JPH11102574A - マルチトラックレコーダ - Google Patents

マルチトラックレコーダ

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Publication number
JPH11102574A
JPH11102574A JP26320797A JP26320797A JPH11102574A JP H11102574 A JPH11102574 A JP H11102574A JP 26320797 A JP26320797 A JP 26320797A JP 26320797 A JP26320797 A JP 26320797A JP H11102574 A JPH11102574 A JP H11102574A
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JP
Japan
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audio data
cluster
recording
data
cluster group
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Pending
Application number
JP26320797A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Kondo
敏志 近藤
Yuichi Kamioka
優一 上岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP26320797A priority Critical patent/JPH11102574A/ja
Publication of JPH11102574A publication Critical patent/JPH11102574A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラック当たりのセクタ数によって、記録再
生時のアクセス単位を変更することにより、記録媒体へ
のアクセス速度を最適化し、それによって従来よりも同
時記録再生チャンネル数を増加させることができるマル
チトラックレコーダを提供する。 【解決手段】 再生信号処理器101で光ディスク11
0の第一のクラスタに記録されたデータを再生し終わっ
てから、記録信号処理器104で第二のクラスタにデー
タの記録を開始するまでの第一の検索時間と、記録信号
処理器104で光ディスク110の第二のクラスタにデ
ータを記録し終わってから、再生信号処理器101で第
三のクラスタに記録されたデータの再生を開始しするま
での第二の検索時間との和が所定の値以下となるよう
に、第一、第二、第三のクラスタ群のクラスタ数をシス
テム制御器108が決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の記
録媒体を用いて複数チャンネルのオーディオデータの同
時記録再生を行うマルチトラックレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクやハードディスク等の大容量
記録媒体を用いて、複数の音声信号を同時に記録再生す
る方式が提案されている。例えば、複数の楽器を用いる
演奏内容を楽器毎に収録して編集するような場合にこの
ような方式を用いる。この際、まず一つの楽器を演奏し
て、そのオーディオ信号を録音する。そして、録音した
内容を再生しながら別の楽器を演奏して、以前に録音し
た楽器の信号とは別に録音を行う、というように使用さ
れる。
【0003】特開平5−151758号公報(情報記録
再生装置)においては、記録媒体から再生されたオーデ
ィオ信号を第一の転送速度で第一のメモリに記憶し、第
一のメモリに記憶されたオーディオ情報が逐次第二の転
送速度で読み出されてオーディオ再生されると共に、外
部より入力されるオーディオ情報が第二の転送速度で第
二のメモリに記憶され、第二のメモリに記憶されたオー
ディオ情報が第一の転送速度で読み出されて記録媒体上
に記録され、さらに再生動作と記録動作を交互に繰り返
し行うことにより、複数チャンネルのオーディオ信号の
同時記録再生動作を実現する装置が提案されている。
【0004】従来例を図10を用いて説明する。図10
は、記録媒体である光ディスク1000のトラックおよ
びセクタ構造をあらわした模式図である。図10におい
て、実線はトラックを示し、破線はセクタの境界を示し
ている。すなわち図10では、1トラック当たり6セク
タを有する場合を示している。光ディスク1000のト
ラックはスパイラル構造を有するとする。
【0005】光ディスク1000からセクタ1002の
データが読み出した時点からのデータの記録再生方法に
ついて述べる。セクタ1002から読み出されたデータ
は、その後再生オーディオ信号となる。このチャンネル
1の再生オーディオ信号の再生と同時に、記録オーディ
オ信号が入力される。今、例えば再生オーディオデータ
が第1〜第4チャンネルのデータを含んでおり、記録オ
ーディオ信号を第1チャンネルに記録したいとする。こ
のとき、再生オーディオ信号の第2〜第4チャンネルの
データと記録オーディオ信号の第1チャンネルのデータ
がセクタ1002に記録される。再生オーディオ信号
は、各セクタに記録されたデータが途切れることなく連
続的に再生されなければならない。そのため、セクタ単
