掻き取る手段としてウレタンゴム製のクリーニングブレードを用いていることが多い(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005-241924号公報
しかしながら、前述の構成では、画像形成装置を長期間使用し、もしくは、画像形成装置の設置環境の変化に起因して、クリーニングブレードで十分に除去できない外添剤が像担持体表面に付着して残留することにより、現像剤が記録媒体に付着することができず、印刷画像に白抜け点として表れるドラムフィルミングが生じる問題があった。
そこで、本発明は前述の技術的な課題に鑑み、一定の印刷動作毎に、清掃用の記録媒体に対して回転速度を上げた像担持体を当接させることにより、像担持体表面に付着した外添剤を除去することができる画像形成装置の提供を目的とする。
前述の課題を解決すべく、本発明に係る画像形成装置は、静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に当接して前記像担持体を帯電させる帯電部と、前記帯電部材により帯電された前記像担持体に現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像部と、前記現像部により形成された前記現像剤像を媒体に転写する転写部と前記像担持体、前記帯電部、前記現像部、及び前記転写部を一定の条件で制御する印刷制御部とを有し、前記印刷制御部は、印刷動作を実行しない時、前記像担持体の周速度と前記媒体の搬送速度とを異ならせた状態で、前記像担持体と前記媒体とを当接させることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置によれば、像担持体の周速度と転写ベルトの搬送速度との間に速度差を設けることにより、従来のクリーニングブレードでは十分に除去することができなかった像担持体表面に付着した現像剤に添付された外添剤を除去することできる。従って、外添剤に起因したドラムフィルミングに係る印字不良を防止することができる。
以下、本発明の画像形成装置に係る好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本発明の画像形成装置は、以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
[第1の実施形態]
まず、本実施形態の画像形成装置1について説明する。図1に画像形成装置1の構成図を示す。画像形成装置1は、ブラック色、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の各色に対応する画像情報に基づいて記録媒体3に画像を印刷する。
画像形成装置1は、給紙トレイ11から記録媒体3を取り出し転写部30内に設けられた転写ベルト31に記録媒体3を静電吸着させる給紙部10、上位装置71からの画像情報に基づきトナー画像を形成する画像形成部20、画像形成部20で形成されたトナー画像を記録媒体3に転写する転写部30、転写部30で記録媒体3に転写されたトナー画像を溶解及び加圧して定着させる定着器40、及び定着器40から排出された記録媒体3をスタッカ53に排出する排出部50から構成される。また、用紙搬送経路2は、給紙部10、画像形成部20、転写部30、定着器40、及び排出部50内において記録媒体3が搬送される略S字状の経路である。以下、用紙搬送経路2に配設された各構成部材について図1を参照しながら具体的に説明する。
給紙部10は、給紙トレイ11から記録媒体3を取り出し転写部30内に設けられた転写ベルト31に記録媒体3を静電吸着させる。また、給紙部10は、給紙トレイ11、給紙ローラ12、プレッシャローラ13、レジストローラ14、プレッシャローラ15、及びレジストローラ16から構成される。以下、給紙部10を構成する各構成部材について具体的に説明する。給紙トレイ11は、複数枚の記録媒体3を積層して収納しておき、印刷動作が開始されると記録媒体3を画像形成装置1内に供給する。なお、給紙トレイ11は、画像形成装置1から脱着可能なように構成されている。なお、記録媒体3は、モノクロ又はカラーの画像情報を印刷させるための所定寸法の記録用紙であり、一般的には、再生紙、光沢紙、及び上質紙のような紙、若しくはOHPフィルム等からなる。また、給紙ローラ12は、給紙トレイ11に積層して収納した記録媒体3に対して圧接した状態で回転することにより給紙トレイ11から1枚ずつ取り出した記録媒体3を、後述するプレッシャローラ13及びレジストローラ14に供給する。また、プレッシャローラ13及びレジストローラ14は、搬送されてきた記録媒体3を挟むように対向して配設され、レジストローラ14で加圧したプレッシャローラ13を回転させることで、記録媒体3の斜行取り等を行いながらプレッシャローラ15及びレジストローラ16に搬送する。また、プレッシャローラ15及びレジストローラ16は、搬送されてきた記録媒体3を挟むように対向して配設され、レジストローラ16で加圧したプレッシャローラ15を回転させることで、記録媒体3の斜行取り等を行いながら転写部30内に設けられた転写ベルト31に記録媒体3を搬送して静電吸着させる。
