JP4048250B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
一方、バッテリーバックアップで記憶を保持し、停電対策とする場合、瞬間停電等の停電時に主制御基板に設けられたCPUのノンマスカブル・インタラプト(以下、NMIと略す)端子にハードウェア割り込みを強制的にかけ記憶保持すべきデータを待避している。
各種スイッチの入力処理、ソレノイドをオン又はオフ状態とする出力処理及び乱数の更新を行う乱数更新処理を含む遊技の進行に係る処理を行う本処理と、
該本処理が行われた後、該本処理が行われたときから一定時間が経過するまで繰り返し行われる残余処理と、
停電発生時にRAMへのアクセスを禁止すると共に前記ソレノイドへの出力をオフ状態とする停電時処理と、を実行する手段を有する主制御基板を備えた遊技機であって、
前記主制御基板は、
CPUの強制割り込み端子に入力されるNMI制御信号が変化することで、NMIフラグを設定し、前記停電時処理を実行することなく回帰する割り込み処理としてのバックアップ設定手段と
時間の計時を行うタイマ手段と、
該タイマ手段により計時される前記本処理開始後からの経過時間が設定時間を経過したときには、前記残余処理を強制的に打ち切り、打ち切り後の処理を前記本処理の先頭へ移行させるタイムアップ処理と、を備え、
前記バックアップ設定手段により設定されたNMIフラグの有無を判断する処理を前記本処理の実行後に行い、前記NMIフラグが設定されている場合には前記停電時処理を実行する、
ことを特徴とする遊技機である。
図1に示すように、本実施例のパチンコ機10は、大きくは長方形の外枠11と前面枠12とからなり、外枠11の左隣に公知のカードリーダ(プリペイドカードユニット)13が設けられている。前面枠12は、左端上下のヒンジ14により外枠11に対し回動可能に取り付けられている。
前面枠12の下方には上皿15が設けられ、この上皿15に貸出釦16、精算釦17及び残高表示部18が設けられている。カードリーダ13のカード口19にプリペイドカードを挿入すると、記憶された残高が残高表示部18に表示され、貸出釦16を押下すると遊技球の貸出しが実行され上皿15の払い出し口より遊技球が排出される。
上皿15の前面枠12下部には、下皿23が設けられ、下皿23の右側には発射ハンドル24が取り付けられている。この発射ハンドル24の外周には、図示しない回動リングが擁され、時計方向に回動すれば遊技球を遊技盤22上に発射することができる。
上皿15と下皿23とは連結されていて、上皿15が遊技球で満杯状態になれば下皿23に遊技球を誘導するよう構成されている。
また、機構盤26には主制御基板30及び払出制御基板31が脱着可能に、遊技盤22には特別図柄表示装置32が、前面枠左下部には発射制御基板33が、特別図柄表示装置32の左側に外部接続端子基板42が、各々取り付けられている。
遊技盤22には、中央に特別図柄表示装置32を構成するLCDパネルユニット(以下、「LCD」という。)32a、その下部に第1種始動口としての普通電動役物36、LCD32a上部の普通図柄表示装置37、普通図柄表示装置37に表示される図柄の変動開始に用いられるLCD32aの左右の普通図柄作動ゲート38及び39、普通電動役物36下部の大入賞口40、盤面最下部のアウト口41、その他の各種入賞口、風車及び図示しない遊技釘等が備えられている。
この構成により、前述した発射ハンドル24を回動すれば発射制御基板33により駆動される発射モータ33a(図4参照)が駆動されて上皿15上の遊技球がガイドレールを介して遊技盤22上に発射される。発射された遊技球が各入賞口に入賞すれば遊技球は盤面裏面にセーフ球として取り込まれ、入賞しなければアウト口41を介してアウト球として同様に盤面裏面に取り込まれる。
パチンコ機10の電気回路は、図示するように、前述した主制御基板30、払出制御基板31、特別図柄表示装置32、発射制御基板33、ランプ制御基板34及び音制御基板35等から構成されている。尚、この回路図には、信号の受け渡しを行うための所謂中継基板等は記載していない。