位で光ディスク1000への記録と再生を交互に行う。
光ディスク1000へのアクセスは、セクタ1002の
再生の後、セクタ1001への記録、セクタ1003の
再生、セクタ1002への記録、セクタ1004からの
再生、と続く。ここで、記録再生するセクタは光ディス
ク110上で連続したセクタではないので、各セクタへ
のアクセスの前後には、セクタの検索を行う必要があ
る。例えば、セクタ1002の再生の後、セクタ100
1への記録を行う場合には、図10より、2/3回転の
間に1トラック分トラックジャンプして、セクタ100
1にアクセスしなければならない。また、セクタ100
1への記録の後、セクタ1003の再生を行う場合に
は、図10より、セクタ1001への記録の後、セクタ
1002のデータは読み出しは行わず、セクタ1003
のデータの再生を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように大容量記
録媒体を用いてオーディオ信号の同時記録再生を行う場
合、同時記録再生チャンネル数を決定する主な要因は二
つある。一つ目は記録媒体に対するデータの記録再生に
おける最大転送速度である。二つ目は記録媒体へのアク
セス速度である。ここでのアクセス速度は、再生動作か
ら記録動作へ移るような場合のセクタ間での移動時間を
意味する。したがって、最大転送速度が同じである条件
では、記録媒体へのアクセス速度によって、同時記録再
生チャンネル数が決まる。よって、同時記録再生チャン
ネル数を大きくするためには、記録媒体へのアクセス速
度を可能な限り速くしなければならない、すなわち記録
媒体の再生動作と記録動作との間に生じるアクセス時間
を可能な限り短くしなければならないという課題があっ
た。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、トラック当たりのセクタ数によって、記録再生時の
アクセス単位(セクタ数)を変更することにより、記録
媒体へのアクセス速度を最適化し、それによって従来よ
りも同時記録再生チャンネル数を増加させることができ
るマルチトラックレコーダを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するため
に、本発明のマルチトラックレコーダは、あらかじめ定
められたクラスタ構造を有し、クラスタに複数チャンネ
ルのオーディオデータが記録されている記録媒体から、
クラスタ群に記録されたオーディオデータを読み出すデ
ィスク再生手段と、データ再生手段により読み出された
第一のチャンネル群のオーディオデータを有する第一の
オーディオデータを蓄積する第一のバッファメモリと、
第一のバッファメモリから第一のオーディオデータを再
生するデータ再生手段と、データ再生手段により読み出
された第一のオーディオデータを蓄積し、データ再生手
段により再生された第一のオーディオデータに同期して
外部から入力された第二のチャンネル群のオーディオデ
ータを有する第二のオーディオデータを蓄積する第二の
バッファメモリと、第二のバッファメモリに蓄積された
第一のオーディオデータのうちの第二のチャンネル群に
含まれないチャンネル群のオーディオデータを含む第三
のオーディオデータと、第二のバッファメモリに蓄積さ
れた第二のオーディオデータとを記録媒体のクラスタ群
に記録するデータ記録手段と、データ再生手段が、第一
のバッファメモリから第一のクラスタ群に記録されてい
たオーディオデータを再生する間に、第一のクラスタ群
に記録されていたオーディオデータよりも時間的に前の
オーディオデータを第二のクラスタ群に記録するように
制御し、かつデータ再生手段が、第一のクラスタ群に記
録されていたオーディオデータよりも時間的に後のオー
ディオデータを第三のクラスタ群から再生するように制
御し、かつ第一のクラスタ群の再生終了から第二のクラ
スタ群の記録開始までの第一の時間と、第二のクラスタ
群の記録終了から第三のクラスタ群の再生開始までの第
二の時間との和が所定の値以下となるように、第一、第
二、第三のクラスタ群のクラスタ数を決定するシステム
制御手段とを具備する構成を有している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明する。
【0010】まず、本発明のマルチトラックレコーダの
第一の実施例を図1〜図7を用いて説明する。図1は、
再生信号処理器101、バッファ102、105、D/
A変換器103、記録信号処理器104、A/D変換器
106、アドレス検出器107、システム制御器10
8、光ヘッド109からなるマルチトラックレコーダの
ブロック図である。図2は、記録媒体である光ディスク
110のゾーン構造を示す模式図である。光ディスク1
10は、内周から外周に向かって24個のゾーンを有す
るとし、各ゾーンによってトラックあたりのセクタ数が
異なるとする。第1ゾーン201では、1トラックあた
り17セクタ、第2ゾーン202では、1トラックあた
り18セクタ、というように、ゾーンが一つ外周に近づ
くにつれて、1トラック当たりのセクタ数が1つずつ増
え、第24ゾーンでは、1トラック当たり40セクタを
有するとする。また、光ディスク110のトラックはス
パイラル構造を有するとする。図3は、光ディスク11
0のセクタ中に記録されているオーディオデータの構造
を示す模式図である。図1のマルチトラックレコーダ
は、複数チャンネルのオーディオデータを同時記録再生
するとし、1セクタに同じ時刻の複数チャンネルのデー
タを一緒に記録するとする。図3(a)は、1セクタに