画像形成部20は、現像部であり、上位装置71から受信したブラック色、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の各色に対応する画像情報に基づいてトナー画像を形成する。また、画像形成部20K、20Y、20M、及び20Cは、用紙搬送経路2における記録媒体3の搬送方向の順にそれぞれ配設されている。なお、画像形成部20K、20Y、20M、及び20Cは、互いに略同一の構成であるため、画像形成部20と称す。画像形成部20は、画像情報に基づく静電潜像を担持する感光体ドラム21と、感光体ドラム21の表面に電荷を蓄えさせる帯電ローラ22と、画像情報に対応した光を感光体ドラム21の表面に照射する画像形成装置1本体に設けられたLEDヘッド23と、現像剤であるトナー24を貯蔵するトナーカートリッジ25と、トナー24を現像ローラ27に供給するトナー供給ローラ26と、感光体ドラム21表面の静電潜像をトナー24により現像する現像ローラ27と、現像ローラ27に担持されたトナー24の厚みが均一となるように規制するトナー層形成ブレード28と、感光体ドラム21に残留したトナー24を掻き落とすクリーニングブレード29から構成される。また、画像形成部20は画像形成装置1に対して着脱可能に配設されている。以下、画像形成部20を構成する各構成部材について具体的に説明する。
画像形成部20内の感光体ドラム21は、現像剤像が形成される像担持体であり、画像情報に基づく静電潜像を担持するために表面に電荷を蓄えることが可能なように構成されている。なお、感光体ドラム21は、円筒形状部から成り、回転可能なように設けられている。この様な感光体ドラム21は、アルミニウム等から成る導電性基層に光導電層と電荷輸送層からなる感光層を形成している。また、帯電ローラ22は、帯電部であり、図示せぬ電源を用いて感光体ドラム21の表面に所定の正電圧又は負電圧を印加することにより、感光体ドラム21の表面に対して一様に電荷を蓄えさせるためのものである。帯電ローラ22は、一定の圧力で感光体ドラム21の表面に接触しながら回転可能なように設けられている。この様な帯電ローラ22は、導電性の金属シャフトにシリコーン等の半導電性ゴムを被覆することで構成されている。また、LEDヘッド23は、画像情報に対応した光を感光体ドラム21の表面に照射して感光ドラム11の表面に静電潜像を形成することが可能なように構成されており、感光体ドラム21の上方に位置するように画像形成装置1本体に設けられる。この様なLEDヘッド23は、複数のLED素子、レンズアレイ、及びLED駆動素子を組み合わせたものから構成されている。また、トナー24は、ガラス転移温度Tgが40℃のポリエステル樹脂、着色剤、帯電制御剤、及び離型剤から成る。なお、トナー24の帯電特性を上げるために、負帯電性粉砕法により製造された粉砕形状で体積平均粒径8μmのトナー24に疎水性シリカである外添剤を添付している。また、トナーカートリッジ25は、トナー24を貯蔵する収容器であり、トナー供給ローラ26の上方に装着される。なお、トナーカートリッジ25は、例えば側面部が略円形状で記録媒体3の搬送方向と垂直方向に長い矩形状部から形成される。また、トナーカートリッジ25は、印刷動作によりトナー24が消耗した時に交換するために着脱自在に構成されている。
画像形成部20内のトナー供給ローラ26は、回転しながら現像ローラ27に当接することで、現像ローラ27にトナー24を供給できるように設けられている。この様なトナー供給ローラ26は、例えば導電性を有する金属シャフトに発泡剤が添加されたゴムを被覆することで構成されている。また、現像ローラ27は、一定の圧力で感光体ドラム21の表面に接触しながら回転可能なように構成されている。現像ローラ27は、回転しながらトナー24を感光体ドラム21に搬送し、感光体ドラム21の表面に形成された静電潜像をトナー24によって現像する。この様な現像ローラ27は、円筒形状部から成り、導電性を有する金属シャフトに半導電ウレタンゴム材等を被覆することで構成されている。また、トナー層形成ブレード28は、その先端部が現像ローラ27の表面に当接するように設けられ、トナー供給ローラ26から現像ローラ27の表面に供給された内、一定量を越えたトナー24を掻き取ることで、現像ローラ27の表面に形成されるトナー24の厚みを常に均一となるように規制する。この様なトナー層形成ブレード28は、ステンレス等の板状弾性部材で形成されている。また、クリーニングブレード29は、ゴム材等から成る板状部から形成され、感光体ドラム21上に形成されたトナー画像を記録媒体3に転写した後に感光体ドラム21に残留したトナー24を掻き落とすために、クリーニングブレード29の先端部を感光体ドラム21の表面に当接させるように配設する。
