JP2010027660A - 回路基板の配線補修方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 配線の下側に設けられた電気絶縁膜を損傷することなく、回路基板の配線補修を容易に行える方法及び装置を提供すること。
【解決手段】 配線補修技術は、回路基板(10)の補修すべき配線欠損部分(20)に金属微粒子(24)を供給し、加熱されたガスであって酸素を含むガス(22a)を前記配線欠損部分(20)に供給された金属微粒子(24)に吹き付けて、該金属微粒子を焼成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、薄膜トランジスタ(TFT)が組み込まれた液晶表示装置用のガラス基板のような電子回路基板の配線の補修に適した配線補修方法及び装置に関する。
回路基板に配線を形成技術の1つとして、ナノメータのオーダの粒径を有する金属微粒子を含むペースト(金属微粒子と、該金属微粒子をナノ単位の粒径に保つための溶剤)を回路基板に配置して所定の配線パターンを形成した後、配置された金属微粒子を、レーザ光を用いて焼成させる技術が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この技術を、TFTを備えたガラス基板のようなアレイ基板の配線の欠損部分を補修する技術に用いると、レーザ光は高いエネルギー密度を有すること、レーザ光のエネルギー密度を微細に調整することが難しいこと等から、配線の裏側(ゲート線及びデータ線と、透明導電膜との間)に設けられている電気絶縁膜のうち、特に配線欠損部分に対応する箇所が破壊される虞があり、取り扱いが容易でない。
上記のことから、還元ガスを用いた大気プラズマ発生装置により発生されたプラズマガスを金属微粒子の焼成に用いる技術が提案されている(例えば、特許文献2)。
最近のアレイ基板においては、上記の電気絶縁膜として、有機系の絶縁膜が形成されている。そのような有機系絶縁膜を備えた回路基板における金属微粒子の焼成にプラズマガスを用いると、プラズマガスに対する有機系絶縁膜の反応性が高すぎ、金属微粒子が焼成されるだけではなく、有機系絶縁膜がプラズマガスとの科学反応により除去されて、破壊されてしまう。
特開2004−253449号公報 特開2007−258213号公報
本発明の目的は、配線の下側に設けられた電気絶縁膜を損傷することなく、回路基板の配線補修を容易に行える方法及び装置を提供することにある。
本発明に係る配線補修方法は、回路基板の補修すべき配線欠損部分に金属微粒子を供給し、加熱されたガスであって酸素を含むガスを前記配線欠損部分に供給された金属微粒子に吹き付けて、該金属微粒子を焼成することを含む。
本発明に係る配線補修装置は、補修すべき配線欠損部分を有する回路基板が配置されるX−Y平面を規定する支持台と、該支持台上の前記回路基板の上方でY軸方向に沿って配置されかつX軸方向へ移動可能の可動フレームと、前記可動フレームにY軸方向へ移動可能に支持され、金属微粒子を前記配線欠損部分に供給する供給ノズルと、前記配線欠損部分に供給された金属微粒子を加熱する加熱されたガスであって酸素を含むガスを発生する加熱ガス発生装置とを含む。
本発明において、回路基板の配線欠損部分に供給された金属微粒子は、酸素を含む加熱されたガスの吹き付けにより、例えば220℃〜500℃、好ましくは250℃〜310℃程度の温度に急速に加熱されて、短時間で昇温する。このため、配線欠損部分に配置された金属微粒子は、前記のようなベーキング処理、アニーリング処理等の加熱処理により、短時間で焼成されて、固化し、配線の残存部分と一体化される。
上記本発明で用いるガスは、酸素を含むガスを単に加熱することにより、発生することができるから、加熱ガス発生装置の構成の簡素化を図ることができ、またレーザ光のような高密度エネルギーを照射する必要がないから、補修すべき箇所、特に電気絶縁膜に熱損傷を与える虞がなく、その取り扱いが容易になる。