4チャンネルのオーディオデータを記録する場合であ
り、図3(b)は、1セクタに6チャンネルのオーディ
オデータを記録する場合を示している。例えば図3
(a)の場合、1セクタのユーザデータサイズが204
8バイトとすると、1セクタに記録される1チャンネル
当たりのデータ量は512バイトである。よって、オー
ディオ信号のサンプリング周波数が48kHz、量子化
幅が16ビットの場合、1セクタには約5.3msec
のオーディオデータが4チャンネル分記録されることに
なる。図4は、光ディスク110のデータの記録再生、
再生オーディオ信号111、および記録オーディオ信号
112の時間変化を示した模式図である。また図5は、
光ディスク110への記録再生および検索時におけるア
クセスの順序を示した模式図である。また図6は、バッ
ファ105に蓄積されたデータの構造を示す模式図であ
る。また図7は、光ディスク110のセクタとクラスタ
の関係を示す模式図である。ここでは図7に示すよう
に、1クラスタは16セクタにより構成されるとする。
【0011】図1のマルチトラックレコーダの動作につ
いて説明する。まず、2クラスタ交代で光ディスク11
0へ記録再生を行う場合について説明する。また、第1
〜第4チャンネルのオーディオ信号を再生しながら、第
2チャンネルにオーディオデータを記録する場合を考え
る。
【0012】時刻t1に光ディスク110からクラスタ
703、704のデータが読み出される。この読み出し
は、時刻t2まで行われる。読み出されたデータは、再
生信号処理器101で、2値化、復調、ECC復号化、
等の処理を施された後、バッファ102、バッファ10
3に蓄積される。時刻t3において、バッファ102に
記録されたクラスタ703、704のデータのうち、第
1〜第4チャンネルのデータが、バッファ102から読
み出される。バッファ102、105に対するデータの
書き込み、読み出しは、システム制御器108により制
御されて行われる。そして、バッファ102から読み出
された第1〜第4チャンネルのデータは、D/A変換器
103によりD/A変換を施されて、再生オーディオ信
号111となる。このクラスタ703、704の再生オ
ーディオ信号は、時刻t8まで再生される。このチャン
ネル1の再生オーディオ信号の再生と同時に、記録オー
ディオ信号112が入力される。記録オーディオ信号1
12は、A/D変換器106によりA/D変換を施され
た後、バッファ105に蓄積される。バッファ105に
記録する際のデータ構造を図6に示す。図6(a)は、
時刻t2の時点における、バッファ105に蓄積された
クラスタ703、704のデータである。ここでは、時
刻t1の時点においてクラスタ703、704に記録さ
れていた、第1〜4チャンネルのデータがそのまま蓄積
されている。今、記録オーディオ信号は、第2チャンネ
ルに記録されるので、時刻t3〜t8までの記録オーデ
ィオ信号は、601の部分をオーバーライトするように
602の部分に蓄積され、603の部分をオーバーライ
トするように604の部分に蓄積される。時刻t9にお
いて、バッファ105に蓄積された図6(b)に示すデ
ータが記録信号処理器104に読み出される。そして、
記録信号処理器104によって、ECC符号化、変調、
等の処理を施された後、光ヘッド109を介して光ディ
スク110のクラスタ703、704に記録される。こ
の記録動作は、時刻t10で完了する。
【0013】図4(b)に示すように再生オーディオ信
号は、各セクタに記録されたデータが途切れることなく
連続的に再生されなければならない。そのため、図4
(a)、(d)に示すように、2クラスタ単位で光ディ
スク110への記録と再生を交互に行う。図4(a),
(d)からわかるように、光ディスク110へのアクセ
スは、クラスタ703、704の再生の後、クラスタ7
01、702への記録、クラスタ705、706の再
生、クラスタ703、704への記録、クラスタ70
7、708からの再生、と続く。ここで、記録再生する
クラスタは光ディスク110上で連続したクラスタでは
ないので、各クラスタへのアクセスの前後には、クラス
タの検索を行う必要がある。
【0014】クラスタの検索、すなわちセクタの検索を
行う際には、光ディスク110から光ヘッド109を介
して読み出された信号は、再生信号処理器101により
処理を施された後、アドレス検出器107に入力され
る。アドレス検出器107では、セクタの先頭に記録さ
れているアドレス信号を抽出し、抽出したアドレス番号
をシステム制御器108に知らせる。システム制御器1
08は、アドレス検出器107から得たアドレスが、目
的のアドレスか否かを判断し、目的のアドレスでない場
合には、光ヘッド109を制御することにより、目的の
アドレスが得られるようにする。また、目的のアドレス
が選られた場合には、データを再生を開始する。
【0015】検索に要する時間は、例えば、クラスタ7
03、704の再生の後、クラスタ701、702への
記録を行う場合、クラスタ703、704からの再生終
了後、クラスタ701、702にアクセスするまでの時
間は、図4よりt4−t2となる。また、クラスタ70
1、702への記録終了後、クラスタ705、706の
再生を行う場合、クラスタ701、702への記録終了
からクラスタ705、706へのアクセスの時間は、図
4より、t6−t5となる。このような光ディスク11
0へのアクセスの順序を図5に示す。
【0016】1クラスタに記録するチャンネル数が多く
なると、図4(b)、(c)の時間が短くなる。例え
