JP2010030221A - ヘッド傾き調整装置、及び液体噴射装置 - Google Patents

ヘッド傾き調整装置、及び液体噴射装置 Download PDF

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Masahito Mihashi
将人 三橋
Yoshihiro Kobayashi
欣弘 小林
Makoto Kawamoto
誠 川本
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Abstract

【課題】簡易に、ヘッドの傾きを精度良く微調整することにある。
【解決手段】回転することにより、液体を噴射するヘッドの傾きを調整する偏心部材と、第1歯車を有し、前記偏心部材とともに回転する回転部材と、前記第1歯車と噛み合い、前記第1歯車よりもピッチ円半径が小さい第2歯車を有し、前記第2歯車が回転することにより前記回転部材を介して前記偏心部材を回転させる操作部材と、を備えることを特徴とするヘッド傾き調整装置。
【選択図】図5

Description

本発明は、ヘッド傾き調整装置、及び液体噴射装置に関する。
液体噴射装置として、紙や布、フィルムなどの各種媒体に液体(例えば、インク)を噴射して、画像の印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。このプリンタは、インクを媒体に噴射するヘッドを備えている。
ヘッドは、フレーム等に取り付けられているが、取り付け状態が不適切である(ヘッドがフレームに対して傾いて取り付けられている)場合には、媒体に対するインクの着弾位置が所望の位置からずれて、画質の劣化が生じる。
そこで、上記の問題を解決すべく、プリンタの中には、操作用のツマミ部を備え、ヘッドのフレームに対する傾き度合いを調整するためのヘッド傾き調整装置をヘッド近傍に備えたものがある。
特開2008−62534号公報
このヘッド傾き調整装置には、偏心部材を有して、例えば作業者が、前記偏心部材を直接操作して回転させることにより、比較的簡易な構造でヘッドの傾きを調整可能としたものがあるが、当該構成においては、偏心部材の回転度合いを細かく変更し難いため、ヘッドの傾きを微調整することが困難であった。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、目的とするところは、簡易に、ヘッドの傾きを精度良く微調整することにある。
前記課題を解決するために、主たる本発明は、
回転することにより、液体を噴射するヘッドの傾きを調整する偏心部材と、
第1歯車を有し、前記偏心部材とともに回転する回転部材と、
前記第1歯車と噛み合い、前記第1歯車よりもピッチ円半径が小さい第2歯車を有し、前記第2歯車が回転することにより前記回転部材を介して前記偏心部材を回転させる操作部材と、
を備えることを特徴とするヘッド傾き調整装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。
回転することにより、液体を噴射するヘッドの傾きを調整する偏心部材と、
第1歯車を有し、前記偏心部材とともに回転する回転部材と、
前記第1歯車と噛み合い、前記第1歯車よりもピッチ円半径が小さい第2歯車を有し、前記第2歯車が回転することにより前記回転部材を介して前記偏心部材を回転させる操作部材と、
を備えることを特徴とするヘッド傾き調整装置。
このようなヘッド傾き調整装置によれば、第2歯車のピッチ円半径が第1歯車よりも小さいことにより、操作部材の操作量に対して、偏心部材の回転度合いが小さいので、簡易に、ヘッドの傾きを微調整することが可能となる。
また、かかるヘッド傾き調整装置であって、
前記操作部材は、円板状の回転体であり、
前記操作部材には、円周方向に沿って、前記ヘッドの傾きの調整量に対応する複数の目盛が設けられていることが望ましい。
かかる場合には、調整量に対応する複数の目盛を介して偏心部材の回転量が視認しやすいので、簡易かつ正確に、ヘッドの傾きを微調整できる。
また、かかるヘッド傾き調整装置であって、
前記偏心部材は、偏心ピンであり、
前記回転部材は、前記偏心ピンに固定されている固定軸と、前記固定軸から周方向に延出している扇形状の延出板と、を有し、
