JP2010020254A - 電子楽器機能付き携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話としての機能を有しつつ、必要に応じて両手を用いてドラムセット等の打楽器と同様の演奏を行えるようにすること。
【解決手段】別体となる第1及び第2の本体部11,12と、第1及び第2の本体部11,12を相互に結合及び分離させるための連結部18と、第1及び第2の本体部11,12にそれぞれ設けられた検出手段14とを備えて携帯電話機10が構成されている。検出手段14は、ユーザが分離した第1及び第2の本体部11,12を保持した状態で、ユーザに対する第1及び第2の本体部11,12の向きを検出可能に設けられる。第1及び第2の本体部11,12を分離した後、それらの何れか一方を右手で保持し、他方を左手で保持することにより、両手を用いて演奏操作を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、通話等の機能の他、電子楽器としての機能も有する携帯電話機に関する。
従来より、種々の形態をなす電子楽器が利用されており、かかる電子楽器としては、本出願人によって既に提案された特許文献1に開示されたタイプのものが知られている。同文献の電子楽器は、ドラムセットを演奏する動作を行うことで、当該動作を検出手段で検出して電子音を再生できるようになっている。同文献では、ドラムセットを演奏するためのスティックと同様の外形をなす電子楽器の他、携帯電話に検出手段等を内蔵して演奏可能とする構成も開示している。
特開2007−256736号公報
しかしながら、特許文献1のように携帯電話に検出手段等を内蔵した場合、単一の携帯電話では一方の手でしか演奏できず、両手を用いるドラムセットの演奏を行うことができなくなる、という不都合がある。ここで、二台の携帯電話を用いれば両手で演奏し得るものの、当該演奏を行えるようにすべく、ユーザに携帯電話を二台保有させることが必要となり、現実的ではないという不都合を招来する。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、携帯電話としての機能を有しつつ、必要に応じて両手を用いてドラムセット等の打楽器と同様の演奏を行うことができる電子楽器機能付き携帯電話機を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、別体となる第1及び第2の本体部と、当該第1及び第2の本体部を相互に結合及び分離させるための連結部と、第1及び第2の本体部にそれぞれ設けられるとともに、ユーザが分離した第1及び第2の本体部を保持した状態で、ユーザに対する第1及び第2の本体部の向きを検出可能な検出手段とを備える、という構成が採用されている。
本発明において、前記検出手段は、第1及び第2の本体部の動作を検出可能に設けられる、という構成が好ましくは採用される。
また、前記連結部は、結合時に相互に対向する合わせ面をそれぞれ備え、当該合わせ面に対し、第1及び第2の本体部が対称形状に設けられることが好ましい。
更に、前記第1及び第2の本体部は、直線方向に沿って延出する形状に形成され、延出方向一端側領域にキーが設けられる、という構成を採ることができる。
本発明によれば、第1及び第2の本体部を分離することで、それらの何れか一方を右手で保持し、他方を左手で保持することができ、単一の携帯電話機で両手を用いたドラムセットを演奏するような動作を行うことが可能となる。これにより、携帯電話を二台用意する必要性を排除でき、一台の携帯電話機で手軽に演奏を行うことが可能となる。ここで、検出手段が第1及び第2の本体部の動作を検出する場合、打撃するような演奏動作をより良く検出することができる。
また、連結部の合わせ面に対して第1及び第2の本体部を対称形状に設けることで、恰も割り箸のように第1及び第2の本体部を分離でき、打楽器を叩くためのスティックと同様に第1及び第2の本体部を扱うことが可能となる。しかも、演奏を行わないときは、各合わせ面を合わせて第1及び第2の本体部を結合させることで、板状又は棒状の携帯電話機となり、公知の携帯電話と同様にスムースに利用することができる。
