JP2010028734A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動画像のぶれを適切に補正して、劣化の少ない画像を得る。
【解決手段】 複数のソースから供給された動画像信号のうちの何れかを入力する入力手段と、前記入力された動画像信号が示す画像のぶれを補正するぶれ補正手段と、前記ぶれ補正手段から出力された動画像信号を表示装置に出力する出力手段と、前記入力された動画像信号のソースに応じて前記ぶれ補正手段による補正処理を実行するか否かを制御する制御手段とを備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は画像処理装置に関し、特に動画像信号のぶれ補正の処理に関する。
従来、動画像を表示する装置が知られている。
この種の装置として、例えば、テレビ受信機(以下テレビ)が知られている。テレビでは、一般に、チューナにより受信したテレビ番組以外に、ビデオカメラなどの外部機器から供給された動画像信号を入力し、表示する機能を持っている。
ビデオカメラでは、撮影時にユーザがカメラを手に持って撮影することが多く、撮影した動画像に手ぶれによる画面ぶれが発生することが多い。
そのため、この様な画面ぶれを含む動画像をビデオカメラにより再生し、テレビに表示した場合、画面ぶれを含む動画像が表示されてしまう。
そこで、従来、ビデオカメラで画像を撮影する際に発生する手振れを防止する技術が多数提案されている。
また、この様に撮影時の手振れ補正機能を持たないビデオカメラで撮影された動画像の再生時に、手振れを補正する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−42233号公報
特許文献1の様に、動画像の再生時におけるぶれ補正処理では、メモリに蓄積した画像の一部を切り出して拡大するため、拡大時の補間処理により画質が劣化してしまうことがあった。
また、テレビにおいては、表示する動画像のソースはビデオカメラだけでなく、チューナで受信した放送番組や、DVDレコーダなどが考えられる。
そのため、表示する画像のソース(供給元)によっては、再生時のぶれ補正処理により、かえって画質が悪くなるおそれがあった。
本発明はこの様な問題を解決し、複数のソースから供給された動画像のぶれを適切に補正して、劣化の少ない画像を得ることを目的とする。
本発明の画像処置装置は、複数のソースから供給された動画像信号のうちの何れかを入力する入力手段と、前記入力された動画像信号が示す画像のぶれを補正するぶれ補正手段と、前記ぶれ補正手段から出力された動画像信号を表示装置に出力する出力手段と、前記入力された動画像信号のソースに応じて前記ぶれ補正手段による補正処理を実行するか否かを制御する制御手段とを備える。
本発明によれば、入力される動画像信号のぶれを適切に補正することができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明を適用した表示装置及びその周辺機器を示した図である。
図1において、100は本発明を適用した表示装置である。表示装置100は、後述の様に、テレビ放送波を受信して表示する、テレビジョン受信機である。101はビデオカメラである。ビデオカメラ101は公知の撮影、記録、再生機能を持ち、撮影した動画像を記録媒体に記録すると共に、記録した動画像を再生して外部に出力する機能を持つ。
また、102はビデオレコーダである。ビデオレコーダ102は表示装置100と同様、公知のテレビ放送受信機能、放送番組の動画、音声信号の記録再生機能を持つ。ビデオレコーダ102は、受信したテレビ放送番組の画像、音声データをハードディスクやDVD、メモリカードなどの記録媒体に記録し、また、記録した画像、音声データを外部に出力する。
図1では、ビデオカメラ101、ビデオレコーダ102から出力された動画を表示装置100に出力し、表示可能である。
次に、表示装置100について説明する。
図2は、表示装置100の構成を示すブロック図である。
図2において、201はデジタルテレビ放送を受信して放送番組に係る動画像信号や各種の付加情報を出力するチューナである。202は表示する動画像のぶれを補正する画面ぶれ補正部、203は表示部204に対する動画像やメニュー画面等の表示を制御する表示制御部、204は液晶パネルなどを含む表示部である。
205は外部機器から出力されたアナログ画像信号を入力し、デジタル信号に変換して出力するアナログインターフェイス(I/F)である。206は外部機器から出力されたデジタル画像信号や各種の付加情報を入力するデジタルI/Fである。本実施形態では、デジタルI/F206としてHDMI端子を用いる。207は動画像信号を処理し、表示部204に表示するために適した形態に変換する信号処理部、208は各部を制御する制御部である。209はリモコンやそのレシーバ、各種の操作ボタン等を含むユーザI/Fである。210はデータバスである。
