JP2010026786A - データ処理装置、コンピュータプログラム、データ処理方法 - Google Patents

データ処理装置、コンピュータプログラム、データ処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】陳列販売商品ごとに商品総計個数をリアルタイムに確認しながら商品陳列システムへの商品陳列状態を模索することができるデータ処理装置を提供する。
【解決手段】データ処理装置は、タバコパックなどの陳列販売商品を上下左右に陳列して前後方向に収容する商品陳列システムの陳列収容構造をシステム正面画像とともに記憶し、複数種類の陳列販売商品ごとにパックフェイス画像などの商品正面画像を記憶する。システム正面画像と複数種類の商品正面画像を表示し、入力操作に対応してシステム正面画像に商品正面画像を配置することで商品陳列システムに陳列販売商品の陳列状態を表示する。システム正面画像に商品正面画像が配置された陳列販売商品ごとに商品総計個数を算出して表示する。このため、作業者は表示出力されたシステム正面画像に所望の商品正面画像を配置するだけで、商品総計個数をリアルタイムに確認することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品陳列システムに収容される複数種類の陳列販売商品の商品陳列形態をシミュレートするデータ処理装置、このデータ処理装置のコンピュータプログラムおよびデータ処理方法、に関する。
現在、いわゆるコンビニエンスストアなどのタバコ販売店舗では、例えば、陳列販売商品としてタバコパックを陳列して販売している。なお、ここで云うタバコパックとは、実際に喫煙される複数の紙巻タバコを、直方体状のパッケージに収容した陳列販売商品を意味している。
そこで、タバコパックを陳列する商品陳列システムは、例えば、複数のマガジンユニットと一個のシステムフレームからなる。マガジンユニットは、例えば、無色透明な樹脂により、前後方向に細長い上面開口のボックス状に形成されている。マガジンユニットは、立設された状態のタバコパックが前後方向に配列された状態で上方から収容される。
システムフレームは、複数のマガジンユニットを上下左右に配列して保持する。このため、従来の商品陳列システムは、タバコパックを上下左右に配列して陳列することができる。
タバコパックなどの商品の販売を促進する上で、魅力ある売場構築は重要な要素である。売場構築を考えるにあたっては、種々の要素を考慮する必要があるが、特に商品を陳列する場所の大きさは、重要な因子となる。
商品の売場として、従来は、ショッピングモールや量販店等の広大な売場が主流であった。しかし、近年では、流通形態の変化により、コンビニエンスストアのような狭小な売場が大幅に増加してきている。
こうした狭小な売場においては、限られたスペースで如何に最大の顧客訴求効果を得るかが、販売戦略上の最重要テーマとなる。しかしながら、従来、こうした狭小な売場において、優れた顧客訴求効果の得られる売場構築は、あまり充分に検討されることはなかった。また、タバコ販売店舗に導入される商品陳列システムは定型のものが多く、売場構築の工夫をするにも限界があった。
特に、コンビニエンスストアのような狭小なタバコ販売店舗では、商品陳列システムを設置する売場スペースを確保するのが精一杯であるうえ、短時間で設置作業を完了させることが求められるため、顧客訴求効果および売場構築への寄与といった観点から商品陳列システムが開発された例はほとんどなかった。
特開2004−151955号公報
そこで、上述のような課題を解決するため、本出願人は過去にユニット構造の商品陳列システムを発明し、特願2006−266625号として出願した。その商品陳列システムでは、複数種類のユニット部材が任意の組み合わせで上下方向に連結されて左右方向に配列される。
このため、狭小なタバコ販売店舗でも、簡単に搬入して迅速に設置することができる。さらに、設置場所にもタバコパックの商品陳列形態にも柔軟性があるので、訴求効果が高い売場を演出するようなことができる。従って、理想的な売場の構築に寄与することができる。
上述のように、特願2006−266625号の商品陳列システムは、理想的な売場構築を実現するため、複数種類のユニット部材を様々に組み合わせることができる。このような商品陳列システムでタバコパックを陳列販売する場合、作業者は所望により商品陳列システムを構築してタバコパックを陳列すればよい。
しかし、上述の商品陳列システムは余りにも自由度が高いため、そのユニット部材の組み合わせは膨大である。このため、商品陳列システムを新規に導入するタバコ販売店舗の作業者は、タバコパックの最適な商品陳列形態の決定に苦慮する可能性がある。
特に、タバコパックやタバコカートンは、人気により販売の回転速度が大幅に相違する。このため、人気のタバコパックやタバコカートンは多量に在庫しておく必要がある。
一方、販売速度は低くとも着実に売れるタバコパックなどもあり、このようなタバコパックも少量ながら在庫しておく必要がある。しかし、このようにタバコパックごとにタバコ陳列システムに収容しておく最適な個数を考慮しながら、タバコ陳列システムでのタバコパックなどの美麗な陳列状態を構築することは、極めて困難である。
なお、狭小な売場に対応した商品陳列システムの場合だけではなく、スペースに余裕のある売上での対面販売などでも、上述のように最適な収容個数を考慮しながらタバコ陳列システムでのタバコパックなどの美麗な陳列状態を構築するの困難さは同様である。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、陳列販売商品ごとに商品総計個数をリアルタイムに確認しながら、所望により複数種類の陳列販売商品を商品陳列システムの商品保持位置に配列し、美麗な商品陳列状態を模索することができるデータ処理装置を提供するものである。
本発明のデータ処理装置は、商品陳列システムに収容される複数種類の陳列販売商品の商品陳列形態をシミュレートするデータ処理装置であって、商品保持位置で陳列販売商品を上下方向および左右方向に所定個数ずつ配列して陳列するとともに前後方向に所定個数ずつ収容する商品陳列システムの陳列収容構造を少なくともシステム正面画像とともに記憶する構造記憶部と、システム正面画像の商品保持位置に配置される陳列販売商品ごとに少なくとも商品正面画像を記憶する商品記憶部と、記憶されているシステム正面画像と複数種類の商品正面画像とを表示出力する正面表示部と、商品正面画像をシステム正面画像の商品保持位置に配置する入力操作を受け付ける配列操作部と、入力操作に対応して商品陳列システムに陳列販売商品が陳列された状態を表示出力する陳列表示部と、商品正面画像に商品正面画像が配置された陳列販売商品ごとに前後方向の収容個数と上下左右の陳列個数とを乗算して商品総計個数を算出する個数算出部と、算出された商品総計個数を陳列販売商品ごとに表示出力する個数表示部と、を有する。
