JP2010030762A - シート処理装置 - Google Patents

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

【課題】 中綴じ製本処理を行うシート処理装置において、新たな装置や機構を設けずに小型化や低コスト化を図り、紙種や枚数に関係なく折り部の膨らみが少ない中綴じ製本装置を提供する。
【解決手段】 シートの搬送負荷を判断し、判断結果に応じた搬送速度または停止タイミングに制御する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、シート処理装置および画像形成装置に関し、特に、複写機、レーザービームプリンタなどの画像形成装置などに用いられるシート処理装置に適用して好適なものである。
従来、複写機、印刷機およびレーザービームプリンタなどの画像形成装置においては、画像形成装置本体から排出される画像形成済みのシートを順次取り込んだ後に、中綴じ製本処理を行うシート処理装置を備えたものがある。
ところが、このようなシート処理装置を用いて枚数の多いシート束や、剛性の高いシートに対して製本処理を行う場合、図19に示すように、折り搬送手段によって中折りされた折部分が膨らんでしまい、品質が低下する場合がある。
そこで、このような折り部の膨らみを抑えるために、図20で示すように、プレスローラ(プレスローラ対1201)を折り部上部で移動させることによって、折り部をプレスし、折り目付け(折り目強化)を行い、膨らみを低減させる方法がある。
また、折り目強化を行うには、シート束の折り目部がプレスローラ対1201のニップ部上で停止しなければならない。そのため、多種多数枚に対応していない従来のシート処理装置では、センサ(製本排紙センサ830)がシート束の通過を検知すると一定の停止タイミングでシート束の搬送を停止し、シート束の折り目部が所定の位置になるように制御していた。
このようなシート処理装置を用いて薄紙から厚紙、多数枚に対応させると、搬送手段の停止タイミングが一定であるために、搬送負荷のばらつきが大きくなり、プレスローラ対のニップ部に到達しない(図21参照)、または、通過してしまう場合がある。そのため、折り増しができないため、折り性が良くなくなる場合がある。
また、プレスローラ対1201の長さを長くすると、折り目強化に必要な圧力を得るために、装置が大型化しコストが上がる問題がある。
そこで、このような搬送手段の停止タイミングが一定であることによる折り性低下を防ぐために、ストッパを先行しておき、シートが突き当たったら搬送を停止させ、ストッパを退避させることにより、プレスローラ対のニップ部上で停止させる方法がある。
特開2007-091469号公報
しかしながら、ストッパを先行させシートの位置を確定した後ストッパを退避させる機構を設けると、新たにコスト発生や装置が大型化する問題がある。また、シートをストッパに突き当てることにより、打痕や座屈等が発生し品質が低下してしまう場合がある。
したがって、この発明の目的は多様な紙種,多枚数に対応し、新たな装置や機構を設けずに小型化や低コスト化を図り、折り部の膨らみが少ない中綴じ製本を実現した場合においても、良好な折り性を保つことができるシート処理装置および画像形成装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明の第1の発明は、シートを折り曲げて搬送する折り搬送手段と、シートをついて前記折り搬送手段にシートを挿入する突き手段と、前記折り搬送手段により折られたシートの折り部に沿って前記シートの一部から端部まで移動することにより前記折られたシートの折り部を加圧するシート加圧手段と、を備えたシート処理装置において、シートの搬送負荷を判断する搬送負荷判断手段と、前記搬送負荷判断手段の結果に応じて、折り搬送手段の停止タイミングを制御する停止タイミング制御手段を有することを特徴とする。
この発明の第2の発明は、シートを折り曲げて搬送する折り搬送手段と、シートをついて前記折り搬送手段にシートを挿入する突き手段と、前記折り搬送手段により折られたシートの折り部に沿って前記シートの一部から端部まで移動することにより前記折られたシートの折り部を加圧するシート加圧手段と、を備えたシート処理装置において、シートの搬送負荷を判断する搬送負荷判断手段と、前記搬送負荷判断手段の結果に応じて、折り搬送手段の搬送速度を制御する搬送速度制御手段を有することを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、搬送負荷判断手段により得られた結果に応じて停止タイミングや搬送速度を変更することにより、紙種やシート枚数に関係なく中綴じ製本処理をされたシートの外観品質を向上させることができる。さらに、新たな装置を加えることが必要ないため、装置の大型化をすることがなく小型化ができ、コスト削減が可能となる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
以下、この発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の一実施形態の全図においては、同一または対応する部分には同一の符号を付す。
図1にこの発明の一実施形態による複写装置1000を示す。この一実施形態による複写装置1000は、原稿給送部100、イメージリーダ部200、および、プリンタ部300、折り処理部400、シート処理装置としてのフィニッシャ500、インサータ900を有する。
図1において原稿給送部100のトレイ1001上に、ユーザから見て成立状態かつ、フェイスアップ状態(画像が形成されている面が上向きの状態)で原稿がセットされているものとする。トレイ1001上にセットされた原稿は、原稿給送部100によって先頭ページから順次1枚ずつ左方向(図1中矢印方向)を先端に搬送される。すなわち、原稿は閉じ位置を先端にして搬送される。
さらに、この原稿は湾曲したパスを介して、プラテンガラス102上を左方向から右方向に搬送され、排紙トレイ112上に排出される。なお、この際スキャナユニット104は、所定の位置に保持された状態にある。そして、原稿がこのスキャナユニット104上を左から右に通過することによって現行の読み取り処理が行われる。この読み取り方法は、「原稿流し読み」と称される。
そして、原稿がプラテンガラス102上を通過する際に、スキャナユニット104のランプ103により原稿が照射される。この原稿からの反射光は、ミラー105,106,107およびレンズ108を介して、イメージセンサ109に導かれる。
なお、原稿給送部100により搬送された原稿は、プラテンガラス102上で一旦停止されて、この状態でスキャナユニット104が左から右に移動する。これにより、原稿の読取処理が行われる。この読み取り方法は「原稿固定読み」と称される。また、原稿給送部100を使用することなく原稿の読み取りを行う場合、ユーザにより原稿給送部100を持ち上げられてプラテンガラス102上に原稿がセットされ、「原稿固定読み」が実行される。
イメージセンサ109により読み取られた原稿の画像データは、所定の画像処理が施されて露光制御部110に搬送される。露光制御部110から、画像信号に応じたレーザ光が出力される。このレーザ光は、ポリゴンミラー110aによって走査されつつ、感光ドラム111上に照射される。これにより、感光ドラム111上には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。
感光ドラム111上に形成された静電潜像は、現像器によって現像され、トナー像として可視化される。他方、記録紙は、カセット114,115、手差し給紙部125または両面搬送パス124から転写部116に搬送される。この転写部116において、可視化されたトナー像が記録紙に転写される。転写後の記録紙に対して、定着部117において定着処理が実行される。
定着部117を通過した記録紙は、フラッパ121によって、パス122まで一旦搬送される。そして、記録紙の後端がフラッパ121を抜けた後、スイッチバックされてフラッパ121により排出ローラ118に搬送される。
