JP2010017335A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】現状の回路構成を大幅に変更することなく、不正遊技を有効に排除できるスロットマシンを提供する。
【解決手段】遊技操作に関連して所定のセンサSWがON状態になると、抽選動作を実行して遊技者に有利な遊技状態を発生させるか否かを決定するスロットマシンである。センサSWに直流電圧5Vを供給する主制御回路基板に、直流電圧5Vの供給ラインに配置される電流検出抵抗Rsと、電流検出抵抗Rsによって検出される電流値が所定レベルを超えると、センサSWの検出信号SGを無効にする操作検出回路DETと、を設ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、コンピュータ装置を内蔵する電子遊技機に関し、特に、遊技媒体としてメダル又は遊技球を用いる回胴遊技機に好適に適用される。
スロットマシンなどの回胴遊技機では、遊技者がメダル投入口にメダルを投入してスタートレバーを操作すると、これに応じて、回転リールの回転が開始される。そして、遊技者がストップボタンを押して回転リールを停止させたとき、停止ライン上の図柄が揃うと、その図柄に応じた配当メダルが払い出されるようになっている。
このようなスロットマシンにおいて、ゲーム価値が最も高いのが、ビッグボーナス(BB)図柄であり、これに準ずるのがレギュラーボーナス(RB)図柄である。このBB図柄やRB図柄を停止ライン上に揃えることができると、その後はボーナスゲームが開始されて、連続的に当選確率が高いゲーム状態が維持されることで、それまでより格段に多い配当メダル数が期待できるようになっている。
但し、各ゲームの当否状態は、スタートレバー操作時にカウンタ回路から取得した乱数値RNDによる抽選処理によって予め決まっている。図8(a)は、乱数値RNDを生成する主制御基板と、スタートレバーの操作を感知するセンサ基板との関係を図示したものである。センサ基板は、電源電圧Vccが供給されて構成され、発光部TRと受光部RVとを組合せたフォトインタラプタが配置されている。発光部TRと受光部RVとの間は、通常は遮蔽されているが、スタートレバーを操作すると遮蔽状態が解除されて、始動スイッチ信号SGが出力されるよう構成されている。
一方、主制御基板には、発振回路とカウンタ回路と第1ラッチ回路と第2ラッチ回路とが設けられている。そして、例えば、始動スイッチ信号SGの立下りエッジに同期して、カウンタ回路のカウンタ値が第1ラッチ回路に保持されて乱数値RNDとなる。始動スイッチ信号の立下りエッジでは、第2ラッチ回路(D型フリップフロップ)も動作してHレベルの出力値を保持するので、Hレベルの出力値を検知したCPUが、その後、第1ラッチ回路の乱数値RNDを取得して抽選処理を実行する。
ところが、抽選処理によって大当り状態を実現する当選値Hitは、機器を入手して解析すれば知ることができるので、カウンタ回路のカウンタ値が当選値Hitに一致するタイミングでスタートレバーを操作すれば良いことになる。
そこで、かかる特性に着目した違法行為が懸念されるところであり、最近の例では、センサ基板を違法基板と交換して、任意のタイミングで始動スイッチ信号SGを発生させる違法行為が報告されている(図8(b)参照)。主制御基板からセンサ基板には電源電圧Vcc(=5V)が供給されているため、センサ基板を違法基板に差し替えても、違法基板に搭載したICを正常に動作させることができ、その結果、巧妙な違法行為さえ可能にしている。例えば、違法遊技者が保持する体感器からの指令を無線受信する機能を違法基板に設けることも可能であると思われる。
ここで、センサ基板の回路構成や、スタートレバーに関する機器構成などを抜本的に変更することも考えられるが、このような対策では、時間的にもコスト的にも負担が大き過ぎる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、現状の回路構成を大幅に変更することなく、違法行為を未然防止できる遊技機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、遊技操作に関連して所定のセンサがON状態になると、抽選動作を実行して遊技者に有利な遊技状態を発生させるか否かを決定する遊技機であって、前記センサに直流電圧を供給する回路基板に、前記直流電圧の供給ラインに配置される電流検出素子と、前記電流検出素子によって検出される電流値が所定レベルを超えると、前記センサの検出信号を無効にする無効回路と、を設けている。ここで、所定レベルを超えるとは、所定レベルを上回る場合と、下回る場合とを含む概念であり、所定レベルを上回るか、或いは所定レベルを下回ると、前記検出信号が無効化される。
