JP2010024718A - コンクリート枕木 - Google Patents

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    • B28B23/00Arrangements specially adapted for the production of shaped articles with elements wholly or partly embedded in the moulding material; Production of reinforced objects
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Abstract

【課題】情報の書き込みを正確で確実に行えることができる無線ICタグを提供すること。
【解決手段】コンクリート枕木は、半導体集積回路を配置したプリント基板11とアンテナ12とを備え、半導体集積回路に記録した情報をリーダにて読み取り、プリント基板11とアンテナ12とを内部に配置し、外表面を樹脂部材14にて覆い、樹脂部材14の外表面に複数の凹部又は凸部を形成し、凹部又は凸部によってアンテナ12の方向性を識別することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、非接触半導体集積回路タグを備えたコンクリート枕木に関する。
非接触半導体集積回路タグ(以下、ICタグ)は、識別コードなどの情報が記録され、電波を使って情報を送受信する能力をもつ。
この種のICタグは、各分野においてバーコードに代わる商品識別・管理技術として研究が進められている。
鉄道分野においても、特許文献1では鉄道用レールの締結装置の緩み検査装置として、特許文献2では門扉の開閉状況を監視する鉄道保安装置としてICタグが利用されており、その他にも車両や軌道情報の収集などのシステムに利用されている(特許文献3から特許文献10)。
またICタグの枕木への取付方法を具体的に提案したものもある(特許文献11)。
特開2000−230208号公報 特開2000−71987号公報 特開平11−215025号公報 特開平11−208473号公報 特開平10−266107号公報 特開平9−21711号公報 特開平8−258714号公報 特開平6−241927号公報 特開平5−231858号公報 特開2007−147412号公報 特開2007−278023号公報
各特許文献でも提案されている通り、ICタグを枕木に設けることで、各種の状況検出が可能となり、車両運行などにも有効に情報を利用することができる。
ところで、現実には、枕木にICタグを設ける場合には、炎天下の直射日光にさらされる一方で積雪にも耐えなければならない。また湿度や振動などに対しても十分な耐久性が求められる。
特許文献11では、複雑な構造を採用することなく耐候性を得るために、枕木を複数の合成樹脂材料を貼り合わせて構成し、この合成樹脂材料間にICタグを埋没する鉄道用合成枕木を提案している。
しかし、一般的にはコンクリート製の枕木が多く利用されており、強度などの問題からこのような特殊な合成樹脂材料を利用することは少ない。
なお、コンクリート製の枕木の中でも近年では、その殆どがプレストレストコンクリート(PC)枕木が利用されるため、枕木本体には長手方向に沿ってPC鋼棒が埋め込まれている。PC枕木では、PC鋼棒によってコンクリート成形後に緊張することで、枕木本体にプレストレスを導入して枕木の強度を確保している。また、PC枕木では、枕木の強度が不足しないようにPC鋼棒以外にもスターラップなどの鉄筋を配置している。
また、プレストレスを導入しない鉄筋コンクリート枕木であっても、鉄筋が格子状に配筋されている。
従って、コンクリート枕木にICタグを設置するには、耐候性だけでなくこれらの鉄筋の影響を考慮しなければならない。
そこで本発明は、耐候性に優れるとともに鉄筋の影響を受けずに情報の書き込みや読み取りを正確で確実に行えることができる非接触半導体集積回路タグを備えたコンクリート枕木を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のコンクリート枕木は、複数本の鉄筋が内部に配置され、一対のレール固定部を形成するコンクリート枕木であって、前記鉄筋の配設位置よりも上部の枕木本体のコンクリート内に非接触半導体集積回路タグを埋め込み、前記非接触半導体集積回路タグのアンテナをコイル状に形成し、前記アンテナの最大利得の方向が前記枕木本体の長手方向に対して垂直となる方向に前記非接触半導体集積回路タグを埋め込んだことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