ば、1セクタに記録するチャンネル数が4チャンネルの
場合には、図4に示すようにクラスタ702のデータの
再生オーディオ信号は、時刻t3からt8までの時間で
再生されるが、1セクタに記録するチャンネル数を8チ
ャンネルにすると、クラスタ702のデータの再生オー
ディオ信号は、時刻t3からt8までの時間の半分の時
間となる。図4(a)、(d)に示す光ディスク110
からのデータの再生および光ディスク110へのデータ
の記録の時間は、1セクタに記録するチャンネル数が変
わっても同じである。
【0017】今、1トラック当たりのセクタ数がCセク
タであり、一度に光ディスク110から再生するクラス
タ数をKクラスタとする。また、同時記録再生チャンネ
ル数をNチャンネルとする。さらに、1セクタに記録さ
れている有効オーディオデータは2003バイトである
とし、オーディオデータはサンプリング周波数48kH
z、量子化ビット数16ビットで量子化されている非圧
縮のオーディオデータであるとする。また、光ディスク
110への記録再生時のユーザデータレートを11.0
8Mbpsとする。また、トラックジャンプに要する時
間は、1トラック当たり3.00msecであるとす
る。また、各ゾーンでの光ディスク110の回転数は一
定であるとし、そのときの1回転時間は、C/676
(msec)であるとする。
【0018】1クラスタのオーディオデータを音声信号
として再生する時間は、
【0019】
【数1】
【0020】である。また、1セクタ、1クラスタのデ
ータを光ディスク110から記録再生するのに必要な時
間は、それぞれ1.48msec、23.66msec
となる。
【0021】あるクラスタからデータを再生してから次
にクラスタにデータを記録するまでの時間Saを求め
る。例えばこの時間は、図5に示すようにクラスタ70
2のデータの再生を終了してから、クラスタ701への
データの記録を開始するまでの時間となる。まず、この
際にジャンプするトラック数taは、
【0022】
【数2】
【0023】である。ただし、(数2)での除算結果
は、整数部のみを得るものとする。ここで、
【0024】
【数3】
【0025】とする。ここで、modは剰余を示す。こ
こで、
【0026】
【数4】
【0027】を満たせば、
【0028】
【数5】
【0029】であり、(数4)が満たされなければ、
【0030】
【数6】
【0031】である。次に、あるクラスタにデータを記
録してから次にクラスタからデータを再生するまでの時
間Sbを求める。例えばこの時間は、図5に示すように
クラスタ701へのデータ記録を終了してから、クラス
タ703のデータの再生を開始するまでの時間となる。
まず、この際にジャンプするトラック数tbは、
【0032】
【数7】
【0033】である。ただし、(数7)での除算結果
は、整数部のみを得るものとする。ここで、
【0034】
【数8】
【0035】としたとき、
【0036】
【数9】
【0037】を満たせば、
【0038】
【数10】
【0039】であり、(数4)が満たされなければ、
【0040】
【数11】
【0041】である。さて、Nチャンネルのデータの同
時記録再生が可能となる条件は、1クラスタのオーディ
オデータをオーディオ信号として再生する時間をT、1
クラスタのデータを光ディスク110から再生または記
録するのに要する時間をそれぞれR、Wとすると、
【0042】
【数12】
【0043】である。(数12)に対して、上記の条件
および図2に示す光ディスク110の条件を適用する。
これより、各ゾーンでの同期記録再生チャンネル数の最
大値は図8となり、このときの各ゾーンでの同時記録
(再生)クラスタ数は図9に示すようになる。例えば第
9ゾーンでは、同時記録(再生)クラスタ数を14クラ
スタとすることにより、同時記録再生チャンネル数を
6.33チャンネル(チャンネル数は整数しかとらない
ので実際には6チャンネル)とすることができる。ま
た、第16ゾーンでは、同時記録(再生)クラスタ数を
15クラスタとすることにより、同時記録再生チャンネ
ル数を6.41チャンネル(チャンネル数は整数しかと
らないので実際には6チャンネル)とすることができ
る。すなわち、図4では、2クラスタ単位で光ディスク
110に対して記録再生する場合を示したが、第9ゾー
ンでは14クラスタ単位で、第16ゾーンでは15クラ
スタ単位で行うことにより、6チャンネルのオーディオ
データの同時記録再生を行うことができる。
【0044】以上のように本発明のマルチトラックレコ
ーダは、1トラックに含まれるセクタ数によって、記録
媒体から記録および再生する際のセクタ数やクラスタ数
の単位を変化させる。ここで記録再生を行うセクタ数や
クラスタ数の単位は、記録媒体からのデータの再生の
後、セクタの検索を行い、その後記録媒体にデータを記
録し、その後セクタの検索を行う、といった一連の処理
時間中に占める検索時間の割合を所定の値以下にするよ
うに行う。これによって、マルチトラックレコーディン
グ時の同時記録再生チャンネル数を最大にすることがで
きる。
【0045】次に、本発明のマルチトラックレコーダの
第二の実施例を図11、図12、図4、図5を用いて説
明する。図11は、図1とほぼ同じ構成を有するマルチ
トラックレコーダのブロック図である。また図12は、
バッファ102、105に蓄積されたデータの構造を示
す模式図である。
【0046】図11のマルチトラックレコーダの動作に
ついて説明する。図1では、再生信号処理器101から
出力されたオーディオデータは、113および114を
