JP2010022806A - 電動爪磨き器 - Google Patents

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Yumi Hanato
由美 鼻戸
Akiko Iwasaki
晃子 岩崎
Michiko Amaki
実知子 尼木
Yutsuki Okamoto
弓月 岡本
Aya Ishihara
綾 石原
Kyoko Yoda
香子 依田
Satoshi Nakayama
敏 中山
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Abstract

【課題】研磨体の粗さを使用者が替えることなく自動的に替えることができ、使用者に使い勝手のよい電動爪磨き器を提供する。
【解決手段】電動爪磨き器10は、ハウジング11内に電動モータによって回転可能な駆動軸17を備え、この駆動軸17の回転によって回転する第1〜第3研磨体31〜33を粗さを異ならせて備える。また、第1〜第3研磨体31〜33の第1〜第3回転軸21〜23は、円板形状の第1の支持部材及び第2の支持部材20aの外周縁側に回転可能に支持されている。電動モータによる駆動軸17の回転により第1〜第3研磨体31〜33が回転するとともに、第1の支持部材及び第2の支持部材20aが回転することにより第1〜第3研磨体31〜33が駆動軸17の周りを公転して、指挿入口13aに挿入された指の爪に対して接触する研磨体を切り替え可能になっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、研磨体が回転することによって指の爪の表面を磨く電動爪磨き器に関する。
爪のツヤを出す爪磨きは粗さの異なる複数の研磨体を用いて行われ、粗さの粗い研磨体で爪の表面を粗研磨した後、粗研磨で用いた研磨体より粗さの密な研磨体で爪の表面を仕上げ研磨して行われる。粗さの異なる複数の研磨体を備えた電動爪磨き器としては、例えば、特許文献1の電動爪磨き器が挙げられる。
特許文献1の電動爪磨き器は、略円柱状の本体を備えるとともに、本体の長手方向の両端に、スイッチの操作により往復運動を行う第一やすり部及び第二やすり部を備える。第一やすり部は、基台に形成した表裏一対の平面上それぞれに粗さの異なるやすり(研磨体)が配設されて構成されている。第二やすり部は、基台に形成した平面上にやすり(研磨体)が一つだけ配設されて構成されている。第二やすり部に設けられたやすりの粗さは、第一やすり部に設けられた二つのやすりと粗さが異なっている。
また、本体の長手方向の両端には、本体の長手方向を軸として回動自在なカバーが設けられているとともに、このカバーによって第一やすり部及び第二やすり部それぞれが覆われている。また、カバーそれぞれは開口部を有し、カバーが回動することで、開口部からやすりを露出可能になっている。
そして、特許文献1の電動爪磨き器においては、使用者が本体を持ち替え、第一やすり部及び第二やすり部のうちの一方から他方へと替えることで、粗さの異なるやすりで爪を研磨することができる。さらに、第一やすり部において、カバーを回転させてカバーの開口部から露出させるやすりを替えることで、粗さの異なるやすりで爪を研磨することができるようになっている。そして、爪磨きに用いるやすりを、第一やすり部、第二やすり部、及び第一やすり部の二つのやすりで替えることによって、電動爪磨き器を用いて粗研磨から仕上げ研磨まで行われる。
特開2002−165633号公報
しかしながら、特許文献1の電動爪磨き器においては、粗さの異なる別のやすりに替えるには、使用者が本体を持ち替えたり、カバーを回転させたりしなければならず不便であった。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、研磨体の粗さを使用者が替えることなく自動的に替えることができ、使用者に使い勝手のよい電動爪磨き器を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、動力源によって回転可能な駆動軸をハウジング内に備え、該駆動軸の回転によって回転する研磨体を粗さを異ならせて複数備えるとともに、前記研磨体それぞれの回転軸を、前記駆動軸を回転中心として回転する円板形状をなす支持部材の外周縁側に回転可能に支持させ、さらに、前記ハウジング内に指を挿入可能とする指挿入口を備えており、前記動力源による前記駆動軸の回転により前記研磨体が回転するとともに、前記支持部材が回転することにより前記複数の研磨体が前記駆動軸の周りを公転して、前記指挿入口に挿入された指の爪に対して接触する研磨体を切り替え可能にしたことを要旨とする。
