JP2010021027A - 密閉型電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】封止体の浮き、傾きを抑え、溶接不良を防止できる密閉型電池を提供する。
【解決手段】外装缶の開口を封口体2で封口した密閉型電池であって、封口体2に形成した孔8に封止体11が挿入されており、孔8に、封口体2の表面に向かうについて径を大きくしたテーパ面15が形成されており、テーパ面15と封止体11との間に空隙16が形成されており、封止体11を封口体2に溶接している。テーパ面15により、封止体11の取り付け時における封止体11の偏心や傾きの矯正に有利になる。また、空隙16に封止体の挿入時に生じたかじり片を溜めることができる。このことにより、かじり片の挟み込みによる封止体11の浮きや傾きが抑えられ、溶接不良を防止することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、密閉型電池に関し、特に電解液の注液孔を封止する封止体を備えた密閉型電池に関する。
近年、携帯電話やモバイル機器等の小型軽量の電子機器が普及している。これらの電子機器に用いる電池として、角型の密閉型電池が知られている。図11に従来の密閉型電池の一例の斜視図を示している。密閉型電池100は、電極体(図示せず)を内蔵した有底筒状の外装缶101の開口を封口体102で封止したものである。封口体102には、負極端子103及び封止体104が取り付けられている。封止体104は電解液の注液孔を封止するものである。
図12は、図11のBB線における断面図である。封止体104は、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されたアルミニウム板105と、ニッケル又はニッケル合金で形成したニッケル板106とを圧着して積層したものである。アルミニウム板105は凸部107を形成しており、凸部107を封口体102の注液孔108に挿入している。
封止体104は、アルミニウム板105を封口体102に溶接することにより、封口体102に接合している。このことにより、アルミニウム板105の全周には溶接部109が形成されている。
この構成では、封止体104は正極端子としても用いることができ、ニッケル板106に、ニッケル又はニッケル合金の層を有するリードプレートを溶接することができる。この場合、ニッケル板13とリードプレートとは同種金属であり、溶接性が良好である。
下記特許文献1には、図12と同様の構成の封止体が記載されている。下記特許文献2には、封止体及び注液孔の双方にテーパ面を形成し、これらのテーパ面同士を密着させた構成が提案されている。
特開2007−317577号公報 特開2002−358948号公報
しかしながら、前記の図11、12に示した封止体104の取り付け構造では、封止体104の浮き、傾きにより溶接不良が生じるという問題があった。これは、封止体104を注液孔108へ挿入する際に、封止体104が傾くことに起因している。特に、挿入時に発生するかじり片が問題になる。
封止体104が傾いた状態で、凸部107を挿入すると、凸部107が注液孔108の壁面をかじり、かじり片が生じる場合がある。かじり片は、注液孔108と凸部107との間に挟まれたり、封口体102の表面に移動し、封口体102とアルミニウム板105との間に挟まれる。この場合、封止体104の浮き、傾きが生じ、この状態で溶接すると、溶接が不十分になり、溶接不良になってしまう。
このことは、封止体及び注液孔の双方に形成したテーパ面同士を密着させた前記特許文献2の封止体の取り付け構造においても同様である。
本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、封止体の浮き、傾きを抑え、溶接不良を防止できる密閉型電池を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の密閉型電池は、外装缶の開口を封口体で封口した密閉型電池であって、前記封口体に形成した孔に封止体が挿入されており、前記孔に、前記封口体の表面に向かうについて径を大きくしたテーパ面が形成されており、前記テーパ面と前記封止体との間に空隙が形成されており、前記封止体を前記封口体に溶接していることを特徴とする。
本発明によれば、封止体の浮き、傾きを抑え、溶接不良を防止することができできる。