更に、第1及び第2の本体部の延出方向一端側領域にキーが設けられているので、当該一端側領域を把持することで、演奏中にキー操作を行うことができ、音色や音量を容易に調整することが可能となる。しかも、前記キーを携帯電話機のテンキーとしても用いるようにすれば、構造の簡略化を図ることが可能となる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、方向若しくは位置を示す用語は、特に明示しない限り、図1を基準として用いる。
図1には、実施形態に係る携帯電話機の概略正面図が示され、図2には、図1の背面図が示されている。これらの図において、携帯電話機10は、図1中左側に位置する第1の本体部11と、同図中右側に位置し、第1の本体部11と別体となる第2の本体部12と、第1及び第2の本体部11,12にそれぞれ設けられた検出手段14、発音装置15及び結合検知手段16とを備えて構成されている。携帯電話機10は、通話やメール等、公知の携帯電話が有する一般的機能の他、後述する電子楽器としての機能を備えている。
前記第1及び第2の本体部11,12は、それらの間に設けられた連結部18を介して相互に結合及び分離可能に設けられている(図3及び図4参照)。連結部18は、第1の本体部11の右側面を形成する第1の合わせ面19と、第2の本体部12の左側面を形成するとともに、第1の合わせ面19と相互に対向して面接触可能な第2の合わせ面20と、第1の合わせ面19に設けられた上下一対の突起22,22と、第2の合わせ面20に設けられ、前記突起22,22を受容する凹状の受容部23,23とを備えて構成されている。各受容部23,23内に突起22,22を嵌め込むことで、第1及び第2の本体部11,12の結合時における相対位置を位置決めできるようになっている。また、第1及び第2の合わせ面19,20の内面側には図示しないマグネットがそれぞれ設けられ、当該マグネットの磁力によって第1及び第2の本体部11,12の結合状態を維持可能に設けられている。なお、第1及び第2の合わせ面19,20自体を、磁性を帯びた部材により形成してもよい。
図1に示されるように、第1及び第2の本体部11,12は、相互に結合した状態で前記第1及び第2の合わせ面19,20に対し、対称となる形状に設けられている。また、第1及び第2の本体部11,12は、上下に延びる直線方向に沿って延出する角柱状に形成されるとともに、上方に向かって次第に薄厚となるように設けられている。更に、図4に示されるように、第1及び第2の本体部11,12の上下両端側は、半円弧状の側面形状に設けられている。第1及び第2の本体部11,12の下端側には、通話に用いられるマイク25(図1参照)及びストラップ用穴26(図2参照)がそれぞれ設けられ、図5に示されるように、ストラップ用穴26を介して第1及び第2の本体部11,12にそれぞれストラップ27を取り付け可能となる。また、図2に示されるように、第2の本体部12の後面側には、内蔵されたカメラのレンズ28が設けられる。
前記検出手段14及び発音装置15は、略同一構造のものが第1及び第2の本体部11,12にそれぞれ組み込まれる。従って、以下の説明において、第1の本体部11に設けられた検出手段14及び発音装置15について説明し、第2の本体部12に設けられた検出手段14及び発音装置15の説明を省略若しくは簡略にする。
前記検出手段14は、第1の本体部11を保持するユーザに対する当該第1の本体部11の向きを検出可能な第1のセンサ14Aと、第1の本体部11の動作を検出可能な第2のセンサ14Bとを備えている。第1のセンサ14Aは、地磁気センサにより構成され、本体部11の軸線が向けられた方位を検出して前記発音装置15に出力するようになっている。第2のセンサ14Bは、特に限定されるものでないが、本実施形態では、加速度センサにより構成され、第1の本体部11の動作に応じた加速度を検出して前記発音装置15に出力可能に設けられている。
なお、第1及び第2のセンサ14A,14Bは、隣接するように配置されているが、これらの一方が第1の本体部11の一端側で、他方が第1の本体部11の他端側や中間部にする等、相互に離れて配置してもよい。
前記発音装置15は、第1の本体部11に内蔵されている。発音装置15は、図6に示されるように、前記第1及び第2のセンサ14A,14Bの出力信号を入力する機能等を有するコントローラ31と、種々の楽音を記憶するとともに、コントローラ31からの出力を入力として楽音信号を生成するMIDI装置等からなる音源ユニット32と、この音源ユニット32から出力された信号を増幅するアンプ33と、このアンプ33からの信号を入力として第1の本体部11の上端側から電子音を再生するスピーカ34とを備えて構成されている。本実施形態では、スピーカ34は、通話内容を耳元で聴くためのスピーカを用いたが、呼び出し音等を再生する他のスピーカを用いたり、各センサ14A,14Bの出力に応じた音だけを再生するスピーカを別途設けてもよい。