転写部30は、画像形成部20で形成されたトナー画像を記録媒体3に転写する。また、転写部30は、転写ベルト31、ドライブローラ32、アイドルローラ33、転写ローラ34、転写ベルトクリーニングブレード35、及び廃棄トナー収容器36から構成される。以下、転写部30を構成する各構成部材について具体的に説明する。ドライブローラ32及びアイドルローラ33は、無端状に形成された転写ベルト31の両端に設けられ、後述する転写ベルト31に一定の張力を与えている。なお、ドライブローラ32及びアイドルローラ33は、高摩擦抵抗から成る部材で形成され、ドライブローラ32及びアイドルローラ33を図示せぬ駆動系によって回転させると、転写ベルト31が従動して駆動する。また、転写ベルト31は、記録媒体3を画像形成部20に搬送して画像情報を転写するための搬送手段であり、転写ベルト31の周面上に記録媒体3を静電吸着できるようにした無端状のベルトである。また、転写ベルトクリーニングブレード35は、弾性部材から成る板状部から形成され、転写ベルト31の表面に付着したトナー24や紙粉などの付着物を払い落とすために、転写ベルトクリーニングブレード35の先端部を転写ベルト31の表面に対して一定の圧力を付加した状態で当接させている。また、廃棄トナー収容器36は、転写ベルトクリーニングブレード35で払い落としたトナー24や紙粉などの付着物を回収するための容器であり、転写ベルトクリーニングブレード35に近接し、且つ、転写ベルト31の下部に設けられる。また、転写ローラ34は、感光体ドラム21の下方に位置し、転写ローラ34と感光体ドラム21により記録媒体3を挟むように当接した状態で回転可能に設けられている。この様な転写ローラ34には、トナー24の帯電とは逆極性のバイアス電圧が供給され、感光体ドラム21の表面に形成されたトナー画像を記録媒体3に転写する。
定着器40は、転写部30で記録媒体3に転写されたトナー画像を溶解及び加圧して定着させる。また、定着器40は、定着ローラ41及び加圧ローラ42から構成される。以下、定着器40を構成する各構成部材について具体的に説明する。定着ローラ41と加圧ローラ42は、転写ベルト31により搬送されてきた記録媒体3を挟むように対向して配設され、記録媒体3に転写されたトナー画像を定着させる。具体的には、定着ローラ41及び加圧ローラ42は表面が弾性体で円筒形状部から形成され、円筒形状部の内部にそれぞれハロゲンランプ等のヒータが配設されている。このような定着ローラ41及び加圧ローラ42は記録媒体3上に弱い静電気力だけで付着しているトナー画像を溶解した上で、加圧ローラ42の加圧力によりトナー画像を記録媒体3に定着させる。なお、加圧ローラ42は、定着ローラ41の回転に付勢されることで従動する。
排出部50は、定着器40から排出された記録媒体3をスタッカ53に排出する。また、排出部50は、排出ローラ51、排出コロ52、及びスタッカ53から構成される。以下、排出部50を構成する各構成部材について具体的に説明する。排出ローラ51及び排出コロ52は、定着器40から搬送されてきた記録媒体3を挟むように対向して配設され、排出ローラ51の回転に付勢させて排出コロ52を従動させることで、記録媒体3をスタッカ53に排出する。また、スタッカ53は、画像情報を印刷して排出された記録媒体3を積載して収容する収納スペースである。
次に、画像形成装置1の制御について説明する。図2に画像形成装置1の構成を示すブロック図を示す。以下、図2を参照しながら具体的に説明する。
画像形成装置1は、マイクロプロセッサ、入出力ポート、タイマ等から構成される印刷制御部70を設けており、この印刷制御部70から画像形成装置1に指令を出すことにより画像情報を記録媒体3に印刷する一連のプロセスを制御する。また、印刷制御部70は、インターフェイス部60、ROM61、RAM62、パルス信号変換部63、プロセス制御部72、電圧制御部73、及びモータ制御部74と相互に接続している。以下、印刷制御部70と相互に接続している各構成部材について具体的に説明する。但し、図1を参照しながら前述した各構成部材については説明を省く。
