JP2010025263A - 車両用駆動装置 - Google Patents

車両用駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010025263A
JP2010025263A JP2008188831A JP2008188831A JP2010025263A JP 2010025263 A JP2010025263 A JP 2010025263A JP 2008188831 A JP2008188831 A JP 2008188831A JP 2008188831 A JP2008188831 A JP 2008188831A JP 2010025263 A JP2010025263 A JP 2010025263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal gear
pinion gear
gear
drive device
axle hub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008188831A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohito Murata
智史 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008188831A priority Critical patent/JP2010025263A/ja
Publication of JP2010025263A publication Critical patent/JP2010025263A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】本発明は、車両用駆動装置に関し、インホイルモータ側のピニオンギヤとアクスルハブ側の内歯ギヤとのバックラッシュ変化を抑制することにある。
【解決手段】インホイルモータ側に設けられたピニオンギヤと、アクスルハブ側に設けられた、ピニオンギヤと噛合する内歯ギヤと、から構成され、インホイルモータの回転を減速してアクスルハブに伝達する減速機構を備える車両用駆動装置において、内歯ギヤに、径方向に伸縮変形可能な低剛性部を設け、内歯ギヤとピニオンギヤとが噛合しない状態において、該内歯ギヤの内径と該ピニオンギヤの外径との差を、該内歯ギヤの軸中心と該ピニオンギヤの軸中心との間の軸間距離の2倍よりも小さく設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用駆動装置に係り、特に、車両に搭載され、インホイルモータ側に設けられたピニオンギヤと、アクスルハブ側に設けられた内歯ギヤと、から構成され、インホイルモータの回転を減速してアクスルハブに伝達する減速機構を備える車両用駆動装置に関する。
従来、インホイルモータによりアクスルハブを回転させて車両の有する車輪を駆動する車両用駆動装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両用駆動装置は、インホイルモータと、インホイルモータの回転を減速させる減速機構と、減速機構により減速されたインホイルモータの回転が伝達されるアクスルハブと、を備えている。すなわち、減速機構は、インホイルモータの回転を減速してアクスルハブに伝達する。この車両用駆動装置において、減速機構は、インホイルモータの出力軸に形成されるピニオンギヤと、アクスルハブに連結固定される内歯ギヤと、から構成されており、ピニオンギヤと内歯ギヤとは噛合されている。
特開2007−218382号公報
ところで、内歯ギヤは、内周側全周に歯車が設けられたギヤ本体部と、そのギヤ本体部に接続し、アクスルハブにボルト締結される円盤部と、からなる。上記した特許文献1記載の車両用駆動装置において、内歯ギヤの円盤部は、平らな形状を有しており、その全面がアクスルハブに密着して接するように配置されている。この点、円盤部は、ギヤ本体部側を径方向に変位させるような形状を有しておらず、径方向について比較的高い剛性を有している。このため、かかる構造では、車輪からアクスルハブに大きな荷重が作用してアクスルベアリングやアクスルハブが変形した際に、アクスルハブ側の内歯ギヤと、車体本体側のインホイルモータのピニオンギヤとのバックラッシュが変化し易くなる事態が生じ、その結果として、ギヤ同士の回転抵抗が増し或いはギヤノイズが増大する不都合が生ずる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、インホイルモータ側のピニオンギヤとアクスルハブ側の内歯ギヤとのバックラッシュ変化を抑制することが可能な車両用駆動装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、インホイルモータ側に設けられたピニオンギヤと、アクスルハブ側に設けられた内歯ギヤと、から構成され、インホイルモータの回転を減速してアクスルハブに伝達する減速機構を備える車両用駆動装置であって、前記内歯ギヤに、径方向に伸縮変形可能な低剛性部を設けた車両用駆動装置により達成される。
