JP2005058492A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の正確な稼働時間を履歴として記憶し、また正確な総稼働時間を積算する遊技機を提供する。
【解決手段】積算時間計96は、図柄制御基板41bに取り付けられると、遊技機1の総稼働時間の積算を開始し、積算時間計96を取り外すと、稼動時間の積算を一旦停止する。このとき、図柄制御基板41b上の積算時間計96の取付け位置には、スイッチ98が積算時間計96の取付け位置に取り付けられ、スイッチ98の上面には釦98aを備え、図柄制御基板41bに積算時間計96を取り付けることで、スイッチ98上面の釦98aが押下されて積算時間計96が取り付けられていることを検出し、同様に積算時間計96を取り外すことで、釦98aが開放されて積算時間計96が取り外されていること検出する。釦98aから検出される状態によって、稼働時間の積算の開始、停止を切換えている。
【選択図】図8


Description

従来のパチンコ遊技機は新台入替を行って、古くなってしまった、或いは面白くなくなって遊技者が遊技しなくなった遊技機を新しい遊技機に交換していた。この新台入替作業で交換し、必要の無くなった古い遊技機は、廃棄処分にするか、同系列の他店舗に移して再利用するか、中古品店に売却していた。最近では、この新台入替のサイクルが早まり、遊技機の使用期間が短いので、遊技機が古くならず、加えてリサイクル問題によって、余程古くなって老朽化して再利用できない遊技機でない限りは、廃棄処分にはせず、他店舗に移して再利用するか、中古品店に売却することが多い。
また、中古店などでは、パチンコ遊技機自体だけを売買するのではなく、図柄表示装置(図柄制御装置も含む)単体でも売買していることもある。
ところで、液晶表示装置の耐久時間は約10万時間と言われている。遊技機に設けられている液晶表示装置の実質稼働時間は、1日18時間表示を行い、半年間、島設備に備えられたとして約3240時間であり、液晶表示装置の耐用時間の寿命に遠く及ばないのが現状である。
特開平6−335561
従来技術に記載したように、最近は新台入替のサイクルが早まり、入替作業後の古い遊技機は他店舗へ移して再利用するか、中古品店に売却することが多くなっている。しかし、他店舗で再利用するといっても、自分の店舗で必要なくなった古い遊技機の全てが他店舗で再利用されるとは限らず、例えば自分の店舗で必要なくなった遊技機が10台あり、他店舗では8台の遊技機が必要であるといった場合、遊技機が2台余ってしまい、余った2台はさらに違う店舗に移して再利用することになる。また、逆に15台の遊技機が必要であるときには、足りない5台の遊技機を違う店舗から貰うか、或いは買うことになる。以上のような遊技機の移動を繰り返していくうちに、どの遊技機が古い遊技機なのか判断が難しくなってしまう。そのため、まだ比較的新しい遊技機を他店舗に移してしまう、或いは中古品店に売却してしまうといった問題が生ずる。
また、中古品店においても、新しい遊技機も古い遊技機と同じ値段で売買を行ってしまう可能性が高くなり、不利益が生じやすくなる。
遊技店や中古品店は、遊技機の見た目だけで古いか新しいか判断するしかなく、正確さに欠ける。
仮に遊技機の一部分に製造年月日が記載されていたとしても、実際に遊技機が稼動した時間を判断することは不可能であり、また偽りの稼動時間を提示する不正が行われる可能性が高いため、信頼性は極めて低い。
このため電源部から図柄表示装置への電源供給配線上に積算通電時間計を設置した発明(例えば特許文献1)があるが、この構成であっても上記同様に簡単に不正な稼働時間を提示されてしまうおそれがある。
請求項1に記載の発明は、図柄を表示するための図柄表示装置と、該図柄表示装置に表示する図柄の情報を送信する図柄制御基板と、を備える遊技機において、該図柄制御基板に、取付け手段によって積算時間計が取り付けられていることを特徴とする遊技機である。
