JP2010029577A - 遊技機用演出装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 組み付け工数が増加して煩雑となることがなく、部品点数を低減し小型化に寄与するとともに、飾り部材が機敏に動作し、迫力ある演出動作を実現可能な遊技機用演出装置及びそれを備えた遊技機を提供する。
【解決手段】ソレノイド20が、遊技機の予め定められた場所役物装置本体の前面又は遊技盤2の盤面2aに取り付けられる取付板10の後面側にプランジャ22が前後方向に直線的に変位するように配置され、ソレノイド20のプランジャ22のヘッド部23に連繋されプランジャ22の直線運動を回転運動に変換する梃子部材30に、取付板10の後面側から前面側に跨って延びるアーム部32が形成され、そのアーム部32の先端部32aに演出動作する飾り部材40が連結されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、遊技機用演出装置及びそれを備えた遊技機に関する。
近年のぱちんこ機(遊技機)において、遊技盤の前面側(遊技者側)に形成される遊技領域では、液晶表示器などの可変表示装置を用いてリーチ予告演出、リーチ演出、大当たり予告演出、大当たり演出等の演出表示を多様化させると共に、その可変表示装置の演出表示と併せて役物装置などに動きを与え、盤面全体でさらには遊技機全体で演出を行い、視覚的な興趣を高める工夫が提案されている。
特開2006−280750号公報
特許文献1の遊技機は、前面側から見たときに、単一の文字を象った形状をなし、全体として立体的に形成された立体文字装飾体(飾り部材)を、演出領域内において駆動機構によって所定パターンで動作させるものである。具体的には、ケーシングの前面側に立体装飾体を回動可能に支持するとともに、ケーシングの背面側に立体装飾体に対応して盤面に平行にソレノイドを配置し、そのソレノイドのプランジャに一端を連結した駆動レバー(梃子部材)が、前後方向に延びる(ケーシングを貫通する)回動軸を中心として上下方向に回動(揺動)し、その駆動レバーの他端に形成された前後方向にケーシングを貫通して延びる駆動軸が立体文字装飾体に連結されて、ソレノイドのプランジャが駆動したときに、駆動レバーの駆動軸を介して立体文字装飾体が回動軸周りに回動するものである。
このように、ケーシング等の前面側で演出動作させるものは、上記のように可動体(立体文字装飾体)自身をまずケーシングに可動(回動)可能に固定し、その背後から駆動機構を作用させることで可動体(立体文字装飾体)を演出動作させるものが一般的である。
しかしながら、可動体(立体文字装飾体)と駆動機構とをそれぞれ別々にケーシングに固定することとなり、組み付け工数が増加して煩雑となるだけでなく、部品点数の増加や大型化する問題がある。また、可動体の可動(回動)は、ソレノイド(プランジャ)に連結される駆動レバーの移動が間接的に伝達されるため、機敏に動作することができず迫力に欠けてしまうという恐れがある。
本発明の課題は、上記実情を鑑みてなされたものであり、組み付け工数が増加して煩雑となることがなく、部品点数を低減し小型化に寄与するとともに、飾り部材が機敏に動作し、迫力ある演出動作を実現可能な遊技機用演出装置及びそれを備えた遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の遊技機用演出装置は、
遊技機の予め定められた場所に取り付けられる取付板と、
取付板の第1の表面側で、該取付板に近い突出位置と遠い後退位置との間で取付板の厚み方向に沿ってプランジャが直線的に変位するように配置されたソレノイドと、
取付板の第1の表面側から反対側の第2の表面側に跨って延びるアーム部を有し、プランジャに連繋されるとともに、取付板に平行な回動軸線周りに回動可能に取り付けられ、プランジャの突出位置と後退位置との間の変位によりアーム部の先端部が取付板の第2の表面側における所定の第1位置と第2位置との間で変位する梃子部材と、
アーム部の先端部に連結又は一体的に形成され、プランジャの突出位置と後退位置との間の変位により、所定の第1位置と第2位置との間で演出動作する飾り部材と、を備えることを特徴とする。
ここで、上記遊技機用演出装置の具体的な態様としては、
遊技盤に配設される装飾装置本体の前面又は遊技盤の盤面に取り付けられる取付板と、
取付板の後面側で、前方側の突出位置と後方側の後退位置との間で前後方向にプランジャが直線的に変位するように配置されたソレノイドと、
