JP2007249399A - 捺印システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 捺印部は、捺印の際に書類を載置して、載置した状態で捺印を行うための捺印台と、捺印動作を検出し、検出信号をリーダ・ライタへ送る捺印検出器と、該捺印検出器からの前記検出信号を受け取った場合に、前記印鑑に内蔵された非接触型データキャリアからその固有ID情報を読み込み、該固有ID情報を前記書類に内蔵された非接触型データキャリアに書き込み、また、前記書類に内蔵された非接触型データキャリアからその固有ID情報を読み込み、該固有ID情報を前記印鑑に内蔵された非接触型データキャリアに書き込む、リーダ・ライタと、該リーダ・ライタの読み込みや書き込みの際に必要に応じて用いる記憶部と、これらを関連付けて制御する制御部とを備えている。
【選択図】 図1
Description
そして、このような中、データを搭載したICチップを、アンテナコイルと接続した、シート状ないし札状の非接触式のICタグが、近年、種々提案され、商品や包装箱等に付け、万引き防止、物流システム、商品管理等に利用されるようになってきた。
勿論、ICを持たない単なる共振タグも物品の存在感知に用いられている。
最近の技術を以ってすれば、印影の偽造が市販の電子機器で可能だったり、印鑑そのものを偽造したりすることも難しくない。
これに対し、捺印情報を確認する手段は、印影の目視確認や画像認識技術を応用するのみである。
このため、最近の承認行為確認手段の技術レベルでは、最近の捺印偽造の技術に対応できない。
しかし、ここに記載のものは、あくまで捺印の進行度合を分かるようにするための文書管理システムであり、捺印による承認行為の正当性を認証するには十分なものとは言えない。
本発明はこれに対応するもので、第1には、書類への捺印の信頼性を向上させることができる捺印システムを提供しようとするものである。
第2には、そのような捺印システムで、且つ、書類の捺印進行度合の確認が容易なシステムを提供しようとするものである。
そしてまた、上記いずれかの捺印システムであって、前記制御部の制御の下で、各書類毎に、その非接触型データキャリアの固有ID情報と、そこに捺印された各捺印に対応した各印鑑の非接触型データキャリアの固有ID情報とを、関連付けて、データベースとして記憶するデータベース用記憶部を、前記捺印部とは別に備えていることを特徴とするものであり、前記データベース用記憶部はネットワークシステムに接続されていることを特徴とするものである。
また、上記いずれかの捺印システムであって、前記印鑑に内蔵された非接触型データキャリア、前記書類に内蔵された非接触型データキャリアは、いずれも、RFIDタグで、微小なICチップとアンテナコイルを電気的に接続した構造のもので、該ICチップの不揮発性メモリに書き換え不可能に記憶されている固有の識別子であるUID(Unique Identification)を固有ID情報として用いるもので、且つ、前記各RFIDタグは、前記リーダ・ライタから、所定の周波数fで、前記リーダ・ライタとデータ通信するためのエネルギーを受けとり、前記リーダ・ライタと、該所定の周波数fでデータ通信を行うものであることを特徴とするものである。
また、前記いずれかの捺印システムであって、前記捺印検出器からの前記検出信号を受け取った場合に、前記リーダ・ライタは、前記印鑑に内蔵された非接触型データキャリアおよび前記書類に内蔵された非接触型データキャリアに、その時刻を捺印時刻として書き込むものであることを特徴とするものである。
尚、ここでは、内蔵とは、埋め込む等によりその内部に配するもので、故意に破壊しなければ取り出すことができない状態のものを言う。
本発明の捺印システムは、このような構成にすることにより、書類への捺印の信頼性を向上させることができる捺印システムの提供を可能としている。