前記ガスは、空気や酸素自体であってもよく、要するに酸素は含むがプラズマは含まないガスであればよい。また、前記金属粒子を前記ガスにより220℃から500℃に加熱してもよい。さらに、前記金属微粒子はナノ粒子を含むことができ、この場合ペースト状のものを用いることができる。
前記加熱ガス発生装置は、空気を含むガスを供給するガス供給装置と、該ガス供給装置から供給されるガスを加熱し、加熱されたガスを前記配線欠損部分に供給された金属微粒子に吹き付けて該金属粒子を加熱するガス加熱装置とを備えることができる。
前記ガス供給装置は、空気を前記ガスとして前記ガス加熱装置に供給するファン、及び空気を含む一定量のガスを供給するマスフローコントローラのいずれか一方を含むことができる。
前記可動フレームにはY軸方向へ移動可能のベースプレートが配置され、該ベースプレートには、前記供給ノズルがノズル口を前記回路基板へ向けてZ軸方向へ昇降可能に支持されていると共に、前記加熱ガス発生装置がそのガス噴射口を前記回路基板へ向けてZ軸方向へ昇降可能に支持されていてもよい。
前記可動フレームには、前記配線欠損部分を観察するためのビデオカメラがY軸方向へ移動可能に支持されていてもよい。
本発明によれば、前記したように、補修用の金属微粒子の焼成に用いるガスとして、酸素を含む加熱されたガスを用いることにより、配線の裏側に設けられた電気絶縁膜に加熱による損傷を与えることなく、金属微粒子に適正な加熱処理を施すことができる。したがって、回路基板、特に配線の裏側に設けられた電気絶縁膜に加熱による損傷を与えることなく、金属微粒子と配線欠損部分とを短時間で一体化することができ、従来に比較して容易に回路基板の配線の補修が可能となる。
先ず、図1を参照して、回路基板10の配線の補修方法の一実施例について説明する。
図1(A)〜(C)の各上段部には補修対象となる回路基板10が縦断面で示されており、図1(A)〜(C)の各下段部には回路基板10の平面図が示されている。図1に示す回路基板10は、例えばガラス板12上に配線14が施された回路基板である。
このような回路基板10のより具体的な例として、TFTアレイ基板からなる液晶基板を図2に示す。この回路基板10は、ガラス板12上に複数のゲートライン14aを相互に間隔をおいて平行に形成している。
それらゲートライン14aと直角に配置された複数のソースライン14bは、層間絶縁膜(図示せず)によりゲートライン14aから電気的に隔離された状態で、互いに平行に形成されている。
各ライン14a、14bの交差によって区画された各領域には、透明な画素電極16が形成されており、また薄膜トランジスタ(TFT)18が各画素電極16の作動制御のためのスイッチングトランジスタとして形成されている。
各トランジスタ18は、一般的に、対応するソースライン14bに接続されたソースと、対応する画素電極16に接続されたドレインと、ソース及びドレイン間のチャンネルを制御するゲートとを備える電界効果トランジスタである。ゲートは対応するゲートライン14aに接続されている。
上記のような回路基板10は、ゲートライン14a及びソースライン14bからなる配線14(14a、14b)への通電を制御することにより、選択されたトランジスタ18を作動させることができ、そのトランジスタ18に対応する画素電極16に表示動作をさせることができる。
配線補修方法は、上記のような回路基板10の配線14(14a、14b)自体の欠損(断線)、又は各配線14とトランジスタ18のゲート又はソースとの接続部分の配線の欠損(断線)等の補修に適用することができる。
以下、説明の簡素化のために、配線14自体の欠損の補修方法について、図1を参照して、説明する。
先ず、図1(A)に示すように、ガラス板12上の配線14(14a、14b)に欠損部分20が見つかると、必要に応じてこの欠損部分20が前記した層間絶縁膜、最表層に位置する保護膜等から露出される。
欠損部分20が露出されると、図1(B)に示すように、金や銀のような導電材料からなりかつナノ単位の粒径を有する金属微粒子を含む補修導電材料24が、供給ノズル26から欠損部分20に供給されて、欠損部分20及びその近傍に線状に堆積される。補修導電材料24は、前記した金属微粒子と、該金属微粒子をナノ単位の粒径に保つための溶剤とからなるペースト状のものを用いることができる。