前記延出板の先端には、前記第2歯車と噛み合う歯が形成されており、
前記第1歯車は、前記延出板であることが望ましい。
かかる場合には、第1歯車が扇形状の延出板であることによって、回転部材が固定された偏心部材をヘッド寄りに配置できるので、装置の省スペース化を実現できる。
また、液体を噴射するヘッドと、
前記ヘッドの傾きを調整するためのヘッド傾き調整装置であって、
回転することにより、前記ヘッドの傾きを調整する偏心部材と、
第1歯車を有し、前記偏心部材とともに回転する回転部材と、
前記第1歯車と噛み合い、前記第1歯車よりもピッチ円半径が小さい第2歯車を有し、前記第2歯車が回転することにより前記回転部材を介して前記偏心部材を回転させる操作部材と、
を備えるヘッド傾き調整装置と、
を具備することを特徴とする液体噴射装置。
このような液体噴射装置によれば、第2歯車のピッチ円半径が第1歯車よりも小さいことにより、操作部材の操作量に対して、偏心部材の回転度合いが小さいので、簡易に、ヘッドの傾きを微調整することが可能となる。
===プリンタの構成===
液体噴射装置の一例としてインクジェットプリンタ(以下、プリンタ1と呼ぶ)を例に挙げて、プリンタ1の構成例について説明する。図1は、プリンタ1の全体構成のブロック図である。図2Aは、プリンタ1内部の断面図である。図2Bは、プリンタ1内部の斜視図である。
プリンタ1は、搬送ユニット20、ヘッドユニット40、検出器群50、コントローラ60を有する。外部装置であるコンピュータ110から印刷データを受信したプリンタ1は、コントローラ60によって各ユニット(搬送ユニット20、ヘッドユニット40)を制御する。コントローラ60は、コンピュータ110から受信した印刷データに基づいて、各ユニットを制御し、紙に画像を印刷する。プリンタ1内の状況は検出器群50によって監視されており、検出器群50は、検出結果をコントローラ60に出力する。コントローラ60は、検出器群50から出力された検出結果に基づいて、各ユニットを制御する。
搬送ユニット20は、媒体(例えば、紙Sなど)を所定の方向(以下、搬送方向という)に搬送させるためのものである。この搬送ユニット20は、給紙ローラ21と、搬送モータ(不図示)と、搬送ローラ23A及び搬送ローラ23Bと、ベルト24とを有する。給紙ローラ21は、紙挿入口に挿入された紙をプリンタ内に給紙するためのローラである。不図示の搬送モータが回転すると、搬送ローラ23A、23Bが回転し、これに伴いベルト24が回転する。給紙ローラ21によって給紙された紙Sは、ベルト24によって、印刷可能な領域(ヘッドと対向する領域)まで搬送される。ベルト24が紙Sを搬送することによって、紙Sがヘッドユニット40に対して搬送方向に移動する。印刷可能な領域を通過した紙Sは、ベルト24によって外部へ排紙される。なお、搬送中の紙Sは、ベルト24に静電吸着又はバキューム吸着されている。
ヘッドユニット40は、紙Sに液体の一例であるインクを噴射するためのものである。ヘッドユニット40は、搬送中の紙Sに対してインクを噴射することによって、紙Sにドットを形成し、画像を紙Sに印刷する。本実施形態のヘッドユニット40は、紙幅分のドットを一度に形成することができる。このヘッドユニット40の構成については、後で説明する。
検出器群50には、ロータリー式エンコーダ(不図示)、紙検出センサ53などが含まれる。ロータリー式エンコーダは、搬送ローラ23Aや搬送ローラ23Bの回転量を検出する。ロータリー式エンコーダの検出結果に基づいて、紙Sの搬送量を検出することができる。紙検出センサ53は、給紙中の紙の先端の位置を検出する。
コントローラ60は、プリンタの制御を行うための制御ユニットである。コントローラ60は、インターフェース部61と、CPU62と、メモリ63と、ユニット制御回路64とを有する。インターフェース部61は、外部装置であるコンピュータ110とプリンタ1との間でデータの送受信を行う。CPU62は、プリンタ全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ63は、CPU62のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものであり、RAM、EEPROM等の記憶素子を有する。CPU62は、メモリ63に格納されているプログラムに従って、ユニット制御回路64を介して各ユニットを制御する。