この発明によれば、指挿入口からハウジング内に指を挿入し、動力源を駆動させて駆動軸を回転させると複数の研磨体それぞれを回転(自転)させることができる。また、支持部材を回転させることにより複数の研磨体を駆動軸の周りを回転(公転)させることができる。このため、支持部材の回転に伴い、複数の研磨体を円形状の軌跡を描くように移動させることができる。よって、支持部材の回転により、粗さの異なる複数の研磨体を順をおって指の爪に向かわせ、爪の表面に接触させる研磨体を自動で切り替えることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電動爪磨き器において、前記駆動軸にはサンギヤが一体回転可能に止着されるとともに、前記回転軸それぞれには前記サンギヤに噛合された複数のプラネタリギヤが止着され、前記動力源による前記駆動軸の回転により前記サンギヤ及びプラネタリギヤを介して前記研磨体が自転するとともに前記支持部材が回転して複数の研磨体が公転することを要旨とする。
この発明によれば、簡単な構成で支持部材を回転させ、複数の研磨体を駆動軸の周りで公転させることができる。すなわち、サンギヤと複数のプラネタリギヤの噛合による反力によって、支持部材を回転させ、複数の研磨体を駆動軸の周りを公転させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電動爪磨き器において、前記支持部材は、前記動力源とは別に設けられた動力供給源によって回転可能であるとともに前記支持部材に噛合連結された駆動シャフトの回転、又は前記駆動軸から分岐するとともに前記支持部材に噛合連結され、かつ前記動力源によって回転可能な分岐駆動軸の回転により回転することを要旨とする。
この発明によれば、動力源とは別の動力供給源によって回転する駆動シャフトの回転、又は分岐駆動軸の回転によって支持部材が回転する。このため、サンギヤと複数のプラネタリギヤの噛合連結による反力、及び複数の研磨体が回転(自転)しながら爪に接触することで発生する摩擦力に関係なく、支持部材を回転させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電動爪磨き器において、前記動力源と前記動力供給源の回転数及び回転方向、又は前記動力源の回転数及び回転方向を制御する制御装置を備えることを要旨とする。
この発明によれば、制御装置によって支持部材の回転数及び回転方向と、複数の研磨体の回転数と公転方向を自在に調節することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の電動爪磨き器において、前記制御装置による前記動力源と前記動力供給源の制御、又は前記制御装置による前記動力源の制御により、粗さが最も密な前記研磨体だけによる仕上げ磨きを行う仕上げ磨きモードを実行可能であることを要旨とする。
この発明によれば、仕上げ磨きモードを実行させることにより、複数の研磨体全てを用いて爪を磨くのではなく、粗さの最も密な研磨体のみで爪を磨くことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の電動爪磨き器において、前記指挿入口は、前記ハウジングにおいて、前記複数の研磨体によって囲まれる空間と対向する位置に形成されていることを要旨とする。
この発明によれば、支持部材が回転することにより、駆動軸の周りを公転する複数の研磨体の軌跡は円形状をなす。よって、複数の研磨体によって囲まれる空間に指を挿入し、複数の研磨体の軌跡上に爪を位置させることにより、爪の表面の円弧に沿うように研磨体が移動していき、複数の研磨体を爪の表面の円弧に沿うように接触させて研磨させることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の電動爪磨き器において、前記ハウジング内には、前記指挿入口からハウジング内に挿入された指を、前記複数の研磨体のうちの一つが前記爪に接触する位置に位置決めする位置決め部を備えることを要旨とする。
この発明によれば、位置決め部によって指を位置決めすることにより、指挿入口からハウジング内に挿入した指を複数の研磨体のうちの一つに接触させるために、ハウジング内で指を動かしたり、電動爪磨き器を動かしたりする必要がなくなり、使用者は楽に爪磨きを行うことができる。
本発明によれば、研磨体の粗さを使用者が替えることなく自動的に替えることができ、使用者に使い勝手のよい電動爪磨き器を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した電動爪磨き器の第1の実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。以下の説明において電動爪磨き器の「上」及び「下」は、図1に示す矢印Y1の方向を上下方向とし、「前」及び「後」は、図1に示す矢印Y2の方向を前後方向とする。
