JP2010026659A - 受発注サーバ及び商品受発注システム - Google Patents

受発注サーバ及び商品受発注システム Download PDF

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Abstract

【課題】商品の選定から注文までを迅速に実現する商品受発注システムを提供する。
【解決手段】携帯端末を、電子商取引システムの端末として利用する。商品の商品コードをパラメータに含むURLをエンコードした二次元コードを用いて、瞬時の商品選定作業を可能にする。電子商取引を受け持つサーバ側には、携帯端末の個体情報でインデキシングするカゴテーブルを備える。携帯端末がwebブラウザを一旦終了して二次元コードを読み込んで、再びwebブラウザを起動しても、カゴテーブルを個体情報で検索すれば、買い物籠に入っている商品の一覧を把握できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、受発注サーバ及び商品受発注システムに適用して好適な技術に関する。
より詳細には、携帯端末で商品の発注を実現するシステムに関する。
家屋の新築、増改築、或はリフォームの際、住宅建築業者が顧客の自宅まで赴き、内装設備の詳細説明をしたいときがある。
このような場合に、従来、住宅建築業者は持参できる最低限の数量のサンプル品を持参して、顧客の自宅を訪問し、商品の説明を行っていた。
また、商品サンプルが不足する場合は、その場で発注し、商品サンプルが届いた時に改めて説明しなおす、ということが行われていた。
なお、本発明に関係すると思われる先行技術文献を特許文献1に示す。
特開2008−123098号公報
住宅建築業者の担当者が顧客への訪問の際に持参できるサンプル品の数量は限りがある。また、その場での発注にもサンプル品の選定と商品卸売業者との連絡等、行わなければならない作業が多く、手間がかかると共に時間がかかっていた。
このような課題の解決に、電子商取引システムを導入することが考えられる。しかし、電子商取引システムの多くは、端末としてインターネットに接続可能なパソコンを必要とする。
持ち運びが可能なノートブック型のパソコンが普及したとはいえども、現状では無線によるインターネット接続環境は必ずしも完全なものとはいえない。また、ノートブック型パソコンも相応の大きさと重量である。長時間の持ち運びに適したものとはいえない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、商品の選定から注文までを迅速に実現する受発注サーバ及び商品受発注システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の受発注サーバは、端末から送信されたHTTPリクエストメッセージのヘッダから前記端末を識別するための端末識別情報を取得し、登録済みユーザであるか否か確認するユーザ認証部と、前記端末識別情報を格納する端末識別情報フィールドと、商品を識別する商品識別情報を格納する商品識別情報フィールドと、前記商品の注文数を格納する個数フィールドとを備えるカゴテーブルと、前記ユーザ認証部が登録済みユーザであると判断したら、前記端末から送信されたHTTPリクエストメッセージから前記端末識別情報と前記商品識別情報と前記個数の情報を取得して前記カゴテーブルに追記録すると共に、前記カゴテーブルを前記端末識別情報で検索した結果を前記端末に送信する注文一覧表示部とを備えるものである。
極めて広く普及し、接続環境も整っている携帯電話(携帯端末)を、電子商取引システムの端末として利用する。但し、携帯端末はパソコンが備えるキーボードでのキー入力と同じようなことはできない。そこで、商品の商品コードをパラメータに含むURLをエンコードした二次元コードを用いて、瞬時の商品選定作業を可能にする。
また、携帯端末はパソコンのwebブラウザで広く用いられるCookie認証が困難である。更に、現状の携帯端末はwebブラウザを実行したまま二次元コードの読み取りができない機種が多い。このような現状を踏まえ、電子商取引を受け持つサーバ側には、携帯端末の個体情報でインデキシングするカゴテーブルを備える。携帯端末がwebブラウザを一旦終了して二次元コードを読み込んで、再びwebブラウザを起動しても、カゴテーブルを個体情報で検索すれば、買い物籠に入っている商品の一覧を把握できる。
