JP2009303129A - リーダライター - Google Patents
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Abstract
【課題】金属製筒状部材の内部に配置した状態でも非接触半導体集積回路タグへの情報の書き込みと読み取りを行うことのできるリーダライターを提供すること。
【解決手段】本発明のリーダライターは、非接触半導体集積回路タグ30への情報の書き込みと読み取りを行い、所定長さの棒体部22の先端側にコイル23を配置し、コイル23の外周に金属対応シールド24を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明のリーダライターは、非接触半導体集積回路タグ30への情報の書き込みと読み取りを行い、所定長さの棒体部22の先端側にコイル23を配置し、コイル23の外周に金属対応シールド24を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、特にISO14443B型の非接触半導体集積回路タグへの情報の書き込みと読み取りを行うリーダライターに関する。
非接触半導体集積回路タグ(RFIDタグ)は、一般に微小な無線ICチップと呼ばれ、識別コードなどの情報が記録され、電波を使って情報を送受信する能力を持つ。
この種のICタグは、各分野においてバーコードに代わる商品識別・管理技術として研究が進められている。
例えば、土木関連のコンクリート構造物やビルなどの建築物にあっては、コンクリートの保険や保障の必要や、補修時や地震などの災害時にコンクリートの強度や履歴などの情報を検証する必要がある。
このような目的のために、コンクリート内に無線ICチップを混入させることが既に提案されているが、コンクリート構造物に組み込まれる鉄筋が遮蔽物として通信を妨害するという問題に対する解決方法も図られている(特許文献1)。
特開2006−287317号公報
この種のICタグは、各分野においてバーコードに代わる商品識別・管理技術として研究が進められている。
例えば、土木関連のコンクリート構造物やビルなどの建築物にあっては、コンクリートの保険や保障の必要や、補修時や地震などの災害時にコンクリートの強度や履歴などの情報を検証する必要がある。
このような目的のために、コンクリート内に無線ICチップを混入させることが既に提案されているが、コンクリート構造物に組み込まれる鉄筋が遮蔽物として通信を妨害するという問題に対する解決方法も図られている(特許文献1)。
ところで、金属製筒部材の内部に無線ICタグを配設した場合、金属製筒状部材が遮蔽物となるために金属製筒状部材の外部からは無線ICタグと通信を行うことはできないが、金属製筒状部材の内部にリーダライターを挿入すれば、通信は可能となる。
しかし、金属製筒状部材の内部にリーダライターを挿入しても、実際には金属製筒状部材の影響によって周波数にずれが生じ、無線ICタグとの間での通信を行うことができないことがわかった。
ISO14443B型のRFIDタグを用いた実験では、13.56MHzの周波数が20MHz程度になってしまっていた。
しかし、金属製筒状部材の内部にリーダライターを挿入しても、実際には金属製筒状部材の影響によって周波数にずれが生じ、無線ICタグとの間での通信を行うことができないことがわかった。
ISO14443B型のRFIDタグを用いた実験では、13.56MHzの周波数が20MHz程度になってしまっていた。
そこで本発明は、金属製筒状部材の内部に配置した状態でも非接触半導体集積回路タグへの情報の書き込みと読み取りを行うことのできるリーダライターを提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のリーダライターは、非接触半導体集積回路タグへの情報の書き込みと読み取りを行うリーダライターであって、所定長さの棒体部の先端側にコイルを配置し、前記コイルの外周に金属対応シールドを設けたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のリーダライターにおいて、前記金属対応シールドを筒状部材で構成し、前記金属対応シールドの軸方向寸法を前記コイルの軸方向寸法よりも大きくしたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明のリーダライターは、非接触半導体集積回路タグへの情報の書き込みと読み取りを行うリーダライターであって、所定長さの棒体部の先端面にコイルを配置し、前記棒体部の先端側外周に金属対応シールドを設けたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1又は請求項3に記載のリーダライターにおいて、前記金属対応シールドの外周に有底筒状のカバー部材を設け、前記カバー部材の底部で前記コイルの端部を覆うことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