JP2010031492A - 扉体の組立構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】
扉体の組立構造における、部材同士の位置決め、及び、コーナー部に生じる隙間に起因する問題を同時に解決することを目的とする。
【解決手段】
第1部材1、第2部材2の側面部13,23,15,25の上下端部の余端部(延出部130´、131´、150´、151´)を折曲することで、扉体の上面部11,21、下面部12,22の左右端部の一部を形成する。第1面部1と第2面部2とを対向させて、当接部14,24,16,26同士を当接させ、第1上面部と第2上面部の端縁同士、第1下面部と第2下面部の端縁同士を突き合せた状態で、突片3が凹部4に嵌り合うと共に、突片3は、当接部14,24,16,26の上下端縁に外側から当接する。
【選択図】図2

Description

本発明は、扉体の組立構造に関するものである。
一般に、扉体は、扉体の第1面を形成する第1面部と、当該第1面部の周縁に折曲形成された第1上面部、第1下面部、左右の側面部と、左右の側面部の先端から当該第1面部に平行状に延出する左右の当接部と、を備えた第1部材と、扉体の第2面を形成する第2面部と、当該第2面部の周縁に折曲形成された第2上面部、第2下面部、左右の側面部と、左右の側面部の先端から当該第2面部に平行状に延出する左右の当接部と、を備えた第2部材と、から組み立てられている。
従来は、第1部材と第2部材との位置決めは、当該部材間に設けられる断面視コ字形の補強骨材を介して行なっていた。また、従来の組立構造では、扉体のコーナー部に隙間が生じるため、コーナー部の隙間塞ぎ処理として、溶接、サンダー処理、パテ処理が必要となっていた。特許文献1には、ノーエッジ扉の組立構造が記載されているが、コーナー部の溶接に起因する課題については言及されていない。特許文献2は、コーナー部の溶接に起因する課題に対応するものであるが、部材同士の位置決めについては言及されていない。
実公昭61−7357号 実開昭57−29795号
本発明は、扉体の組立構造における、部材同士の位置決め、及び、コーナー部に生じる隙間に起因する問題を同時に解決することを目的とする。
本発明が採用した扉体の組立構造は、
扉体の第1面を形成する第1面部と、当該第1面部の周縁に折曲形成された第1上面部、第1下面部、左右の側面部と、左右の側面部の先端から当該第1面部に平行状に延出する左右の当接部と、を備えた第1部材と、
扉体の第2面を形成する第2面部と、当該第2面部の周縁に折曲形成された第2上面部、第2下面部、左右の側面部と、左右の側面部の先端から当該第2面部に平行状に延出する左右の当接部と、を備えた第2部材と、
からなり、
前記第1上面部と前記第2上面部の左右の端部は、それぞれ、前記左右の側面部の上端側の余端部を折曲することで形成され、前記第1下面部と前記第2下面部の左右の端部は、それぞれ、前記左右の側面部の下端側の余端部を折曲することで形成されており、
前記第1部材と前記第2部材とは、前記第1面部と前記第2面部とを対向させて、前記当接部同士を当接させ、前記第1上面部と前記第2上面部の端縁同士、前記第1下面部と前記第2下面部の端縁同士を突き合せるようにして組み立てられ、
前記第1上面部と前記第2上面部、前記第1下面部と前記第2下面部は、前記端縁同士を突き合わせる時に、扉体の幅方向両端部に夫々位置して互いに対向する部位を有しており、前記端縁同士を突き合わせた時の扉体の幅方向両端部のいずれか一方の端部あるいは両方の端部において、互いに対向する部位のいずれか一方の部位には扉体の見込方向に延出する突片が形成され、他方の部位には前記突片を受け入れる凹部が形成されており、
前記端縁同士を突き合わせた時に、前記突片が前記凹部に嵌り合うと共に、前記突片は、前記当接部の上下端縁に外側から当接するように構成されている。