図1に示すように、電動爪磨き器10のハウジング11は全体として四角箱状をなすとともに、ハウジング11は四角板状に形成されたベース12に、下方に向けて開口する四角箱状をなす本体カバー13を組付けて形成されている。ベース12の前面には、電動爪磨き器10をON/OFFさせるスイッチ12bが設けられている。ハウジング11において、本体カバー13の前面には指挿入口13aが形成されている。また、ベース12において、指挿入口13aより下側となる位置には、指を所定位置に位置決めする位置決め部としての位置決め凹部12aが形成されている。この位置決め凹部12aは、ベース12の前面に向けて開口するとともにベース12の上面から凹むように形成されている。そして、位置決め凹部12aは、指挿入口13aからハウジング11内に挿入された指を所定位置に位置決めしつつ支持する。図2に示すように、位置決め凹部12aは、ハウジング11(ベース12)の前面からハウジング11内に向かうに従い深さが浅くなるように緩やかに傾斜して形成されている。
ベース12の上面において、位置決め凹部12aより後側には板状をなすモータ支持部15が立設されるとともに、このモータ支持部15における前面(位置決め凹部12a側の面)には動力源としての電動モータ16が固定されている。電動モータ16には駆動軸17の一端が止着され、駆動軸17は矢印R1(図4参照)に示す方向へ回転するようになっている。この駆動軸17は、円板状をなす第1の支持部材18の中央部に挿通されるとともに、第1の支持部材18に回転可能に支持されている。第1の支持部材18より前側に位置する駆動軸17の他端にはサンギヤ19が駆動軸17に一体回転可能に止着されている。
図2及び図3(a)に示すように、第1の支持部材18の外周縁寄りの位置には、第1回転軸21、第2回転軸22、及び第3回転軸23の一端が回転可能に支持されている。また、図2に示すように、第1回転軸21、第2回転軸22、及び第3回転軸23それぞれは、第1の支持部材18より他端側へずれた位置、及び他端それぞれが円板状をなす一対の第2の支持部材20a,20bによって回転可能に支持されている。第1回転軸21、第2回転軸22、及び第3回転軸23それぞれは、第1の支持部材18、及び第2の支持部材20a,20bの周方向に沿って等間隔を空けた位置に支持されている。
図3(a)に示すように、第1回転軸21の他端側には第1プラネタリギヤ24が第1回転軸21と一体回転可能に止着されるとともに、第1プラネタリギヤ24はサンギヤ19に噛合連結されている。第2回転軸22の他端側には第2プラネタリギヤ25が第2回転軸22と一体回転可能に止着されるとともに、第2プラネタリギヤ25はサンギヤ19に噛合連結されている。第3回転軸23の他端側には第3プラネタリギヤ26が第3回転軸23と一体回転可能に止着されるとともに、第3プラネタリギヤ26はサンギヤ19に噛合連結されている。
サンギヤ19、及び第1〜第3プラネタリギヤ24〜26は、第1の支持部材18と第2の支持部材20aとの間に位置している。そして、図4に示すように、電動モータ16によって駆動軸17が矢印R1の方向へ回転すると、サンギヤ19及び第1〜第3プラネタリギヤ24〜26を介して第1〜第3回転軸21〜23が矢印R2に示す方向へ回転する。同時に、サンギヤ19と第1〜第3プラネタリギヤ24〜26の噛合による反力によって、第1の支持部材18及び一対の第2の支持部材20a,20bが矢印R3に示す方向へ回転するようになっている。
図2及び図3(b)に示すように、第1回転軸21において、第2の支持部材20aと第2の支持部材20bの間には、円柱状をなす第1研磨体31が第1回転軸21と一体回転可能に止着されている。第2回転軸22において、第2の支持部材20aと第2の支持部材20bの間には、円柱状をなす第2研磨体32が第2回転軸22と一体回転可能に止着されている。第3回転軸23において、第2の支持部材20aと第2の支持部材20bの間には、円柱状をなす第3研磨体33が第3回転軸23と一体回転可能に止着されている。
第1〜第3研磨体31〜33それぞれは、弾性を有する基材に、研磨材粒子を付着してなるものである。基材としては、スポンジ、ゴム、合成樹脂等が挙げられ、研磨材粒子としてはアルミナ、シリコン、ダイヤモンド、セラミック等の天然又は人工の種々のものが使用可能である。第1〜第3研磨体31〜33のうち、第1研磨体31の表面が最も粗く、第2研磨体32、第3研磨体33の順で粗さが密になっている。そして、第1の支持部材18及び第2の支持部材20a,20bの回転方向(矢印R3に示す方向)と反対方向に沿って第1研磨体31、第2研磨体32、及び第3研磨体33が配設されるように、第1〜第3研磨体31〜33が第2の支持部材20a,20bに支持されている。
図4に示すように、第1〜第3研磨体31〜33のうちいずれか一つ(図4では第1研磨体31)が位置決め凹部12aと対向する位置に配設された状態において、その一つの研磨体の表面と位置決め凹部12aとの間には、指を挿入可能な空間が形成されるようになっている。位置決め凹部12aに指が位置決めされた状態において、爪の表面は、第1〜第3研磨体31〜33の移動によって描かれる軌跡のうち、外周側に形成される軌跡K1と近い位置に爪の表面が位置するように、位置決め凹部12aの深さが設定されている。