1又は請求項3に記載のリーダライターにおいて、前記棒体部の前記先端側をフェライトコアで構成し、又は前記棒体部の前記先端側内部にフェライトコアを設けたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のリーダライターにおいて、前記金属対応シールドを筒状部材で構成し、前記金属対応シールドの軸方向寸法を前記コイルの軸方向寸法よりも大きくしたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明のリーダライターは、非接触半導体集積回路タグへの情報の書き込みと読み取りを行うリーダライターであって、所定長さの棒体部の先端面にコイルを配置し、前記棒体部の先端側外周に金属対応シールドを設けたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1又は請求項3に記載のリーダライターにおいて、前記金属対応シールドの外周に有底筒状のカバー部材を設け、前記カバー部材の底部で前記コイルの端部を覆うことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1又は請求項3に記載のリーダライターにおいて、前記棒体部の前記先端側をフェライトコアで構成し、又は前記棒体部の前記先端側内部にフェライトコアを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、金属内部に配設した非接触半導体集積回路タグにアンテナを近接させることができるとともに、周囲の金属による周波数のずれを防止することができ、最大利得の方向となる棒体部の先端側だけで非接触半導体集積回路タグへの情報の書き込みと読み取りを行うため、金属内部に配置された非接触半導体集積回路タグとの通信を確実に行うことができる。
本発明の第1の実施の形態によるリーダライターは、所定長さの棒体部の先端側にコイルを配置し、コイルの外周に金属対応シールドを設けたものである。本実施の形態によれば、所定長さの棒体部によって金属内部に配設した非接触半導体集積回路タグにアンテナを近接させることができ、アンテナを構成するコイルの外周を金属対応シールドによって遮蔽することで、周囲の金属による周波数のずれを防止することができ、最大利得の方向となる棒体部の先端側だけで非接触半導体集積回路タグへの情報の書き込みと読み取りを行うため、金属内部に配置された非接触半導体集積回路タグとの通信を確実に行うことができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるリーダライターにおいて、金属対応シールドを筒状部材で構成し、金属対応シールドの軸方向寸法をコイルの軸方向寸法よりも大きくしたものである。本実施の形態によれば、コイルの外周を確実に遮蔽することで、周波数のずれを防止することができる。
本発明の第3の実施の形態によるリーダライターは、所定長さの棒体部の先端面にコイルを配置し、棒体部の先端側外周に金属対応シールドを設けたものである。本実施の形態によれば、所定長さの棒体部によって金属内部に配設した非接触半導体集積回路タグにアンテナを近接させることができ、アンテナを構成するコイルの外周を金属対応シールドによって遮蔽することで、周囲の金属による周波数のずれを防止することができ、最大利得の方向となる棒体部の先端側だけで非接触半導体集積回路タグへの情報の書き込みと読み取りを行うため、金属内部に配置された非接触半導体集積回路タグとの通信を確実に行うことができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1又は第3の実施の形態によるリーダライターにおいて、金属対応シールドの外周に有底筒状のカバー部材を設け、カバー部材の底部でコイルの端部を覆うものである。本実施の形態によれば、コイルの端部をカバー部材で覆うので、非接触半導体集積回路タグに接触させることでコイルとの距離を一定に保った状態での通信を可能にすることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第1又は第3の実施の形態によるリーダライターにおいて、棒体部の先端側をフェライトコアで構成し、又は棒体部の先端側内部にフェライトコアを設けたものである。本実施の形態によれば、フェライトコアを配置することで、磁束・磁界を整流し通信性能を高めることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるリーダライターにおいて、金属対応シールドを筒状部材で構成し、金属対応シールドの軸方向寸法をコイルの軸方向寸法よりも大きくしたものである。本実施の形態によれば、コイルの外周を確実に遮蔽することで、周波数のずれを防止することができる。
