JP2010023187A - 工作機械の制振システム - Google Patents

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【課題】 共振周波数を加工前に予測して加工条件の変更を伴うこと無く振動の抑制を可能とし、更に加工による被加工物の形状変化を演算して共振周波数の変化を予測し、制振作用を継続して発揮できる工作機械の制振システムを提供する。
【解決手段】 NCプログラム生成手段18と、NCプログラムにより加工される被加工物のモデルデータを演算する形状演算手段19と、演算されたモデルデータに基づき被加工物の工具方向の共振周波数と振動量を数値解析する振動解析手段20と、NCプログラム生成手段18、形状演算手段19、振動解析手段20の出力した情報を関連させて記憶する演算情報記憶手段21と、共振周波数を任意に変更可能な動吸振器8と、動吸振器の制御を行う制御手段22とを備え、制御手段22が演算情報記憶手段21に記憶された情報に基づいて動吸振器8を制御し、共振周波数を変更制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、工作機械の回動可能な軸に振動抑制の対象となる被加工物を連結し、前記軸に直交する方向から工具を使用して前記被加工物を加工する工作機械の制振システムに関する。
従来、被加工物を加工する際に発生する振動を抑制するために、例えば特許文献1や特許文献2のように、制振対象に対して解析を行い、振動が発生しにくい加工条件を算出する機構が提案されている。また、特許文献3のように、共振周波数が可変の動吸振器を用いて振動を抑制させる制振機構が提案されている。
特開2005−74569号公報 WO02/003155号公報 特開2004−263767号公報
上記特許文献1や特許文献2の技術は、加工前に振動を解析することで振動の発生を抑制できる。しかしながら、加工条件を振動が発生しない条件に変更する必要があり、加工条件が限定されることで加工効率が低下する問題があった。
また、特許文献3では、効率的に制振効果を発揮できるものの、発生する振動周波数を認識する必要があり、発生する周波数が既知の被加工物に限定されるし、発生する周波数が未知の被加工物や、加工により形状が変化する被加工物に対して、計測を行って振動周波数を検知する場合には、振動の発生後にしか動吸振器の調整が行えなかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、加工により被加工物の形状が変化する場合でも、振動を予測して制振作用を発揮でき、更に加工条件を変更すること無く振動の抑制を可能とする工作機械の制振システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、工作機械の回動可能な軸に振動抑制の対象となる被加工物を連結し、前記軸に直交する方向から工具を使用して前記被加工物を加工する工作機械の制振システムであって、工作機械を制御するNCプログラムを生成するNCプログラム生成手段と、前記NCプログラム生成手段により生成されたNCプログラムにより加工される前記被加工物の形状を演算する形状演算手段と、前記形状演算手段により演算されたモデルに基づき、前記軸に直交する工具方向の共振周波数及び振動量を数値解析する振動解析手段と、前記NCプログラム生成手段及び前記形状演算手段、更に前記振動解析手段の出力した情報を記憶する演算情報記憶手段と、前記共振周波数を任意に変更可能な動吸振器と、前記演算情報記憶手段に記憶された情報に基づいて前記動吸振器を制御して共振周波数を変更する制御手段とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、NCプログラムの進行に従い被加工物が加工される各段階のモデル形状を演算し、その形状に対して動吸振器の共振周波数を決定することが可能となるため、各段階で加工開始前に動吸振器を効果的に制振が行える共振周波数に調整することが可能となる。
従って、未知の制振対象や形状が変化する制振対象に対しても、加工前に振動の発生を抑制する制振装置として機能させることができ、従来の如く加工条件を変更することなく制振効果を奏し得るし、実際に加工を行って振動周波数を検知する必要がないため、加工効率を維持することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記形状演算手段は、NCプログラムの適宜段階のモデルデータを生成すると共に、前記振動解析手段は、前記モデルデータに基づく複数の共振周波数及び振動量を数値解析し、前記制御手段は、NCプログラムの進行段階に応じて演算された複数の前記モデルデータと、NCプログラムの進行段階に応じて解析された複数の前記共振周波数及び振動量とを関連付けて前記演算情報記憶手段に記憶制御し、前記演算情報記憶手段に記憶された情報に基づいて、NCプログラムの進行に合わせて前記動吸振器を制御して共振周波数を変更することを特徴とする。