この記録紙は、排出ローラ118によってプリンタ部300から排出される。これにより、トナー像が形成された面が下向きの状態(フェイスダウン)で、プリンタ部300から排出される。これを「反転排紙」と称する。
上述したように、フェイスダウンで記録紙を機外に排出することにより、先頭ページから順に画像形成処理を行う場合にページ順序を揃えることができる。ここで、先頭ページから順に画像形成処理を行う場合としては、例えば、原稿給送部100を使用して画像形成処理を行う場合や、コンピュータからの画像データに対する画像形成処理を行う場合などがある。なお、手差し給紙部125からOHPシートなどの硬いシートが搬送されて画像形成処理を行う場合、このシートはパス122に導かれない。したがって、この場合のシートはトナー像が形成された面を上向きの状態(フェイスアップ)にして、排出ローラ118によりプリンタ部300から排出される。
また、記録紙の両面に画像形成処理を行う場合、記録紙は、定着部117からまっすぐ排出ローラ118の方向に導かれる。シートの後端がフラッパ121を抜けた直後に、シートがスイッチバックされてフラッパ121により両面搬送パスに導かれる。
排出ローラ118によりプリンタ部300から排出されたシートは、折り処理部400に給送される。折り処理部400においては、シートをZ形に折り畳むように折り処理が行われる。例えば、A3サイズやB4サイズのシート、かつ折り処理の指定が操作部からされている場合には、プリンタ部300から排出されたシートに対して折り処理が行われる。一方、それ以外の場合は、プリンタ部300から排出されたシートは、折り処理が実行されることなく、フィニッシャ500に給送される。
次に、複写装置の制御方法について説明する。図5に、CPU回路部150を中心に構成される複写装置1000の制御回路の構成を示す。なお、CPU回路部150は、情報処理手段としてのCPU(図示せず)を有する。また、CPU回路部150は、読み取り専用記録手段としてのROM151および、書き換え可能記録手段としてのRAM152を有して構成されている。
このCPU回路部150は、ROM151に格納された制御プログラムおよび操作部1から供給される設定信号にしたがって、種々の制御を実行可能に構成されている。すなわち、CPU回路部150により、原稿給送制御部101、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、プリンタ制御部301、折り処理制御部401、フィニッシャ制御部501および外部I/F203が制御される。
原稿給送制御部101により原稿給送部100が制御される。イメージリーダ制御部201によりイメージリーダ部200が制御される。プリンタ制御部301によりプリンタ部300が制御される。折り処理制御部401により折り処理部400が制御される。フィニッシャ制御部501によりフィニッシャ500が制御される。
操作部1は、画像形成に関する各種機能を設定するための複数のキーおよび設定状態を表示する表示部などを有して構成されている。そして、ユーザによる各キーの操作に対応するキー信号は、操作部1からCPU回路部150に供給される。逆に、操作部1に設けられた表示部には、CPU回路部150からの信号に基づいて、対応する情報が表示される。なお、本実施の形態においては、ユーザが操作部1に向かって操作を行う場合の、ユーザと対向する装置の向きを装置の正面、その反対側を装置の背面という。
RAM152は、制御データを一時的に保持するための領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。外部I/F203は、複写装置1000と外部のコンピュータ204とのインタフェースである。この外部I/F203は、コンピュータ204からのプリントデータをビットマップ画像に展開して、画像データとして画像信号制御部202に供給する。
また、イメージセンサ109により読み取られた原稿の画像は、イメージリーダ制御部201から画像信号制御部202に供給される。プリンタ制御部301により、画像信号制御部202から供給された画像データは、露光制御部110に供給される。
次に、図1に示すフィニッシャ500の構成について説明する。図1に示すように、フィニッシャ500は、シート束に束ねる処理などのシート後処理を実行するためのものである。すなわち、プリンタ部300からの記録紙が、折り処理部400を介してフィニッシャ500に取り込まれ、複数のシートが整合されてシート束に束ねられる。
また、フィニッシャ500は、さらにシート束の後端側をステイプルするステイプル処理(綴じ処理)、ソート処理、ノンソート処理または製本処理などの後処理をも実行可能に構成されている。
また、図2に示すように、フィニッシャ500内におけるシート搬送路にパンチユニット550を設けて、インサータ900またはプリンタ部300からのシートに対して穴あけ処理(パンチ処理)を行うことも可能である。
また、図2に示すように、フィニッシャ500は、入口ローラ対502を有する。入口ローラ対502は、折り処理部400を介して搬送されたプリンタ部300からのシートをフィニッシャ500内部に取り込むためのものである。この入口ローラ対502の下流側には、フィニッシャパス552または第1製本パス553に、シートを導くための切り換えフラッパ551が設けられている。
フィニッシャパス552に導かれたシートは、搬送ローラ対503を介してバッファローラ505に搬送される。なお、搬送ローラ対503とバッファローラ505とは正逆転可能に構成されている。
また、入口ローラ対502と搬送ローラ対503との間には、入口センサ531が設けられている。なお、入口センサ531の上流近傍において、フィニッシャパス552から第2製本パス554が分岐している。以下、この分岐点を分岐Aとする。
分岐Aは、入口ローラ対502側から搬送ローラ対503側にシートを搬送するための搬送路への分岐である。また、搬送ローラ対503を逆方向に回転させ、シートを搬送ローラ対503側から入口センサ531側に搬送する際には、第2製本パス554側にのみ搬送されるように、ワンウェイ機構を有する分岐となる。
第1製本パス553または第2製本パス554からのシートは、製本入口センサ817を通過し、製本ローラ対813を介して収納ガイド820に収納される。なお、製本ローラ対813により搬送されるシートは、該シートの先端が可動式のシート位置決め部材823に接するまで搬送される。
また、製本ローラ対813の下流側、すなわち、収納ガイド820の途中位置には、2対のステイプラ818が設けられている。このステイプラ818と対向する位置に、アンビル819が設けられている。ステイプラ818は、アンビル819と協働してシート束S100の中央を綴じるように構成されている。
ステイプラ818の下流側には、折り手段を構成する折りローラ対826が設けられている。また、折りローラ対826に対向する位置には、折り手段を構成する突き出し部材825が設けられている。この突き出し部材825が収納ガイド820に収納されたシート束に向けて突き出されることにより、このシート束が折りローラ対826間に押し出される。押し出されたシート束S100は、折りローラ対826により折り畳まれながら搬送される。この時の突きまたは搬送の負荷を検知して負荷を判断する。
その後、負荷判断手段によって判断された結果に応じてシート束の搬送が一旦停止される。続けて、シート束加圧手段としてのプレスユニット1200が搬送方向に対して直交する方向に移動される。その後、シート束先端の折り部を潰す折り目付け(プレス)処理が実行される。なお、このプレスユニット1200は、プレスローラ対1201と、このプレスローラ対1201を支える支柱および外装とからなる。
その後、シート束S100は、排出手段としての排紙ローラ対827を介して積載手段としての排出トレイ832上に排出される。排紙ローラ対827の下流側には、製本排紙センサ830が配設されている。また、排出トレイ832上に、積載終了検知手段としての積載完了検知センサ1100が配設されている。