本発明の密閉型電池によれば、テーパ面を形成したことにより、封止体の取り付け時における封止体の偏心や傾きの矯正に有利になる。また、孔のテーパ面と封止体との間に空隙が形成されるので、この空隙に封止体の挿入時に生じたかじり片を溜めることができる。このことにより、かじり片の挟み込みによる封止体の浮きや傾きが抑えられ、溶接不良を防止することができる。
前記本発明の密閉型電池においては、前記テーパ面の深さは、前記孔の深さの20%以上であることが好ましい。この構成によれば、封止体がテーパ面で案内される範囲が大きくなり、封止体の傾斜を矯正し易くなる。
また、前記テーパ面の深さは、前記孔の深さの80%以下であることが好ましい。この構成によれば、孔に圧入部を設けることができる。
また、前記テーパ面の傾斜角度は、前記孔の中心軸に対して5度以上であることが好ましい。この構成によれば、テーパ面により封止体の挿入性を向上でき、テーパ面と封止体との間の空隙も形成することができる。
また、前記テーパ面の傾斜角度は、前記孔の中心軸に対して30度以下であることが好ましい。この構成によれば、孔を電解液の注液孔とした場合に、孔のテーパ面と封止体との間の空隙に電解液を溜まりにくくすることができる。
また、前記封止体は、平板部と凸部とを備えており、前記凸部が前記孔に挿入されており、前記平板部は前記封口体の表面に当接していることが好ましい。この構成は、孔と溶接部分とを離すことができるので、孔を電解液の注液孔とした場合には、電界液の加熱による爆飛や溶接部のピンホールの発生防止に有利になる。また、平板部を端子面として用いることもできる。
また、前記封止体は、平板部と凸部とを備えており、前記平板部及び前記凸部の双方が前記孔に挿入されていることが好ましい。この構成は、封止体を端子面等の別の用途に用いない場合に適している。
また、前記封止体の一部を前記孔に圧入していることが好ましい。この構成によれば、電界液の漏れを防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の実施の形態に係る密閉型電池は、例えば、角形リチウムイオン電池であり、携帯電話やモバ
イル機器等に用いられる。
本実施の形態は、密閉型電池の注液孔とこれを封止する封止体の構造に関するものである。最初に図1−5を参照しながら、注液孔を封止する直近の状態から注液孔を封止体で封止するまでの工程の概略を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る密閉型電池10の斜視図を示している。本図は、外装缶1の開口に封口体2を嵌合させる前の状態を示している。図2は、外装缶1の開口に封口体2を嵌合させた状態を示す要部拡大図である。
図1において、外装缶1は、上端に略矩形状の開口を形成した有底筒状体である。外装缶1は、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金の薄板を深絞り加工して形成する。外装缶1内には電極体3を内蔵している。電極体3からは、薄板状の正極集電リード4及び負極集電リード5を導出させている。封口体2は、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金の薄板をプレス成形した横長状部材である。封口体2には、電解液を外装缶1内に注入するための注液孔8を形成している。
封口体2の裏面に設けたリード体7は、図2に示した負極端子6に接続している。リード体7に負極集電リード5が溶接されている。負極端子6及びリード体7は、絶縁体を介して封口体2と絶縁されている。
図1の状態から、正極集電リード4及び負極集電リード5を折り曲げつつ、封口体2の外周を、外装缶1の開口の内周面に嵌合させる。このことにより、図2に示したように、外装缶1の開口は封口体2で塞がれることになる。
この状態で、外装缶1と封口体2との継ぎ目部9を全周に亘りシーム溶接する。この溶接には例えばレーザ溶接が用いられる。封口体2を外装缶1に溶接した後に、注液孔8から外装缶1内に電解液を注入する。この後、注液孔8を封止体11で塞ぐことになる。
封止体11は、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されたアルミニウム板12と、ニッケル又はニッケル合金で形成したニッケル板13とを圧着して積層したものである。アルミニウム板12には凸部14が一体になっている。