この態様の発明において、アクスルハブ側の内歯ギヤには、径方向に伸縮変形可能な低剛性部が設けられている。この場合、内歯ギヤは、径方向に伸縮変形可能にインホイルモータ側のピニオンギヤと噛合する。かかる構造においては、アクスルハブに大きな荷重が作用してアクスルハブ等が変形しても、その変形が内歯ギヤの低剛性部に吸収され易くなるので、その変形が内歯ギヤとピニオンギヤとの噛合部位に伝達され難くなる。従って、本発明によれば、インホイルモータ側のピニオンギヤとアクスルハブ側の内歯ギヤとのバックラッシュ変化を抑制することができる。
ところで、上記した車両用駆動装置において、前記内歯ギヤと前記ピニオンギヤとが噛合しない状態において、該内歯ギヤの内径と該ピニオンギヤの外径との差を、該内歯ギヤの軸中心と該ピニオンギヤの軸中心との間の軸間距離の2倍よりも小さく設定することとすればよい。
この態様の発明において、アクスルハブ側の内歯ギヤの内径とインホイルモータ側のピニオンギヤの外径との差は、内歯ギヤの軸中心とピニオンギヤの軸中心との間の軸間距離の2倍よりも小さく設定される。かかる構造においては、内歯ギヤとピニオンギヤとが噛合する際に内歯ギヤの低剛性部が径方向に伸張変形するので、内歯ギヤとピニオンギヤとの間に径方向に予圧縮が作用する。このため、本発明によれば、インホイルモータ側のピニオンギヤの回転を確実にアクスルハブ側の内歯ギヤへ伝達することができる。
また、上記した車両用駆動装置において、前記低剛性部は、前記内歯ギヤの有する円盤部の、アクスルハブにボルト締結される締結部位よりも外周側の部位に、該内歯ギヤの軸中心を取り囲むように設けられることとすればよい。
更に、上記した車両用駆動装置において、前記低剛性部は、前記円盤部の前記締結部位の外周側を径方向に伸縮させる形状を有することとすればよい。
本発明によれば、インホイルモータ側のピニオンギヤとアクスルハブ側の内歯ギヤとのバックラッシュ変化を抑制することができる。
以下、図面を用いて、本発明の具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例である車両用駆動装置10の断面図を示す。図2は、本実施例の車両用駆動装置10の要部の拡大断面図を示す。また、図3は、本実施例の車両用駆動装置におけるピニオンギヤと内歯ギヤとの、噛合前(同図(A))及び噛合後(同図(B))のそれぞれの位置関係を表した図を示す。尚、図3においては、ピニオンギヤと内歯ギヤとの位置関係を軸方向から見た際の図を示している。
本実施例の車両用駆動装置10は、車両の有する駆動輪それぞれに設けられる駆動装置であり、いわゆるインホイルモータを有する電動車両に適用される装置である。尚、図1及び図2においては、左側が車両外側であり、右側が車両中央側である。
車両用駆動装置10は、インホイルモータ12を備えている。インホイルモータ12は、車体側(具体的にはナックル)に連結固定されたハウジング14と、ハウジング14に固定されたステータ16と、ステータ16の内周側にステータ16に対して所定のエアギャップを介して対向して回転自在に配置されたロータ18と、ロータ18に取り付けられたモータ出力軸20と、ハウジング14にモータ出力軸20を回転自在に支持する転がり軸受22,24と、を有している。ステータ16は、車載電源からコイルに通電される。ロータ18は、ステータ16のコイルが通電された際にそのステータ16との間に電磁力が作用することで回転される。
車両用駆動装置10は、また、インホイルモータ12に接続される減速機構30と、減速機構30に接続されるアクスルハブ32と、を備えている。減速機構30は、インホイルモータ12のモータ出力軸20とアクスルハブ32との間に介在されており、インホイルモータ12のモータ出力軸20の回転を所定の減速比で減速してアクスルハブ32に伝達する機能を有している。また、アクスルハブ32には、ゴム状のタイヤ34が取り付けられたホイール36がボルト締結されていると共に、ブレーキ装置のブレーキディスク37がボルト締結されている。アクスルハブ32は、ハウジング14に転がり軸受38を介して回転自在に支持されている。