さて、図3に示すように、積載完了検知センサ1100による積載完了の検知前に、プレスユニット1200を移動させると、シート束とプレスユニット1200とが衝突し、排出トレイ832において積載不良が生じる。
そこで、この一実施形態においては、図4に示すように、プレスユニット1200の移動は、積載完了検知センサ1100によってシート束の後端が検知された後に実行される。
また、ステイプラ818により綴じられたシート束を折り畳む場合、ステイプル処理終了後にシート束のステイプル位置が折りローラ対826の中央位置(ニップ点)にくるように、位置決め部材823がステイプル処理時の場所から所定距離降下される。これによりステイプル処理を施した位置を中心にしてシート束を折り畳むことが可能となる。
(フィニッシャ制御部)
次に、フィニッシャ500を駆動制御するためのフィニッシャ制御部501について説明する。図6に、図5に示すフィニッシャ制御部501の構成を示す。
図6に示すように、フィニッシャ制御部501は、情報処理手段としてのCPU511、ROM512、RAM513などから構成されるCPU回路部510を有する。CPU回路部510は、通信IC514を介して、画像形成装置本体側に設けられたCPU回路部150と通信することにより、データ変換を行う。また、CPU回路部150からの指示に基づいて、ROM512に格納されている各種プログラムが実行され、フィニッシャ500に対する駆動制御が実行される。なお、CPU回路部510は、ジャムを検出するためのジャムタイマ(図示せず)を有する。
フィニッシャ500の駆動制御を行う場合、各種センサからCPU回路部150に検出信号が入力される。各種センサは、入口センサ531、製本入口センサ817、製本排紙センサ830および積載完了検知センサ1100、ロータリーエンコーダ833などがある。
また、図6に示すように、CPU回路部510には、ドライバ520が接続されている。ドライバ520は、CPU回路部510からの信号に基づいて、各種モータ、ソレノイドを駆動させる。なお、この一実施形態において、フィニッシャ制御部501はフィニッシャ500に設けられているが、画像形成装置本体側に設けられたCPU回路部150に一体で設けるようにしてもよい。
画像形成装置本体側に設けられたCPU回路部150から直接、またはフィニッシャ500に設けたフィニッシャ制御部501を介して、いずれの場合も同等にフィニッシャ500を駆動制御することが可能である。しかしながら、オプションとしてのフィニッシャ500に設けたほうが、画像形成装置本体側の制御部が必要最小限で済むためより好ましい。
上述したドライバ520により駆動される各種モータとしては、入口モータM1、コンベアモータM2およびプレスモータM3が設けられている。入口モータM1は、入口ローラ対502、搬送ローラ対503および搬送ローラ対906の駆動源である。コンベアモータM2は、排出トレイ832のシート束を搬送するベルトを駆動するモータである。プレスモータM3は、プレスユニット1200を搬送方向と直交方向に移動させるモータである。
さらに、上述したドライバ520により駆動される各種モータとして、搬送モータM10、位置決めモータM11、折りモータM12、突きモータM13が設けられている。搬送モータM10は、製本ローラ対813の駆動源である。位置決めモータM11は、シート位置決め部材823の駆動源である。折りモータM12は、折りローラ対826および折り排紙ローラ対827の駆動源である。突きモータM13は、突き出し部材825の駆動源である。また、折りモータM12や突きモータM13には回転を検知するためにロータリーエンコーダ833が設置されている。
上記モータのうちの入口モータM1は、ステッピングモータからなる。これにより、入口モータM1に印加される励磁パルスレートが制御されて、それぞれのモータによって駆動されるローラ対を等速で回転させたり、独自の速度で回転させたりすることが可能となる。また、入口モータM1は、ドライバ520により正逆のそれぞれの回転方向に駆動可能に構成されている。
コンベアモータM2、搬送モータM10および位置決めモータM11は、それぞれステッピングモータからなる。折りモータM12,突きモータM13,プレスモータM3は、それぞれDCモータからなる。なお、搬送モータM10は、入口モータM1と速度同期してシート搬送可能に構成されている。また、プレスモータM3は、速度制御可能に構成されている。また、ソレノイドとしては、切り換えフラッパ551の切り換えを行うためのソレノドSL10が設けられている。
(製本処理および製本モード時の画像形成処理)
次に、製本処理について説明する。図17に、この一実施形態による複写装置1000における製本モード時の画像形成処理を説明するための略線図を示す。なお、この一実施形態においては、読み取り原稿枚数が8枚の場合を例に説明する。
図17(a)に示すように、製本モードが指定されると、まず、原稿給送部100のトレイ1001にセットされた原稿が先頭ページから順次読み取られる。読み取られた原稿の画像は、画像信号制御部202(図5参照)内のハードディスク(図示せず)などの補助記憶手段に順次記憶されるとともに、読み取られた原稿の枚数がカウントされる。
原稿の読取処理が終了した段階で、読み取られた原稿画像は、次の(1)式により分類される。そして、この原稿画像の画像形成順序および画像形成位置が決定される。
M=n×4−k (1)
(M:原稿枚数,n:1以上の整数かつ原稿の画像を形成する際に使用するシートの枚数、k=0,1,2,3)。
そして、8ページ分の原稿画像データ(R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8)が、読み取られた順にハードディスクに記憶されると、それぞれの画像データR1〜R8に対して、画像形成順序および画像形成位置が決定される。これにより、図17(b)に示すように、1ページ目のシートP1の第1面(表面)には、その左半分にR4の画像が形成され、右半分には、R5の画像が形成される。なお、シート上に形成される画像は、鏡像処理が行われた後の画像である。
画像データR4,R5の画像が形成されたシートP1は、両面搬送パス124を介して転写部116(ともに図1参照)に再度給送される。また、シートP1の第2面(裏面)には、左半分に画像データR6の画像が形成され、右半分に画像データR3の画像が形成される。両面に画像が形成されたシートP1は、そのままの状態、すなわち裏面の状態のまま、プリンタ部300から排出され、フィニッシャ500における第1製本パス553に搬送される。
シートP1が、プリンタ部300からフィニッシャ500に搬送される際は、図17(c)に示すように、画像データR6の画像および画像データR3が形成されている第2面を上向き、かつ画像データR6の画像を先頭にして図17中矢印方向に搬送される。このとき、画像データR6の画像が形成された部分の裏側箇所には画像データR5の画像が形成され、画像データR3の画像が形成された部分の裏側箇所には画像データR4が形成される。
その後、上述した処理に続いて2ページ目の処理が行われる。図17(b)に示すように、この2ページ目のシートP2の第1面(表面)には、その左半分に画像データR2の画像、右半分に画像データR7の画像が形成される。なお、シート上に形成される画像は、上述したように鏡像処理が行われた後の画像である。
画像データR2および画像データR7の画像が形成されたシートP2は、両面搬送パス124を介して転写部116に再度給送される。そして、このシートP2の第2面(裏面)には、その左半分にR8の画像が形成され、右半分にR1の画像が形成される。両面に画像が形成されたシートP2は、そのままの状態、すなわち裏面のままプリンタ部300から排出されて、フィニッシャ500の第1製本パス553に搬送される。
プリンタ部300からフィニッシャ500にシートP2が搬送される際は、図17(c)に示すように、画像データR8の画像および画像データR1が形成されている第2面を上向き、かつ、画像データR8の画像を先頭にして図17(c)中矢印方向に搬送される。なお、図17(c)に示すように、画像データR8の画像が形成された部分の裏側箇所には、画像データR7の画像が形成され、画像データR1の画像が形成された部分の裏側箇所には、画像データR2の画像が形成されている。