具体的には、固有ID情報が記録された非接触型データキャリアを内蔵した印鑑と、固有ID情報が記録された非接触型データキャリアを内蔵した、捺印欄を有する書類と、前記印鑑により、前記書類の捺印欄に捺印を行う際に用いる捺印部とを備えたもので、前記捺印部は、捺印の際に前記書類を載置して、載置した状態で捺印を行うための捺印台と、捺印動作を検出し、検出信号をリーダ・ライタへ送る捺印検出器と、該捺印検出器からの前記検出信号を受け取った場合に、前記印鑑に内蔵された非接触型データキャリアからその固有ID情報を読み込み、該固有ID情報を前記書類に内蔵された非接触型データキャリアに書き込み、また、前記書類に内蔵された非接触型データキャリアからその固有ID情報を読み込み、該固有ID情報を前記印鑑に内蔵された非接触型データキャリアに書き込む、リーダ・ライタと、該リーダ・ライタの読み込みや書き込みの際に必要に応じて用いる記憶部と、これらを関連付けて制御する制御部とを備えていることにより、これを達成している。
詳しくは、前記捺印台において、捺印の際に、リーダ・ライタにより、前記印鑑に内蔵された非接触型データキャリアからその固有ID情報を読み込み、該固有ID情報を前記書類に内蔵された非接触型データキャリアに書き込み、また、前記書類に内蔵された非接触型データキャリアからその固有ID情報を読み込み、該固有ID情報を前記印鑑に内蔵された非接触型データキャリアに書き込む込むことにより、捺印の後に、書類と印鑑とに書き込まれた固有ID情報から、書類と印鑑との対応が正当であるか否かを判断することができる。
これにより、必要に応じて、書類と印鑑との対応が正当であるか否かを確認することができ、結果、書類への捺印の信頼性を向上させることができる。
また、書類や印鑑に破壊しなければ取り出すことができないICタグを内蔵していることにより、書類と印鑑との対応が正当であるか否かを確認する際に、破壊行為が行われているか否かも確認でき、これにより、一層、書類への捺印の信頼性を向上させることができる。
尚、捺印検出器を備えていることにより、捺印する際の印鑑と書類を対応付けてリーダ・ライタがデータ通信する対象として把握することを可能としている。
また、捺印部は、前記捺印台と一体として、前記捺印検出器と、前記リーダ・ライタと、記憶部とを備えている、請求項2の発明の形態とすることにより、捺印部全体をコンパクトなものとしている。
また、記制御部の制御の下で、各書類毎に、その非接触型データキャリアの固有ID情報と、そこに捺印された各捺印に対応した各印鑑の非接触型データキャリアの固有ID情報とを、関連付けて、データベースとして記憶するデータベース用記憶部を、前記捺印部とは別に備えている、請求項3の発明の形態とすることにより、書類の捺印進行度合の確認を容易なものとしている。
更に、前記データベース用記憶部はネットワークシステムに接続されている、請求項4の発明の形態とすることにより、広く、その捺印進行度合を確認することを容易に可能としている。
特に、前記印鑑に内蔵された非接触型データキャリア、前記書類に内蔵された非接触型データキャリアは、いずれも、RFIDタグで、微小なICチップとアンテナコイルを電気的に接続した構造のもので、該ICチップの不揮発性メモリに書き換え不可能に記憶されている固有の識別子であるUID(Unique Identification)を固有ID情報として用いるもので、且つ、前記各RFIDタグは、前記リーダ・ライタから、所定の周波数fで、前記リーダ・ライタとデータ通信するためのエネルギーを受けとり、前記リーダ・ライタと、該所定の周波数fでデータ通信を行うものである、請求項5の発明の形態とすることにより、簡単な構造のRFIDタグを用い、該RFIDタグ自体には電池を用いないで、リーダ・ライタとデータ通信を行うことを可能としており、印鑑、書類において、RFIDタグ部を密閉された構造とすることができる。
これにより、破壊による偽造の抑止にもなる。
また、捺印検出器からの前記検出信号を受け取った場合に、リーダ・ライタは、印鑑に内蔵された非接触型データキャリアおよび書類に内蔵された非接触型データキャリアに、その時刻を捺印時刻として書き込むものである、請求項6の発明の形態とすることにより、捺印の後に、書類と印鑑とに書き込まれた捺印時刻情から、書類と印鑑との対応が正当であるか否か判断する際、判定の信頼性を高いものとできる。
