JP2010027168A - 制御装置および方法、プログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

制御装置および方法、プログラム、並びに記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】記録を高速化する。
【解決手段】2つの光学ピックアップを備える記録装置で所定のディスクにデータを記録する場合、ブロックB1を2つのデータD1−1とデータD2―1に分割する。データD1−1は、第1の光学ピックアップで書き込まれ、データD2−1は、第2の光学ピックアップで書き込まれる。第2の光学ピックアップは、データD2−1の書き込みに続き、ブロックB2のデータD1−2を書き込む。このような連続した書き込みが行われる一方で、第1の光学ピックアップは、データD1−1を書き込んだ後、シーク動作を行い、データD2−1を書き込む。本発明は、所定のディスクにデータを記録再生する記録再生装置に適用できる。
【選択図】図3

Description

本発明は制御装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関し、特に、所定のディスクへの記録や再生の速度を向上させるようにした制御装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関する。
近年、映像機器のデジタル化、HD画像等の高解像度化などが進み、そのような高解像度の映像を処理できる装置も充実しつつある。その一方で、アナログ画像、SD画像などの既存の映像(高解像度に対して低解像度と称する)も存在し、そのような低解像度の映像を処理する装置も存在している。ユーザにとっては、高解像度の映像も低解像度の映像も、共に楽しみたいという要望がある。このような多用途化が進んでいる。このようなことを背景に、低コストを優先させた低転送レートの映像と、画質を優先させた高転送レートの映像とを、同じ機器やメディアで扱えることが望まれている(特許文献1参照)。
また、高画質な映像のデータの記録、再生が普及しつつある。このような高画質な映像のデータは、その容量が大きくなってしまう傾向にある。よって、記録時に所定のディスクに書き込む容量が大きくなり、ディスクへの書き込みを早く行う必要がある。そこで、ディスクのスピンドルの回転数を上げて記録速度を向上させることが提案されている。
しかしながら、ディスクのスピンドルの回転数を上げると、ビデオカメラにその回転の音が大きくなり、その音が録音されてしまうことがあった。そのために、記録装置でディスクのスピンドルの回転数を上げることで、記録速度を向上させることは好ましい対処法ではなかった。また、スピンドルの回転数を上げることで、記録速度を向上させる場合、ディスクメディアの特性による記録レートの限界、信号処理LSIの処理能力の限界、ディスクを高速で回転させることの物理的な限界などがあり、やはり、記録速度を向上させることは好ましい対処法ではなかった。
特開2004−185715号公報
ディスクの回転速度を上げずに、記録や再生の速度を向上させる他の方法として、記録や再生を行うチャンネル数を増やす方法が提案されている。多チャンネル化により高転送レート化する場合、例えば、デュアルスパイラス方式や、多チャンネル時に効率が上がる記録フォーマットが採用されてきた。しかしながら、これらの方法では、転送レート性能は劣るが廉価な1チャンネルドライブと、高性能な多チャンネルドライブとの両立が困難であった。換言すれば、例えば、2チャンネルで常に記録や再生を行う装置用のメディアに記録されたデータを、1チャンネルで再生する場合、2チャンネルで再生することが前提として記録されているため正確に再生できないことが考えられる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、多チャンネルで記録や再生ができるとともに、多チャンネルでない装置でも扱えるように記録を行うことで、多用途化に対応することができるようにするものである。
本発明の一側面の制御装置は、n個の光学ピックアップと、所定量のデータを1ブロックとし、その1ブロックをn個のデータに分割する分割手段と、前記分割手段により分割された前記n個のデータを、所定の記録媒体に、前記n個の光学ピックアップを制御して記録する制御手段とを備える。
前記制御手段は、前記n個のデータのうち、前記1ブロックの最後に位置するデータを記録した前記光学ピックアップが、次のブロックの最初に位置するデータを引き続き記録するように制御するようにすることができる。
前記nは2であり、2個の光学ピックアップが、1個の光学ヘッドに搭載されているようにすることができる。
前記nは4であり、2個の光学ピックアップが、1個の光学ヘッドに搭載され、2個の光学ヘッドが、対向した位置に備えられているようにすることができる。
本発明の一側面の制御方法は、n個の光学ピックアップを制御する制御装置の制御方法において、所定量のデータを1ブロックとし、その1ブロックをn個のデータに分割し、前記分割された前記n個のデータを、所定の記録媒体に、前記n個の光学ピックアップを制御して記録するステップを含む。
本発明の一側面のプログラムは、n個の光学ピックアップを制御する制御装置に、所定量のデータを1ブロックとし、その1ブロックをn個のデータに分割し、前記分割された前記n個のデータを、所定の記録媒体に、前記n個の光学ピックアップを制御して記録するステップを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラム。