シートP1およびシートP2は、図2に示すフィニッシャ500の第1製本パス553を介して収納ガイド820内に順次導かれて収納される。そして、図17(d)に示すように、収納ガイド820内においてシートP1が突き出し部材825側に収納され、後続するシートP2は、折りローラ対826側に収納される。
また、それぞれのシートP1,P2の第1面(表面)は、突き出し部材825側に向くように収納される。それぞれのシートP1,P2の収納ガイド820内の位置決めは、位置決め部材823により行われる。
収納ガイド820に複数枚のシートP1,P2…が収納された後は、図18(a)に示すように、このシート束に対して突き出し部材825が突き出される。これにより、シート束が折りローラ対826に向けて押し出される。折りローラ対826側に押し出されたシート束は、折りローラ対826により中央部(画像面の画像境界部分)で折り畳まれ、排出トレイ832に排出される。
このようにして折り畳まれたシート束は、図18(b)に示すように、シートP1,P2,…のそれぞれの画像がページ順に配置される。これにより、これらのシートP1,P2,…のそれぞれの画像の向きが一致することになる。
(フィニッシャの駆動制御)
次に、フィニッシャ500の駆動制御に関する処理について説明する。図7に、フィニッシャ500に対する動作モードの判断処理に関するフローチャートを示す。なお、この一実施形態による駆動制御処理は、CPU回路部150から供給される信号に基づいて、フィニッシャ制御部501内のCPU回路部510により実行される。
図7に示すように、まず、ステップS2301において、フィニッシャ500に対する動作開始を指示するフィニッシャスタート信号が、フィニッシャ制御部501に入力されたか否かが判断される。なお、このステップS2301は、複写開始の指示のためにユーザによって操作部1にスタートキーが押下され、CPU回路部150からフィニッシャ制御部501にフィニッシャスタート信号が入力されるまで繰り返される。
ステップS2301において、フィニッシャ制御部501にフィニッシャスタート信号が入力されたと判断される(S2301:YES)と、ステップS2302に移行して、入口モータM1の駆動が開始される。
次に、ステップS2303に移行して、図6に示す通信IC514からのデータに基づいて、インサータ900に対する給紙要求があるか否かが判断される。インサータ900に対する給紙要求は、ユーザによりインサータが選択された場合に、フィニッシャ制御部501に送出される。
ステップS2303において、インサータ900に対する給紙要求があると判定された場合(S2303:YES)には、ステップS2304に移行して、インサータ前給紙処理が実行される。その後、ステップS2305に移行する。他方、ステップS2303において、インサータ900に対する給紙要求が無いと判定された場合(S2303:NO)には、ステップS2304に移行することなく、ステップS2305に移行する。
ステップS2305においては、通信IC514を通じて複写装置1000のCPU回路部150に給紙信号が供給される。この給紙信号が供給されたCPU回路部150においては、画像形成処理が開始される。
次に、ステップS2306に移行して、CPU回路部150から通信IC514を通じて供給された後処理モードデータに基づいて、操作部1において設定された動作モードが製本モードであるか否かが判定される。ステップS2306において、設定された動作モードが製本モードであると判定した場合、ステップS2307に移行して、製本処理が実行される。なお、ステップS2307における製本処理に関する詳細については後述する。ステップS2307における製本処理の完了後は、ステップS2301に復帰する。
他方、ステップS2306において、設定された動作モードが製本モードではないと判断された場合(S2306:NO)、ステップS2313に移行する。
ステップS2313においては、パンチモードがユーザによって設定されているか否かが判定される。パンチモードが設定されている場合(S2313:YES)は、ステップS2314に移行する。そして、ステップS2314においてパンチモードフラグがONにされた後、ステップS2308に移行する。他方、ステップS2313において、パンチモードが設定されていないと判定された場合(S2313:NO)は、ステップS2314の処理を行うことなく、ステップS2308に移行する。
ステップS2308においては、設定された動作モードがノンソートモード、ソートモードおよびステイプルソートモードのうちの、いずれのモードであるかが判断される。ステップS2308において、設定された動作モードがノンソートモードであると判断された場合は、ステップS2309に移行して、ノンソート処理が実行される。また、ステップS2308において、設定された動作モードがソートモードであると判断された場合は、ステップS2310に移行して、ソート処理が実行される。また、ステップS2308において、設定された動作モードがステイプルソートモードであると判断された場合は、ステップS2311に移行して、ステイプルソート処理が実行される。
ステップS2309におけるノンソート処理、ステップS2310におけるソート処理、またはステップS2311においてステイプルソート処理が完了すると、ステップS2312に移行して、入口モータM1の駆動が停止される。これとともに、ステップS2314においてパンチモードフラグがONされていた場合には、パンチモードフラグもOFFされる。その後、ステップS2301に復帰して、フィニッシャスタート信号の入力が待機される。
なお、ステップS2307、ステップS2309、ステップS2310およびステップS2311のうちのいずれかの処理を行う場合には以下の処理が行われる。すなわち、上記いずれかの処理を行う場合に、ステップS2303においてインサータ900に対する給紙要求があると判定された場合には、まず初めにステップS2304のインサータ前給紙処理が実行される。
(製本処理)
次に、この発明の一実施形態による製本モードにおける上述した製本処理について説明する。図8に、この一実施形態による製本処理のフローチャートを示す。なお、この処理は、図7のステップS2306において、動作モードが製本モードであると判断された場合に実行される処理である。
この一実施形態による製本処理においては、まず、ステップS2801において、プリンタ部300からフィニッシャ500に搬送されるシートのサイズが製本に適するサイズであるか否かが、サイズ情報に基づいて判断される。ステップS2801において、シートのサイズが製本に適するサイズではないと判断された場合は、この処理を終了して、図7に示すステップS2301に戻る。
他方、ステップS2801において、シートのサイズが製本に適したサイズであると判断された場合(S2801:YES)、ステップS2802に移行して、製本初期動作が実行される。
ステップS2802における製本初期動作においては、搬送モータM10が駆動されて製本ローラ対813が回転され、シート搬送可能な状態とされる。これとともに、切換ソレノイドSL10が駆動されて切り換えフラッパ551が第1製本パス553側に切り換えられる。また、プリンタ部300からのシートが収納ガイド820に導かれるようになる。また、幅寄せ部材(図示せず)がシート幅に対して所定量余裕を持たせた幅になるよう位置決めされる。この位置決めとともに、シート位置決め部材823からステイプラ818のステイプル位置までの距離がシート搬送方向長さの1/2となるように、位置決めモータM11を所定のステップ数だけ回転させる。
次に、ステップS2803に移行すると、製本入口センサ817からの信号により、収納ガイド820内にプリンタ部300からのシートが搬送されたか否かが判断される。その結果、シートが収納ガイド820内に搬送されていない場合は、ステップS2802に戻る。