電流検出素子を配置する電圧供給ラインは特に限定されないが、汎用ICの電源電圧となる5Vの電圧供給ラインに配置するのが防犯上効果的である。
前記無効回路は、前記電流検出素子からの検出信号が所定レベルを超えることを検出するコンパレータを有して構成されるのが防犯上好適であり、前記コンパレータと前記検出信号とを受けるAND論理回路を有して構成されると更に効果的である。
一方、前記無効回路は、前記電流検出素子からの検出信号が、所定の電圧範囲に含まれるか否かを検出するウインドコンパレータを有して構成すれば、検出信号が高過ぎる場合と、低過ぎる場合とを検出することができる。ここで、前記ウインドコンパレータの複数出力を受けてAND論理動作を実行する第1論理回路の出力と、前記スイッチ信号と、を受けてAND論理動作を実行する第2論理回路を有して無効回路を構成すると更に好適である。
また、前記センサに直流電圧を供給する回路基板は、前記抽選処理を含み、弾球遊技機又は回胴遊技機の遊技制御動作を統括的に実行する主制御基板であるのが典型的である。
上記した本発明によれば、現状の回路構成を大幅に変更することなく、違法行為を未然に防止することができる。
以下、実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図1〜図4は、実施例に係るスロットマシンSLを図示したものである。本スロットマシンSLは、矩形箱状の本体ケース1と、各種の遊技部材を装着した前面パネル2とが、ヒンジ3を介して連結され、前面パネル2が本体ケース1に対して開閉可能に構成されている(図2)。そして、図1は前面パネル2の正面図、図2はスロットマシンSLの右側面図(a)と平面図(b)、図3は前面パネル2の背面図、図4は本体ケース1の内部正面図を示している。
図4に示す通り、本体ケース1の略中央には、3つの回転リール4a〜4cを備える図柄回転ユニット4が配置され、その下側に、メダル払出装置5が配置されている。各回転リール4a〜4cには、BB図柄、RB図柄、各種のフルーツ図柄、及びリプレイ図柄などが描かれている。メダル払出装置5には、メダルを貯留するメダルホッパー5aと、払出モータMOと、メダル払出制御基板55と、払出中継基板63と、払出センサSE(図5)などが設けられている。ここで、メダルは、払出モータMOの回転に基づいて、払出口5bから図面手前に向けて導出される。なお、限界量を越えて貯留されたメダルは、オーバーフロー部5cを通して、補助タンク6に落下するよう構成されている。
上記のメダル払出装置5に隣接して電源基板62が配置され、また、図柄回転ユニット4の上部に主制御基板50が配置され、主制御基板50に隣接して回胴設定基板54が配置されている。なお、図柄回転ユニット4の内部には、回胴LED中継基板58と回胴中継基板57とが設けられ、図柄回転ユニット4に隣接して外部集中端子板56が配置されている。
図1に示すように、前面パネル2の上部には液晶表示ユニット7が配置され、その下部には、回転リール4a〜4cに対応する3つの表示窓8a〜8cが配置されている。表示窓8a〜8cを通して、各回転リール4a〜4cの回転方向に、各々3個程度の図柄が見えるようになっており、合計9個の図柄の水平方向の三本と、対角線方向の二本が仮想的な停止ラインとなる。このような表示窓8aの左側には、遊技状態を示すLED群9が設けられ、その下方には、遊技成果として払出されるメダル数を表示する払出表示部10や、クレジット状態のメダル数を表示する貯留数表示部11が設けられている。
前面パネル2の垂直方向中央には、メダルを投入するメダル投入口12が設けられ、これに隣接して、メダル投入口12に詰まったメダルを返却させるための返却ボタン13が設けられている。また、クレジット状態のメダルを払出すクレジット精算ボタン14と、メダル投入口12へのメダル投入に代えてクレジット状態のメダルを擬似的に一枚投入する投入ボタン15と、クレジット状態のメダルを擬似的に三枚投入するマックス投入ボタン16とが設けられている。
これらの遊技部材の下方には、回転リール4a〜4cの回転を開始させるスタートレバー17と、回転中の回転リール4a〜4cを停止させるためのストップボタン18a〜18cが設けられている。その他、前面パネル2の下方には、メダルを蓄える横長の受け皿19と、払出装置5の払出口5bに連通するメダル導出口20とが設けられている。なお、メダル導出口20の左右にはスピーカSPが配置されている。