好ましい態様では、扉体の上下の幅方向両端部(すなわち、扉体の四隅に近接した部位)において、一方の突片が他方の凹部に嵌り合うようにする。後述する実施形態では、第1上面部の一方の端部に突片、他方の端部に凹部を形成し、第2上面部の一方の端部に凹部、他方の端部に突片を形成し、第1下面部の一方の端部に凹部、他方の端部に突片を形成し、第2下面部の一方の端部に突片、他方の端部に凹部を形成しており、1つの上面部ないし下面部の一端側に突片、他端側に凹部を形成している。本発明における突片、凹部を形成する態様はこれには限定されず、1つの上面部ないし下面部の両端を突片、あるいは、凹部から形成してもよい。要するに、扉体の各隅部に近接した部位において、いずれか一方に突片、他方に当該突片が嵌る凹部が形成されていればよい。
1つの態様では、
前記第1部材、前記第2部材は、それぞれ、略長方形状の金属板材を折曲形成することで形成されており、
前記金属板材の周縁には、上側折曲片、下側折曲片、第1左側折曲片、第1右側折曲片、が形成されており、さらに、第1左側折曲片の先端側には第2左側折曲片が、第1右側折曲片の先端側には第2右側折曲片が、それぞれ形成されており、
前記第1上面部、前記第2上面部は、上側折曲片を当該金属板材に対して垂直状に折曲してなる部分を主要部としており、
前記第1下面部、前記第2下面部は、下側折曲片を当該金属板材に対して垂直状に折曲してなる部分を主要部としており、
前記左右の側面部は、左右の第1折曲片を当該金属板材に対して垂直状に折曲することで形成されており、
前記左右の当接部は、左右の第2折曲片を第1折曲片に対して垂直状に折曲することで形成されており、
左右の第1折曲片の上下端部には、前記余端部としての延出片が形成されており、当該延出片を第1折曲片に対して垂直状に折曲することで、折曲された延出片によって第1上面部、第2上面部、および、第1下面部、第2下面部の左右方向端部の一部が形成されており、
前記凹部は、折曲された上側折曲片、下側折曲片からなる前記主要部の左右方向の端縁と、折曲された第1折曲片の上下端部の延出片の端縁とで形成され、
前記突片は、
前記側面部の上端ないし下端に折曲形成された延出片の部分、又は、
前記主要部に一体形成された突片、又は、
前記当接部の上端ないし下端に折曲形成された延出片、から構成される。
本発明では、第1部材、第2部材の側面部の上下の余端部を折曲することで、折曲された余端部が、上面部、下面部の左右の端部の一部を形成するようにしたので、扉体のコーナー部には、側面部の折り曲げ部が位置するため、コーナー部に隙間が生じることがなく、従来のようにコーナー部の隙間を塞ぐ作業が不要となる。
本発明では、第1部材、第2部材の一方の突片が、他方の凹部に嵌り合うことで、第1部材と第2部材の左右方向の位置決めを行なうことができ、さらに、上下の突片が、当接部の上下端縁に外側(上側及び下側)から当接するので、第1部材と第2部材の高さ方向の位置決めを行なうことができる。
前記凹部および/あるいは前記突片の少なくとも一部は、前記折曲された余端部から構成することができ、より少ない構成要素で、部材同士の位置決め、及び、コーナー部に生じる隙間に起因する問題を同時に解決することができる。
本発明の好ましい実施形態について、図面に基づいて説明する。図1に示すように、扉体は、金属板材から形成された第1部材1及び第2部材2を組み立てることで形成される。第1部材1は、扉体の第1面を形成する第1面部10と、第1面部10の周縁に、第1面部10に対して垂直状に折曲形成された第1上面部11、第1下面部12、左右の側面部13、15、左右の側面部13、15の先端から第1面部10に平行状に延出する左右の当接部14、16と、を備えている。第2部材2は、扉体の第2面を形成する第2面部20と、第2面部20の周縁に、第2面部20に対して垂直状に折曲形成された第2上面部21、第2下面部22、左右の側面部23、25、左右の側面部23、25の先端から第2面部20に平行状に延出する左右の当接部24、26と、を備えている。
