JP4996287B2 - データ処理装置、コンピュータプログラム、データ記憶媒体 - Google Patents

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本発明は、上下方向に連結されて左右方向に配列される複数種類のユニット部材の任意の組み合わせで形成されるユニットシステムの導入の支援に利用されるデータ処理装置と、商品陳列システムの導入の支援に利用されるウェブサイトをインターネットによりユーザ端末装置に提供するデータ処理装置と、これらのデータ処理装置に利用されるコンピュータプログラムと、このコンピュータプログラムが格納されているデータ記憶媒体と、に関する。
現在、いわゆるコンビニエンスストアなどの販売店舗では、例えば、商品としてタバコパックを陳列して販売している。なお、ここで云うタバコパックとは、実際に喫煙される複数の紙巻タバコを、直方体状のパッケージに収容した商品を意味している。
そこで、タバコパックを陳列する商品陳列システムは、例えば、複数のマガジンユニットと一個のシステムフレームからなる。マガジンユニットは、例えば、無色透明な樹脂により、前後方向に細長い上面開口のボックス状に形成されている。マガジンユニットは、立設された状態のタバコパックが前後方向に配列された状態で上方から収容される。
システムフレームは、複数のマガジンユニットを上下左右に配列して保持する。このため、従来の商品陳列システムは、タバコパックを上下左右に配列して陳列することができる。
タバコパックなどの商品の販売を促進する上で、魅力ある売場構築は重要な要素である。売場構築を考えるにあたっては、種々の要素を考慮する必要があるが、特に商品を陳列する場所の大きさは、重要な因子となる。
商品の売場として、従来は、ショッピングモールや量販店等の広大な売場が主流であった。しかし、近年では、流通形態の変化により、コンビニエンスストアのような狭小な売場が大幅に増加してきている。
こうした狭小な売場においては、限られたスペースで如何に最大の顧客訴求効果を得るかが、販売戦略上の最重要テーマとなる。しかしながら、従来、こうした狭小な売場において、優れた顧客訴求効果の得られる売場構築は、あまり充分に検討されることはなかった。また、販売店舗に導入される商品陳列システムは定型のものが多く、売場構築の工夫をするにも限界があった。
特に、コンビニエンスストアのような狭小な販売店舗では、商品陳列システムを設置する売場スペースを確保するのが精一杯であるうえ、短時間で設置作業を完了させることが求められるため、顧客訴求効果および売場構築への寄与といった観点から商品陳列システムが開発された例はほとんどなかった。
特開2004−151955号公報
そこで、上述のような課題を解決するため、本出願人は過去にユニット構造の商品陳列システムを発明し、特願2006−266625号として出願した。その商品陳列システムでは、複数種類のユニット部材が任意の組み合わせで上下方向に連結されて左右方向に配列される。
このため、狭小な販売店舗でも、簡単に搬入して迅速に設置することができる。さらに、設置場所にもタバコパックの陳列形態にも柔軟性があるので、訴求効果が高い売場を演出するようなことができる。従って、理想的な売場の構築に寄与することができる。
上述のように、特願2006−266625号の商品陳列システムは、理想的な売場構築を実現するため、複数種類のユニット部材を様々に組み合わせることができる。このような商品陳列システムを販売店舗に導入する場合、作業者は設置スペースや作業性を考慮して所望のユニット部材を調達すればよい。換言すると、作業者は設置スペースや作業性を考慮して調達するユニット部材を決定する必要がある。
しかしながら、上述の商品陳列システムは余りにも自由度が高いため、そのユニット部材の組み合わせは膨大である。このため、商品陳列システムを新規に導入する販売店舗の作業者は、ユニット部材の最適な組み合わせの決定に苦慮する可能性がある。
さらに、上述の商品陳列システムは、ユニット部材の種類や個数を自由に変更できるので、その占有寸法も様々に変化する。当然ながら、販売店舗は、商品陳列システムを新規に導入する占有寸法も考慮する必要がある。
換言すると、商品陳列システムを新規に導入する販売店舗の作業者は、占有寸法も考慮しながら、様々なユニット部材の組み合わせを検討する必要がある。このため、さらにユニット部材の最適な組み合わせの決定に苦慮する可能性がある。
なお、コンビニエンスストアなどの狭小な販売店舗では、狭小な設置スペースを最大限に利用する商品陳列システムが要求されている。一方、自動車での来客が前提の郊外の大型店舗などでは、巨大な商品陳列システムが要求されることもある。
ただし、商品陳列システムの設置スペースの上下寸法は、カウンタ上に設置するか床面上に設置するかの二種類はあるものの、一般的に上述のような販売店舗による差異はない。
しかし、商品陳列システムの設置スペースの左右寸法は、前述のような販売店舗により大幅に相違する。換言すると、上述のように各種のユニット部材で自由に構築できる商品陳列システムの場合、販売店舗により要求が大幅に相違する左右寸法を事前にシミュレートできることが肝要である。
前述した特許文献1のように、理想的な売場構築を目的として、システムフレームなどの什器にタバコパックなどの商品を如何に陳列するかをシミュレートする提案は従来からある。しかし、特許文献1の技術は、構造が固定されている什器に商品を如何に陳列するかしかシミュレートすることができない。
このため、特許文献1の技術では、構造が様々に変化する商品陳列システムのユニット部材の組み合わせをシミュレートすることはできない。従って、理想的な売場を構築することはできない。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、複数種類のユニット部材の任意の組み合わせで形成されるユニットシステムの導入を支援することができる構造のデータ処理装置を提供するものである。
本発明の第一のデータ処理装置は、上下方向に連結されて左右方向に配列される複数種類のユニット部材の任意の組み合わせで形成されるユニットシステムの導入の支援に利用されるデータ処理装置であって、各種データを表示画面に表示出力する表示デバイスと、各種の入力操作を受け付ける入力デバイスと、複数種類のユニット部材ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像が左右方向の占有寸法とともに設定されているユニットデータを記憶するデータ記憶部と、ユニット画像を表示画面に表示出力させる画像表示部と、表示出力されているユニット画像の入力デバイスによるレイアウト操作を検知する操作検知部と、検知されたレイアウト操作に対応して表示画面に表示出力されるユニット画像をレイアウトするユニットレイアウト部と、ユニット画像のレイアウトに対応して合計の占有寸法を算出する結果算出部と、算出された合計の占有寸法を表示画面に表示出力する結果出力部と、を有する。
従って、本発明のデータ処理装置では、表示画面に表示出力されているユニット画像が入力デバイスのレイアウト操作によりレイアウトされると、そのユニット部材のレイアウトに対応して、左右方向の占有寸法が算出されて表示出力される。このため、複数種類のユニット部材が任意の組み合わせで上下方向に連結されて左右方向に配列されるユニットシステムを新規に導入するような場合に、そのユニット部材のレイアウトを簡単に検討することができるとともに、そのレイアウトしたユニット部材の占有寸法も簡単に確認することができる。
本発明の第二のデータ処理装置は、上下方向に連結されて左右方向に配列される複数のユニット部材を有するユニットシステムの導入の支援に利用されるウェブサイトをインターネットによりユーザ端末装置に提供するデータ処理装置であって、複数種類のユニット部材ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像が少なくとも左右方向の占有寸法とともに設定されているユニットデータを記憶するデータ記憶部と、ユーザ端末装置により閲覧されるウェブサイトの表示画面にユニット画像を表示出力させる画像表示部と、表示出力されているユニット画像のユーザ端末装置によるレイアウト操作を検知する操作検知部と、検知されたレイアウト操作に対応して表示画面に表示出力されるユニット画像をレイアウトするユニットレイアウト部と、ユニット画像のレイアウトに対応して合計の占有寸法を算出する結果算出部と、算出された合計の占有寸法を表示画面に表示出力させる結果出力部と、を有する。
従って、本発明のデータ処理装置では、ウェブサイトの表示画面に表示出力されているユニット画像がユーザ端末装置のレイアウト操作によりレイアウトされると、そのユニット部材のレイアウトに対応して、左右方向の占有寸法が算出され、ユーザ端末装置に閲覧されているウェブサイトに表示出力される。このため、複数種類のユニット部材が任意の組み合わせで上下方向に連結されて左右方向に配列されるユニットシステムを新規に導入するような場合に、そのユニット部材のレイアウトを簡単に検討することができるとともに、そのレイアウトしたユニット部材の占有寸法も簡単に確認することができる。
本発明の第一のコンピュータプログラムは、各種データを表示画面に表示出力する表示デバイスと、各種の入力操作を受け付ける入力デバイスと、を有し、上下方向に連結されて左右方向に配列される複数種類のユニット部材の任意の組み合わせで形成されるユニットシステムの導入の支援に利用されるデータ処理装置のためのコンピュータプログラムであって、複数種類のユニット部材ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像が少なくとも左右方向の占有寸法とともに設定されているユニットデータを記憶するユニット記憶処理と、ユニット画像を表示画面に表示出力させる画像表示処理と、表示出力されているユニット画像の入力デバイスによるレイアウト操作を検知する操作検知処理と、検知されたレイアウト操作に対応して表示画面に表示出力されるユニット画像をレイアウトするユニットレイアウト処理と、ユニット画像のレイアウトに対応して合計の占有寸法を算出する結果算出処理と、算出された合計の占有寸法を表示画面に表示出力する結果出力処理と、をデータ処理装置に実行させる。
本発明の第二のコンピュータプログラムは、上下方向に連結されて左右方向に配列される複数種類のユニット部材の任意の組み合わせで形成されるユニットシステムの導入の支援に利用されるデータ処理装置のためのコンピュータプログラムであって、複数種類のユニット部材ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像が少なくとも左右方向の占有寸法とともに設定されているユニットデータを記憶するユニット記憶処理と、ユーザ端末装置により閲覧されるウェブサイトの表示画面にユニット画像を表示出力させる画像表示処理と、表示出力されているユニット画像のユーザ端末装置によるレイアウト操作を検知する操作検知処理と、検知されたレイアウト操作に対応して表示画面に表示出力されるユニット画像をレイアウトするユニットレイアウト処理と、ユニット画像のレイアウトに対応して合計の占有寸法を算出する結果算出処理と、算出された合計の占有寸法を表示画面に表示出力させる結果出力処理と、をデータ処理装置に実行させる。