このとき履歴とは、遊技機が遊技可能な状態となって遊技を開始してから、現在に至るまでの総稼働時間を積算した数値であり、総稼動時間を表示する手段としては例えばセグメント式が挙げられ、遊技機の稼動開始から現在に至るまでの稼働時間の合計、例えば「200時間」等を表示する構成であることが好ましい。
また取付け手段とは、第三者によって安易に取り外しできない手段であれば良く、例えば半田付けによる取り付け等が挙げられる。なお、積算時間計は図柄制御基板の通電を確認できるように、図柄制御基板上に直接取り付けられることが好ましい。
なお図柄制御基板の基板ケースは、透明な素材にて構成され、図柄制御基板に基板ケースを被せた状態のまま、積算時間計の総稼働時間表示を確認できる構成とすることが好ましい。
積算時間計は、通電している間の時間を稼働時間として積算し、記憶する構成であるが、例えば電気が流れているだけで積算を行うのではなく、一定量の電流が流れているときにだけ積算する構成としても良い。こうすることで遊技者が遊技を行っている時間だけを積算するなど、より正確な稼働時間の記憶が可能となる。積算時間計は積算時間を表示する表示部を備えることが好ましい。
請求項2に記載の発明は、前記積算時間計が取り外されたことを検知する検知手段と、該検知手段の検知に起因して積算時間計が取り外された日時を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された日時を改竄不可能な履歴として表示する表示手段とを有することを特徴とする、請求項1に記載の遊技機である
積算時間計が取り外されたことを検知する手段としては、図柄制御基板上に設けた積算時間計の取付け場所に、積算時間計の取り付け、取り外しを検出する例えばスイッチ等の検出手段を設け、検出手段からの検出によって、積算時間計が取り外されたと判断でき、誰でも容易に総稼動時間を確認し、古い遊技機であるか否かを正確に判断することが可能となり、また不正な稼働時間を提示することを抑止する効果を発揮することができる。
前記表示手段は、稼動時間の積算の履歴を表示する積算履歴表示部であることも好ましい。
発明の目的は積算時間計を図柄制御基板に取付け、該積算時間計を図柄制御基板から取り外せないようにすることであるため、必ずしも履歴表示装置は必要ないのであるが、履歴表示装置を取付けることで、履歴(積算時間計を取り外したこと)が残る構成にすることができる。従って、履歴表示装置を取付けることで、積算時間計を取り外す行為に対して抑止力が一層高まるのである。
以上のことからすると、履歴表示装置は、取り外された日時など記憶せずに、取り外された事さえ分かるようにしておけば良いことになる。しかし、不正の目的で取り外すわけではなく、仕方なく取り外さなければならない場合もあるので、取り外した日時も記憶する構成にすることが好ましい。履歴表示装置に取り外した日時を記憶する構成にすることで、不正のために取り外したのか否かの判断ができるようになる。例えば、不正以外で取り外す場合は、長くても3日以内に取付けられるが、不正の場合は1ヶ月以上経過してから取付られる場合が多い。積算時間計を取り外した日時とそれ以後に取付けた日時が分かれば、おおよその判断が可能になる。従って、この履歴表示装置は積算時間計が取り付けられた日時及び外された日時の両者を記憶・表示する構成が好ましい。ただし、積算時間計が存在するので、重複を避けるため、履歴表示装置は稼動時間を計測することができないことが好ましい。
なお、積算時間計が取り外された日時を記憶する記憶手段、及び積算時間計が取り外された日時を表示する表示手段は、積算時間計とは別体に設けることが好ましいが、積算時間計にて行う構成としても良いし、図柄制御基板上のCPUを通してROMに記憶し、表示は図柄表示装置上にて行う構成としても良い。
請求項3に記載の発明は、前記積算時間計が取り外されたときに、前記積算時間計が取り外されたことを報知する報知手段を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の遊技機である。
このときの報知手段とは、積算時間計が取り外されたことが明確に確認できるように図柄表示装置にて報知することが好ましい。このような構成にすることで、積算時間計が取り外されていることが早期に分かることができる。