本発明により、商品の選定から注文までを迅速に実現する受発注サーバ及び商品受発注システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図8を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の例である、商品受発注システムを示す概略図である。
携帯端末102は周知の無線通信を行う携帯電話である。図示しないカメラを内蔵し、二次元コード103を読み取り、認識する機能と、インターネット104に接続してwebサイトを閲覧できる図示しないwebブラウザの機能を内蔵している。使用する二次元コードはQRコード(登録商標)が適切である。
受発注サーバ105はwebサーバを構成する。携帯端末102から商品の注文を受注し、商品を発送する受注業者106に発注依頼のメールを送信する。
受注業者106の居所にはパソコンよりなる端末107が据え置かれている。端末107はネットワークOSがインストールされ、webブラウザとメールソフト(MUA:Mail User Agent)がその上で稼動する。端末107はインターネット104を介して受発注サーバ105に接続し、発注状況を確認する。
なお、より正確にはメールを送受信するために、インターネット接続業者(ISP:Internet Service Provider)等が提供するメールサーバがメール送受信の際に介在するが、図1ではその記述を省略している。
図2は、受発注サーバ105の機能ブロック図である。
webサーバプログラム202は、HTTP(HyperTexxt Transfer Protocol)のサーバプログラムであり、一例としてApache(http://www.apache.org/)が挙げられる。
カタログ表示cgi203(Common Gateway Interface)、注文一覧表示cgi204及び発注cgi205は、携帯端末102に所定の表示画面を形成するhtml文書を作成するプログラムである。これらcgiは携帯端末102から発されるHTTPメッセージのヘッダ情報から、携帯端末102の個体情報を取り出し、携帯ユーザ認証部206に送る。
端末識別情報ともいえる携帯端末102の個体情報は、携帯端末の個体を一意に識別可能な文字列であり、携帯端末が発するHTTPリクエストメッセージのヘッダ中に埋め込まれている。携帯端末用のwebサーバは、携帯端末から送られるHTTPリクエストメッセージのヘッダからこの個体情報を取得することで、携帯端末の持ち主等を特定することが可能である。
携帯ユーザ認証部206は、カタログ表示cgi203、注文一覧表示cgi204及び発注cgi205から呼び出されて実行されるサブルーチンである。
携帯ユーザ認証部206は、HTTPリクエストヘッダから個体情報を取得する。そして、携帯ユーザマスタ207を取得した個体情報で検索し、登録済みのユーザであるか確認する。検索にヒットしたレコードがあれば、登録済みのユーザであると認識し、呼び出された(起動された)cgiに論理の「真」と取得した個体情報を返す。携帯ユーザ認証部206を呼び出したcgiは、携帯ユーザ認証部206から受け取った論理値によって、正規のユーザであるか否かを認識し、当該ユーザのアクセスの許否を決定する。
カタログ表示cgi203の実体名は、携帯端末102が読み取った二次元コード103のURLに記される。つまり、二次元コード103による携帯端末102のアクセスに呼応して、webサーバプログラム202によって起動される。二次元コード103に記されるURLには、商品識別情報ともいえる商品のシリアル番号も記されている。二次元コード103の書式の詳細は、図4にて後述する。
カタログ表示cgi203は、webサーバプログラム202によって、このシリアル番号をパラメータとして渡されると、カタログマスタ208をシリアル番号で検索する。カタログマスタ208にはシリアル番号に対応する情報が記されており、カタログ表示cgi203はこれら情報を基にhtml文書を作成し、携帯端末102へ送信する。
携帯端末102のwebブラウザは、カタログ表示cgi203から送信されたhtml文書を受信すると、これを画面に表示する。
注文一覧表示部ともいえる注文一覧表示cgi204は、カタログ表示cgi203から送信されたhtml文書を表示している携帯端末102のアクセスに呼応して、webサーバプログラム202によって起動される。