本発明の第一のデータ記憶媒体は、各種データを表示画面に表示出力する表示デバイスと、各種の入力操作を受け付ける入力デバイスと、を有し、上下方向に連結されて左右方向に配列される複数種類のユニット部材の任意の組み合わせで形成されるユニットシステムの導入の支援に利用されるデータ処理装置のためのデータ記憶媒体であって、複数種類のユニット部材ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像が少なくとも左右方向の占有寸法とともに設定されているユニットデータを記憶するユニット記憶処理と、ユニット画像を表示画面に表示出力させる画像表示処理と、表示出力されているユニット画像の入力デバイスによるレイアウト操作を検知する操作検知処理と、検知されたレイアウト操作に対応して表示画面に表示出力されるユニット画像をレイアウトするユニットレイアウト処理と、ユニット画像のレイアウトに対応して合計の占有寸法を算出する結果算出処理と、算出された合計の占有寸法を表示画面に表示出力する結果出力処理と、をデータ処理装置に実行させるコンピュータプログラムが記録されている。
本発明の第二のデータ記憶媒体は、上下方向に連結されて左右方向に配列される複数種類のユニット部材の任意の組み合わせで形成されるユニットシステムの導入の支援に利用されるデータ処理装置のためのデータ記憶媒体であって、複数種類のユニット部材ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像が少なくとも左右方向の占有寸法とともに設定されているユニットデータを記憶するユニット記憶処理と、ユーザ端末装置により閲覧されるウェブサイトの表示画面にユニット画像を表示出力させる画像表示処理と、表示出力されているユニット画像のユーザ端末装置によるレイアウト操作を検知する操作検知処理と、検知されたレイアウト操作に対応して表示画面に表示出力されるユニット画像をレイアウトするユニットレイアウト処理と、ユニット画像のレイアウトに対応して合計の占有寸法を算出する結果算出処理と、算出された合計の占有寸法を表示画面に表示出力させる結果出力処理と、をデータ処理装置に実行させるコンピュータプログラムが記録されている。
なお、本発明では上下以外に前後左右の方向も規定しているが、これは本発明の構成要素の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定したものであり、本発明を実施する場合の製造時や使用時の方向を限定するものではない。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
さらに、本発明で云う「データを記憶する」とは、本発明の装置が、少なくともデータを記憶する機能を有することを意味している。このため、本発明の装置がコンシューマにより新規に登録されるデータを記憶することの他、サプライヤにより製造時に登録されたデータを記憶して出荷後にはコンシューマにより新規のデータが登録されないことも許容する。
本発明のデータ処理装置では、複数種類のユニット部材が任意の組み合わせで上下方向に連結されて左右方向に配列されるユニットシステムを新規に導入するような場合に、そのユニット部材のレイアウトを簡単に検討することができるとともに、そのレイアウトしたユニット部材の左右方向の占有寸法も簡単に確認することができる。このため、設置スペースの左右寸法は販売店舗により大幅に相違するが、このような各種の設置スペースを最大限に有効利用するユニットシステムの構造を簡単にシミュレートすることができる。
本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。本実施の形態のデータ処理装置800は、詳細には後述するが、上下方向に連結されて左右方向に配列される複数種類のユニット部材であるフレームユニット300の任意の組み合わせで形成されるユニットシステムであるタバコ陳列システム1000の導入を支援するために利用される。
データ処理装置800は、図1に示すように、各種データを表示画面に表示出力する表示デバイス801、各種の入力操作を受け付ける入力デバイス802、各種のデータ処理を実行するコンピュータユニット803、等をハードウェアとして有する。
より詳細には、このコンピュータユニット803は、図2に示すように、各種のデータ処理を実行するCPU(Central Processing Unit)831、各種データを固定的に記憶しているROM(Read Only Memory)832、各種データを一時保持するRAM(Random Access Memory)833、等を有し、これらがバスライン834で接続されている(図示せず)。
さらに、このバスライン834には、大容量の各種データを記憶するHDD(Hard Disc Drive)841、データカード851が着脱自在に装填されるカードリーダ842、CD(Compact Disc)−ROM852が着脱自在に装填されるCDドライブ843、入力デバイス802であるキーボード844、入力デバイス802であるマウス845、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示デバイス801、I/F(Interface)ユニット846、等のハードウェアが接続されている。
本実施の形態のデータ処理装置800では、ROM832、RAM833、HDD841、着脱自在なデータカード851、着脱自在なCD−ROM852、等がデータ記憶媒体に相当し、詳細には後述するが、これらの少なくとも一個にCPU831のための各種のコンピュータプログラム860が格納されている。
このコンピュータプログラム860や入力デバイス802の入力データなどに対応して、データ処理装置800は、表示デバイス801の画像生成などの各種のデータ処理を実行する。
このため、データ処理装置800は、複数種類のフレームユニット300ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像UPが左右方向の占有寸法とともに設定されているユニットデータUDを記憶するデータ記憶部810と、図3に示すように、ユニット画像UPを表示画面に表示出力させる画像表示部811と、表示出力されているユニット画像UPの入力デバイス802によるレイアウト操作を検知する操作検知部812と、検知されたレイアウト操作に対応して表示画面に表示出力されるユニット画像UPをレイアウトするユニットレイアウト部813と、ユニット画像UPのレイアウトに対応して合計の占有寸法を算出する結果算出部814と、算出された合計の占有寸法を表示画面に表示出力する結果出力部815と、を論理的に有する。
より具体的には、本実施の形態のデータ処理装置800でフレームユニット300のレイアウトと占有寸法とがシミュレートされるタバコ陳列システム1000は、図4に示すように、前後方向に細長い上面開口のボックス状に形成されていて前後方向に配列された複数のタバコパックTPを保持する形状の複数のマガジンユニット100と、上面開口のボックス状に形成されていて左右方向に配列された複数のマガジンユニット100を着脱自在に保持する形状の複数のトレーユニット200と、前面開口のボックス状に形成されていて上下方向に離間した配置で複数のトレーユニット200を着脱自在に保持する形状の複数のフレームユニット300と、複数のフレームユニット300を上下方向に連結する上下連結機構と、を有する。
タバコ陳列システム1000は、商品であるタバコパックTP、複数のタバコパックTPがパックされた商品であるタバコカートンTK、タバコパックTPがオマケとともに梱包された商品であるボックスパックBP、等を陳列する。なお、このボックスパックBPは、例えば、厚紙で形成された簡易什器EFとともに販売店舗に提供される。
現在、タバコパックTPは、上下寸法に多少の高低はあるものの、一般的に前後左右の寸法が共通した定型の直方体状に形成されている。そして、本実施の形態では、タバコパックTPの最大面を前面および後面、最小面を上面および下面、と規定する。
なお、通常のタバコパックTPは前面(および後面)に銘柄などが表記されている。このため、その前面が前方に位置する適正な方向の状態で陳列されることが好ましい。そして、マガジンユニット100は、図5に示すように、上述のように方向が適正な状態の複数のタバコパックTPを前後方向に配列した状態で収容する。
トレーユニット200も、上面が開口したボックス状に無色透明な樹脂で形成されている。トレーユニット200には、複数のマガジンユニット100が左右方向に配列された状態でトレーユニット200に収容される。
ただし、本実施の形態のタバコ陳列システム1000では、図4に示すように、マガジンユニット100を五個収容する幅広のトレーユニット200と三個収容する幅狭のトレーユニット200とがある。
フレームユニット300は、図5に示すように、一対の本体フレーム310と複数の支持フレーム320からなる。本体フレーム310は、前面形状が矩形の枠状となるように曲折された金属の板材からなり、一対が前後方向に配列されている。
支持フレーム320は、トレーユニット200を支持する前後方向に細長いレール状に形成された金属の板材からなり、複数が上下方向に配列されて一対の本体フレーム310の内側面に接合されている。
ただし、トレーユニット200は、前述のように二種類の左右寸法がある。そこで、本実施の形態のタバコ陳列システム1000では、図4に示すように、左右寸法が大きいトレーユニット200を三個保持するフレームユニット300、左右寸法が大きいトレーユニット200を二個保持するフレームユニット300、左右寸法が小さいトレーユニット200を三個保持するフレームユニット300、左右寸法が小さいトレーユニット200を二個保持するフレームユニット300、がある。
なお、フレームユニット300は、本体フレーム310の上面両側と下面両側とに、上下連結機構となる面ファスナ311が装着されている。また、本体フレーム310の下面中央には、フレーム凹部となるフレーム貫通孔(図示せず)が形成されている。本体フレーム310の上面中央には、フレーム凸部となる凸部材314が装着されている。
そこで、本実施の形態のタバコ陳列システム1000では、図4に示すように、横幅が同一の複数のフレームユニット300を上下方向に設置すると、その複数のフレームユニット300が面ファスナ311により連結される。このとき、フレーム貫通孔と凸部材314とが係合する。
上述のようなタバコ陳列システム1000は、通常は販売店舗のカウンタ(図示せず)上に設置される。しかし、カウンタがない場所への設置のため、タバコ陳列システム1000は、図6に示すように、さらにストッカユニット400やテーブルユニット410も有する。
ストッカユニット400は、少なくとも上面が平坦で前面が開閉自在なボックス状に形成されている。テーブルユニット410は、上面が平坦で上下方向に扁平なボックス状に形成されている。
テーブルユニット410は、ユニットボックス411にテーブル部材412が前後方向にスライド自在に収容されている。このため、テーブル部材412を前方に突出させて作業に利用することができる。
そして、前述のようにフレームユニット300は左右寸法が二種類なので、上述のストッカユニット400とテーブルユニット410とは、フレームユニット300に対応した二種類の左右寸法に形成されている。このため、使用するフレームユニット300に対応してストッカユニット400やテーブルユニット410も組み合わせることができる。