従って、本発明のデータ処理装置では、商品保持位置で陳列販売商品を上下方向および左右方向に所定個数ずつ配列して陳列するとともに前後方向に所定個数ずつ収容する商品陳列システムの陳列収容構造を少なくともシステム正面画像とともに構造記憶部が記憶する。複数種類の陳列販売商品ごとに少なくとも商品正面画像を商品記憶部が記憶する。記憶されているシステム正面画像と複数種類の商品正面画像とを正面表示部が表示出力する。入力操作に対応してシステム正面画像の商品保持位置に商品正面画像を配置することで商品陳列システムに陳列販売商品が陳列された状態を陳列表示部が表示出力する。商品正面画像に商品正面画像が配置された陳列販売商品ごとに前後方向の収容個数と上下左右の陳列個数とを個数算出部が乗算して商品総計個数を算出する。算出された商品総計個数を個数表示部が陳列販売商品ごとに表示出力する。このため、作業者は表示出力されたシステム正面画像の商品保持位置に所望の商品正面画像を配置するだけで、商品陳列システムに陳列販売商品が陳列された状態を確認することができる。しかも、例えば、陳列販売商品や商品保持位置のサイズなどにより前後方向の収容個数が変化する場合でも、上述のようにシステム正面画像に商品正面画像が配置されるだけで陳列販売商品ごとに商品総計個数が算出される。
また、上述のようなデータ処理装置において、個数表示部は、システム正面画像の商品保持位置に商品正面画像が配置された陳列販売商品ごとに商品総計個数を表示出力してもよい。
また、上述のようなデータ処理装置において、商品記憶部は、複数種類の陳列販売商品ごとに少なくとも商品正面画像とともに販売商品コストも記憶し、陳列販売商品ごとに商品総計個数と販売商品コストとを乗算して商品総計コストを算出するコスト算出部と、算出された商品総計コストを陳列販売商品ごとに表示出力するコスト表示部とを、さらに有してもよい。
また、上述のようなデータ処理装置において、コスト表示部は、システム正面画像の商品保持位置に商品正面画像が配置された陳列販売商品ごとに商品総計コストを表示出力してもよい。
また、上述のようなデータ処理装置において、陳列販売商品ごとに算出された商品総計コストを総計して陳列総計コストを算出する総計算出部を、さらに有し、コスト表示部は、算出された商品総計コストを陳列販売商品ごとに表示出力するとともに陳列総計コストを表示出力してもよい。
また、上述のようなデータ処理装置において、商品陳列システムが組換自在な複数種類のユニット部材で形成されており、構造記憶部は、複数種類のユニット部材ごとのユニットデータで商品陳列システムの陳列収容構造を少なくともシステム正面画像とともに記憶してもよい。
また、上述のようなデータ処理装置において、陳列販売商品の少なくとも一部がタバコパックからなってもよい。
また、上述のようなデータ処理装置において、陳列販売商品の少なくとも一部がタバコカートンからなってもよい。
本発明のコンピュータプログラムは、商品陳列システムに収容される複数種類の陳列販売商品の商品陳列形態をシミュレートするデータ処理装置のコンピュータプログラムであって、商品保持位置で陳列販売商品を上下方向および左右方向に所定個数ずつ配列して陳列するとともに前後方向に所定個数ずつ収容する商品陳列システムの陳列収容構造を少なくともシステム正面画像とともに記憶する構造記憶処理と、システム正面画像の商品保持位置に配置される陳列販売商品ごとに少なくとも商品正面画像を記憶する商品記憶処理と、記憶されているシステム正面画像と複数種類の商品正面画像とを表示出力する正面表示処理と、商品正面画像をシステム正面画像の商品保持位置に配置する入力操作を受け付ける配列操作処理と、入力操作に対応して商品陳列システムに陳列販売商品が陳列された状態を表示出力する陳列表示処理と、商品正面画像に商品正面画像が配置された陳列販売商品ごとに前後方向の収容個数と上下左右の陳列個数とを乗算して商品総計個数を算出する個数算出処理と、算出された商品総計個数を陳列販売商品ごとに表示出力する個数表示処理と、をデータ処理装置に実行させる。
本発明のデータ処理方法は、商品陳列システムに収容される複数種類の陳列販売商品の商品陳列形態をシミュレートするデータ処理装置のデータ処理方法であって、商品保持位置で陳列販売商品を上下方向および左右方向に所定個数ずつ配列して陳列するとともに前後方向に所定個数ずつ収容する商品陳列システムの陳列収容構造を少なくともシステム正面画像とともに記憶する構造記憶動作と、システム正面画像の商品保持位置に配置される陳列販売商品ごとに少なくとも商品正面画像を記憶する商品記憶動作と、記憶されているシステム正面画像と複数種類の商品正面画像とを表示出力する正面表示動作と、商品正面画像をシステム正面画像の商品保持位置に配置する入力操作を受け付ける配列操作動作と、入力操作に対応して商品陳列システムに陳列販売商品が陳列された状態を表示出力する陳列表示動作と、商品正面画像に商品正面画像が配置された陳列販売商品ごとに前後方向の収容個数と上下左右の陳列個数とを乗算して商品総計個数を算出する個数算出動作と、算出された商品総計個数を陳列販売商品ごとに表示出力する個数表示動作と、を有する。
なお、本発明の各種の構成要素は、その機能を実現するように形成されていればよく、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたデータ処理装置、コンピュータプログラムによりデータ処理装置に実現された所定の機能、これらの任意の組み合わせ、等として実現することができる。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明のデータ処理方法は、複数の動作を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の動作を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明のデータ処理方法を実施するときには、その複数の動作の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
さらに、本発明のデータ処理方法は、複数の動作が個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある動作の実行中に他の動作が発生すること、ある動作の実行タイミングと他の動作の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