取付板の後面側から前面側に跨って延びるアーム部を有し、プランジャの前端部に連繋されるとともに、遊技盤に平行な回動軸線周りに回動可能に取り付けられ、プランジャの突出位置と後退位置との間の変位によりアーム部の先端部が取付板の前面側における所定の第1位置と第2位置との間で変位する梃子部材と、
アーム部の先端部に連結又は一体的に形成され、プランジャの突出位置と後退位置との間の変位により、所定の第1位置と第2位置との間で演出動作する飾り部材と、を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
以上のような構成を有する遊技機用演出装置を備えることを特徴とする。
上記本発明の遊技機用演出装置によれば、ソレノイドが、遊技機の予め定められた場所に取り付けられる取付板の第1の表面側にプランジャがその取付板の厚み方向に直線的に変位するように配置されるので、取付板に対してソレノイドを省スペースで組み付けることができる。具体的には、ソレノイドが、装飾装置本体の前面又は遊技盤の盤面に取り付けられる取付板の第1の表面側として後面側にプランジャが前後方向に直線的に変位するように配置されるので、盤面方向におけるコンパクト化及び小型化を図ることができる。
そして、ソレノイドのプランジャ(前端部)に連繋されプランジャの直線運動を回転運動に変換する梃子部材に、取付板の第1の表面側(後面側)から第2の表面側(前面側)に跨って延びるアーム部が形成され、そのアーム部の先端部に演出動作する飾り部材が連結されるので、飾り部材を取付板に固定する必要がなくなり、組み付けが簡単で部品点数の低減、並びに小型化に寄与している。さらには、飾り部材が直接梃子部材(アーム部の先端部)に連結されているので、ソレノイドのプランジャの駆動が梃子部材と連動する形で直接的に飾り部材に伝達され、演出動作が機敏になり、迫力ある演出動作が実現可能となる。また、飾り部材を梃子部材の先端部に一体的に形成する場合にも、同様の効果を奏する。なお、「連結」する態様としては、飾り部材を梃子部材に対して可動可能又は固定的に連結することができる。
また、遊技機用演出装置において梃子部材は、取付板の第2の表面側から見たとき(前から見たとき)、回動軸線がソレノイドの本体部と重なるように取り付けることができる。これによれば、梃子部材の回動軸線が本体部と重なる位置となるので、ソレノイドのプランジャ(連繋部分)と回動軸線(回動軸)が近づき、プランジャのストロークに対して梃子部材を大きな回動範囲で回動させることができる。ひいては、梃子部材のアーム部の先端部に連結される飾り部材の移動量も大きくなり、迫力ある演出動作を行うことが可能となる。
また、梃子部材は、取付板の第2の表面側から見たとき(前から見たとき)、アーム部の先端部がソレノイドの本体部と重なる領域内で変位するように取り付けることができる。これによれば、取付板に対してコンパクト化及び小型化を図ることができ、例えば装飾装置において遊技機用演出装置周辺の他の構成部品の配置スペースの自由度を阻害することがない。
そして、梃子部材のアーム部は、基端部から先端部にかけて回動軸線と先端部とを繋ぐ直線に対して側方に膨らむ形態でクランク状、フック状又はコ字状に形成することができる。これによれば、アーム部が基端部から先端部にかけ側方に膨らむ形態で形成されているので、アーム部の先端部に連結される飾り部材が取付板の前面から恰も浮き上がっているかの様に形成することができ、飾り部材をその状態で演出動作することで、遊技者に大きな印象を与え、視覚的な興趣を向上させることができる。
また、遊技機用演出装置は、取付板の第1の表面側(後面側)に取り付けられ、ソレノイドと梃子部材とを収容するケース体を備え、
ケース体は、梃子部材の回動軸線方向に分割されるベース体とカバー体とで形成されており、それらベース体及びカバー体には、梃子部材の回動軸をそれぞれ軸支するための軸孔が2対、プランジャの中心軸に対して対称的に形成することができる。
これによれば、ケース体を構成するベース体及びカバー体の軸孔がプランジャの中心軸に対して対称的に形成されているので、ケース体に対して飾り部材を対称的に動作させる場合に、ソレノイド及びケース体を共用化することができ、製造コストの低減を図ることができる。
また、飾り部材は、全体又は一部を質がやわらかい又は柔軟性を有する材質で形成し、アーム部の先端部の変位に伴って該先端部を起点として振動や揺動などの演出動作を伝播するよう構成することができる。これによれば、アーム部の先端部を起点として飾り部材に不規則な動作(変位)を与えることが可能となり、演出効果の向上を図ることができる。質がやわらかい又は柔軟性を有する材質としては、ゴム、シリコーンゴム、エラストマーなどの他に、繊維などの線材や、その線材を撚り合わせたもの、薄状物などが含まれる。