画像形成装置1の制御に関し、インターフェイス部60は、上位装置71からの印刷データ及び制御コマンド等を受信する。また、ROM61は、用紙搬送経路2に設けられた各ローラ間の距離、記録媒体3を搬送する速度、及び感光体ドラム21の周速度等を予め記録する。また、RAM62は、一時的に記憶する読み書き可能な揮発性メモリであり、クリーニングカウントを記憶する。また、パルス信号変換部63は、感光体ドラム21の回転速度を制御するモータ制御部74内のIDモータ制御部75から発信されるパルス信号をカウントすることにより、パルス信号を感光体ドラム21の回転数と同値であるクリーニングカウントに変換する。また、プロセス制御部72は、LEDベッド23及び定着器40に設けられた定着ローラ41に印加する電圧を制御する。また、電圧制御部73は、帯電ローラ22、現像ローラ27、転写ローラ34、トナー供給ローラ26、及びトナー層形成ブレード28に印加する電圧を制御する。また、モータ制御部74は、給紙ローラ12、感光ドラム21、帯電ローラ22、トナー供給ローラ26、現像ローラ27、ドライブローラ32、アイドルローラ33、及び転写ローラ34の各ローラの回転速度を制御する。例えば、給紙ローラ12により記録媒体3の搬送が開始されてから画像形成20K内に設けられた感光体ドラム21に達するまでの時間tは、給紙ローラ12から画像形成部20K内に設けられた感光体ドラム21までの用紙搬送距離をL(20K)とし、記録媒体3の線速度をVとすると、印刷制御部70でt=L(20K)/Vと計算される。
次に、画像形成装置1内に設けられた感光体ドラム21に係るクリーニング動作について説明する。図3に感光体ドラム21のクリーニング動作に係る画像形成部20内を記録媒体3が搬送される模式図を示す。また、図4に感光体ドラム21のクリーニング動作に係る画像形成装置1から排出された記録媒体3の模式図を示す。また、図5に感光体ドラム21のクリーニング動作に係るタイムチャートを示す。また、図6に感光体ドラム21のクリーニング動作に係るフローチャートを示す。なお、本実施形態は、印刷動作が終了して感光体ドラム21の回転数が所定の回転数に係る閾値を越えた場合に、クリーニング動作を行うものである。また、感光体ドラム21の回転数に係る閾値は例えば500回転とするが、当該回転数に限定するものではなく一例である。以下、感光体ドラム21に係るクリーニング動作について、図3乃至図6を参照しながら具体的に説明する
上位装置71から印刷データがインターフェイス部60を経て印刷制御部70に送信されると、印刷制御部70は、プロセス制御部72、電圧制御部73、及びモータ制御部74に指令を出して、通常印刷動作、及び、感光体ドラム21に係るクリーニング動作に係るシーケンスを開始する(S1)。次に、通常印刷時には、感光体ドラム21の回転速度を制御するIDモータ制御部75から発信されるパルス信号をパルス信号変換部63内のカウンタで計測する。ここで、印刷制御部70が上位装置71からのデータ送信が完了して印刷ジョブが終了したと判断した場合(Yes)には手順3に進み、印刷ジョブが終了していないと判断した場合(No)には手順1に戻る(S2)。次に、手順2に進んだ場合、印刷制御部70はパルス信号変換部63に信号を送り、印刷時にカウントしていたパルス信号数をクリーニングカウント値に変換した後、パルス信号数をリセットする。また、変換したクリーニングカウント値は、RAM62に記憶されているクリーニングカウント値に加算して書き込む。なお、クリーニングカウント値は、計測されたパルス数をm、感光体ドラム21を1回転させるのに必要なパルス数をnとすると、m/nで表される(S3)。次に、印刷制御部70がRAM62内に記憶されているクリーニングカウント値を確認し、クリーニングカウント値が500以上の場合(Yes)には手順5に進み、クリーニングカウント値が500未満の場合(No)にはシーケンスを終了する(S4)。
手順5に進んだ場合、印刷制御部70が指令を出して感光体ドラム21のクリーニングに係る制御を開始する(S5)。次に、印刷制御部70からモータ制御部74に指令を出し、モータ制御部74が給紙ローラ12、感光体ドラム21、ドライブローラ32、及びアイドルローラ33を回転駆動する。また、給紙ローラ12を駆動開始した時間をtとする。なお、記録媒体3が画像形成部20K内に設けられた感光体ドラム21と転写部30に設けられた転写ローラ34の間に達する時間t1(20K)は、ROM61内に予め格納されている給紙ローラ12から画像形成20K内に設けられた感光体ドラム21までの用紙搬送距離L(20K)、及び、転写ベルト31の移動速度V(m/sec)から、印刷制御部70でt=L(20K)/Vと計算される(S6)。次に、印刷制御部70から電圧制御部73に指令を出し、電圧制御部73が帯電ローラ22に帯電電圧Vch(V)=−1200Vを印加する。また、帯電電圧Vch(V)の値は絶対値である。なお、帯電電圧を印加するタイミングは、ROM61内に予め格納されている帯電ローラ22から画像形成20K内に設けられた帯電ローラ22までの感光体ドラム21表面上の距離LD(ch-tr)、及び、感光体ドラム21の回転速度VD1(m/sec)から、印刷制御部70でt3(20K)= LD(ch-tr)/VD1と計算される(S7)。