JP5349083B2 - 液体噴射装置 - Google Patents
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Description
一つ目は、印刷速度を低下させることなく、インクジェットヘッドの維持・回復動作が可能なインクジェットプリンタである(例えば、特許文献1参照。)。
二つ目は、小型化・低価格化が図れ、良好な印刷品質を実現可能なインクジェットプリンタである(例えば、特許文献2参照。)。
<一例目の問題>
まず、一例目の印刷装置では、搬送ガイドに形成された開口に目掛けてインクが吐出される。このとき、吐出されたインクの一部が無数の微小な滴(以下、インクミストと呼称する。)になる。このため、フラッシング動作時に、インクミストが搬送ガイドに付着して、インクミストで搬送ガイドが汚れる。
次に、二例目の印刷装置においては、搬送ガイドに形成された開口からメンテナンス用部材が出入りする。このため、フラッシング時に、インクミストが搬送ガイドに付着して、インクミストで搬送ガイドが汚れる。
前記搬送ガイド部に、少なくとも、前記液体噴射ヘッドのフラッシング動作時に噴射される前記液体のミストが通過する領域を含む開口領域を形成し、前記搬送ガイド部に、通常搬送時において前記開口領域を通過する媒体をガイドする、前記開口領域に対して進退自在な搬送ガイド部材を備え、前記開口領域は、前記液体噴射ヘッドのキャッピング動作時にこれら液体噴射ヘッドに対するキャップの上昇を許容する領域を含み、前記搬送ガイド部は、前記搬送ガイド部材の一端を支持する回転軸を備え、前記回転軸を中心に前記搬送ガイド部材を正逆回転させることにより、前記開口領域に対して前記搬送ガイド部材を進退自在とし、前記搬送ガイド部材は、回転軸を中心に、その上面のレベルが搬送面と同じレベルにて回転することを特徴とする。
図5に示すように、インクジェット式印刷装置11は、給紙機構部12、用紙搬送機構部13、画像形成部(印刷装置本体部)14、排紙装置15、紙受け機構部16から構成されている。
[画像形成部14]
画像形成部14は、図2および図3に示すように、水性インク(液体の一例)をインクジェット方式で印刷用紙21の紙面に噴射して印刷を行う印刷部であり、印刷用紙21の搬送面30を形成する搬送ガイド部31および搬送ローラ部32と、搬送面30の上方に配置された複数のライン型記録ヘッド(液体噴射ヘッドの一例)33と、規制部材34と、用紙導入部材35を備えている。搬送ガイド部31は、搬送される印刷用紙21を下方から支持して案内する機能を有し、搬送ローラ部32は、搬送面30の印刷用紙21を下方から支持するとともに搬送方向Aに移動させる機能を有している。
前記ライン型記録ヘッド33は、搬送方向Aと直交する方向に所定幅の画像形成範囲を有しており、模式的にかつ透過的に示すように、ライン状に形成した複数のインク吐出部33aを搬送方向Aに沿って複数段に配置したものであり、一つのインク吐出部33aにおいて複数色を吐出するタイプであっても良く、一つのインク吐出部33aにおいて単色を吐出し、インク吐出部33a毎に異なる色を吐出するタイプであっても良く、その構造は公知のものであるので説明を省略する。また図5に示すように、各ライン型記録ヘッド33に対向して、その下方にそれぞれキャップ手段36が配置されており、キャップ手段36は、各ライン型記録ヘッド33にそれぞれ対応したキャップ37と、吸引用ポンプ38と、廃液タンク39を有している。前記キャップ37は、昇降装置(図示せず)により垂直に昇降可能に構成されている。
前記搬送ローラ部32は、これら前後の搬送ガイド部31を挟んだ3つの部分から構成されており、それぞれ搬送面30を形成する案内部材40と搬送方向Aとは直角に配置されてローラからなり、ローラとして、前段の第1のライン型記録ヘッド33Aの上流側にそれぞれ配置された、第1の搬送ローラ41を備えた第1搬送ローラ部32Aと、後段の第2のライン型記録ヘッド33Bの上流側にそれぞれ配置された、第2の搬送ローラ42を備えた第2搬送ローラ部32Bと、後段の記録ヘッド列の下流側に配置された、第3の搬送ローラ43を備えた第3搬送ローラ部32Cから構成されている。各搬送ローラ41,42,43はそれぞれ上下に対をなす上側搬送ローラ(従動ローラ)41a、42a、43aと下側搬送ローラ(駆動ローラ)41b、42b、43bとから構成され、案内部材40には、各下側搬送ローラ41b、42b、43bの配置位置に対応して開口部40aが形成され、各下側搬送ローラ41b、42b、43bが案内部材40上の印刷用紙21に接触し、上側搬送ローラ41a、42a、43aとの作用により印刷用紙21を搬送できるように構成されている。また前記案内部材40は、低摩擦部材または低摩擦剤をコーティングした部材から形成されている。