主制御基板30の入力側には、第1種始動口スイッチ36a、普通図柄作動スイッチ38a及び39a、役物連続作動スイッチ(以下、単に「Vスイッチ」と呼ぶ)40a、カウントスイッチ40b、満タンスイッチ43、補給スイッチ44、複数のその他入賞口スイッチ45、玉抜スイッチ46等が接続されている。また、出力側には、大入賞口ソレノイド40c、Vソレノイド40d、普通役物ソレノイド36b及び外部接続端子基板42等が接続されている。
また、出力側に接続された大入賞口ソレノイド40cは大入賞口40内、Vソレノイド40dは大入賞口40内の特別領域、普通役物ソレノイド36bは普通電動役物36の開閉に各々使用されるものである。
「画像制御基板」ともいう。)という。)32b、最大4個まで始動記憶数を表示する特別図柄始動記憶表示装置32c(図3参照)及びバックライト及びインバータ基板等の付属ユニットから構成されている。
図柄制御基板32bは、前述した主制御基板30と同様8ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成されている。
また、払出制御基板31には、前述したカードリーダ13が双方向に接続され、カードリーダ13にはCR精算表示基板47が接続されている。賞球払出スイッチ31aは、主制御基板30にも接続されている。
玉切モータ31c及び玉貸モータ31dは、前述した払出し装置29に設けられ、誘導樋28から供給される遊技球を下方に所定個数流下させるものである。玉切モータ31cから払い出される遊技球は賞球払出スイッチ31aにより検出され、玉貸モータ31dから払い出される遊技球は貸玉払出スイッチ31bにより検出される。
CR精算表示基板47は、前述した上皿15の貸出釦16、精算釦17及び残高表示部18等から構成されている。尚、CR精算表示基板47を払出制御基板31に接続する構成としても良い。
一方、CR精算表示基板47の貸出釦16を押下すると、100円の場合はカードリーダ13から払出制御基板31に1パルスの信号が送信され、500円の場合には5パルスの信号が送信される。払出制御基板31は、1パルスの信号に対して25個の遊技球が貸玉払出スイッチ31bにより検出されるまで玉貸モータ31dを駆動制御して貸し玉を払い出す処理を実行する。
タッチスイッチ24aは発射ハンドル24に内蔵され遊技者が発射ハンドル24に触れていることを検出する。
電源基板50は、24V交流電源51と接続され、24V交流電源51と接続するダイオードブリッジ回路52,53、ダイオードブリッジ回路52と接続する全波24V生成回路54及びDC32V生成回路55、ダイオードブリッジ回路53と接続するDC12V生成回路56及びDC5V生成回路57、更に、DC5V生成回路57と接続されてコンデンサによりDC5Vのバックアップ電源を生成するVBB電源生成回路58を備え、各制御基板に必要な電源を供給するよう構成されている。
VBB電源生成回路58は、主制御基板30と払出制御基板31に接続されバックアップ電源VBBを供給している。
交流電圧監視回路62の出力側は、主制御基板30のCPU66の強制割り込み端子NMI及び払出制御基板31のCPU67の強制割り込み端子NMIに接続されている。
主制御基板30のCPU66のリセット端子RESには、パワーダウンリセット回路65とタイマ2回路64とがオア回路68を介して接続されている。
払出制御基板31のCPU67のリセット端子RESには、パワーダウンリセット回路65とタイマ1回路63とがオア回路69を介して接続されている。
図柄制御基板32bのCPU70のリセット端子RESには、パワーダウンリセット回路65とパワーオンリセット回路61とがオア回路71を介して接続されている。
同様に、発射制御基板33、ランプ制御基板34及び音制御基板35の各CPU72,74,76にも、パワーダウンリセット回路65とパワーオンリセット回路61とがオア回路73,75,77を介して接続されている。
尚、VBB電源生成回路58は、主制御基板30のCPU66のバックアップ端子VBB(RAM)、及び払出制御基板31のCPU67のバックアップ端子VBB(RAM)に接続されている。