さて、上記電動爪磨き器10を用いて爪の表面を磨くには、まず、スイッチ12bをONさせ、電動爪磨き器10を駆動させる。すると、電動モータ16の駆動により駆動軸17が回転するとともに、サンギヤ19、及び第1〜第3プラネタリギヤ24〜26を介して第1〜第3研磨体31〜33が矢印R2に示す方向へ回転(自転)する。同時に、第1の支持部材18、及び第2の支持部材20a,20bも回転し、第1〜第3研磨体31〜33が駆動軸17の周りを矢印R3に示す方向へ回転(公転)する。
そして、図4に示すように、指挿入口13aからハウジング11内に指を挿入するとともに、位置決め凹部12aに指を載せ、位置決め凹部12aによって指を位置決めする。すると、回転する第1研磨体31が爪の表面に接触し、爪の表面が研磨される。第1研磨体31は、第1〜第3研磨体31〜33のうち表面が最も粗いため、爪の粗研磨が行われる。
続けて、第1の支持部材18及び第2の支持部材20a,20bが回転し、第1〜第3研磨体31〜33が駆動軸17の周りを矢印R3に示す方向へ回転(公転)しているため、第1研磨体31による粗研磨の後、回転する第2研磨体32が爪に向かって移動していき、第2研磨体32が爪の表面に接触して爪の表面が研磨される。第2研磨体32は、第1研磨体31より表面が密になっているため、粗研磨より爪が密に研磨される。
さらに、第1の支持部材18及び第2の支持部材20a,20bが回転し、第1〜第3研磨体31〜33が駆動軸17の周りを矢印R3に示す方向へ回転(公転)しているため、第2研磨体32による研磨の後、回転する第3研磨体33が爪に向かって移動していき、第3研磨体33が爪の表面に接触し、爪の表面が研磨される。第3研磨体33は、第2研磨体32より表面が密になっており、第1〜第3研磨体31〜33のうち最も密になっているため、第3研磨体33により仕上げ研磨が行われる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1〜第3研磨体31〜33の第1〜第3回転軸21〜23を、円板形状の第2の支持部材20a,20bの外周縁側に回転可能に支持させた。そして、電動モータ16による駆動軸17の回転により第1〜第3研磨体31〜33を回転(自転)させるとともに、第1の支持部材18及び第2の支持部材20a,20bを回転させることにより第1〜第3研磨体31〜33を駆動軸17の周りを回転(公転)させるようにした。このため、爪の表面に対し接触する第1〜第3研磨体31〜33を自動で切り替えることができ、使用者によって第1〜第3研磨体31〜33を替える作業を無くし、使用者に使い勝手のよい電動爪磨き器10を提供することができる。
(2)第1〜第3研磨体31〜33は、円板状をなす第1の支持部材18及び第2の支持部材20a,20bの外周縁寄りの位置に支持されている。このため、第1の支持部材18及び第2の支持部材20a,20bが回転することにより、第1〜第3研磨体31〜33を円形状の軌跡を描くように移動させることができる。このため、第1〜第3研磨体31〜33の粗さが段階をおって密になるように第1〜第3研磨体31〜33の順番を確実に切り替えることができる。
(3)駆動軸17に止着されたサンギヤ19に、第1〜第3研磨体31〜33と一体回転する第1〜第3回転軸21〜23に止着された第1〜第3プラネタリギヤ24〜26を噛合させるとともに、第1〜第3回転軸21〜23を、第1の支持部材18と第2の支持部材20a,20bの外周縁寄りの位置に支持させた。そして、サンギヤ19と第1〜第3プラネタリギヤ24〜26の噛合による反力によって、第1の支持部材18及び第2の支持部材20a,20bを回転させることができる。よって、サンギヤ19、第1〜第3プラネタリギヤ24〜26、第1の支持部材18及び第2の支持部材20a,20bを設けるだけの簡単な構成で、爪の表面に対して接触する第1〜第3研磨体31〜33を自動で切り替えることができる。
(4)第1〜第3研磨体31〜33は、弾性を有する基材に研磨材粒子を付着してなるものである。このため、基材が弾性変形することにより爪に対する第1〜第3研磨体31〜33の接触面積を大きくすることができ、爪磨きを効率良く行うことができる。また、基材の弾性変形により、第1〜第3研磨体31〜33を爪の形状に合わせることができ、様々な形の爪でも効率良く研磨することができる。
(5)第1〜第3研磨体31〜33のうちの一つと接触する位置に指を位置決めできるようにハウジング11内には位置決め凹部12aが形成されている。このため、ハウジング11内に挿入した指を第1〜第3研磨体31〜33のうちの一つに接触させるために、ハウジング11内で指を動かしたり、電動爪磨き器10を動かしたりする必要がなくなり、使用者は楽に爪磨きを行うことができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を具体化した電動爪磨き器の第2の実施形態を図5〜図7にしたがって説明する。以下の説明において電動爪磨き器の「上」及び「下」は、図5に示す矢印Y1の方向を上下方向とし、「前」及び「後」は、図5に示す矢印Y2の方向を前後方向とする。また、以下に説明する第2の実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成については、その重複する説明を省略又は簡略する。