さらに、前述のようにトレーユニット200は前後長が二種類なので、上述のストッカユニット400とテーブルユニット410とは、前後長が最大のトレーユニット200に対応した前後長に形成されている。
従って、何れのトレーユニット200を利用する場合にも、トレーユニット200がストッカユニット400より外側に突出するようなことがない。上述のようなストッカユニット400を利用することにより、カウンタ(図示せず)などがない場所にも、タバコ陳列システム1000を適正な状態に設置することができる。
そこで、上述のような構造のタバコ陳列システム1000をシミュレートするデータ処理装置800では、フレームユニット300の種類ごとのタバコパックTPの陳列状態を模式したユニット画像UPをデータ記憶部810が記憶している。
ただし、複数種類のフレームユニット300の少なくとも一部は複数種類の陳列状態が規定されている。このため、データ記憶部810は、少なくとも一部は複数種類の陳列状態を模式した複数種類のユニット画像UPを記憶している。
より詳細には、タバコ陳列システム1000は、図4ないし図6に示すように、基本的にはフレームユニット300に装着したトレーユニット200にマガジンユニット100を装着し、そこにタバコパックTPを収容する。
このため、フレームユニット300の前面形状を模式したユニット画像UPは、図8に示すように、タバコパックTPがマガジンユニット100により左右に五列に収容されたトレーユニット200が上下に三段に装着された使用状態のユニット画像UPa、タバコパックTPがマガジンユニット100により左右に五列に収容されたトレーユニット200が上下に二段に装着された使用状態のユニット画像UPb、タバコパックTPがマガジンユニット100により左右に三列に収容されたトレーユニット200が上下に三段に装着された使用状態のユニット画像UPc、タバコパックTPがマガジンユニット100により左右に三列に収容されたトレーユニット200が上下に二段に装着された使用状態のユニット画像UPd、として各々のユニットデータUDに設定されている。
なお、タバコ陳列システム1000は、前述のようにフレームユニット300にトレーユニット200で装着したマガジンユニット100にタバコパックTPを収容する他、図4ないし図6に示すように、フレームユニット300に装着したトレーユニット200にタバコカートンTKを長手方向が前後方向の状態や左右方向の状態で収容することもできる。つまり、タバコ陳列システム1000は、フレームユニット300に複数種類の使用状態がある。
そこで、本実施の形態のデータ処理装置800では、図8および図9に示すように、複数種類の使用状態に対応した図柄が表記されている複数種類のユニット画像UPa,UPe,UPb,UPfなども、対応するユニットデータUDに各々設定されている。
さらに、タバコ陳列システム1000は、図4および図6に示すように、フレームユニット300やトレーユニット200にボックスパックBPの簡易什器EFなどを直接に載置することもできる。
また、タバコ陳列システム1000は、図7に示すように、フレームユニット300に着脱自在に装着されるメッシュユニット450でボックスパックBPなどを陳列することもできる。
そこで、本実施の形態のデータ処理装置800では、図10(a)に示すように、上述の簡易什器EFを模式したユニット画像UPg、図10(b)に示すように、メッシュユニット450を模式したユニット画像UPh、も対応するユニットデータUDに各々設定されている。
さらに、図11に示すように、ストッカユニット400の前面形状を模式した複数のユニット画像UP、図12に示すように、テーブルユニット410の前面形状を模式した複数のテーブルユニット410のユニット画像UP、も対応するユニットデータUDに各々設定されている。
なお、前述のようにストッカユニット400にも二種類の左右寸法と二種類の上下寸法との組み合わせの四種類がある。このため、ストッカユニット400のユニット画像UPも、図11に示すように、二種類の左右寸法と二種類の上下寸法との組み合わせのユニット画像UPi〜UPlがある。
同様に、テーブルユニット410も二種類の左右寸法があるため、テーブルユニット410のユニット画像UPも、図12に示すように、二種類の左右寸法のユニット画像UPm,UPnがある。
また、タバコ陳列システム1000は、前述のように販売店舗のカウンタ(図示せず)の上面に設置することもできる。このため、データ記憶部810は、図13に示すように、ユニット画像UPと同一の縮尺でカウンタの前面形状を模式したカウンタ画像CPも記憶している。
そこで、本実施の形態のデータ処理装置800では、画像表示部811は、図3に示すように、上述のような各種のユニット画像UPa〜UPnおよびカウンタ画像CPを表示画面に表示出力させ、ユニットレイアウト部813は、検知されたレイアウト操作に対応してユニット画像UPやカウンタ画像CPをレイアウトする。
このため、画像表示部811は、ユニット画像UPなどがレイアウトされる専用のレイアウトウインドウLWも表示画面に表示出力させ、例えば、その側方に複数のユニット画像UPa〜UPnやカウンタ画像CPなどをサンプル表示する。なお、レイアウトウインドウLWには、例えば、一辺が10センチメートルに相当するグリッドが表示される。
また、データ記憶部810は、図14に示すように、ユニット画像UPと同一の縮尺で人間の前面形状を模式した人型画像PPも記憶している。このため、画像表示部811は、図3に示すように、人型画像PPも表示画面に表示出力させる。
そこで、操作検知部812は、人型画像PPのレイアウト操作も検知する。ユニットレイアウト部813は、検知されたレイアウト操作に対応して人型画像PPをレイアウトされているユニット画像UPの前面ないし側方にレイアウトする。
なお、上述の人型画像PPは、作業者の頭部と胴体と脚部とを模式した本体部分PPaと、人間の上肢を模式した左右一対の上肢部分PPbと、からなる。そして、この左右一対の上肢部分PPbは、本体部分PPaの肩部に相当する位置を中心に回動自在となっている。
そして、操作検知部812は、表示出力されている人型画像PPの上肢部分PPbを回動させる入力操作も検知する。画像表示部811は、入力操作に対応して上肢部分PPbが回動された人型画像PPを表示出力する。
また、本実施の形態のデータ処理装置800では、図1に示すように、前述のデータ記憶部810が記憶しているユニットデータUDに、ユニット画像UP、フレームユニット300の種類ごとの左右方向の占有寸法である左右占有寸法、上下方向の占有寸法である上下占有寸法、とともに、調達コストも設定されている。
このため、結果算出部814は、ユニット画像UPのレイアウトに対応して合計の左右占有寸法、合計の上下占有寸法、合計の調達コストである現在金額、を各々算出し、結果出力部815は、算出された合計の左右占有寸法と上下占有寸法と現在金額とを表示出力する。
なお、上述の上下左右の占有寸法は、例えば、フレームユニット300の上下左右の外寸からなる。また、上述の調達コストは、例えば、フレームユニット300の販売単価からなる。
また、本実施の形態のデータ処理装置800は、上述した各部810〜815の他、図1に示すように、予算金額の入力操作を受け付ける予算入力部821と、入力操作された予算金額を一時保持する予算保持部822と、算出された合計の調達コストが一時保持されている予算金額を超過すると警告を報知出力する警告報知部823とを、さらに有する。
また、本実施の形態のデータ処理装置800は、左右方向の予定寸法である左右予定寸法の入力操作を受け付ける左右入力部825と、入力操作された左右予定寸法を一時保持する左右保持部826と、上下方向の予定寸法である上下予定寸法の入力操作を受け付ける上下入力部827と、入力操作された上下予定寸法を一時保持する上下保持部828とを、さらに有する。
このため、警告報知部823は、算出された左右方向や上下方向の合計の占有寸法が、一時保持されている同一方向の予定寸法を超過しても警告を報知出力する。詳細には後述するが、上述した警告の報知出力は、例えば、上述の余裕金額や余裕寸法が赤色で点滅表示されることともに、表示デバイス801によるガイダンスメッセージのバルーン表示などで実行される。
また、データ記憶部810は、タバコ陳列システム1000の上下方向の許容寸法である上下許容寸法も記憶している。このため、警告報知部823は、算出された上下占有寸法が記憶されている上下許容寸法を超過しても警告を報知出力する。
なお、上述の各種の入力部821,825,827は、図3に示すように、テキストデータの入力領域として表示画面に表示出力される。そこで、本実施の形態のデータ処理装置800では、上述の予算入力部821の側方に、前述の合計の調達コストである現在金額の表示部と、予算金額と現在金額との差分である余裕金額の表示部と、も用意されている。
同様に、左右入力部825および上下入力部827の左右にも、合計の左右寸法および上下寸法の表示部と、予定寸法と現在寸法との差分である余裕寸法の表示部と、が用意されている。
また、タバコ陳列システム1000の複数種類のフレームユニット300は、上下方向に連結できる組み合わせと連結できない組み合わせとがある。このため、データ記憶部810は、フレームユニット300の種類ごとに上下方向に連結できる組み合わせが設定されているユニットデータUDを記憶している。
そこで、ユニットレイアウト部813は、上下方向に連結できない組み合わせのレイアウト操作を無効とし、警告報知部823は、ユニット画像UPが上下方向に連結できない組み合わせでレイアウト操作されると警告を報知出力する。
上述のようなデータ処理装置800の各部810〜は、前述のようにコンピュータユニット803がインストールされているコンピュータプログラム860に対応して各種の処理動作を実行することで論理的に実現されている。
このようなコンピュータプログラム860は、例えば、アプリケーションソフトとしてCD−ROM852などのデータ記憶媒体に格納された状態で(図示せず)、タバコパックTPのサプライヤから販売店舗などに提供される。
なお、上述のようなコンピュータプログラム860がアプリケーションソフトとしてインストールされる販売店舗のデータ処理装置800には、事前にOS(Operating System)が実装されている。このため、前述した各部810〜は、実際にはOSとアプリケーションソフトの協調動作により実現される。
このようなアプリケーションソフトのコンピュータプログラム860は、例えば、図15に示すように、リソースセット861とプログラムモジュールセット870からなる。
リソースセット861は、前述のようにユニット画像UPや調達コストからなるユニットデータUD、カウンタ画像CP、人型画像PP、許容上下寸法、等の各種データからなる。
