JP2010030538A - 洗車機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、レールの付着物を破砕し、付着物の挟み込みによる各車輪の滑りを防止でき、洗車機本体の制御精度を向上できる洗車機を提供することを目的とする。
【解決手段】車両に対し相対移動しながら洗車を実施する洗車機本体1を備えた洗車機であって、洗車機本体1の下部に、レール6の付着物Gを破砕する破砕装置50を設け、洗車機本体1の移動に伴って、破砕装置50がレール6に沿って回転または摺動され、レール6の付着物Gが破砕されることにより、例えば、寒冷地においてレール6に付着するように形成された氷、あるいは洗剤等がレール6に付着し、乾燥されて形成される洗剤屑が、洗車機本体1の移動に伴って破砕装置50に破砕され、検出輪10とレール6の間への付着物Gの挟み込みが防止され、検出輪10のレール6に対する滑りを防止でき、洗車機本体1の洗車対象の車両2に対する洗車制御の精度を向上できる。
【選択図】図8

Description

本発明は、洗車対象の車両に対して洗車機本体を相対移動させながら、前記車両の洗車を行う洗車機に関するものである。
従来の上記洗車機の一例が、特許文献1,2に開示されている。
特許文献1に記載の洗車機は、洗車対象の車両に対して洗浄を実施する前部本体と、洗浄後の車両を乾燥する後部本体から形成される洗車機本体を備えたドライブスルータイプの洗車機である。また床面には、左右一対のレールが敷設され、前記前後部本体の下部にはそれぞれ、前記レールに案内される前後に振り分けられた左右一対の駆動輪と従動輪が設けられている。
また後部本体には、後部本体の後面より外方に延び、各レールに対して隙間を置いて上方から対向する左右一対の補助輪が設けられ、後部本体の移動に伴って後部本体が左右方向および後方に傾き状となっても、前記補助輪により後部本体の直立姿勢が維持される。
また前記後部本体前部に設けられた駆動輪および補助輪の外方位置にはそれぞれ、左右の各レールに対して隙間を置いて上方から対向する左右一対のスクレーパーが垂設されている。
上記洗車機では、前後部本体がそれぞれ、駆動輪および従動輪を介して、床面に敷設された左右一対のレールに支持案内され、前記車両に対して相対移動されながら前記車両の洗車(洗浄および乾燥)が実施されている。また洗車機本体の移動方向のレール上に、例えばホース等の異物が放置されている際には、上記スクレーパーが上記駆動輪および補助輪より先行して前記異物と接触され、洗車機本体の移動に伴って前記スクレーパーが前記異物を押し払い、前記異物がレールから除去され、上記駆動輪および補助輪とレールとの間に前記異物が挟み込まれることが防止されている。
また特許文献2には、床面に敷設された走行レールと、洗車対象の車両に対して出退動され前記車両を洗車する洗車装置を有し、前記走行レールに案内される駆動輪および従動輪を介して往復走行可能な洗車機本体を備えた洗車機が開示されている。
上記洗車機本体の下部には、固定された支持軸に回転可能に支持された長形状のアームと、前記アームの一方の先端に設けられたローラ軸と、前記ローラ軸に嵌合され、走行レール上で回転されるローラと、前記アームの支持軸を挟んで他方に設けられ、前記ローラを走行レールへ押し付けるように付勢する引張ばねと、前記ローラ軸に設けられ、前記ローラの回転を検出する走行位置検出手段とが備えられている。
上記洗車機では、駆動輪を駆動して洗車機本体が走行されるとき、洗車機本体の走行距離は、走行位置検出手段より出力される、滑りが生じにくいローラの回転に基づくパルス信号により求められ、洗車機本体の走行距離を、滑りが生じやすい駆動輪の回転に基づいて求めるより、実際の洗車機本体の走行距離に近似し、この洗車機本体の走行距離に応じて、洗車対象の車両に対する洗車制御が実施されている。