前記コントローラ18は、図7に示されるように、各種演算処理を行うとともに各部を制御するCPU(中央処理装置)37と、前記第1及び第2のセンサ14A,14Bの出力信号をデジタル信号に変換してCPU37に出力するA/Dコンバータ38,39と、CPU37のワークメモリとして使用されるRAM40(Random Access Memory)と、CPU37に読み出されて実行されるプログラム群を格納したROM41(Read only
Memory)と、第1の本体部11の下端側略半分領域(図1参照)に設けられてユーザにより操作されるキー43と、第1の本体部11の上端側略半分領域に設けられたLED、LCD、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ等により構成される表示ユニット44とを備えている。
前記キー43は、通話やメール等を行う場合は、テンキーやメニュー選択の操作用に用いられる。また、キー43は、電子楽器として利用する場合、ユーザにより種々の操作を行えるようになっており、例えば、操作時における第1のセンサ14Aが検出した第1の本体部11の向きを基準値として設定したり、電源のON/OFFを切り替えたり、スピーカ34からの音量を調整したり、前記音源ユニット32における音色や楽調を切り替えたりすることができるようになっている。
前記表示ユニット44は、通話やメール等を行う場合は、キー43の押圧操作に応じて数字や文字を表示する。また、表示ユニット44は、電子楽器として利用する場合、演奏中の音色や音色割り当てパターン、楽調等を表示するようになっている。
前記結合検知手段16は、第1及び第2の本体部11,12の結合状態及び分離状態を検知可能なセンサやスイッチからなる。結合検知手段16が前記結合状態を検知した場合、携帯電話としての機能をON、電子楽器としての機能をOFFとし、結合検知手段16が前記分離状態を検知した場合、携帯電話としての機能をOFF、電子楽器としての機能をONとするよう図示しない制御手段を介して制御される。前記携帯電話としての機能をONとした場合、図示しない無線送受信手段を介して第1及び第2の本体部11,12間で信号の送受信を行い、通常の一体の携帯電話として機能するようになっている。
なお、本実施形態では、結合検知手段16を第1及び第2の本体部11,12の両方に設けたが、何れか一方だけに設けてもよく、例えば、受容部23内にセンサを設け、このセンサが突起22の存在を検出するようにしてもよい。
以上の構成において、第1及び第2の本体部11,12を結合する場合、前記各突起22,22を凹部23,23内に嵌め込むことで、各本体部11,12が位置決めされるとともに、前記マグネット(図示省略)の作用により結合状態が維持される。この状態から、意図的な外力を付与して第1及び第2の本体部11,12を引き離すことで、これらを分離することができる。分離した状態では、例えば、第1の本体部11を左手で保持するとともに、第2の本体部12を右手で保持可能となる。これにより、ユーザが両手にそれぞれスティックを持ったような状態となり、両手を用いてドラムセットを演奏するような動作を行えるようになる。このとき、図5に示されるように、取り付けられた各ストラップ27,27に手を通した状態で使用することで、第1及び第2の本体部11,12が手から滑り落ちる不安感をなくすようにすることができる。
次に、前記携帯電話10を電子楽器として機能させる場合の演奏時における処理の手順を、図8及び図9を用いて説明する。なお、処理の手順は、第1及び第2の本体部11,12で同様に行われることから、以下の説明では、第1の本体部11について説明し、第2の本体部12の説明を省略若しくは簡略にする。
ここでは、図8に示されるように、ユーザPが第1の本体部11の下端側(キー43側)を把持した状態を平面視したときに、後述の表1に示す関係となるように、コントローラ31において予め設定されているものとする。
Figure 2010020254