図3は、注液孔8を封止体で塞いだ状態を示す要部拡大図である。図4は、図3のAA線における断面図を示している。図4に示したように、凸部14が注液孔8に挿入されており、アルミニウム板12は封口体2の表面に当接している。注液孔8にはテーパ面15が形成されており、凸部14とテーパ面15との間には空隙16が形成されている。テーパ面15及び空隙16の役割については、後に具体的に説明する。
図5は、封止体11を封口体2に溶接した状態を示す断面図である。アルミニウム板12の全周には溶接部17が形成されている。すなわち、封止体11は、アルミニウム板12の外周部を封口体2に溶接することにより、封口体2に接合している。この溶接には例えばレーザ溶接が用いられる。
前記の通り、封口体2とアルミニウム板21は、いずれもアルミニウム又はアルミニウム合金の同種金属で形成されている。このため両部材の溶接性は良好である。ニッケル板13を正極端子として用いる場合には、保護回路基板等との接続のために、ニッケル板13にリードプレートを溶接することになる。
リードプレートは、通常ニッケル又はニッケル合金の層を有している。したがって、ニ
ッケル板13とリードプレートとは同種金属であり、溶接性が良好である。すなわち、封止体11を2層構造にしているのは、封止体11を正極端子としても用いる場合に、リードプレートとの溶接性を良好にするためである。
なお、以下の説明は、封止体11を2層構造の例で説明するが、封止体11はニッケル板13を省いたものでもよく、後に図10を用いて説明するように、平板部分も注液孔に挿入する構成のものでもよい。
以下、封止体11の注液孔8への取り付け構造について、具体的に説明する。図6(a)は、封止体11を注液孔8へ取り付ける直前の状態を示している。図6(b)は、封止体11を注液孔8へ取り付けた状態を示している。封止体11については側面図で図示し、注液孔8については断面図で図示している。
注液孔8のうち深さdの範囲に、テーパ面15を形成している。線19は注液孔8の中心軸18に平行な線である。したがって、テーパ面15の中心軸18に対する傾斜角度はαである。
テーパ面15の下方には圧入部20を形成している。凸部14が圧入部20に圧入されるように、圧入部20の直径D2は、凸部14の直径D1以下としている。
封止体11を注液孔8へ取り付ける際には、図6(a)において、封止体11を矢印a方向に移動させる。テーパ面15を通過した凸部14の先端部が、圧入部20に至ると、封止体11を押圧し凸部14を圧入部20に圧入する。図6(b)では、凸部14は圧入部20に圧入された状態で挿入されていることになる。
図6(a)は、注液孔8の中心軸18と凸部14の中心軸21が同一直線上にある状態を示している。封止体11を注液孔8へ取り付ける際には、両中心軸18と21とが、同一直線上にある状態を維持しながら、封止体11を垂直移動させるのが理想的である。
しかしながら、封止体11が偏心したり、傾いた状態で注液孔8内に挿入される場合がある。また、封止体11の注液孔8内への挿入途中において、封止体11が傾く場合もある。
このことについて、図7を参照しながら説明する。図7(a)は、注液孔8の中心軸18と凸部14の中心軸21とがずれており、封止体11が偏心した位置にある。この状態で、封止体11を垂直移動させると、凸部14の先端部が、テーパ面15に当接することになる。
図7(b)は、凸部14の先端部がテーパ面15に当接した状態を示している。この状態で、封止体11の垂直移動を続行すると、凸部14の先端部がテーパ面15に案内されることになる。この案内により、凸部14の先端部の圧入部20への圧入開始時に、注液孔8の中心軸18と凸部14の中心軸21とが重なり、圧入は良好に進行することになる。
また、封止体11が傾いた状態で注液孔8内に挿入されても、凸部14の先端部がテーパ面15に案内されて、封止体11の傾きが矯正される場合もある。
一方、封止体11が傾いた状態で、圧入が進行する場合がある。図7(c)は、封止体11が傾いた状態で、凸部14の圧入部20への圧入が開始した状態を示している。図7(a)が封止体11の長手方向を図示しているのに対し、図7(c)では封止体11の幅
方向を図示している。
図7(c)の状態から、さらに封止体11を押圧し、封止体11の傾きを矯正することは可能である。この場合、封止体11は矢印b方向に回転することになる。この際、c部において凸部14の先端部が、テーパ面15と圧入部20との交差部21を乗り越えようとする力が作用することになる。このとき、凸部14の先端部が交差部21をかじり、かじり片を生じる場合がある。