介してバッファ102、105に入力される。図11で
は、再生信号処理器101から出力されたオーディオデ
ータは、113を介してバッファ102のみに入力され
る。ここでは、第一の実施例と同様に、2クラスタ交代
で光ディスク110へ記録再生を行う場合について説明
する。また、第1〜第4チャンネルのオーディオ信号を
再生しながら、第2チャンネルにオーディオデータを記
録する場合を考える。
【0047】時刻t1に光ディスク110からクラスタ
703、704のデータが読み出される。この読み出し
は、時刻t2まで行われる。読み出されたデータは、再
生信号処理器101で、2値化、復調、ECC復号化、
等の処理を施された後、バッファ102に蓄積される。
時刻t3において、バッファ102に記録されたクラス
タ703、704のデータのうち、第1〜第4チャンネ
ルのデータが、バッファ102から読み出される。そし
て、バッファ102から読み出された第1〜第4チャン
ネルのデータは、D/A変換器103によりD/A変換
を施されて、再生オーディオ信号111となる。このク
ラスタ703、704の再生オーディオ信号は、時刻t
8まで再生される。このチャンネル1の再生オーディオ
信号の再生と同時に、記録オーディオ信号112が入力
される。記録オーディオ信号112は、A/D変換器1
06によりA/D変換を施された後、バッファ105に
蓄積される。この時点でのバッファ102、105に蓄
積されているクラスタ703、704に関連したデータ
の構造を図12に示す。図12(a)は、時刻t8の時
点における、バッファ102に蓄積されたクラスタ70
3、704のデータである。ここでは、時刻t1の時点
においてクラスタ703、704に記録されていた、第
1〜4チャンネルのデータがそのまま蓄積されている。
図12(b)は、時刻t8の時点における、バッファ1
05に蓄積されたデータである。ここでは、時刻t3〜
t8までに外部から入力された第2チャンネルのオーデ
ィオデータ1209、1210が蓄積されている。
【0048】今、記録オーディオ信号は、第2チャンネ
ルに記録される。よって、時刻t9において、バッファ
102に蓄積された図12(a)に示すデータのうちの
第1、3、4チャンネルのデータとバッファ105に蓄
積された図12(b)のデータが、1201、120
9、1203、1204、1205、1210、120
7、1208の順で記録信号処理器104に読み出され
る。すなわち、記録信号処理器104に読み出された時
点でのデータ構造は、図12(c)のようになる。そし
て、記録信号処理器104によって、ECC符号化、変
調、等の処理を施された後、光ヘッド109を介して光
ディスク110のクラスタ703、704に記録され
る。この記録動作は、時刻t10で完了する。
【0049】図4(b)に示すように再生オーディオ信
号は、各セクタに記録されたデータが途切れることなく
連続的に再生されなければならない。そのため、図4
(a)、(d)に示すように、2クラスタ単位で光ディ
スク110への記録と再生を交互に行う。図4(a),
(d)からわかるように、光ディスク110へのアクセ
スは、クラスタ703、704の再生の後、クラスタ7
01、702への記録、クラスタ705、706の再
生、クラスタ703、704への記録、クラスタ70
7、708からの再生、と続く。ここで、記録再生する
クラスタは光ディスク110上で連続したクラスタでは
ないので、各クラスタへのアクセスの前後には、クラス
タの検索を行う必要がある。
【0050】クラスタの検索、すなわちセクタの検索を
行う際には、光ディスク110から光ヘッド109を介
して読み出された信号は、再生信号処理器101により
処理を施された後、アドレス検出器107に入力され
る。アドレス検出器107では、セクタの先頭に記録さ
れているアドレス信号を抽出し、抽出したアドレス番号
をシステム制御器108に知らせる。システム制御器1
08は、アドレス検出器107から得たアドレスが、目
的のアドレスか否かを判断し、目的のアドレスでない場
合には、光ヘッド109を制御することにより、目的の
アドレスが得られるようにする。また、目的のアドレス
が選られた場合には、データを再生を開始する。
【0051】検索に要する時間は、例えば、クラスタ7
03、704の再生の後、クラスタ701、702への
記録を行う場合、クラスタ703、704からの再生終
了後、クラスタ701、702にアクセスするまでの時
間は、図4よりt4−t2となる。また、クラスタ70
1、702への記録終了後、クラスタ705、706の
再生を行う場合、クラスタ701、702への記録終了
からクラスタ705、706へのアクセスの時間は、図
4より、t6−t5となる。このような光ディスク11
0へのアクセスの順序を図5に示す。
【0052】同時記録再生チャンネル数を最大にするた
めに、ゾーン毎に同時再生(記録)クラスタ数を最適化
する方法は、第一の実施例と同じである。
【0053】以上のように本発明のマルチトラックレコ
ーダは、1トラックに含まれるセクタ数によって、同時
に記録/再生を行うセクタ数やクラスタ数を変化させ
る。ここで同時に記録再生を行うセクタ数やクラスタ数
は、記録媒体からのデータの再生の後、セクタの検索を
行い、その後記録媒体にデータを記録し、その後セクタ
の検索を行う、といった一連の処理時間中に占める検索
時間の割合を所定の値以下にするように行う。これによ
って、マルチトラックレコーディング時の同時記録再生
チャンネル数を最大にすることができる。