表示装置100は、チューナ201により受信した放送番組、アナログI/F205、デジタルI/F206が入力した動画像信号の何れかに係る画像をユーザの指示により選択して表示部204に表示する。
ユーザは、ユーザI/F209を操作することにより、チューナ201により受信した放送番組、アナログI/F205、デジタルI/F206が入力した画像のうち、何れを表示するかを選択する。
まず、チューナ201により受信した放送番組の画像を表示する際の処理について説明する。
チューナ201は、制御部208からの指示により、ユーザが指定したチャンネルの放送番組を受信し、受信した放送番組の動画像信号を信号処理部207に出力すると共に、付加情報などを制御部208に送る。
信号処理部207は、入力した動画像信号を復号する。そして、制御部208の指示により、復号した放送番組の動画像信号を画面ぶれ補正部202に出力する。制御部203は、チューナ201からの放送番組の画像を表示する場合、画面ぶれ補正処理を実行せずに表示制御部203に画像データを出力する様、画面ぶれ補正部202を制御する。
表示制御部203は、入力した放送番組の動画像信号に係る画像を表示部204に表示する。
この様に、ユーザにより選択されたチャンネルの放送番組に係る画像が表示部204に表示される。
次に、アナログI/F205から入力された動画像を表示する場合の処理について説明する。
ユーザは、ユーザI/F209を操作することにより、アナログI/F205からの動画像への表示の切り替えを指示する。
一方、アナログI/F205は、外部機器から出力されたアナログ画像信号をデジタル信号に変換して信号処理部207に出力する。また、アナログI/F205は、入力したアナログ画像信号に対して多重されているコピー防止のための保護信号を検出する。そして、保護信号がコピー禁止を示していた場合、その旨を制御部208に知らせる。
信号処理部207は、制御部208の指示により、アナログI/F205からの画像信号に対して適切な処理を施し、画面ぶれ補正部202に出力する。制御部203は、アナログI/F205からの画像を表示する場合、後述の如く画面ぶれ補正部202を制御する。表示制御部203は、入力したアナログ画像信号に係る画像を表示部204に表示する。
この様に、アナログI/F205から入力されたアナログ画像信号に係る画像が表示部204に表示される。
次に、デジタルI/F206から入力された動画像を表示する場合の処理について説明する。
ユーザは、ユーザI/F209を操作することにより、デジタルI/F206からの動画像への表示の切り替えを指示する。
一方、デジタルI/F206は、外部機器から出力されたデジタル画像信号を信号処理部207に出力する。また、デジタルI/F206は、入力したデジタル画像信号に対して多重されているコピー防止のための保護信号を検出する。そして、保護信号がコピー禁止を示していた場合、その旨を制御部208に知らせる。
また、デジタルI/F206は、接続先の機器を検出し、検出結果を制御部208に出力する。具体的には、デジタルI/F206は、接続機器との間で通信を行い、接続機器の種類を検出する。
また、これ以外にも、出力された動画像信号に多重された機器情報を検出することにより、接続機器を検出することも可能である。
信号処理部207は、制御部208の指示により、デジタルI/F206からの画像信号に対して適切な処理を施し、画面ぶれ補正部202に出力する。制御部203は、デジタルI/F206からの画像を表示する場合、後述の如く画面ぶれ補正部202を制御する。表示制御部203は、入力したデジタル画像信号に係る画像を表示部204に表示する。
この様に、デジタルI/F206から入力されたデジタル画像信号に係る画像が表示部204に表示される。
次に、画面ぶれ補正部202について説明する。
図3は画面ぶれ補正部202の構成を示すブロック図である。
図3において、入力された動画像信号s300は、画面ぶれ検出部301、メモリ302、及び選択部305に出力される。
画面ぶれ検出部301は入力された動画像信号を記憶するメモリを有し、入力された動画像信号を用いて連続する二つのフレーム間の画像のぶれ量、及びぶれの方向を検出する。そして、検出したぶれ量、ぶれ方向を示す画面ぶれ情報を、フレーム毎に切り出し部303に出力する。
メモリ302は少なくとも2フレームの画像信号を記憶可能であり、切り出し部303により読み出し中の画像信号の記憶領域以外の領域に対し、入力された画像信号s300を記憶する。