また、本発明では上下以外に前後左右の方向も規定しているが、これは本発明の構成要素の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定したものであり、本発明を実施する場合の製造時や使用時の方向を限定するものではない。
さらに、本発明で云う「データを記憶する」とは、本発明の装置が、少なくともデータを記憶する機能を有することを意味している。このため、本発明の装置がコンシューマにより新規に登録されるデータを記憶することの他、サプライヤにより製造時に登録されたデータを記憶して出荷後にはコンシューマにより新規のデータが登録されないことも許容する。
また、本発明で云うデータ処理装置は、コンピュータプログラムを読み取って対応する処理動作を実行できるように、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、I/F(Interface)ユニット、等の汎用デバイスで構築されたハードウェア、所定の処理動作を実行するように構築された専用の論理回路、これらの組み合わせ、等として実施することができる。
なお、本発明でコンピュータプログラムに対応した各種動作をデータ処理装置に実行させることは、各種デバイスをデータ処理装置に動作制御させることなども意味している。
例えば、データ処理装置に各種データを記憶させることは、データ処理装置に固定されているHDD(Hard Disc Drive)等の情報記憶媒体にCPUが各種データを格納すること、データ処理装置に交換自在に装填されているCD−R(Compact Disc-Recordable)等の情報記憶媒体にCPUがCDドライブで各種データを格納すること、等を許容する。
本発明のデータ処理装置では、商品保持位置で陳列販売商品を上下方向および左右方向に所定個数ずつ配列して陳列するとともに前後方向に所定個数ずつ収容する商品陳列システムの陳列収容構造を少なくともシステム正面画像とともに構造記憶部が記憶する。複数種類の陳列販売商品ごとに少なくとも商品正面画像を商品記憶部が記憶する。記憶されているシステム正面画像と複数種類の商品正面画像とを正面表示部が表示出力する。入力操作に対応してシステム正面画像の商品保持位置に商品正面画像を配置することで商品陳列システムに陳列販売商品が陳列された状態を陳列表示部が表示出力する。商品正面画像に商品正面画像が配置された陳列販売商品ごとに前後方向の収容個数と上下左右の陳列個数とを個数算出部が乗算して商品総計個数を算出する。このため、作業者は表示出力されたシステム正面画像の商品保持位置に所望の商品正面画像を配置するだけで、商品陳列システムに陳列販売商品が陳列された状態を確認することができる。しかも、例えば、陳列販売商品や商品保持位置のサイズなどにより前後方向の収容個数が一様ではない場合でも、上述のようにシステム正面画像に商品正面画像を配置するだけで陳列販売商品ごとに商品総計個数が算出される。このため、陳列販売商品ごとに商品総計個数をリアルタイムに確認しながら、所望により複数種類の陳列販売商品を商品陳列システムの商品保持位置に配列し、美麗な商品陳列状態を模索することができる。
本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。本実施の形態のデータ処理装置800は、詳細には後述するが、図1に示すように、商品陳列システムであるタバコ陳列システム1000に収容される複数種類の陳列販売商品であるタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKの商品陳列形態をシミュレートするために利用される。
データ処理装置800は、図2に示すように、各種データを表示画面に表示出力する表示デバイス801、各種の入力操作を受け付ける入力デバイス802、各種のデータ処理を実行するコンピュータユニット803、等をハードウェアとして有する。
より詳細には、このコンピュータユニット803は、各種のデータ処理を実行するCPU(Central Processing Unit)831、各種データを固定的に記憶しているROM(Read Only Memory)832、各種データを一時保持するRAM(Random Access Memory)833、等を有し、これらがバスライン834で接続されている。
さらに、このバスライン834には、大容量の各種データを記憶するHDD(Hard Disc Drive)841、データカード851が着脱自在に装填されるカードリーダ842、CD(Compact Disc)−ROM852が着脱自在に装填されるCDドライブ843、入力デバイス802であるキーボード844、入力デバイス802であるマウス845、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示デバイス801、I/F(Interface)ユニット846、等のハードウェアが接続されている。
本実施の形態のデータ処理装置800では、ROM832、RAM833、HDD841、着脱自在なデータカード851、着脱自在なCD−ROM852、等がデータ記憶媒体に相当し、詳細には後述するが、これらの少なくとも一個にCPU831のための各種のコンピュータプログラムが格納されている。
このコンピュータプログラムや入力デバイス802の入力データなどに対応して、データ処理装置800は、表示デバイス801の画像生成などの各種のデータ処理を実行する。
このため、データ処理装置800は、図1に示すように、商品保持位置PKSでタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKを上下方向および左右方向に所定個数ずつ配列して陳列するとともに前後方向に所定個数ずつ収容するタバコ陳列システム1000の陳列収容構造DISを少なくともシステム正面画像SFGとともに記憶する構造記憶部810と、システム正面画像SFGの商品保持位置PKSに配置される複数種類のタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとに少なくとも商品正面画像としてパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGを記憶する商品記憶部820と、記憶されているシステム正面画像SFGと複数種類のパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGとを表示出力する正面表示部830と、パックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGをシステム正面画像SFGの商品保持位置PKSに配置する入力操作を受け付ける配列操作部840と、入力操作に対応してタバコ陳列システム1000にタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKが陳列された状態を表示出力する陳列表示部850と、パックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGにパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGが配置されたタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとに前後方向の収容個数と上下左右の陳列個数とを乗算して商品総計個数であるタバコ総計個数を算出する個数算出部860と、算出されたタバコ総計個数をタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとに表示出力する個数表示部870と、を論理的に有する。
より具体的には、本実施の形態のデータ処理装置800でタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKの陳列状態がシミュレートされるタバコ陳列システム1000は、図4に示すように、前後方向に細長い上面開口のボックス状に形成されていて前後方向に配列された複数のタバコパックTPを保持する形状の複数のマガジンユニット100と、上面開口のボックス状に形成されていて左右方向に配列された複数のマガジンユニット100を着脱自在に保持する形状の複数のトレーユニット200と、前面開口のボックス状に形成されていて上下方向に離間した配置で複数のトレーユニット200を着脱自在に保持する形状の複数のフレームユニット300と、複数のフレームユニット300を上下方向に連結する上下連結機構と、を有する。
タバコ陳列システム1000は、陳列販売商品であるタバコパックTP、複数のタバコパックTPがパックされた商品であるタバコカートンTK、特別なタバコパックTPであるブリックパックBP、等を陳列する。
なお、ブリックパックBPは、特別な陳列販売商品であり、例えば、携帯灰皿などのノベルティグッズをタバコパックTPと一体にパッキングした構造などからなり、特別な構造のタバコパックTPと認識することができる。このブリックパックBPは、例えば、厚紙で形成された簡易什器EFとともにタバコ販売店舗に提供される。
現在、タバコパックTPは、上下寸法に多少の長短はあるものの、一般的に前後左右の寸法が共通した定型の直方体状に形成されている。そして、本実施の形態では、タバコパックTPの最大面を前面および後面、最小面を上面および下面、と規定する。
なお、通常のタバコパックTPは前面(および後面)に銘柄などが表記されている。このため、その前面が前方に位置する適正な方向の状態で陳列されることが好ましい。そして、マガジンユニット100は、図4に示すように、上述のように方向が適正な状態の複数のタバコパックTPを前後方向に配列した状態で収容する。
トレーユニット200も、上面が開口したボックス状に無色透明な樹脂で形成されている。トレーユニット200には、複数のマガジンユニット100が左右方向に配列された状態で収容される。
ただし、本実施の形態のタバコ陳列システム1000では、図3に示すように、マガジンユニット100を五個収容する幅広のトレーユニット200と三個収容する幅狭のトレーユニット200とがある。
フレームユニット300は、図4に示すように、一対の本体フレーム310と複数の支持フレーム320からなる。本体フレーム310は、前面形状が矩形の枠状となるように曲折された金属の板材からなり、一対が前後方向に配列されている。
支持フレーム320は、トレーユニット200を支持する前後方向に細長いレール状に形成された金属の板材からなり、複数が上下方向に配列されて一対の本体フレーム310の内側面に接合されている。
ただし、トレーユニット200は、前述のように二種類の左右寸法がある。そこで、本実施の形態のタバコ陳列システム1000では、図3に示すように、左右寸法が大きいトレーユニット200を三個保持するフレームユニット300、左右寸法が大きいトレーユニット200を二個保持するフレームユニット300、左右寸法が小さいトレーユニット200を三個保持するフレームユニット300、左右寸法が小さいトレーユニット200を二個保持するフレームユニット300、がある。
なお、フレームユニット300は、本体フレーム310の上面両側と下面両側とに、上下連結機構となる面ファスナ311が装着されている。また、本体フレーム310の下面中央には、フレーム凹部となるフレーム貫通孔(図示せず)が形成されている。本体フレーム310の上面中央には、フレーム凸部となる凸部材314が装着されている。
そこで、本実施の形態のタバコ陳列システム1000では、図4に示すように、横幅が同一の複数のフレームユニット300を上下方向に設置すると、その複数のフレームユニット300が面ファスナ311により連結される。このとき、フレーム貫通孔と凸部材314とが係合する。
なお、タバコ陳列システム1000は、前述のようにフレームユニット300にトレーユニット200で装着したマガジンユニット100にタバコパックTPを収容する他、フレームユニット300に装着したトレーユニット200にタバコカートンTKを長手方向が前後方向の状態や左右方向の状態で収容することもできる。つまり、タバコ陳列システム1000は、フレームユニット300に複数種類の使用状態がある。
上述のように複数種類のフレームユニット300やトレーユニット200を自在に組み合わせることで、タバコ販売店舗ごとに様々な形態のタバコ陳列システム1000が構築される。
上述のように複数種類のフレームユニット300などでタバコ陳列システム1000が形成されると、これに対応した陳列収容構造DISとしてデータ処理装置800にデータ登録される。
このとき、フレームユニット300ごとのユニットデータが事前に用意されていることにより、タバコ陳列システム1000の陳列収容構造DISおよび商品保持位置PKSが簡単かつ確実にデータ処理装置800に登録される。
上述のような状態で、データ処理装置800は、前述のようにタバコ陳列システム1000にタバコパックTPやタバコカートンTKなどを最適に陳列することをシミュレートすることができる。