本発明の一側面の記録媒体は、n個の光学ピックアップを制御する制御装置に、所定量のデータを1ブロックとし、その1ブロックをn個のデータに分割し、前記分割された前記n個のデータを、所定の記録媒体に、前記n個の光学ピックアップを制御して記録するステップを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラムを記録している。
本発明の一側面の制御装置および方法、プログラム、並びに記録媒体においては、n個の光学ピックアップが用いられ、所定量のデータが所定の記録媒体に書き込まれ、n個の光学ピックアップのうち、少なくとも1つの光学ピックアップは、他のピックアップがシーク動作を実行している間も、書き込みを行っている。
本発明の一側面によれば、多チャンネルで記録や再生ができるとともに、多チャンネルでない装置でも扱えるような記録を行うことができるようになる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態について]
図1は、本発明を適用した制御装置を含む駆動装置の一実施の形態の構成を示す図である。図1に示した駆動装置は、所定のディスクとして、ディスク11を駆動する。ディスク11は、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)やBD(Blu-ray Disc)である。駆動装置は、スピンドルモータ12、光学ヘッド13、光学ピックアップ14−1、光学ピックアップ14−2、および、記録処理部15を備える。
以下、光学ピックアップ14−1、光学ピックアップ14−2を個々に区別する必要がない場合、単に、光学ピックアップ14と記述する。他の部分に関しても同様に記述する。
図1に示した駆動装置は、1つの光学ヘッド13に2つの光学ピックアップ14−1と光学ピックアップ14−2が備えられている構成とされている。このような構成を、1ヘッド2ピックアップと適宜記述する。
図2は、1ヘッド2ピックアップのときの記録処理部15の内部構成例を示す図である。記録処理部15は、データ取得部41、ブロック処理部42、分割部43、ピックアップ制御部44−1、およびピックアップ制御部44−2から構成されている。
データ取得部41は、例えば、図示されていないホストCPU(Central Processing Unit)から供給されるデータであり、ディスク11に記録するデータを取得する。ブロック処理部42は、内部に記憶部を有し、その記憶部に所定量のデータを記憶する。その記憶される所定量のデータをブロックと記述する。また、1ブロックは、例えば、2秒分の映像データであるとする。
分割部43は、1ブロックを2つのデータに分割する。図1に示したように、駆動装置は、2つの光学ピックアップ14を有している。この2つの光学ピックアップ14−1と光学ピックアップ14−2で、ディスク11にデータを記録する。すなわち、1ブロックを光学ピックアップ14−1と光学ピックアップ14−2で記録する。そのため、分割部43は、光学ピックアップ14―1に書き込ませるデータと、光学ピックアップ14―2に書き込ませるデータとに、1ブロックのデータを分割する。
ピックアップ制御部44―1は、光学ピックアップ14―1を制御し、ピックアップ制御部44―2は、光学ピックアップ14―2を制御する。分割部43により分割されたデータのうち、光学ピックアップ14―1に書き込ませるデータは、ピックアップ制御部44―1に供給され、光学ピックアップ14―2に書き込ませるデータは、ピックアップ制御部44―2に供給される。
ピックアップ制御部44−1とピックアップ制御部44―2は、それぞれサーボ制御部等を含む構成とされている。しかしながら、光学ヘッド13は、ピックアップ制御部44―1またはピックアップ制御部44―2のどちらかにより制御される必要があるため、ピックアップ制御部44−1とピックアップ制御部44―2のうちのどちらかのサーボ制御部(不図示)が光学ヘッド13のサーボを関係、例えば、スライダの制御を行う。
また、スピンドルモータ12の制御も、ピックアップ制御部44―1とピックアップ制御部44―2のうちのどちらか一方でのみ行う必要があるので、どちらか一方のピックアップ制御部44が制御を行う構成とされている。
このように、光学ピックアップ14−1と光学ピックアップ14−2が、協調して動作する必要がある場合、ピックアップ制御部44―1とピックアップ制御部44―2は、協調動作するための情報を共有する(通信して情報を授受する)構成とされている。
ここで、光学ピックアップ14―1と光学ピックアップ14―2によるデータの記録の仕方について図3を参照して説明する。図3において、図中左右方向は、ディスク11の半径方向であるとする。ブロックB1は、データD1−1とデータD2−1から構成され、ブロックB2は、データD1−2とデータD2−2から構成され、ブロックB3は、データD1−3とデータD2−3から構成されている。
ブロックB1の前半部分であるデータD1−1は、光学ピックアップ14―1によりディスク11に書き込まれる。ブロックB1の後半部分であるデータD2−1は、光学ピックアップ14―2によりディスク11に書き込まれる。ブロックB2の前半部分であるデータD1−2は、引き続き、光学ピックアップ14―2によりディスク11に書き込まれる。ブロックB2の後半部分であるデータD2−2は、シーク動作が行われた後、光学ピックアップ14―2によりディスク11に書き込まれる。
光学ピックアップ14―2がデータD2−1とデータD1−2を連続的にディスク11に書き込んでいる間に、光学ピックアップ14―1は、データD1−1をディスク11に書き込み、データD1−1を書き込んだ後、シーク動作を実行し、データD2−2の位置P3まで移動し、データD2−2を、ディスク11に書き込む動作に移行するといった処理を実行する。