また、遊技の進行に影響するような形で報知する構成が好ましい。遊技の進行に影響するとは、例えば、遊技の進行を不可能にする画面表示によって図柄表示装置に正常な表示がなされないこと、図柄表示装置に何も表示されないこと、一部分しか表示されないこと等の構成が挙げられる。また、積算時間計が取り付けられている通常状態では表示されない表示態様が表示される構成も考えられる。例えば、バックライトが点灯されなくなること、バックライト全体が暗くなること、バックライトが無色で表示されること、図柄表示装置が全く写らなくなること、一色で塗りつぶされていること、常にエラー表示が行われること等の構成が挙げられる。完全に不正を回避する方法(実施例3参照)としては、一度、積算時間計を図柄制御基板から取外したら、正常には表示がなされなくなる構成が好ましい。
このような構成にすることで、積算時間計を外したままでは、遊技ができなくなり、不正行為がされなくなる。
また、例えば、図柄制御基板に過大な電圧をかけて図柄表示装置を壊してしまう構成にしてもよい。このような構成にすることで、積算時間計を外すことに対して強力な抑止力が働く。
このように積算時間計が取り外されたことを報知する構成によって、図柄表示装置等の状態から遊技機の稼働時間について不正な改竄が行われていることに気付き易くなり、不正な稼働時間が提示されるのを予め防ぐことができる。
請求項4に記載の発明は、前記図柄制御基板上には、取り外された積算時間計が最初に取付けられていた積算時間計であるか否かを判断する判断手段が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至3に記載の遊技機である。前記判断手段は、履歴表示装置の中に設けられている構成にしてもよいし、単体の装置を設けてもよいし、図柄制御装置のCPUの中に設けてもよい。この判断の仕方としては、積算時間計は、一つ一つ異なる信号を発生する構成にしておき、積算時間計を一番初めに取付けた際に、判断手段は、該積算時間が発生する信号を記憶する構成にしておき、その信号を元に同じ積算時間計であるか否かを判断する構成にすることが好ましい。判断時期は2回目以降の取付け時であってもよいし、常に判断している構成にしてもよい。また、該判断手段にて、今取り付けられたものが、最初に取り付けられた積算時間計ではないと判断した場合は、積算時間計が作動しないようにしたり、履歴表示装置や図柄表示装置にて、エラー表示を行うといった構成にする。
つまり、該判断手段は図柄制御基板上に設けられていて、積算時間と該判断手段との信号の交信によって、最初に取付けられた積算時間であるか否かを判断し、否定の判断だった場合には、その旨を報知する構成なら、どのような構成でもよい。
以上のような構成にすることで、取付けられていた積算時間計を違う積算時間計に変えられること防止できる。
しかし、積算時間計だけではなく、履歴表示装置あるいは判断手段をも取り外せば、不正は可能だが、そこまでして稼動時間を減らすという不正を行う可能性は少ないと思われる。
遊技機及び図柄表示装置の総稼動時間が明確に判断でき、遊技機の交換時期が明瞭になり、そのため交換する遊技機を選別するときの目安になる。或いは値段設定の目安にすることができるうえ、不正を行うのが難しいため、遊技機の交換においての不利益を低減する効果が得られる。
本発明を実施するための最良の形態である実施形態1について、図1〜図10を参照して説明する。