また、更に、そのような捺印システムで、且つ、書類の捺印進行度合の確認が容易な捺印システムの提供を可能としてた。
図1は本発明の捺印システムの実施の形態の1例の概略構成図で、図2は一体型の捺印部を有する形態を示した概略図で、図3(a)は書類の1例と捺印状態を示した図で、図3(b)は印鑑の1例を示した図で、図4は本発明の捺印システムの実施の形態の別の例の概略構成図で、図5は本発明の捺印システムにおける各部とその動作を関連付けて示した処理フロー図である。
尚、図3ではアンテナコイルとICチップとを透視して示している。
また、図5では、情報ないし処理の方向を矢印で示している。
図1〜図5中、10は書類、15はICタグ(非接触型データキャリアとも言う)、16はICチップ、17はアンテナコイル、18は捺印欄、20は印鑑、21はICタグ(非接触型データキャリアとも言う)、22はICチップ、23はアンテナコイル、25は捺印名、30は捺印部、31は捺印台、32は捺印検出器、33はリーダ・ライタ、34は記憶部、35は制御部、50はデータベース、70はネットワークである。
本例の捺印システムは、
書類10への捺印の信頼性を向上させるための捺印システムで、固有ID情報が記録された非接触型データキャリアとしてICタグ21を内蔵した印鑑20と、固有ID情報が記録された非接触型データキャリアとしてICタグ15を内蔵した、捺印欄18を有する書類10と、前記印鑑20により、前記書類10の捺印欄18に捺印を行う際に用いる捺印部30とを備えたものである。
そして、捺印部30は、捺印の際に書類10を載置して、載置した状態で捺印を行うための捺印台31と、捺印動作を検出し、検出信号をリーダ・ライタ33へ送る捺印検出器32と、捺印検出器32からの検出信号を受け取った場合に、印鑑20に内蔵されたICタグ21からその固有ID情報であるUIDを読み込み、該UIDを書類10に内蔵されたIDタグ15に書き込み、また、書類10に内蔵されたICタグ15からそのUIDを読み込み、該UIDを印鑑20に内蔵されたICタグ21に書き込む、リーダ・ライタ33と、リーダ・ライタ33の読み込みや書き込みの際に必要に応じて用いる記憶部34と、これらを関連付けて制御する制御部35とを備えている。
場合によっては、通信用のヘッドを、各ICタグの位置に合わせてそれぞれ配しても良いし、1つの通信用のヘッドを適宜移動可能に配しても良い。
ここでは、通信周波数を13.56MHzとしているが、これに限定はされない。
捺印検出器32としては、捺印検出でき、リーダ・ライタ33と各ICタグ15、21とのデータ通信に影響を与えないものであれば、特に限定されないが、装置構成を簡単にできるものがこのマスク、例えば、圧力センサを用したものや光学式センサを適宜配して、捺印検出器とする。
捺印台31としては、捺印の際に書類10を載置して、載置した状態で捺印を行うことができ、リーダ・ライタ33と各ICタグ15、21とのデータ通信に影響を与えないものであれば、特に限定されない。
記憶部34は、リーダ・ライタ33の読み込みや書き込みの際に必要に応じて、UID等を一時記憶しておくもので、その際に必要な容量を備えたものであれば、特に限定はされない。
制御部35は、先に述べたように、捺印部30の各部を関連付けて制御するものである。
書類10は、図3(a)に示すように、捺印欄18を設け、捺印欄18とは別の領域にICタグ15を、アンテナコイル17、ICチップ16が書類10に沿うように配して、内蔵している。
印鑑20は、ここでは、図3(b)に示すように、略楕円柱で、ICタグ21を、アンテナコイル23、ICチップ22が該略楕円柱の断面に沿うように配して、埋め込んでいるが、リーダ・ライタとの通信ができればこれに限定はされない。
ここでは、非接触式データキャリアとしての、ICタグ15、ICタグ21はアンテナコイルにICチップを接続しただけの、電源を持たないもので、且つ、書類や印鑑に埋め込むことができる微小サイズのもので、リーダ・ライタ33により、通信のための電力が供給される。
印鑑10のICタグ21としては、印鑑20に内蔵できる程度に小さいことが必要で、簡単な構造のものが好ましい。