図3に示すように、前面パネル3の裏側には、メダル投入口12に投入されたメダルの選別を行うメダル選別装置21と、メダル選別装置21により不適正と判別されたメダルをメダル導出口20に案内する返却通路22とが設けられている。また、前面パネル3の裏側上部には、演出制御基板51、演出インタフェイス基板52、及び液晶制御基板61などを収容する基板ケース23が配置されている。そして、メダル選別装置21の上部には、図1に示す各種の遊技部材と主制御基板50との間の信号を中継する遊技中継基板53が設けられている。
図5は、実施例に係るスロットマシンSLの回路構成を示すブロック図である。図示の通り、このスロットマシンSLは、回転リール4a〜4cを含む各種の遊技部材の動作を制御する主制御基板50と、主制御基板50から受けた制御コマンドに基づいて演出動作を実現する演出制御基板51と、交流電圧(24V)を直流電圧(5V,12V,24V)に変換して装置各部に供給する電源基板62とを中心に構成されている。
主制御基板50は、演出制御基板51に対して、スピーカSPによる音声演出、LEDランプや冷陰極線管放電管によるランプ演出、及び、液晶表示ユニット7による図柄演出を実現するための制御コマンドを出力している。そして、演出制御基板51は、演出インタフェイス基板52を通して、液晶制御基板61に接続されており、液晶制御基板61は、液晶表示(LCD)ユニット7における図柄演出を実現している。
演出制御基板51は、演出インタフェイス基板52と共に、LED基板59やインバータ基板60や回胴LEDドライブ基板58を経由して、各種のLEDや冷陰極線管放電管におけるランプ演出を実現している。また、演出制御基板51は、演出インタフェイス基板52を通してスピーカSPを駆動して音声演出を実現している。
主制御基板50は、遊技中継基板53を通して、スロットマシンの各種遊技部材に接続されている。具体的には、スタートレバー17の始動スイッチSW、ストップボタン18a〜18cの停止スイッチ、投入ボタン15,16の投入スイッチ、清算ボタン14の清算スイッチ、投入枚数判定部21dを構成するフォトインタラプタPH1,PH2、投入メダル返却部21cを構成するブロッカーソレノイド31、及び、各種LED素子9〜11などに接続されている。
また、主制御基板50は、回胴中継基板57を経由して、回転リール4a〜4cを回転させる3つのステッピングモータ、及び、回転リール4a〜4cの基準位置を検出するためのインデックスセンサに接続されている。そして、ステッピングモータを駆動又は停止させることによって、回転リール4a〜4cの回転動作と、目的位置での停止動作を実現している。
主制御基板50は、払出中継基板63を通してメダル払出装置5にも接続されている。メダル払出装置5には、メダル払出制御基板55と、メダル払出センサSEと、払出モータMOとが設けられており、メダル払出制御基板55は、主制御基板50からのメダル払出信号PAYに基づいて払出モータMOを回転させて、所定量のメダルを払出している。なお、払出モータMOは、ブラシモータなどのDCモータであり、DC24Vを受けている限り回転を継続する。
その他、主制御基板50は、外部集中端子板56と、回胴設定基板54にも接続されている。外部集中端子板56は、例えばホールコンピュータHCに接続されており、主制御基板50は、外部集中端子板56を通して、メダルの投入枚数やメダルの払出枚数などを出力している。また、回胴設定基板54は、係員が設定した確率的なメダル払出枚数のランク設定値を示す設定キー信号などを出力している。
図6(a)は、スタートレバー17の操作を感知する始動スイッチSW(センサ基板)と、主制御基板50の操作検出回路(無効回路)DETとの関係を示す回路図である。なお、実際には、始動スイッチSWは、遊技中継基板53を経由して、主制御基板50に接続されるが(図5)、遊技中継基板53は各信号を転送するだけであるので図示を省略している。
始動スイッチSWは、発光部TRと受光部RVとが一体化された透過型のフォトインタラプタで構成されている。そして、遊技者がスタートレバー17を操作すると、発光部TRと受光部RVの遮光状態が解消されて、オープンコレクタ型の出力トランジスタTrがON動作して、負論理の始動スイッチ信号SGが出力される。但し、このような動作に限定されるものではなく、スタートレバー17の操作に対応して出力トランジスタTrがOFF動作して、正論理の始動スイッチ信号SGを出力する構成を採っても良いのは勿論である。なお、この場合にはNOTゲートG2が不要となる。