携帯電話機10を用いて電子楽器として演奏すべく、ユーザPが打楽器の打面を打撃するような動作(以下、「打撃模倣操作」とする)、すなわち、手に持った第1の本体部11を上から下に向かって振り落とすと、その動作の上下方向(z軸方向)の加速度αを第2のセンサ14Bを介して検出し(ステップS1)、当該加速度αが所定値kより大きいか否かを判定する(ステップS2)。加速度αが所定値kより大きい場合には、第1のセンサ14Aにより本体部11の軸線向きθを検出する(ステップS3)。この軸線向きθが、表1の(1)の条件を満たす場合には(ステップS4)、音色Aが発音され(ステップS5)、同表(2)の条件を満たす場合には(ステップS6)、音色Bが発音され(ステップS7)、同表(3)の条件を満たす場合には(ステップS8)、音色Cが発音される(ステップS9)。なお、ステップS4,S6,S8において軸線向きθが同表(1)〜(3)の何れの条件も満たすものでなかったり、ステップS5,S7,S9において発音処理を行ったり、ステップS2において加速度αが所定値k以下であった場合、再度、前記ステップ1の処理を行う。
ここで、図10(A)に示されるように、音色Aをドラムセットのハイハット、音色Bをドラムセットのバス、音色Cをドラムセットのスネアのような音色にコントローラ31及び音源ユニット32において設定することができる。これにより、ドラムセットの演奏時におけるスティックの向きと同様に第1の本体部11の向きを変えて打撃模倣操作を行うことで、パッドや打面等を特に打撃することなく、ドラムセットのような音色で演奏を行うことができる。また、前記キー43を操作することで、音色A〜Cを他の音色に切り替えるように設定してもよく、例えば、図10(B)に示されるように、音色A〜Cをドラムセットのタム1〜3のような音色に設定してもよい。これによれば、演奏中に、音色を切り替え可能として発音の音色が増大し、演奏のバリエーションを増やしたり、ドラムセットの発音により近付けることが可能となる。
ところで、図11(A)及び(B)に示されるように、ユーザPが体の正面の向きを変えると、第1のセンサ14Aが地磁気センサを利用していることから、前述の軸線向きθと音色A〜Cとの関係が変化することとなる。このとき、図11(C)に示されるように、第1の本体部11をユーザPに対して前方に向けた状態で前記キー43を所定操作することにより、第1のセンサ14Aが検出した台1の本体部11の軸線向きθを基準値とし、ユーザPから見て軸線向きθと音色A〜Cとの関係を前述した初期状態に復帰させることができる。
従って、このような第1実施形態によれば、第1及び第2の本体部11,12を分離することにより、両手で打撃模倣操作可能なコントローラとして利用することが可能となる。これにより、単一の携帯電話機10であっても、ドラムセットや打楽器の演奏及びその練習を手軽に行うことが可能となる。
また、キー43は、通話やメールの操作だけでなく、演奏の操作にも利用できるので、構造の簡略化を図ることができ、且つ、演奏のバリエーションを増やすことが可能となる。
次に、本発明の第1実施形態以外の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、前記第1実施形態と同一若しくは同等の構成部分については必要に応じて同一符号を用いるものとし、説明を省略若しくは簡略にする。
なお、図12〜図14中の携帯電話機10において、図6と比べて削除された構成は、図示、説明の便宜上、省略したものであり、通話やメール等の携帯電話としての機能を発揮するための構成が省略されるものでない。
[第2実施形態]
図12には、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機10及びその周辺装置のブロック図が示されている。この第2実施形態は、前述のアンプ33及びスピーカ34と同様の機能を有するFMラジオ48を用いている。音源ユニット32には、FM波の送信機49が設けられており、このFM波をFMラジオ48が受信して当該FMラジオ48から音源ユニット32で生成された電子音を再生できるようになっている。これによれば、前述のアンプ33及びスピーカ34の代わりに既存のFMラジオ48を利用することが可能となる。
[第3実施形態]