図5に示すように、電動爪磨き器10において、本体カバー40は、前方及び下方に向けて開口するカバー部材41と、このカバー部材41の前方側の開口を閉鎖する閉鎖部材42とが一体に組付けられて、下方に開口する四角箱状に形成されている。また、閉鎖部材42の中央部には、円孔状をなす指挿入口42aが閉鎖部材42を貫通して形成されている。図6に示すように、本体カバー40内に面する閉鎖部材42の内面において、指挿入口42aの下側には、指支持部材43が本体カバー40内に向けて延びるように設けられている。そして、この指支持部材43は、指挿入口42aからハウジング11内に挿入された指を、第1〜第3研磨体31〜33が爪の表面に接触する位置に位置決めする位置決め部を形成している。
図6及び図7に示すように、この指支持部材43は、細長に延びるとともに長さ方向に直交する断面視がU字状に形成されている。指支持部材43は、閉鎖部材42の内面から、第1〜第3研磨体31〜33の表面に囲まれる空間Sに達するまで延びている。よって、指挿入口42aは、閉鎖部材42における空間Sと対向する位置に形成されている。また、指支持部材43は、空間S側に形成される第1〜第3研磨体31〜33の円形状の軌跡のうち内周側の軌跡K2に近い位置に爪の表面が位置するように閉鎖部材42に設けられている。なお、図7に示すように、第1〜第3研磨体31〜33より前側に位置する第2の支持部材20bは円環状に形成されており、指支持部材43は第2の支持部材20bの内側を通過して空間Sにまで延びている。
したがって、第2の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の(1)〜(4)の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(6)第2の実施形態では、第1〜第3研磨体31〜33の表面によって囲まれる空間S内であり、第1〜第3研磨体31〜33の軌跡K2に近い位置に指が位置決めできるように指支持部材43が設けられている。このため、第1〜第3研磨体31〜33を爪の円弧に沿うように接触させることができ、第1〜第3研磨体31〜33により、爪と皮膚の境目までも磨くことができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明を具体化した電動爪磨き器の第3の実施形態を図8〜図11にしたがって説明する。以下の説明において電動爪磨き器の「上」及び「下」は、図9に示す矢印Y1の方向を上下方向とし、「前」及び「後」は、図8に示す矢印Y2の方向を前後方向とする。また、以下に説明する第3の実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成については、その重複する説明を省略又は簡略する。
図8は、第3の実施形態の電動爪磨き器10の平断面図である。図8に示すように、電動爪磨き器10において、本体カバー40は、前方及び下方に向けて開口するカバー部材41と、このカバー部材41の前方側の開口を閉鎖する閉鎖部材42とが一体に組付けられて、下方に開口する四角箱状に形成されている。また、閉鎖部材42には、円孔状をなす指挿入口42aが閉鎖部材42を貫通して形成されている。本体カバー40内に面する閉鎖部材42の内面において、指挿入口42aの下側には、位置決め部材としての指支持部材(図示せず)が本体カバー40内に向けて延びるように設けられている。また、ベース12の前面には、スイッチ12bに加え、電動爪磨き器10に仕上げ磨きを実行させる仕上げスイッチ12cが設けられている。
モータ支持部15における前面には動力源としての第1電動モータ51が固定されるとともに、動力供給源としての第2電動モータ52が固定されている。図9に示すように、第1電動モータ51には第1及び第2の実施形態と同様に駆動軸17の一端が止着されるとともに、駆動軸17の他端にはサンギヤ19が止着されている。
図8に示すように、第3の実施形態の電動爪磨き器10は、第1の支持部材18と第2の支持部材20bとを備えるとともに、第1の支持部材18の外周面にはギヤ18aが形成されている。第1の支持部材18及び第2の支持部材20bそれぞれの外周縁寄りの位置には、第1回転軸21、第2回転軸22、及び第3回転軸23が回転可能に支持されている。サンギヤ19、第1回転軸21の第1プラネタリギヤ24、第2回転軸22の第2プラネタリギヤ25、及び第3回転軸23の第3プラネタリギヤ26それぞれは、第1の支持部材18に形成されたギヤ収容孔18b(図9参照)の内側に収容配置されるとともに、ギヤ収容孔18b内で回転可能になっている。また、第1回転軸21には第1研磨体31、第2回転軸22には第2研磨体32、そして、第3回転軸23には第3研磨体33が一体回転可能に止着されている。