注文一覧表示cgi204は、webサーバプログラム202によって、携帯端末102から送信される、シリアル番号と個数の情報を受信すると、携帯端末102のHTTPメッセージヘッダから得られる個体情報と併せて、カゴテーブル209に新規なレコードとして記録する。そして、現在のカゴテーブル209に記録されている、発注予定商品の一覧をhtml文書として作成し、携帯端末102へ送信する。
携帯端末102のwebブラウザは、注文一覧表示cgi204から送信されたhtml文書を受信すると、これを画面に表示する。
発注部ともいえる発注cgi205は、注文一覧表示cgi204から送信されたhtml文書を表示している携帯端末102のアクセスに呼応して、webサーバプログラム202によって起動される。
発注cgi205は、カタログ表示cgi203及び注文一覧表示cgi204とは異なり、携帯端末102からパラメータの類は受信しない。
発注cgi205は、携帯端末102のアクセスによってwebサーバプログラム202を通じて起動されると、携帯端末102のHTTPメッセージヘッダから得られる個体情報で、カゴテーブル209を検索し、得られたレコードを受注確定テーブル210に転記する。そして、現在のカゴテーブル209に記録されている、発注予定商品のレコードを削除し、メール送信部211を起動する。
メール送信部211は発注する商品を担当する受注業者106毎に発注メールを作成して、図示しないメールサーバへ送信する。
一方、発注cgi205は、発注処理を済ませた旨を示すhtml文書を作成し、携帯端末102へ送信する。
携帯端末102のwebブラウザは、発注cgi205から送信されたhtml文書を受信すると、これを画面に表示する。
こうして、携帯端末102で二次元コード103を読み取ってから商品発注処理を完遂するまでの処理が終了する。
カレンダクロック212は、発注処理を行った日時の情報を取得する際に、注文一覧表示cgi204及び発注cgi205によって用いられる。
受注確認cgi213は、受注業者106が端末107を用いて受注内容を確認する際に用いられる。
受注業者認証部214は、受注確認cgi213から呼び出され、受注業者マスタ215と共に正規ユーザであるか否かを確認するために用いられる。
受注確認cgi213は、受注確定テーブル210から受注内容を読み出す。その際、携帯ユーザマスタ207及びカタログマスタ208が表示の参照情報として用いられる。
図3は、図2で示す受発注サーバ105内の各テーブルのフィールドの一覧を示す図である。なお、各テーブルのフィールドの全てではなく、本実施形態に直接的に関係するフィールドのみを説明するものであり、図3に開示されていないフィールドは存在しない訳ではない。
携帯ユーザマスタ207は携帯端末102でアクセスするユーザを登録するテーブルである。
「個体情報」フィールドは、ユーザを一意に識別する情報である。
「キャリア」フィールドは、携帯端末102の事業者の種別を示す。携帯端末102の個体情報は、携帯端末102の事業者毎に仕様が異なるので、「キャリア」情報はユーザ認証の際に必要となる情報である。
「ユーザ名」フィールドは、ユーザの指名或は名称である。
カタログマスタ208は商品の情報が登録されているテーブルである。
「シリアル番号」フィールドは、商品を一意に識別する情報であると共に、二次元コード103のURLに埋め込まれる情報である。つまり、カタログ表示cgi203のパラメータとして渡される情報である。
「商品名称」フィールドは、商品の名称が格納される。
「画像ファイル名」フィールドは、商品の画像の画像ファイルのフルパスが格納される。これはhtml文書中、「<img src="....">」という、htmlの言語仕様にあるイメージタグを生成するために必要である。つまり、webサーバプログラム202から読み出される、画像ファイルディレクトリ216に格納されている画像ファイルのファイル名である。
「受注業者ID」フィールドは、商品の発送を担当する受注業者106のIDである。後述する受注業者マスタ215に記されている情報が転記されているものである。
カゴテーブル209は、ユーザが購入を予定する商品の情報を一時的に格納するテーブルである。商店における買い物籠を仮想的に実現するものである。