他方、ステップS2803において、収納ガイド820内にプリンタ部300からのシートが搬送されたと判定された場合(S2803:YES)は、ステップS2804に移行する。ステップS2804においては、所定時間経過後に幅寄せ部材(図示せず)が動作される。これにより、収納ガイド820に収納されたシートに対するシート幅方向の整合動作が実行される。
その後、ステップS2805において、ステップS2804において処理されたシートが、1つの束として製本処理すべきシートの最終紙であるか否かが判断される。このシートが最終紙でない場合には、ステップS2802に戻る。
他方、ステップS2805において、このシートが最終紙であると判断された場合(S2805:YES)は、ステップS2806に移行される。ステップS2806においては、プリンタ部300からフィニッシャ500に向けてシートが搬送されないように、CPU回路部150に対して、画像形成禁止信号が出力される。
次に、ステップS2807に移行して、ユーザによりインサータ900からの給紙が指定されているか否かが判断される。インサータ900からの給紙が指定されていると判断された場合(S2807:YES)、ステップS2808に移行する。ステップS2808においてインサータ給紙処理が実行された後、ステップS2809に移行する。他方、ステップS2807において、インサータ900からの給紙が指定されていないと判断された場合(S2807:NO)、ステップS2809に移行する。
ステップS2809においては、収納ガイド820内において整合されたシート束に対して、ステイプラ818(図2参照)を用いてステイプル処理が実行される。その後、ステップS2810に移行して束搬送処理(束移動処理)が実行される。ステップS2810における束搬送処理においては、シート束が、ステイプラ818のステイプル位置と折りローラ対826のニップ位置との距離分だけ移送される。この移送のために、位置決めモータM11が駆動され、シート位置決め部材823が下降されるとともに、搬送モータM10が再度駆動されて、製本ローラ対813が回転される。
ステップS2810の処理の実行後、ステップS2811に移行して、シートを2つに折り曲げるとともに搬送し、その後折り増し処理を行う折り搬送制御処理が実行される。なお、ステップS2811における折り搬送制御処理に関する詳細については後述する。
ステップS2811における折り搬送制御処理の実行後、ステップS2812に移行して、プレスローラ対1201を搬送方向と直交方向に移動させて、シート束の折り部を潰す折り目付け(プレス)処理が実行される。
次に、図8に示すステップS2813に移行して、シート束を積載トレイに排出する排紙処理が実行される。続いて、ステップS2814に移行する。
ステップS2814においては、シート束の積載終了をするか否かが判断される。この一実施形態においては、シート束後端が積載完了検知センサ1100を通過し終わったことを検知した時点でシート束の積載終了とする。なお、シート束の積載終了の検知方法としては、この一実施形態において採用した方法以外にも、シート束排出後の排紙ローラ対827の送り量で検知する方法や、シート束の排出開始からの経過時間により判断する方法もある。
次に、ステップS2814において、シート束の積載終了を検知したと判断された場合(S2814:YES)、ステップS2815に移行して、プレスローラ退避処理が実行される。プレスローラ退避処理は、プレスローラ対1201を、次のシート束のプレスローラ移動開始位置に移動させる処理である。
次に、ステップS2816に移行して、折りモータM12の駆動が停止される。その後、ステップS2817において、このシート束が製本処理すべき最後のシート束であるか否かが判定される。
ステップS2817において、製本処理すべき最後のシート束であると判断された場合(S2817:YES)、ステップS2819に移行して製本モードの終了処理が実行される。
そして、ステップS2819の製本モードの終了処理においては、上述した幅寄せ部材およびシート位置決め部材823が、それぞれ所定の待機位置に移動される。また、切り換えフラッパ551がフィニッシャパス552側に切り換えられ、製本モードが終了する。その後、図7に示すフローチャートのステップS2301に復帰する。
他方、ステップS2817において、製本処理すべき最後のシート束ではないと判断された場合(S2817:NO)には、ステップS2818に移行する。ステップS2818においては、画像形成禁止信号の解除が行われ、解除信号がCPU回路部150に供給された後にステップS2802に復帰する。以上により、この一実施形態による製本処理が終了する。
以上説明したように、この一実施形態によれば、シート束S100の排出、すなわち積載の完了を検知する積載完了検知センサ1100を有する。そして、シート束S100が確実に排出された後にプレスローラ対1201を移動させることによってシート束S100とプレスローラ対1201との接触を防止し、排出トレイ832上の積載を良好に保つことができる。
(折り搬送制御処理)
次に、この発明の第一の実施形態による製本処理における上述した折り搬送制御処理について説明する。図9に、この第一の実施形態による折り搬送処理のフローチャートを示す。なお、この処理は、シート束がステイプラ818のステイプル位置と折りローラ対826のニップ位置との距離分だけ移送された後の図8のステップS2811における処理である。
この第一の実施形態による折り搬送制御処理においては、まず、図9のステップS3001において、シートを折り曲げて搬送するための折りモータM12が駆動される。
ステップS3002では、突き処理を行うために突きモータM13が駆動されて、突き出し部材825を折りローラ対826に向けて移動させる(図18(a)中矢印方向)。なお、突き出し部材825は、カム機構により往復動作が可能となるように構成されており、この突き出し部材825が一往復したことがセンサ(図示せず)により検知されると、突きモータM13の駆動が停止される。
次に図9のステップS3003に移行する。図10に示すように突き出し部材825は図10(a)より右側から矢印の方向へ移動し、図10(b)でシートに接触し、図10(c)まで突き出される。このとき、突き出しモータM13はDCモータであるので、図11のような特性を持っている。ロータリーエンコーダ833より検出した回転速度が速い図11のAの場合は特性図より、負荷トルクが小さいと判断でき、回転速度が遅い図中Bの場合は負荷トルクが大きいと判断できる。突き出し部材825がシート束S100に接触した図10(b)の位置から、図10(c)の位置までの回転速度を突き出しモータM13につけられたロータリーエンコーダより検出することにより、回転トルクである負荷が分かる。検出した負荷の大きさはステップS3006の判断に使用される。
ステップS3004における折り搬送はシート束S100を折り曲げるとともに、折り目強化を行うプレスユニット1200へ向かって搬送が実行される。
ステップS3005では、シート束S100が製本排紙センサ830を通過したかどうかを判断する。シート束S100が通過したことを検知したら次のステップに移行する。
次にステップS3006では、ステップS3003によって検出した負荷からXよりも大きいと判断された場合(負荷>X)、Xよりも小さいがYよりも大きいと判断された場合(X≧負荷>Y)、Yよりも小さいと判断された場合(Y≧負荷)と場合分けする。また、場合わけを細かくする,場合分けせずに線形的に認識して判断する方法もある。
負荷がXよりも大きいと判断された場合(負荷>X)はステップS3007へ移行される。負荷がXよりも小さいがYよりも大きいと判断された場合(X≧負荷>Y)はステップS3008へ移行される。負荷がYよりも小さいと判断された場合(Y≧負荷)はステップS3009へと移行される。
ステップS3007,S3008,S3009ではステップS3005において製本排紙センサ830がシート束S100の通過を確認してから、折りモータM12に設置されているロータリーエンコーダ833により回転パルスから搬送距離を比較し、それぞれ異なる所定の距離を進んだことを判断したとき次のステップS3010に移行する。また、1パルス分の距離は一定なので、回転パルス数によって判断する方法もある。