【0054】なお、本発明の実施例では、記録媒体とし
て光ディスクを例として挙げ説明したが、これはセクタ
等の単位で記録再生を行うものであれば、磁気ディスク
等の他の記録媒体であってもよい。
【0055】また本発明の実施例では、1セクタのバイ
ト数を2048バイト、そのうちのオーディオデータを
2003バイト、1クラスタを16セクタ、トラックジ
ャンプ時間を1トラック当たり3msec、記録媒体へ
の記録再生レートを11.08Mbps、オーディオ信
号のサンプリング周波数および量子化ビット数を48k
Hz、16ビットとして説明したが、これらはそれぞれ
異なった値であっても構わないことは言うまでもない。
【0056】また本発明の実施例では、同時記録/再生
を行うクラスタ数を一定として説明したが、これは同じ
ゾーン内であっても時間的に変化させても構わない。
【0057】また本発明の実施例では、記録媒体に対し
て記録再生を行う単位をクラスタ単位としたが、これは
セクタ単位であってもよい。
【0058】また本発明の実施例では、1セクタ中に同
じ時刻の複数チャンネルのオーディオデータを記録する
としたが、これは1セクタ中に記録しなくても、例えば
1クラスタ単位に記録してもよい。
【0059】また本発明の実施例では、非圧縮のオーデ
ィオデータを記録再生する場合について説明したが、こ
れは圧縮オーディオデータであってもよい。
【0060】
【発明の効果】上記のように本発明のマルチトラックレ
コーダは、1トラックに含まれるセクタ数によって、同
時に記録/再生を行うセクタ数やクラスタ数を変化させ
る。ここで同時に記録再生を行うセクタ数やクラスタ数
は、記録媒体からのデータの再生の後、セクタの検索を
行い、その後記録媒体にデータを記録し、その後セクタ
の検索を行う、といった一連の処理時間中に占める検索
時間の割合を所定の値以下にするように行う。
【0061】このように本発明のマルチトラックレコー
ダを用いることにより、ある記録再生装置や記録媒体を
用いた場合に、1トラックに含まれるセクタ数、オーデ
ィオデータのサンプリング周波数、量子化ビット数、ト
ラックジャンプに要する時間等を用いて、一連の処理時
間中に占める検索時間の割合を所定の値以下にすること
ができ、マルチトラックレコーディング事における同時
記録再生チャンネル数をその記録再生装置や記録媒体を
用いて得られる最大の値にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するためのマルチトラッ
クレコーダのブロック図
【図2】本発明の実施例を説明するための記録媒体のゾ
ーン配置を示す模式図
【図3】本発明の実施例を説明するための記録媒体のセ
クタ構造を示す模式図
【図4】本発明の実施例を説明するための記録媒体への
記録データを示す模式図
【図5】本発明の実施例を説明するための記録媒体への
アクセス順序を示す模式図
【図6】本発明の実施例を説明するためのバッファメモ
リ内のデータ構造を示す模式図
【図7】本発明の実施例を説明するためのセクタとクラ
スタの関係を示す模式図
【図8】本発明の実施例を説明するためのセクタ数と同
時記録再生チャンネル数の最大値との関係を示す特性図
【図9】本発明の実施例を説明するためのセクタ数と同
時記録(再生)クラスタ数との関係を示すグラフ
【図10】従来例を説明するための記録媒体のセクタ構
造を示す模式図
【図11】本発明の実施例を説明するためのマルチトラ
ックレコーダのブロック図
【図12】本発明の実施例を説明するためのバッファメ
モリ内のデータ構造を示す模式図
【符号の説明】
101 再生信号処理器 102,105 バッファ 103 D/A変換器 104 記録信号処理器 106 A/D変換器 107 アドレス検出器 108 システム制御器 109 光ヘッド 110 光ディスク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ定められたクラスタ構造を有
    し、クラスタに複数チャンネルのオーディオデータが記
    録されている記録媒体から、クラスタ群に記録されたオ
    ーディオデータを読み出すディスク再生手段と、 前記データ再生手段により読み出された第一のチャンネ
    ル群のオーディオデータを有する第一のオーディオデー
    タを蓄積する第一のバッファメモリと、 前記第一のバッファメモリから前記第一のオーディオデ
    ータを再生するデータ再生手段と、 前記データ再生手段により読み出された前記第一のオー
    ディオデータを蓄積し、前記データ再生手段により再生
    された前記第一のオーディオデータに同期して外部から
    入力された第二のチャンネル群のオーディオデータを有
    する第二のオーディオデータを蓄積する第二のバッファ
    メモリと、 前記第二のバッファメモリに蓄積された前記第一のオー
    ディオデータのうちの前記第二のチャンネル群に含まれ
    ないチャンネル群のオーディオデータを含む第三のオー
    ディオデータと、前記第二のバッファメモリに蓄積され
    た前記第二のオーディオデータとを前記記録媒体の前記
    クラスタ群に記録するデータ記録手段と、 前記データ再生手段が、前記第一のバッファメモリから
    第一のクラスタ群に記録されていたオーディオデータを
    再生する間に、前記第一のクラスタ群に記録されていた
    オーディオデータよりも時間的に前のオーディオデータ
    を第二のクラスタ群に記録するように制御し、かつ前記