なお、上述のようなデータ処理装置800のコンピュータプログラムは、例えば、タバコ陳列システム1000とともにアプリケーションソフトとしてタバコ製造メーカからタバコ販売店舗に提供される。
上述のようなコンピュータプログラムは、例えば、商品保持位置PKSでタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKを上下方向および左右方向に所定個数ずつ配列して陳列するとともに前後方向に所定個数ずつ収容するタバコ陳列システム1000の陳列収容構造DISを少なくともシステム正面画像SFGとともに記憶する構造記憶処理と、複数種類のタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとに少なくともパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGを記憶する商品記憶処理と、記憶されているシステム正面画像SFGと複数種類のパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGとを表示出力する正面表示処理と、パックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGをシステム正面画像SFGの商品保持位置PKSに配置する入力操作を受け付ける配列操作処理と、入力操作に対応してタバコ陳列システム1000にタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKが陳列された状態を表示出力する陳列表示処理と、パックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGにパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGが配置されたタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとに前後方向の収容個数と上下左右の陳列個数とを乗算してタバコ総計個数を算出する個数算出処理と、算出されたタバコ総計個数をタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとに表示出力する個数表示処理と、をデータ処理装置800に実行させるように記述されている。
上述のような構成において、本実施の形態のデータ処理装置800およびタバコ陳列システム1000の使用方法を以下に説明する。まず、本実施の形態のタバコ陳列システム1000では、四種類のフレームユニット300、四種類のトレーユニット200、二種類のマガジンユニット100、等を所望により自在に組み合せることができる。
このため、本実施の形態のタバコ陳列システム1000は、設置する空間に対応した外形とすることができ、空間を有効に利用することができる。特に、タバコパックTPを三列に保持する幅狭のフレームユニット300と五列に保持する幅広のフレームユニット300とがあるので、設置スペースの左右寸法に良好に対応することができる。
さらに、タバコパックTPを三行に保持する背高のフレームユニット300と二行に保持する背低のフレームユニット300とがあるので、設置スペースの上下寸法にも良好に対応することができる。
上述のようにタバコ販売店舗で独自にタバコ陳列システム1000を構築すると、このタバコ陳列システム1000の陳列収容構造DISや商品保持位置PKSが陳列システムデータとしてデータ処理装置800に登録される。
なお、本出願人は上述のようなタバコ陳列システム1000の構築をシミュレートして支援するデータ処理装置800を発明しており、特願2007−053718号,特願2007−053719号,特願2007−053725号,特願2007−053726号、として出願している。
上述のようにタバコ陳列システム1000の形成とデータ登録が完了すると、そこにタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKを陳列して販売することになる。
しかし、上述のようにタバコ陳列システム1000がタバコ販売店舗ごとに独自に構築されているため、そこにタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKを最適に陳列することは容易ではない。
特に、不良在庫を最少とするためには、タバコ陳列システム1000に陳列して販売する複数種類のタバコパックTPなどの回転率を最大とすることが好ましい。このためには、タバコ陳列システム1000にタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKを陳列するとき、そのタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKの種類ごとの収容個数も確認する必要がある。
このような場合、本実施の形態のデータ処理装置800では、上述のように各種構造のタバコ陳列システム1000へのタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKの陳列状態をシミュレートすることができる。
その場合、図8に示すように、データ処理装置800の所定操作でシミュレーションプログラムを起動することで(ステップS1−Y)、各種データが読み出されて所定の初期画面が表示出力される(ステップS2,S3)。
この初期画面では、例えば、図5に示すように、画面左側に、複数種類のタバコパックTPごとのパックフェイス画像PFG、タバコカートンTKのカートンフェイス画像KFGおよびカートン端面画像KEG、が操作アイコンとして表示出力される。
また、画面右下にタバコ陳列システム1000のシステム正面画像SFGが表示出力される。ただし、初期画面ではシステム正面画像SFGの商品保持位置PKSは空白となっており、そこにパックフェイス画像PFGなどは配置されていない。
さらに、詳細には後述するが、画面右上にはタバコパックTPの種別ごとのタバコ総計個数の結果表示ウインドウが用意されているが、これも当然ながら初期状態では空白となっている。
このような状態で、作業者は所望によりパックフェイス画像PFGやカートンフェイス画像KFGなどをシステム正面画像SFGの商品保持位置PKSにドラッグアンドドロップで配置する(ステップS4−Y)。
すると、図6に示すように、この入力操作に対応してシステム正面画像SFGの商品保持位置PKSにパックフェイス画像PFGやカートンフェイス画像KFGなどが配置される(ステップS6)。