補修導電材料24の堆積には、配線14の幅寸法に対応した口径を有する噴射口を備えた供給ノズルを用いることができる。しかし、欠損部分20への補修導電材料24の線状の供給は、必要に応じて、エアー吹き付け(Aerosol Jet Deposition)方式、インクジェット方式等のその他の技術を適宜採用することができる。
次いで、図1(C)に示すように、酸素は含む加熱されたガス22aが加熱ガス発生装置22から欠損部分20に短時間吹き付けられる。ガス22aは、酸素は含むがプラズマは含まないガスであることが好ましい。この場合、ガス22aは、空気自体や酸素自体であってもよいし、空気や酸素と、不活性ガスのような他のガスとの混合ガスであってもよい。
ガス22aは、加熱ガス発生装置22により、欠損部分20を、例えば20秒〜60秒、好ましくは30秒〜50秒程度の間に、220℃〜500℃、好ましくは250℃〜310℃程度に加熱することができる温度に加熱されている。これにより、ガス22aを用いたベーキング、アニーリング等の加熱処理が行われる。
上記した加熱処理により、欠損部分20に堆積された補修導電材料24は、上記した250℃〜310℃程度の温度に急速に加熱されて、短時間で昇温する。この加熱処理により、欠損部分20に配置された補修導電材料24中の溶剤が除去され、残存する金属微粒子は、短時間で焼成されて、固化し、配線14の残存部分と一体化する。
次に、図3を参照して、加熱ガス発生装置22の一実施例を説明する。図3は、前記したクリーニング処理及び加熱処理に用いる加熱ガス発生装置22の一実施例を示す。
加熱ガス発生装置22は、空気は含むが、プラズマは含まないガスを供給するガス供給装置30と、ガス供給装置30から供給されるガスを加熱し、加熱されたガス22aを配線欠損部分20に供給された、既に述べた補修導電材料24に吹き付けて、その補修導電材料24を加熱するガス加熱装置32とを備える。
ガス供給装置30は、空気を前記ガスとしてガス加熱装置32に供給するファン、及び酸素は含むがプラズマは含まない一定量のガスをガス加熱装置32に供給するマスフローコントローラのいずれか一方とすることができる。
ガス加熱装置32は、ニクロム線のような加熱源をガラス管内に配置したヒータ34をシース管36の内側に配置し、ガス供給装置30から供給されるガスをヒータ34とシース管36との間の空間に導いて加熱し、加熱されたガス22aを、シース管36に設けられたガス噴射口38から補修導電材料24に向けて噴射する。
加熱されたガス22aが空気以外のガスである場合、ガス供給装置30は、酸素は含むがプラズマは含まないガスの源からのガスの供給を受け、受けたガスを加熱装置32に送る。加熱されたガスが空気である場合、ガス供給装置30は、周囲の空気をガス加熱装置32に送る。
次に、図4から図6を参照して、補修方法の実施に好適な補修装置の一実施例について説明する。
補修装置40は、図4及び図5に示すように、矩形のX−Y平面42を規定する支持台44と、支持台44に支持された可動フレーム46とを備える。X−Y平面42の幅方向(Y軸方向)における各側部には、金属製の一対のレール48、48がそれぞれX−Y平面42の長手方向(X軸方向)に沿って配置されている。
X−Y平面42の上には、この面42の両側部に配置されたレール48間に補修すべき配線欠損部分を有する回路基板10が配置される。この回路基板10を跨ぐように、可動フレーム46がY軸方向に沿って配置されている。
可動フレーム46は、門型を呈しており、また回路基板10の上方でX軸方向に伸びる梁部46aと、梁部46aの両端に一体的に形成された両脚部46bとを備える。各脚部46bには、対応する各レール48に嵌合する摺動子50が設けられている。この摺動子50と対応するレール48との移動可能の嵌合により、可動フレーム46は、X−Y平面42上をX軸方向へ移動可能である。
可動フレーム46は、例えばリニアモータを駆動源とする移動機構によりX軸方向へ移動される。したがって、移動機構を制御することにより、可動フレーム46をX軸方向へ移動させて、所望位置に停止させることができる。