何れにしても、主制御基板50は、始動スイッチSW(センサ基板)に対して、電源電圧Vccとグランド信号とを供給して、始動スイッチ信号SGを受けている。但し、この実施例では、電源電圧Vccを直接供給するのではなく、電流検出抵抗Rsを経由して、電源電圧Vccを供給する点に大きな特徴がある。
以上を踏まえて、主制御部50の操作検出回路DETについて説明する。操作検出回路DETは、電源電流検出部80と、閾値TH1,TH2を有するウインドコンパレータ81と、検出信号生成部82とを中心に構成されている。
電源電流検出部80は、電流検出抵抗Rsと、電流検出部APと、電流検出部APの負荷抵抗R1とで構成されている。特に限定されるものではなくが、この実施例では電流検出部APとしてTexas Instrument社のINA139(CURRENT SHUNT MONITOR)を使用している。このICは、増幅部と出力トランジスタとを有し、電流検出抵抗Rsの両端電圧に比例する電流を出力トランジスタから出力するよう構成されている。したがって、負荷抵抗R1の両端には、始動スイッチSWに供給される電源電流値Iに比例した検出電圧Vo(Vo∝Rs*I)が得られることになる。
ウインドコンパレータ81は、閾値TH1,TH2を生成する分圧抵抗R2〜R4と、2つのコンパレータCP1,CP2とで構成されている。ここで、TH1=Vcc*(R3+R4)/(R2+R3+R4)が第1閾値であり、TH2=Vcc*R4/(R2+R3+R4)が第2閾値である。
そして、第1コンパレータCP1の(−)入力端子と、第2コンパレータCP2の(+)入力端子は直結されて、検出信号Voを共通的に受けている。一方、第1コンパレータCP1の(+)入力端子には、第1閾値TH1が供給され、第2コンパレータの(−)入力端子には第2閾値TH2が供給されている。
検出信号生成部82は、2つのコンパレータCP1、CP2の出力OUT1,OUT2を受けるANDゲートG1と、始動スイッチ信号SGを受けるNOTゲートG2と、NOTゲートG2及びANDゲートG1の出力を受けるANDゲートG3とで構成されている。図示の通り、NOTゲートG2は、その入力端子がプルアップされている。
図6(b)は、電流検出抵抗Rsの両端電圧Rs*Iと、ウインドコンパレータ81の出力OUT1,OUT2との関係を図示したものである。電流検出抵抗Rsの両端電圧Rs*Iが低い場合には、検出電圧Voと第2閾値TH2との関係が、Vo<TH2となるので、OUT1=Hレベル、OUT2=Lレベルである。
電流検出抵抗Rsの両端電圧Rs*Iが増加して、検出電圧Voが第2閾値TH2を超えると(TH2<Vo<TH1)、OUT2がLレベルからHレベルに変化する。但し、OUT1はHレベルのままである。一方、両端電圧Rs*Iが更に増加して、検出電圧Voが第1閾値TH1を超えると(TH1<Vo)、OUT1がHレベルからLレベルに変化する。
したがって、ANDゲートG1の出力は、検出電圧Voが、第2閾値TH2を超えるが、第1閾値TH1を超えない場合(TH2<Vo<TH1)だけ、Hレベルであり、それ以外はLレベルとなる。
そこで、本実施例では、駆動スイッチSWが正常のON動作したときに制御部50からセンサ基板SWに流れ込む電源電流値(基準電流値)Iを基準にして、そのときの検出電圧Vos(基準検出値Vos=I*Rs)に対応して、その±α%の値を閾値TH1,TH2に設定している。つまり、TH1=(100+α)*Vos/100であり、またTH2=(100−α)*Vos/100である。なお、αは、始動スイッチSWや操作検出回路DETに採用する回路素子の精度などに基づいて、その値が異なるが、典型的には20%程度である。
本実施例では、図6(a)に示す操作検出回路DETを有するので、例えば、始動スイッチSW(センサ基板)が違法回路に交換されても、その異常に反応して違法行為を未然に防止することができる。すなわち、違法回路DETは、通常、違法な動作を実現するため回路素子が増加しており、その分だけ電源電流値Iが増加するため、検出電圧Voが第1閾値TH1を超えて、ANDゲートの出力はLレベルとなる。そのため、始動スイッチ信号SGを如何にON状態にしても、ON状態の始動スイッチ信号SGがANDゲートG3を通過することができず、違法行為を成功させることができない。