ただし、そのパックフェイス画像PFGやカートンフェイス画像KFGと商品保持位置PKSには適否が属性データなどとして付与されている。このため、タバコパックTPしか配置できない商品保持位置PKSにカートンフェイス画像KFGが配置されるような入力操作が実行されても、これは操作エラーとして配置されない(ステップS5−N)。
一方、パックフェイス画像PFGやカートンフェイス画像KFGなどが適正な商品保持位置PKSに配置されると、その配置されたタバコパックTPやタバコカートンTKのタバコ総計個数が陳列収容構造DISに対応して算出される(ステップS7)。
例えば、タバコカートンTKが六個のみ収容される商品保持位置PKSにカートンフェイス画像KFGが配置されると、画面右上の結果表示ウインドウには、カートンフェイス画像KFGが六個とのタバコ総計個数とともに表示出力される。
上述のように作業者が所望のパックフェイス画像PFGやカートンフェイス画像KFGなどをシステム正面画像SFGの商品保持位置PKSに配置することで(ステップS4−Y)、システム正面画像SFGは、図7に示すように、タバコ陳列システム1000にタバコパックTPやタバコカートンTKなどが陳列された状態となる。
このとき、上述の入力操作が実行されるごとにタバコ陳列システム1000に収容されるタバコパックTPやタバコカートンTKのタバコ総計個数がリアルタイムに算出されて表示出力される(ステップS7,S8)。
このため、作業者はタバコ陳列システム1000に収容されるタバコパックTPやタバコカートンTKのタバコ総計個数をリアルタイムに確認しながらタバコ陳列状態をシミュレートすることになる。
そこで、所望のタバコ陳列状態を完成した作業者は、例えば、そのタバコ陳列状態をデータ処理装置800にデータ登録する(ステップS10)。そして、例えば、このタバコ陳列状態をタバコ販売店舗のデータ処理装置800からタバコ製造メーカのデータベースサーバに送信する(図示せず)。
すると、このタバコ製造メーカでは、そのタバコ販売店舗が必要とするタバコパックTPやタバコカートンTKの総数を種類ごとに簡単に把握することができ、そのタバコパックTPやタバコカートンTKを的確にタバコ販売店舗に納品することができる。
このようにタバコパックTPやタバコカートンTKが納品されたタバコ販売店舗では、例えば、前述のようにデータ登録したタバコ陳列状態をプリントアウトすることにより、納品されたタバコパックTPやタバコカートンTKをタバコ陳列システム1000に簡単に陳列することができる。
本実施の形態のデータ処理装置800では、上述のように商品保持位置PKSでタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKを上下方向および左右方向に所定個数ずつ配列して陳列するとともに前後方向に所定個数ずつ収容するタバコ陳列システム1000の陳列収容構造DISを少なくともシステム正面画像SFGとともに構造記憶部810が記憶する。
さらに、複数種類のタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとに少なくともパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGを商品記憶部820が記憶する。
そして、記憶されているシステム正面画像SFGと複数種類のパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGとを正面表示部830が表示出力する。
入力操作に対応してシステム正面画像SFGの商品保持位置PKSにパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGを配置することでタバコ陳列システム1000にタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKが陳列された状態を陳列表示部850が表示出力する。
パックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGにパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGが配置されたタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとに前後方向の収容個数と上下左右の陳列個数とを乗算してタバコ総計個数を個数算出部860が算出する。
このため、作業者は表示出力されたシステム正面画像SFGの商品保持位置PKSに所望のパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGを配置するだけで、タバコ陳列システム1000にタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKが陳列された状態を確認することができる。
特に、タバコ陳列システム1000は陳列販売商品としてタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKを陳列する。これらは前面に銘柄などが表記されており、美麗な陳列が重要である。
それでいてサイズは略統一されているので、上述のようにデータ処理装置800でタバコ陳列状態をシミュレートすることが容易である。ただし、前述のように複数種類のフレームユニット300で自由に構築されるタバコ陳列システム1000は、その奥行方向の収容個数は一様ではない。
つまり、タバコ陳列システム1000が組換自在な複数種類のフレームユニット300などで形成されている。しかし、構造記憶部810は、複数種類のフレームユニット300などごとのユニットデータでタバコ陳列システム1000の陳列収容構造DISを少なくともシステム正面画像SFGとともに記憶する。
このため、タバコ販売店舗ごとに様々なタバコ陳列システム1000が構築されても、その各々に最適なタバコパックTPなどの陳列状態をタバコ総計個数を確認しながら模索することができる。
このため、データ処理装置800では、システム正面画像SFGにパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGを配置するだけで、タバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとにタバコ総計個数が算出される。
従って、所望によりタバコ陳列システム1000での複数種類のタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKの陳列状態を模索しながら、そのタバコパックTPやタバコカートンTKなどのタバコ総計個数をリアルタイムに確認することができる。