減速機構30は、小径のピニオンギヤ40と、大径の内歯ギヤ42と、を有する平歯車機構である。ピニオンギヤ40と内歯ギヤ42とは噛合しており、ピニオンギヤ40の外周面と内歯ギヤ42の内周面とは互いに一部で接している。ピニオンギヤ40は、軸方向に所定幅だけ延びている。また、内歯ギヤ42は、径方向に広がる円盤部42aと、円盤部42aに接続して、軸方向にピニオンギヤ40と同程度の幅だけ延びる筒状の本体部42bと、からなる。内歯ギヤ42の内周側には、円盤部42aと本体部42bとにより仕切られてかつ開口したスペースが形成される。ピニオンギヤ40の歯数は、内歯ギヤ42の歯数よりも少なく設定されている。
ピニオンギヤ40は、インホイルモータ12のモータ出力軸20の先端(図1及び図2における左側)に形成され或いは一体的に取り付け固定されており、モータ出力軸20と一体で回転する。また、内歯ギヤ42は、その円盤部42aがアクスルハブ32にボルト44により締結されることによりアクスルハブ32に連結固定されており、アクスルハブ32と一体で回転する。内歯ギヤ42やアクスルハブ32の回転軸中心すなわちホイール36の回転軸中心Hcと、インホイルモータ12のモータ出力軸20の回転軸中心Mcとは、距離Cだけオフセットされている。
上記した車両用駆動装置10において、車載電源からインホイルモータ12のステータ16のコイルが通電されると、その通電状態に合わせてステータ16とロータ18との間に電磁力が作用し、ロータ18の回転によりモータ出力軸20が回転される。モータ出力軸20が回転されると、その回転に合わせてピニオンギヤ40が回転し、その回転がそのピニオンギヤ40と噛合する内歯ギヤ42に伝達されて、内歯ギヤ42が所定の減速比で減速されて回転される。この場合には、内歯ギヤ42に連結固定されたアクスルハブ32がその内歯ギヤ42と一体的に回転され、その回転がモータ出力軸20の回転に対して所定の減速比で行われることとなる。
アクスルハブ32は、モータ出力軸20の回転方向が特定の一方向であるときは、ホイール36を車両前進させるように回転され、一方、モータ出力軸20の回転方向が他方向であるときは、ホイール36を車両後退させるように回転される。
このように、本実施例の車両用駆動装置10においては、インホイルモータ12による回転を減速機構30を介して所定の減速比でアクスルハブ32に伝達することができ、これにより、ホイール36、タイヤ34、及びブレーキディスク37を含む車輪をその回転軸中心で回転させることができ、いわゆるインホイルモータ12を用いた車輪の回転駆動を実現することが可能となっている。
ところで、本実施例において、内歯ギヤ42は、アクスルハブ32にボルト締結される径方向に広がる円盤部42aと、円盤部42aに接続して、内周側全周にピニオンギヤ40と噛合する歯車が形成された筒状の本体部42bと、からなる。仮に、内歯ギヤ42の円盤部42aが平らな形状を有し、その全面がアクスルハブ32に密着して接するように配置されるものとすると、その円盤部42aは、本体部42b側を径方向に変位させるような形状を有さず、径方向について比較的高い剛性を有するものとなってしまう。
このため、通常は、大径の内歯ギヤ42と小径のピニオンギヤ40との間に、加工公差等を考慮したバックラッシュが設定されているが、上記した仮の構造では、タイヤ34側からアクスルハブ32に大きな荷重が作用して、そのモーメント作用に伴って転がり軸受38やアクスルハブ32が変形した際に、アクスルハブ32側の内歯ギヤ42と、インホイルモータ12側のピニオンギヤ40とのバックラッシュが変化し易くなる事態が生じ、その結果として、ギヤ40,42同士の回転抵抗が増し或いはギヤノイズが増大する不都合が生ずる。具体的には、アクスルハブ32及び内歯ギヤ42が上記のバックラッシュが無くなる側に傾くと、ギヤ40,42同士の回転抵抗が増し、一方、アクスルハブ32及び内歯ギヤ42が上記のバックラッシュが増える側に傾くと、ギヤノイズが増大する。
そこで、本実施例の車両用駆動装置10は、かかる不都合が生ずるのを回避する構造を有する点に特徴を有している。
すなわち、車両用駆動装置10において、内歯ギヤ42は、上記の如く、アクスルハブ32にボルト44により締結される円盤状の円盤部42aと、その円盤部42aの縁部に接続して、内周側全周にピニオンギヤ40と噛合する歯車が形成された筒状の本体部42bと、から構成されている。そして、その円盤部42aには、径方向に伸縮変形可能な低剛性部50が設けられている。
低剛性部50は、円盤部42aがアクスルハブ32にボルト44によりボルト締結される締結部位よりも外周側の全周に、その内歯ギヤ42の軸中心Hcを取り囲むように設けられている。低剛性部50は、円盤部42aの締結部位の外周側(本体部42bを含む)を径方向に伸縮させる形状、具体的には、図2に示す如く軸方向に凸に膨らんだ形状(断面形状)を有している。