切り出し部303は、メモリ302に記憶された1フレームの画像信号の一部の領域の画像信号を選択して読み出し、拡大処理部304に出力する。このとき、切り出し部303は、画面ぶれ検出部301により検出された画面ぶれ情報に基づいて、画面ぶれをなくすよう、読み出す領域を変更する。また、本実施形態では、画面ぶれ量によって、メモリ302から画像信号を読み出す領域は変更するが、その大きさは一定である。
拡大処理部304は、切り出し部303により選択されて読み出された各フレームの画像信号のサイズを、入力した画像信号s300と同じサイズになるよう拡大し、補正済み画像信号s304を選択部305に出力する。なお、拡大処理部304による拡大処理、並びに、拡大時の補間処理は、公知の方法を使用するものとする。
選択部305は、制御部208からのぶれ補正制御信号に基づいて、入力された画像信号s300と、拡大処理部304からの補正済み画像信号s304のうちの一方を選択して出力する。具体的には、制御部208より、ぶれ補正実行を示す制御信号を受けた場合には、補正済み画像信号s304を選択し、ぶれ補正禁止を示す制御信号を受けた場合には、入力された画像信号s300を選択して出力する。
この様に、ぶれ補正を実行しない場合には、入力された画像信号をそのまま出力するため、ぶれ補正時の拡大処理に伴う画像の劣化が無い。
ここで、画面ぶれ補正の様子を、図4を用いて説明する。
図4(a)において、401はメモリ302に記憶された1フレームの画像信号の様子を示している。そして、この様な画像信号401のうち、所定サイズの切り出し枠402で示された範囲の画像信号を切り出し303により読み出す。更に、拡大処理部303により、入力画像信号と同じサイズに拡大した画像が403である。
図4(b)は、フレーム401の次のフレームの画像信号404の様子を示している。
フレーム404において、実線がフレーム404の画像で、点線が前フレーム401の画像である。図に示す様に、現フレーム404では、前フレーム401に比べて、下方向に画面ぶれ406が発生している。
画面ぶれ検出部301は、この画面ぶれ量と方向を算出する。
具体的な算出方法としては、例えば、現フレームを所定量画素単位でずらして、前フレームとの相関を取り、相関がもっとも大きい値の時に画素ずらし量を、画面ぶれ量とする。
また、動画像の場合、被写体の動きが画面全体の相関に影響を与えるので、動く被写体の影響を排除して算出すると信頼性の高い画面ぶれ量を算出することが可能となる。この様な画面ぶれ量の算出方法は、特許文献1の他、各種の公知技術を用いることができる。
このように発生した画面ぶれ量を考慮せずに、前フレームと同じ位置405を切り出し枠に設定して、切り出し部303で画像信号を読み出し、拡大処理部304で拡大した画像が407である。407では、画面ぶれ量406も同様に拡大されて、ぶれ量408となる。
つまり、画面ぶれ量はそのまま拡大され、画面ぶれ量を補正することができていない。
そこで、発生した画面ぶれ量を考慮した場合の切り出し枠の設定処理について説明する。
この場合、図4(c)に示す様に、画面ぶれ406が発生しているフレーム404の画像信号に対して、画面ぶれ406と同じ方向、同じ量だけ、切り出し枠を移動する。つまり、切り出し枠409を、切り出し枠405に比べて410だけ移動する。そして、切り出し枠409の領域の画像信号をメモリ302から読み出し、拡大処理部304で拡大処理すると、411に示すように、前フレームの画面ぶれ量を補正した動画像が生成されることになる。以上の動作によって、画面ぶれ量は補正される。
次に、表示する画像信号の選択結果に応じたぶれ補正の制御について、図5のフローチャートを用いて説明する。図5の処理は、制御部208によって実行される。
ユーザI/F209による電源投入の指示、及び、表示する動画像信号の切り替え指示があると、図5のフローが開始する。
まず、チューナ201からの放送番組の表示が選択されているか否かを判別する(S501)。チューナ201からの放送番組の表示が選択されていた場合、画面ぶれ補正の禁止を示す制御信号を画面ぶれ補正部202に出力する(S502)。
また、チューナ201からの放送番組の表示が選択されていない場合、デジタルI/F206が選択され、且つ、ビデオカメラ102から出力された画像信号が入力されているか否かを判別する(S503)。
入力された画像信号がビデオカメラ102から出力されたものであった場合、ぶれ補正の実行を示す制御信号を画面ぶれ補正部202に出力する(S505)。
また、アナログI/F205が選択されるか、或いは、デジタルI/F206からの画像信号がビデオカメラ102から出力されたものでなかった場合、コピー防止のための保護信号を確認する(S504)。