第2電動モータ52には駆動シャフト53の一端が止着されるとともに、駆動シャフト53の他端にはピニオンギヤ54が駆動シャフト53と一体回転可能に止着されている。駆動シャフト53は、ピニオンギヤ54が第1の支持部材18のギヤ18aと対向する位置まで延びるとともに、このギヤ18aとピニオンギヤ54とが噛合連結されている。そして、図9に示すように、駆動シャフト53は、第2電動モータ52によって矢印R4aに示す方向へ正回転、又は矢印R4bに示す方向へ逆回転するようになっている。駆動シャフト53の正逆両方向への回転に基づいて第1の支持部材18が正逆両方向へ回転するようになっている。
また、図10に示すように、電動爪磨き器10は制御装置60を備えるとともに、この制御装置60には第1電動モータ51、第2電動モータ52、スイッチ12b及び仕上げスイッチ12cが電気的に接続されている。さらに、電動爪磨き器10は、第1の支持部材18の原点からの回転位置を検知する公転位置センサ61を備える。なお、第1の支持部材18の原点とは、図9に示すように、指支持部材(図示せず)に指を支持させた状態において、指が第1研磨体31と第3研磨体33との中間位置となるように、指の両側に第1研磨体31と第3研磨体33が配置される位置のことである。制御装置60は、第1電動モータ51及び第2電動モータ52の回転数及び回転方向を調節可能になっている。
第3の実施形態の電動爪磨き器10は、爪を第1研磨体31、第2研磨体32、及び第3研磨体33の順序で研磨する通常モードと、爪を最も粗さが密な第3研磨体33のみで研磨する仕上げ磨きモードの2つのモードを実行可能になっている。制御装置60には、通常モード、及び仕上げ磨きモードそれぞれを実行させるための制御プログラムが記憶されている。各制御プログラムにおいては、各モードで実行させる第1電動モータ51及び第2電動モータ52の回転数及び回転方向が予め設定されている。そして、制御装置60は、各制御プログラムに基づいて第1電動モータ51及び第2電動モータ52の回転数及び回転方向を制御するようになっている。
次に、電動爪磨き10によって通常モード及び仕上げ磨きモードを実行させる際に制御装置60が実行する制御について図11に従って説明する。
さて、スイッチ12bがONされると、制御装置60は公転位置センサ61によって検出された第1の支持部材18の公転位置をリセットする(ステップS11)。第1の支持部材18は原点に復帰される。次に、制御装置60は、仕上げスイッチ12cがOFFになっているか否かを判定する(ステップS12)。この判定結果が肯定の場合、すなわち、仕上げスイッチ12cがOFFになっている場合、制御装置60は通常モードを実行するための制御プログラムに基づき通常モードを実行させる(ステップ13)。そして、制御装置60は、第1電動モータ51を一定回転数(3000rpm)で矢印R1に示す方向へ正回転させて第1〜第3研磨体31〜33それぞれを矢印R2に示す方向へ回転させるとともに、第2電動モータ52を一定回転数(2000rpm)で矢印R4aに示す方向へ正回転させる(ステップS14)。すると、第1及び第2の実施形態と同様に、第1の支持部材18が矢印R3に示す方向へ回転し、第1研磨体31、第2研磨体32、及び第3研磨体33の順序で爪の表面が研磨される。
その後、制御装置60は、公転位置センサ61からの位置情報に基づき第1の支持部材18が1回転し、第1の支持部材18が原点に位置したか否かを判定する(ステップS15)。この判定結果が肯定の場合、制御装置60は第1電動モータ51及び第2電動モータ52を停止させ、電動爪磨き器10の運転を停止させる。一方、ステップS15の判定結果が否定の場合、制御装置60は第1電動モータ51及び第2電動モータ52の駆動を継続させる。
ステップS12での判定結果が否定の場合、すなわち、仕上げスイッチ12cがONされている場合、制御装置60は仕上げ磨きモードを実行するための制御プログラムに基づき仕上げ磨きモードを実行させる(ステップ16)。そして、制御装置60は、第1電動モータ51を一定回転数(3000rpm)で矢印R1に示す方向へ正回転させて第1〜第3研磨体31〜33それぞれを矢印R2に示す方向へ回転させるとともに、第2電動モータ52を一定回転数(2000rpm)で矢印R4bに示す方向へ逆回転させる(ステップS17)。すると、原点に位置する第1の支持部材18が、矢印R5に示す方向(通常モードのときとは逆方向)へ回転するため、回転する第3研磨体33が爪の表面に接触し、爪の表面が研磨される。第3研磨体33は、第1〜第3研磨体31〜33のうち最も密になっているため、仕上げ研磨が行われる。