次に、記録媒体3が画像形成部20K内に設けられた感光体ドラム21と転写部30に設けられた転写ローラ34の間に達する時間t1(20K)に、印刷制御部70からモータ制御部74内のIDモータ制御部75に指令を出して、IDモータ制御部75が感光体ドラム21の周速度をVD1(m/sec)からVD2(m/sec)に上げ、且つ、印刷制御部70から電圧制御部73に指令を出して電圧制御部73が転写ローラ34に転写電圧Vtr(V)=3000Vを印加する。上述した通り、感光体ドラム21と記録媒体3との間に速度差を設け、記録媒体3に感光体ドラム21表面を擦り合わせることにより、感光体ドラム21表面に付着したトナー24に添付された外添剤を記録媒体3に付着させて、感光体ドラム21の表面をクリーニングすることができる。具体的には、図4に示す様に、クリーニングブレード29で十分に掻き取れなかった外添剤であるドラムフィルミング物質を清掃用の記録媒体3に付着させることにより、感光体ドラム21表面上に外添剤が付着して固着することで画像情報を印刷した記録媒体3に生じる印字不良を防止することができる(S8)。
感光体ドラム21の周速度をVD1(m/sec)からVD2(m/sec)に上げてから感光体ドラム21が2回転する時間t2(20K)より早い時間に、帯電ローラ22に印加している帯電電圧 Vchをoffする。なお、帯電電圧をoffする時間t4(20K)は、t4(20K)= LD(ch-tr)/ VD2と計算される(S9)。次に、感光体ドラム21の周速度をVD1(m/sec)からVD2(m/sec)に上げてから感光体ドラム21が2回転する時間t2(20K)に、印刷制御部70からモータ制御部74内のIDモータ制御部75に指令を出して、IDモータ制御部75が感光体ドラム21の周速度をVD2(m/sec)から通常の印刷速度であるVD1(m/sec)に下げる。なお、記感光体ドラム21の周速度をVD1(m/sec)からVD2(m/sec)に上げてから感光体ドラム21が2回転する時間t2(20K)は、ROM61内に予め格納されている感光体ドラム21の外周長さL(m)、及び、感光体ドラム21の回転速度VD2(m/sec)から、印刷制御部70でt2(20K)=L/VD2と計算される。また、上述した画像形成部20Kにおけるクリーニング動作は、画像形成部20Y、20M、及び20Cについても、それぞれの感光体ドラム21及び転写ローラ34の間に記録媒体3が到達するタイミングで、同様に実行される。なお、感光体ドラム21のクリーニング操作が実行されている間は、現像電圧、トナー供給電圧、トナー層形成ブレード電圧、及びLED露光電圧はそれぞれoffである(S10)。次に、画像形成部20K、20Y、20M、及び20Cにおいて、各感光体ドラム21で擦り取ったトナー24の外添剤が付着した記録媒体3は、定着器40を経て画像形成装置1外面に設けられたスタッカ53に排出される(S11)。次に、印刷制御部70が RAM62内に記録されたクリーニングカウント値を0にリセットして、感光体ドラム21に係るクリーニング動作に係るシーケンスを終了する(S12)。
以上、第1の実施形態によれば、感光体ドラム21と転写ベルト31との間に記録媒体3を挟んだ状態で感光体ドラム21の速度を上げることにより、感光体ドラム21の周速度と転写ベルト31の搬送速度との間に速度差を設けて、従来のクリーニングブレード29では十分に除去することができなかった感光体ドラム21表面に付着したトナー24に添付された外添剤を除去することできる。また、感光体ドラム21の表面を帯電ローラ22により帯電させた感光体ドラム21と転写ベルト31との間に記録媒体3を挟んだ状態で感光体ドラム21の速度を上げることにより、更に効率良く外添剤を除去することできた。従って、外添剤に起因したドラムフィルミングに係る印字不良を防止することができる。上述した通り、上記電圧を各構成部材に印加することで感光体ドラム21から外添剤を掻き取り易くなる。具体的には、帯電ローラ22から感光体ドラム21にマイナスの電圧が印加されることにより、感光体ドラム21上に付着した外添剤にマイナスの電圧が掛かる。一方、転写ローラ34にはプラスの電圧が印加される。このため、マイナスの電圧が掛かった外添剤がプラスの電圧を印加された転写ローラ34に吸引されることにより、外添剤が記録媒体3に吸着され易くなる。従って、外添剤を感光体ドラム21から掻き取り易くなる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置1について説明する。なお、本実施形態においては、湿度センサ64及び湿度判定部65を設け、感光体ドラム21のクリーニングを実行するか否かを、湿度センサ64で測定した湿度に基づいて湿度判定部65が判定する構造に特徴を有する。すなわち、第1の実施形態では、印刷ジョブが終了した時にRAM62に記憶されたクリーニングカウントが500以上となる毎に、感光体ドラム21のクリーニングを実行したが、第2の実施形態においては、感光体ドラム21のクリーニングを実行する前に湿度センサ64で画像形成装置1内の湿度を測定し、 湿度が一定値以下の場合にのみ感光体ドラム21のクリーニングを実行する。それ以外の画像形成装置1に係る構成は、第1の実施形態で述べた画像形成装置1の構成と同様である。そこで、本実施形態では、簡単のため重複した説明は省略し、第1の実施形態と異なる構成に関してのみ説明する。