「個体情報」フィールドは、携帯ユーザマスタ207のそれと同じである。
「シリアル番号」フィールドは、カタログマスタ208のそれと同じである。
「個数」フィールドは、ユーザによって指定される商品の注文数である。
「注文日時」フィールドは、ユーザが注文をした日時である。
受注確定テーブル210は、ユーザが購入を決定した商品の情報を恒久的に格納するテーブルである。伝票を仮想的に実現するものである。
受注確定テーブル210は、ユーザが注文を確定した日時である「受注確定日時」フィールド以外はカゴテーブル209とフィールドが等しい。
受注業者マスタ215は、受注業者を登録するテーブルである。
「受注業者ID」フィールドは、受注業者106を一意に識別する情報である。
「パスワード」フィールドは、受注業者106の認証情報である。
「業者名称」フィールドは、受注業者106の名称或は氏名である。
「メールアドレス」フィールドは、受注業者106のメールアドレスである。
図4は、携帯端末102の機能ブロック図である。
URL文字列データがエンコードされている二次元コード103は、レンズ402を介してCCDカメラ403によって撮影される。撮影された二次元コード103は、デコーダ404によってデコード処理が行われ、URL文字列データが取り出される。
URL文字列データには、受発注サーバ105のFQDN(Fully Qualified Domain Name:完全修飾ドメイン名)が記されている。
URL文字列データは、webブラウザ405を構成する入出力制御部406に入力される。入出力制御部406は、URL文字列データに従って、アンテナ407を備える無線インターフェース408を通じてインターネット接続を行い、受発注サーバ105にアクセスする。
受発注サーバ105から送信されるhtml文書等の応答メッセージは、アンテナ407と無線インターフェース408を通じて、入出力制御部406に入力される。入出力制御部406は受発注サーバ105から受信したhtml文書を解析して、画面表示のための命令等に変換して、表示制御部409に渡す。表示制御部409はLCD410を制御して、html文書の内容をLCD410に表示する。
また、操作部を構成するキースイッチ411の操作も入出力制御部406に入力され、受発注サーバ105へのアクセス等に用いられる。
図5及び図6は、携帯端末102と受発注サーバ105との通信と、処理の流れを示すシーケンス図である。
図1に示す商品カタログ108には、商品のシリアル番号を含む、受発注サーバ105のURLが記述されている二次元コード103が印刷されている。携帯端末102がその二次元コード103を読み取ると(S501)、URL文字列データが携帯端末102にデコードされ、読み込まれる。携帯端末102の実行キーを押すと(S502)、携帯端末102のwebブラウザが起動し、受発注サーバ105へアクセスを行う(S503)。
URLは、例えば以下のような書式である:
http://sample.example.notld/catalog.cgi?21345
カタログ表示cgi203は、二次元コード103による携帯端末102のアクセスに呼応して、webサーバプログラム202によって起動される(S504)。上述のURLの例で言えば、「catalog.cgi」が、カタログ表示cgi203の実体名である。また、上述のURLの例にある、「?」の後に記されている「21345」という番号は、商品のシリアル番号である。
なお、上述のURL文字列中、「sample.example.notld」は、受発注サーバ105のFQDNである。
カタログ表示cgi203は、webサーバプログラム202によって、このシリアル番号をパラメータとして渡されると、カタログマスタ208をシリアル番号で検索する(S505)。
カタログ表示cgi203は、カタログマスタ208のヒットしたレコードの、「商品名称」フィールドから商品の名称を、「画像ファイル名」フィールドから商品の画像の画像ファイルのフルパスを、それぞれ読み出す。そしてhtml文書を作成し、携帯端末102へ送信する(S506)。
携帯端末102のwebブラウザは、カタログ表示cgi203から送信されたhtml文書を受信すると、これを解釈する(S507)。html文書には、商品の画像データファイルのURLを記す「<img src="....">」というイメージタグが埋め込まれている。webブラウザはこれを解釈し、画像ファイルの取得を行うために、受発注サーバ105に画像ファイルの送信を要求する(S508)。