のコンクリート枕木において、一対の前記レール固定部の間に、前記非接触半導体集積回路タグを埋め込んだことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載のコンクリート枕木において、一対の前記レール固定部の間が、一対の傾斜部と、一対の前記傾斜部の間に形成される水平部とより構成され、前記水平部に前記非接触半導体集積回路タグを埋め込んだことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載のコンクリート枕木において、前記非接触半導体集積回路タグが、前記アンテナと半導体集積回路を配置したプリント基板とを備え、前記プリント基板と前記アンテナとを内部に配置し、外表面を樹脂部材にて覆い、前記樹脂部材の前記外表面に複数の凹部又は凸部を形成し、前記凹部又は前記凸部によって前記アンテナの方向性を識別することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載のコンクリート枕木において、前記樹脂部材が、外径の等しい筒状の胴部と、前記胴部の両端に位置する端部とからなり、前記胴部に前記凹部又は前記凸部を形成したことを特徴とする。
本発明によれば、アンテナの方向を外形の構造から識別することができ、情報の書き込みを正確で確実に行えるとともに、凹部又は凸部によって、粉体や流体との癒着、接地性を高めることができる。
本発明の第1の実施の形態によるコンクリート枕木は、鉄筋の配設位置よりも上部の枕木本体のコンクリート内に非接触半導体集積回路タグを埋め込み、非接触半導体集積回路タグのアンテナをコイル状に形成し、アンテナの最大利得の方向が枕木本体の長手方向に対して垂直となる方向に非接触半導体集積回路タグを埋め込んだものである。本実施の形態によれば、コンクリート内に埋め込むために、過度な温度変化を受けることがなく、防水機能については一定の性能を備えていればよい。また外部からの衝撃に対しては保護機能を備える。そして、非接触半導体集積回路タグのアンテナをコイル状に形成し、アンテナの最大利得の方向が枕木本体の長手方向に対して垂直となる方向に非接触半導体集積回路タグを埋め込んでいるので、リーダライターを車両に搭載した場合の情報の読み込みや書き込み精度も維持することができる。
本発明の第2の実施は、第1の実施の形態によるコンクリート枕木において、一対のレール固定部の間に、非接触半導体集積回路タグを埋め込んだものである。本実施の形態によれば、気温変化による枕木本体に加わる歪みの非接触半導体集積回路タグへの影響を少なくし、コンクリート内に埋め込んだ非接触半導体集積回路タグの長寿命化を図ることができる。
本発明の第3の実施は、第2の実施の形態によるコンクリート枕木において、一対のレール固定部の間が、一対の傾斜部と、一対の傾斜部の間に形成される水平部とより構成され、水平部に非接触半導体集積回路タグを埋め込んだものである。本実施の形態によれば、気温変化による枕木本体に加わる歪みの非接触半導体集積回路タグへの影響を更に少なくすることができるとともに、アンテナの最大利得の方向が枕木本体の長手方向に対して垂直となる方向に非接触半導体集積回路タグを埋め込みやすくなる。
本発明の第4の実施は、第1の実施の形態によるコンクリート枕木において、非接触半導体集積回路タグが、アンテナと半導体集積回路を配置したプリント基板とを備え、プリント基板とアンテナとを内部に配置し、外表面を樹脂部材にて覆い、樹脂部材の外表面に複数の凹部又は凸部を形成し、凹部又は凸部によってアンテナの方向性を識別するものである。本実施の形態によれば、アンテナの方向を外形の構造から識別することができ、情報の書き込みを正確で確実に行えるとともに、枕木本体への埋め込みを精度よく行うことができる。また、凹部又は凸部によって、コンクリート材との癒着、接地性を高めることができる。
本発明の第5の実施は、第4の実施の形態によるコンクリート枕木において、樹脂部材が、外径の等しい筒状の胴部と、胴部の両端に位置する端部とからなり、胴部に凹部又は凸部を形成したものである。本実施の形態によれば、筒状の胴部を形成しているので、書き込み装置に対する非接触半導体集積回路タグの供給に、配管を用いることで、非接触半導体集積回路タグの方向を正確に規制することができるとともに、枕木本体への埋め込みを精度よく行うことができる。
以下本発明の一実施例によるコンクリート枕木について説明する。