プログラムモジュールセット870は、例えば、データ処理装置800に、複数種類のフレームユニット300ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像UPが左右方向と上下方向との占有寸法や調達コストなどとともに設定されているユニットデータUDを記憶するユニット記憶処理を実行させる記憶処理モジュール871、ユニット画像UPを表示デバイス801の表示画面に表示出力させる画像表示処理を実行させる表示処理モジュール872、表示出力されているユニット画像UPの入力デバイス802によるレイアウト操作を検知する操作検知処理を実行させる検知処理モジュール873、検知されたレイアウト操作に対応して表示デバイス801の表示画面に表示出力されるユニット画像UPをレイアウトするユニットレイアウト処理を実行させるレイアウト処理モジュール874、ユニット画像UPのレイアウトに対応して合計の占有寸法と合計の調達コストとを算出する結果算出処理を実行させる算出処理モジュール875、算出された合計の占有寸法と合計の調達コストとを表示画面に表示出力する結果出力処理を実行させる出力処理モジュール876、等の各種のプログラムモジュールからなる。
上述のような構成において、本実施の形態のデータ処理装置800およびタバコ陳列システム1000の使用方法を以下に説明する。まず、本実施の形態のタバコ陳列システム1000では、四種類のフレームユニット300、四種類のトレーユニット200、二種類のマガジンユニット100、等を所望により自在に組み合せることができる。
このため、本実施の形態のタバコ陳列システム1000は、設置する空間に対応した外形とすることができ、空間を有効に利用することができる。特に、タバコパックTPを三列に保持する幅狭のフレームユニット300と五列に保持する幅広のフレームユニット300とがあるので、設置スペースの左右寸法に良好に対応することができる。
さらに、タバコパックTPを三行に保持する背高のフレームユニット300と二行に保持する背低のフレームユニット300とがあるので、設置スペースの上下寸法にも良好に対応することができる。
ただし、タバコ陳列システム1000は、上述のように設置の自由度が極度に高いため、新規に導入する販売店舗では、そのフレームユニット300のレイアウトを詳細に検討することが好ましい。
しかも、タバコ陳列システム1000は、上述のように販売店舗が利用するフレームユニット300の種類と個数を自由に変更することができる。従って、タバコ陳列システム1000を新規に導入する場合、そのフレームユニット300の調達コストは一様ではない。
このため、タバコ陳列システム1000を新規に導入する販売店舗では、そのフレームユニット300のレイアウトと調達コストとを事前にシミュレートすることが好ましい。
そこで、タバコ陳列システム1000が販売店舗に導入されるとき、本実施の形態のデータ処理装置800としてコンピュータ装置を機能させるためのコンピュータプログラム860が、タバコパックTPおよびタバコ陳列システム1000のサプライヤから販売店舗にCD−ROM852などで提供される。
この場合、販売店舗の作業者は、そのコンピュータプログラム860を自前のコンピュータ装置にインストールし、そのコンピュータプログラム860を起動することでコンピュータ装置をデータ処理装置800として機能させる。
すると、このデータ処理装置800では、図3および図16に示すように、表示デバイス801の表示画面に、各種のユニット画像UPa〜UPn、カウンタ画像CP、人型画像PP、レイアウトウインドウLW、各種金額の入力部821および表示部、各種寸法の入力部825,827および表示部、等が表示出力される(ステップS1)。
このとき、初期画面では、レイアウトウインドウLW、金額と寸法の入力部821,825,827および表示部、等は白紙状態として表示出力される。また、表示画面には、上述のコンピュータプログラム860とOSとの協調動作により、マウスカーソルMCも表示出力される。
このような状態で、例えば、作業者が所望により予算金額や上下左右の予定寸法を入力デバイス802で入力部821,825,827に入力操作すると(ステップS2〜S4)、その入力データが保持されて入力部821,825,827に表示出力される(ステップS5〜S7)。
例えば、タバコ陳列システム1000を導入する販売店舗の予算金額が10万円の場合、入力デバイス802により予算入力部821に「100000」なるテキストデータが入力操作されて表示出力される。
また、販売店舗でのタバコ陳列システム1000の設置場所の左右予定寸法が120センチメートルの場合、左右入力部825に「120」なるテキストデータが入力操作されて表示出力される。
同様に、販売店舗でのタバコ陳列システム1000の設置場所の上下予定寸法が140センチメートルの場合、上下入力部827に「140」なるテキストデータが入力操作されて表示出力される。
また、作業者が所望によりマウスカーソルMCによるドラッグ&ドロップなどで、ユニット画像UPやカウンタ画像CPをレイアウトウインドウLWにレイアウト操作すると、これを検知したデータ処理装置800では(ステップS8)、そのレイアウト操作が適正か判定される(ステップS9)。
例えば、図3に示すように、レイアウトウインドウLWの最下部には、フレームユニット300やストッカユニット400のユニット画像UPおよびカウンタ画像CPはレイアウトすることができる。
さらに、ストッカユニット400のユニット画像UPの直上にストッカユニット400のユニット画像UPをレイアウトすることもできる。また、ストッカユニット400のユニット画像UPおよびカウンタ画像CPの直上に、テーブルユニット410やフレームユニット300のユニット画像UPをレイアウトすることもできる。そして、フレームユニット300のユニット画像UPの直上にはフレームユニット300のユニット画像UPをレイアウトすることができる。
しかし、カウンタ画像CPは、最下部以外にはレイアウトできない。また、ストッカユニット400のユニット画像UPはフレームユニット300のユニット画像UPの直上にはレイアウトできない。
さらに、テーブルユニット410のユニット画像UPは、カウンタ画像CPまたはストッカユニット400のユニット画像UPとフレームユニット300のユニット画像UPとの中間以外にはレイアウトできない。上述のようなレイアウトの可否は、例えば、ユニットデータUDやカウンタ画像CPなどに、属性データとして個々に設定されている。
そこで、作業者により不能なレイアウト操作が実行されても(ステップS9)、そのレイアウト操作は無視され、例えば、「このユニットを、このように配置することはできません。このユニットは…」などのガイダンスメッセージがレイアウト警告としてバルーン表示などで報知出力される(ステップS10)。
一方、作業者により可能なレイアウト操作が実行されると(ステップS9)、そのレイアウト操作に対応してレイアウトデータが生成され、レイアウトウインドウLWにカウンタ画像CPやユニット画像UPがレイアウト表示される(ステップS11)。
なお、当然ながら、レイアウトウインドウLWにはユニット画像UPのコピーがレイアウトされる。このため、作業者は所望により同一のユニット画像UPをレイアウトウインドウLWに何段にも配列するようなこともできる。
また、レイアウトウインドウLWは、やはりマウスカーソルMCによる入力操作などで上下左右の寸法を可変することができる。そして、レイアウトウインドウLWにレイアウト操作されたユニット画像UPは、そのレイアウトウインドウLWに対応した縮尺で表示出力される。
また、本実施の形態のデータ処理装置800では、例えば、上述のようにレイアウト操作したカウンタ画像CPを、入力デバイス802の入力操作などにより左右方向に伸縮させることができる。このため、販売店舗に実際に設置されているカウンタにカウンタ画像CPを対応させることができる。
また、本実施の形態のデータ処理装置800では、上述のようなユニット画像UPのレイアウト操作とは別個の処理動作として、図3に示すように、人型画像PPをレイアウトウインドウLWにレイアウト操作することもできる。
その場合、所望により人型画像PPの上肢部分PPbを回動操作することもできる。このため、ユニット画像UPをレイアウト操作するときに、標準的な作業者の身長や作業範囲と比較することができる。
そして、前述のようにレイアウトウインドウLWにユニット画像UPがレイアウトされると、そのユニット画像UPに対応したユニットデータUDの調達コストが合計されて現在金額が算出される。
さらに、そのユニットデータUDの左右寸法と上下寸法とが、ユニット画像UPのレイアウトに対応して各々合計され、左右現在寸法と上下現在寸法とが算出される(ステップS12)。この算出された現在金額と左右現在寸法と上下現在寸法とが表示出力される(ステップS13)。
例えば、単価が4千円、左右寸法が35センチメートル、上下寸法が25センチメートル、のフレームユニット300のユニット画像UPが、左右方向に三列、上下方向に六行、に配列された場合、予算入力部821に隣接した現在金額の表示部に「72000」、左右入力部825に隣接した左右現在寸法の表示部に「105」、上下入力部827に隣接した上下現在寸法の表示部に「150」、なるテキストデータが表示される。
なお、前述のように予算金額が入力操作されて一時保持されていた場合は(ステップS14)、その予算金額から現在金額を減算した結果が余裕金額として算出される(ステップS15)。
そして、その余裕金額が正値の場合は(ステップS16)、そのまま表示出力される(ステップS18)。一方、余裕金額が負値の場合は(ステップS16)、例えば、余裕金額が赤色で点滅表示されるとともに、「予算をオーバーしています」などのガイダンスメッセージが予算警告としてバルーン表示などで報知出力される(ステップS17)。
さらに、図17に示すように、前述のように左右予定寸法が入力操作されて一時保持されていた場合は(ステップS19)、その左右予定寸法から左右現在寸法を減算した結果が左右余裕寸法として算出される(ステップS20)。
その左右余裕寸法が正値の場合は(ステップS21)、そのまま表示出力される(ステップS23)。一方、左右余裕寸法が負値の場合は(ステップS21)、例えば、左右余裕寸法が赤色で点滅表示されるとともに、「左右寸法が予定をオーバーしています」などのガイダンスメッセージが左右警告としてバルーン表示などで報知出力される(ステップS22)。
また、上下現在寸法が上下許容寸法を超過しているかが判定され(ステップS24)、超過しているときは、上下現在寸法が赤色で点滅表示されるとともに、「上下寸法が安全範囲をオーバーしています」などのガイダンスメッセージが左右警告としてバルーン表示などで報知出力される(ステップS28)。
一方、上下現在寸法が上下許容寸法を超過していないとき(ステップS24)、前述のように上下予定寸法が入力操作されて一時保持されていた場合は(ステップS25)、その上下予定寸法から上下現在寸法を減算した結果が上下余裕寸法として算出される(ステップS26)。
その上下余裕寸法が正値の場合は(ステップS27)、そのまま表示出力される(ステップS29)。一方、上下余裕寸法が負値の場合は(ステップS27)、例えば、上下余裕寸法が赤色で点滅表示されるとともに、「上下寸法が予定をオーバーしています」などのガイダンスメッセージが上下警告としてバルーン表示などで報知出力される(ステップS28)。
例えば、前述のように、予算金額が「100000」、左右予定寸法が「120」、上下予定寸法が「140」、と設定された状態で、レイアウト操作により、現在金額が「72000」、左右現在寸法が「105」、上下現在寸法が「150」、と算出された場合、余裕金額は「28000」、左右余裕寸法は「15」、として正値で表示出力されるが、上下余裕寸法は「−10」なる負値として警告ガイダンスとともに赤色で点滅表示される。