画像形成装置1内における各湿度に対するドラムフィルミングの発生について説明する。表1に、第2の実施形態、及び、比較例として従来の実施形態に係る、画像形成装置1内の各湿度に対するドラムフィルミングの発生のレベルを示す。
感光体ドラム21表面に外添剤であるドラムフィルミング物質が付着することによって、100%濃度印刷時にトナー24が紙面上に付着することができず、印刷画像に白抜け点として表れる場合があり、当該現象はドラムフィルミングによる印字不良である。ドラムフィルミングの発生レベルを、○、△、×の3段階で示した。感光体ドラム21表面にドラムフィルミング物質である外添剤が付着していない場合には○を、感光体ドラム21表面に外添剤が付着しているが、付着量が少ないため、100%濃度印字を行ってもドラムフィルミングに起因した印字不良が発生しなかった場合には△を、感光体ドラム21表面に外添剤が付着し、且つ、100%濃度印字を行うとドラムフィルミングに起因した印字不良が発生した場合には×と表記している。また、温度25℃、画像比率1%、Black色の微粉砕トナーの印刷条件において、5000枚の連続印刷試験を行った後に、ドラムフィルミングレベルを評価した。本発明である感光体ドラム21のクリーニングを行わない従来例においては、画像形成装置の湿度が60%rh以上の場合に感光体ドラム21表面にドラムフィルミング物質が付着しなかった。しかし、湿度が50%rh以下になると感光体ドラム21表面にドラムフィルミング物質の付着を確認した。ここで、 感光体ドラム21表面にドラムフィルミング物質が付着し、且つ、湿度50%rh 以下の印刷条件において、本発明に係る感光体ドラム21のクリーニングを実施したが、画像形成装置1内の湿度が20%rh 以上の場合には、感光体ドラム21へのドラムフィルミング物質の付着が確認されなかった。同様に、画像形成装置1内の湿度が10%rhの場合には、感光体ドラム21表面へのドラムフィルミング物質の付着は確認できたが、少量であったため、100%濃度印字を行った記録媒体3にドラムフィルミングによる印字不良は確認されなかった。上述した通り、画像形成装置1内の湿度が50%rh以下の場合にのみ、感光体ドラム21のクリーニングを実行しても、感光体ドラム21表面のドラムフィルミングに起因した印字不良が発生しないことを確認した。
次に、画像形成装置1の制御について説明する。図7に画像形成装置1の構成を示すブロック図を示す。以下、図7を参照しながら具体的に説明する。
画像形成装置1は、マイクロプロセッサ、入出力ポート、タイマ等から構成される印刷制御部70を設けており、この印刷制御部70から画像形成装置1に指令を出すことにより画像情報を記録媒体3に印刷する一連のプロセスを制御する。また、印刷制御部70は、第1の実施形態と同一の構成部材であるインターフェイス部60、ROM61、RAM62、パルス信号変換部63、プロセス制御部72、電圧制御部73、及びモータ制御部74に加えて、第2の実施形態において追加された構成部材である湿度判定部65と相互に接続している。湿度判定部65は印刷制御部70から指令を受け、画像形成装置1内に配設された湿度センサ64で湿度を測定して、当該湿度センサ64で測定された湿度が一定値以下か否かを判定する。
次に、画像形成装置1内に設けられた感光体ドラム21に係るクリーニング動作について説明する。図8に感光体ドラムのクリーニング動作の流れを示すフローチャートを示す。以下、感光体ドラム21に係るクリーニング動作について、図8を参照しながら具体的に説明する
上位装置71からの印刷データがインターフェイス部60を経て印刷制御部70に送信されると、印刷制御部70は、プロセス制御部72、電圧制御部73、及びモータ制御部74に指令を出すことにより、通常の印刷動作、及び、感光体ドラム21に係るクリーニング動作に係るシーケンスを開始する(S21)。なお、第2の実施形態における手順21乃至手順24は、第1の実施形態における手順1乃至手順4とそれぞれ同様である。手順24から手順25に進むと、印刷制御部70から湿度判定部65に指令を出し、湿度判定部65の制御に基づき画像形成装置1内に配設された湿度センサ64が湿度を測定する(S25)。次に、湿度判定部65が湿度センサ64で測定された湿度を判定し、湿度が50%以上の場合(Yes)には手順27に進み、湿度が50%未満の場合(No)にはシーケンスを終了する。但し、判定基準値である50%は一例であり、その他の値でも構わない。また、判定基準値は予めROM61に格納しておくか、画像形成装置1に設けられた図示せぬ操作表示部から入力する(S4)。なお、第2の実施形態における手順27乃至手順34は、第1の実施形態における手順5乃至手順12とそれぞれ同様である。