webサーバプログラム202は、携帯端末102の画像ファイルの要求に従い(S509)、画像ファイルディレクトリ216に格納されている、該当する画像ファイルを読み出して(S510)、携帯端末102に送信する(S511)。
webブラウザは画像ファイルのデータを受信し、画像入りのカタログを画面に表示する(S512)。
ユーザは携帯端末102のボタンを操作して、希望する商品の個数を入力し(S513)、送信ボタンを押す。すると、商品のシリアル番号と個数の情報が、webサーバプログラム202を介して注文一覧表示cgi204に送信される(S514)。なお、情報の送信の一例としては、商品のシリアル番号と個数をHTTPのPOSTメソッドで送信することができる。
注文一覧表示cgi204は、webサーバプログラム202によって、携帯端末102から送信されるシリアル番号と個数の情報を受信すると(S515)、携帯端末102のHTTPメッセージヘッダから得られる個体情報と併せて、カゴテーブル209に新規なレコードとして記録する(S516)。そして、現在のカゴテーブル209に記録されている、発注予定商品の一覧から、商品の名称等をカタログマスタ208から読み取って(S517)、html文書を作成し(S518)、携帯端末102へ送信する(S519)。
携帯端末102のwebブラウザは、注文一覧表示cgi204から送信されたhtml文書を受信すると、これを解釈し、画面に注文予定の商品一覧、つまりカゴの内訳を表示する(S520)。
この後、ユーザには二つの選択肢がある(S521)。
一つは、他の商品の注文を行うことである(S522のN、S523)。webブラウザを終了し、二次元コード103の読み込みを再度行う。すると、カゴテーブル209には発注を予定する商品のレコードが追記録されていくこととなる。つまり、買い物籠に商品が投入されることと等しい。
もう一つは、現在の注文予定内容、つまりカゴの中身を確定し、発注処理を行うことである(S522のY)。画面中に設けられている「発注」ボタンを選んで押すと、発注cgi205へのアクセスが行われる(S524)。
発注cgi205は、注文一覧表示cgi204から送信されたhtml文書を表示している携帯端末102のアクセスに呼応して、webサーバプログラム202によって起動される。
発注cgi205は、携帯端末102のアクセスによってwebサーバプログラム202を通じて起動されると(S625)、携帯端末102のHTTPメッセージヘッダから得られる個体情報で、カゴテーブル209を検索し、得られたレコードを受注確定テーブル210に転記する(S626、S627)。また、転記したレコードはメール送信部211にも送られる(S628)。そして、現在のカゴテーブル209に記録されている、発注予定商品のレコードを削除する。
メール送信部211は、発注cgi205から受け取ったレコードを基に、発注する商品を担当する業者毎に発注メールを作成して、図示しないメールサーバへ送信する。その際、メールアドレスはカタログマスタと業者マスタを参照して得る(S629)。
一方、発注cgi205は、メール送信部211から発注処理を済ませた旨のリザルトコードを受け取ると、発注処理を済ませた旨を示すhtml文書を作成し(S630)、携帯端末102へ送信する(S631)。
携帯端末102のwebブラウザは、発注cgi205から送信されたhtml文書を受信すると、これを画面に表示する。携帯端末102の画面には発注処理が完了した旨を示すメッセージが表示される(S632)。
こうして、携帯端末102で二次元コード103を読み取ってから商品発注処理を完遂するまでの処理が終了する。
図7(a)及び(b)は、携帯端末102による二次元コード103の読み取り動作の概要を示す図である。
図7(a)は、二次元コード103を内蔵するカメラを用いて読み取りを開始した状態を示す図である。液晶表示素子(LCD)702に、二次元コード103が表示されている。
図7(b)は、二次元コード103をデコードした状態を示す図である。
図7(a)に示すように、携帯端末102の内蔵カメラで二次元コード103を読み取ると、図7(b)に示すように、二次元コード103がデコードされ、URL文字列703に変換される。この後、携帯端末102の実行キーを押すと、webブラウザが起動し、URL文字列703に記される受発注サーバ105へのアクセスを行う。