特開2006−051924号公報 実公平05−041088号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の洗車機では、異物が所定の高さ(スクレーパーが上方から対向する間隔)を有しない場合、例えば小石や砂塵等がレールにある場合には、上記スクレーパーでは異物を除去することができず、各車輪とレール間に異物が挟まり、各車輪がレールに対して滑りを起こす恐れがあった。
さらに、レールに付着して形成される付着物がある場合、例えば氷や洗剤屑がレールにある場合には、スクレーパーは弾力性あるいは可撓性を有し、異物を押し払うものであるため、付着物を除去することができない恐れがあった。すなわち寒冷地において、レールに付着するように形成された氷は硬く、スクレーパーは氷の表面に沿って摺動するのみで、前記氷を除去することができず、各車輪とレール間に氷が挟まり、各車輪がレールに対して滑りを起こす恐れがあった。
また上記特許文献2に記載の洗車機では、レールに対して滑りが発生しやすい駆動輪に洗車機本体の走行距離を検出するための走行位置検出手段を設けるのではなく、洗車機本体の下部にレールを走行する検出用のローラを設け、このローラに走行距離を検出するための走行位置検出手段を設けているが、前記レールに付着物が形成されている場合、前記ローラとレール間に付着物が挟まり、前記ローラが前記レールに対して滑りを起こす恐れがあり、さらにローラがレールに対して滑りを起こすと、ローラの回転により求められる洗車機本体の走行距離と、実際の洗車機本体の走行距離に誤差が生じ、この誤差が生じた洗車機本体の走行距離に基づいて洗車機本体の洗車装置が制御されると、制御上の車両の位置に出動された洗車装置が実際の車両に接触する、あるいは制御上の車両の位置で退動させるべき洗車装置が実際の車両に接触する恐れがあった。
そこで本発明は、レールの付着物を破砕し、付着物の挟み込みによる各車輪の滑りを防止でき、洗車機本体の制御精度を向上できる洗車機を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の発明は、床面に敷設されたレールと、前記レールに案内される複数の車輪に支持され、洗車対象の車両に対し相対移動しながら前記車両の洗車を実施する洗車機本体を備えた洗車機であって、
前記洗車機本体の下部に、前記レールと当接し、前記洗車機本体の移動に伴って、前記レールに沿って回転または摺動し、前記レールの付着物を破砕する破砕装置を設けたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、洗車機本体の移動に伴って、破砕装置がレールに沿って回転または摺動され、前記レールの付着物が破砕されることにより、例えば、寒冷地においてレールに付着するように形成された氷、あるいは洗車に使用された洗剤等がレールに付着し、乾燥されて形成される洗剤屑が、洗車機本体の移動に伴って破砕装置により破砕され、各車輪とレールの間への付着物の挟み込みが防止され、各車輪のレールに対する滑りが防止される。
また本発明の請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明であって、前記破砕装置は、前記洗車機本体の移動に伴って、前記レールに沿って回転または摺動する球状の重量物と、前記重量物を前記洗車機本体の下部から前記レールに向かって支持する支持手段とを備えたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、洗車機本体の移動に伴って、破砕装置の支持手段によりレールに向かって支持された重量物がレールに沿って回転または摺動され、前記レールの付着物が破砕されることにより、例えば、寒冷地においてレールに付着するように形成された氷、あるいは洗車に使用された洗剤等がレールに付着し、乾燥されて形成される洗剤屑が、洗車機本体の移動に伴って破砕装置により破砕され、各車輪とレールの間への付着物の挟み込みが防止され、各車輪のレールに対する滑りが防止される。