同様に、ブロックB3の前半部分であるデータD1−3は、データD2−2に引き続き、光学ピックアップ14―1によりディスク11に書き込まれる。ブロックB3の後半部分であるデータD2−3は、シーク動作が行われた後、光学ピックアップ14―2によりディスク11に書き込まれる。
光学ピックアップ14―1がデータD2−2とデータD1−3を連続的にディスク11に書き込んでいる間に、光学ピックアップ14―2は、データD1−2をディスク11に書き込み、データD1−2を書き込んだ後、シーク動作を実行し、データD2−3の位置P5まで移動し、データD2−2を、ディスク11に書き込む動作に移行するといった処理を実行する。
このように、光学ピックアップ14―1は、ディスク11上の位置P0からP1までデータD1−1を書き込み、その後、位置P3まで移動し、位置P3から位置P5までデータD2−2とデータD1−3を連続的に書き込む。また光学ピックアップ14―2は、ディスク11上の位置P1から位置P3までデータD2−1とデータD1−2を連続的に書き込み、その後、位置P5まで移動し、位置P5から位置P7(不図示)までデータD2−3とデータD1−4(不図示)を書き込む。
さらに、図4を参照しさらに説明を続ける。図4の図中左右方向は、時間経過を示す。時刻t0に、光学ピックアップ14―1と光学ピックアップ14―2は、共にデータの書き込みを開始する。光学ピックアップ14―1は、時刻t1まで書き込みをし、時刻t1から時刻t2までシーク動作を実行する。その間も、光学ピックアップ14―2は、時刻t6まで書き込みを継続する。このように、光学ピックアップ14―1がシーク動作をしている間、光学ピックアップ14―2は、書き込み動作をしている。
光学ピックアップ14―2は、時刻t0から時刻t6まで書き込みをし、時刻t6から時刻t7までシーク動作を実行する。その間も、光学ピックアップ14―1は、時刻t4まで書き込みを継続する。このように、光学ピックアップ14―2がシーク動作をしている間、光学ピックアップ14―1は、書き込み動作をしている。
図3と図4を参照して説明したように、一方の光学ピックアップ14でシーク動作を行っている間、他方の光学ピックアップ14は、書き込み動作を継続している。よって、シーク動作により書き込み動作が停止してしまうようなことを防ぐことができ、効率良く、高速で、データをディスクに書き込むことが可能となる。
次に、このような書き込みの動作を実行させる記録処理部15の動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。図5に示したフローチャートの処理は、記録処理部15のうち、主に、分割部43により実行される。また図5に示したフローチャートの処理が実行されるのは、ブロック処理部42に、所定量のデータが蓄積されているときであり、その所定量のデータとは、例えば、2秒分の映像のデータであるとする。
ステップS21において、分割部43は、直前のブロックの前半は、第1の光学ピックアップで記録したか否かを判断する。ここで、第1の光学ピックアップは、光学ピックアップ14―1であるとし、後述する第2の光学ピックアップは、光学ピックアップ14−2であるとする。
図3を再度参照してステップS21の処理について説明を加える。ブロックB2を書き込むとき、直前のブロックは、ブロックB1である。ブロックB1の前半部分、すなわちデータD1−1を書き込んだのは光学ピックアップ14―1であり、第1の光学ピックアップである。よって、このようなときには、ステップS21において、直前のブロックの前半は、第1の光学ピックアップで記録したと判断され、ステップS22に処理が進められる。
ステップS22において、書き込む対象とされているブロックの前半が第2の光学ピックアップに割り当てられ、後半が第1の光学ピックアップに割り当てられる。そして、割り当てられたデータが、ピックアップ制御部44−1とピックアップ制御部44−2にそれぞれ供給される。ピックアップ制御部44−1とピックアップ制御部44−2は、それぞれ、光学ピックアップ14−1と光学ピックアップ14−2を制御して、割り当てられたデータをディスク11に書き込ませる。
図3を参照するに、ブロックB2が書き込む対象とされているブロックである場合、ブロックB2の前半、すなわちデータD1−2は、第2の光学ピックアップである光学ピックアップ14−2が書き込むデータであるとして割り当てられ、ブロックB2の後半、すなわちデータD2−2は、第1の光学ピックアップである光学ピックアップ14−1が書き込むデータであるとして割り当てられる。
このように割り当てられることで、図3を参照して説明したように、光学ピックアップ14−1は、データD1−1を書き込んだ後、次に割り当てられたデータD2−2を書き込むために、シーク動作を実行し、データD2−2を書き込み、光学ピックアップ14−2は、データD2−1を書き込んだ後、引き続き、次に割り当てられたデータD1−2の書き込みを実行する。
一方、ステップS21において、直前のブロックの前半は、第1の光学ピックアップで記録していないと判断された場合、ステップS23に処理が進められる。ステップS23において、書き込む対象とされているブロックの前半が第1の光学ピックアップに割り当てられ、後半が第2の光学ピックアップに割り当てられる。そして、割り当てられたデータが、ピックアップ制御部44−1とピックアップ制御部44−2にそれぞれ供給される。ピックアップ制御部44−1とピックアップ制御部44−2は、それぞれ、光学ピックアップ14−1と光学ピックアップ14−2を制御して、割り当てられたデータをディスク11に書き込ませる。
図3を参照するに、ブロックB3が書き込む対象とされているブロックである場合、ブロックB3の前半、すなわちデータD1−3は、第1の光学ピックアップである光学ピックアップ14−1が書き込むデータであるとして割り当てられ、ブロックB3の後半、すなわちデータD2−3は、第2の光学ピックアップである光学ピックアップ14−2が書き込むデータであるとして割り当てられる。