なお、上述のように金額や寸法の警告が報知出力された状態でも、図16に示すように、予算金額や予定寸法を再度入力したり(ステップS2〜S7)、ユニット画像UPのレイアウトを変更することにより(ステップS8〜S11)、警告が報知出力されない状態とすることもできる(ステップS12〜S29)。
例えば、前述のように上下予定寸法が「140」のときに、上下寸法が25センチメートルのフレームユニット300のユニット画像UPが上下方向に六行に配列され、上下現在寸法が「150」、上下余裕寸法が「−10」となったときでも、その最上位のユニット画像UPが削除されれば、上下現在寸法が「125」、上下余裕寸法が「15」となって警告ガイダンスも消去される。
また、表示画面のリセットアイコンが入力操作されると(ステップS30)、入力操作された予算金額やレイアウト操作されたユニット画像UPなどがリセットされる(ステップS31)。
そして、上述のような入力操作の結果としてユニット画像UPの所望のレイアウトを確定できた作業者は、そのレイアウトのタバコ陳列システム1000を注文するならば、図3に示すように、表示画面の注文アイコンを入力操作する。
すると、図17に示すように、これを検知したデータ処理装置800は(ステップS33)、例えば、店舗情報などの注文画面を表示出力し、そこに入力操作された各種データをタバコ陳列システム1000のサプライヤにインターネットで送信するなどして、注文処理を実行する(ステップS34)。
その場合、販売店舗からサプライヤに送信される注文データには、例えば、レイアウト操作されたユニットデータUD、複数のユニットデータUDの相対関係からなるレイアウトデータ、合計金額、等が内包される。
そこで、上述のような注文データを受信したサプライヤは、例えば、そのレイアウトデータに対応した組立説明書を作成する。さらに、注文データに内包されている合計金額により請求書を作成する。
そして、注文データのユニットデータUDに対応するフレームユニット300等を、組立説明書および請求書とともに販売店舗に発送する。そこで、販売店舗では、受領したフレームユニット300を組立説明書に対応して組み立てることにより、タバコ陳列システム1000を設置する。さらに、販売店舗は、フレームユニット300に同梱される請求書に対応してサプライヤに料金を支払う。
本実施の形態のタバコ陳列システム1000は、前述のように複数種類のフレームユニット300を販売店舗で自由に組み合わせることにより、上下左右の寸法などを自在に変更することができるので、理想的な売場構築を実現することができる。
しかし、換言すると、タバコ陳列システム1000を利用する販売店舗では、設置場所の上下左右の寸法に対応するように、フレームユニット300等のレイアウトを決定する必要がある。さらに、タバコ陳列システム1000を新規に導入する販売店舗では、フレームユニット300等の種類や個数により変化する調達コストも考慮する必要がある。
しかし、タバコ陳列システム1000は、フレームユニット300等のレイアウトの自由度が極度に高度である。このため、全体の占有寸法と調達コストまで考慮しながら最適なレイアウトを決定することは容易ではない。
しかし、本実施の形態のデータ処理装置800では、上述のように表示画面に表示出力されているユニット画像UPを入力デバイス802によりレイアウト操作することができる。
しかも、本実施の形態のデータ処理装置800では、ユニット画像UPがレイアウト操作されるごとに、実際のタバコ陳列システム1000での占有寸法が算出されて表示出力される。
このため、所望のユニット画像UPをレイアウト操作しながら、その設置に必要な寸法をリアルタイムに確認することができる。従って、販売店舗により大幅に左右寸法が相違する設置スペースを最大限に有効利用するタバコ陳列システム1000の構造を簡単にシミュレートすることができる。
なお、前述のようにコンビニエンスストアなどの狭小な販売店舗では、左右方向に狭小な設置スペースを最大限に利用するタバコ陳列システム1000が要求される。一方、自動車での来客が前提の郊外の大型店舗などでは、左右方向に巨大なタバコ陳列システム1000が要求されることもある。
しかし、このように販売店舗により相違する左右寸法の要求にも、本実施の形態のタバコ陳列システム1000は対応することができる。そして、本実施の形態のデータ処理装置800では、上述のようにタバコ陳列システム1000の左右寸法を事前にシミュレートできるので、販売店舗により大幅に相違する左右寸法の要求に容易に対処することができる。
特に、本実施の形態のデータ処理装置800では、占有寸法の算出が上下方向と左右方向とで個々に実行されるので、設置場所に最適に対応したレイアウトを検討することができる。
さらに、作業者の所望により上下および左右の予定寸法を入力操作することができ、その予定寸法の側方に上下および左右の現在寸法が表示出力される。しかも、予定寸法から現在寸法を減算した余裕寸法も、さらに側方に表示出力される。
このため、作業者は所望のユニット画像UPをレイアウト操作しながら、その占有寸法を予定寸法とリアルタイムに比較することができ、余裕寸法をリアルタイムに確認することができる。
特に、余裕寸法が負値となると、寸法警告が報知出力される。このため、作業者はユニット画像UPをレイアウト操作しているときに、現在寸法が予定寸法を超過したことをリアルタイムに確認することができる。
そして、このように寸法警告が報知出力されているときでも、ユニット画像UPのレイアウト変更や予定寸法の編集操作を実行することができ、これで余裕寸法が正値となると寸法警告の報知出力が解除される。
このため、作業者は現場に問題なく設置できるフレームユニット300のレイアウトや、所望のタバコ陳列システム1000の設置に必要なスペースなどを、リアルタイムに検討することができる。
しかも、データ処理装置800は、作業者により自由に設定される上下予定寸法とは別個に、安全性の観点から事前に決定されている上下許容寸法も記憶している。そして、上下現在寸法が上下予定寸法を超過しなくとも上下許容寸法を超過すると、専用の寸法警告が報知出力される。
このため、タバコ陳列システム1000の安全な上下寸法を作業者に簡単かつ確実に認識させることができ、タバコ陳列システム1000が危険な寸法に構築されて利用されることを防止できる。
また、タバコ陳列システム1000は、複数種類のフレームユニット300等に上下方向に連結できる組み合わせと連結できない組み合わせとがある。そして、データ処理装置800では、上下方向に連結できない組み合わせのユニット画像UPのレイアウト操作を無効とし、ユニット画像UPが上下方向に連結できない組み合わせでレイアウト操作されるとレイアウト警告を報知出力する。
このため、フレームユニット300等の連結できない組み合わせを作業者に簡単かつ確実に認識させることができ、タバコ陳列システム1000が危険な構造に構築されて利用されることを防止できる。
また、タバコ陳列システム1000は、販売店舗のカウンタの上面に設置されることも多々ある。しかし、データ処理装置800は、ユニット画像UPと同一の縮尺でカウンタの前面形状を模式したカウンタ画像CPも表示画面に表示出力してレイアウト操作することができる。このため、カウンタの上面にタバコ陳列システム1000を設置する場合でも、作業者は良好に完成イメージを確認することができる。
特に、上述のようにカウンタ画像CPをユニット画像UPとともにレイアウト操作すると、カウンタの上下寸法はタバコ陳列システム1000の上下寸法として反映されるが、左右寸法や金額は反映されない。このため、カウンタの上面にタバコ陳列システム1000を設置する場合に、検討が必要な情報のみを作業者に提供することができる。
しかも、そのレイアウトに対応したフレームユニット300の調達コストが算出されて表示出力される。このため、タバコ陳列システム1000を新規に導入するような場合でも、そのフレームユニット300等のレイアウトを作業者が簡単に検討することができるとともに、そのレイアウトしたフレームユニット300等の調達コストも簡単に確認することができる。
従って、作業者はタバコ陳列システム1000の全体の占有寸法と調達コストまで考慮しながらフレームユニット300等の最適なレイアウトを決定することができる。このため、データ処理装置800は、最適な構造のタバコ陳列システム1000を最少の調達コストで構築する作業などを良好に支援することができる。
特に、ユニット画像UPは複数種類のフレームユニット300等の前面形状を模式しているので、作業者はタバコ陳列システム1000の完成イメージをリアルタイムに直感的に確認することができる。
しかも、データ処理装置800は、ユニット画像UPがレイアウト操作されるごとに合計の調達コストが算出されて表示出力される。このため、作業者は所望のユニット画像UPをレイアウト操作しながら、その調達に必要なコストをリアルタイムに確認することができる。
特に、データ処理装置800は、作業者の所望により予算金額を入力操作することができ、その予算金額の側方に現在金額が表示出力される。しかも、予算金額から現在金額を減算した余裕金額も、さらに側方に表示出力される。
このため、作業者は所望のユニット画像UPをレイアウト操作しながら、その調達コストを予算金額とリアルタイムに比較することができ、余裕金額をリアルタイムに確認することができる。
特に、余裕金額が負値となると、金額警告が報知出力される。このため、作業者はユニット画像UPをレイアウト操作しているときに、現在金額が予算金額を超過したことをリアルタイムに確認することができる。
そして、このように金額警告が報知出力されているときでも、ユニット画像UPのレイアウト変更や予算金額の編集操作を実行することができ、これで余裕金額が正値となると金額警告の報知出力が解除される。
このため、作業者は予算を超過しないフレームユニット300のレイアウトや、所望のタバコ陳列システム1000の導入に必要な予算などを、リアルタイムに検討することができる。
なお、タバコ陳列システム1000では、フレームユニット300の種類ごとにタバコパックTPやタバコカートンKTなどの陳列状態が規定されている。そして、データ処理装置800は、陳列状態を模式したユニット画像UPを表示出力してレイアウト操作することができる。このため、作業者はフレームユニット300の寸法が同一でもタバコパックTPなどの陳列状態が相違する状態を、簡単かつ確実に確認することができる。
さらに、タバコ陳列システム1000では、フレームユニット300やトレーユニット200にボックスパックBPの簡易什器EFなどを直接に載置することもできる。また、メッシュユニット450などを利用することもできる。
しかし、データ処理装置800は、上述のような複数種類の使用状態の図柄が表記されているユニット画像UPa〜UPhも表示出力してレイアウト操作することができる。このため、作業者は各種ユニット450等を利用する場合でもタバコ陳列システム1000の完成イメージを良好に確認することができる。
また、本実施の形態のデータ処理装置800は、ユニット画像UPと同一の縮尺で人間の前面形状を模式した人型画像PPも、表示画面に表示出力してレイアウト操作することができる。
このため、作業者は構築するタバコ陳列システム1000の上下寸法が過剰でないかなども確認することができ、タバコ陳列システム1000の全体寸法などを直感的に確認することができる。