また本発明の請求項3に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明であって、前記破砕装置は、前記洗車機本体の移動に伴って、前記レールに沿って摺動する軽量物と、前記軽量物を前記洗車機本体の下部から前記レールに向かって支持する支持手段と、前記軽量物を下方へ付勢する弾性体とを備えたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、洗車機本体の移動に伴って、破砕装置の支持手段によりレールに向かって支持され、弾性体により下方へ付勢された軽量物がレールに沿って摺動され、前記レールの付着物が破砕されることにより、例えば、寒冷地においてレールに付着するように形成された氷、あるいは洗車に使用された洗剤等がレールに付着し、乾燥されて形成される洗剤屑が、洗車機本体の移動に伴って破砕装置に破砕され、各車輪とレールの間への付着物の挟み込みが防止され、各車輪のレールに対する滑りが防止される。
また本発明の請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明であって、前記複数の車輪として、前記洗車機本体の前方または後方の下部に配設される駆動輪と、前記洗車機本体の後方または前方の下部に配設される遊転輪と、前記洗車機本体の移動量を検出する検出装置に連結され、前記レールに沿って対向する前記駆動輪と前記遊転輪との間で、前記レールに向かって付勢されて当接される検出輪とを備え、前記破砕装置を、前記洗車機本体の最初の移動方向で前記検出輪より前方に付設したことを特徴とするものである。
上記構成によれば、洗車機本体の移動に伴って、レールに沿って回転または摺動され、前記レールの付着物を破砕する破砕装置を、洗車機本体の最初の移動方向で検出輪より前方に付設したことにより、洗車機本体の移動に伴って回転される検出輪とレールの間への付着物の挟み込みが防止され、検出輪のレールに対する滑りが防止され、前記検出輪により前記洗車機本体の移動距離が正確に検出される。
また本発明の請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発明であって、前記洗車機本体の移動に伴って、前記レールに摺接され、前記破砕装置により破砕された付着物を除去する突出体を設けたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、破砕装置に破砕されたレールの付着物が突出体に除去されることにより、すなわち破砕装置に破砕されたレールの付着物が前記レールに残っても、破砕された付着物が突出体により除去され、各車輪とレールの間への付着物の挟み込みが防止される。
本発明の洗車機の構成によれば、洗車機本体の移動に伴って、破砕装置がレールに沿って回転または摺動され、前記レールの付着物が破砕されることにより、例えば、寒冷地においてレールに付着するように形成された氷、あるいは洗車に使用された洗剤等がレールに付着し、乾燥されて形成される洗剤屑が、洗車機本体の移動に伴って破砕装置により破砕され、各車輪とレールの間への付着物の挟み込みが防止され、各車輪のレールに対する滑りを防止でき、洗車機本体の洗車対象の車両に対する制御精度を向上できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、1は、洗車対象の車両2をブラッシングするブラシ装置3と、車両2を乾燥する乾燥装置4と、車両2に洗剤等を噴霧するスプレー装置5と、床面Fに敷設された左右一対のレール6,6に案内される複数の車輪(詳細は後述する。)8,9,10を備え、停車された車両2に対して移動しながら車両2の洗車を実施する洗車機本体である。ここで洗車機本体1の移動方向を前後方向Xとし、特に洗車機本体1への車両2の進入側を前方、その逆方向を後方とする。また前後方向Xと直角な水平方向を左右方向Yとする。
上記ブラシ装置3は、図1,図2に示すように、車両2の両側面下部および車両2の前後輪の側面をブラッシングする出退自在な左右一対のロッカーブラシ13と、車両2の上面をブラッシングする昇降自在なトップブラシ14と、車両2の前後面および側面をブラッシングする出退自在な左右一対のサイドブラシ15が、洗車機本体1の前部よりこの順で配設されて構成されている。