以上、第2の実施形態によれば、画像形成装置1内の湿度が一定値以下の場合にのみ、感光体ドラム21のクリーニングを実行する。すなわち、ドラムフィルミングが起こりやすい低湿環境においてのみ感光体ドラム21のドラムクリーニングを実行する。従って、ドラムフィルミングによる印宇不良を防止することにより高品質な画質を維持し、且つ、感光体ドラム21表面の磨耗を最小限に抑えて感光体ドラム21の寿命を伸ばすことができる。
なお、上述した第1の実施形態及び第2の実施形態においては、プリンタを電子写真式のカラープリンタとして説明したが、本実施形態のプリンタを複写機、モノクロプリンタ、ファクシミリ装置、自動原稿読み取り装置、複合装置などに設けても良い。また、第1の実施形態及び第2の実施形態においては、感光体ドラム21の回転速度を変更したが、感光体ドラム21の回転速度は変更せず、記録媒体3を静電吸着させた転写ベルト31の速度を変更することでも、本発明に係る同様の効果が得られる。すなわち、感光体ドラム21の回転速度と記録媒体3の搬送速度を異ならせることにより、感光体ドラム21表面への外添剤の付着を防止できる。また、感光体ドラム21のクリーニングを所定の累計回転数では無く画像形成装置1の使用時間に応じて定期的に行っても良い。また、4つの画像形成部20K、20Y、20Mにそれぞれ設けられた感光体ドラム21を一括してクリーニングせず、画像形成部20毎に別々にクリーニングを行っても良い。さらに、例えば画像形成部20Kに設けられた感光体ドラム21に対してクリーニングを行っている間に、他の3つの画像形成部20Y、20M、及び20Cに設けられた感光体ドラム21を上昇させて転写ベルト31から退避させることにより、外添剤が付着した記録媒体3が他の画像形成部20に設けられた感光体ドラム21に再付着することを防止する構造としても良い。
また、外添剤を掻き取るための記録媒体3は、一般的な普通紙であっても良いが、ランニングコストを軽減するために専用紙としても良い。但し、専用紙の場合には、外添剤が付着した専用紙を処理して複数回にわたり利用可能な仕様の用紙が望ましい。また、本発明に係る実施形態においては、感光体ドラム21を2回転させるクリーニング動作として説明したが、これに限定するものではない。また、本発明における画像形成部20は、ブラック色、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の4色に対応する画像情報を現像する4つの画像形成部20K、20Y、20M、及び20Cを備えるが、ブラック色を除いた3色に対応する3つの画像形成部20Y、20M、及び20Cを備えても良い。同様に、それぞれブラック色に対応する画像情報を現像する2つの画像形成部20Kを備えても良い。このように、画像形成部20の個数、画像形成部20の色の組み合わせ、配設位置等は限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、本発明は画像形成装置1内に設けられた感光体ドラム21のクリーニングに係る制御に関するものであることから、 画像形成機構を直接的に有していないプリンタサーバにも適用可能である。
本発明の第1の実施形態の画像形成装置を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成装置の制御を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成装置に係る画像形成部内を搬送される記録媒体を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成装置に係る感光体ドラムのクリーニング動作に伴い画像形成装置から排出された記録媒体を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成装置に係る感光体ドラムのクリーニング動作に係るタイムチャートを示す模式図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成装置に係る感光体ドラムのクリーニング動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の画像形成装置の制御を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の画像形成装置に係る感光体ドラムのクリーニング動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 用紙搬送経路
3 記録媒体