可動フレーム46の梁部46aには、その長手方向に沿って一対のレール52、52が設けられており、両レール52には、両レール52と共に前記したと同様のリニアモータを構成するベースプレート54が支持されている。
したがって、ベースプレート54は、可動フレーム46上で当該フレーム46の梁部46aに沿ってY軸方向へ駆動可能である。ベースプレート54には、それぞれ前記した加熱ガス発生装置22及び供給ノズル26が支持されており、さらに図示の例ではCCDカメラのようなビデオカメラ56が支持されている。
これら加熱ガス発生装置22、供給ノズル26及びビデオカメラ56を上下方向であるZ軸方向へ移動可能に保持するために、図6に示すように、ベースプレート54には互いに平行に上下方向へ伸びるレール58〜62が固定されている。
加熱ガス発生装置22、供給ノズル26及びビデオカメラ56は、それぞれに対応するレール58〜62に嵌合された各摺動子64に固定されている。これにより、図5に示すように、加熱ガス発生装置22はそのガス噴射口38を支持台44上の回路基板10へ向け、また供給ノズル26は、そのノズル口を回路基板10へ向け、さらにビデオカメラ56はその対物レンズを回路基板10に向けて、それぞれベースプレート54に移動可能に配置されている。
各摺動子64は、例えばリニアモータを駆動源とする移動機構によりZ軸方向へ移動される。したがって、移動機構を制御することにより、各摺動子64をZ軸方向へ移動させて、所望位置に停止させることができる。
上記の結果、加熱ガス発生装置22のガス噴射口38は、被処理物である回路基板10との間隔を例えば1〜100mmの間で調整可能である。また、供給ノズル26及びビデオカメラ56の各々も同程度に調整可能である。
支持台44のX−Y平面42上への回路基板10の配置時及びX−Y平面42からの回路基板10の取り出し時には、加熱ガス発生装置22、供給ノズル26及びビデオカメラ56を最上方の待避位置に退避させることができる。これにより、これらと回路基板10との干渉を防止して、回路基板10のX−Y平面42上への配置作業及びこれからの取り出し作業を迅速かつ容易に行なうことができる。
本実施例では、図5及び図6に示すように、ベースプレート54の上部に金属微粒子を保留するタンク66が保持されており、タンク66から供給ノズル26に伸びる配管68を経て、金属微粒子を含むペースト状の補修金属材料が供給される。
補修装置40では、可動フレーム46をX軸方向へ移動させ、ベースプレート54をY軸方向へ移動させることにより、回路基板10の所望位置にビデオカメラ56の視野を移動させることができる。このビデオカメラ56の画面は、必要に応じて液晶のような表示装置に映し出すことができ、その画面上で、回路基板10の配線14上の欠損部分20を観察することができる。
ビデオカメラ56の位置から、補修すべき欠損部分20の位置(x、y)が求められると、ベースプレート54の移動により、供給ノズル26が、ビデオカメラ56に代えて、その欠損部分20の位置(x、y)に移動される。
この際、供給ノズル26は、図1(B)に示すように、金属微粒子を含むペースト状の補修導電材料24を欠損部分20に供給しながら、必要に応じて欠損部分20近傍を走査するように移動される。これにより、金属微粒子を含む必要量の補修導電材料24が欠損部分20に堆積される。
金属微粒子の堆積が完了すると、供給ノズル26に代えて、加熱ガス発生装置22が欠損部分20の位置(x、y)に移動される。このとき、加熱ガス発生装置22は、加熱されたガス22aを、欠損部分20に堆積された補修金属材料24に吹き付ける。これにより、その補修金属材料24中の溶剤は除去され、欠損部20に残存する金属微粒子は加熱されて、焼成される。その結果、欠損部20に残存する金属微粒子が配線14の残存部と一体化される。
これにより、配線14の補修は終了する。しかし、必要に応じて、加熱ガス発生装置22に代えて、ビデオカメラ56を補修箇所に再び移動させることにより、該補修箇所の補修状態を観察することができる。
前記したように、補修装置40を用いることにより、補修材料である金属微粒子の補修箇所への供給及びその加熱処理を支持台44上で行うことができる。