また、飾り部材は、質が硬く一定の形体を有する(固形)材質で形成することができる。これによれば、上述のごとく、アーム部の先端部とともに、規則的に機敏な動作を与えることが可能となる。
上記本発明の遊技機によれば、組み付け工数が増加することなく、部品点数を低減し小型化に寄与するとともに、飾り部材が機敏に動作し、迫力ある演出動作を実施することが可能な遊技機を実現することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態に係る遊技機の一例を示す正面図、図2は本発明の実施形態に係る遊技機用演出装置の一例を示す斜視図、図3は図2の演出装置の分解斜視図、図4はソレノイドが消磁状態における使用状態を示す説明図、図5はソレノイドが励磁状態における使用状態を示す説明図である。
図1に示すように、ぱちんこ機(遊技機)1には、遊技盤2が設けられている。この遊技盤2の盤面2a(前面)には、円形の遊技領域2bが形成されており、この遊技領域2bは略左側半分に外周縁に沿って円弧状のガイドレール2cが配置されている。そして、遊技領域2bの中央には、液晶表示部3や発光装置4、並びにその発光装置4の左右両側の遊技機用演出装置5a,5b(以下、まとめて演出装置5ともいう)などを備えるセンター役物6(装飾装置)が配置されており、その下方に始動入賞口7や大入賞口8が配置されている。
なお、本明細書において、遊技機1における上下方向とは遊技盤2の盤面2aに沿う態様で遊技球が流下する方向(鉛直方向)を意味する。また、左右方向とは遊技盤2の盤面2aに沿う態様で上下方向に直交する方向(水平方向)を意味する。また、前後方向とは遊技盤2の盤面2aに直交する方向(水平方向)を意味し、盤面2aの遊技者側が前側であり、盤面2aの奥側が後側である。
次に、演出装置5について詳しく説明する。なお、以下の説明では、発光装置4の左側に配置された演出装置5aについて詳しく説明する。演出装置5aは、図2ないし図4に示すように、遊技盤2に配設されるセンター役物6(装飾装置本体)の前面に配置されて取り付けられる取付板10と、直線的に変位するプランジャ22を有するソレノイド20と、そのプランジャ22と連繋される梃子部材30と、取付板10の第2の表面である前面10b側で梃子部材30に連結されて演出動作する飾り部材40と、取付板10の第1の表面である後面10a側に取り付けられソレノイド20及び梃子部材30を収容するケース体50とを備えている(図4参照)。なお、演出装置5aは、センター役物6の前面に限らず、液晶表示装部3の前方に位置する内壁面などに取付板10を配置してもよい。また、演出装置5aは、例えば遊技領域2b外の遊技盤2の盤面2aに配置してもよい。その場合には、取付板10を遊技盤2の盤面2aに直接固定することとなる。
取付板10は、左右方向を長手方向とし、厚さ方向(前後方向)に貫通形成される開口部11を有する。開口部11は、図4(a)に示すように、ケース体50の一側部から中心部(プランジャ22の略中心部)までの間隔に対応して左右方向に延びる形で貫通形成されている。このように、開口部11を極力小さく形成することで、前から飾り部材40で開口部11を覆うことができ、開口部11によって美観を損なうことがなくなる。なお、開口部11は、取付板10の外周縁から切欠状に形成してもよい。
ソレノイド20は、通常のソレノイドを使用することができ、取付板10の後面10b側で前後方向(取付板10の厚み方向)にプランジャ22が直線的に変位するとともに、そのプランジャ22の前端部に形成されたヘッド部23が取付板10に近い前方側の突出位置(図4参照)と取付板10に遠い後方側の後退位置(図5参照)との間で変位するように配置される。また、ソレノイド20は、電流を通電させることで電磁力によりプランジャ22を後退位置側に変位させるコイル(図示せず)を備える本体部21と、ヘッド部23を介してプランジャ22を突出位置側に付勢するコイルばね(弾性部材)24を備えている。
梃子部材30は、梃子本体部31と、その梃子本体部31から延設されるアーム部32とを備えている。また、梃子部材30は、遊技盤2の盤面2a(取付板10)に平行な回動軸線O1周りに回動可能に取り付けられ、アーム部32が取付板10の開口部11を介して後面10a側から前面10b側に跨って延びるように取り付けられる。具体的には、梃子本体部31には、ソレノイド20のプランジャ22のヘッド部23に連繋される係合部33や、ケース体50に軸支される一対の回動軸34,34、並びにケース体50の内壁に当接して回動軸線O1周りの回動範囲を規制するために周方向に突設された第1ストッパ部35及び第2ストッパ部36等が形成されている。