第1部材1、第2部材2は、第1面部10と第2面部20とを対向させて、左側の当接部14、24、右側の当接部16、26をそれぞれ当接させ、第1上面部11と第2上面部21の端縁同士、第1下面部12と第2下面部22の端縁同士を突き合せた状態で、左側の側面部13、23の突合せ部、右側の側面部15、25の突合せ部を溶接することで組み立てられる。
第1面部10、第2面部20は、扉体の見付面を形成し、第1上面部11と第2上面部21は、扉体の上端面を形成し、第1下面部12と第2下面部22は、扉体の下端面を形成し、左右の側面部13、23、15、25は、扉体の側面(見込面)を形成する。図示の例では、第1部材1と第2部材2との間には、断面視コ字形の補強骨材を設けていないが、補強骨材を設けてもよい。
第1部材1、第2部材2は、略長方形状の金属板材の四周縁を折曲することで形成される。図3は、第1部材1を形成するための金属板材の展開図である。図示の態様では、第1部材1と第2部材2とは同一の形状を備えており、第1部材と第2部材を向かい合わせて組み合わせることで扉体を形成するようになっている。したがって、第2部材2を形成するための金属板材の展開図も実質的に図3に示すものと同一である。図3に示すように、略長方形状の金属板材の四周状の周縁には、上側折曲片110´、下側折曲片120´、第1左側折曲片13´、第1右側折曲片15´、が形成されており、さらに、第1左側折曲片13´の先端側には第2左側折曲片14´、第1右側折曲片15´の先端側には第2右側折曲片16´が形成される。
図中には、これらの折曲片を折曲するための折曲線が二点鎖線で示してあり、折曲線L1、折曲線L2、折曲線L3、折曲線L5で囲まれる部位が、第1面部10に対応している。図3に示す略長方形状の金属板材は、長方形の金属板材の四隅を所定形状に切り欠くことで形成することができる。
上側折曲片110´、下側折曲片120´は、左右方向端部が所定形状に切り欠かれており、上側折曲片110´を、折曲線L1に沿って当該金属板材(第1面部10)に対して垂直状に折曲することで、第1上面部11の主要部110が形成され、下側折曲片120´を、折曲線L2に沿って当該金属板(第1面部10)に対して垂直状に折曲することで、第1下面部12の主要部120が形成される。本明細書において、「主要部」とは、折曲された折曲片が、上面部、下面部の領域の大部分を占めるという意味で用いている。
図3、図4下図に示すように、上側折曲片110´の左側の端縁110Bは、傾斜状に形成されている。また、端部110Bと延出片130´の傾斜状の縁130Bとは展開した状態で90度の角度を形成しており、上側折曲片110´、延出片130´を折曲した時に、端部110Bと縁130Bとが近接対向するようになっている(図5参照)。下側折曲片120´の右側の端縁の形状は、上側折曲片110´の左側の端縁110Bの形状と同じであり、さらに、第2部材2を形成する上側折曲片の右側の端縁の形状、下側折曲片の左側の端縁の形状と同じである。
上側折曲片110´の右側の端縁の形状は、下側折曲片120´の左側の端縁の形状と同じであり、さらに、第2部材2を形成する上側折曲片の左側の端縁の形状、下側折曲片の右側の端縁の形状と同じである。これらの端縁の形状については、後述する主要部210の端縁の説明を援用することができる。
左右の第1折曲片13´、15´を、それぞれ折曲線L3、L5に沿って当該金属板(第1面部10)に対して垂直状に折曲することで、左右の側面部13、15が形成され、左右の第2折曲片14´、16´を、それぞれ折曲線L4、L6に沿って第1折曲片に対して垂直状に折曲することで、第1面部10に対して平行状に延出する左右の当接部14、16が形成される。
左側の第1折曲片13´の上下端部には、折曲線L1の延長線L1´、折曲線L2の延長線L2´を、それぞれ越えて延出する延出片130´、131´が形成されており、延出片130´、131´を、延長線L1´、L2´に沿って、第1折曲片13´に対して垂直状に折曲することで、折曲された延出片(延出片130のみ図2、図4、図5に図示する)によって、第1上面部11、第1下面部12の左右方向の一端側の一部が形成される。