本発明の第3の実施の形態によるリーダライターは、所定長さの棒体部の先端面にコイルを配置し、棒体部の先端側外周に金属対応シールドを設けたものである。本実施の形態によれば、所定長さの棒体部によって金属内部に配設した非接触半導体集積回路タグにアンテナを近接させることができ、アンテナを構成するコイルの外周を金属対応シールドによって遮蔽することで、周囲の金属による周波数のずれを防止することができ、最大利得の方向となる棒体部の先端側だけで非接触半導体集積回路タグへの情報の書き込みと読み取りを行うため、金属内部に配置された非接触半導体集積回路タグとの通信を確実に行うことができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1又は第3の実施の形態によるリーダライターにおいて、金属対応シールドの外周に有底筒状のカバー部材を設け、カバー部材の底部でコイルの端部を覆うものである。本実施の形態によれば、コイルの端部をカバー部材で覆うので、非接触半導体集積回路タグに接触させることでコイルとの距離を一定に保った状態での通信を可能にすることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第1又は第3の実施の形態によるリーダライターにおいて、棒体部の先端側をフェライトコアで構成し、又は棒体部の先端側内部にフェライトコアを設けたものである。本実施の形態によれば、フェライトコアを配置することで、磁束・磁界を整流し通信性能を高めることができる。
以下本発明の一実施例による非接触半導体集積回路タグ用のリーダライターについて説明する。
図1は本実施例によるリーダライターの機能実現手段を示すブロック図、図2は同リーダライターのアンテナ部を示す一部断面側面図、図3は同アンテナ部の斜視図、図4は同アンテナ部から金属対応シールドを外した状態の斜視図、図5は同リーダライターに適した非接触半導体集積回路タグの配設状態を示す断面図、図6は図5に示す非接触半導体集積回路タグとの通信状態を示す使用状態図である。
図1に示すように、本実施例によるリーダライターは、制御装置10とアンテナ部20とから構成される。制御装置10は、制御を行う処理部11と、制御プログラムや送受信データを記憶する記憶部12と、アンテナ部20に対して電力供給やコマンド信号を送信する変調部13と、アンテナ部20からの情報を受信して変換する復調部14と、外部処理装置との接続を行う外部I/F部15を備えている。アンテナ部20は、磁界又は電波の送受信を行う機能を有し、接続線21によって変調部13及び復調部14と接続している。
非接触半導体集積回路タグにはバッテリーを内蔵せず、リーダライターからの電磁誘導又は電波送信によって非接触半導体集積回路タグとリーダライターとの通信を行う。
なお、非接触半導体集積回路タグ内にバッテリーを内蔵して非接触半導体集積回路タグから周期的に信号を送信するものであってもよい。
図1は本実施例によるリーダライターの機能実現手段を示すブロック図、図2は同リーダライターのアンテナ部を示す一部断面側面図、図3は同アンテナ部の斜視図、図4は同アンテナ部から金属対応シールドを外した状態の斜視図、図5は同リーダライターに適した非接触半導体集積回路タグの配設状態を示す断面図、図6は図5に示す非接触半導体集積回路タグとの通信状態を示す使用状態図である。
図1に示すように、本実施例によるリーダライターは、制御装置10とアンテナ部20とから構成される。制御装置10は、制御を行う処理部11と、制御プログラムや送受信データを記憶する記憶部12と、アンテナ部20に対して電力供給やコマンド信号を送信する変調部13と、アンテナ部20からの情報を受信して変換する復調部14と、外部処理装置との接続を行う外部I/F部15を備えている。アンテナ部20は、磁界又は電波の送受信を行う機能を有し、接続線21によって変調部13及び復調部14と接続している。
非接触半導体集積回路タグにはバッテリーを内蔵せず、リーダライターからの電磁誘導又は電波送信によって非接触半導体集積回路タグとリーダライターとの通信を行う。
なお、非接触半導体集積回路タグ内にバッテリーを内蔵して非接触半導体集積回路タグから周期的に信号を送信するものであってもよい。
アンテナ部20について図2から図4を用いて説明する。
アンテナ部20は、所定長さの円柱状の棒体部22の先端側に、直径10mmから15mm程度のコイル23を配置している。このコイル23がアンテナを構成し、接続線21によって制御装置10と接続されている。コイル23の外周には両端開口の筒状部材で構成された金属対応シールド24を設けている。金属対応シールド24の軸方向寸法はコイル23の軸方向寸法よりも大きく、コイル23の外周はすべて金属対応シールド24によって覆われている。金属対応シールド24の外周には一端が有底の筒状のカバー部材25を設け、カバー部材25の底部25aでコイル23の端部を覆っている。カバー部材25は、シールド作用の生じない材料、例えば樹脂成形によって構成されている。