ステップS3010では、折りモータM12をショートブレーキ等によって停止させることにより、シート束S100の搬送を停止させる。
これにより、紙種や枚数に関係なく所定の位置に停止することが可能である。
以上により、この一実施形態による折り搬送制御処理が終了し、図8のステップS2812に移行する。
以上説明したように、この一実施形態によれば、シート束S100の突き動作における速度から負荷を判断し、製本排紙センサ830からの停止タイミングを判断結果に応じて変更することによって、シート束S100の折り部をプレスローラ対1201の所定の位置に停止させることができる。
次に、この発明の第二の実施形態による製本処理における折り搬送制御処理について説明する。図12に、この第二の実施形態による折り搬送処理のフローチャートを示す。なお、この処理は、シート束がステイプラ818のステイプル位置と折りローラ対826のニップ位置との距離分だけ移送された後の図8のステップS2811における処理である。
この第二の実施形態による折り搬送制御処理においては、まず、図12のステップS3101において、シートを折り曲げて搬送するための折りモータM12が駆動される。
ステップS3102では、突き処理を行うために突きモータM13が駆動されて、突き出し部材825を折りローラ対826に向けて移動させる(図18(a)中矢印方向)。なお、突き出し部材825は、カム機構により往復動作が可能となるように構成されており、この突き出し部材825が一往復したことがセンサ(図示せず)により検知されると、突きモータM13の駆動が停止される。
次に図12のステップS3103に移行する。ステップS3103における折り搬送は、シート束S100を折り曲げるとともに、折り目強化を行うプレスユニット1200へ向かって搬送が実行される。
次にステップS3104に移行する。折りモータM12はDCモータであるので、図11のような特性を持っている。ロータリーエンコーダ833より検出した回転速度が速い図11のAの場合は特性図より、負荷トルクが小さいと判断でき、回転速度が遅い図中Bの場合は負荷トルクが大きいと判断できる。折りローラ対826にシート束S100が挿入され、プレスユニット1200に折り搬送をしていくときの回転速度を折りモータM12につけられたロータリーエンコーダより検出することにより、回転トルクである負荷が分かる。検出した負荷の大きさはステップS3106の判断に使用される。
ステップS3105では、シート束S100が製本排紙センサ830を通過したかどうかを判断する。シート束S100が通過したことを検知したら次のステップに移行する。
次にステップS3106では、ステップS3103によって検出した負荷からXよりも大きいと判断された場合(負荷>X)、Xよりも小さいがYよりも大きいと判断された場合(X≧負荷>Y)、Yよりも小さいと判断された場合(Y≧負荷)と場合分けする。また、場合わけを細かくする,場合分けせずに線形的に認識して判断する方法もある。
負荷がXよりも大きいと判断された場合(負荷>X)はステップS3107へ移行される。負荷がXよりも小さいがYよりも大きいと判断された場合(X≧負荷>Y)はステップS3108へ移行される。負荷がYよりも小さいと判断された場合(Y≧負荷)はステップS3109へと移行される。
ステップS3107,S3108,S3109ではステップS3105において製本排紙センサ830がシート束S100の通過を確認してから、ロータリーエンコーダ833等により回転パルスから搬送距離を比較し、それぞれ異なる所定の距離を進んだことを判断したとき次のステップS3110に移行する。また、1パルス分の距離は一定なので、回転パルス数によって判断する方法もある。
ステップS3110では、折りモータM12をショートブレーキ等によって停止させることにより、シート束S100の搬送を停止させる。
これにより、紙種や枚数に関係なく所定の位置に停止することが可能である。
以上により、この実施形態による折り搬送制御処理が終了し、図8のステップS2812に移行する。
以上説明したように、この一実施形態によれば、シート束S100の折り搬送動作における速度から負荷を判断し、製本排紙センサ830からの停止タイミングを判断結果に応じて変更することによって、シート束S100の折り部をプレスローラ対1201の所定の位置に停止させることができる。
次に、この発明の第三の実施形態による製本処理における折り搬送制御処理について説明する。図13に、この第三の実施形態による折り搬送処理のフローチャートを示す。なお、この処理は、シート束がステイプラ818のステイプル位置と折りローラ対826のニップ位置との距離分だけ移送された後の図8のステップS2811における処理である。
この第三の実施形態による折り搬送制御処理においては、まず、図13のステップS3201において、シートを折り曲げて搬送するための折りモータM12が駆動される。
ステップS3202では、突き処理を行うために突きモータM13が駆動されて、突き出し部材825を折りローラ対826に向けて移動させる(図18(a)中矢印方向)。なお、突き出し部材825は、カム機構により往復動作が可能となるように構成されており、この突き出し部材825が一往復したことがセンサ(図示せず)により検知されると、突きモータM13の駆動が停止される。
次に図13のステップS3203に移行する。ステップS3203における折り搬送は、シート束S100を折り曲げるとともに、折り目強化を行うプレスユニット1200へ向かって搬送が実行される。
次にステップS3204では、シート束S100が製本排紙センサ830を通過したかどうかを判断する。シート束S100が通過したことを検知したら次のステップに移行する。
シートのサイズや紙種,枚数等によりシート束S100の重さが変化する。シート束が重いと搬送負荷が大きくなる特徴がある。ステップS3205では、予めユーザが設定したシートのサイズや紙種,枚数などから分かる重さから負荷を判断する。判断した負荷がXよりも大きいと判断された場合(負荷>X)、Xよりも小さいがYよりも大きいと判断された場合(X≧負荷>Y)、Yよりも小さいと判断された場合(Y≧負荷)と場合分けする。また、場合わけを細かくするなどの方法もある。
負荷がXよりも大きいと判断された場合(負荷>X)はステップS3206へ移行される。負荷がXよりも小さいがYよりも大きいと判断された場合(X≧負荷>Y)はステップS3207へ移行される。負荷がYよりも小さいと判断された場合(Y≧負荷)はステップS3208へと移行される。
ステップS3206,S207,S3208ではステップS3204において製本排紙センサ830がシート束S100の通過を確認してから、ロータリーエンコーダ833等により回転パルスから搬送距離を比較し、それぞれ異なる所定の距離を進んだことを判断したとき次のステップS3209に移行する。また、1パルス分の距離は一定なので、回転パルス数によって判断する方法もある。
ステップS3209では、折りモータM12をショートブレーキ等によって停止させることにより、シート束S100の搬送を停止させる。
これにより、紙種や枚数に関係なく所定の位置に停止することが可能である。
以上により、この実施形態による折り搬送制御処理が終了し、図8のステップS2812に移行する。
以上説明したように、この一実施形態によれば、シートのサイズや紙種,枚数などから分かる重さから負荷を判断し、製本排紙センサ830からの停止タイミングを判断結果に応じて変更することによって、シート束S100の折り部をプレスローラ対1201の所定の位置に停止させることができる。
次に、この発明の第四の実施形態による製本処理における上述した折り搬送制御処理について説明する。図14に、この第四の実施形態による折り搬送処理のフローチャートを示す。なお、この処理は、シート束がステイプラ818のステイプル位置と折りローラ対826のニップ位置との距離分だけ移送された後の図8のステップS2811における処理である。
この第四の実施形態による折り搬送制御処理においては、まず、図14のステップS3301において、シートを折り曲げて搬送するための折りモータM12が駆動される。