===ヘッドユニット40の詳細構成===
図3は、ヘッドユニット40を上方から見た図である。図4は、ヘッドユニット40を下方から見た図である。
ヘッドユニット40は、図3に示すように、インクを噴射するヘッド41を複数有している。複数のヘッド41は、千鳥列配置で並んでいる。各ヘッド41の下面には、図4に示すように、ブラックインクノズル列(ノズル列K)、シアンインクノズル列(ノズル列C)、マゼンタインクノズル列(ノズル列)M及びイエローインクノズル列(ノズル列Y)が形成されている。
各ノズル列は、インクを噴射するための噴射口であるノズルを複数個(本実施形態では180個)備えている。各ノズル列の複数のノズルは、図4の配列方向(紙幅方向)に沿って、一定のノズルピッチ(1/180インチ)で並んでいる。そして、このようにヘッドを配置することによって、ヘッドユニット40は、紙幅方向に1/180インチの間隔で並ぶドット(ドット列)を紙幅分の長さにわたって形成することができる。
また、各ヘッド41には、ヘッドユニット40のフレーム40aに対してヘッド41を固定させるための固定板42、43が、それぞれ設けられている。固定板42、43が、ネジでフレーム40aにネジ止めされることにより、各ヘッド41がフレーム40aに取り付けられる(固定される)。
固定板42は、フレーム40aに固定された固定ピン44と嵌合している。そして、固定前の各ヘッド41は、固定ピン44を中心として図3に示す矢印の方向に回動可能な構成となっている。このようにヘッド41が回動することにより、ヘッド41のフレーム40aに対して傾く。また、固定板43は、後述する偏心ピン81と接触する構成となっている。なお、このような構成としている理由は、ヘッド41の取り付け時に、フレーム40aに対するヘッド41の傾き度合いを変更するためにある。
===ヘッド41の傾きを調整する機構について===
フレーム40aに固定されたヘッド41がインクを噴射した際に、ドットは、ノズルの配列方向に沿って形成される。そして、画質の良い画像は、ドットの並ぶ方向(別言すれば、ノズルの配列方向)が、紙幅方向と平行であることが望ましい。しかし、ヘッド41のフレーム40aに対する取り付け状態によっては、ノズルの配列方向が紙幅方向と平行にならず、画質が劣化する恐れがある。
そこで、上記の問題を解決すべく、ヘッドユニット40には、図3に示すように、ヘッド41のフレーム40aに対する傾き度合いを調整するための傾き調整装置の一例である傾き調整機構80が設けられている。この傾き調整機構80は、ヘッド41毎に複数設けられている。
<傾き調整機構80の詳細構成>
各ヘッド41に対応する傾き調整機構80の構成は同様であるので、以下においては、一のヘッド41に対応する傾き調整機構80の詳細構成について、図5、図6、図7A〜図7Cを用いて説明する。図5は、傾き調整機構80を示した斜視図である。図6は、傾き調整機構80とその周辺部を上方から見た図である。図7Aは、偏心ピン81と固定板43の接触状態を示す図である。図7Bは、図7AのX−X断面図である。図7Cは、偏心ピン81を回転させた後の、固定板43の状態を示す図である。なお、図7Aと図7Cでは、便宜上、固定軸84が示されていない。
傾き調整機構80は、図5等に示すように、偏心部材の一例である偏心ピン81と、回転部材の一例である回転量調整部材83と、操作部材86と、ストッパー89とを有する。
偏心ピン81は、回転することにより、ヘッド41の傾きを調整する。すなわち、偏心ピン81の回転量に対応して、ヘッド41の傾き度合いが調整される。偏心ピン81は、断面が円である軸である。そして、偏心ピン81の回転軸が、偏心ピン81の中心からずれている。また、偏心ピン81は、図7Aに示すように、固定板43の接触部43aに接触している。そして、偏心ピン81は、接触部43aに接触した状態で回転することにより、図7Cに示すように固定板43を移動させる(例えば、固定板43は、図7Cに示す矢印Yの方向に移動する)。固定板43のこの移動に伴い、ヘッド41が、固定ピン44を中心に回動することによりフレーム40aに対して傾くこととなる。