同様に、右側の第1折曲片15´の上下端部には、折曲線L1の延長線L1´、折曲線L2の延長線L2´を、それぞれ越えて延出する延出片150´、151´が形成されており、延出片150´、151´を、延長線L1´、L2´に沿って、第1折曲片15´に対して垂直状に折曲することで、折曲された延出片(図示せず)によって、第1上面部11、第1下面部12の左右方向の他端側の一部が形成される。
図示の例では、延出片130´と延出片151´、延出片131´と延出片150´とは、それぞれ、同一形状となっている。また、折曲部位である延長線L1´、L2´が扉体のコーナー部に位置するので、コーナー部に隙間が生じることがなく、従来のようにコーナー部を溶接する必要がない。
第2部材2を形成するための金属板材は図示しないが、第2部材2用の金属板材の形状は第1部材1用の金属板材の形状と同一であり、上述の第1部材1を形成するための金属板材の説明を援用することができる。第2部材2の構成要素が図示される場合には、対応する第1部材1の構成要素の参照番号の「1」を「2」に置き換えた参照番号で表してある。また、扉体の四隅の上側の一方の隅部のみを図2、図4、図5に図示するが、他の隅部の構成も、上下や左右の空間的な配置が異なるのみで、実質的に同じ構成を備えている。
図2、図4、図5に示すように、第2上面部21は、折曲された上側折曲片からなる主要部210と、折曲された延出片230と、から構成されており、かつ、主要部210の端縁と折曲された延出片230の端縁との間に凹部4が形成されている。すなわち、第2部材2を形成するための長方形の金属板材の四隅は、折曲後に、このような凹部4が形成されるような形状に予め切り欠かれている。
より具体的に説明すると、上側折曲片を折曲することで形成された主要部210の先端は扉体の幅方向に延出する端縁210Aとなっており、主要部210の左右の端部は、基端から先端(端縁210A)に向かって45度に傾斜状に切り欠かれており、さらに、傾斜縁の先端側を段部状に切り欠くことで、傾斜状に延出する第1縁210B、扉体の幅方向に延出する第2縁210C、扉体の見込方向に延出する第3縁210Dが形成されている。
折曲された延出片230は、扉体の幅方向に延出する第1縁230Aと、傾斜状に延出する第2縁230Bと、扉体の見込方向に延出する第3縁230Cと、を有している。主要部210の傾斜状の第1縁210Bと、延出片230の傾斜状の第2縁230Bとは同じ長さを有していると共に、互いに近接しており、主要部210の第2縁210C、第3縁210D、延出片230の第3縁230Cとから凹部4が形成されている。
図2、図4、図5に示すように、第1上面部11は、折曲された上側折曲片110´からなる主要部110と、折曲された延出片130と、から構成されており、かつ、延出片130の先端側には、扉体の見込方向に延出する突片3が一体形成されている。主要部110の先端は扉体の幅方向に延出する端縁110Aとなっており、主要部110の端縁110Aと主要部210の端縁210Aとを当接させた状態において、突片3は、第2部材2の第2上面部21に形成された凹部4(主要部210の第2縁210C、第3縁210D、延出片230の第3縁230Cとから形成されている)に嵌り合っている。突片3は、主要部110、主要部210、延出片230と面一となるように、凹部4に位置している。
図5に示すように、突片3は、凹部4の幅寸法より僅かに小さい幅寸法を備えており、その側縁30、31は、凹部4を形成する主要部210の第3縁210D、延出片230の第3縁230Cに近接対向している。したがって、突片3が凹部4に嵌り込むことで、第1部材1と第2部材2の左右方向(扉体の幅方向)の位置決めが行なわれ、かつ、左右方向のズレが規制される。
