JP2005099897A - データキャリア - Google Patents

データキャリア Download PDF

Info

Publication number
JP2005099897A
JP2005099897A JP2003329649A JP2003329649A JP2005099897A JP 2005099897 A JP2005099897 A JP 2005099897A JP 2003329649 A JP2003329649 A JP 2003329649A JP 2003329649 A JP2003329649 A JP 2003329649A JP 2005099897 A JP2005099897 A JP 2005099897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data carrier
chip
reinforcing plate
antenna
antenna conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003329649A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinkichi Asaka
信吉 浅加
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003329649A priority Critical patent/JP2005099897A/ja
Publication of JP2005099897A publication Critical patent/JP2005099897A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】データキャリアの共振周波数を設定するため、データキャリア内部に形成する静電容量と、物理的なストレスからICチップを保護する補強板がそれぞれ独自に設けられている。このため、薄型データキャリアの仕上がり表面の凹凸や小型化時の制限となっている。
【解決手段】アンテナシートにICチップを保護する補強板とアンテナ導体を接続するスルーホール部を設け、アンテナ導体と補強板を接続することにより、外部容量なしに共振周波数を設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁誘導結合によって非接触でデータや電力の授受を行なうデータキャリアに関する。
近年、メモリや制御回路などが集積されたICチップを内蔵し、電磁誘導結合を利用して電源の授受やデータの送受信を非接触で行なうデータキャリアが開発されている。このようなデータキャリアの1つとして非接触ICタグがある。非接触ICタグには、大きな記憶容量および高度なセキュリティ機能を有するという特徴がある。また、タグ自身をリーダライタに近づけたり、スロットに挿入したりするだけで通信ができるため、接点などの機構部が不要であり、メンテナンスフリーになるという特徴もある。したがって、ID情報の記録媒体やセキュリティのキーデバイスとして役立てることができる。例えば、住民基本台帳に個人情報を記録したり、セキュリティルームへの入退出などの管理に使用される。
図3に従来のデータキャリアの構成例を示す。アンテナシート30上にはアンテナ31の他に静電容量32を形成する導体が形成されており、アンテナシート30にICチップ34がフリップ実装されている。ICチップ34の形状が大きくなると曲げ、あるいはICチップ上からの圧力による破壊を防ぐために補強板33が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−42097号公報
このような非接触ICカードシステムでは、さらなるセキュリティを確保するため内蔵されるICチップに求められる機能が複雑になり、チップ面積が大きくなってしまう。チップ面積が大きくなると、物理的なストレスからICチップを保護するための補強板を取り付ける必要がある。一方、ICカードには共振周波数を設定するために導体で構成された静電容量が形成されているため、カード内部は複雑な構成となっている。内部の構成が複雑になると最終のカードあるいはタグになった場合に外観上の問題が発生しやすくなる。
本発明は、補強板とアンテナ導体を並列に接続するためのスルーホールをアンテナシートに設けることにより、補強板を静電容量として使用することにより別に形成していた静電容量を排除しデータキャリアの構成を簡単にするものである。
ICチップを物理的ストレスから保護するための補強板をICチップより大きく必要な大きさに設定し、これにあわせてアンテナの巻き数、ピッチを設定することにより所望の共振周波数を得ることが出来る。これにより、銅箔等で形成していた静電容量を排除することができ、データキャリアの内部構造を簡単にすることができる。カード等の薄いデータキャリアでは内部構造が少なからず出来上がりの外観に影響するが、内部構造を簡単にすることで影響を小さく出来る。また、データキャリアを小型化しようとし、さらにICチップの保護が必要な場合に補強と静電容量を共用することで可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面1,2を参照して詳しく説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施形態のデータキャリアを示す概略図である。10はデータキャリアであり、11はアンテナ導体12が形成されているアンテナシートである。ICチップ16はバンプを介してアンテナ導体12の両端に接続される。ICチップ16の上下には補強板13a,13bが位置しており、補強板13aとアンテナ導体12は導電ペースト15等の導電性材料で接続されている。一方、補強板13bはスルーホール14を介してアンテナ導体12に接続されている。補強板13a,13bとアンテナ導体12が接続されることにより共振周波数が決定される。当然ながら、補強板13a,13bはICチップより大きい面積を確保しなければならないが、アンテナ導体12の巻き数やピッチを適正に設定することにより所望の共振周波数を得ることが出来る。
図2にリードフレームを使用したデータキャリアの場合の構成例を示す。20はデータキャリアであり、21はワイヤで構成されたアンテナ導体22が貼り付けられているアンテナシートである。ICチップ26はあらかじめリードフレームモジュール24上に実装封止されている。アンテナ導体22の両端はリードフレームモジュール24の端子にスポット溶接等で接続されている。リードフレームモジュール24と対向する面には補強板23があり、補強板23はリードフレームモジュール24と導電ペースト25で接続されている。リードフレームモジュール24と補強板23の間の静電容量とアンテナ導体22とで決定する共振周波数が決定される。
本発明は、電磁誘導結合によって非接触でデータや電力の授受を行なうデータキャリアであり、ID情報の記録媒体やセキュリティのキーデバイスとして役立てることができる。
本発明におけるフリップチップ工法のデータキャリアの構成図 本発明におけるリードフレームを用いたデータキャリアの構成図 従来のデータキャリアの構成図
符号の説明
10,20 データキャリア
11,21 アンテナシート
12,22 アンテナ導体
13a,13b,23 補強板
14 スルーホール
15,25 導電ペースト
16,26 ICチップ
24 リードフレームモジュール