図1は本実施例によるコンクリート枕木の外観斜視図、図2は同コンクリート枕木の鉄筋構造を示す斜視図、図3はコンクリート枕木の同非接触半導体集積回路タグの埋め込み状態を示す要部断面図、図4はコンクリート枕木の同非接触半導体集積回路タグの他の埋め込み状態を示す要部断面図、図5は本実施例に用いる非接触半導体集積回路タグの分解斜視図、図6は同非接触半導体集積回路タグの要部分解斜視図、図7は同非接触半導体集積回路タグの正面図、図8は同非接触半導体集積回路タグの上面図、図9は同非接触半導体集積回路タグの側面図である。
図1に示すように、本実施例によるコンクリート枕木は、枕木本体1の上面に一対のレール固定部1Aを形成している。そして、一対のレール固定部1Aの間には、一対の傾斜部1Bと、一対の傾斜部1Bの間に形成される水平部1Cとを形成している。また一対のレール固定部1Aの外方には、枕木端部1Dをそれぞれ形成している。
図1において、非接触半導体集積回路タグ10Aは水平部1Cに埋め込まれ、非接触半導体集積回路タグ10Bは傾斜部1Bに埋め込まれ、非接触半導体集積回路タグ10Cは枕木端部1Dに埋め込まれている。
図2に示すように、枕木本体1の内部には、枕木本体1の長手方向に沿ってPC鋼棒3Aが設けられ、PC鋼棒3A以外にもスターラップなどのその他鉄筋3Bが配置されている。
図1に示す非接触半導体集積回路タグ10A、10B、10Cは、いずれもPC鋼棒3Aや鉄筋3Bよりも上部に、アンテナの最大利得の方向が枕木本体の長手方向に対して垂直となる方向に埋め込まれている。なお、非接触半導体集積回路タグ10A、10B、10Cのアンテナの最大利得の方向については後述する。
非接触半導体集積回路タグ10A、10B、10Cはいずれも枕木本体1内に埋め込まれているので、外部からの衝撃や耐候性に優れている。
特に水平部1Cに埋め込まれた非接触半導体集積回路タグ10Aは、気温変化による枕木本体に加わる歪みの非接触半導体集積回路タグへの影響を最も少なくすることができる。
傾斜部1Bに埋め込まれた非接触半導体集積回路タグ10Bは、上部からの落下物などによる鉛直方向荷重を傾斜部1Bの傾斜面によって小さくすることができるので、鉛直方向荷重の非接触半導体集積回路タグへの影響を最も少なくすることができる。
図3に示すように、非接触半導体集積回路タグ10Aは枕木本体1の水平部1Cの下部であって、PC鋼棒3Aや鉄筋3Bよりも上部に埋め込まれている。
また、図4に示すように、非接触半導体集積回路タグ10Bは枕木本体1の傾斜部1Bの下部であって、PC鋼棒3Aや鉄筋3Bよりも上部に埋め込まれている。
次にこれらの非接触半導体集積回路タグ10A、10B、10Cについて説明する。
図5に示すように、本実施例による非接触半導体集積回路タグ10は、半導体集積回路(図示せず)を配置したプリント基板11とアンテナ12とフェライトコア13とを内部に備え、外表面を樹脂部材14にて覆っている。
プリント基板11の一方の面には図示しない半導体集積回路が配置され、プリント基板11の他方の面にはアンテナ12とフェライトコア13とが配置される。
プリント基板11をその両面から樹脂部材14によって挟むようにして、プリント基板11とアンテナ12とフェライトコア13を封止する。プリント基板11の一方の面に半導体集積回路を、プリント基板11の他方の面にアンテナ12をそれぞれ配置することで、封止効率を高めることができる。
図6に示すように、アンテナ12は、プリント基板11の外周径以下の径でコイル状に形成し、コイル状のアンテナ12の内部にフェライトコア13が配置される。
図7に示すように、樹脂部材14は、外径の等しい筒状の胴部14aと、この胴部14aの両端に位置する端部14bとからなり、胴部14aには複数の凹部15を形成している。端部14bは、ドーム型に形成し凹凸を設けていない。
図8及び図9に示すように、複数の凹部15は、樹脂部材14の外表面の内、対向する面に設けられ、その他の外表面には設けていない。複数の凹部15による凹部形成領域は、図5及び図6に示すアンテナ12の最大利得の方向(図8及び図9における矢印)に形成し、アンテナの方向性を識別している。また、複数の凹部15によって、砂やコンクリート材がまぶされ、コンクリート内での親和性が増し、生コンクリート内で混ざり合う。
なお、本実施例による非接触半導体集積回路タグ10は、長径寸法17mm、短径寸法12mm、比重1.3〜1.7、凹部15の直径2mmで、コンクリート混入用に制作したものである。このような非接触半導体集積回路タグ10は、100mm程度の距離からリーダによって情報を読み取ることができる。
次に本発明の他の実施例による非接触半導体集積回路タグについて説明する。
図10は本実施例による非接触半導体集積回路タグの正面図、図11は同非接触半導体集積回路タグの上面図、図12は同非接触半導体集積回路タグの側面図である。