前記構成により電圧監視IC8の出力端子であるRESET端子は、DC12V電源の電圧が7.20〜7.75V以下に低下すると、出力するリセット信号1を、ハイレベルからロウレベルに変化させる。
タイマ2回路64は、パワーオンリセット回路61が出力するCPUリセット信号1を、ハイレベルからロウレベルに変化させたときから所定時間(本実施形態では、300ms)経過後に出力するCPUリセット信号3をハイレベルからロウレベルに変化させる遅延回路として構成されている。
パチンコ機10に電源が投入されると、電源基板50によりDC32V、DC12V、DC5V、バッテリーバックアップ電源(VBB)がそれぞれ生成される。この生成された各電源は各制御基板に供給されるが、パワーオンリセット回路61、タイマ1回路63及びタイマ2回路64の働きにより図柄制御基板32bを含む各サブ制御基板、払出制御基板31及び主制御基板30は次のように動作の立ち上げ処理を行う。
パチンコ機10への電源投入が停電により遮断されると、交流電圧Aは低下しゼロとなると共に、各DC32V、DC12V、DC5Vは図9の通り低下する。電源基板50の交流電圧監視回路62の停電検出信号は、ハイレベルからロウレベルに変化する。パワーダウンリセット回路65により、DC32Vがバックアップ開始電圧レベルVに低下すると(ポイントP6)、NMI制御信号がリセットされ、DC32Vが遊技機部品保証電圧レベルV1に低下する。NMI制御信号のリセットから、所定時間T5(約100ms後)経過後に、リセット制御信号及び各基板のCPUリセット信号がリセットされる(ポイントP7)。これは、ソフト処理の時間を考慮し、停電検出信号を検知してから一定時間経過後に、強制リセット信号を出力するためである。これにより、主制御基板30のCPU66、払出制御基板31のCPU67、図柄制御基板32bのCPU70、その他サブ制御基板は、一斉に動作を停止させる。その後にDC32Vはスイッチング電源IC最低駆動電圧レベルV2に達し、DC5VがCPU動作保証最低電圧レベルV3となり、ゼロレ
ベルに減衰する。従って、主制御基板30のCPU66、及び払出制御基板31のCPU67の各強制割り込み端子NMIがロウレベルとなり、CPU66及び67にノンマスカブル・インターラプトがかかり、主制御基板30及び払出制御基板31の各NMI状態を停止させ、更に所定時間経過後に各制御基板のCPUの動作状態を停止させる。これにより、主制御基板30のCPU66は、現状のゲーム状態を示すデータを待避し、その後RAM80へのアクセスを禁止することができる。又、払出制御基板31のCPU67は、現状の賞球払い出し状態及び玉貸しの払い出し状態を示すデータを待避し、その後、払出制御基板31のRAMへのアクセスを禁止することができる。
ここで、前述したように、主制御基板30及び払出制御基板31各々のRAMはバッテリーバックアップされており、電源遮断時もRAMに記憶されたデータは所定時間(本実施形態では、約3日間)記憶保持される。
払出制御基板31のCPU67は、強制割り込み端子NMIがロウレベルになったときから前述した停電処理ルーチンを実行するが、このとき玉切モータ31c及び玉貸モータ31dの駆動も停止する。これらのモータの駆動が停止する直前に払い出された遊技球があるときには、この落下中の遊技球を賞球払出スイッチ31a又は貸玉払出スイッチ31bにより検知する必要がある。従って、モータの駆動を停止したときに落下中の遊技球を各検出スイッチにより必ず検出できる時間を確保する必要がある。一方、この時間をあまり長く確保すると、IC駆動用の5V電源の電圧が低下し各検出スイッチにより検出できなくなる可能性がある。そこで、この両者の兼ね合いにより本実施形態では約100msと設定したのである。従って、各モータから検出スイッチまでの距離及び電圧の低下状態から適宜変更しても良い。要は、強制割り込み端子NMIがロウレベルになったときからICの駆動が保障されている時間内に落下中の遊技球を検出する時間を確保する構成とすれば良い。
バックアップスタート設定処理は、停電発生時の遊技状態から遊技を再開するために、停電発生時に待避したデータに従って行なう設定処理である。
乱数更新処理(ステップS11)は各種乱数の更新処理を行うものである。