Claims (3)

  1. 電磁誘導結合によって、リーダライタとデータ信号の送受信が行なわれ、また電力を供給されるデータキャリアであって、メモリや制御回路などが集積されたICチップと、データの送受信用の共振アンテナと、前記ICチップを物理的ストレスから保護するため補強板とを備え、前記補強板と前記共振アンテナを導電性材料で接続したことを特徴とするデータキャリア。
  2. 表面に共振アンテナが形成され、ICチップを搭載したシートを備え、前記ICチップを搭載した部分の前記シートの上面、下面の少なくとも一方に補強板を備え、前記補強板と前記共振アンテナは前記シートに設けたスルーホールを介して接続されたことを特徴とする請求項1記載のデータキャリア。
  3. シートとICチップを搭載した部分の下面の補強板の代わりに、リードフレームを用いたことを特徴とする請求項2記載のデータキャリア。
JP2003329649A 2003-09-22 2003-09-22 データキャリア Pending JP2005099897A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003329649A JP2005099897A (ja) 2003-09-22 2003-09-22 データキャリア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003329649A JP2005099897A (ja) 2003-09-22 2003-09-22 データキャリア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005099897A true JP2005099897A (ja) 2005-04-14

Family

ID=34458840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003329649A Pending JP2005099897A (ja) 2003-09-22 2003-09-22 データキャリア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005099897A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008221959A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Equos Research Co Ltd 車載装置
JP2008221960A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Equos Research Co Ltd 車載装置
JP2013200732A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Hitachi Maxell Ltd 非接触icカード

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008221959A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Equos Research Co Ltd 車載装置
JP2008221960A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Equos Research Co Ltd 車載装置
JP2013200732A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Hitachi Maxell Ltd 非接触icカード

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6837438B1 (en) Non-contact information medium and communication system utilizing the same
US9239982B2 (en) RFID antenna modules and increasing coupling
JP3915092B2 (ja) Icカード用のブースタアンテナ
CN1816973B (zh) 数据通信设备
JPH11149536A (ja) 複合icカード
WO2006019587A1 (en) Radio frequency identification tag having an inductively coupled antenna
JPH11149538A (ja) 複合icモジュールおよび複合icカード
JP2010521752A (ja) 集積回路カード及びデータの無線伝送方法
CN102804488A (zh) 使用双共振的近场通信天线
JP2006172122A (ja) カード状記憶装置
US20080308640A1 (en) Contactless stand-alone assembly
JP4718192B2 (ja) リーダ/ライタ
EP1538551A4 (en) READER / RECORDER AND AUTOMATIC TICKET TESTER FOR CHECKING TICKETS BY READER / LETTER
JP2001034725A (ja) 非接触icモジュール及びその製造方法、並びに、非接触情報媒体
JP2001028037A (ja) 非接触情報媒体およびこれを用いた通信システム
CA2842504A1 (en) Rfid antenna modules and increasing coupling
JP2005099897A (ja) データキャリア
JP4859020B2 (ja) 無線タグ装置
JP2000172814A (ja) 複合icモジュール及び複合icカード
KR101914422B1 (ko) Ic칩 동조 기능을 가지는 ic 카드 및 이의 신호 송수신 방법
JP2003006589A (ja) 非接触通信記録媒体及びその製造方法
JP2002236893A (ja) ホルダー付き電子情報記録媒体とホルダー付きicカード
JP4550472B2 (ja) 情報記録媒体
JP2000207521A (ja) 複合icカ―ドとその製造方法
KR101070303B1 (ko) 콤비 카드 제조 방법 및 이를 이용해 제조된 콤비 카드