さらに、突片3は、当接部14、24の上端縁14A、24Aに上側から当接している。すなわち、図5に点線で示すように、当接部14、24は、突片3の基端部にまで延出する寸法を備えており、その上端縁14A、24Aは、突片3の直下に位置している。扉体の四隅は、図2、図4、図5に示す構成と同様の嵌り合い構造を備えており、当接部14、24の下端縁には下側から突片(第2部材2の下端に形成した突片であり、図示せず)が当接している。当接部16、26の上下端の構成も同様であり、当接部16、26の上端縁には、第2部材2の上側に形成した突片が上側から当接しており、当接部16、26の下端縁には、第1部材1の下側に形成した突片3(延出片151´を折曲して形成される)が下側から当接している。したがって、突片3が、当接部14、24、当接部16、26に上下から当接することで、第1部材1と第2部材2の上下方向(扉体の高さ方向)の位置決めが行なわれ、かつ、上下方向のズレが規制される。
図6は、本発明の他の実施形態を示している。共通の構成要素については、明細書を通して同じ参照番号が付してあり、同じ参照番号の部材の説明については、明細書の他の箇所の記載を援用することができる。図6に示す実施形態の特徴は、突片3が、上側折曲片、下側折曲片の一部から構成されている点である。より具体的には、第1の実施形態の主要部110の傾斜状の端縁110Bの先端側(端縁110A側)を、扉体の見込方向に延出することで突片3が一体形成されている。
図7は、本発明のさらに他の実施形態を示している。共通の構成要素については、明細書を通して同じ参照番号が付してあり、同じ参照番号の部材の説明については、明細書の他の箇所の記載を援用することができる。図7に示す実施形態の特徴は、突片3が、当接部14、16の一部から構成されている点である。より具体的には、図7の下図に示すように、第2折曲片14´の上側の端部、第2折曲片16´の下側の端部には、折曲線L1の延長線L1´、折曲線L2の延長線L2´を、それぞれ越えて延出する延出片3´が形成されており、延出片3´を、第2折曲片14´、第2折曲片16´に対して垂直状に折曲することで、突片3が形成される。また、図3(図4)に示す実施形態と図7に示す実施形態において、突片3は、延出片130´、150´、131´、151´と同様に、折曲線L1、L2の延長線L1´、L2´から直接延出しており、かつ、上側折曲片110´、下側折曲片120´、左右の第2折曲片14´、16´の縁部の延長線(図4下図に点線で示す)から突出していない。したがって、従来と同じ横幅X、縦幅Yの方形の金属板(図4下図参照)の四隅を所定形状に切り欠いて本発明の第1部材1、第2部材2を作成することができ、歩留まりが良い。
このように構成された第1部材1、第2部材2を、一方の突片3が、他方の凹部4に嵌り合うことで、第1部材1と第2部材2の左右方向の位置決めを行ない、かつ、上下の突片3が、当接部14、24、16、26の上下端縁に外側(上側及び下側)から当接することで、第1部材1と第2部材2の高さ方向の位置決めを行なうことができる。幅方向及び高さ方向に位置決めされて組み立てられた扉体の組立構造(仮組立構造)において、左側の側面部13、23の突合せ部、右側の側面部15、25の突合せ部を溶接することで第1部材1と第2部材2とは固定される。
本発明は、扉体の構成として利用することができる。
(A)は、図1(C)のA−A線断面図である。(B)は、図1(C)のB−B線断面図である。(C)は、第1部材と第2部材からなる扉体の正面図である。 第1部材と第2部材とからなる扉体の1つの隅部の分解斜視図である。 第1部材を形成する金属板材の展開図である。 第1実施形態に係る図であり、上図は、第1部材と第2部材とからなる扉体の上端部の部分平面図であり、下図は、第1部材を形成する金属板材の一部省略展開図である。 図4における凹部に対する突片の嵌り合い構成を拡大して示す図である。 第2実施形態に係る図であり、上図は、第1部材と第2部材とからなる扉体の上端部の部分平面図であり、下図は、第1部材を形成する金属板材の一部省略展開図である。 第3実施形態に係る図であり、上図は、第1部材と第2部材とからなる扉体の上端部の部分平面図であり、下図は、第1部材を形成する金属板材の一部省略展開図である。