図13には、本発明の第3実施形態に係る携帯電話機10及びその周辺装置のブロック図が示されている。この第3実施形態は、第1及び第2の本体部11,12とは別の発音装置15を用意するとともに、これらをケーブル51を介して接続したものである。これによれば、コントローラ31や音源32等をそれぞれ単一として構造の簡素化を図ることが可能となる。なお、発音装置15は、図示省略した適宜な筐体内に組み込まれることが例示できる。
[第4実施形態]
図14には、本発明の第4実施形態に係る携帯電話機10及びその周辺装置のブロック図が示されている。この第4実施形態は、第1及び第2の本体部11,12とは別の発音装置15を用意するとともに、無線装置54を介して信号を送受信するようにしたものである。無線装置54は、各本体部11,12に設けられるとともに、前記コントローラ31と略同様の機能を有するコントローラ55に接続されて第1及び第2のセンサ14A,14Bの出力信号を送信する送信機56と、発音装置15のコントローラ31に接続されるとともに、送信機56からの送信信号を受信する受信機57とを備えている。これによれば、各本体部11,12とは別に発音装置15を取り扱うことができ、ホール等の比較的広い演奏会場であっても、発音装置15を大型化、高機能化して対応できる等、演奏態様等にバリエーションを付与することが可能となる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施形態に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、図8では、軸線向きθがユーザPの正面側で略等分に三分割した範囲において三種類の音色A〜Cを奏するように設定したが、分割する範囲を増減し、音色の種類も増減させてもよい。更に、音色の種類は、ドラムセットや打楽器以外の楽器や擬音等に設定してもよい。
また、第1及び第2の本体部11,12の形状は、ユーザPが把持して演奏を行える限りにおいて、種々の設計変更が可能である。但し、前記実施形態のような形状とすれば、通常の携帯電話と同様に利用でき、且つ、打楽器と同様の動作によって演奏を行い易くなる点で有利となる。
また、検出手段14において、第2のセンサ14Bを省略し、第1のセンサ14Aの検出信号だけで前述の打撃模倣動作を検出するようにしてもよい。但し、前記打撃模倣動作を感度良く検出するには第2のセンサ14Bを用いた方が好ましい。
第1実施形態に係る携帯電話機の概略正面図。 図1の背面図。 図1の分解正面図。 第1の本体部の右側面図。 使用状態の一例を示す図2と同様の背面図。 前記携帯電話機の概略的な構成を示すブロック図。 発音装置の構成を示すブロック図。 演奏時の音色の変化を説明するための図。 演奏時の処理の流れを示すフローチャート。 (A)及び(B)は、図8の具体例を説明するための図。 (A)〜(C)は、演奏者の体の向きが変化した場合の設定方法の説明図。 第2実施形態に係る図6と同様のブロック図。 第3実施形態に係る図6と同様のブロック図。 第4実施形態に係る図6と同様のブロック図。
符号の説明
10・・・携帯電話機、11・・・第1の本体部、12・・・第2の本体部、14・・・検出手段、18・・・連結部、19,20・・・合わせ面

Claims (4)

  1. 別体となる第1及び第2の本体部と、当該第1及び第2の本体部を相互に結合及び分離させるための連結部と、第1及び第2の本体部にそれぞれ設けられるとともに、ユーザが分離した第1及び第2の本体部を保持した状態で、ユーザに対する第1及び第2の本体部の向きを検出可能な検出手段とを備えていることを特徴とする電子楽器機能付き携帯電話機。
  2. 前記検出手段は、第1及び第2の本体部の動作を検出可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子楽器機能付き携帯電話機。
  3. 前記連結部は、結合時に相互に対向する合わせ面をそれぞれ備え、当該合わせ面に対し、第1及び第2の本体部が対称形状に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の電子楽器機能付き携帯電話機。
  4. 前記第1及び第2の本体部は、直線方向に沿って延出する形状に形成され、延出方向一端側領域にキーが設けられていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の電子楽器機能付き携帯電話機。
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