減速機構30は、内歯ギヤ42とピニオンギヤ40とが噛合しない状態においてすなわち内歯ギヤ42とピニオンギヤ40との噛合前は、図3(A)に示す如く、円盤部42aに接続する本体部42bの内径とピニオンギヤ40の外径との差が、噛合後に実現すべき内歯ギヤ42の軸中心Hcとピニオンギヤ40の軸中心Mcとの間の軸間距離Cの2倍よりも小さくなるように寸法設計されている。すなわち、噛合後に実現すべき上記の軸間距離Cが、内歯ギヤ42の本体部42bの内径側半径とピニオンギヤ40の外径側半径との差よりも大きくなるように寸法設計されている。
内歯ギヤ42の円盤部42aの低剛性部50は、円盤部42aの締結部位の内周側をアクスルハブ32に対して固定しつつ、少なくとも、本体部42bの内径側半径とピニオンギヤ40の外径側半径との差と噛合後に実現すべき上記の軸間距離Cとが互いに一致できるように、更には、その差が噛合後に実現すべき上記の軸間距離Cよりも僅かに(具体的には、アクスルハブ32及び内歯ギヤ42が車体側に対して許容範囲内で最大限傾いたときに生ずる常態からの変位量分)大きくなることができるように、本体部42bを含む円盤部42aの締結部位の外周側をアクスルハブ32に対して径方向外側へ伸張させることが可能な形状を有している。
上記した減速機構30において、内歯ギヤ42は、ピニオンギヤ40と噛合される際、内歯ギヤ42の本体部42bの内径側半径とピニオンギヤ40の外径側半径との差と噛合後に実現すべき上記の軸間距離Cとが互いに一致するように、低剛性部50により円盤部42aの締結部位の外周側を径方向外側へ伸張させる。そして、内歯ギヤ42は、図3(B)に示す如く、内歯ギヤ42の本体部42bの内径側半径とピニオンギヤ40の外径側半径との差と噛合後に実現すべき上記の軸間距離Cとが互いに一致しつつ、低剛性部50により径方向に伸縮変形可能にピニオンギヤ40と噛合する。
かかる構造においては、内歯ギヤ42とピニオンギヤ40とが噛合された後、車輪側からアクスルハブ32に大きな荷重が作用して、そのモーメント作用に伴って転がり軸受38やアクスルハブ32が変形しても、その変形が内歯ギヤ42の低剛性部50での変形によってその低剛性部50に吸収され易くなる。この場合には、その転がり軸受38やアクスルハブ32の変形が、アクスルハブ32側の内歯ギヤ42の本体部42bとインホイルモータ12側のピニオンギヤ40との噛合部位に伝達され難くなる。
従って、本実施例の車両用駆動装置10によれば、車輪側からアクスルハブ32に大きなモーメントが作用してそのアクスルハブ32と共に内歯ギヤ42が傾斜しても、インホイルモータ12側のピニオンギヤ40とアクスルハブ32側の内歯ギヤ42とのバックラッシュ変化が生ずるのを抑制することが可能となっている。このため、大きなバックラッシュ変化が生ずることに伴うピニオンギヤ40と内歯ギヤ42との間の回転抵抗(噛み合い抵抗)増を防止することが可能であると共に、また、両ギヤ40,42間のノイズ増を防止することが可能となっている。
尚、本実施例の車両用駆動装置10の構造においては、内歯ギヤ42とピニオンギヤ40とが噛合される際に、内歯ギヤ42の低剛性部50が径方向外側に伸張変形して円盤部42aの締結部位の外周側を径方向外側へ伸張させるので、内歯ギヤ42とピニオンギヤ40との間の噛合部位に径方向への予圧縮が作用する。この場合、内歯ギヤ42とピニオンギヤ40との噛み合いが常に強固なものとなる。従って、本実施例の車両用駆動装置10によれば、インホイルモータ12側のピニオンギヤ40の回転を確実にアクスルハブ32側の内歯ギヤ42へ伝達することが可能となっている。
ところで、上記の実施例においては、内歯ギヤ42に設けた径方向に伸縮変形可能な低剛性部50を、軸方向に凸に膨らんだ形状を有するものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、円盤部42aの締結部位の外周側(本体部42bを含む)を径方向に伸縮させるものであればよい。
本発明の一実施例である車両用駆動装置の断面図である。 本実施例の車両用駆動装置の要部の拡大断面図である。 本実施例の車両用駆動装置におけるピニオンギヤと内歯ギヤとの、噛合前及び噛合後のそれぞれの位置関係を表した図である。
符号の説明
10 車両用駆動装置
12 インホイルモータ
14 ハウジング
20 モータ出力軸
30 減速機構
32 アクスルハブ
40 ピニオンギヤ
42 内歯ギヤ
42a 円盤部
42b 本体部

Claims (4)

  1. インホイルモータ側に設けられたピニオンギヤと、アクスルハブ側に設けられた、前記ピニオンギヤと噛合する内歯ギヤと、から構成され、インホイルモータの回転を減速してアクスルハブに伝達する減速機構を備える車両用駆動装置であって、