特に、人型画像PPは、上肢部分PPbを入力操作により回動させることができる。このため、作業者は構築するタバコ陳列システム1000の上下寸法が適正かなども、簡単かつ確実に確認することができる。
しかも、人型画像PPは、左右一対の上肢部分PPbを有する。このため、人型画像PPの左右の上肢部分PPbを水平に位置させることなどにより、構築するタバコ陳列システム1000の左右寸法が適切かなども確認することができる。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態ではタバコ陳列システム1000がユニット部材としてフレームユニット300を有し、これに対応してデータ処理装置800が形成されていることを例示した。
しかし、タバコ陳列システム1000が、ユニット部材としてウォールユニット500を有してもよい。その場合、図18に示すように、フレームユニット300を利用することなくウォールユニット500を利用してタバコ陳列システム1000を構築することもできる。
そのウォールユニット500としては、図19に示すように、ベースウォール500aとパネルウォール500bとがある。パネルウォール500bは、複数を上下方向に連結することができ、ベースウォール500aの上端に連結することもできる。
そこで、所望の上下寸法のウォールユニット500を形成することができる。そして、このようなウォールユニット500にトレーアタッチメント600でトレーユニット200を装着することができる。
タバコ陳列システム1000は、複数のウォールユニット500を上下方向に連結して所望の上下寸法とすることができる。また、そのウォールユニット500を左右方向に配列して所望の左右寸法とすることができる。
そして、上述のように上下左右に配列したウォールユニット500の前面の所望の位置にトレーアタッチメント600を装着し、そのトレーアタッチメント600にトレーユニット200を保持させることができる。そのトレーユニット200にタバコカートンTKを直接に収容することもでき、マガジンユニット100でタバコパックTPを収容することもできる。
さらに、図18に示すように、上述のように上下左右に配列したウォールユニット500を上下左右に配列したストッカユニット400の上面に設置することもできる。また、ウォールユニット500で構築したシステムとフレームユニット300で構築したシステムとを並設してタバコ陳列システム1000とすることもできる(図示せず)。
そして、上述のウォールユニット500の前面形状を前述の縮尺で模式したユニット画像を、データ処理装置800が表示画面に表示出力してレイアウト操作させてもよい(図示せず)。
また、上記形態ではフレームユニット300などの構造部品でタバコ陳列システム1000が構築され、そのフレームユニット300などのユニット画像UPがデータ処理装置800で表示出力されてレイアウト操作されることを例示した。
しかし、タバコ陳列システム1000には、図20に示すように、組み合されたフレームユニット300の内部や外部に複数種類の宣伝部材420が設置されることもある。
そこで、データ処理装置800が、複数種類の宣伝部材420ごとに前面形状をユニット画像UPと同一の縮尺で模式した宣伝部材画像が少なくとも調達コストとともに設定されている宣伝部材データも表示出力してレイアウト操作させ、そのレイアウトされたユニット画像UPと宣伝部材画像とに対応して合計の調達コストを算出してもよい。この場合、販売店舗は宣伝部材420も考慮してタバコ陳列システム1000の構築を検討することができる。
なお、上述のような宣伝部材420は、例えば、タバコパックTPやタバコ陳列システム1000のサプライヤから販売店舗に有償や無償で提供される。そこで、無償の場合には宣伝部材データの調達コストを「0」に設定しておけばよい。
また、上記形態ではフレームユニット300等の調達コストとして単純に売買金額がユニットデータUDに設定されていることを想定した。しかし、その調達コストに、フレームユニット300の送料や組立サービスの代金などを反映させておいてもよい。
さらに、上記形態では同一寸法でもタバコパックTPやタバコカートンTKの陳列状態が相違するユニット画像UPが事前にデータ処理装置800に登録されていて個々に表示出力されることを例示した。
しかし、ユニット画像が外形寸法ごとに一つのみ表示出力され、そのユニット画像の内部での陳列状態の模式画像が入力操作に対応して切換表示されてもよい。この場合、レイアウトしたユニット画像の全体寸法などは変更することなく、タバコパックTPやタバコカートンTKの陳列状態のみ変更させて検討するようなことができる。
また、上記形態ではユニット画像UPは陳列状態の模式画像からなることを例示した。しかし、ユニット画像UPが実際のフレームユニット300等の写真データでもよく、模式画像と写真データとが切換表示されてもよい。この場合、よりリアルなタバコ陳列システム1000の完成イメージを作業者に提供することができる。
さらに、上記形態ではレイアウトウインドウLWにグリッドのみ表示されていることを例示した。しかし、データ処理装置が、作業者によりデジタルカメラなどで撮像された店内の写真データの入力を受け付け、その写真データをレイアウトウインドウLWの背景として表示してもよい。この場合、タバコ陳列システム1000が販売店舗に設置された状態を、さらにリアルに作業者に確認させることができる。
また、上記形態ではレイアウトウインドウLWにユニット画像UPと同様にカウンタ画像CPをレイアウト操作できることを例示した。しかし、所定の入力操作に対応してレイアウトウインドウLWの所定位置にカウンタ画像CPをオンオフ表示してもよい(図示せず)。
さらに、上記形態ではカウンタ画像CPの左右寸法のみ調整できることを例示した。しかし、実際のカウンタの上下寸法の入力操作などに対応してカウンタ画像CPの上下寸法が調整されてもよい。
また、上記形態では白紙状態のレイアウトウインドウLWに作業者が所望のユニット画像UPをレイアウト操作することを例示した。しかし、データ処理装置が、事前にユニット画像UPがレイアウトされたサンプルデータを記憶しており、そのサンプルデータがレイアウトウインドウLWに表示出力されてもよい。
この場合、販売店舗の作業者はサプライヤが推奨するサンプルデータを参考とすることができ、そのサンプルデータを編集することで所望のレイアウトデータを容易に生成することもできる。
さらに、前述のように上下寸法が充分なタバコ陳列システム1000では、顧客の注目度が上下位置により相違することが判明している。そこで、顧客の注目度の高低に対応した配色でレイアウトウインドウLWが表示出力されてもよい。
この場合、例えば、顧客の注目度が高い位置にボックスパックBPを収容する簡易什器EFのユニット画像UPgを配置し、顧客の注目度が低い位置にタバコカートンTKを収容するフレームユニット300のユニット画像UPfを配置する、などのレイアウト操作を容易に実施することができる。
さらに、上記形態ではタバコ陳列システム1000の上下許容寸法が事前に規定されていてデータ処理装置800に登録されていることを例示した。しかし、データ処理装置が、作業者の身長の入力操作を受け付ける身長入力部と、入力操作された身長を一時保持する身長保持部と、一時保持された身長から上下方向の適正寸法を算出する適正算出部とを、さらに有し(図示せず)、算出された合計の占有寸法が算出された適正寸法を超過すると不適警告を報知出力してもよい。この場合、作業者は構築するタバコ陳列システム1000の上下寸法が、自身の身長に対応して適正かを簡単に確認することができる。
また、上述のように身長入力部と身長保持部とを有するデータ処理装置が、さらに、一時保持された身長に対応して表示画面に表示出力される人型画像PPの縮尺を調整する人型調整部を有してもよい(図示せず)。
この場合、作業者は構築するタバコ陳列システム1000の上下寸法が自身の身長に対応して適正かを、レイアウトしたユニット画像UPと人型画像PPとの相対関係で直感的に確認することができる。さらに、事前に複数種類の身長の人型画像PPが用意されていてもよい。
さらに、上記形態では不透明な人型画像PPがレイアウト操作されたユニット画像UPの側方ないし前面にレイアウト操作できることを例示した。しかし、このような人型画像PPが半透明に表示出力されてもよく、いわゆるマウス845の右クリックなどで表示がオンオフされてもよい。
また、上記形態ではデータ処理装置800がユニット画像UPのレイアウト操作に対応して、タバコ陳列システム1000の実際の調達コストと占有寸法とをリアルタイムに算出して表示出力することを例示した。しかし、作業者がユニット画像UPをレイアウト操作してから所定操作で確定を入力したときに、データ処理装置が調達コストや占有寸法を算出して表示出力してもよい。
このような算出とデータ出力とがリアルタイムに逐次実行される場合は、作業者の操作性を向上させることができ、入力操作に対応して実行される場合は、データ処理装置の処理負担を軽減することができる。
さらに、上記形態では予算金額や予定寸法が設定されている状態でレイアウトされたユニットデータUDに対応して、合計金額や合計寸法とともに余裕金額や余裕寸法も算出されて表示出力されることのみ例示した。
しかし、上述のように算出された余裕金額や余裕寸法に対応して、さらにレイアウトできるユニット画像をハイライト表示するとともに、レイアウトできないユニット画像をブラックアウト表示してもよい。
この場合、予算金額や予定寸法を超過しない範囲で、さらに選択できるユニットフレーム300を一目で確認することができ、予算金額や予定寸法の限界寸前までレイアウトを調整するようなことが容易となる。
さらに、上記形態ではデータ処理装置800がユニット画像UPのレイアウト操作に対応してタバコ陳列システム1000の実際の調達コストと占有寸法とをデータ出力することを例示した。しかし、前述のようにタバコ陳列システム1000のフレームユニット300は種類ごとに定型サイズのタバコパックTPの収容個数と陳列個数とが規定されている。
そこで、データ処理装置が、フレームユニット300の種類ごとに少なくとも陳列個数や収容個数が設定されているユニットデータUDを記憶し、レイアウトされた複数のユニット画像UPに対応した合計の陳列個数や合計の収容個数も出力してもよい(図示せず)。この場合、作業者はタバコパックTPの陳列できる個数と収容できる個数も考慮しながら、タバコ陳列システム1000の構築を検討することができる。
さらに、前述のように複数種類のフレームユニット300の少なくとも一部は定型サイズのタバコパックTPを前後方向に配列して収容する配列個数が規定されている。一方、フレームユニット300の上下左右でのタバコパックTPの配列個数はユニット画像UPで確認できるが、前後方向での配列個数は確認できない。
そこで、データ処理装置が、配列個数が表記されたユニット画像UPを記憶していてもよい(図示せず)。この場合、フレームユニット300の前後方向でのタバコパックTPの配列個数を、表示出力されるユニット画像UPで確認することができる。
また、上記形態では販売店舗のコンピュータ装置をデータ処理装置800として機能させるコンピュータプログラム860が、CD−ROM852などのデータ記憶媒体によりサプライヤから提供されることを例示した。しかし、このようなコンピュータプログラム860が、いわゆるインターネットなどによるデータ通信で提供されてもよい。