この構成によれば、NCプログラムの進行に従い、形状が大きく変化する段階の被加工物のモデルデータと、そのモデルに対して解析した共振周波数及び振動量とを関連づけして動吸収器を制御できる。
よって、加工により被加工物形状が大きく変化しても、各段階で加工前に動吸振器の共振周波数を適切に調整することができ、加工形状に拘わらず高い制振作用を維持できる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、工作機械の前記工具方向の振動を測定する振動センサを備え、前記制御手段は、前記動吸振器の共振周波数を変更する際、加工中の前記振動センサの測定値を基に、解析により求めた動吸振器の共振周波数の誤差を補正することを特徴とする。
この構成によれば、振動センサにより加工中に発生する振動を測定し、現実と解析とで誤差が発生した場合は動吸振器の共振周波数を修正する。そのため、高い制振効果を発揮することができる。
本発明によれば、NCプログラムの進行に従い被加工物が加工される各段階のモデル形状を演算し、その形状に対して動吸振器の共振周波数を決定するため、各段階で加工開始前に動吸振器を効果的に制振が行える共振周波数に調整することができる。
従って、未知の制振対象や形状が変化する制振対象に対しても、加工前に振動の発生を抑制する制振装置として機能させることができ、従来の如く加工条件を変更することなく制振効果を奏し得るし、実際に加工を行って振動周波数を検知する必要がないため、加工効率を維持することができる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る工作機械の制振システムの一例を示す概略図であり、1は工作機械、2は振動抑制装置、3は工作機械1を制御する工作機械制御装置、4は振動抑制の対象となる被加工物である。
工作機械1は、回転軸5と、回転軸5を回転可能に支持する支持部6と、回転軸5に接合されて被加工物4を把持する把持装置7と、共振周波数を任意に変更可能な動吸振器8とを備えている。また、9は支持部6を内部に形成した枠体、10は被加工物4の振動を測定する振動センサであり、把持装置7で把持された被加工物4は、回転軸に直交する半径方向から被加工物4に向けられた工具により切削等の加工が成される。尚、振動抑制装置2と、動吸振器8と、振動センサ10とで制振システム11を構成している。また、動吸振器8は先端に被加工物4が取り付けられた回転軸5の後端部に装着されている。
図2は、動吸振器8の斜視図であり、円環状の錘部材13と固定用ナット14と回転軸5に接合された係合部材5aと回転軸5のクランプ装置15を用いて構成され、錘部材13の枚数により共振周波数を任意に設定することができる。錘部材13の枚数の変更は、クランプ装置15にて回転軸5をクランプして、図示しないロボットアーム等を用いて固定用ナット14を取り外し、錘部材13の着脱を行うことで実施される。所望の枚数になったら、固定用ナット14と係合部材5aとで錘部材13を係合した後、クランプ装置15をアンクランプ状態にする。
図3は振動抑制装置2の機能ブロック図を示し、共振周波数や振動量を解析するために工作機械や被加工物のモデルデータを生成するモデルデータ生成手段17、工作機械1を制御するプログラムを生成するNCプログラム生成手段18、生成されたNCプログラムに基づき被加工物4の変化した形状のモデルを演算する形状演算手段19、モデルデータに基づき共振周波数を解析する振動解析手段20、これらの処理の出力情報が関連づけられて記憶される演算情報記憶手段21、演算情報記憶手段21への記憶を制御すると共に記憶された結果に基づき動吸振器8を制御する制御手段22、NCプログラム等の作成情報を入力する入力部23を備えている。そして、振動抑制装置2には工作機械制御装置3、動吸振器8、振動センサ10が接続されている。
尚、具体的に振動抑制装置2は図示しないMPUで構成され、モデルデータ生成手段17、NCプログラム生成手段18、形状演算手段19、振動解析手段20、制御手段22等はこのMPUが担当している。また、演算情報記憶手段21への記憶制御はこのMPUの制御により行われる。
このように構成された振動抑制装置2は、必要な情報を取得して処理を行い、処理結果に基づき工作機械1及び動吸振器8を制御する。以下、制御を具体的に説明する。図4は、動吸振器8の適切な共振周波数を算出するフローチャート、図5は、図4の処理結果に基づき、動吸振器8を制御するフローチャートであり、この流れに基づいて説明する。