    前記内歯ギヤに、径方向に伸縮変形可能な低剛性部を設けたことを特徴とする車両用駆動装置。
  2. 前記内歯ギヤと前記ピニオンギヤとが噛合しない状態において、該内歯ギヤの内径と該ピニオンギヤの外径との差を、該内歯ギヤの軸中心と該ピニオンギヤの軸中心との間の軸間距離の2倍よりも小さく設定したことを特徴とする請求項1記載の車両用駆動装置。
  3. 前記低剛性部は、前記内歯ギヤの有する円盤部の、アクスルハブにボルト締結される締結部位よりも外周側の部位に、該内歯ギヤの軸中心を取り囲むように設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用駆動装置。
  4. 前記低剛性部は、前記円盤部の前記締結部位の外周側を径方向に伸縮させる形状を有することを特徴とする請求項3記載の車両用駆動装置。
JP2008188831A 2008-07-22 2008-07-22 車両用駆動装置 Pending JP2010025263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008188831A JP2010025263A (ja) 2008-07-22 2008-07-22 車両用駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008188831A JP2010025263A (ja) 2008-07-22 2008-07-22 車両用駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010025263A true JP2010025263A (ja) 2010-02-04

Family

ID=41731292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008188831A Pending JP2010025263A (ja) 2008-07-22 2008-07-22 車両用駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010025263A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013008694A1 (ja) * 2011-07-08 2013-01-17 日本電産株式会社 ホイールユニット
KR101254391B1 (ko) * 2010-11-19 2013-04-12 현대위아 주식회사 전기 자동차용 인휠 모터가 설치된 액슬축 장치
KR101254392B1 (ko) 2010-11-19 2013-04-12 현대위아 주식회사 전기 자동차용 인휠 모터가 설치된 액슬샤프트 장치
JP2013071686A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Nissan Motor Co Ltd インホイールモータ駆動ユニット
CN106163853A (zh) * 2014-03-28 2016-11-23 丰田自动车株式会社 马达驱动控制装置
JP2016222062A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 ジヤトコ株式会社 車輪の駆動制動装置
WO2017094420A1 (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 日本精工株式会社 駆動輪支持用転がり軸受ユニット
JP2017105416A (ja) * 2015-12-04 2017-06-15 日本精工株式会社 駆動輪支持用転がり軸受ユニット
JP2017150656A (ja) * 2015-12-04 2017-08-31 日本精工株式会社 ハブ軸受

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813246A (ja) * 1981-07-17 1983-01-25 Sumitomo Metal Ind Ltd 遊星歯車装置の荷重等配装置
JPH01275960A (ja) * 1988-04-25 1989-11-06 Tokyo R & D:Kk バックラッシを除去した歯車装置
JP2007237955A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Honda Motor Co Ltd 車両用ホイール駆動装置の配置構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813246A (ja) * 1981-07-17 1983-01-25 Sumitomo Metal Ind Ltd 遊星歯車装置の荷重等配装置