    データ再生手段が、前記第一のクラスタ群に記録されて
    いたオーディオデータよりも時間的に後のオーディオデ
    ータを第三のクラスタ群から再生するように制御し、か
    つ前記第一のクラスタ群の再生終了から前記第二のクラ
    スタ群の記録開始までの第一の時間と、前記第二のクラ
    スタ群の記録終了から前記第三のクラスタ群の再生開始
    までの第二の時間との和が所定の値以下となるように、
    前記第一、第二、第三のクラスタ群のクラスタ数を決定
    するシステム制御手段とを具備することを特徴とするマ
    ルチトラックレコーダ。
  2. 【請求項2】 あらかじめ定められたクラスタ構造を有
    し、クラスタに複数チャンネルのオーディオデータが記
    録されている記録媒体から、クラスタ群に記録されたオ
    ーディオデータを読み出すディスク再生手段と、 前記データ再生手段により読み出された第一のチャンネ
    ル群のオーディオデータを有する第一のオーディオデー
    タを蓄積する第一のバッファメモリと、 前記第一のバッファメモリから前記第一のオーディオデ
    ータを再生するデータ再生手段と、 前記データ再生手段により再生された前記第一のオーデ
    ィオデータに同期して外部から入力された第二のチャン
    ネル群のオーディオデータを有する第二のオーディオデ
    ータを蓄積する第二のバッファメモリと、 前記第一のバッファメモリに蓄積された前記第一のオー
    ディオデータのうちの前記第二のチャンネル群に含まれ
    ないチャンネル群のオーディオデータを含む第三のオー
    ディオデータと、前記第二のバッファメモリに蓄積され
    た前記第二のオーディオデータとを前記記録媒体の前記
    クラスタ群に記録するデータ記録手段と、 前記データ再生手段が、前記第一のバッファメモリから
    第一のクラスタ群に記録されていたオーディオデータを
    再生する間に、前記第一のクラスタ群に記録されていた
    オーディオデータよりも時間的に前のオーディオデータ
    を第二のクラスタ群に記録するように制御し、かつ前記
    データ再生手段が、前記第一のクラスタ群に記録されて
    いたオーディオデータよりも時間的に後のオーディオデ
    ータを第三のクラスタ群から再生するように制御し、か
    つ前記第一のクラスタ群の再生終了から前記第二のクラ
    スタ群の記録開始までの第一の時間と、前記第二のクラ
    スタ群の記録終了から前記第三のクラスタ群の再生開始
    までの第二の時間との和が所定の値以下となるように、
    前記第一、第二、第三のクラスタ群のクラスタ数を決定
    するシステム制御手段とを具備することを特徴とするマ
    ルチトラックレコーダ。
  3. 【請求項3】 前記第一、第二、第三のクラスタ数が同
    じ値であることを特徴とする請求項2または請求項1記
    載のマルチトラックレコーダ。
  4. 【請求項4】 あらかじめ定められたクラスタ構造を有
    し、クラスタにNチャンネル(N:整数)のオーディオ
    データが記録されている記録媒体から、クラスタ群に記
    録されたオーディオデータを読み出すディスク再生手段
    と、 前記データ再生手段により読み出されたNチャンネルの
    オーディオデータを有する第一のオーディオデータを蓄
    積する第一のバッファメモリと、 前記第一のバッファメモリから前記第一のオーディオデ
    ータを再生するデータ再生手段と、 前記データ再生手段により読み出された前記第一のオー
    ディオデータを蓄積し、前記データ再生手段により再生
    された前記第一のオーディオデータに同期して外部から
    入力されたMチャンネル(MはM≦Nを満たす整数)の
    オーディオデータを有する第二のオーディオデータを蓄
    積する第二のバッファメモリと、 前記第二のバッファメモリに蓄積された前記第一のオー
    ディオデータのうち前記Mチャンネルに含まれないチャ
    ンネル群のオーディオデータを含む第三のオーディオデ
    ータと、前記第二のバッファメモリに蓄積された前記第
    二のオーディオデータとを前記記録媒体の前記クラスタ
    群に記録するデータ記録手段と、 前記データ再生手段が、前記第一のバッファメモリから
    Iクラスタ(Iは正の整数)を有する第一のクラスタ群
    に記録されていたオーディオデータを再生する間に、前
    記第一のクラスタ群に記録されていたオーディオデータ
    よりも時間的に前のオーディオデータをJクラスタ(J
    は正の整数)を有する第二のクラスタ群に記録するよう
    に制御し、前記データ再生手段が、前記第一のクラスタ
    群に記録されていたオーディオデータよりも時間的に後
    のオーディオデータをKクラスタ(Kは正の整数)を有
    する第三のクラスタ群から再生するように制御するシス
    テム制御手段を有し、 前記第一のバッファメモリから前記第一のクラスタ群に
    記録されていたオーディオデータを再生する時間がT、
    前記第一のクラスタ群に記録されていたオーディオデー
    タよりも時間的に前のオーディオデータを前記第二のク
    ラスタ群に記録する時間がW、前記第三のクラスタ群か
    らオーディオデータを読み出す時間がR、前記第一のク
    ラスタ群の再生終了から前記第二のクラスタ群の記録開
    始までの第一の時間がS1、前記第二のクラスタ群の記