このように割り当てられることで、図3を参照して説明したように、光学ピックアップ14−1は、データD2−2を書き込んだ後、引き続き、次に割り当てられたデータD1−3の書き込みを実行し、光学ピックアップ14−2は、データD1−2を書き込んだ後、次に割り当てられたデータD2−3を書き込むために、シーク動作を実行し、データD2−3の書き込みを実行する。
このようにして記録されたデータは、1ヘッド2ピックアップの装置で再生することができるとともに、1ヘッド1ピックアップの装置でも再生できる。1ヘッド2ピックアップの装置で再生する場合、上記したような記録時の処理と同様な処理を行うことで、高速でデータを読み出し、再生することが可能である。すなわち、一方のピックアップでシーク動作を実行している間に、他方のピックアップで読み出し動作を継続するように制御することで、高速に読み出しを行うことが可能である。
また、上述した記録の仕方は、多チャンネル時に効率が上がる記録のフォーマットを適用するなど、フォーマットに依存した記録方式ではない。よって、上述したような方法でデータが記録されたディスク11は、1ピックアップの装置でも問題なく再生できる。
上述したような記録の仕方で記録されたデータは、例えば、図6のようなデータ構造とすることも可能である。図6に示したディスク11には、年輪構造でデータが記録されている。ディスク11の内周側から外周側に向かって、音声年輪データ#1、画像年輪データ#1、音声年輪データ#2、画像年輪データ#2、ローレゾ年輪データ#1、メタ年輪データ#1、音声年輪データ#3、画像年輪データ#3、音声年輪データ#4、画像年輪データ#4、ローレゾ年輪データ#2、メタ年輪データ#2、・・・の順番で記録されている。
このようなデータ構造とすることで、例えば、音声年輪データ、画像年輪データ、ローレゾ年輪データ、メタ年輪データのうちのいずれかの特定のデータだけが必要な場合、他のデータの読み出しを行うことなく、その特定のデータだけを読み出すことができる。このようなデータ構造とするとき、上述したように、2つの光学ピックアップ14を用いて記録するようにすれば、高速にデータを記録することができる。なお、このようなデータ構造とすることに関しては、本出願人が、先に提案した特開2004−185715号公報に記載されているので、その詳細な説明はここでは省略する。
[第2の実施の形態について]
上述した第1の実施の形態は、1ヘッド2ピックアップの駆動装置を例に挙げて説明したが、次に、1ヘッド2ピックアップを2つ備える駆動装置を例に挙げて本発明の第2の実施の形態について説明する。
図7は、1ヘッド2ピックアップを2つ備える駆動装置の構成を示す図である。図7に示した駆動装置は、スピンドルモータ12、光学ヘッド101−1、光学ヘッド101−2、光学ピックアップ102−1、光学ピックアップ102−2、光学ピックアップ102−3、光学ピックアップ102−4、および、記録処理部103を備える。
図7に示した駆動装置は、2つの光学ヘッド101−1と光学ヘッド101−2を備え、1つの光学ヘッド101−1に2つの光学ピックアップ102−1と光学ピックアップ102−2が備えられ、1つの光学ヘッド101−2に2つの光学ピックアップ102−3と光学ピックアップ102−4が備えられている構成とされている。図7に示した駆動装置は、1ヘッド2ピックアップを2個備える構成とされている。
図8は、1ヘッド2ピックアップを2個備えるときの記録処理部103の内部構成例を示す図である。記録処理部103は、データ取得部141、ブロック処理部142、分割部143、ピックアップ制御部144−1、ピックアップ制御部144−2、ピックアップ制御部144−3、およびピックアップ制御部144−4から構成されている。
データ取得部141は、図1に示したデータ取得部41と同じく、例えば、図示されていないホストCPUから供給されるデータであり、ディスク11に記録するデータを取得する。ブロック処理部142は、図1に示したブロック処理部42と同じく、内部に記憶部を有し、その記憶部に所定量のデータを記憶する。その記憶される所定量のデータは、少なくとも1ブロック分のデータであり、例えば、2秒分の映像データであるとする。
分割部143は、図1に示した分割部43と同じく、1ブロックを複数に分割するが、この場合、光学ピックアップ141が4つあるので、図1に示した分割部43と異なり、1ブロックを4つのデータに分割する。
ピックアップ制御部144―1は、光学ピックアップ102―1を制御し、ピックアップ制御部144―2は、光学ピックアップ102―2を制御し、ピックアップ制御部144―3は、光学ピックアップ102―3を制御し、ピックアップ制御部144―2は、光学ピックアップ102―4を制御する。分割部143により分割されたデータのうち、光学ピックアップ102―1に書き込ませるデータは、ピックアップ制御部144―1に供給され、光学ピックアップ102―2に書き込ませるデータは、ピックアップ制御部144―2に供給され、光学ピックアップ102―3に書き込ませるデータは、ピックアップ制御部144―3に供給され、光学ピックアップ102―4に書き込ませるデータは、ピックアップ制御部144―4に供給される。
ピックアップ制御部144−1乃至144−4のうち、1つのピックアップ制御部144が、スピンドルモータ12の制御を行う。また、ピックアップ制御部144−1とピックアップ制御部144−2のうち、どちらか一方のピックアップ制御部144が、光学ヘッド101−1のスライダの制御を行い、ピックアップ制御部144−3とピックアップ制御部144−4のうち、どちらか一方のピックアップ制御部144が、光学ヘッド101−2のスライダの制御を行う。