JPH01275960A (ja) * 1988-04-25 1989-11-06 Tokyo R & D:Kk バックラッシを除去した歯車装置
JP2007237955A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Honda Motor Co Ltd 車両用ホイール駆動装置の配置構造

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101254391B1 (ko) * 2010-11-19 2013-04-12 현대위아 주식회사 전기 자동차용 인휠 모터가 설치된 액슬축 장치
KR101254392B1 (ko) 2010-11-19 2013-04-12 현대위아 주식회사 전기 자동차용 인휠 모터가 설치된 액슬샤프트 장치
WO2013008694A1 (ja) * 2011-07-08 2013-01-17 日本電産株式会社 ホイールユニット
CN103635342A (zh) * 2011-07-08 2014-03-12 日本电产株式会社 车轮单元
US9340104B2 (en) 2011-07-08 2016-05-17 Nidec Corporation Wheel unit
JP2013071686A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Nissan Motor Co Ltd インホイールモータ駆動ユニット
CN106163853A (zh) * 2014-03-28 2016-11-23 丰田自动车株式会社 马达驱动控制装置
JP2016222062A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 ジヤトコ株式会社 車輪の駆動制動装置
WO2017094420A1 (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 日本精工株式会社 駆動輪支持用転がり軸受ユニット
JP2017105416A (ja) * 2015-12-04 2017-06-15 日本精工株式会社 駆動輪支持用転がり軸受ユニット
JP2017150656A (ja) * 2015-12-04 2017-08-31 日本精工株式会社 ハブ軸受
CN108367591A (zh) * 2015-12-04 2018-08-03 日本精工株式会社 驱动轮支承用滚动轴承单元
EP3385089A4 (en) * 2015-12-04 2018-12-19 NSK Ltd. Rolling bearing unit for drive wheel support

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010025263A (ja) 車両用駆動装置
JP5685111B2 (ja) 電気自動車用駆動装置
JP4894215B2 (ja) インホイールドライブユニット
JP5205074B2 (ja) 車両用インホイールモータ
JP5685113B2 (ja) 電気自動車用駆動装置
JP5066924B2 (ja) 車輪駆動装置
JP4920456B2 (ja) インホイールモータ駆動装置
JP6007823B2 (ja) 車輪駆動装置
JP5604338B2 (ja) 電気自動車用駆動装置
JP5704043B2 (ja) 車輪制駆動装置
JP5685112B2 (ja) 電気自動車用駆動装置
JP2013129283A (ja) 電気自動車用駆動装置
JP2007155076A (ja) 車輪駆動装置
JP6781608B2 (ja) インホイールモータ駆動装置
JP2013071698A (ja) 電気自動車用駆動装置
JP6786354B2 (ja) インホイールモータ駆動装置
JP2007078174A (ja) 動力伝達装置
JP2016201945A (ja) モータ駆動装置
JP4967789B2 (ja) 車輪駆動装置
US11679663B2 (en) In-wheel motor drive device
JP5716520B2 (ja) 車輪駆動装置
JP5130780B2 (ja) 車輪駆動装置
JP5307165B2 (ja) インホイールモータ
JP2007331476A (ja) 車輪駆動装置
JP6019554B2 (ja) 車輪用軸受

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120403