本実施例による非接触半導体集積回路タグ20における内部構造は、上記実施例と同一であるため説明を省略する。
図10に示すように、樹脂部材24は、外径の等しい筒状の胴部24aと、この胴部24aの両端に位置する端部24bとからなり、胴部24aには一対の凹部25を形成している。端部24bは、ドーム型に形成し凹凸を設けていない。
図11及び図12に示すように、凹部25は、樹脂部材24の外表面の内、対向する面に設けられ、その他の外表面には設けていない。一対の凹部25は、図5及び図6に示すアンテナ12の最大利得の方向(図8及び図9における矢印)に形成し、アンテナの方向性を識別している。
次に本発明の更に他の実施例による非接触半導体集積回路タグについて説明する。
図13は本実施例による非接触半導体集積回路タグの正面図、図14は同非接触半導体集積回路タグの上面図、図15は同非接触半導体集積回路タグの側面図である。
本実施例による非接触半導体集積回路タグ30における内部構造は、上記実施例と同一であるため説明を省略する。
図13に示すように、樹脂部材34は、外径の等しい筒状の胴部34aと、この胴部34aの両端に位置する端部34bとからなり、胴部34aには、複数の凹部15と一対の凹部25を形成している。凹部15は、凹部25の周囲に配置し、凹部15は凹部25よりも小径である。端部34bは、ドーム型に形成し凹凸を設けていない。
図14及び図15に示すように、凹部15、25は、樹脂部材34の外表面の内、対向する面に設けられ、その他の外表面には設けていない。凹部15、25は、図5及び図6に示すアンテナ12の最大利得の方向(図8及び図9における矢印)に形成し、アンテナの方向性を識別している。
次に、本実施例による非接触半導体集積回路タグに対する情報の読み書き装置について説明する。
図16は、本発明による非接触半導体集積回路タグに対する情報読み書き装置を示す概略構成図である。
本実施例による情報読み書き装置は、非接触半導体集積回路タグ10を投入するスタッカー41と、非接触半導体集積回路タグ10への情報の読み書きを行うリードライター部42と、スタッカー41からリードライター部42に非接触半導体集積回路タグ10を供給する供給配管43と、リードライター部42に対して対象とする非接触半導体集積回路タグ10だけを近接させる移送部44と、読み書きを終了した非接触半導体集積回路タグ10を排出する排出配管45とを備えている。
非接触半導体集積回路タグ10は、スタッカー41に投入され、外部からの振動によって供給配管43に整列状態で導かれる。供給配管43は、非接触半導体集積回路タグ10の短径寸法よりも若干大きな内径の筒で構成されている。非接触半導体集積回路タグ10は、筒状の胴部14aを形成しているので、卵形の形状と比較しても供給配管43内での傾きは非常に小さなものとなる。移送部44は、供給配管43から非接触半導体集積回路タグ10を所定数(ここでは一つ)ずつ導き出す。移送部44は、水平方向へのスライド移動や水平方向での回転移動により、供給配管43から所定数の非接触半導体集積回路タグ10を導出させる。所定数の非接触半導体集積回路タグ10は、移送部44によってリードライター部42との送受信が可能な状態に保持される。なお、図示はしないが、供給配管43又は移送部44に、凹部15、25の形状を検出するセンサー及び非接触半導体集積回路タグ10を所定の向きに回動させる手段を設けることが好ましい。
なお、上記実施例では凹部15、25を設けた場合で説明したが、凹部に代えて凸部を設けてもよく、また凹部と凸部とを形成してもよい。
また、上記実施例では、フェライトコア13を設けて通信性能を高めているが、フェライトコア13を配置しなくてもよい。
本実施例によれば、樹脂部材14、24の外表面に複数の凹部15、25を形成することで、アンテナ12の方向を外形の構造から識別することができ、情報の書き込みを正確で確実に行えるとともに、この凹部15、25によって、粉体や流体との癒着、接地性を高めることができる。
また本実施例によれば、樹脂部材14、24、34が、外径の等しい筒状の胴部14a、24a、34aを形成しているので、非接触半導体集積回路タグ10、20、30の供給に、筒状の供給配管43を用いることで、非接触半導体集積回路タグ10、20、30の方向を正確に規制することができる。また、凹部15、25を胴部14a、24a、34aだけに形成して端部14b、24b、34bには設けないことで、スタッカー41や供給配管43内における非接触半導体集積回路タグ10、20、30同士の干渉を少なくすことができ、非接触半導体集積回路タグ10、20、30の供給を安定して行うことができる。