そして、保護信号がコピー禁止を示していた場合には、ぶれ補正の禁止を示す制御信号を画面ぶれ補正部202に出力する(S502)。また、保護信号がコピー禁止を示していない場合には、ぶれ補正の実行を示す制御信号を画面ぶれ補正部202に出力する(S505)。
放送番組の画像は、放送局による編集作業を経て放送されるため、もともと画面ぶれが発生する頻度は少ない。そこで、本実施形態では、放送番組の画像を表示する場合は、画面ぶれ補正を禁止し、画面ぶれ補正動作による画質劣化を回避するようにした。そのため、放送波の画質を維持したまま鑑賞することが可能となる。
一方、ビデオカメラにより撮影された動画像の場合は、画面ぶれが発生することが多い。そのため、画面ぶれ補正処理を実行することにより、画面ぶれを補正して、良好な画像を表示することが可能となる。
さらに、コピーが禁止された動画像は、例えばDVDに記録された映画などのコンテンツに代表されるように、編集済みの動画像であることが多いので、画面ぶれが発生する頻度は少ない。そこで、コピー禁止となっている場合には画面ぶれ補正を禁止する。これにより、画面ぶれ補正動作における画質劣化を回避でき、放送波の画質を維持したまま鑑賞することが可能となる。
最後に、コピー禁止されてない外部入力の動画像においては、画像のソースが特定できないので、画面ぶれによる不快感を解消することを重視して、画面ぶれ補正動作を実行する。
このように、本実施形態によれば、選択された動画像信号のソース、即ち、動画像信号の供給元によって、画面ぶれ補正を行うか否かを自動的に切り替える。
そのため、ユーザが操作することなく、動画像のぶれを適切に補正して、劣化の少ない画像を表示することが可能となる。
なお、本実施形態では、切り出し枠のサイズを固定サイズとしたが、ユーザが任意に変更できる構成としてもよい。例えば、入力画像のサイズに比べて切り出し枠のサイズを小さくするほど、より大きな画面ぶれを補正可能となるが、その分、拡大時の劣化が大きくなることが考えられる。
また、本実施形態では、画面ぶれ補正部202が入力された動画像信号を用いて画面ぶれを検出した。これ以外にも、例えば、入力された動画像信号に画面ぶれの情報が付加されていた場合には、この画面ぶれ情報を使うことも可能である。
また、本実施形態では、接続された外部機器からの動画像信号を選択して表示する場合、接続機器の種類に応じてぶれ補正を実行するか否かを決めていた。
これ以外にも、例えば、チューナからの放送番組の画像を表示する場合にはぶれ補正を禁止し、それ以外、例えば外部機器からの画像を表示する際には一律にぶれ補正を実行する構成としてもよい。
次に、第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、動画像信号を表示する表示装置において、動画像信号の供給元によってぶれ補正を行うか否かを制御していた。このとき、画像信号の供給元とは、チューナや外部機器など、動画像信号の出力回路、或いは、出力装置のことである。
一方、第2の実施形態では、記録媒体から動画像信号を再生して表示装置に出力する再生装置に対して本発明を適用した場合について説明する。本実施形態では、再生する動画像信号のソースによってぶれ補正を実行するか否かを決める。本実施形態では、動画像信号のソースとは、記録媒体に記録された動画像信号を取得した機器のことである。
図6は、本発明を適用した画像再生装置600の構成を示す図である。
図6の再生装置600は、記録媒体601に記録された動画像信号を再生し、外部の表示装置に出力する機能を持つ。
図6において、601は記録媒体であり、ビデオカメラによって撮影された動画像や、テレビ放送番組の動画像など、各種の画像ソースにより得られた動画像が記録されている。なお、記録媒体601としては、メモリカードや光ディスク、ハードディスクなどを用いることが可能である。
602は記録媒体601から動画像信号を再生する再生部、603は再生された動画像信号の画面ぶれを補正する画面ぶれ補正部603である。604は再生された動画像や、メニューなどの各種の情報を表示部605に表示する表示制御部、605は液晶パネルなどを含む表示部である。606は再生された動画像信号を外部の表示装置に出力する出力部である。
607は再生された動画像信号の付加情報に基づいて、画像ソースを検出する画像ソース検出部、608は再生された動画像信号に付加されたコピー防止のための保護信号を検出する保護信号検出部である。609は再生された動画像信号に必要な処理を施し、出力するのに適した形態に変換する信号処理部である。610は各部を制御する制御部、611はリモコンやそのレシーバ、各種の操作ボタン等を含むユーザI/Fである。612はデータバスである。