ここで、図6(b)に示したように、封止体11の取り付け完了時点においては、テーパ面15と凸部14との間には、空隙16が形成されている。この構成によれば、交差部21において生じたかじり片を空隙16に溜めることができる。
したがって、注液孔8と凸部14との間にかじり片を圧接したり、かじり片が封口体2の表面に乗り上げることを防止することができる。このことにより、図6(b)のように、封止体11の取り付け完了時点においては、封止体11の浮きや傾きが生じることを防止することができる。
図6(b)の状態から、アルミニウム板12の外周部を封口体2に溶接することにより、図5に示したように溶接部17が形成され、封止体11が封口体2に接合される。この場合、前記のように、溶接前において封止体11の浮きや傾きは抑えられているので、溶接不良も抑えることができる。
図8は、注液孔の別の実施の形態を示している。図8(a)は、封止体11を注液孔25へ取り付ける直前の状態を示している。図8(b)は、封止体11を注液孔25へ取り付けた状態を示している。封止体11の構成は、図6、7に示したものと同じ構成である。
注液孔25は、封口体2の表面から裏面に向けて、テーパ面26、拡径部27、圧入部28を形成している。開口25は、拡径部27を形成している点が、図6の注液孔8と異なっている。
注液孔25は注液孔8と同様に、テーパ面26を備えている。したがって、図8(b)に示したように、封止体11の取り付け完了時点においては、テーパ面26と凸部14との間には、空隙29が形成されている。このことにより、図6の構成と同様に、封止体11の挿入時に生じたかじり片を空隙29に溜めることができる。したがって、図8の構成においても、図6の構成と同様に、封止体11の浮き、傾きを抑え、溶接不良を防止することができる。
図9は、注液孔の比較例を示している。図9(a)は、封止体11を注液孔111へ取り付ける直前の状態を示している。図9(b)は、封止体11を注液孔111へ取り付けた状態を示している。封止体11の構成は、図6−8に示したものと同じ構成である。
注液孔111は、封口体110の表面から裏面に向けて、拡径部112、圧入部113を形成している。開口111は、テーパ面を形成していない点が、図8(a)の注液孔25と異なっている。このため、図9(b)に示したように、封止体11の取り付け完了時点においては、図8(b)の空隙29に相当する空隙が形成されていない。この構成では、封止体11の挿入時に生じたかじり片を溜める余地はほとんどなく、図8の構成のような、封止体11の浮き、傾きを防止する効果もほとんど得られない。またテーパ面を形成していないので、封止体11の挿入性は不利になる。
図10は、封止体の別の実施の形態を示している。図10(a)は、封止体30を注液孔35へ取り付ける直前の状態を示している。図10(b)は、封止体30を注液孔35へ取り付けた状態を示している。
前記実施の形態では、例えば図6(b)に示したように、封止体11は、平板部(アルミニウム板12)が封口体2の表面に当接する構成である。これに対し、図10(a)の封止体30は、平板部31と凸部32とで構成しており、図10(b)に示したように、平板部31も注液孔35に挿入する構成である。
図6等に示した封止体11は、平板部を端子面として用い、この端子面にリードプレートを溶接する場合に適している。封止体を端子面として用いない場合には、図10(a)、(b)に示したような平板部31を注液孔35に挿入する封止体30が適している。
注液孔35は、封口体2の表面から裏面に向けて、テーパ面36、圧入部37を形成している。この構成は、図6(a)に示した注液孔8と同様の構成である。図10(b)に示したように、封止体30の取り付け完了時点においては、平板部31,テーパ面36、凸部32及びテーパ面31で囲まれた空隙38を形成している。図10(b)の状態で、封止体30と注液孔35との継ぎ目部39を溶接する。
図10(b)の構成においても、図6−8の構成と同様に、封止体30の挿入時に生じたかじり片を空隙38に溜めることができ、封止体30の浮き、傾きを抑え、溶接不良を防止することができる。
以下、実験結果を参照しながら、本実施の形態についてさらに具体的に説明する。実験は、実施例1、実施例2、比較例1の3種類のサンプルについて行った。実施例1は図6(a)に示した構成であり、実施例2は図8(a)に示した構成であり、比較例1は図9(a)に示した構成である。いずれのサンプルも、封止体は同一構成であり、図6(a)等に示した2層の平板部に凸部を一体にした構成である。