さらに、上述のデータ処理装置800と同様な機能のサービスが、サプライヤのサーバなどのデータ処理装置により、販売店舗のコンピュータ装置などのユーザ端末装置に提供されてもよい。
その場合、図21に示すように、サプライヤのデータ処理装置900は、前述のようなタバコ陳列システム1000の導入の支援に利用されるウェブサイトWSを、インターネットINによりユーザ端末装置UTに提供する。
そのデータ処理装置900は、複数種類のフレームユニット300等ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像UPが左右方向や上下方向の占有寸法などとともに設定されているユニットデータを記憶するデータ記憶部910と、ユーザ端末装置UTにより閲覧されるウェブサイトWSの表示画面にユニット画像UPを表示出力させる画像表示部920と、表示出力されているユニット画像UPのユーザ端末装置UTによるレイアウト操作を検知する操作検知部930と、検知されたレイアウト操作に対応してウェブサイトWSに表示出力されるユニット画像UPをレイアウトするユニットレイアウト部940と、レイアウトされたユニット画像UPに対応して合計の占有寸法を算出する結果算出部950と、算出された合計の占有寸法をウェブサイトWSに表示出力させる結果出力部960と、を最低限有すればよい。
この場合、タバコ陳列システム1000を販売店舗に提供するサプライヤが、そのタバコ陳列システム1000の構築を検討する機能を、ウェブサイトWSにより販売店舗に提供することができる。
本発明の実施の形態のデータ処理装置の論理構造を示す模式図である。 データ処理装置の物理構造を示すブロック図である。 データ処理装置の表示デバイスの表示画面での表示画像を示す模式図である。 ユニットシステムであるタバコ陳列システムの外観を示す斜視図である。 タバコ陳列システムの要部の構造を示す分解斜視図である。 ストッカユニットを使用したタバコ陳列システムの外観を示す斜視図である。 タバコ陳列システムのメッシュユニットを示す分解斜視図である。 四種類のユニット画像を示す模式図である。 さらに二種類のユニット画像を示す模式図である。 さらに二種類のユニット画像を示す模式図である。 さらに四種類のユニット画像を示す模式図である。 さらに二種類のユニット画像を示す模式図である。 カウンタ画像を示す模式図である。 人型画像を示す模式図である。 コンピュータプログラムの論理構造を示す模式図である。 データ処理装置の処理動作の前半部分を示すフローチャートである。 後半部分を示すフローチャートである。 他のタバコ陳列システムの外観を示す斜視図である。 タバコ陳列システムの要部の構造を示す分解斜視図である。 さらに他のタバコ陳列システムを示す分解斜視図である。 さらに他のデータ処理装置の論理構造を示す模式図である。
符号の説明
100 マガジンユニット
200 トレーユニット
300 フレームユニット
310 本体フレーム
311 面ファスナ
314 凸部材
320 支持フレーム
400 ストッカユニット
410 テーブルユニット
411 ユニットボックス
412 テーブル部材
420 宣伝部材
450 メッシュユニット
500 ウォールユニット
500a ベースウォール
500b パネルウォール
600 トレーアタッチメント
800 データ処理装置
801 表示デバイス
802 入力デバイス
803 コンピュータユニット
810 データ記憶部
811 画像表示部
812 操作検知部
813 ユニットレイアウト部
814 結果算出部
815 結果出力部
821 予算入力部
822 予算保持部
823 警告報知部
825 左右入力部
826 左右保持部
827 上下入力部
828 上下保持部
831 CPU
832 ROM
833 RAM
834 バスライン
841 HDD
842 カードリーダ
843 CDドライブ
844 キーボード
845 マウス
846 I/Fユニット
851 データカード
852 CD−ROM
860 コンピュータプログラム
861 リソースセット
870 プログラムモジュールセット
871 記憶処理モジュール
872 表示処理モジュール
873 検知処理モジュール
874 レイアウト処理モジュール
875 算出処理モジュール
876 出力処理モジュール
900 データ処理装置
910 データ記憶部
920 画像表示部
930 操作検知部
940 ユニットレイアウト部
950 結果算出部
960 結果出力部
1000 タバコ陳列システム
BP ボックスパック
CP カウンタ画像
EF 簡易什器
IN インターネット
KT タバコカートン
LW レイアウトウインドウ
MC マウスカーソル
PP 人型画像
PPa 本体部分
PPb 上肢部分
TK タバコカートン
TP タバコパック
UD ユニットデータ
UP ユニット画像
UT ユーザ端末装置
WS ウェブサイト

Claims (24)

  1. 上下方向に連結されて左右方向に配列される複数種類のユニット部材の任意の組み合わせで形成されるユニットシステムの導入の支援に利用されるデータ処理装置であって、
    各種データを表示画面に表示出力する表示デバイスと、
    各種の入力操作を受け付ける入力デバイスと、
    複数種類の前記ユニット部材ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像が左右方向の占有寸法とともに設定されているユニットデータを記憶するデータ記憶部と、
    前記ユニット画像を前記表示画面に表示出力させる画像表示部と、
    表示出力されている前記ユニット画像の前記入力デバイスによるレイアウト操作を検知する操作検知部と、
    検知されたレイアウト操作に対応して前記表示画面に表示出力される前記ユニット画像をレイアウトするユニットレイアウト部と、
    前記ユニット画像のレイアウトに対応して合計の前記占有寸法を算出する結果算出部と、
    算出された合計の前記占有寸法を前記表示画面に表示出力する結果出力部と、
    警告を報知出力する警告報知部と、
    を有し、
    複数種類の前記ユニット部材は、上下方向に連結できる組み合わせと連結できない組み合わせとがあり、
    前記データ記憶部に記憶される前記ユニットデータには、前記ユニット部材の種類ごとに上下方向に連結できる組み合わせが設定されており、
    前記ユニットレイアウト部は、上下方向に連結できない組み合わせのレイアウト操作を無効とし、
    前記警告報知部は、前記ユニット画像が上下方向に連結できない組み合わせでレイアウト操作されると警告を報知出力する、
    データ処理装置。
  2. 左右方向の予定寸法の入力操作を受け付ける左右入力部と、
    入力操作された前記予定寸法を一時保持する左右保持部と、
    を更に有し、
    前記警告報知部は、算出された合計の前記占有寸法が一時保持されている前記予定寸法を超過すると警告を報知出力する、
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記データ記憶部は、上下方向の占有寸法も設定されている前記ユニットデータを記憶し、
    前記結果算出部は、前記ユニット画像のレイアウトに対応して上下方向の合計の占有寸法も算出し、
    前記結果出力部は、算出された上下方向の合計の前記占有寸法も前記表示画面に表示出力する請求項1または2に記載のデータ処理装置。
  4. 上下方向の予定寸法の入力操作を受け付ける上下入力部と、
    入力操作された前記予定寸法を一時保持する上下保持部と、
    を更に有し、
    前記警告報知部は、算出された合計の前記占有寸法が一時保持されている前記予定寸法を超過すると警告を報知出力する、
    請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記データ記憶部は、前記ユニットシステムの上下方向の許容寸法も記憶しており、
    前記警告報知部は、算出された合計の前記占有寸法が記憶されている前記許容寸法を超過すると警告を報知出力する請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 作業者の身長の入力操作を受け付ける身長入力部と、
    入力操作された前記身長を一時保持する身長保持部と、
    一時保持された前記身長から上下方向の適正寸法を算出する適正算出部と、
    を更に有し、
    前記警告報知部は、算出された合計の前記占有寸法が算出された前記適正寸法を超過すると警告を報知出力する、
    請求項4または5項に記載のデータ処理装置。
  7. 前記データ記憶部は、前記ユニット画像と同一の縮尺で人間の前面形状を模式した人型画像も記憶し、
    前記画像表示部は、前記人型画像も前記表示画面に表示出力させ、
    前記操作検知部は、前記人型画像のレイアウト操作も検知し、
    前記ユニットレイアウト部は、検知されたレイアウト操作に対応して前記人型画像をレイアウトされている前記ユニット画像の前面ないし側方にレイアウトする請求項1ないし6の何れか一項に記載のデータ処理装置。
  8. 前記データ記憶部は、前記人間の上肢を模式した上肢部分が前記人間の肩部に相当する位置を中心に回動自在な前記人型画像を記憶し、
    前記操作検知部は、表示出力されている前記人型画像の上肢部分を回動させる入力操作も検知する請求項7に記載のデータ処理装置。
  9. 作業者の身長の入力操作を受け付ける身長入力部と、
    入力操作された前記身長を一時保持する身長保持部と、
    一時保持された前記身長に対応して前記表示画面に表示出力される前記人型画像の縮尺を調整する人型調整部とを、
    さらに有する請求項7または8に記載のデータ処理装置。
  10. 前記データ記憶部は、前記ユニット部材の種類ごとに調達コストも設定されている前記ユニットデータを記憶し、
    前記結果算出部は、前記ユニット画像のレイアウトに対応して合計の調達コストも算出し、
    前記結果出力部は、算出された合計の前記調達コストも前記表示画面に表示出力する請求項1ないしの何れか一項に記載のデータ処理装置。
  11. 予算金額の入力操作を受け付ける予算入力部と、
    入力操作された前記予算金額を一時保持する予算保持部と、
    を更に有し、
    前記警告報知部は、算出された合計の前記調達コストが一時保持されている前記予算金額を超過すると警告を報知出力する、
    請求項10に記載のデータ処理装置。
  12. 前記ユニットシステムには、組み合された前記ユニット部材の内部や外部に配置される複数種類の宣伝部材もあり、
    前記データ記憶部は、複数種類の前記宣伝部材ごとに前面形状を前記ユニット画像と同一の縮尺で模式した宣伝部材画像が設定されている宣伝部材データも記憶し、
    前記画像表示部は、前記宣伝部材画像も前記表示画面に表示出力させ、
    前記操作検知部は、前記宣伝部材画像のレイアウト操作も検知し、
    前記ユニットレイアウト部は、検知されたレイアウト操作に対応して前記宣伝部材画像をレイアウトされている前記ユニット画像の内部や外部にレイアウトする請求項1ないし11の何れか一項に記載のデータ処理装置。
  13. 前記ユニットシステムは、カウンタの上面に設置されて商品を前記ユニット部材ごとに収容しながら陳列する商品陳列システムであり、