図8(a)、(b)及び(c)は、受発注サーバ105によって携帯端末102の画面に表示される表示画面の例を示す図である。
図8(a)は、カタログ表示cgi203によって表示される表示画面である。ステップS512において、携帯端末102のLCD702に表示される。商品画像802は画像ファイルディレクトリ216から読み出された画像ファイルである。サンプル請求ボタン803は、LCD702に表示されている商品を買い物籠に投入するためのボタンである。つまり、サンプル請求ボタン803を押すと、注文一覧表示cgi204にアクセスし、その際POSTメソッドにて商品のシリアル番号と個数が注文一覧表示cgi204に送信される。
図8(b)は、注文一覧表示cgi204によって携帯端末102のLCD702に表示される表示画面である。ステップS520において、携帯端末102のLCD702に表示される。サンプル出荷依頼ボタン804は、LCD702に表示されている商品の一覧について、注文を確定するためのボタンである。つまり、サンプル出荷依頼ボタン804を押すと、発注cgi205にアクセスし、カゴテーブル209から受注確定テーブル210への転記が行われる(図6のステップS625)。
図8(c)は、発注cgi205によって表示される表示画面である。ステップS632において、携帯端末102の画面に表示される。
本実施形態には、以下のような応用例が考えられる。
(1)携帯端末102に、追加のアプリケーションプログラムを導入することにより、webブラウザを終了せずに二次元コードの読み取りを続行したり、二次元コードの連続読み取りを実現することができる。つまり、買い物籠へ商品を投入する動作を迅速且つ効率よく遂行することができる。
(2)本実施形態では、携帯端末102を一意に識別する手段として、携帯端末に固有の個体情報を利用した。この、個体情報の代わりに、携帯端末102を使用する個人を識別するための個人情報を利用することができる。なお、ここでいう個人情報とは、住所や氏名といった情報ではなく、指紋や虹彩等の、その人を特定することができる固有の情報という意味である。
本実施形態においては、商品受発注システムを開示した。
本実施形態では、電子商取引システムの端末として、パソコンの代わりに、極めて広く普及し、接続環境も整っている携帯電話(携帯端末)を利用する。但し、携帯端末はパソコンが備えるキーボードでのキー入力と同じようなことはできない。
そこで、商品の商品コードをパラメータに含むURLをエンコードした二次元コードを用いて、瞬時の商品選定作業を可能にした。
また、携帯端末はパソコンのwebブラウザで広く用いられるCookie認証が困難である。更に、現状の携帯端末はwebブラウザを実行したまま二次元コードの読み取りができない機種が多い。このような現状を踏まえ、商品受発注サーバには、携帯端末の個体情報でインデキシングするカゴテーブルを備えた。携帯端末がwebブラウザを一旦終了して二次元コードを読み込んで、再びwebブラウザを起動しても、カゴテーブルを個体情報で検索すれば、買い物籠に入っている商品の一覧を把握できる。
更に、このカゴテーブルを個体情報でインデキシングする仕組みは、特に電波の感度の相違に因る携帯端末の動作の不安定さに強い。つまり、従来の電子商取引システムにありがちであった、セッションが途切れることに起因する不具合に強い。
従って、ユーザは特に電波の感度の相違に因る携帯端末の動作の不安定さを気にすることなく、買い物に集中できる。
以上、本発明の実施形態例について説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含む。
本発明の実施形態の例である、商品受発注システムを示す概略図である。 受発注サーバの機能ブロック図である。 受発注サーバ内の各テーブルのフィールドの一覧を示す図である。 携帯端末の機能ブロック図である。 携帯端末と受発注サーバとの通信と、処理の流れを示すシーケンス図である。 携帯端末と受発注サーバとの通信と、処理の流れを示すシーケンス図である。 携帯端末による二次元コードの読み取り動作の概要を示す図である。 受発注サーバによって携帯端末の画面に表示される表示画面の例を示す図である。
符号の説明