このようなICタグとしては、アンテナコイルを多層にして設けた構造のものも挙げられる。
この構造のものは、例えば、基材の表面にアンテナ回路部の一部を形成した基材を積層した積層配線基材に設けられた、スルーホールを介して、各層を電気的に接続してアンテナ回路部としたものであり、積層された積層配線基材の表面部にICチップを搭載し、且つ、アンテナ回路部とボンディングワイヤにより電気的に接続したもので、各層の巻回数が9回程度、4層の渦巻き状で、サイズが5mm角程度で、厚さが150μm程度のものが知られている。
表面のICチップ、ボンディングワイヤ、アンテナ回路部は、ソルダーレジストおよび封止樹脂によりカバーされ保護されている。
アンテナコイルの線幅は約80μm、線間幅が約70μm、線厚は約18μmで、公知の、アディティブ法やセミアデティブ法等により、このような積層構造で形成できる。
また、ICチップ16、22は、ROM、RAM、ロジック回路、CPUから主に構成されている。
ICチップ16、22としては、フィリップス社のI−CODE SLIチップや、インフィニオンテクノロジー社のmy−dチップ等、13.56MHz帯のRFIDタグ用のチップとして市場で入手可能なものを、用途に合わせて適宜用いる。
先ず、捺印検出器32が捺印動作を検出すると、制御部35は、印鑑20のICタグ21のICチップのUIDを固有ID1として読み込みを指示する。
この指示に基づき、リーダ・ライタ33は、印鑑20のICタグ21へ固有ID1の呼び出しを要求する送信を行う。
固有ID1の呼び出しの要求を受信した印鑑20のICタグ21は、固有ID1を送信する。
リーダ・ライタ33が印鑑20のICタグ21から固有ID1を受信すると、制御部35はこの固有ID1を記憶部34へ格納する。
一方、制御部35は、リーダ・ライタ33へ、書類10のICタグ15のUIDを固有ID2としてて読み込みを指示する。
この指示に基づき、リーダ・ライタ33は、書類10のICタグ15へ固有ID2の呼び出しを要求する送信を行う。
固有ID2の呼び出しの要求を受信した書類10のICタグ15は、固有ID2を送信する。 リーダ・ライタ33が、書類10のICタグ15から固有ID2を受信すると、制御部35は、リーダ・ライタ33に、この固有ID2の、印鑑20のICタグ21への書き込みを指示する。
この指示を受け、リーダ・ライタ33は、印鑑20のICタグ21へ固有ID2を書き込む。
次いで、制御部35は、記憶部34に記憶されている固有ID1を受け取り、リーダ・ライタ33に、この固有ID1の、書類10のICタグ15への書き込みを指示する。
この指示を受け、リーダ・ライタ33は、書類10のICタグ15へ固有ID1を書き込む。
このようにして、捺印の際、書類10のICタグ15の固有ID2が、印鑑20のICタグ21へ書き込まれ、また、印鑑20のICタグ21の固有ID1が、書類10のICタグ15へ書き込まれるため、捺印の後に、書類10と印鑑20とに書き込まれた固有ID情報から、書類10と印鑑20との対応が正当であるか否かを判断することができる。 上記は1例で、各部の動作はこれに限定されない。
例えば、図1に示す本例の捺印システムにおいて、制御部35の制御の下で、各書類10毎に、その非接触型データキャリアの固有ID情報と、そこに捺印された各捺印に対応した各印鑑の非接触型データキャリアの固有ID情報とを、関連付けて、データベースとして記憶するデータベース用記憶部を、前記捺印部とは別に備えている形態も挙げられる。
このような形態とすることにより、書類の捺印進行度合の確認を容易にできる。
更に、図4に示すように、前記データベース用記憶部をネットワークシステムに接続している形態も挙げられる。
このような形態とすることにより、広く、その捺印進行度合を確認することを容易に可能としている。
また、捺印検出器からの前記検出信号を受け取った場合に、リーダ・ライタは、印鑑に内蔵された非接触型データキャリアおよび書類に内蔵された非接触型データキャリアに、その時刻を捺印時刻として書き込む形態としても良い。