次に、制御装置60は、仕上げ磨きモードの実行開始時点からの経過時間に基づき所定時間(10秒)経過したか否かを判定する(ステップS18)。所定時間とは、仕上げ磨きモードの実行開始から、第3研磨体33が爪の表面のほぼ全体を研磨し終わるまでに要する時間である。このため、仕上げ磨きモードの実行開始時点から所定時間経過した時点では、第3研磨体33の次の第2研磨体32が爪の表面に達していない。
ステップS18での判定結果が肯定の場合、制御装置60は、第1電動モータ51を一定回転数(3000rpm)で矢印R1に示す方向へ正回転させて第1〜第3研磨体31〜33それぞれを矢印R2に示す方向へ回転させる。同時に、制御装置60は、第2電動モータ52を一定回転数(2000rpm)で矢印R4aに示す方向へ正回転させる(ステップS19)。すると、矢印R5に示す方向へ回転した第1の支持部材18が、矢印R3に示す方向へ回転するため、第3研磨体33が爪の表面に再度接触し、第3研磨体33によって爪の表面が研磨される。よって、爪の表面を第3研磨体33が往復することになり、粗さの密な第3研磨体33により爪の表面が連続して研磨される。
その後、制御装置60は、公転位置センサ61からの位置情報に基づき第1の支持部材18が原点に位置した否かを判定する(ステップS20)。この判定結果が肯定の場合、制御装置60は第1電動モータ51及び第2電動モータ52を停止させ、電動爪磨き器10の運転を停止させる。一方、ステップS20の判定結果が否定の場合、制御装置60は第1電動モータ51及び第2電動モータ52の駆動を継続させる。
したがって、第3の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の(1)〜(4)の効果、及び第2の実施形態の(6)の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(7)第1〜第3研磨体31〜33を回転させる第1電動モータ51に加え、第1の支持部材18を回転させる第2電動モータ52を備え、第1の支持部材18を第2電動モータ52によって直接回転させることができる。このため、サンギヤ19と第1〜第3プラネタリギヤ24〜26の噛合連結による反力と、第1〜第3研磨体31〜33が自転しながら爪に接触することで発生する摩擦力に関係なく、第1の支持部材18を回転させることができる。よって、第1〜第3研磨体31〜33を、駆動軸17の周りで一定の速度で一定の方向に向けて回転(公転)させることができる。その結果として、第1〜第3研磨体31〜33を爪の周りを円滑に移動させることができ、爪の粗研磨から仕上げまで、又は仕上げ磨きを確実に行うことができる。
(8)電動爪磨き器10は、第1電動モータ51及び第2電動モータ52の回転数及び回転方向を制御可能な制御装置60を備える。このため、制御装置60によって第1の支持部材18の回転数や回転方向、第1〜第3研磨体31〜33の回転数を適宜調節することにより、爪の表面を美しく研磨することができる。
(9)電動爪磨き器10は、第1電動モータ51及び第2電動モータ52の回転数及び回転方向を制御可能な制御装置60を備えるとともに仕上げスイッチ12cを備える。そして、仕上げスイッチ12cをONして仕上げ磨きモードを実行させると、粗さの最も密な第3研磨体33を、爪の表面を往復させることができ、第3研磨体33のみによる爪の研磨を連続して行うことができる。よって、日々の爪の手入れにおいて、粗さの粗い第1研磨体31による爪の研磨の連続によって爪を摩耗させて薄くしてしまうことを防止することができる。また、爪磨きを、粗研磨から仕上げまで行う場合に比して時間を短縮して使用者の時間的拘束を減らすことができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 第1又は第2の実施形態において、第1〜第3プラネタリギヤ24〜26の外周側にアウタギヤを噛合させるとともに、このアウタギヤを第2の支持部材20aに連結する。そして、駆動軸17及び第1〜第3プラネタリギヤ24〜26を介して駆動軸17の回転をアウタギヤに伝達して第2の支持部材20aを回転させて、第1〜第3研磨体31〜33を駆動軸17の周りで回転(公転)させてもよい。
○ 研磨体の数は2つでもよく、4つ以上でもよい。
○ 位置決め凹部12a及び指支持部材43は無くてもよく、指挿入口13a,42aからハウジング11内に挿入した指を動かして第1〜第3研磨体31〜33に爪の表面を接触させるようにしてもよい。
○ 第3の実施形態において、第2電動モータ52及び駆動シャフト53を削除する代わりに、駆動軸17から分岐した分岐駆動軸を設けるとともに、この分岐駆動軸の一端にピニオンギヤ54を設け、ピニオンギヤ54と第1の支持部材18のギヤ18aとを噛合連結する。このとき、駆動軸17と分岐駆動軸とは、ギヤを介して噛合連結されており、第1電動モータ51の回転に伴い駆動軸17が回転し、この駆動軸17の回転がギヤを介して分岐駆動軸に伝達されることで分岐駆動軸が回転するようになっている。その結果、第1電動モータ51による駆動軸17の回転によって第1の支持部材18が回転する。また、制御装置60によって第1電動モータ51の回転数及び回転方向を制御し、駆動軸17及び分岐駆動軸の回転速度や回転方向を制御して第1〜第3研磨体31〜33の回転速度や第1の支持部材18の回転方向を制御して、電動爪磨き器10によって仕上げ磨きを実行させてもよい。