ステップS3302では、突き処理を行うために突きモータM13が駆動されて、突き出し部材825を折りローラ対826に向けて移動させる(図18(a)中矢印方向)。なお、突き出し部材825は、カム機構により往復動作が可能となるように構成されており、この突き出し部材825が一往復したことがセンサ(図示せず)により検知されると、突きモータM13の駆動が停止される。
次に図14のステップS3303に移行する。図10に示すように突き出し部材825は図10(a)より右側から矢印の方向へ移動し、図10(b)でシートに接触し、図10(c)まで突き出される。このとき、突き出しモータM13はDCモータであるので、図11のような特性を持っている。ロータリーエンコーダ833より検出した回転速度が速い図11のAの場合は特性図より、負荷トルクが小さいと判断でき、回転速度が遅い図中Bの場合は負荷トルクが大きいと判断できる。突き出し部材825がシート束S100に接触した図10(b)の位置から、図10(c)の位置までの回転速度を突き出しモータM13につけられたロータリーエンコーダより検出することにより、回転トルクである負荷が分かる。検出した負荷の大きさはステップS3305の判断に使用される。
ステップS3304における折り搬送はシート束S100を折り曲げるとともに、折り目強化を行うプレスユニット1200へ向かって搬送が実行される。
ステップS3305では、ステップS3303によって検出した負荷からXよりも大きいと判断された場合(負荷>X)、Xよりも小さいがYよりも大きいと判断された場合(X≧負荷>Y)、Yよりも小さいと判断された場合(Y≧負荷)と場合分けする。また、場合わけを細かくする,場合分けせずに線形的に認識して判断する方法もある。
負荷がXよりも大きいと判断された場合(負荷>X)はステップS3306へ移行される。負荷がXよりも小さいがYよりも大きいと判断された場合(X≧負荷>Y)はステップS3307へ移行される。負荷がYよりも小さいと判断された場合(Y≧負荷)はステップS3308へと移行される。
ステップS3306,S3307,S3308では、搬送速度が速くなると慣性力が増し停止距離が長くなることを利用し、シート束S100の搬送速度をそれぞれ異なる速度に変更する。
次に、ステップS3309では、シート束S100が製本排紙センサ830を通過したかどうかを判断する。シート束S100が通過したことを検知したら次のステップに移行する。
ステップS3310では、折りモータM12をショートブレーキ等によって停止させることにより、シート束S100の搬送を停止させる。
これにより、紙種や枚数に関係なく所定の位置に停止することが可能である。
以上により、この実施形態による折り搬送制御処理が終了し、図8のステップS2812に移行する。
以上説明したように、この一実施形態によれば、シート束S100の突き動作における速度から負荷を判断し、搬送速度を判断結果に応じて変更することによって、シート束S100の折り部をプレスローラ対1201の所定の位置に停止させることができる。
次に、この発明の第五の実施形態による製本処理における折り搬送制御処理について説明する。図15に、この第五の実施形態による折り搬送処理のフローチャートを示す。なお、この処理は、シート束がステイプラ818のステイプル位置と折りローラ対826のニップ位置との距離分だけ移送された後の図8のステップS2811における処理である。
この第五の実施形態による折り搬送制御処理においては、まず、図15のステップS3401において、シートを折り曲げて搬送するための折りモータM12が駆動される。
ステップS3402では、突き処理を行うために突きモータM13が駆動されて、突き出し部材825を折りローラ対826に向けて移動させる(図18(a)中矢印方向)。なお、突き出し部材825は、カム機構により往復動作が可能となるように構成されており、この突き出し部材825が一往復したことがセンサ(図示せず)により検知されると、突きモータM13の駆動が停止される。
次に図15のステップS3403に移行する。ステップS3403における折り搬送は、シート束S100を折り曲げるとともに、折り目強化を行うプレスユニット1200へ向かって搬送が実行される。
次にステップS3404に移行する。折りモータM12はDCモータであるので、図11のような特性を持っている。ロータリーエンコーダ833より検出した回転速度が速い図11のAの場合は特性図より、負荷トルクが小さいと判断でき、回転速度が遅い図中Bの場合は負荷トルクが大きいと判断できる。折りローラ対826にシート束S100が挿入され、プレスユニット1200に折り搬送をしていくときの回転速度を折りモータM12につけられたロータリーエンコーダより検出することにより、回転トルクである負荷が分かる。検出した負荷の大きさはステップS3405の判断に使用される。
ステップS3405では、ステップS3404によって検出した負荷からXよりも大きいと判断された場合(負荷>X)、Xよりも小さいがYよりも大きいと判断された場合(X≧負荷>Y)、Yよりも小さいと判断された場合(Y≧負荷)と場合分けする。また、場合わけを細かくする,場合分けせずに線形的に認識して判断する方法もある。
負荷がXよりも大きいと判断された場合(負荷>X)はステップS3406へ移行される。負荷がXよりも小さいがYよりも大きいと判断された場合(X≧負荷>Y)はステップS3407へ移行される。負荷がYよりも小さいと判断された場合(Y≧負荷)はステップS3408へと移行される。
ステップS3406,S3407,S3408では、搬送速度が速くなると慣性力が増し停止距離が長くなることを利用し、シート束S100の搬送速度をそれぞれ異なる速度に変更する。
次に、ステップS3409では、シート束S100が製本排紙センサ830を通過したかどうかを判断する。シート束S100が通過したことを検知したら次のステップに移行する。
ステップS3410では、折りモータM12をショートブレーキ等によって停止させることにより、シート束S100の搬送を停止させる。
これにより、紙種や枚数に関係なく所定の位置に停止することが可能である。
以上により、この実施形態による折り搬送制御処理が終了し、図8のステップS2812に移行する。
以上説明したように、この一実施形態によれば、シート束S100の折り搬送動作における速度から負荷を判断し、搬送速度を判断結果に応じて変更することによって、シート束S100の折り部をプレスローラ対1201の所定の位置に停止させることができる。
次に、この発明の第六の実施形態による製本処理における折り搬送制御処理について説明する。図16に、この第六の実施形態による折り搬送処理のフローチャートを示す。なお、この処理は、シート束がステイプラ818のステイプル位置と折りローラ対826のニップ位置との距離分だけ移送された後の図8のステップS2811における処理である。
この第六の実施形態による折り搬送制御処理においては、まず、図16のステップS3501において、シートを折り曲げて搬送するための折りモータM12が駆動される。
ステップS3502では、突き処理を行うために突きモータM13が駆動されて、突き出し部材825を折りローラ対826に向けて移動させる(図18(a)中矢印方向)。なお、突き出し部材825は、カム機構により往復動作が可能となるように構成されており、この突き出し部材825が一往復したことがセンサ(図示せず)により検知されると、突きモータM13の駆動が停止される。
次に図16のステップS3503に移行する。ステップS3503における折り搬送は、シート束S100を折り曲げるとともに、折り目強化を行うプレスユニット1200へ向かって搬送が実行される。
シートのサイズや紙種,枚数等によりシート束S100の重さが変化する。シート束が重いと搬送負荷が大きくなる特徴がある。ステップS3504では、予めユーザが設定したシートのサイズや紙種,枚数などから分かる重さから負荷を判断する。判断した負荷がXよりも大きいと判断された場合(負荷>X)、Xよりも小さいがYよりも大きいと判断された場合(X≧負荷>Y)、Yよりも小さいと判断された場合(Y≧負荷)と場合分けする。また、場合わけを細かくするなどの方法もある。