回転量調整部材83は、偏心ピン81とともに回転し、偏心ピン83の回転量を調整するための部材である。回転量調整部材83は、偏心ピン81に固定されている固定軸84と、固定軸84から周方向に延出している扇形状の延出板である扇形歯車85と、を有する。固定軸84は、偏心ピン81を覆うように固定されている。扇形歯車85の中心角度α(図6)は、180度以下であり、回転中の扇形歯車85がヘッド41に衝突することを防止できる構成となっている。
操作部材86は、扇形歯車85の歯85aと噛み合う操作歯車87と、作業者がつまむためのツマミ部88とを有する。また、操作部材86は、円板状の回転体であり、円形状のツマミ部88の直径は、操作歯車87の直径よりも大きい。
操作歯車87のピッチ円半径は、扇形歯車85のピッチ円半径よりも小さい。そして、操作部材86は、操作歯車87が回転することにより回転量調整部材83を介して偏心ピン81を回転させる。
ツマミ部88には、図6に示すように、円周方向に沿って、ヘッド41の傾きの調整量に対応する複数の目盛が設けられている(付されている)。この目盛として、0と正の整数と負の整数が、付されている。そして、正と負の整数により、傾きを調整する方向が、作業者によって視認されやすい。
ストッパー89は、操作部材86が回転することを防止するための部材である。このストッパー89は、その先端が、操作部材86のツマミ部88の外周面88a(この外周面88aには、いわゆるローレット加工によって、凹凸が形成されている)に接触している。そして、ストッパー89が外周面88aに接触することにより、回転量を調整した後に、外乱に起因して操作部材86が回転することを防止する。
なお、本実施例においては、扇形歯車85が第1歯車に相当し、操作歯車87が第2歯車に相当する。なお、第1歯車が、扇形歯車85ではなく、円形の歯車であることとしても良い。また、操作部材86は、円板状の回転体に限られず、矩形状の回転体であっても良い。また、偏心部材として偏心ピン81を例に挙げて説明したが、例えば偏心部材がカムであることとしても良い。
<ヘッド41の傾き調整方法>
上述した構成の傾き調整機構80による、ヘッド41の傾き調整方法について、説明する。
ヘッド41の傾き調整は、プリンタ1の製造時やメンテナンス時等に、作業者によって行われる。調整をする際には、固定板42、43はネジ止めされておらず、ヘッド41は固定ピン44を中心として回動可能な状態となっている。かかる状態にて、作業者は、まず操作部材86のツマミ部88を回転させる。なお、ツマミ部88の回転中に、ストッパー89がツマミ部88の外周面88aに接触しているが、作業者によって作用される力が大きいので、操作部材86は回転できる。
そして、ツマミ部88には目盛が付されているので、作業者は、ストッパー89を基準にして所望の目盛の分だけ、ツマミ部88を回転させる。ツマミ部88の回転に伴い、操作歯車87と噛み合う扇形歯車85(回転量調整部材83)も、回転する。この際、前述したように操作歯車87のピッチ円半径が扇形歯車85のピッチ円半径よりも小さいので、扇形歯車85(回転量調整部材83)の回転量は操作部材86の回転量よりも小さい。具体的には、操作部材86が1回転しても、扇形歯車85は1/4回転もしない。
また、回転量調整部材83(扇形歯車85)の回転に連動して、偏心ピン81も回転する。そして、偏心ピン81は、接触部43aに接触した状態で回転することにより、図7Aと図7Cに示すように固定板43を移動させる。この固定板43の移動により、ヘッド41が、移動してフレーム40aに対して傾くこととなる。なお、本実施形態において、偏心ピン81が、回転に伴い接触部43aに接触しないときには、作業者等が、固定板43を移動させて、偏心ピン81と接触部43aを接触させている。
ここで、偏心ピン81の回転量は、操作部材86の回転量よりも小さいものとなる。つまり、操作部材86の回転量が小さいと、偏心ピン81の回転量はより小さいものとなる。この結果、偏心ピン81を微調整しやすくなる。
操作部材86の回転が終了した後に、固定板82、83をフレーム40aにネジ止めすることにより、傾きが調整されたヘッド41が固定される。このように傾きが調整されたヘッド41にインクを噴射させることにより、ドットが適切に形成されるので、画質の劣化を抑制できる。