また上記乾燥装置4は、図1〜図3に示すように、昇降自在にかつエアの噴射方向が前後方向Xへ変更自在に形成され、車両2の前後面および上面を乾燥するトップノズル18と、車両2の側面を乾燥する出退自在な左右一対のサイドノズル19と、トップノズル18およびサイドノズル19に可撓性および伸縮性を有するダクトホース20,20を介して接続され、トップノズル18およびサイドノズル19へエアを供給する左右一対のブロワ装置21,21から構成されている。
上記スプレー装置5は、図1に示すように、車両2に高圧水を噴射するプレリンスアーチ(高圧水アーチ)24と、車両2に洗剤を噴射する洗剤アーチ25と、車両2に洗浄水を噴射するファイナルリンスアーチ(洗浄水アーチ)26と、車両2にフッソコート剤を噴射する撥水コートアーチ27と、車両2に液体ワックスを噴射(噴霧)するワックスアーチ28とが、洗車機本体1の前部よりこの順で配設されて構成されている。
上述した洗車機本体1の複数の車輪として、図1,図4に示すように、洗車機本体1の前方下部に配設された左右一対の駆動輪8と、洗車機本体1の後方下部に配設された左右一対の従動輪(遊転輪の一例)9と、洗車機本体1の移動量を検出するエンコーダ40(検出装置の一例で、詳細は後述する。)に連結され、レール6に沿って対向する駆動輪8と従動輪9との間で、レール6に向かって付勢されて圧接される検出輪10を備えている。また洗車機本体1は、駆動輪8および従動輪9を介して床側のレール6上に載置され、後述する駆動装置31が駆動されて駆動輪8が正逆駆動されることで、レール6に案内されて前後方向Xに往復移動される。
上記駆動輪8は、図4に示すように、洗車機本体1の下部フレーム1aの前部に軸支された駆動軸36に設けられ、洗車機本体1の下部フレーム1aから立設されたガイド体33を介して設けられる駆動装置31と、チェーン連動装置34を介して連動連結されている。すなわち、ガイド体33の上部で、チェーン連動装置34に備えられた伝達軸35と駆動装置31の出力軸(図示せず。)とが連動連結されている。また伝達軸35には伝達歯輪35aが嵌合され、駆動軸36には駆動歯輪36aが嵌合され、これら伝達歯輪35aと駆動歯輪36aとがチェーン37を介して連結されている。上記構成により、駆動装置31が駆動されると、伝達軸35が回転され、伝達軸35の伝達歯輪35a,チェーン37,駆動軸36の駆動歯輪36aを介して駆動輪8が駆動される。
上記従動輪9は、図4に示すように、洗車機本体1の下部フレーム1aに従動軸38を介して回転自在に設けられ、洗車機本体1の移動に伴って回転される。なお、駆動軸36および従動軸38はそれぞれ、洗車機本体1の下部フレーム1aに上下動可能な車輪軸受(図示せず)を介して設けられ、洗車機本体1の移動時に、駆動輪8および従動輪9が受ける衝撃を吸収するように構成されている。また駆動軸36が上下動した際に、ガイド体33が駆動軸36の上下動に合わせて上下動されるため、伝達軸35と駆動軸36を連動するチェーン37のテンションは一定に保持される。
上記検出輪10は、図4に示すように、洗車機本体1の下部フレーム1aに設けられた検出輪支持部39を介して設けられるチェーン連動装置41を介して、チェーン連動装置41の上部に設けられたエンコーダ40に連動連結されている。すなわち、中空状に形成された矩形状のチェーン連動装置41内では、両端部に遊転軸42a,42bが形成され、一方の遊転軸42aに検出輪10と従動歯輪43aが嵌合され、他方の遊転軸42bに羽根車45と検出歯輪43bが嵌合され、従動歯輪43aと検出歯輪42bがチェーン44を介して連動連結され、検出輪10の回転に伴って、羽根車45が連動され回転される。
また羽根車45の羽根45aを挟んで、羽根車45の回転方向と直行する光線を照射する投光器(図示せず。)と、この投光器より照射された光線を受光する受光器(図示せず。)が配設され、羽根車45が回転され、羽根車45の各羽根45aが投光器より照射された光線が遮断されることにより、受光の有無に伴って受光器から制御装置62(詳細は後述する)へパルス信号が出力される。これら羽根車45と、投光器および受光器により上記エンコーダ40が形成されている。