負荷がXよりも大きいと判断された場合(負荷>X)はステップS3505へ移行される。負荷がXよりも小さいがYよりも大きいと判断された場合(X≧負荷>Y)はステップS3506へ移行される。負荷がYよりも小さいと判断された場合(Y≧負荷)はステップS3507へと移行される。
ステップS3505,S3506,S3507では、搬送速度が速くなると慣性力が増し停止距離が長くなることを利用し、シート束S100の搬送速度をそれぞれ異なる速度に変更する。
次に、ステップS3508では、シート束S100が製本排紙センサ830を通過したかどうかを判断する。シート束S100が通過したことを検知したら次のステップに移行する。
ステップS3509では、折りモータM12をショートブレーキ等によって停止させることにより、シート束S100の搬送を停止させる。
これにより、紙種や枚数に関係なく所定の位置に停止することが可能である。
以上により、この第六の実施形態による折り搬送制御処理が終了し、図8のステップS2812に移行する。
以上説明したように、この一実施形態によれば、製本するシートの枚数や紙種から負荷を判断し、搬送速度を判断結果に応じて変更することによって、シート束S100の折り部をプレスローラ対1201の所定の位置に停止させることができる。
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の一実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の一実施形態において挙げた枚数やシート束、画像形成装置の構成などは、あくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異ならせてもよい。
この発明の一実施形態による複写装置の一例を示す断面図である。 この発明の一実施形態によるフィニッシャの構成を示す断面図である。 この発明の一実施形態によるプレスユニットにシート束が搬入された状態を示す略線図である。 この発明の一実施形態によるプレスユニットによりシート束をプレスしている略線図である。 この発明の一実施形態による複写装置のブロック図である。 この発明の一実施形態によるフィニッシャ制御部の構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態によるシート処理装置における動作モード判断処理を示すフローチャートである。 この発明の一実施形態によるシート処理装置における製本処理を示すフローチャートである。 この発明の第一の実施形態によるシート処理装置における折り搬送制御処理を示すフローチャートである。 この発明の一実施形態による突き速度の測定タイミング図である。 DCモータの特性図である。 この発明の第二の実施形態によるシート処理装置における折り搬送制御処理を示すフローチャートである。 この発明の第三の実施形態によるシート処理装置における折り搬送制御処理を示すフローチャートである。 この発明の第四の実施形態によるシート処理装置における折り搬送制御処理を示すフローチャートである。 この発明の第五の実施形態によるシート処理装置における折り搬送制御処理を示すフローチャートである。 この発明の第六の実施形態によるシート処理装置における折り搬送制御処理を示すフローチャートである。 この発明の一実施形態による製本処理を説明するための略線図である。 この発明の一実施形態による製本処理を説明するための略線図である。 シート束の折り部の膨らみを示す略線図である。 折り部をプレスする処理を示す略線図である。 プレスローラ対のニップ部に届かず手前で停止した図である。
符号の説明
1 操作部
100 原稿給送部
101 原稿給送制御部
102 プラテンガラス
103 ランプ
104 スキャナユニット
105,106,107 ミラー
108 レンズ
109 イメージセンサ
110a ポリゴンミラー
110 露光制御部
111 感光ドラム
112 排紙トレイ
114,115 カセット
116 転写部
117 定着部
118 排出ローラ
121 フラッパ
122 パス
124 両面搬送パス
125 給紙部
150 回路部
200 イメージリーダ部
201 イメージリーダ制御部
202 画像信号制御部
203 外部I/F
204 コンピュータ
300 プリンタ部
301 プリンタ制御部
400 折り処理部
401 処理制御部
500 フィニッシャ
501 フィニッシャ制御部
502 入口ローラ対
503 搬送ローラ対
505 バッファローラ
510 回路部
514 通信IC
520 ドライバ
531 入口センサ
550 パンチユニット
551 フラッパ
552 フィニッシャパス
553 第1製本パス
554 第2製本パス
813 製本ローラ対
817 製本入口センサ
818 ステイプラ
819 アンビル
820 収納ガイド
823 シート位置決め部材
825 突き出し部材
826 折りローラ対
827 排紙ローラ対
830 製本排紙センサ
832 排出トレイ
833 ロータリーエンコーダ
900 インサータ
906 搬送ローラ対
1000 複写装置
1001 トレイ
1100 積載完了検知センサ
1200 プレスユニット
1201 プレスローラ対

Claims (6)

  1. シートの中綴じ部を突き二つに折る突き手段(825)と、
    前記突き手段により突かれたシートを折り曲げて搬送する折り搬送手段(826)と、
    前記折り搬送手段(826)により折られたシートの折り部に沿って前記シートの一部から端部まで移動することにより前記折られたシートの折り部を加圧するシート加圧手段(1200)と、を備えたシート処理装置において、
    シートの搬送負荷を判断する搬送負荷判断手段と、前記搬送負荷判断手段の結果に応じて、折り搬送手段の停止タイミングを制御する停止タイミング制御手段(S3006〜S3009,S3106〜S3109,S3205〜S3208)を有することを特徴とするシート処理装置。
  2. シートの中綴じ部を突き二つに折る突き手段(825)と、
    前記突き手段により突かれたシートを折り曲げて搬送する折り搬送手段(826)と、
    前記折り搬送手段(826)により折られたシートの折り部に沿って前記シートの一部から端部まで移動することにより前記折られたシートの折り部を加圧するシート加圧手段(1200)と、
    前記折り搬送手段(826)とシート加圧手段(1200)の間にシートを検知するシート検知手段(830)と、を備えたシート処理装置において、
    さらに、シートの搬送負荷を判断する搬送負荷判断手段とを備え、前記搬送負荷判断手段の結果に応じて、折り搬送手段(826)の搬送速度を制御する制御手段(S3305〜S3308,S3405〜S3408,S3504〜S3507)を有し、前記シート検知手段(830)で検知後、折り搬送手段を停止させ、シートを所定の位置に停止させることを特徴とするシート処理装置。
  3. 前記制御手段は、負荷が所定値よりも大きければ速度を速くし、所定値よりも少なければ速度を遅くすることを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
  4. 前記搬送負荷判断手段は、中綴じするシートの枚数や種類に応じて負荷を判断することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシート処理装置。
  5. 前記搬送負荷判断手段は、前記突き手段(825)の折り搬送手段への挿入速度によって負荷を判断することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシート処理装置。
  6. 前記搬送負荷判断手段は、前記折り搬送手段における折り搬送手段(826)の速度によって負荷を判断することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシート処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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