以上、本発明の実施例について具体的に説明したが、具体的な記載内容は特に本発明を限定する趣旨ではなく、適宜に変更可能である。例えば、実施例では、ウインドコンパレータ81を使用したが、通常、違法基板を装着すると電源電流Iが増加するので、コンパレータCP2を省略しても良い。
一方、コンパレータCP1、CP2を設ける場合には、コンパレータCP2の出力をコネクタ離脱信号として活用することができる。例えば、違法基板を装着するには、一旦、接続コネクタCNを外す必要があり、その瞬間だけは、電流検出抵抗Rsの両端電圧がゼロとなる。したがって、コンパレータCP2の出力がLレベルとなるコネクタ離脱信号を、CPUが定期的にチェックすれば、遊技ホールの営業時間中にセンサ基板SWを違法基板に交換しようとする違法を直ちに検出することができる。この場合、エラー報知音などを出力することで、それ以上の違法行為を排除することができる。
なお、電源をOFFして違法基板に取り替えられた場合は、離脱信号だけでは判断できないので、ANDゲートG1の出力を、異常信号してCPUに供給するのが効果的である。違法基板に交換された場合、異常信号がLレベルになるので、これを把握したCPUが異常報知を行えば良い。
また、実施例ではスロットマシンについて説明したが、弾球遊技機に本発明を適用するのも効果的である。図8は、操作検出回路DETを弾球遊技機に適用した回路例である。センサ基板には、図柄始動口に遊技球が入賞したことを検出する検出スイッチSWが設けられている。そして、検出スイッチSWに遊技球が通過すると、ON状態の入賞スイッチ信号SGが主制御基板に向けて出力される。
この実施例においても主制御基板からセンサ基板に供給される電源ラインには電流検出抵抗が配置されており、その両端電圧が規定値より高くなると、入賞スイッチ信号SGがラッチ回路やワンチップマイコンに供給されないので、違法行為を成功させることができない。
実施例に係るスロットマシンの正面図である。 図1のスロットマシンの右側面図(a)と平面図(b)である。 スロットマシンの前面パネルを背面から図示した図面である。 スロットマシンの本体ケースの内部正面図である。 図1のスロットマシンの回路構成を示すブロック図である。 主制御基板とセンサ基板との接続関係を示す回路図である。 操作検出回路を弾球遊技機に適用する場合を示す回路ブロック図である。 従来技術の問題点を説明する図面である。
符号の説明
SW センサ
50 回路基板
Rs 電流検出素子
DET 無効回路
SL 遊技機(スロットマシン)

Claims (7)

  1. 遊技操作に関連して所定のセンサがON状態になると、抽選動作を実行して遊技者に有利な遊技状態を発生させるか否かを決定する遊技機であって、
    前記センサに直流電圧を供給する回路基板に、
    前記直流電圧の供給ラインに配置される電流検出素子と、
    前記電流検出素子によって検出される電流値が所定レベルを超えると、前記センサの検出信号を無効にする無効回路と、を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記無効回路は、前記電流検出素子からの検出信号が所定レベルを超えることを検出するコンパレータを有して構成されている請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記無効回路は、前記コンパレータと前記検出信号とを受けるAND論理回路を有して構成される請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記無効回路は、前記電流検出素子からの検出信号が、所定の電圧範囲に含まれるか否かを検出するウインドコンパレータを有して構成されている請求項1に記載の遊技機。
  5. 前記無効回路は、
    前記ウインドコンパレータの複数出力を受けてAND論理動作を実行する第1論理回路の出力と、前記スイッチ信号と、を受けてAND論理動作を実行する第2論理回路を有して構成される請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記直流電圧は5Vである請求項1〜5の何れかに記載の遊技機。
  7. 前記センサに直流電圧を供給する回路基板は、前記抽選処理を含み、弾球遊技機又は回胴遊技機の遊技制御動作を統括的に実行する主制御基板である請求項1〜6の何れかに記載の遊技機。
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