このように、光学ピックアップ102−1乃至102−4が、協調して動作する必要がある場合、ピックアップ制御部144―1乃至144―4は、協調動作するための情報を共有する(通信して情報を授受する)構成とされている。
ここで、光学ピックアップ102―1乃至102―4によるデータの記録の仕方について図9を参照して説明する。図9において、図中左右方向は、ディスク11の半径方向であるとする。ブロックB1は、データD1−1、データD2−1、データD3―1、およびデータD4−1から構成されている。同様に、ブロックB2は、データD1−2、データD2−2、データD3―2、およびデータD4−2から構成されている。同様に、ブロックB3は、データD1−3、データD2−3、データD3―3、およびデータD4−3から構成されている。同様に、ブロックB4は、データD1−4、データD2−4、データD3―4、およびデータD4−4から構成されている。
ブロックB1の前半部分のデータD1−1は、光学ピックアップ102―1によりディスク11に書き込まれる。ブロックB1の前半部分のデータD2−1は、光学ピックアップ102―2によりディスク11に書き込まれる。ブロックB1の後半部分のデータD3−1は、光学ピックアップ102―3によりディスク11に書き込まれる。ブロックB1の後半部分のデータD4−1は、光学ピックアップ102―4によりディスク11に書き込まれる。
ブロックB2の前半部分のデータD1−2は、データD4−1のあとに引き続いて光学ピックアップ102―4によりディスク11に書き込まれる。光学ピックアップ102―4が継続的に、データD4−1とデータD1−2をディスクに書き込んでいる間、光学ピックアップ102−1は、データD1−1をディスク11に書き込んだ後、シーク動作を実行し、データD3−2の位置P6まで移動し、データD3−2をディスク11に書き込む動作に移行するといった処理を実行する。
同じく、光学ピックアップ102−2は、データD2−1をディスク11に書き込んだ後、シーク動作を実行し、データD4−2の位置P7まで移動し、データD4−2をディスク11に書き込む動作に移行するといった処理を実行する。同じく、光学ピックアップ102−3は、データD3−1をディスク11に書き込んだ後、シーク動作を実行し、データD2−2の位置P5まで移動し、データD2−2をディスク11に書き込む動作に移行するといった処理を実行する。
このように、少なくとも1つの光学ピックアップ102が書き込み動作を継続している間に他の光学ピックアップ102が、シーク動作を行い、次のデータの書き込みを行っている。
ブロックB1とブロックB2のデータは、このようにディスク11に書き込まれる。ブロックB3やブロックB4のデータも、このような動作の繰り返しによりディスク11に書き込まれる。
光学ピックアップ102毎に注目してその動作を記載すると、以下のようになる。光学ピックアップ102―1は、ディスク11上の位置P0からP1までデータD1−1を書き込み、その後、位置P6まで移動し、位置P6から位置P7までデータD3−2を書き込み、その後、位置P9まで移動し、位置P9から位置P10までデータD2−3を書き込み、その後、位置P15まで移動し、位置P15から位置P16までデータD4−4を書き込む。
光学ピックアップ102―2は、ディスク11上の位置P1からP2までデータD2−1を書き込み、その後、位置P7まで移動し、位置P7から位置P9までデータD4−2とデータD1−3を連続的に書き込み、その後、位置P14まで移動し、位置P14から位置P15までデータD3−4を書き込む。
光学ピックアップ102―3は、ディスク11上の位置P2から位置P3までデータD3−1を書き込み、その後、位置P5まで移動し、位置P5から位置P6までデータD2−2を書き込み、その後、位置P11まで移動し、位置P11から位置P13までデータD4−3とデータD1−4を連続的に書き込む。
光学ピックアップ102―4は、ディスク11上の位置P3から位置P6までデータD4−1とデータD1−2を連続的に書き込み、その後、位置P10まで移動し、位置P10から位置P11までデータD3−3を書き込み、その後、位置P13まで移動し、位置P13から位置P14までデータD2−4を書き込む。
さらに、図10を参照しさらに説明を続ける。図10の図中左右方向は、時間経過を示す。時刻t0に、光学ピックアップ102―1乃至102―4は、データの書き込みを一斉に開始する。光学ピックアップ102―1は、時刻t1まで書き込みをし、時刻t1から時刻t2までシーク動作を実行する。光学ピックアップ102―2は、時刻t6まで書き込みをし、時刻t6から時刻t7までシーク動作を実行する。光学ピックアップ102―3は、時刻t10まで書き込みをし、時刻t10から時刻t11までシーク動作を実行する。このようなシーク動作が光学ピックアップ102−1乃至102−3で行われている間も、光学ピックアップ102―4は、時刻t16まで書き込みを継続する。このように、光学ピックアップ102―1乃至102−3がシーク動作をしている間、光学ピックアップ102―4は、書き込み動作をしている。
次の段階として、シーク動作が終わった光学ピックアップ102―1は、時刻t3まで書き込みをし、時刻t3から時刻t4までシーク動作を実行する。シーク動作が終わった光学ピックアップ102―2は、時刻t8まで書き込みをしたあと、継続して時刻t9まで書き込みを続ける。シーク動作が終わった光学ピックアップ102―3は、時刻t12まで書き込みをし、時刻t12から時刻t13までシーク動作を実行する。書き込みを時刻t16まで行っていた光学ピックアップ102―4は、時刻t16から時刻t17までシーク動作を実行する。このように、光学ピックアップ102―1,102−3,102−4がシーク動作をしている間、光学ピックアップ102―2は、書き込み動作をしている。