===プリンタ1の有効性===
上述したように、本実施形態に係る傾き調整機構80は、図5に示すように、(a)回転することにより、インクを噴射するヘッド41の傾きを調整する偏心ピン81(偏心部材)と、(b)扇形歯車85(第1歯車)を有し、偏心ピン81とともに回転する回転量調整部材83(回転部材)と、(c)扇形歯車85と噛み合い、扇形歯車85よりもピッチ円半径が小さい操作歯車87(第2歯車)を有し、操作歯車87が回転することにより回転量調整部材83を介して偏心ピン81を回転させる操作部材86と、を備える。これにより、簡易に、ヘッド41の傾きを精度良く微調整することが可能となる。
以下においては、図8に示す比較例について説明しつつ、本実施形態の傾き調整機構80の有効性について説明する。
まず、比較例に係る傾き調整機構においては、図8に示すように操作部材86が設けられておらず、作業者が回転量調整部材90を直接操作する(回転させる)ことにより、偏心ピン81を介してヘッド41の傾きを調整する。つまり、回転量調整部材90の回転量だけ、ヘッド41が傾くこととなる。
回転量調整部材90には、図8に示すように、ツマミ部91と、目盛部92と、回転支点部93とが設けられている。作業者は、ツマミ部91を把持しながら、回転量調整部材90を回転させる。目盛部92には、ヘッド41の傾きの調整量に対応する目盛(図8では、便宜上、符号+、−のみが示されている)が、付されている。回転支点部93は、偏心ピン81と固定されている。このため、回転量調整部材90と偏心ピン81が、一体となって回転する。
また、回転量調整部材90の外周面95に接触するストッパー94が設けられており、外乱によって回転量調整部材90が回転してしまうことを防止している。なお、このストッパー94は、偏心ピン81の回転量(別言すれば、ヘッド41の傾き度合い)を視認する基準となる。
このような構成において、回転量調整部材90の回転量を微調整するためには、目盛部92を回転支点部93からより離れた位置に設ける必要がある。しかし、かかる場合には、傾き調整機構が大型化する恐れがある。
これに対して、本実施形態の傾き調整機構80には、扇形歯車85を有する回転量調整部材83と、扇形歯車85と噛み合い扇形歯車85よりもピッチ円半径が小さい操作歯車87を有する操作部材86とが、設けられている。
かかる場合には、作業者が直接操作する操作部材86の操作歯車87のピッチ円半径が、扇形歯車85のピッチ円半径よりも小さいので、ヘッド41の傾きを調整する際の扇形歯車85の回転量(別言すれば、偏心ピン81の回転量)よりも、操作部材86の回転量が大きい。このように、操作部材86の操作に対して、偏心ピン81の回転度合いが小さいので、簡易に、ヘッド41の傾きを微調整しやすくなる。また、図8の比較例と比べて、ヘッド41の傾きを微調整するための回転量調整部材83の半径を小さくできるので、ヘッドユニット40の省スペース化を実現できる。
さらに、上記実施の形態において、図6に示すように、操作部材86は、円板状の回転体であり、操作部材86には、円周方向に沿って、ヘッド41の傾きの調整量に対応する複数の目盛が設けられていることとした。
かかる場合には、調整量に対応する目盛を介して偏心ピン81の回転量が視認しやすいので、簡易かつ正確に、ヘッド41の傾きを微調整できる。
さらに、上記実施の形態において、図5に示すように、回転量調整部材83は、偏心ピン81に固定されている固定軸84と、固定軸84から周方向に延出している扇形状の延出板(扇形歯車85)と、を有する。そして、前記延出板の先端には、操作歯車87と噛み合う歯84aが形成されており、前記第1歯車は、前記延出板(扇形歯車85)であることとした。
かかる場合には、第1歯車が扇形歯車85であることによって、第1歯車が円形の歯車である場合に比べて、回転量調整部材83が固定された偏心ピン81をヘッド41寄りに配置できるので、ヘッドユニット40の省スペース化を実現できる。
===その他の実施の形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る液体噴射装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