入力処理(ステップS12)は各種スイッチの入力を監視するものである。
特別電動役物処理(ステップS13)は特別図柄の動作制御、大当り時の動作制御を行うことで、特別図柄表示装置32の制御を行うものである。
普通電動役物処理(ステップS14)は普通図柄の動作制御、当り時の動作制御を行うことで、普通図柄表示装置37の制御を行うものである。
確率変動判定図柄処理(ステップS15)は確率変動判定図柄の動作の制御を行うものである。
情報データ作成処理(ステップS16)はソレノイド、情報信号、試験装置用情報の出力データを作成するものである。
ポート出力処理(ステップS17)はソレノイド、情報信号、試験装置用情報を出力すると共に、払出制御基板31、ランプ制御基板34、音制御基板35、図柄制御基板32bにコマンドを送信するものである。
タイマ更新処理(ステップS18)は処理時間を制御するためのタイマ回路82を更新するものである。
入力処理(INPA)の下に入力データ作成処理(SWDINP)、更にその下に入力データ作成処理1(SWCHK1)、入力データ作成処理2(SWCHK2)がある。
入力処理(INPA)の下に図柄用スイッチ処理(ZSWCK)、更にその下に第1種始動口スイッチ処理(TZSWCK)、普通電動役物規定入賞数監視処理(STUP)、普通図柄作動スイッチ処理(FZSWCK)がある。
入力処理(INPA)の下に特別電動役物用スイッチ処理(YSWCK)、更にその下にカウントスイッチ処理(CTSW)、役物連続作動スイッチ処理(VSW)、更にその下にRAM設定処理(RAMCHG)がある。
入力処理(INPA)の下に賞球更新処理(SYCTCK)、更にその下に賞球カウンタ1更新処理(SYUP1)、賞球カウンタ2更新処理(SYUP2)、賞球カウンタ3更新処理(SYUP3)がある。
入力処理(INPA)の下に賞球制御スイッチ処理(PAYIN)、更にその下に賞球センサの監視処理(PAYCK1)、更にその下に賞球センサカウンタ更新処理(SNSCHK)、ランプポート出力処理(LMPPTO)がある。
賞球制御スイッチ処理(PAYIN)の下に球切れスイッチ処理(PAYCK2)、更にその下にランプポート出力処理(LMPPTO)、賞球データポート出力処理(PAYPTO)がある。
賞球制御スイッチ処理(PAYIN)の下にマンタンスイッチ処理(PAYCK3)、更にその下にランプポート出力処理(LMPPTO)及び賞球データポート出力処理(PAYPTO)がある。
特別電動役物処理(TDZ)の下に特別図柄処理(TZCHK)及び大当り動作処理(TDYAK)がある。
特別図柄処理(TZCHK)の下に特別図柄待機中処理(TZWAIT)、特別図柄変動中処理(TZHEND)、及び特別図柄停止表示中処理(TZJUDG)があり、それらの下に、特別図柄保留シフト処理(TSHFT)、大当り判定処理(TZCHU)、特別図柄パターン設定処理1(TPTST1)、RAM設定処理(RAMCHG)、特別図柄パターン設定処理2(TPTST2)、RAM設定処理(RAMCHG)がある。
大当り動作処理(TDYAK)の下に大当り初回インターバル処理(TDFAN)、大当り開放処理(TDKAI)、大当りインターバル処理(TDINT)、大当り終了処理(TDEND)があり、それらの下に、大入賞口開放設定処理(OPENST)、及びRAM設定処理(RAMCHG)がある。
普通電動役物処理(FDZ)の下に普通図柄処理(FZCHK)、当り動作処理(FDYAK)がある。
普通図柄処理(FZCHK)の下に普通図柄待機中処理(FZWAIT)、普通図柄変動中処理(FZHEND)、普通図柄停止表示中処理(FZJUDG)があり、それらの下に、普通図柄保留シフト処理(FSHFT)、当り判定処理(FZCHU)、普通図柄パターン設定処理(FPTSET)、RAM設定処理(RAMCHG)がある。
当り動作処理(FDYAK)の下に、当りインターバル処理(FDFAN)、当り開放処理(FDEND)、当り終了処理(FDEND)がある。
確率変動判定図柄処理(HZCHK)の下に確率変動判定図柄待機中処理(HZWAIT)、確率変動判定図柄変動中処理(HZHEND)、確率変動判定図柄停止表示中処理(HZJUDG)がある。