    前記データ記憶部は、前記ユニット画像と同一の縮尺で前記カウンタの前面形状を模式したカウンタ画像も記憶しており、
    前記画像表示部は、前記カウンタ画像も前記表示画面に表示出力させ、
    前記ユニットレイアウト部は、検知されたレイアウト操作に対応して前記ユニット画像を前記カウンタ画像の上部にレイアウトする請求項1ないし12の何れか一項に記載のデータ処理装置。
  14. 前記ユニットシステムは、少なくとも一部が定型サイズの商品を前記ユニット部材ごとに収容しながら陳列する商品陳列システムであり、
    前記ユニット部材は種類ごとに前記定型サイズの前記商品の収容個数と陳列個数とが規定されており、
    前記データ記憶部は、前記ユニット部材の種類ごとに少なくとも前記陳列個数が設定されている前記ユニットデータを記憶し、
    前記結果出力部は、レイアウトされた複数の前記ユニット画像に対応した合計の前記陳列個数も出力する請求項1ないし13の何れか一項に記載のデータ処理装置。
  15. 前記データ記憶部は、前記ユニット部材の種類ごとに前記収容個数も設定されている前記ユニットデータを記憶し、
    前記結果出力部は、レイアウトされた複数の前記ユニット画像に対応した合計の前記収容個数も出力する請求項14に記載のデータ処理装置。
  16. 前記ユニットシステムは、少なくとも一部が定型サイズの商品を前記ユニット部材ごとに収容しながら陳列する商品陳列システムであり、
    前記ユニット部材は、種類ごとに前記定型サイズの前記商品の陳列状態が規定されており、
    前記データ記憶部は、前記陳列状態を模式した前記ユニット画像を記憶する請求項1ないし15の何れか一項に記載のデータ処理装置。
  17. 複数種類の前記ユニット部材の少なくとも一部は、複数種類の前記陳列状態が規定されており、
    前記データ記憶部は、少なくとも一部は複数種類の前記陳列状態を模式した複数種類の前記ユニット画像を記憶する請求項16に記載のデータ処理装置。
  18. 複数種類の前記ユニット部材の少なくとも一部は前記定型サイズの前記商品を前後方向に配列して収容する配列個数が規定されており、
    前記データ記憶部は、前記配列個数が表記された前記ユニット画像を記憶する請求項17に記載のデータ処理装置。
  19. 前記商品がタバコパックからなる請求項13ないし18の何れか一項に記載のデータ処理装置。
  20. 上下方向に連結されて左右方向に配列される複数のユニット部材を有するユニットシステムの導入の支援に利用されるウェブサイトをインターネットによりユーザ端末装置に提供するデータ処理装置であって、
    複数種類の前記ユニット部材ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像が少なくとも左右方向の占有寸法とともに設定されているユニットデータを記憶するデータ記憶部と、
    前記ユーザ端末装置により閲覧される前記ウェブサイトの表示画面に前記ユニット画像を表示出力させる画像表示部と、
    表示出力されている前記ユニット画像の前記ユーザ端末装置によるレイアウト操作を検知する操作検知部と、
    検知されたレイアウト操作に対応して前記表示画面に表示出力される前記ユニット画像をレイアウトするユニットレイアウト部と、
    前記ユニット画像のレイアウトに対応して合計の前記占有寸法を算出する結果算出部と、
    算出された合計の前記占有寸法を前記表示画面に表示出力させる結果出力部と、
    警告を報知出力する警告報知部と、
    を有し、
    複数種類の前記ユニット部材は、上下方向に連結できる組み合わせと連結できない組み合わせとがあり、
    前記データ記憶部に記憶される前記ユニットデータには、前記ユニット部材の種類ごとに上下方向に連結できる組み合わせが設定されており、
    前記ユニットレイアウト部は、上下方向に連結できない組み合わせのレイアウト操作を無効とし、
    前記警告報知部は、前記ユニット画像が上下方向に連結できない組み合わせでレイアウト操作されると警告を報知出力する、
    データ処理装置。
  21. 各種データを表示画面に表示出力する表示デバイスと、各種の入力操作を受け付ける入力デバイスと、を有し、上下方向に連結されて左右方向に配列される複数種類のユニット部材の任意の組み合わせで形成されるユニットシステムの導入の支援に利用されるデータ処理装置のためのコンピュータプログラムであって、
    複数種類の前記ユニット部材ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像が少なくとも左右方向の占有寸法とともに設定されているユニットデータを記憶するデータ記憶部と、
    前記ユニット画像を前記表示画面に表示出力させる画像表示と、
    表示出力されている前記ユニット画像の前記入力デバイスによるレイアウト操作を検知する操作検知と、
    検知されたレイアウト操作に対応して前記表示画面に表示出力される前記ユニット画像をレイアウトするユニットレイアウトと、
    前記ユニット画像のレイアウトに対応して合計の前記占有寸法を算出する結果算出と、
    算出された合計の前記占有寸法を前記表示画面に表示出力する結果出力と、
    警告を報知出力する警告報知部と、
    を前記データ処理装置に実現させ、
    複数種類の前記ユニット部材は、上下方向に連結できる組み合わせと連結できない組み合わせとがあり、
    前記データ記憶部に記憶される前記ユニットデータには、前記ユニット部材の種類ごとに上下方向に連結できる組み合わせが設定されており、
    前記ユニットレイアウト部は、上下方向に連結できない組み合わせのレイアウト操作を無効とし、
    前記警告報知部は、前記ユニット画像が上下方向に連結できない組み合わせでレイアウト操作されると警告を報知出力する、
    コンピュータプログラム。
  22. 上下方向に連結されて左右方向に配列される複数のユニット部材を有するユニットシステムの導入の支援に利用されるウェブサイトをインターネットによりユーザ端末装置に提供するデータ処理装置のためのコンピュータプログラムであって、
    複数種類の前記ユニット部材ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像が少なくとも左右方向の占有寸法とともに設定されているユニットデータを記憶するデータ記憶部と、
    前記ユーザ端末装置により閲覧される前記ウェブサイトの表示画面に前記ユニット画像を表示出力させる画像表示と、
    表示出力されている前記ユニット画像の前記ユーザ端末装置によるレイアウト操作を検知する操作検知と、
    検知されたレイアウト操作に対応して前記表示画面に表示出力される前記ユニット画像をレイアウトするユニットレイアウトと、
    前記ユニット画像のレイアウトに対応して合計の前記占有寸法を算出する結果算出と、
    算出された合計の前記占有寸法を前記表示画面に表示出力させる結果出力と、
    警告を報知出力する警告報知部と、
    を前記データ処理装置に実現させ、
    複数種類の前記ユニット部材は、上下方向に連結できる組み合わせと連結できない組み合わせとがあり、
    前記データ記憶部に記憶される前記ユニットデータには、前記ユニット部材の種類ごとに上下方向に連結できる組み合わせが設定されており、
    前記ユニットレイアウト部は、上下方向に連結できない組み合わせのレイアウト操作を無効とし、
    前記警告報知部は、前記ユニット画像が上下方向に連結できない組み合わせでレイアウト操作されると警告を報知出力する、
    コンピュータプログラム。
  23. 各種データを表示画面に表示出力する表示デバイスと、各種の入力操作を受け付ける入力デバイスと、を有し、上下方向に連結されて左右方向に配列される複数種類のユニット部材の任意の組み合わせで形成されるユニットシステムの導入の支援に利用されるデータ処理装置のためのデータ記憶媒体であって、
    複数種類の前記ユニット部材ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像が少なくとも左右方向の占有寸法とともに設定されているユニットデータを記憶するデータ記憶部と、
    前記ユニット画像を前記表示画面に表示出力させる画像表示と、
    表示出力されている前記ユニット画像の前記入力デバイスによるレイアウト操作を検知する操作検知と、
    検知されたレイアウト操作に対応して前記表示画面に表示出力される前記ユニット画像をレイアウトするユニットレイアウトと、
    前記ユニット画像のレイアウトに対応して合計の前記占有寸法を算出する結果算出と、
    算出された合計の前記占有寸法を前記表示画面に表示出力する結果出力と、
    警告を報知出力する警告報知部と、
    を前記データ処理装置に実現させ、
    複数種類の前記ユニット部材は、上下方向に連結できる組み合わせと連結できない組み合わせとがあり、
    前記データ記憶部に記憶される前記ユニットデータには、前記ユニット部材の種類ごとに上下方向に連結できる組み合わせが設定されており、
    前記ユニットレイアウト部は、上下方向に連結できない組み合わせのレイアウト操作を無効とし、
    前記警告報知部は、前記ユニット画像が上下方向に連結できない組み合わせでレイアウト操作されると警告を報知出力する、
    コンピュータプログラムが記録されているデータ記憶媒体。
  24. 上下方向に連結されて左右方向に配列される複数のユニット部材を有するユニットシステムの導入の支援に利用されるウェブサイトをインターネットによりユーザ端末装置に提供するデータ処理装置のためのデータ記憶媒体であって、
    複数種類の前記ユニット部材ごとに各々の前面形状を所定の縮尺で模式したユニット画像が少なくとも左右方向の占有寸法とともに設定されているユニットデータを記憶するデータ記憶部と、
    前記ユーザ端末装置により閲覧される前記ウェブサイトの表示画面に前記ユニット画像を表示出力させる画像表示と、
    表示出力されている前記ユニット画像の前記ユーザ端末装置によるレイアウト操作を検知する操作検知と、
    検知されたレイアウト操作に対応して前記表示画面に表示出力される前記ユニット画像をレイアウトするユニットレイアウトと、
    前記ユニット画像のレイアウトに対応して合計の前記占有寸法を算出する結果算出と、
    算出された合計の前記占有寸法を前記表示画面に表示出力させる結果出力と、
    警告を報知出力する警告報知部と、
    を前記データ処理装置に実現させ、
    複数種類の前記ユニット部材は、上下方向に連結できる組み合わせと連結できない組み合わせとがあり、
    前記データ記憶部に記憶される前記ユニットデータには、前記ユニット部材の種類ごとに上下方向に連結できる組み合わせが設定されており、
    前記ユニットレイアウト部は、上下方向に連結できない組み合わせのレイアウト操作を無効とし、
    前記警告報知部は、前記ユニット画像が上下方向に連結できない組み合わせでレイアウト操作されると警告を報知出力する、
    コンピュータプログラムが記録されているデータ記憶媒体。
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