図2においては、金属対応シールド24及びカバー部材25を断面として示し、図3及び図4においてはカバー部材25を透明部材として示している。また、図4では金属対応シールド24を外した状態を示している。
図2から図4に示すように、コイル23の端部を、非接触半導体集積回路タグ30に近接させることで情報の送受信を行う。
なお、本実施例においては、アンテナ部20を制御装置10と分離させた構成で説明したが、制御装置10と一体となった構成でもよい。
アンテナ部20は、所定長さの円柱状の棒体部22の先端側に、直径10mmから15mm程度のコイル23を配置している。このコイル23がアンテナを構成し、接続線21によって制御装置10と接続されている。コイル23の外周には両端開口の筒状部材で構成された金属対応シールド24を設けている。金属対応シールド24の軸方向寸法はコイル23の軸方向寸法よりも大きく、コイル23の外周はすべて金属対応シールド24によって覆われている。金属対応シールド24の外周には一端が有底の筒状のカバー部材25を設け、カバー部材25の底部25aでコイル23の端部を覆っている。カバー部材25は、シールド作用の生じない材料、例えば樹脂成形によって構成されている。
図2においては、金属対応シールド24及びカバー部材25を断面として示し、図3及び図4においてはカバー部材25を透明部材として示している。また、図4では金属対応シールド24を外した状態を示している。
図2から図4に示すように、コイル23の端部を、非接触半導体集積回路タグ30に近接させることで情報の送受信を行う。
なお、本実施例においては、アンテナ部20を制御装置10と分離させた構成で説明したが、制御装置10と一体となった構成でもよい。
図5は本発明の他の実施例による非接触半導体集積回路タグ用のリーダライターのアンテナ部を示す斜視図である。なお本実施例のリーダライターについても図1に示す構成であり、上記実施例と同一構成には同一符号を付して説明を省略する。
本実施例によるリーダライター20Aは、所定長さの棒体部22の先端面にコイル23Aを配置したものである。このように棒体部22の先端面にコイル23Aを配置した場合でも、棒体部22によって金属内部に配設した非接触半導体集積回路タグ30にアンテナを近接させることができ、アンテナを構成するコイル23Aの外周を金属対応シールド24によって遮蔽することで、周囲の金属による周波数のずれを防止することができ、最大利得の方向となる棒体部22の先端側だけで非接触半導体集積回路タグ30への情報の書き込みと読み取りを行うため、金属内部に配置された非接触半導体集積回路タグ30との通信を確実に行うことができる。
なお、図1から図5に示すそれぞれの実施例において、棒体部22の先端側をフェライトコアで構成し、又は棒体部22の先端側内部にフェライトコアを設けてもよい。フェライトコアを配置することで、磁束・磁界を整流し通信性能を高めることができる。
本実施例によるリーダライター20Aは、所定長さの棒体部22の先端面にコイル23Aを配置したものである。このように棒体部22の先端面にコイル23Aを配置した場合でも、棒体部22によって金属内部に配設した非接触半導体集積回路タグ30にアンテナを近接させることができ、アンテナを構成するコイル23Aの外周を金属対応シールド24によって遮蔽することで、周囲の金属による周波数のずれを防止することができ、最大利得の方向となる棒体部22の先端側だけで非接触半導体集積回路タグ30への情報の書き込みと読み取りを行うため、金属内部に配置された非接触半導体集積回路タグ30との通信を確実に行うことができる。
なお、図1から図5に示すそれぞれの実施例において、棒体部22の先端側をフェライトコアで構成し、又は棒体部22の先端側内部にフェライトコアを設けてもよい。フェライトコアを配置することで、磁束・磁界を整流し通信性能を高めることができる。
次に図6及び図7を用いて、本発明のリーダライターに適した非接触半導体集積回路タグのタグ配設器具について説明する。
本実施例によるタグ配設器具40は、金属部材からなる有底筒部材41と蓋体42からなり、非接触半導体集積回路タグ30を有底筒部材41の底部に配置する。
有底筒部材41の開口端にはねじが形成され、蓋体42のねじと嵌合することで粉塵や水滴の進入を防止している。
非接触半導体集積回路タグ30との情報の送受信を行う場合には、蓋体42を外し、アンテナ部20を有底筒部材41内に挿入することで行う。
本実施例によるタグ配設器具40は、金属部材からなる有底筒部材41と蓋体42からなり、非接触半導体集積回路タグ30を有底筒部材41の底部に配置する。
有底筒部材41の開口端にはねじが形成され、蓋体42のねじと嵌合することで粉塵や水滴の進入を防止している。
非接触半導体集積回路タグ30との情報の送受信を行う場合には、蓋体42を外し、アンテナ部20を有底筒部材41内に挿入することで行う。