10 給紙部
11 給紙トレイ
12 給紙ローラ
13 プレッシャローラ
14 レジストローラ
15 プレッシャローラ
16 レジストローラ
20,20K,20Y,20M,20C 画像形成部
21 感光体ドラム
22 帯電ローラ
23 LEDヘッド
24 トナー
25 トナーカートリッジ
26 トナー供給ローラ
27 現像ローラ
28 トナー層形成ブレード
29 クリーニングブレード
30 転写部
31 転写ベルト
32 ドライブローラ
33 アイドルローラ
34 転写ローラ
35 転写ベルトクリーニングブレード
36 廃棄トナー収容器
40 定着器
41 定着ローラ
42 加圧ローラ
50 排出部
51 排出ローラ
52 排出コロ
53 スタッカ
60 インターフェイス部
61 ROM
62 RAM
63 パルス信号変換部
64 湿度センサ
65 湿度判定部
70 印刷制御部
71 上位装置
72 プロセス制御部
73 電圧制御部
74 モータ制御部
75 IDモータ制御部
76 各ローラ

Claims (9)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に当接して前記像担持体を帯電させる帯電部と、
    前記帯電部材により帯電された前記像担持体に現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像部と、
    前記現像部により形成された前記現像剤像を媒体に転写する転写部と
    前記像担持体、前記帯電部、前記現像部、及び前記転写部を一定の条件で制御する印刷制御部とを有し、
    前記印刷制御部は、印刷動作を実行しない時、前記像担持体の周速度と前記媒体の搬送速度とを異ならせた状態で、前記像担持体と前記媒体とを当接させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷制御部は、印刷動作を実行しない時、前記像担持体の周速度を上げた状態で、前記像担持体と前記媒体とを当接させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷制御部は、印刷動作を実行しない時、前記像担持体の周速度と前記媒体の搬送速度とを異ならせた状態で、前記帯電部により帯電された前記像担持体と前記媒体とを当接させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷制御部は、印刷動作を実行しない時、前記像担持体の周速度を上げた状態で、前記帯電部により帯電された前記像担持体と前記媒体とを当接させることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に当接して前記像担持体を帯電させる帯電部と、
    前記帯電部材により帯電された前記像担持体に現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像部と、
    前記現像部により形成された前記現像剤像を媒体に転写する転写部と
    前記像担持体、前記帯電部、前記現像部、及び前記転写部を一定の条件で制御する印刷制御部と、
    装置内の湿度を測定する湿度センサと、
    前記湿度センサで測定された湿度の値が一定値以下であるか否かを判定する湿度判定部とを有し、
    前記印刷制御部は、前記湿度判定部で判定された前記装置内の湿度の値が一定値以下で、且つ、印刷動作を実行しない時、前記像担持体の周速度と前記媒体の搬送速度とを異ならせた状態で、前記像担持体と前記媒体とを当接させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記印刷制御部は、印刷動作を実行しない時、前記像担持体の周速度を上げた状態で、前記像担持体と前記媒体とを当接させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記印刷制御部は、印刷動作を実行しない時、前記像担持体の周速度と前記媒体の搬送速度とを異ならせた状態で、前記帯電部により帯電された前記像担持体と前記媒体とを当接させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記印刷制御部は、印刷動作を実行しない時、前記像担持体の周速度を上げた状態で、前記帯電部材により帯電された前記像担持体と前記媒体とを当接させることを特徴とする請求項5又は請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記一定値は、50%rhであることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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