ユーザは、ユーザI/F209を操作することにより、記録媒体601に記録された多数の動画像のうち、所望の動画像を選択して再生を指示する。制御部610は、再生指示があると、再生部602を制御し、指定された動画像信号を記録媒体601から再生する。再生された動画像信号は信号処理部609により処理され、画面ぶれ補正部603に出力される。
また、画像ソース検出部607は、再生された動画像信号に付加された付加情報に基づいて、この再生画像信号の画像ソースを検出して制御部610に知らせる。画像ソースを示す付加情報が付加されていない場合には、その旨を制御部610に知らせる。
また、保護信号検出部608は、再生された動画像信号に付加された保護信号に基づいて、この再生された動画像信号がコピー禁止、或いは、コピーが制限された動画像であるかどうかを判別する。そして、その判別結果を制御部610に知らせる。
画面ぶれ補正部603は、図3の画面ぶれ補正部202と同様の構成を備え、制御部610からのぶれ補正制御信号に基づいて再生された動画像信号の画面ぶれを補正して出力する。画面ぶれ補正部603から出力された動画像信号は、表示制御部604及び、出力部606に出力される。
表示制御部604は、画面ぶれ補正部603からの動画像信号のサイズを、表示部605のサイズに合わせて変更し、表示部605に出力する。なお、本実施形態では、表示部605の表示画素数は、再生された動画像信号よりも少ないものとし、表示制御部604は、再生画像信号のサイズを縮小して表示する。
また、出力部606は、制御部610からの指示に従い、画面ぶれ補正部603からの動画像信号を外部の表示装置に出力する。このとき、再生された動画像信号にコピー制限がかけられていた場合には、コピー制限を示す保護信号を付加して出力する。また、出力部606は、アナログ信号とデジタル信号の何れの形式でも動画像信号を出力可能である。
ユーザは、ユーザI/F209を操作することで、再生された動画像信号を出力部606により出力するか否かを切り替えることができる。
次に、本実施形態におけるぶれ補正の制御について、図7のフローチャートを用いて説明する。図7の処理は、制御部610によって実行される。
ユーザI/F611による電源投入の指示、及び、再生動画像信号の出力先の切り替え指示があると、図7のフローが開始する。
まず、出力部606による再生動画像信号の出力が設定されているか否かを判別する(S701)。外部への再生動画像信号の出力が設定されていない場合、ぶれ補正禁止を示す制御信号を画面ぶれ補正部603に出力する(S705)。
また、外部への再生動画像信号の出力が設定されていた場合、画像ソース検出部607の検出結果に基づいて、再生された動画像信号の画像ソースがビデオカメラであるか否かを判別する(S702)。画像ソースがビデオカメラであった場合、ぶれ補正実行を示す制御信号を画面ぶれ補正部603に出力する(S703)。
また、画像ソースがビデオカメラでなかった場合、または、付加情報が検出されなかった場合、保護信号検出部608の検出結果に基づいて、再生画像信号のコピーが制限されているか否かを判別する(S704)。そして、コピーが制限されていた場合には、ぶれ補正の禁止を示す制御信号を画面ぶれ補正部603に出力する(S705)。また、保護信号がコピー制限を示していない場合には、ぶれ補正の実行を示す制御信号を画面ぶれ補正部603に出力する(S703)。
この様に、本実施形態では、動画像信号を記録媒体から再生して、外部機器に出力する場合に、再生された動画像信号の画像ソースによって、ぶれ補正処理を実行するか否かを切り替えている。
そのため、ユーザが操作することなく、動画像のぶれを適切に補正して、劣化の少ない画像を出力することが可能となる。
具体的には、ビデオカメラにより撮影された動画像の場合は、画面ぶれが発生することが多い。そのため、画面ぶれ補正処理を実行することにより、画面ぶれを補正して、良好な画像を表示することが可能となる。
一方、放送番組の画像は、放送局による編集作業を経て放送されるため、もともと画面ぶれが発生する頻度は少ない。また、デジタルテレビ放送の番組は、ほとんどがコピー回数に制限が加えられている。
そこで、再生された動画像信号にコピー制限がかけられている場合には画面ぶれ補正を禁止する。これにより、画面ぶれ補正動作における画質劣化を回避でき、放送波の画質を維持したまま鑑賞することが可能となる。
コピー制限されていない動画像は、画像のソースが特定できないので、画面ぶれによる不快感を解消することを重視して、画面ぶれ補正動作を実行する。
また、本実施形態では、外部機器に対して再生画像信号を出力せず、表示部605だけに再生画像を表示する場合には、画面ぶれ補正を禁止している。これは、表示部605の解像度が再生動画像に比べて小さく、画面ぶれによる劣化が目立たないと考えられるためである。