また上記チェーン連動装置41は、洗車機本体1の下部フレーム1aに設けられた検出輪支持部39により支持されている。詳しくは、検出輪支持部39は下部フレーム1aに固定され、検出輪支持部39から後方にアーム46が設けられ、このアーム46にチェーン連動装置41が把持されている。またアーム46は、検出輪支持部39との連結部に設けられたボルト47を中心とし、前後方向Xに沿って回転自在に設けられている。そのため検出輪10は、チェーン連動装置41および検出輪10の自重により、レール6に対して上下動自在に接するように設けられている。
また洗車機本体1の下部には、レール6と当接し、洗車機本体1の移動に伴って、レール6に沿って回転または摺動し、レール6に付着した氷や洗剤屑等の付着物Gを破砕する破砕装置50が設けられている。本実施の形態では破砕装置50を、図4に示すように、検出輪10の前方(検出輪10より洗車機本体1の最初の移動方向である前方)に付設している。
上記破砕装置50の一例を図5に示す。破砕装置50は、図5(a)の正面図および図5(b)の側面図に示すように、洗車機本体1の移動に伴って、レール6に沿って回転または摺動され、破砕する付着物Gの種類に基づいて予め設定された大きさの鉄球(球状の重量物の一例)51と、鉄球51を洗車機本体1の下部フレーム1aからレール6に向かって支持する箱体(支持手段の一例)52を備えている。詳しくは、箱体52の底面に、鉄球51の直径より小さな孔部53が形成され、孔部53に鉄球51が引掛かるように鉄球51が箱体52に収納され(例えば、上面開放の箱体52に鉄球51を収納してから箱体52の上面を閉じるように収納され)、箱体52の孔部53から下方へ突出した鉄球51がレール6と接するように、箱体52が下部フレーム1aに固定されている。
なお、洗車機本体1の移動に伴って、鉄球51はレール6との摩擦によりレール6上を回転されるが、レール6上に付着物Gが形成され、レール6と鉄球51との間の摩擦係数が小さくなると、鉄球51がレール6に対して滑り、鉄球51がレール6上で摺動される。このように鉄球51がレール6の付着物G上で摺動されると、振動により付着物Gを破砕するとともに、付着物Gが氷である場合、鉄球51が摺動されることにより発する摩擦熱も加わり、付着物Gを効率よく破砕することが可能である。また上記検出輪10および破砕装置50は、洗車機本体1の左右どちらか一方、あるいは左右一対に設けられているものとする。
また洗車機本体1の下部フレーム1aに設けられた検出輪支持部39の下方には(レール6に沿って検出輪10と破砕装置50の間には)、図6に示すように、洗車機本体1の移動に伴って、レール6に摺設され、破砕装置50により破砕されたレール6の付着物Gを押し払って除去するスクレーパー(突出体の一例)54が設けられている。このスクレーパー54は、弾力性あるいは可撓性を有する板状のゴム体あるいはプラスチック体から形成され、スクレーパー54はボルト・ナット等の所定の固定手段により、下部フレーム1aからレール6に接触するように固定されている。
また上記駆動輪8の後方には、洗車機本体1の移送に伴って、破砕装置50(駆動輪8)により破砕されたレール6の付着物を押し払って除去する弾力性あるいは可撓性を有する板状のゴム体あるいはプラスチック体から形成されたスクレーパー61が、ボルト・ナット等の所定の固定手段により、下部フレーム1aからレール6に接触するように付設されている。
上記洗車機本体1の車両進入口には、図1に示すように、車両2の車高を検知する車形検出センサ55が設けられている。車形検出センサ55は、洗車機本体1の左右側方位置に水平に対向して配置され、左右方向Yと平行な光軸を有する送受光部からなる複数の光電スイッチ(例えば、106個)を所定間隔(例えば、15mm)で上下方向(垂直方向)に、床面Fより650mmの高さから配列して形成されており、車両2により光軸が遮断された光電スイッチを検出することにより、車形検出センサ55の設置位置における車両2の車高が検出される。