○ 第1〜第3研磨体31〜33は弾性を有していなくてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(1)前記支持部材の回転方向と反対方向に沿って研磨体の粗さが密になるように複数の研磨体が支持部材に配設されている請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載の電動爪磨き器。
第1の実施形態の電動爪磨き器を示す斜視図。 電動爪磨き器内を示す図1の2−2線断面図。 (a)は電動爪磨き器内を示す図2の3a−3a線断面図、(b)は電動爪磨き器内を示す図2の3b−3b線断面図。 電動爪磨き器の駆動状態を示す図。 第2の実施形態の電動爪磨き器を示す斜視図。 電動爪磨き器内を示す図5の6−6線断面図。 電動爪磨き器の駆動状態を示す図。 第3の実施形態の電動爪磨き器内を示す平断面図。 第3の実施形態の電動爪磨き器内を示す図8の9−9線断面図。 第3の実施形態の電動爪磨き器の電気的構成を示すブロック図。 電動爪磨き器による爪磨きを示すフローチャート。
符号の説明
S…空間、10…電動爪磨き器、11…ハウジング、12a…位置決め部としての位置決め凹部、13a,42a…指挿入口、16…動力源としての電動モータ、17…駆動軸、18…支持部材としての第1の支持部材、19…サンギヤ、20a,20b…支持部材としての第2の支持部材、21…回転軸としての第1回転軸、22…回転軸としての第2回転軸、23…回転軸としての第3回転軸、24…第1プラネタリギヤ、25…第2プラネタリギヤ、26…第3プラネタリギヤ、31…研磨体としての第1研磨体、32…研磨体としての第2研磨体、33…研磨体としての第3研磨体、43…位置決め部としての指支持部材、51…動力源としての第1電動モータ、52…動力供給源としての第2電動モータ、53…駆動シャフト、60…制御装置。

Claims (7)

  1. 動力源によって回転可能な駆動軸をハウジング内に備え、該駆動軸の回転によって回転する研磨体を粗さを異ならせて複数備えるとともに、前記研磨体それぞれの回転軸を、前記駆動軸を回転中心として回転する円板形状をなす支持部材の外周縁側に回転可能に支持させ、さらに、前記ハウジング内に指を挿入可能とする指挿入口を備えており、
    前記動力源による前記駆動軸の回転により前記研磨体が回転するとともに、前記支持部材が回転することにより前記複数の研磨体が前記駆動軸の周りを公転して、前記指挿入口に挿入された指の爪に対して接触する研磨体を切り替え可能にした電動爪磨き器。
  2. 前記駆動軸にはサンギヤが一体回転可能に止着されるとともに、前記回転軸それぞれには前記サンギヤに噛合された複数のプラネタリギヤが止着され、前記動力源による前記駆動軸の回転により前記サンギヤ及びプラネタリギヤを介して前記研磨体が自転するとともに前記支持部材が回転して複数の研磨体が公転する請求項1に記載の電動爪磨き器。
  3. 前記支持部材は、前記動力源とは別に設けられた動力供給源によって回転可能であるとともに前記支持部材に噛合連結された駆動シャフトの回転、又は前記駆動軸から分岐するとともに前記支持部材に噛合連結され、かつ前記動力源によって回転可能な分岐駆動軸の回転により回転する請求項1に記載の電動爪磨き器。
  4. 前記動力源と前記動力供給源の回転数及び回転方向、又は前記動力源の回転数及び回転方向を制御する制御装置を備える請求項3に記載の電動爪磨き器。
  5. 前記制御装置による前記動力源と前記動力供給源の制御、又は前記制御装置による前記動力源の制御により、粗さが最も密な前記研磨体だけによる仕上げ磨きを行う仕上げ磨きモードを実行可能である請求項4に記載の電動爪磨き器。
  6. 前記指挿入口は、前記ハウジングにおいて、前記複数の研磨体によって囲まれる空間と対向する位置に形成されている請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の電動爪磨き器。
  7. 前記ハウジング内には、前記指挿入口からハウジング内に挿入された指を、前記複数の研磨体のうちの一つが前記爪に接触する位置に位置決めする位置決め部を備える請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の電動爪磨き器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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