このため、全体的に美麗なタバコ陳列状態を模索しながらも、販売実績に対応した個数をタバコ陳列システム1000に収容させることができ、不良在庫の発生を最小限として商品販売の回転数を最良とするようなことができる。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態ではシステム正面画像SFGの上方に結果表示ウインドウが表示出力され、そこにタバコパックTPやタバコカートンTKなどごとにタバコ総計個数が表示出力されることを例示した。
しかし、システム正面画像SFGの商品保持位置PKSに配置されたパックフェイス画像PFGなどごとにタバコ総計個数を表示出力してもよい(図示せず)。この場合、同一種類のパックフェイス画像PFGが離反した複数の商品保持位置PKSに配置されているような場合には好適ではない。
しかし、一群の商品保持位置PKSごとにパックフェイス画像PFGなどが配置されているならば、そこにタバコ総計個数を表示出力することで、より直感的にタバコパックTPごとのタバコ総計個数などを確認することができる。
また、上記形態ではタバコ陳列システム1000に収容されるタバコパックTPやタバコカートンTKなどのタバコ総計個数を確認しながらタバコ陳列状態をシミュレートできることのみ例示した。
しかし、そのタバコパックTPやタバコカートンTKなどは、収容個数に関連する外形寸法だけではなく、タバコ販売店舗での仕入コストなども相違する。そこで、これが問題となる場合には、商品記憶部820は、複数種類のタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとに少なくともパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGやカートン端面画像KEGとともに販売商品コストも記憶し、データ処理装置800は、タバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとにタバコ総計個数と販売商品コストとを乗算して商品総計コストを算出するコスト算出部と、算出された商品総計コストをタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとに表示出力するコスト表示部とを、さらに有してもよい(図示せず)。
この場合、所望によりタバコ陳列システム1000での複数種類のタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKの陳列状態を模索しながら、そのタバコパックTPやタバコカートンTKなどのタバコ総計個数と仕入コストなどをリアルタイムに確認することができる。
このため、店舗財務状況なども考慮してタバコ陳列システム1000でのタバコパックTPやタバコカートンTKの陳列状態を模索するようなことができる。なお、このようなデータ処理装置(図示せず)においても、そのシステム正面画像SFGの商品保持位置PKSに配置されたパックフェイス画像PFGなどごとに商品総計コストを表示出力してもよい。
さらに、上述のようなデータ処理装置が、タバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとに算出された商品総計コストを総計して陳列総計コストを算出する総計算出部を、さらに有し、コスト表示部は、算出された商品総計コストをタバコパックTPやブリックパックBPやタバコカートンTKごとに表示出力するとともに陳列総計コストを表示出力してもよい。
また、上記形態ではパックフェイス画像PFGやブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGなどが事前に用意されており、それが入力操作によりシステム正面画像SFGに配置されることを例示した。
しかし、タバコカートンTKやブリックパックBPなどはタバコパックTPを内包した陳列販売商品である。このため、例えば、右クリックなどの所定操作を実行することで、パックフェイス画像PFGがブリックフェイス画像BFGやカートンフェイス画像KFGなどに切り換えられてもよい(図示せず)。
さらに、上記形態では売場が狭小なコンビニエンスストアなどで自由に構築される商品陳列システム1000の運用を想定し、そのタバコパックTPなどの最適な収容個数を考慮しながらタバコ陳列システム1000での美麗な陳列状態を容易に模索できることを想定した。
しかし、本実施の形態のデータ処理装置800によりタバコパックTPなどの最適な収容個数を考慮しながらタバコ陳列システム1000での美麗な陳列状態を容易に模索できることは、例えば、スペースに余裕のある売上での対面販売などにも同様に適用することができる(図示せず)。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本願発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
本発明の実施の形態のデータ処理装置の論理構造を示す模式的なブロック図である。 データ処理装置の物理構造を示すブロック図である。 ユニットシステムであるタバコ陳列システムの外観を示す斜視図である。 タバコ陳列システムの要部の構造を示す分解斜視図である。 タバコ陳列システムにタバコパックなどを陳列するシミュレートプログラムの初期画像が表示出力されたデータ処理装置の表示画面を示す模式的な正面図である。 タバコ陳列システムにタバコパックなどを陳列する入力操作が実行されたときのデータ処理装置の表示画面を示す模式的な正面図である。 タバコ陳列システムにタバコパックなどの陳列が完了した状態のデータ処理装置の表示画面を示す模式的な正面図である。 データ処理装置のデータ処理方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100 マガジンユニット
200 トレーユニット
300 フレームユニット
310 本体フレーム
311 面ファスナ
314 凸部材
320 支持フレーム
800 データ処理装置
801 表示デバイス
802 入力デバイス
803 コンピュータユニット
810 構造記憶部
820 商品記憶部
830 正面表示部
831 CPU
832 ROM
833 RAM
834 バスライン
840 配列操作部
841 HDD
842 カードリーダ
843 CDドライブ
844 キーボード
845 マウス
846 I/Fユニット
850 陳列表示部
851 データカード
852 CD−ROM
860 個数算出部
870 個数表示部
1000 タバコ陳列システム
BFG ブリックフェイス画像
BP ブリックパック
DIS 陳列収容構造