図9と図10を参照して説明したように、多くても3つの光学ピックアップ102でシーク動作を行われている間も、少なくとも1つの光学ピックアップ102は、書き込み動作を継続している。よって、シーク動作により書き込み動作が停止してしまうようなことを防ぐことができ、効率良く、高速で、データをディスクに書き込むことが可能となる。
次に、このような書き込みの動作を実行させる記録処理部103の動作について、図11のフローチャートを参照して説明する。図11に示したフローチャートの処理は、記録処理部103のうち、主に、分割部143により実行される。また図11に示したフローチャートの処理が実行されるのは、ブロック処理部142に、所定量のデータが蓄積されているときであり、その所定量のデータとは、例えば、2秒分の映像のデータであるとする。
ステップS101において、分割部143は、直前のブロックの前半は、第1の光学ヘッドで記録したか否かを判断する。ここで、第1の光学ヘッドは、光学ヘッド101−1であるとし、後述する第2の光学ヘッドは、光学ヘッド101−2であるとする。また、第1の光学ピックアップは、光学ピックアップ102―1であるとし、第2の光学ピックアップは、光学ピックアップ102−2であるとし、第3の光学ピックアップは、光学ピックアップ102−3であるとし、第4の光学ピックアップは、光学ピックアップ102−4であるとする。
図9を再度参照してステップS21の処理について説明を加える。ブロックB2を書き込むとき、直前のブロックは、ブロックB1である。ブロックB1の前半部分、すなわちデータD1−1とデータD2−1を書き込んだのは光学ヘッド101−1であり、第1の光学ヘッドである。よって、このようなときには、ステップS101において、直前のブロックの前半は、第1の光学ヘッドで記録したと判断され、ステップS102に処理が進められる。
ステップS102において、直前のブロックの第1のデータは、第1の光学ピックアップで記録されたか否かが判断される。ここで、第1のデータとは、1ブロックを4つのデータに分割したときの1番目のデータであり、例えば、図9のブロックB1のデータD1−1のことである。第2のデータとは、1ブロックにおける2番目のデータであり、例えば、図9のブロックB1のデータD2−1のことである。第3のデータとは、1ブロックにおける3番目のデータであり、例えば、図9のブロックB1のデータD3−1のことである。第4のデータとは、1ブロックにおける4番目のデータであり、例えば、図9のブロックB1のデータD4−1のことである。
ステップS102において、直前のブロックの第1のデータは、第1の光学ピックアップで記録されたと判断された場合、ステップS103に処理が進められる。ステップS103において、書き込む対象とされているブロックを構成する第1のデータが、第4の光学ピックアップに割り当てられ、第2のデータが第3の光学ピックアップに割り当てられ、第3のデータが、第1の光学ピックアップに割り当てられ、第4のデータが第2の光学ピックアップに割り当てられる。そして、割り当てられたデータが、ピックアップ制御部144−1乃至144−4にそれぞれ供給される。ピックアップ制御部144−1乃至144−4は、それぞれ、光学ピックアップ102−1乃至102−4を制御して、割り当てられたデータをディスク11に書き込ませる。
ステップS101乃至103までの処理を、図9を再度参照して説明する。書き込み対象とされているブロックがブロックB2である場合、直前のブロックは、ブロックB1である。このブロックB1の前半部分である第1のデータと第2のデータ、すなわちこの場合、データD1−1とデータD1−2は、光学ピックアップ102−1(第1の光学ピックアップ)と光学ピックアップ102−2(第2の光学ピックアップ)が搭載されている光学ヘッド101−1(第1の光学ヘッド)で記録されている。よって、ステップS101において、直前のブロックの前半は、第1の光学ヘッドで記録したと判断され、処理は、ステップS102の処理に進められる。
ステップS102において、直前のブロックの第1のデータは、第1の光学ピックアップで記録したか否かが判断されるが、この場合、第1のデータ、すなわちデータD1−1は、光学ピックアップ102−1、すなわち第1の光学ピックアップで記録されているため、このステップS102における判断はYESと判断され、ステップS103に処理が進められる。
ステップS103において、まず第1のデータが第4の光学ピックアップに割り当てられる。すなわちこの場合、ブロックB2の第1のデータは、データD1−2であるので、このデータD1−2が、第4の光学ピックアップ、すなわち光学ピックアップ102−4に割り当てられる。以下同様に、データD2−2が、光学ピックアップ102−3に割り当てられ、データD3−2が、光学ピックアップ102−1に割り当てられ、データD4−2が、光学ピックアップ102−2に割り当てられる。
このように割り当てられることで、図9を参照して説明したように、光学ピックアップ102−1は、データD1−1を書き込んだ後、次に割り当てられたデータD3−2を書き込むために、シーク動作を実行し、データD3−2を書き込む。また光学ピックアップ102−2は、データD2−1を書き込んだ後、次に割り当てられたデータD4−2を書き込むために、シーク動作を実行し、データD4−2を書き込む。また、光学ピックアップ102−3は、データD3−1を書き込んだ後、次に割り当てられたデータD2−2を書き込むために、シーク動作を実行し、データD2−2を書き込む。また、光学ピックアップ102−4は、データD4−1を書き込んだ後、次に割り当てられたデータD1−2を書き込むために、そのまま書き込み動作を継続し、データD1−2を書き込む。