したがって、ソレノイド20のプランジャ22のヘッド部23の突出位置と後退位置との間の変位により、アーム部32の先端部32aが取付板10の前面10b側における所定の第1位置と第2位置との間で変位することとなる。すなわち、プランジャ22のヘッド部23が突出位置のときには、図4(a)に示すように、梃子部材30の第1ストッパ35がケース体50の内壁に当接してアーム部32の先端部32aが取付板10の前面10b側における所定の第1位置に変位し、プランジャ22のヘッド部23が後退位置のときには、図5(a)に示すように、梃子部材30の第2ストッパ36がケース体50の内壁に当接してアーム部32の先端部32aが取付板10の前面10b側における所定の第2位置に変位する。
また、梃子部材30は、取付板10の前面10b側から見たとき(前から見たとき)、回動軸線O1がソレノイド20の本体部21と重なるように取り付けられている(図4(a)参照)。また、梃子部材30は、取付板10の前面10b側から見たとき(前から見たとき)、アーム部32の先端部32aがソレノイド20の本体部21と重なる領域内で変位するように取り付けられている(図4(a),図5(a)参照)。また、梃子部材30のアーム部32は、基端部32bから先端部32aにかけて回動軸線O1と先端部32aとを繋ぐ直線Lに対して側方に膨らむ形態でクランク状、フック状又はコ字状に形成されている。したがって、アーム部32を直線Lに対して側方に膨らむ形態で形成することにより、アーム部32の先端部32aがソレノイド20の本体部21と重なる領域内で最大限大きく移動するように形成した場合にも、上述の如く、取付板10の開口部11はケース体50の一側部から中心部(プランジャ22の略中心部)までの間隔だけで対応でき、通常時における開口部11を遮蔽するとともに、迫力ある演出動作を可能とする相乗効果を奏する。
飾り部材40は、卵形状をなす本体部の下端から棒状の本体下部が延出形成されている。また、飾り部材40には、自身を固定する固定部41が突設され、その固定部41がビスなどの締結部材42を介してアーム部32の先端部32aに連結される。これにより、飾り部材40は、梃子部材30のアーム部32に一体的に取り付けられ、アーム部材32の変位とともに同時に変位する。したがって、プランジャ22のヘッド部23の突出位置と後退位置との間の変位により、取付板10の前面10b側の所定の第1位置と第2位置との間で演出動作する。ここで、飾り部材40は、例えば卵形状の本体部をゴム、シリコーンゴム、エラストマーなどの質がやわらかい(軟質)又は柔軟性を有する材質や、ポリカーボネート樹脂やABS樹脂などの質が硬く一定の形体を有する(固形)材質で形成することができる。また、飾り部材として卵形状などのほかに複数の線材を束ねた房形状をなす飾り部材を使用して演出効果を高めることができる。
なお、飾り部材40は、アーム部32の先端部32aに対して固定部41で回動可能に連結することができる。これによれば、飾り部材40が、アーム部32の変位における慣性力により、先端部32aを中心として回動可能となり、動作の幅が広がり演出効果をより一層高めることができる。
ケース体50は、梃子部材30の回動軸線O1方向に分割されるベース体51とカバー体52とで形成されている。また、ベース体51及びカバー体52には、梃子部材30の回動軸34,34をそれぞれ軸支するための軸孔51a,52aが形成されている。そして、ベース体51及びカバー体52は、ソレノイド20及び梃子部材30を狭持して収容する。
ここで、ベース体51には、ソレノイド20を収容した際のプランジャ22の中心軸に対して軸孔51aと対称的な位置に、同大きさの貫通孔51bが形成されている。また、カバー体52には、ソレノイド20を収容した際のプランジャ22の中心軸に対して軸孔52aと対称的な位置に、同大きさの貫通孔52bが形成されている。したがって、梃子部材30に対応する梃子部材をケース体50内で対称的に配置して、貫通孔51b,52bを回動軸の軸孔として利用することができ、ケース体50を演出装置5bにおいて共通部品として使用することができる。すなわち、ケース体50には、梃子部材の回動軸を軸支する一対の軸孔が2対プランジャの中心軸に対して対称的に形成されている。