また、前記実施形態では、液体噴射装置をインクジェットプリンタに具体化したが、この限りではなく、インク以外の他の液体(例えば、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような流状体)を噴射する(吐出する)液体噴射装置に具体化することもできる。例えば、液晶ディスプレイ、カラーフィルター、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射する液状体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置、ジェルを噴射する流状体噴射装置であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の噴射装置に本発明を適用することができる。
また、インクの噴射方式としてピエゾ素子を利用するものに限られず、例えばサーマルプリンタなどにも適用できる。
プリンタ1の全体構成のブロック図である。 図2Aは、プリンタ1内部の断面図である。図2Bは、プリンタ1内部の斜視図である。 ヘッドユニット40を上方から見た図である。 ヘッドユニット40を下方から見た図である。 傾き調整機構80を示した斜視図である。 傾き調整機構80とその周辺部を上方から見た図である。 図7Aは、偏心ピン81と固定板43の接触状態を示す図である。図7Bは、図7AのX−X断面図である。図7Cは、偏心ピン81を回転させた後の、固定板43の状態を示す図である。 比較例を説明するための図である。
符号の説明
1 プリンタ、20 搬送ユニット、21 給紙ローラ、
23A 上流側搬送ローラ、23B 下流側搬送ローラ、24 ベルト、
40 ヘッドユニット、40a フレーム、41 ヘッド、
42 固定板、43 固定板、44 固定ピン、50 検出器群、
53 紙検出センサ、60 コントローラ、61 インターフェース部、
62 CPU、63 メモリ、64 ユニット制御回路、
80 傾き調整機構、81 偏心ピン、83 回転量調整部材、
84 固定軸、85 扇形歯車、85a 歯、86 操作部材、
87 操作歯車、88 ツマミ部、88a 外周面、89 ストッパー、
90 回転量調整部材、91 ツマミ部、92 目盛部、93 回転支点部、
94 ストッパー、95 外周面、110 コンピュータ

Claims (4)

  1. 回転することにより、液体を噴射するヘッドの傾きを調整する偏心部材と、
    第1歯車を有し、前記偏心部材とともに回転する回転部材と、
    前記第1歯車と噛み合い、前記第1歯車よりもピッチ円半径が小さい第2歯車を有し、前記第2歯車が回転することにより前記回転部材を介して前記偏心部材を回転させる操作部材と、
    を備えることを特徴とするヘッド傾き調整装置。
  2. 請求項1に記載のヘッド傾き調整装置であって、
    前記操作部材は、円板状の回転体であり、
    前記操作部材には、円周方向に沿って、前記ヘッドの傾きの調整量に対応する複数の目盛が設けられていることを特徴とするヘッド傾き調整装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のヘッド傾き調整装置であって、
    前記偏心部材は、偏心ピンであり、
    前記回転部材は、前記偏心ピンに固定されている固定軸と、前記固定軸から周方向に延出している扇形状の延出板と、を有し、
    前記延出板の先端には、前記第2歯車と噛み合う歯が形成されており、
    前記第1歯車は、前記延出板であることを特徴とするヘッド傾き調整装置。
  4. 液体を噴射するヘッドと、
    前記ヘッドの傾きを調整するためのヘッド傾き調整装置であって、
    回転することにより、前記ヘッドの傾きを調整する偏心部材と、
    第1歯車を有し、前記偏心部材とともに回転する回転部材と、
    前記第1歯車と噛み合い、前記第1歯車よりもピッチ円半径が小さい第2歯車を有し、前記第2歯車が回転することにより前記回転部材を介して前記偏心部材を回転させる操作部材と、
    を備えるヘッド傾き調整装置と、
    を具備することを特徴とする液体噴射装置。
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