また前記レール6に沿って、被検出体(図示せず)が配設され、洗車機本体1には、被検出体を検出することにより、洗車機本体1がレール6の始端位置のホームポジションHP(原点)に位置することを検出するリミットスイッチからなるホームポジション検出器58と、洗車機本体1がレール6の終端位置のエンドポジションEP(終点)に位置することを検出するリミットスイッチからなるエンドポジション検出器59が配設されている。
また洗車機本体1の前面には、洗車機本体1による洗車開始釦,洗車停止釦,洗車コース選択釦および洗車機本体1に対して各設定を行う設定釦等が配置された操作装置56が配置された操作ボックス57が設けられている。
また操作ボックス57の裏面で洗車機本体1内には、図7に示すように、洗車機本体1に設けられるセンサ群60からの検出信号、操作装置56からの操作信号,エンコーダ40からのパルス信号、車形検出センサ55に検知される車形検出センサ55の設置位置での車両2の車高,ホームポジション検出器58に検出されるホームポジションおよびエンドポジション検出器59に検出されるエンドポジションに基づいて、ブラシ装置3のロッカーブラシ13、トップブラシ14およびサイドブラシ15と、乾燥装置4のトップノズル18,サイドノズル19およびブロワ装置21と、スプレー装置5のプレリンスアーチ24,洗剤アーチ25,ファイナルリンスアーチ26,撥水コートアーチ27およびワックスアーチ28と、洗車機本体1を移動する駆動装置31とを制御する制御装置62が設けられている。
以下、破砕装置50の作用および制御装置62による洗車対象の車両2の車形検出について、図8に示す洗車機本体1の動作説明図および図9のフローチャートに基づいて説明する。
ここで洗車機本体1は、図1,図8(a)に示すように、待機状態にあるときホームポジションHPにて待機され、図8(a)に示すように、レール6には付着物Gが形成され付着しているものとする。
まず、操作装置56より入力される洗車モードおよび洗車開始釦の操作信号を確認すると(ステップ−1)、ホームポジション検出器58によりホームポジション(HP)に位置することを確認し(ステップ−2)、駆動装置31を駆動して(ステップ−3)、洗車機本体1の前方(図示する矢印の方向)への移動が開始される。
このとき駆動輪8とレール6の間に付着物Gが挟まっても、駆動輪8は付着物Gにより滑りながらも、洗車機本体1の自重により付着物Gを破砕しながらレール6に沿って回転され、洗車基本体1の移動が開始される。また従動輪9は、付着物Gにより滑りながらも、洗車機本体1の移動に伴って、洗車機本体1の自重により付着物Gを破砕しながら前方へと回転される。
また図8(b)に示すように、検出輪10は、チェーン連動装置41および検出輪10の自重により、レール6に対して接しているため、洗車機本体1の移動に伴って付着物G上で摺動される。このとき洗車機本体1の移動距離に応じて、破砕装置50の鉄球51により付着物Gが破砕され、その直後のスクレーパー54により破砕された付着物Gがレール6から押し払われて除去される。
そして図8(c)に示すように、洗車機本体1がさらに移動されると、検出輪10は、スクレーパー54により付着物Gが除去されたレール6上で回転されることになり、その後もレール6に付着された付着物Gは破砕装置50により破砕されるとともに、破砕された付着物Gがスクレーパー54により除去される。
このようにレール6の付着物Gが破砕装置50により破砕され、スクレーパー54によりレール6から押し払われ、下記ステップ−4が開始されるまでに、すなわち車両2の車形検出が開始されるまでに、図8(c)に示すように、検出輪10がレール6上で回転され、エンコーダ40から正常なパルス信号が出力される。
なお、図8(b)において、検出輪10が付着物G上で回転され、付着物Gにより滑りを起こす恐れはあるが、図8(c)に示すように、検出輪10がスクレーパー54により付着物Gが除去されたレール6上で回転されるまでの距離は、少なくとも車両2の車形検出が開始されるまでの洗車機本体1の移動距離よりも短く、洗車機本体1の移動開始時の検出輪10の滑りは、車両2の車形検出に対して特に影響しない。