前記搬送ガイド部31は、前段の記録ヘッド列に対応した第1搬送ガイド部31Aと後段の記録ヘッド列に対応した第2搬送ガイド部31Bから構成され、この構成により、画像形成部14の搬送面30は、搬送方向Aの上流側から順に、第1搬送ローラ部32A、第1搬送ガイド部31A、第2搬送ローラ部32B、第2搬送ガイド部31B、第3搬送ローラ部32Cにより形成される。
搬送ガイド部31の上方には、図2および図3に示すように、搬送方向Aとは直角な方向に、複数の規制部材34が搬送面30と対向して、かつ搬送面30との間に所定間隙(例えば2mm)を介して配置されている。これら規制部材34は、第1のライン型記録ヘッド33Aよりも搬送方向Aの上流側へ第1の搬送ローラ41まで延在し、搬送方向Aで第2のライン型記録ヘッド33Bの上流側直近まで延在している。
前段の第1のライン型記録ヘッド33Aの上流側には、用紙導入部材35が搬送面30と対向して、かつ搬送面30との間に所定間隙(例えば2mm)を介して配置されている。図3(a)に示すように、用紙導入部材35は、第1のライン型記録ヘッド33Aの上流側に第1の搬送ローラ41まで延在している。
[画像形成部14の作用効果]
上記した構成により、本実施の形態では以下の作用効果を奏している。
印刷用紙21の搬送方向Aに沿って多段に記録ヘッド列を配置し、各記録ヘッド列の第1のライン型記録ヘッド33Aおよび第2のライン型記録ヘッド33Bがそれぞれ所定幅の画像形成範囲において印刷用紙21に画像(印字)を形成することで、印刷用紙21の任意の位置に画像を形成することができる。
次に、第3の搬送ローラ43の上側搬送ローラ43aが点接触ローラをなすことで、画像を形成した後において印刷用紙21の画像形成面に対して最小限に接触する状態で印刷用紙21を搬送することができる。
印刷用紙21への通常印刷の間に実行されるライン型記録ヘッド33のフラッシング動作時には、キャップ37は上昇されることはないが、図4(b)に示すように、開口部52から搬送ガイド部材53は退避される。よって、噴射されるインクが搬送ガイド部材53へ付着することが回避される。
ライン型記録ヘッド33のキャッピング動作時には、図4(c)に示すように、開口部52から搬送ガイド部材53は退避される。よって、キャップ37の上昇時に、搬送ガイド部材53に接触することが回避され、キャップ37は、開口部52を介して上昇されてライン型記録ヘッド33と嵌合して保湿機能が果たされる。
14 画像形成部
21 印刷用紙
30 搬送面
31 搬送ガイド部
32 搬送ローラ部
33 ライン型記録ヘッド
34 規制部材
35 用紙導入部材
37 キャップ
40 案内部材
41,42,43 搬送ローラ
51 案内部材
52 開口部
53 搬送ガイド部材
53A 回転軸
55 歯車
56 ラック
57 駆動歯車
58 サーボモータ
Claims (3)
- 搬送ガイド部の上を搬送されている媒体に対して、液体噴射ヘッドより液体を噴射する液体噴射装置であって、
前記搬送ガイド部に、少なくとも、前記液体噴射ヘッドのフラッシング動作時に噴射される前記液体のミストが通過する領域を含む開口領域を形成し、
前記搬送ガイド部に、通常搬送時において前記開口領域を通過する媒体をガイドする、前記開口領域に対して進退自在な搬送ガイド部材を備え、
前記開口領域は、前記液体噴射ヘッドのキャッピング動作時にこれら液体噴射ヘッドに対するキャップの上昇を許容する領域を含み、
前記搬送ガイド部は、前記搬送ガイド部材の一端を支持する回転軸を備え、
前記回転軸を中心に前記搬送ガイド部材を正逆回転させることにより、前記開口領域に対して前記搬送ガイド部材を進退自在とし、
前記搬送ガイド部材は、回転軸を中心に、その上面のレベルが搬送面と同じレベルにて回転することを特徴とする液体噴射装置。 - 前記搬送ガイド部材を、前記開口領域の前記搬送方向の上流側と下流側にそれぞれ複数備え、
互いに反対方向に回転することにより、前記開口領域に対して前記搬送ガイド部材を進退自在としたことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。 - 前記搬送ガイド部材を、通常印刷時において、前記開口領域内に突出させ、前記キャッピング動作時とフラッシング動作時において、前記開口領域外に退避させることを特徴とする請求項1または2に記載の液体噴射装置。
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