102…携帯端末、103…二次元コード、104…インターネット、105…受発注サーバ、106…受注業者、107…端末、202…webサーバプログラム、203…カタログ表示cgi、204…注文一覧表示cgi、205…発注cgi、206…携帯ユーザ認証部、207…携帯ユーザマスタ、208…カタログマスタ、209…カゴテーブル、210…受注確定テーブル、211…メール送信部、212…カレンダクロック、213…受注確認cgi、214…受注業者認証部、215…受注業者マスタ、402…レンズ、403…CCDカメラ、103…二次元コード、404…デコーダ、405…webブラウザ、406…入出力制御部、407…アンテナ、408…無線インターフェース、409…表示制御部、410…LCD、411…キースイッチ、702…LCD、703…URL文字列、802…商品画像、803…サンプル請求ボタン、804…サンプル出荷依頼ボタン

Claims (4)

  1. 端末から送信されたHTTPリクエストメッセージのヘッダから前記端末を識別するための端末識別情報を取得し、登録済みユーザであるか否か確認するユーザ認証部と、
    前記端末識別情報を格納する端末識別情報フィールドと、商品を識別する商品識別情報を格納する商品識別情報フィールドと、前記商品の注文数を格納する個数フィールドとを備えるカゴテーブルと、
    前記ユーザ認証部が登録済みユーザであると判断したら、前記端末から送信されたHTTPリクエストメッセージから前記端末識別情報と前記商品識別情報と前記個数の情報を取得して前記カゴテーブルに追記録すると共に、前記カゴテーブルを前記端末識別情報で検索した結果を前記端末に送信する注文一覧表示部と
    を備える受発注サーバ。
  2. 更に、
    前記商品識別情報フィールドと、前記商品識別情報に係る商品の名称を格納する商品名称フィールドとを備えるカタログマスタと、
    前記ユーザ認証部が登録済みユーザであると判断したら、前記端末から送信されたHTTPリクエストメッセージから前記商品識別情報を取得して前記カタログマスタを検索し、得られた前記商品の名称と前記注文一覧表示部へアクセスするためのURLを含む文書を前記端末に送信するカタログ表示部と
    を備える請求項1記載の受発注サーバ。
  3. 更に、
    前記端末識別情報を格納する端末識別情報フィールドと、商品を識別する商品識別情報を格納する商品識別情報フィールドと、前記商品の注文数を格納する個数フィールドとを備える注文確定テーブルと、
    前記ユーザ認証部が登録済みユーザであると判断したら、前記端末から送信されたHTTPリクエストメッセージから前記端末識別情報を取得して前記カゴテーブルを検索し、得られたレコードを前記注文確定テーブルに転記すると共に、前記カゴテーブルの該当レコードを削除し、注文を確定した旨を示す文書を前記端末に送信する発注部と
    を備え、
    前記注文一覧表示部は前記カゴテーブルを前記端末識別情報で検索した結果と前記発注部へアクセスするためのURLを含む文書を前記端末に送信するものである、請求項2記載の受発注サーバ。
  4. URL文字列がエンコードされた二次元コードをデコードするデコーダと、前記デコーダから得た前記URL文字列に基づいて所定のサーバにアクセスを行う際、HTTPリクエストメッセージのヘッダに端末識別情報を含めて送信するwebブラウザと、前記webブラウザの表示内容を表示する画面とを備える端末と、
    前記端末から送信されたHTTPリクエストメッセージのヘッダから前記端末識別情報を取得し、登録済みユーザであるか否か確認するユーザ認証部と、前記端末識別情報を格納する端末識別情報フィールドと、商品を識別する商品識別情報を格納する商品識別情報フィールドと、前記商品の注文数を格納する個数フィールドとを備えるカゴテーブルと、前記ユーザ認証部が登録済みユーザであると判断したら、前記端末から送信されたHTTPリクエストメッセージから前記端末識別情報と前記商品識別情報と前記個数の情報を取得して前記カゴテーブルに追記録すると共に、前記カゴテーブルを前記端末識別情報で検索した結果を含む文書を前記端末に送信する注文一覧表示部とを備える受発注サーバと
    よりなる商品受発注システム。
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