実施例1は、図6(a)において、テーパ角度αはα=17°、封口体2の板厚tはt=0.8mm、テーパ深さdはd=0.5mmとした。深さdを板厚tに対する比率で表わすと、62.5%となる。
実施例2は、図8(a)において、テーパ角度αはα=45°、封口体2の板厚tはt=0.8mm、テーパ深さdはd=0.15mmとした。深さdを板厚tに対する比率で表わすと、18.8%となる。
比較例1は、図9(a)において、封口体110の板厚tはt=0.8mmとした。いずれのサンプルも、図6(a)、図8(a)、図9(a)において、圧入部の直径D2はD2=1.4mmとし、封止体11の凸部14の直径D1はD1=1.4mmとした。
実験に用いたサンプルは、各1000個とした。各サンプルについて、溶接部分を顕微鏡で観察し、未溶接部分のあるものを不良品とした。下記の表1に実験結果を示す。
Figure 2010021027
実施例2と比較例1の構造の差異は、テーパ面の有無である。実験結果より、テーパ面による溶接不良防止の効果は明確である。
一方、実施例1は実施例2に比べ、溶接不良個数がさらに減少しゼロである。このことから、テーパ面の形状が、溶接不良防止に寄与していることが分かる。
この点検討してみると、テーパ面の形状による効果としては下記のことが考えられる。図7(b)のように、凸部14が封口体2の表面から裏面に向けて案内されている状態では、テーパ面15が急勾配であるほど、すなわちテーパ角度αが小さいほど、凸部14は案内され易い。
また、テーパ面15の深さが深いほど、凸部14が案内される範囲も大きくなり、封止体11の傾斜が矯正され易い。
さらに、テーパ面と凸部との間の空隙については、空隙の大きさが大きいほど、封止体11の挿入時に生じたかじり片を溜め易くなり、封止体11の浮き、傾き防止に有利になる。
以上の観点から、実施例1と実施例2とを比べてみると、実施例1は実施例2に比べテーパ角度を小さくしており、かつテーパ深さを深くしている。また、実施例1は実施例2に比べ、テーパ深さを十分深くしていることから、実施例1の空隙(図6(b)の空隙16)は、実施例2の空隙(図8(b)の空隙29)に比べ大きくなっている。
すなわち、実施例1のテーパ形状は実施例2に比べ、テーパ角度、テーパ深さ、空隙の大きさのいずれの点においても、溶接不良防止に有利な形状であり、このことが、溶接不良個数がゼロという実験結果に表れていると考えられる。
ここで、テーパ角度が大きくなるにつれて、テーパ面が電界液を受け止め易くなる。本実施の形態のように、テーパ面と封止体との間に空隙を形成する構成では、この空隙に電解液が溜まり易くなる。空隙に電解液が溜まると、溶接時に電界液が加熱され、溶接時の爆飛や溶接部のピンホール発生による溶接不良を引き起こす可能性が高まる。
実施例1、2はテーパ面を形成しているが、テーパ面の無い比較例1と同様に、電界液の加熱による爆飛や溶接部のピンホールは確認されなかった。したがって、実験結果によれば、テーパ面及び空隙を形成しても、爆飛やピンホールの発生は抑え得ることが分かる。
また、実験に用いた封止体は図5に示したような平板部(アルミニウム板12)を備えた構成である。このため、図5のように注液孔8と溶接部17との位置が離れている。このことも、爆飛やピンホールの発生防止に有利になる。
次に、溶接不良防止に有利なテーパ形状の範囲について検討してみる。実験結果及び前記のようなテーパ形状による効果を踏まえると、下記のような有利なテーパ形状の範囲を導き出せる。
前記の通り、テーパ面は必要であり、かつテーパ角度が小さいほど、封止体の凸部は案内され易い。一方、テーパ面と封止体との間の空隙も必要になる。このような観点から、テーパ角度は5度以上が好ましい。
一方、テーパ角度が大きくなるにつれて、空隙も大きくなる。空隙が大きいと、前記の通り、空隙に電解液が溜まり易くなる。このため、テーパ角度は大きくなり過ぎないことが望ましい。具体的には、テーパ角度の上限は、実施例2の45度までとしてもよいが、溶接不良防止により有利にするため、30度以下が好ましい。
テーパ深さについては、前記の通り、深くするほど封止体11の傾斜が矯正され易い。テーパ深さは、実施例2が18.8%以上であることから20%以上とすることが好ましい。テーパ深さの上限については、封口体2の板厚全体をテーパ面とした構成も考えられる。一方、電界液の漏れを防止するためには、圧入部を設けることが望ましい。このため、テーパ深さは、封口体2の板厚の80%以下が好ましい。