符号の説明
1 第1部材
10 第1面部
11 第1上面部
12 第1下面部
13 側面部
14 当接部
15 側面部
16 当接部
2 第2部材
20 第2面部
21 第2上面部
22 第2下面部
23 側面部
24 当接部
25 側面部
26 当接部
3 突片
4 凹部

Claims (2)

  1. 扉体の第1面を形成する第1面部と、当該第1面部の周縁に折曲形成された第1上面部、第1下面部、左右の側面部と、左右の側面部の先端から当該第1面部に平行状に延出する左右の当接部と、を備えた第1部材と、
    扉体の第2面を形成する第2面部と、当該第2面部の周縁に折曲形成された第2上面部、第2下面部、左右の側面部と、左右の側面部の先端から当該第2面部に平行状に延出する左右の当接部と、を備えた第2部材と、
    からなり、
    前記第1上面部と前記第2上面部の左右の端部は、それぞれ、前記左右の側面部の上端側の余端部を折曲することで形成され、前記第1下面部と前記第2下面部の左右の端部は、それぞれ、前記左右の側面部の下端側の余端部を折曲することで形成されており、
    前記第1部材と前記第2部材とは、前記第1面部と前記第2面部とを対向させて、前記当接部同士を当接させ、前記第1上面部と前記第2上面部の端縁同士、前記第1下面部と前記第2下面部の端縁同士を突き合せるようにして組み立てられ、
    前記第1上面部と前記第2上面部、前記第1下面部と前記第2下面部は、前記端縁同士を突き合わせる時に、扉体の幅方向両端部に夫々位置して互いに対向する部位を有しており、前記端縁同士を突き合わせた時の扉体の幅方向両端部のいずれか一方の端部あるいは両方の端部において、互いに対向する部位のいずれか一方の部位には扉体の見込方向に延出する突片が形成され、他方の部位には前記突片を受け入れる凹部が形成されており、
    前記端縁同士を突き合わせた時に、前記突片が前記凹部に嵌り合うと共に、前記突片は、前記当接部の上下端縁に外側から当接するように構成されている、
    扉体の組立構造。
  2. 前記第1部材、前記第2部材は、それぞれ、略長方形状の金属板材を折曲形成することで形成されており、
    前記金属板材の周縁には、上側折曲片、下側折曲片、第1左側折曲片、第1右側折曲片、が形成されており、さらに、第1左側折曲片の先端側には第2左側折曲片が、第1右側折曲片の先端側には第2右側折曲片が、それぞれ形成されており、
    前記第1上面部、前記第2上面部は、上側折曲片を当該金属板材に対して垂直状に折曲してなる部分を主要部としており、
    前記第1下面部、前記第2下面部は、下側折曲片を当該金属板材に対して垂直状に折曲してなる部分を主要部としており、
    前記左右の側面部は、左右の第1折曲片を当該金属板材に対して垂直状に折曲することで形成されており、
    前記左右の当接部は、左右の第2折曲片を第1折曲片に対して垂直状に折曲することで形成されており、
    左右の第1折曲片の上下端部には、前記余端部としての延出片が形成されており、当該延出片を第1折曲片に対して垂直状に折曲することで、折曲された延出片によって第1上面部、第2上面部、および、第1下面部、第2下面部の左右方向端部の一部が形成されており、
    前記凹部は、折曲された上側折曲片、下側折曲片からなる前記主要部の左右方向の端縁と、折曲された第1折曲片の上下端部の延出片の端縁とで形成され、
    前記突片は、
    前記側面部の上端ないし下端に折曲形成された延出片の部分、又は、
    前記主要部に一体形成された突片、又は、
    前記当接部の上端ないし下端に折曲形成された延出片、から構成される、
    請求項1に記載の扉体の組立構造。
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