次に、図4及び5を用いて、以上のような構成を有する演出装置5の作動を説明する。まず、このような演出装置5は、遊技盤2上での作動として、始動入賞口7へ遊技球が入賞すると当否抽選が実行され、その抽選結果が大当たりであると、液晶表示部3に大当たり図柄(例えば、「7,7,7」のゾロ目)が表示されるときに、その液晶表示部3の演出に併せて作動し、遊技者に視覚的な興趣を高める。すなわち、演出装置5のソレノイド20が通電(励磁)されて、梃子部材30を介して飾り部材40を第1位置から第2位置に変位させる。そして、ソレノイド20の通電が解除(消磁)されて、飾り部材40を第2位置から第1位置に変位(復帰)させる。この一連の作動がタイミングや早さ、間隔などを変化しつつ繰り返され、飾り部材40が可動することで、効果的に演出を施すことができる。
本発明では遊技機の一例としてぱちんこ機について説明したが、他に例えばアレンジボール遊技機、雀球遊技機等の演出装置が設けられる遊技機に適用することができ、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、目的、用途に応じて当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
本発明の実施形態に係る遊技機の一例を示す正面図。 本発明の実施形態に係る遊技機用演出装置の一例を示す斜視図。 図2の演出装置の分解斜視図。 ソレノイドが消磁状態における使用状態を示す説明図。 ソレノイドが励磁状態における使用状態を示す説明図。
符号の説明
1 ぱちんこ機(遊技機)
2 遊技盤
2a 盤面
2b 遊技領域
2c ガイドレール
3 液晶表示部
4 発光装置
5,5a,5b 演出装置(遊技機用演出装置)
6 センター役物(装飾装置)
7 始動入賞口
8 大入賞口
10 取付板
11 開口部
20 ソレノイド
21 本体部
22 プランジャ
23 ヘッド部
30 梃子部材
31 梃子本体部
32 アーム部
33 係合部
34 回動軸
35 第1ストッパ部
36 第2ストッパ部
40 飾り部材
50 ケース体
51 ベース体
51a,52a 軸孔
51b,52b 貫通孔
52 カバー体
O1 回動軸線

Claims (7)

  1. 遊技機の予め定められた場所に取り付けられる取付板と、
    前記取付板の第1の表面側で、該取付板に近い突出位置と遠い後退位置との間で前記取付板の厚み方向に沿ってプランジャが直線的に変位するように配置されたソレノイドと、
    前記取付板の第1の表面側から反対側の第2の表面側に跨って延びるアーム部を有し、前記プランジャに連繋されるとともに、前記取付板に平行な回動軸線周りに回動可能に取り付けられ、前記プランジャの前記突出位置と後退位置との間の変位により前記アーム部の先端部が前記取付板の第2の表面側における所定の第1位置と第2位置との間で変位する梃子部材と、
    前記アーム部の先端部に連結又は一体的に形成され、前記プランジャの前記突出位置と後退位置との間の変位により、前記所定の第1位置と第2位置との間で演出動作する飾り部材と、
    を備えることを特徴とする遊技機用演出装置。
  2. 前記梃子部材は、前記取付板の第2の表面側から見たとき、前記回動軸線が前記ソレノイドの本体部と重なるように取り付けられている請求項1に記載の遊技機用演出装置。
  3. 前記梃子部材は、前記取付板の第2の表面側から見たとき、前記アーム部の先端部が前記ソレノイドの本体部と重なる領域内で変位するように取り付けられている請求項1又は2に記載の遊技機用演出装置。
  4. 前記梃子部材のアーム部は、基端部から前記先端部にかけて前記回動軸線と先端部とを繋ぐ直線に対して側方に膨らむ形態でクランク状、フック状又はコ字状に形成されている請求項1ないし3に記載の遊技機用演出装置。
  5. 前記取付板の第1の表面側に取り付けられ、前記ソレノイドと梃子部材とを収容するケース体を備え、
    前記ケース体は、前記梃子部材の回動軸線方向に分割されるベース体とカバー体とで形成されており、それらベース体及びカバー体には、前記梃子部材の回動軸をそれぞれ軸支するための軸孔が2対、前記プランジャの中心軸に対して対称的に形成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機用演出装置。
  6. 前記飾り部材は、全体又は一部が質がやわらかい又は柔軟性を有する材質で形成されており、前記アーム部の先端部の変位に伴って該先端部を起点として振動や揺動などの演出動作が伝播される請求項1ないし5のいずれか1項に記載の遊技機用演出装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の遊技機用演出装置を備えることを特徴とする遊技機。
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