情報データ作成処理(JYSET)の下に始動口情報作成処理(SIDJST)、ソレノイドデータ作成処理(SOLSET)、試験装置用情報データ作成処理(TSTJST)がある。
ポート出力処理(POUT)の下にLCD出力処理(LCDOUT)、効果音出力処理(SNDOUT)、ランプデータ出力処理(LMPOUT)、保留データコマンド出力処理(HORDUT)、賞球データ出力処理(PAYCHK)があり、それらの下に、特別図柄用コマンド送信処理(TZDOUT)、普通図柄用コマンド送信処理(FDOUT)、確率変動判定図柄用コマンド送信処理(HZDOUT)、ランプポート出力処理(LMPPTO)、賞球データポート出力処理(PAYPTO)がある。
更に、特別図柄用コマンド送信処理(TZDOUT)、普通図柄用コマンド送信処理(FZDOUT)、確率変動判定図柄用コマンド送信処理(HZDOUT)の下に、LCDポート出力処理(LCDPTO)がある。
主要処理(MAIN)の下に第3階層として、初期値乱数更新処理(TZSUP)、図柄用乱数更新処理(TZCTUP)がある。
そして、この加算処理時間をタイムアップ設定時間と比較し、タイムアップ設定時間を超えた場合は、残余処理を打ち切り、加算処理時間をゼロにリセットし、本処理の先頭の処理に移行する。上述の通り、各ステップ毎に処理時間の予め設定した加算処理を実行しても良いし、他の態様として、例えば、ある処理の開始から終了までを実際にタイマでカウントアップし、それを加算しても良い。
22…遊技盤 24…発射ハンドル
24a…タッチスイッチ 24b…発射停止スイッチ30…主制御基板 31…払出制御基板
31a…賞球払出スイッチ
31b…貸玉払出スイッチ
31c…玉切モータ 31d…玉貸モータ
32…特別図柄表示装置
32a…LCDパネルユニット(LCD)
32b…図柄表示装置制御基板(図柄制御基板)
33…発射制御基板 33a…発射モータ 34…ランプ制御基板
35…音制御基板
36…普通電動役物(始動口)36a…第1種始動口スイッチ 37…普通図柄表示装置
40…大入賞口
40a…役物連続作動スイッチ(VSW)
40b…カウントスイッチ(カウントSW)
45…その他入賞口スイッチ 46…玉抜スイッチ
47…CR精算表示基板
48…タッチランプ
49…スピーカ
50…電源基板
61…パワーオンリセット回路 62…交流電圧監視回路
63…タイマ1回路 64…タイマ2回路
65…パワーダウンリセット回路
66,67,70,72,74,76…CPU(ワンチップマイコン)
68,69,71,73,75,77…オア回路
80…RAM 81…ROM 82…タイマ回路
90…ウォッチドッグ回路
Claims (1)
- 電源投入時に、RAMを初期化する初期化処理、停電時に記憶したデータに従って設定処理を行うバックアップスタート設定処理のいずれかを行う電源投入時処理と、
各種スイッチの入力処理、ソレノイドをオン又はオフ状態とする出力処理及び乱数の更新を行う乱数更新処理を含む遊技の進行に係る処理を行う本処理と、
該本処理が行われた後、該本処理が行われたときから一定時間が経過するまで繰り返し行われる残余処理と、
停電発生時にRAMへのアクセスを禁止すると共に前記ソレノイドへの出力をオフ状態とする停電時処理と、を実行する手段を有する主制御基板を備えた遊技機であって、
前記主制御基板は、
CPUの強制割り込み端子に入力されるNMI制御信号が変化することで、NMIフラグを設定し、前記停電時処理を実行することなく回帰する割り込み処理としてのバックアップ設定手段と、
時間の計時を行うタイマ手段と、
該タイマ手段により計時される前記本処理開始後からの経過時間が設定時間を経過したときには、前記残余処理を強制的に打ち切り、打ち切り後の処理を前記本処理の先頭へ移行させるタイムアップ処理と、を備え、
前記バックアップ設定手段により設定されたNMIフラグの有無を判断する処理を前記本処理の実行後に行い、前記NMIフラグが設定されている場合には前記停電時処理を実行する、
ことを特徴とする遊技機。
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