次に洗車機本体1の移動に伴い、車形検出センサ55に車両2の車高が検出されると(ステップ−4)、検出輪10の回転に伴い入力されるエンコーダ40からのパルス信号毎に、車形検出センサ55に検出される車両2の車高を記憶する(ステップ−5)。そして車形検出センサ55に車両2の車高が検出されなくなると(ステップ−6)、車両2の車形検出を終了する(ステップ−7)。
なお上記ステップ−5において、車両2の車形検出が開始されると、車形検出センサ55の直後にある、プレリンスアーチ24,洗剤アーチ25およびロッカーブラシ13等を駆動し、車両2の洗車が開始される。
以上のように、本実施の形態によれば、洗車機本体1の移動に伴って、破砕装置50の箱体52によりレール6に向かって支持された鉄球51がレール6に沿って回転または摺動され、レール6の付着物Gが破砕されることにより、例えば、寒冷地においてレール6に付着するように形成された氷、あるいは洗車に使用された洗剤等がレール6に付着し、乾燥されて形成される洗剤屑が、洗車機本体1の移動に伴って破砕装置50に破砕され、検出輪10とレール6の間への付着物Gの挟み込みが防止され、検出輪10のレール6に対する滑りを防止でき、洗車機本体1の洗車対象の車両2に対する洗車制御の精度を向上できる。
また本実施の形態によれば、洗車機本体1の移動に伴って、レール6に沿って回転または摺動され、レール6の付着物Gを破砕する破砕装置50を、洗車機本体1の最初の移動方向で検出輪10より前方に付設したことにより、洗車機本体1が移動を開始した直後から、洗車機本体1の移動に伴って回転される検出輪10とレール6の間への付着物Gの挟み込みが防止され、検出輪10のレール6に対する滑りを防止できる。
また本実施の形態によれば、破砕装置50に破砕されたレール6の付着物Gがスクレーパー54に除去されることにより、すなわち破砕装置50に破砕されたレール6の付着物Gがレール6に残っても、レール6に残った破砕された付着物Gがスクレーパー54により除去され、検出輪10とレール6の間への付着物Gの挟み込みを防止できる。
なお、本実施の形態では、破砕装置50は、箱体52に鉄球51を収納して形成されているが、破砕装置50´を、図10および図11に示すように、箱体52´に洗車機本体1の移動に伴って、レール6に沿って摺動する円柱形状の押し当て部材(軽量物の一例であり、鉄材より軽量でレール6の材質より柔らかな素材から形成される。)64を収納し、円柱体64の上部と箱体52´の上面との間に、押し当て部材64を下方へ付勢するバネ体(弾性体の一例)65を配置する構成としてもよい。
上記構成によれば、洗車機本体1の移動に伴って、破砕装置50´の箱体52´によりレール6に向かって支持され、バネ体65により下方へ付勢された押し当て部材64が、レール6に沿って摺動され、レール6の付着物Gが破砕されることにより、洗車機本体1の移動に伴って、レール6の付着物Gが破砕装置50´の押し当て部材64に破砕され、検出輪10とレール6の間への付着物Gの挟み込みが防止され、検出輪10のレール6に対する滑りを防止でき、洗車機本体1の洗車対象の車両2に対する洗車制御の精度を向上できる。また押し当て部材64がレール6より柔らかな素材であるため、レール6を傷つけることなく、レール6に対して摺動される。
また本実施の形態では、検出輪10の前方にのみ破砕装置50を設けているが、破砕装置50を駆動輪8または従動輪9の前方、あるいは駆動輪8および従動輪9の前方に設ける構成としてもよく、破砕装置50によりレール6の付着物が破砕され、その後を通過する駆動輪8または従動輪9とレール6の間への付着物Gの挟み込みが防止され、駆動輪8または従動輪9の滑りを防止できる。
また本実施の形態では、スクレーパー54を破砕装置50の前後に設ける構成としているが、スクレーパー54を左右の駆動輪8または従動輪9の前後にそれぞれ、あるいは左右の駆動輪8および従動輪9の前後にそれぞれ設ける構成としてもよく、駆動輪8および従動輪9により破砕されたレール6の付着物を除去できるとともに、レール6上に放置された異物が押し払われ、駆動輪8および従動輪9による異物の挟み込みを防止できる。