このように、第4のデータを書き込んだ光学ピックアップ102が、引き続き、書き込み動作を継続し、第1のデータを書き込む。また、第1のデータ乃至第3のデータをそれぞれ書き込んだ光学ピックアップ102は、シーク動作を行い、第2のデータ乃至第4のデータの書き込みを実行する。
図11のフローチャートの説明に戻り、ステップS102において、直前のブロックの第1のデータは、第1の光学ピックアップで記録したのではないと判断された場合、ステップS104に処理が進められる。
ステップS104において、第1のデータが第3の光学ピックアップに割り当てられ、第2のデータが、第4の光学ピックアップに割り当てられ、第3のデータが、第2の光学ピックアップに割り当てられ、第4のデータが、第1の光学ピックアップに割り当てられる。
このステップS104に処理が来るのは、例えば、図9において、ブロックB4のデータが書き込まれるときである。ブロックB4の直前のブロックであるブロックB3のデータD3−3は、第4のピックアップである光学ピックアップ102−4で記録されているため、ステップS101からステップS102に処理が進められ、ステップS102からステップS104に処理が進められることになる。
ステップS104において、ブロックB4のデータD1―4が、光学ピックアップ102−3に割り当てられ、データD2−4が、光学ピックアップ102−4に割り当てられ、データD3−4が、光学ピックアップ102−2に割り当てられ、データD4−4が、光学ピックアップ102−1に割り当てられる。
図11のフローチャートの説明に戻り、ステップS101において、直前のブロックの前半は第1の光学ヘッドで記録されたのではないと判断された場合、換言すれば、直前のブロックの前半は、第3の光学ピックアップまたは第4の光学ピックアップで記録されたと判断された場合、ステップS105に処理が進められる。
ステップS105において、直前のブロックの第3のデータは、第1の光学ピックアップで記録したか否かが判断される。ステップS105において、直前のブロックの第3のデータは、第1の光学ピックアップで記録したと判断された場合、ステップS106に処理が進められる。
ステップS106において、第1のデータが第2の光学ピックアップに割り当てられ、第2のデータが、第1の光学ピックアップに割り当てられ、第3のデータが、第4の光学ピックアップに割り当てられ、第4のデータが、第3の光学ピックアップに割り当てられる。
このステップS106に処理が来るのは、例えば、図9において、ブロックB3のデータが書き込まれるときである。ブロックB3の直前のブロックであるブロックB2のデータD1−2は、第3のピックアップである光学ピックアップ102−3(光学ヘッド101−2)で記録されているため、ステップS101からステップS105に処理が進められ、ステップS105からステップS106に処理が進められることになる。
ステップS106において、ブロックB3のデータD1―3が、光学ピックアップ102−2に割り当てられ、データD2−3が、光学ピックアップ102−1に割り当てられ、データD3−3が、光学ピックアップ102−4に割り当てられ、データD4−3が、光学ピックアップ102−3に割り当てられる。
図11のフローチャートの説明に戻り、ステップS105において、直前のブロックの第3のデータは、第1の光学ピックアップで記録したのではないと判断された場合、ステップS107に処理が進められる。
ステップS107において、第1のデータが第1の光学ピックアップに割り当てられ、第2のデータが、第2の光学ピックアップに割り当てられ、第3のデータが、第3の光学ピックアップに割り当てられ、第4のデータが、第4の光学ピックアップに割り当てられる。
このステップS107に処理が来るのは、例えば、図9において、ブロックB5(不図示)のデータが書き込まれるときである。ブロックB5の直前のブロックであるブロックB4のデータD3−4は、第2のピックアップである光学ピックアップ102−2で記録されているため、ステップS101からステップS105に処理が進められ、ステップS105からステップS107に処理が進められることになる。
ステップS107において、ブロックB5のデータD1―5(不図示)が、光学ピックアップ102−1に割り当てられ、データD2−5が、光学ピックアップ102−2に割り当てられ、データD3−5が、光学ピックアップ102−3に割り当てられ、データD4−5が、光学ピックアップ102−4に割り当てられる。
このように、第4のデータを書き込んだ光学ピックアップ102が、引き続き、書き込み動作を継続し、第1のデータを書き込む。また、第1のデータ乃至第3のデータをそれぞれ書き込んだ光学ピックアップ102は、シーク動作を行い、第2のデータ乃至第4のデータの書き込みを実行する。よって、シーク動作が行われているときであっても、少なくとも1つの光学ピックアップ102は書き込み動作を継続しているため、書き込みに速度を向上させることができる。
このようにして記録されたデータは、1ヘッド2ピックアップを2個備えた装置で再生することができるとともに、1ヘッド2ピックアップを1個備えて装置で再生することもでき、また1ヘッド1ピックアップの装置でも再生できる。1ヘッド2ピックアップを1または2個備えた装置で再生する場合、上記したような記録時の処理と同様な処理を行うことで、高速でデータを読み出し、再生することが可能である。すなわち、所定のピックアップでシーク動作を実行している間に、他のピックアップで読み出し動作を継続するように制御することで、高速に読み出しを行うことが可能である。