    録終了から前記第三のクラスタ群の再生開始までの第二
    の時間がS2であるときに、 N≦T/(W+R+S1+S2) であることを特徴とするマルチトラックレコーダ。
  5. 【請求項5】 あらかじめ定められたクラスタ構造を有
    し、クラスタにNチャンネル(N:整数)のオーディオ
    データが記録されている記録媒体から、クラスタ群に記
    録されたオーディオデータを読み出すディスク再生手段
    と、 前記データ再生手段により読み出されたNチャンネルの
    オーディオデータを有する第一のオーディオデータを蓄
    積する第一のバッファメモリと、 前記第一のバッファメモリから前記第一のオーディオデ
    ータを再生するデータ再生手段と、 前記データ再生手段により再生された前記第一のオーデ
    ィオデータに同期して外部から入力されたMチャンネル
    (MはM≦Nを満たす整数)のオーディオデータを有す
    る第二のオーディオデータを蓄積する第二のバッファメ
    モリと、 前記第一のバッファメモリに蓄積された前記第一のオー
    ディオデータのうち前記Mチャンネルに含まれないチャ
    ンネル群のオーディオデータを含む第三のオーディオデ
    ータと、前記第二のバッファメモリに蓄積された前記第
    二のオーディオデータとを前記記録媒体の前記クラスタ
    群に記録するデータ記録手段と、 前記データ再生手段が、前記第一のバッファメモリから
    Iクラスタ(Iは正の整数)を有する第一のクラスタ群
    に記録されていたオーディオデータを再生する間に、前
    記第一のクラスタ群に記録されていたオーディオデータ
    よりも時間的に前のオーディオデータをJクラスタ(J
    は正の整数)を有する第二のクラスタ群に記録するよう
    に制御し、前記データ再生手段が、前記第一のクラスタ
    群に記録されていたオーディオデータよりも時間的に後
    のオーディオデータをKクラスタ(Kは正の整数)を有
    する第三のクラスタ群から再生するように制御するシス
    テム制御手段を有し、 前記第一のバッファメモリから前記第一のクラスタ群に
    記録されていたオーディオデータを再生する時間がT、
    前記第一のクラスタ群に記録されていたオーディオデー
    タよりも時間的に前のオーディオデータを前記第二のク
    ラスタ群に記録する時間がW、前記第三のクラスタ群か
    らオーディオデータを読み出す時間がR、前記第一のク
    ラスタ群の再生終了から前記第二のクラスタ群の記録開
    始までの第一の時間がS1、前記第二のクラスタ群の記
    録終了から前記第三のクラスタ群の再生開始までの第二
    の時間がS2であるときに、 N≦T/(W+R+S1+S2) であることを特徴とするマルチトラックレコーダ。
  6. 【請求項6】 Nが、 N≦T/(W+R+S1+S2) を満たす最大の整数であることを特徴とする請求項5ま
    たは請求項4記載のマルチトラックレコーダ。
  7. 【請求項7】 I、J、Kが、 I=J=K であることを特徴とする請求項5または請求項4記載の
    マルチトラックレコーダ。
JP26320797A 1997-09-29 1997-09-29 マルチトラックレコーダ Pending JPH11102574A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6639746B1 (en) 1999-09-16 2003-10-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for recording/reproducing multi-channel data
US7233553B2 (en) 2001-08-30 2007-06-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for emptying recording buffer can be made empty by at most one access operation and at most two recording operation, in a simultaneous recording and reproduction

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6639746B1 (en) 1999-09-16 2003-10-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for recording/reproducing multi-channel data
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US7324416B2 (en) 2001-08-30 2008-01-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording medium, method for simultaneous recording and reproduction, and information recording and reproduction apparatus

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