ビデオカメラ56を不要とすることができるが、前記したように、支持台44上で配線14の欠損部分20を観察し、また補修後の状態を観察することができるから、より確実な補修を迅速に行う上で、ビデオカメラ56を可動フレーム46に設けることが望ましい。
可動フレーム46及びベースプレート54等の駆動機構としてリニアモータの例を示したが、これに代えて種々の駆動機構を用いることができ、またこれらを手動操作することもできる。
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々に変更することができる。
本発明に係る補修方法の各工程を説明する概略図であり、図1(A)は補修を受ける回路基板の補修箇所を示し、図1(B)は補修導電材料の堆積工程を示し、図1(C)は加熱処理工程を示し、各図の上段部には補修を受ける回路基板が縦断面図で示され、同下段部にはその平面図が示されている。 補修を受ける回路基板の一例を示す電気回路図である。 本発明で用いる加熱ガス発生装置の一実施例を概略的に示す図である。 本発明に係る配線補修装置の一実施例を示す斜視図である。 図4に示す配線補修装置の側面図である。 図4に示す配線補修装置の要部を拡大して示す斜視図である。
符号の説明
10 回路基板
14 配線
20 配線欠損部分
22 加熱ガス発生装置
22a 加熱されたガス
24 金属微粒子を含む補修導電材料
26 供給ノズル
30 ガス供給装置
32 ガス加熱装置
34 ヒータ
36 シース管
38 ガス噴出口
40 補修装置
44 支持台
46 可動フレーム
54 ベースプレート

Claims (10)

  1. 回路基板の補修すべき配線欠損部分に金属微粒子を供給し、加熱されたガスであって酸素を含むガスを前記配線欠損部分に供給された金属微粒子に吹き付けて、該金属微粒子を焼成することを含む、回路基板の配線補修方法。
  2. 前記ガスは、酸素は含むがプラズマは含まない、請求項1に記載の配線補修方法。
  3. 前記ガスとして空気を用いる、請求項1及び2のいずれか1項に記載の配線補修方法。
  4. 前記金属粒子を前記ガスにより220℃から500℃に加熱する、請求項1から3のいずれか1項に記載の配線補修方法。
  5. 前記金属微粒子はナノ粒子を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の配線補修方法。
  6. 補修すべき配線欠損部分を有する回路基板が配置されるX−Y平面を規定する支持台と、該支持台上の前記回路基板の上方でY軸方向に沿って配置されかつX軸方向へ移動可能の可動フレームと、前記可動フレームにY軸方向へ移動可能に支持され、金属微粒子を前記配線欠損部分に供給する供給ノズルと、前記配線欠損部分に供給された金属微粒子を加熱する加熱されたガスであって酸素を含むガスを発生する加熱ガス発生装置とを含む、回路基板の配線補修装置。
  7. 前記加熱ガス発生装置は、酸素を含むガスを供給するガス供給装置と、該ガス供給装置から供給されるガスを加熱し、加熱されたガスを前記配線欠損部分に供給された金属微粒子に吹き付けて該金属粒子を加熱するガス加熱装置とを備える、請求項6に記載の配線補修装置。
  8. 前記ガス供給装置は、空気を前記ガスとして前記ガス加熱装置に供給するファン、及び空気を含むガスを供給するマスフローコントローラのいずれか一方を含む、請求項7に記載の配線補修装置。
  9. 前記可動フレームにはY軸方向へ移動可能のベースプレートが配置され、該ベースプレートには、前記供給ノズルがノズル口を前記回路基板へ向けてZ軸方向へ昇降可能に支持されていると共に、前記加熱ガス発生装置がそのガス噴射口を前記回路基板へ向けてZ軸方向へ昇降可能に支持されている、請求項6から8のいずれか1項に記載の配線補修装置。
  10. さらに、前記可動フレームには、前記配線欠損部分を観察するためのビデオカメラがY軸方向へ移動可能に支持されている、請求項6から9のいずれか1項に記載の配線補修装置。
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