また本実施の形態では、洗車機本体1を停止された車両2に対して相対移動し、車両2の洗車を実施しているが、洗車機本体1を前後方向Xに貫通して敷設される車両2の搬送装置(例えばローラコンベヤ)を設け、洗車機本体1と車両2を共に相対移動させながら車両2の洗車を実施する構成としてもよい。
また本実施の形態では、検出輪10をその自重によりレール6に対して接するように構成しているが、チェーン連動装置41に検出輪10を下方へ付勢する付勢手段を設け、検出輪10をレール6に対して圧接する構成としてもよい。
本発明の実施の形態における洗車機の側面図である。 同洗車機の平面図である。 同洗車機の正面図である。 同洗車機の要部拡大側面図である。 同洗車機における破砕装置の(a)正断面図,(b)側断面図である。 同洗車機における検出輪の(a)正面図,(b)側面図である。 同洗車機における制御装置の概略ブロック図である。 同洗車機における洗車機本体の動作説明図である。 同洗車機における車形検出の動作を説明するフローチャートである。 他の形態の破砕装置を備えた同洗車機の要部拡大図である。 同洗車機における破砕装置の(a)正断面図,(b)側断面図である。
符号の説明
X 前後方向
Y 左右方向
F 床面
G 付着物
1 洗車機本体
2 車両
3 ブラシ装置
4 乾燥装置
5 スプレー装置
6 レール
8 駆動輪
9 従動輪
10 検出輪
31 駆動装置
40 エンコーダ
50,50´ 破砕装置
51 鉄球
52,52´ 箱体
53,53´ 孔部
54 スクレーパー
62 制御装置
64 円柱体
65 バネ体

Claims (5)

  1. 床面に敷設されたレールと、前記レールに案内される複数の車輪に支持され、洗車対象の車両に対し相対移動しながら前記車両の洗車を実施する洗車機本体を備えた洗車機であって、
    前記洗車機本体の下部に、前記レールと当接し、前記洗車機本体の移動に伴って、前記レールに沿って回転または摺動し、前記レールの付着物を破砕する破砕装置を設けたこと
    を特徴とする洗車機。
  2. 前記破砕装置は、
    前記洗車機本体の移動に伴って、前記レールに沿って回転または摺動する球状の重量物と、
    前記重量物を前記洗車機本体の下部から前記レールに向かって支持する支持手段と
    を備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記破砕装置は、
    前記洗車機本体の移動に伴って、前記レールに沿って摺動する軽量物と、
    前記軽量物を前記洗車機本体の下部から前記レールに向かって支持する支持手段と、
    前記軽量物を下方へ付勢する弾性体と
    を備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  4. 前記複数の車輪として、
    前記洗車機本体の前方または後方の下部に配設される駆動輪と、
    前記洗車機本体の後方または前方の下部に配設される遊転輪と、
    前記洗車機本体の移動量を検出する検出装置に連結され、前記レールに沿って対向する前記駆動輪と前記遊転輪との間で、前記レールに向かって付勢されて当接される検出輪と
    を備え、
    前記破砕装置を、前記洗車機本体の最初の移動方向で前記検出輪より前方に付設したこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の洗車機。
  5. 前記洗車機本体の移動に伴って、前記レールに摺接され、前記破砕装置により破砕された付着物を除去する突出体を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の洗車機。
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