なお、上述した実施の形態においては、光学ピックアップが2個または4個の場合を例に挙げて説明した。本発明は、光学ピックアップが2個または4個の場合に限定されるのではなく、n個の場合に適用可能である。n個の光学ピックアップが備えられている場合、1ブロックがn個のデータに分割され、それぞれの光学ピックアップでディスクに書き込まれるようにすればよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図12は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータのハードウェアの構成の例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インターフェース205が接続されている。入出力インターフェース205には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部206、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部207、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部208、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部209、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動するドライブ210が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インターフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア211に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インターフェース205を介して、記憶部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記憶部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記憶部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用した駆動装置の一実施の形態の構成を示す図である。 記録処理部の内部構成例を示す図である。 記録動作について説明する図である。 記録動作について説明する図である。 記録動作について説明するフローチャートである。 データ構造について説明する図である。 本発明を適用した駆動装置の他の構成を示す図である。 記録処理部の内部構成例を示す図である。 記録動作について説明する図である。 記録動作について説明する図である。 記録動作について説明するフローチャートである。 記録媒体について説明する図である。
符号の説明
11 ディスク, 12 スピンドルモータ, 13 光学ヘッド, 14 光学ピックアップ, 15 記録処理部, 41 データ取得部, 42 ブロック処理部, 43 分割部, 44 ピックアップ制御部, 101 光学ヘッド, 102 光学ピックアップ, 103 記録処理部, 141 データ取得部, 142 ブロック処理部, 143 分割部, 144 ピックアップ制御部

Claims (7)

  1. n個の光学ピックアップと、
    所定量のデータを1ブロックとし、その1ブロックをn個のデータに分割する分割手段と、
    前記分割手段により分割された前記n個のデータを、所定の記録媒体に、前記n個の光学ピックアップを制御して記録する制御手段と
    を備える制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記n個のデータのうち、前記1ブロックの最後に位置するデータを記録した前記光学ピックアップが、次のブロックの最初に位置するデータを引き続き記録するように制御する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記nは2であり、2個の光学ピックアップが、1個の光学ヘッドに搭載されている
    請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記nは4であり、2個の光学ピックアップが、1個の光学ヘッドに搭載され、2個の光学ヘッドが、対向した位置に備えられている
    請求項1に記載の制御装置。
  5. n個の光学ピックアップを制御する制御装置の制御方法において、
    所定量のデータを1ブロックとし、その1ブロックをn個のデータに分割し、
    前記分割された前記n個のデータを、所定の記録媒体に、前記n個の光学ピックアップを制御して記録する
    ステップを含む制御方法。
  6. n個の光学ピックアップを制御する制御装置に、
    所定量のデータを1ブロックとし、その1ブロックをn個のデータに分割し、
    前記分割された前記n個のデータを、所定の記録媒体に、前記n個の光学ピックアップを制御して記録する
    ステップを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラム。
  7. n個の光学ピックアップを制御する制御装置に、
    所定量のデータを1ブロックとし、その1ブロックをn個のデータに分割し、
    前記分割された前記n個のデータを、所定の記録媒体に、前記n個の光学ピックアップを制御して記録する
    ステップを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラムを記録している記録媒体。
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