本実施例によれば、所定長さの棒体部22によって金属製の有底筒部材41内部に配設した非接触半導体集積回路タグ30にアンテナ部20を近接させることができ、アンテナを構成するコイル23の外周を金属対応シールド24によって遮蔽することで、周囲の金属による周波数のずれを防止することができ、最大利得の方向となる棒体部22の先端側だけで非接触半導体集積回路タグ30への情報の書き込みと読み取りを行うため、金属内部に配置された非接触半導体集積回路タグ30との通信を確実に行うことができる。
また本実施例によれば、金属対応シールド24を筒状部材で構成し、金属対応シールド24の軸方向寸法をコイル23の軸方向寸法よりも大きくしたことで、コイル23の外周を確実に遮蔽して周波数のずれを防止することができる。
また本実施例によれば、コイル23の端部をカバー部材25で覆うので、非接触半導体集積回路タグ30に接触させることでコイル23との距離を一定に保った状態での通信を可能にすることができる。
また本実施例によれば、金属部材からなる狭い有底筒部材41の底部に非接触半導体集積回路タグ30を配置することで、外部からは電波が有底筒部材41の底部に届かず通信できない。従って、本実施例のような特殊なリーダライターを用いないと読み取りや書き込みができないため、セキュリティ効果が高い。
また本実施例によれば、金属対応シールド24を筒状部材で構成し、金属対応シールド24の軸方向寸法をコイル23の軸方向寸法よりも大きくしたことで、コイル23の外周を確実に遮蔽して周波数のずれを防止することができる。
また本実施例によれば、コイル23の端部をカバー部材25で覆うので、非接触半導体集積回路タグ30に接触させることでコイル23との距離を一定に保った状態での通信を可能にすることができる。
また本実施例によれば、金属部材からなる狭い有底筒部材41の底部に非接触半導体集積回路タグ30を配置することで、外部からは電波が有底筒部材41の底部に届かず通信できない。従って、本実施例のような特殊なリーダライターを用いないと読み取りや書き込みができないため、セキュリティ効果が高い。
本発明のリーダライターは、金属などによって通信が妨害されるような場所にも非接触半導体集積回路タグを用いることを実現することができる。
10 制御装置
20 アンテナ部
22 棒体部
23 コイル
24 金属対応シールド
25 カバー部材
30 非接触半導体集積回路タグ
20 アンテナ部
22 棒体部
23 コイル
24 金属対応シールド
25 カバー部材
30 非接触半導体集積回路タグ
Claims (5)
- 非接触半導体集積回路タグへの情報の書き込みと読み取りを行うリーダライターであって、所定長さの棒体部の先端側にコイルを配置し、前記コイルの外周に金属対応シールドを設けたことを特徴とするリーダライター。
- 前記金属対応シールドを筒状部材で構成し、前記金属対応シールドの軸方向寸法を前記コイルの軸方向寸法よりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載のリーダライター。
- 非接触半導体集積回路タグへの情報の書き込みと読み取りを行うリーダライターであって、所定長さの棒体部の先端面にコイルを配置し、前記棒体部の先端側外周に金属対応シールドを設けたことを特徴とするリーダライター。
- 前記金属対応シールドの外周に有底筒状のカバー部材を設け、前記カバー部材の底部で前記コイルの端部を覆うことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のリーダライター。
- 前記棒体部の前記先端側をフェライトコアで構成し、又は前記棒体部の前記先端側内部にフェライトコアを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のリーダライター。
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10956691B2 (en) | 2017-11-09 | 2021-03-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | RFID tag reading method, RFID tag reading system, RFID tag reader device, and article |
-
2008
- 2008-06-17 JP JP2008157959A patent/JP2009303129A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10956691B2 (en) | 2017-11-09 | 2021-03-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | RFID tag reading method, RFID tag reading system, RFID tag reader device, and article |
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