制御開始により、まずモデルデータ生成手段17が、予め作成されている工作機械1のモデルデータ(被加工物4を除く)を呼び出すと共に、被加工物4の加工前のモデルデータを作成する。また、入力部23から入力された情報を基に、工作機械1の動作を制御するNCプログラムをNCプログラム生成手段において生成する(S1)。この時、NCプログラム生成手段18は、NCプログラム生成にあたり、NCプログラム開始時点、及び粗加工のように被加工物4の形状が大きく変化する時点に適宜トリガ指令を設ける。このトリガ指令には番号が割り振られ、区別が出来るようになっている。
次に、形状演算手段19が、トリガ指令を起点として(S2)、S1で作成された工作機械のモデルデータをNCプログラムに基づき、被加工物4の形状変化を演算(S3)する。そして、振動解析手段20が、演算後のモデルの共振周波数と工具方向の振動量を解析し、最も振動量の大きいときの周波数を共振周波数とする(S4)。制御手段22は、こうして作成したトリガ指令と、S3で演算されたモデル形状と、S4で算出された共振周波数とを関連付けて演算情報記憶手段21に記憶する(S5)。
S6ではNCプログラムが継続しているかを判別し、継続しているならばS3に戻り、トリガ指令が出るまで待機し、以上のS2〜S5までの処理をNCプログラム終了まで繰り返し行い、トリガ指令毎のデータが演算情報記憶手段21に記憶される。
トリガ指令による処理が完了したら、NCプログラムにより工作機械制御装置3が加工制御を開始する(S7)。このとき制御手段22は、NCプログラムによる加工開始のトリガ指令を受けて(S8)、トリガ指令に関連付けられたデータを、演算情報記憶手段21から呼び出し(S9)、呼び出したデータに基づき動吸振器8を制御して共振周波数を変更(S10)する。この変更操作を受けて、工作機械制御装置3はNCプログラムを進行して加工を開始する(S11)。
加工中は、制御手段2が振動センサ10により発生する振動周波数を測定し(S12)、その周波数とS5で記憶した解析結果とが一致しているかどうかを判別する(S13)。この判別において、差が所定量以下で小さければ、そのままS15の処理へ進み、大きければS12で測定した振動周波数に基づき、動吸振器8の共振周波数を変更(S14)してS15の処理へ進む。
S15ではNCプログラムが継続しているかを判別し、継続しているならば再度S8でトリガ指令が出るまで待機し、終了しているならば制御を終了する。以上のS8〜S15までの処理をNCプログラム終了まで繰り返し行い、制御手段22はトリガ指令ごとに動吸振器8の共振周波数の調整を行う。
このように、NCプログラムの進行に従い被加工物が加工される各段階のモデル形状を演算し、その形状に対して動吸振器の共振周波数を決定するため、各段階で加工開始前に動吸振器を効果的に制振が行える共振周波数に調整することができ、加工により被加工物の形状が大きく変化しても、NCプログラム進行情報によりその都度最適な共振周波数に変更することができる。
よって、未知の制振対象や形状が変化する制振対象に対しても、加工前に振動の発生を抑制する制振装置として機能させることができ、従来の如く加工条件を変更することなく制振効果を奏し得るし、実際に加工を行って振動周波数を検知する必要がないため、加工効率を維持することができる。
特に、NCプログラムの進行に従い、形状が大きく変化する段階にトリガ指令を配置し、被加工物のモデル形状と、そのモデルに対して解析した共振周波数及び振動量とを関連づけして動吸収器を制御するので、加工により被加工物形状が大きく変化する段階において、加工前に動吸振器の共振周波数を適切に調整することができ、加工形状に拘わらず高い制振作用を維持できる。
そして、振動センサにより加工中に発生する振動を測定し、現実と解析とで誤差が発生した場合は動吸振器の共振周波数を修正するため、高い制振効果を発揮することができる。
図6〜図9は、上記実施形態の効果を検証するために行ったシミュレーションの解析結果と、実機による測定結果との比較を示している。図6は加工前の被加工物4aと加工後の被加工物4bの形状を示す断面説明図、図7は解析に用いたモデルを示す斜視図、図8は加工前の被加工物4aに対する解析結果と測定結果、図9は加工後の被加工物4bに対する解析結果と測定結果を示している。
解析では、被加工物4の先端に一定の大きさで周期変動する力を加えた場合の各周波数における被加工物4の先端での振動振幅を算出した。また、測定では振動センサ10として加速度センサを用いて解析と同じ位置・方向にインパルス加振を行ったときの単位力当たりの振動振幅を測定した。図8、図9において、曲線24はシミュレーション解析から算出された振動振幅を示し、曲線25は実機により測定された振動振幅を示している。
図8に示す加工前の結果では、誤差は生じるものの、シミュレーション解析と実機による測定とから導出されたピーク26及び27は、共に近い周波数になっている。また、図9に示す加工後の結果においてもシミュレーション解析と実機による測定とから導出されたピーク28及びピーク29は共に近い周波数になっている。これらの結果は、加工により被加工物4の形状に変化が生じた場合にも、被加工物4のモデルデータの変更により、発生する振動周波数を推定し得ることを示し、本発明が振動抑制に有効であること示している。