なお、本実施形態では、画像再生装置に対して適用した場合について説明した。これ以外にも、例えば、ビデオカメラやデジタルカメラなどの撮像装置、形態電話などの携帯端末等、動画像の再生機能を持つものであれば同様に本発明を適用可能である。
本発明の実施形態における表示装置と外部機器を示す図である。 本発明の実施形態における表示装置の構成を示す図である。 画面ぶれ補正部の構成を示す図である。 画面ぶれ補正部によるぶれ補正の様子を示す図である。 本発明の実施形態における表示装置のぶれ補正処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における再生装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態における再生装置のぶれ補正処理を示すフローチャートである。

Claims (10)

  1. 複数のソースから供給された動画像信号のうちの何れかを入力する入力手段と、
    前記入力された動画像信号が示す画像のぶれを補正するぶれ補正手段と、
    前記ぶれ補正手段から出力された動画像信号を表示装置に出力する出力手段と、
    前記入力された動画像信号のソースに応じて前記ぶれ補正手段による補正処理を実行するか否かを制御する制御手段とを備える画像処理装置。
  2. 前記入力手段は外部機器から出力された前記動画像信号を入力し、前記制御手段は前記動画像信号を出力する外部機器の種類を検出し、前記検出した外部機器の種類に応じて前記補正処理を実行するか否かを制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記外部機器がビデオカメラであった場合に前記補正処理を実行し、前記外部機器がビデオカメラではない機器であった場合に前記補正処理を禁止することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記外部機器がビデオカメラではない機器であった場合、前記入力された動画像信号がコピー禁止であるか否かを判別し、コピー禁止であった場合に前記補正処理を禁止し、コピー禁止でなかった場合に前記補正処理を実行することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記入力手段は、テレビ放送を受信することにより得られた動画像信号と、外部機器から出力された動画像信号とを入力し、前記制御手段は、前記入力手段が前記テレビ放送の動画像信号を入力した場合には前記補正処理を禁止し、前記入力手段が前記外部機器からの動画像信号を入力した場合には前記補正処理を実行することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 前記入力手段は、記録媒体から前記動画像信号を再生する再生手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記再生手段により再生された動画像信号に付加された付加情報に基づいて前記動画像信号のソースを検出することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記再生された動画像信号がビデオカメラにより撮影された動画像信号であった場合には前記補正処理を実行することを特徴とする請求項6または7記載の画像処理装置。
  9. 前記制御手段は、前記再生された動画像信号がビデオカメラにより撮影された動画像信号でなかった場合、前記動画像信号のコピーが制限されているか否かを判別し、コピー制限であった場合に前記補正処理を禁止し、コピー制限でなかった場合に前記補正処理を実行することを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 前記ぶれ補正手段は、前記入力された動画像信号を記憶するメモリと、前記入力された動画像信号における二つのフレーム間の画面ぶれを検出するぶれ検出手段と、前記ぶれ検出手段の検出結果に基づいて前記メモリに記憶された動画像信号のフレームにおける一部の範囲を読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出された画像信号を拡大する拡大処理手段と、前記入力された動画像信号と前記拡大処理手段から出力された画像信号のうちの一方を前記制御手段からの制御信号に応じて選択して出力する選択手段とを有することを特徴とする請求項1から9の何れか1項記載の画像処理装置。
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