前記のような範囲でテーパ面を形成したときに、図10のような平板部31を注液孔35に挿入する封止体30を用いた場合は、図10(b)に示した空隙38を形成するように、平板部31の厚さを設定すればよい。
なお、前記実施の形態においては、封止体を注液孔に挿入した例で説明したが、前記実施の形態によれば、封止体を孔に挿入する構成であれば溶接不良防止の効果が得られる。このため、封止体を挿入する孔は注液孔に限るものではない。
また、例えば図4ではテーパ面15の断面形状は直線であり、他の各図においても同様である。しかし、テーパ面の断面形状は完全な直線でなくてもよく、略直線であればよい。具体的には、テーパ面の断面形状は、一部に曲線を含んでいてもよく、全体を僅に湾曲させた曲線で形成したものであってもよい。
また、前記実施の形態は、封止体の挿入時にかじり片の生じる場合の溶接不良防止に適している。このため、封止体のうち注液孔に挿入する部分の材料は、アルミニウム又はアルミニウム合金に限るものではなく、他の金属でもよく樹脂やゴムであってもよい。
以上のように、本発明によれば、封止体の浮き、傾きを抑え、溶接不良を防止できるので、本発明は例えば、携帯電話やモバイル機器に用いる密閉型電池として有用である。
本発明の一実施の形態に係る密閉型電池の斜視図。 図1において、外装缶1の開口に封口体2を嵌合させた状態を示す要部拡大図。 本発明の一実施の形態に係る注液孔を封止体で塞いだ状態を示す要部拡大図。 図3のAA線における断面図。 図4の封止体11を封口体2に溶接した状態を示す断面図。 (a)図は封止体11を注液孔8へ取り付ける直前の状態を示す図、(b)図は封止体11を注液孔8へ取り付けた状態を示す図。 (a)図は注液孔8の中心軸18と凸部14の中心軸21とがずれている状態を示す図、(b)図は、凸部14の先端部がテーパ面15に当接した状態を示す図、(c)図は封止体11が傾いた状態で、凸部14の圧入部20への圧入が開始した状態を示す図。 本発明の別の実施の形態に係る注液孔を示す図であり、(a)図は封止体11を注液孔25へ取り付ける直前の状態を示す図、(b)図は封止体11を注液孔25へ取り付けた状態を示す図。 比較例に係る注液孔を示す図であり、(a)図は封止体11を注液孔111へ取り付ける直前の状態を示す図、(b)図は封止体11を注液孔111へ取り付けた状態を示す図。 本発明の別の実施の形態に係る封止体を示す図であり、(a)図は封止体30を注液孔35へ取り付ける直前の状態を示す図、(b)図は封止体30を注液孔35へ取り付けた状態を示す図。 従来の密閉型電池の一例を示す斜視図。 図11のBB線における断面図。
符号の説明
1 外装缶
2 封口体
8,25,35 注液孔
11,30 封止体
14,32 凸部
15,26,36 テーパ面
16,29,38 空隙
17 溶接部
20,28,37 圧入部

Claims (8)

  1. 外装缶の開口を封口体で封口した密閉型電池であって、
    前記封口体に形成した孔に封止体が挿入されており、
    前記孔に、前記封口体の表面に向かうについて径を大きくしたテーパ面が形成されており、
    前記テーパ面と前記封止体との間に空隙が形成されており、
    前記封止体を前記封口体に溶接していることを特徴とする密閉型電池。
  2. 前記テーパ面の深さは、前記孔の深さの20%以上である請求項1に記載の密閉型電池。
  3. 前記テーパ面の深さは、前記孔の深さの80%以下である請求項1又は2に記載の密閉型電池。
  4. 前記テーパ面の傾斜角度は、前記孔の中心軸に対して5度以上である請求項1から3のいずれかに記載の密閉型電池。
  5. 前記テーパ面の傾斜角度は、前記孔の中心軸に対して30度以下である請求項1から4のいずれかに記載の密閉型電池。
  6. 前記封止体は、平板部と凸部とを備えており、前記凸部が前記孔に挿入されており、前記平板部は前記封口体の表面に当接している請求項1から5のいずれかに記載の密閉型電池。
  7. 前記封止体は、平板部と凸部とを備えており、前記平板部及び前記凸部の双方が前記孔に挿入されている請求項1から5のいずれかに記載の密閉型電池。
  8. 前記封止体の一部を前記孔に圧入している請求項1から7のいずれかに記載の密閉型電池。
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