尚、本発明の制振システムに係る構成は、上記実施の形態に記載した態様に何ら限定されるものではなく、工作機械1、振動抑制装置2、及び動吸振器8等に係る構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。例えば、上記実施形態に記載の制御において、モデルデータの作成やNCプログラムの生成(S1)などの処理をコンピュータ内部のモデルデータ生成手段17やNCプログラム生成手段18で行っているが、外部装置で行い、入力部23よりデータを得るような構成としてもよい。
また、上記実施形態では、未知の被加工物4を想定してモデルデータから共振周波数を算出しているが、大量生産品のように同一加工が行われる場合には、最初の加工において、S14の新たな共振周波数を記憶データとして修正して、次からの加工においては、修正された記憶データを用いて処理を行うことで、加工前に動吸振器8をより適した共振周波数に調整することも可能である。
更に、上記実施形態では、動吸振器8を、回転軸5の後方に結合された錘部材13の枚数により共振周波数を変更可能とする構造としたが、結合位置や構造を変更してもよい。たとえば、工作機械1のいずれかの箇所に結合してもよいし、棒状部材の突き出し長さを変更することで共振周波数を変更可能とする構造としてもよい。
また、振動センサ10の設置部位は、支持部6を備えた枠体9の先端外周部としているが、回転軸5に近接し、更に被加工物4に近接した部位とすると更に良い。
本発明に係る工作機械の振動抑制装置の一例を示す概略図である。 図1の動吸振器の斜視図である。 振動抑制装置の機能ブロック図である。 動吸振器の適切な共振周波数を算出するフローチャートを示す図である。 算出した共振周波数に基づき動吸振器を制御するフローチャートを示す図である。 検証に用いた加工前後の被加工物の形状を示す断面図である。 解析に用いたモデルを示す斜視図である。 加工前の被加工物に対する解析結果と測定結果を示す振動振幅−周波数関係図である。 加工後の被加工物に対する解析結果と測定結果を示す振動振幅−周波数関係図である。
符号の説明
1・・工作機械、2・・振動抑制装置、3・・工作機械制御装置、4・・被加工物、5・・回転軸(軸)、6・・支持部、7・・把持装置、8・・動吸振器、9・・枠体、10・・振動センサ、11・・・制振システム、17・・モデルデータ生成手段、18・・NCプログラム生成手段、19・・形状演算手段、20・・振動解析手段、21・・演算情報記憶手段、22・・・制御手段。

Claims (3)

  1. 工作機械の回動可能な軸に振動抑制の対象となる被加工物を連結し、前記軸に直交する方向から工具を使用して前記被加工物を加工する工作機械の制振システムであって、
    工作機械を制御するNCプログラムを生成するNCプログラム生成手段と、
    前記NCプログラム生成手段により生成されたNCプログラムにより加工される前記被加工物の形状を演算する形状演算手段と、
    前記形状演算手段により演算されたモデルに基づき、前記軸に直交する工具方向の共振周波数及び振動量を数値解析する振動解析手段と、
    前記NCプログラム生成手段及び前記形状演算手段、更に前記振動解析手段の出力した情報を記憶する演算情報記憶手段と、
    前記共振周波数を任意に変更可能な動吸振器と、
    前記演算情報記憶手段に記憶された情報に基づいて前記動吸振器を制御して共振周波数を変更する制御手段とを備えたことを特徴とする工作機械の制振システム。
  2. 前記形状演算手段は、NCプログラムの適宜段階のモデルデータを生成すると共に、前記振動解析手段は、前記モデルデータに基づく複数の共振周波数及び振動量を数値解析し、
    前記制御手段は、NCプログラムの進行段階に応じて演算された複数の前記モデルデータと、NCプログラムの進行段階に応じて解析された複数の前記共振周波数及び振動量とを関連付けて前記演算情報記憶手段に記憶制御し、
    前記演算情報記憶手段に記憶された情報に基づいて、NCプログラムの進行に合わせて前記動吸振器を制御して共振周波数を変更することを特徴とする請求項1に記載の工作機械の制振システム。
  3. 工作機械の前記工具方向の振動を測定する振動センサを備え、
    前記制御手段は、前記動吸振器の共振周波数を変更する際、加工中の前記振動センサの測定値を基に、解析により求めた動吸振器の共振周波数の誤差を補正することを特徴とする請求項1又は2記載の工作機械の制振システム。
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