また本実施例によれば、凹部として凹部(第1凹部)25と、凹部(第1凹部)25の周囲に配置される凹部(第2凹部)15を設け、凹部(第2凹部)15は凹部(第1凹部)25よりも小径とすることで、小径の凹部(第2凹部)15によって粉体や流体との落ち着きを良くするとともに、大径の凹部(第1凹部)25によって粉体や流体との癒着を良くすることができる。
また本実施によれば、プリント基板11の一方の面に半導体集積回路を、他方の面にアンテナ12を配置することで、樹脂封止を行いやすく、封止効率を高めることができる。
また本実施例によれば、プリント基板11の他方の面にフェライトコア13を配置することで、コイル状に形成したアンテナ12の内部空間にフェライトコア13を配置できるので磁束・磁界を整流し通信性能を高めることができる。
本発明の非接触半導体集積回路タグは、コンクリート材以外にも、薬剤や飼料など粉体や流体の情報管理用に利用できる。
本発明の一実施例によるコンクリート枕木の外観斜視図 同コンクリート枕木の鉄筋構造を示す斜視図 コンクリート枕木の同非接触半導体集積回路タグの埋め込み状態を示す要部断面図 コンクリート枕木の同非接触半導体集積回路タグの他の埋め込み状態を示す要部断面図 本実施例に用いる非接触半導体集積回路タグの分解斜視図 同非接触半導体集積回路タグの要部分解斜視図 同非接触半導体集積回路タグの正面図 同非接触半導体集積回路タグの上面図 同非接触半導体集積回路タグの側面図 本発明の他の実施例による非接触半導体集積回路タグの正面図 同非接触半導体集積回路タグの上面図 同非接触半導体集積回路タグの側面図 本発明の更に他の実施例による非接触半導体集積回路タグの正面図 同非接触半導体集積回路タグの上面図 同非接触半導体集積回路タグの側面図 本発明による非接触半導体集積回路タグに対する情報読み書き装置を示す概略構成図
符号の説明
10 非接触半導体集積回路タグ
11 プリント基板
12 アンテナ
13 フェライトコア
14 樹脂部材
14a 胴部
14b 端部
15 凹部
20 非接触半導体集積回路タグ
24 樹脂部材
24a 胴部
24b 端部
25 凹部
30 非接触半導体集積回路タグ
34 樹脂部材

Claims (5)

  1. 複数本の鉄筋が内部に配置され、一対のレール固定部を形成するコンクリート枕木であって、前記鉄筋の配設位置よりも上部の枕木本体のコンクリート内に非接触半導体集積回路タグを埋め込み、前記非接触半導体集積回路タグのアンテナをコイル状に形成し、前記アンテナの最大利得の方向が前記枕木本体の長手方向に対して垂直となる方向に前記非接触半導体集積回路タグを埋め込んだことを特徴とするコンクリート枕木。
  2. 一対の前記レール固定部の間に、前記非接触半導体集積回路タグを埋め込んだことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート枕木。
  3. 一対の前記レール固定部の間が、一対の傾斜部と、一対の前記傾斜部の間に形成される水平部とより構成され、前記水平部に前記非接触半導体集積回路タグを埋め込んだことを特徴とする請求項2に記載のコンクリート枕木。
  4. 前記非接触半導体集積回路タグが、前記アンテナと半導体集積回路を配置したプリント基板とを備え、前記プリント基板と前記アンテナとを内部に配置し、外表面を樹脂部材にて覆い、前記樹脂部材の前記外表面に複数の凹部又は凸部を形成し、前記凹部又は前記凸部によって前記アンテナの方向性を識別することを特徴とする請求項1に記載のコンクリート枕木。
  5. 前記樹脂部材が、外径の等しい筒状の胴部と、前記胴部の両端に位置する端部とからなり、前記胴部に前記凹部又は前記凸部を形成したことを特徴とする請求項4に記載のコンクリート枕木。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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RU185599U1 (ru) * 2018-06-19 2018-12-11 Акционерное Общество "Комплексное Сервисное Обслуживание Пути" Шпала железобетонная
RU208630U1 (ru) * 2021-04-20 2021-12-28 Акционерное Общество "Комплексное Сервисное Обслуживание Пути" Подрельсовое основание с закладной деталью с радиометкой

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