この形態の場合には、捺印の後に、書類と印鑑とに書き込まれた捺印時刻情から、書類と印鑑との対応が正当であるか否か判断する際、判定の信頼性を高いものとできる。
15 ICタグ(非接触型データキャリアとも言う)
16 ICチップ
17 アンテナコイル
18 捺印欄
20 印鑑
21 ICタグ(非接触型データキャリアとも言う)
22 ICチップ
23 アンテナコイル
25 捺印名
30 捺印部
31 捺印台
32 捺印検出器
33 リーダ・ライタ
34 記憶部
35 制御部
50 データベース
70 ネットワーク
Claims (6)
- 書類への捺印の信頼性を向上させるための捺印システムであって、固有ID情報が記録された非接触型データキャリアを内蔵した印鑑と、固有ID情報が記録された非接触型データキャリアを内蔵した、捺印欄を有する書類と、前記印鑑により、前記書類の捺印欄に捺印を行う際に用いる捺印部とを備えたもので、前記捺印部は、捺印の際に前記書類を載置して、載置した状態で捺印を行うための捺印台と、捺印動作を検出し、検出信号をリーダ・ライタへ送る捺印検出器と、該捺印検出器からの前記検出信号を受け取った場合に、前記印鑑に内蔵された非接触型データキャリアからその固有ID情報を読み込み、該固有ID情報を前記書類に内蔵された非接触型データキャリアに書き込み、また、前記書類に内蔵された非接触型データキャリアからその固有ID情報を読み込み、該固有ID情報を前記印鑑に内蔵された非接触型データキャリアに書き込む、リーダ・ライタと、該リーダ・ライタの読み込みや書き込みの際に必要に応じて用いる記憶部と、これらを関連付けて制御する制御部とを備えていることを特徴とする捺印システム。
- 請求項1に記載の捺印システムであって、前記捺印部は、前記捺印台と一体として、前記捺印検出器と、前記リーダ・ライタと、記憶部とを備えていることを特徴とする捺印システム。
- 請求項1ないし2のいずれか1項に記載の捺印システムであって、前記制御部の制御の下で、各書類毎に、その非接触型データキャリアの固有ID情報と、そこに捺印された各捺印に対応した各印鑑の非接触型データキャリアの固有ID情報とを、関連付けて、データベースとして記憶するデータベース用記憶部を、前記捺印部とは別に備えていることを特徴とする捺印システム。
- 請求項3に記載の捺印システムであって、前記データベース用記憶部はネットワークシステムに接続されていることを特徴とする捺印システム。
- 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の捺印システムであって、前記印鑑に内蔵された非接触型データキャリア、前記書類に内蔵された非接触型データキャリアは、いずれも、RFIDタグで、微小なICチップとアンテナコイルを電気的に接続した構造のもので、該ICチップの不揮発性メモリに書き換え不可能に記憶されている固有の識別子であるUID(Unique Identification)を固有ID情報として用いるもので、且つ、前記各RFIDタグは、前記リーダ・ライタから、所定の周波数fで、前記リーダ・ライタとデータ通信するためのエネルギーを受けとり、前記リーダ・ライタと、該所定の周波数fでデータ通信を行うものであることを特徴とする捺印システム。
- 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の捺印システムであって、前記捺印検出器からの前記検出信号を受け取った場合に、前記リーダ・ライタは、前記印鑑に内蔵された非接触型データキャリアおよび前記書類に内蔵された非接触型データキャリアに、その時刻を捺印時刻として書き込むものであることを特徴とする捺印システム。
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A521 | Request for written amendment filed |
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A02 | Decision of refusal |
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