EF 簡易什器
KEG カートン端面画像
KFG カートンフェイス画像
PFG パックフェイス画像
PKS 商品保持位置
SFG システム正面画像
TK タバコカートン
TP タバコパック

Claims (11)

  1. 商品陳列システムに収容される複数種類の陳列販売商品の商品陳列形態をシミュレートするデータ処理装置であって、
    商品保持位置で前記陳列販売商品を上下方向および左右方向に所定個数ずつ配列して陳列するとともに前後方向に所定個数ずつ収容する前記商品陳列システムの陳列収容構造を少なくともシステム正面画像とともに記憶する構造記憶部と、
    前記システム正面画像の前記商品保持位置に配置される前記陳列販売商品ごとに少なくとも商品正面画像を記憶する商品記憶部と、
    記憶されている前記システム正面画像と複数種類の前記商品正面画像とを表示出力する正面表示部と、
    前記商品正面画像を前記システム正面画像の前記商品保持位置に配置する入力操作を受け付ける配列操作部と、
    入力操作に対応して前記商品陳列システムに前記陳列販売商品が陳列された状態を表示出力する陳列表示部と、
    前記商品正面画像に前記商品正面画像が配置された前記陳列販売商品ごとに前後方向の収容個数と上下左右の陳列個数とを乗算して商品総計個数を算出する個数算出部と、
    算出された前記商品総計個数を前記陳列販売商品ごとに表示出力する個数表示部と、
    を有するデータ処理装置。
  2. 前記個数表示部は、前記システム正面画像の前記商品保持位置に前記商品正面画像が配置された前記陳列販売商品ごとに前記商品総計個数を表示出力する請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記商品記憶部は、複数種類の前記陳列販売商品ごとに少なくとも前記商品正面画像とともに販売商品コストも記憶し、
    前記陳列販売商品ごとに前記商品総計個数と前記販売商品コストとを乗算して商品総計コストを算出するコスト算出部と、
    算出された前記商品総計コストを前記陳列販売商品ごとに表示出力するコスト表示部とを、
    さらに有する請求項1または2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記コスト表示部は、前記システム正面画像の前記商品保持位置に前記商品正面画像が配置された前記陳列販売商品ごとに前記商品総計コストを表示出力する請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記陳列販売商品ごとに算出された前記商品総計コストを総計して陳列総計コストを算出する総計算出部を、さらに有し、
    前記コスト表示部は、算出された前記商品総計コストを前記陳列販売商品ごとに表示出力するとともに前記陳列総計コストを表示出力する請求項3または4に記載のデータ処理装置。
  6. 前記商品陳列システムが組換自在な複数種類のユニット部材で形成されており、
    前記構造記憶部は、複数種類の前記ユニット部材ごとのユニットデータで前記商品陳列システムの陳列収容構造を少なくともシステム正面画像とともに記憶する請求項1ないし5の何れか一項に記載のデータ処理装置。
  7. 前記陳列販売商品の少なくとも一部がタバコパックからなる請求項1ないし6の何れか一項に記載のデータ処理装置。
  8. 前記陳列販売商品の少なくとも一部がタバコカートンからなる請求項7に記載のデータ処理装置。
  9. 前記タバコパックの前記商品正面画像と前記タバコカートンの前記商品正面画像とが入力操作に対応して切換自在である請求項8に記載のデータ処理装置。
  10. 商品陳列システムに収容される複数種類の陳列販売商品の商品陳列形態をシミュレートするデータ処理装置のコンピュータプログラムであって、
    商品保持位置で前記陳列販売商品を上下方向および左右方向に所定個数ずつ配列して陳列するとともに前後方向に所定個数ずつ収容する前記商品陳列システムの陳列収容構造を少なくともシステム正面画像とともに記憶する構造記憶処理と、
    前記システム正面画像の前記商品保持位置に配置される前記陳列販売商品ごとに少なくとも商品正面画像を記憶する商品記憶処理と、
    記憶されている前記システム正面画像と複数種類の前記商品正面画像とを表示出力する正面表示処理と、
    前記商品正面画像を前記システム正面画像の前記商品保持位置に配置する入力操作を受け付ける配列操作処理と、
    入力操作に対応して前記商品陳列システムに前記陳列販売商品が陳列された状態を表示出力する陳列表示処理と、
    前記商品正面画像に前記商品正面画像が配置された前記陳列販売商品ごとに前後方向の収容個数と上下左右の陳列個数とを乗算して商品総計個数を算出する個数算出処理と、
    算出された前記商品総計個数を前記陳列販売商品ごとに表示出力する個数表示処理と、
    を前記データ処理装置に実行させるコンピュータプログラム。
  11. 商品陳列システムに収容される複数種類の陳列販売商品の商品陳列形態をシミュレートするデータ処理装置のデータ処理方法であって、
    商品保持位置で前記陳列販売商品を上下方向および左右方向に所定個数ずつ配列して陳列するとともに前後方向に所定個数ずつ収容する前記商品陳列システムの陳列収容構造を少なくともシステム正面画像とともに記憶する構造記憶動作と、
    前記システム正面画像の前記商品保持位置に配置される前記陳列販売商品ごとに少なくとも商品正面画像を記憶する商品記憶動作と、
    記憶されている前記システム正面画像と複数種類の前記商品正面画像とを表示出力する正面表示動作と、
    前記商品正面画像を前記システム正面画像の前記商品保持位置に配置する入力操作を受け付ける配列操作動作と、
    入力操作に対応して前記商品陳列システムに前記陳列販売商品が陳列された状態を表示出力する陳列表示動作と、
    前記商品正面画像に前記商品正面画像が配置された前記陳列販売商品ごとに前後方向の収容個数と上下左右の陳列個数とを乗算して商品総計個数を算出する個数算出動作と、
    算出された前記商品総計個数を前記陳列販売商品ごとに表示出力する個数表示動作と、
    を有するデータ処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114092694A (zh) * 2022-01-20 2022-02-25 深圳爱莫科技有限公司 一种包/条烟盒检测模型及连续陈列自动识别方法

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