図1に示す通り、本実施形態1の遊技機1は、大きくは長方形の外枠2と前面枠3とからなり、外枠2の左隣に公知のプリペイドカードユニット4が設けられている。前面枠3は、左端上下のヒンジ5により外枠2に対し回動可能に取り付けられている。前面枠3の下方には玉貯留部を備えた上皿6が設けられ、賞球或いは貸球のための排出口7と球抜き釦8とを備えている。前面枠3には、窓状の金枠9が前面枠3に対して解放可能に取り付けられている。この金枠9にガラス枠が金枠9に対して開閉可能に取り付けられている。このガラス枠には板ガラス10が二重にはめ込まれている。板ガラス10の奥には遊技盤11が収納されている。前面枠3の右辺裏側にスライド錠があり、係止金具とで前面枠3を施錠している。前面枠3を鍵で開錠操作をすればスライド錠から係止金具が外れて前面枠3が開放できる。上皿6の前面枠3下部には、玉貯留部を備えた下皿12が設けられ、下皿12の右側には発射ハンドル13が取り付けられている。この発射ハンドル13は、回動リング(タッチプレート)13aと発射停止釦13bを備え、回動リング13aに手が触れることを条件に、この回動リング13aを時計方向に回動すると、発射ハンドル13の内部に設けたタッチスイッチ13c(図4参照)がONされ、遊技球を遊技盤11上に発射することができる。これはタッチ信号がスイッチで導通され主制御基板39に入力され、発射制御基板51aで発射駆動信号に変換され、発射装置51を駆動させるものである。また発射ハンドル13のタッチスイッチ13cのオンに応答してタッチのあった旨を表示するタッチ表示部14が設けられている。発射ハンドル13の左にスピーカ15が配置されている。上皿6と下皿12とは連結されていて、上皿6が遊技球で満杯状態になれば下皿12に遊技球を誘導するよう構成されている。この下皿12はその中央部に上皿6からの遊技球を排出する排出口12aを備え、排出口12aの前方にCR精算表示装置16が設けられている。このCR精算表示装置16は、貸出釦17、精算釦18、残高表示部19、下皿12から球を排出する球抜きレバー21を備えている。遊技機1の左端にプリペイドカードユニット4が配置され、商用カード口24と通常カード口25が設置され、それらにプリペイドカードを挿入すると、記憶された残高が残高表示部19に表示され、貸出釦17を押し下げると遊技球の貸し出しが実行され上皿6の排出口7より遊技球が排出され、精算釦18を押し下げると、プリペイドカードを精算するようになっている。
図2は遊技機1の裏面図であり、前述した遊技盤11を脱着可能に取り付ける機構盤30が前述した外枠2に収納されている。この機構盤30には、上方から、球タンク31、誘導樋32、賞球払出装置33、及び貸球払出装置34などが設けられている。この構成により、遊技盤11上の入賞口に遊技球の入賞があれば球タンク31から誘導樋32を介して所定個数の遊技球を賞球払出装置33により前述した上皿6に排出し、一方、プリペイドカードユニット4から貸し出し要求があれば、貸球払出装置34により上皿6に排出できるようになっている。また、球タンク31の右側には遊技情報出力端子板35、及び外部連絡端子板36が設けられている。誘導樋32の下面には感圧式の補給要求検出部37が設置されている。また、機構盤30にはセキュリティ部38を備えた主制御基板39及び払出制御基板40が脱着可能に、遊技盤11には図柄表示装置41が、図柄表示装置41の上面にはセキュリティ部42を設けた中継端子板43が、図柄表示装置41の下部にランプ制御基板45及び音声制御基板46が、主制御基板39の下に電源装置47が、電源装置47の下側に感圧式満杯検出器48及び信号接続端子49が、前面枠3の左下部には発射装置51を制御する発射制御基板51aが、プリペイドカードユニット4に接続端子50aが、払出制御基板40の近辺にプリペイドカードユニット4の接続端子50bが、各々取り付けられている。中継端子板43はセキュリティ部42が設けてあり、主制御基板39と共にセキュリティを解除しないとコネクタが抜去出来ない構造である。違法改造防止と違法装置の取り付けを困難にする。尚、機構盤30を中心とした遊技球の払い出し等に関する構造は従来の構成と同様なのでその詳細な説明は割愛する
次に図3を用いて遊技盤11について説明する。遊技盤11には、中央にLCDパネルユニット(以下、「LCD」という。)41a、特別図柄保留記憶用LED41e、窓枠装飾表示部41f、図柄表示装置窓枠41k等を有する図柄表示装置41、その下部に第1種始動口としての普通電動役物52、その上に設けた特別保留表示部53、普通電動役物52下部の大入賞口54、普通図柄表示装置57に表示される図柄の変動開始に用いられる大入賞口54の左右の普通図柄作動口55及び56、大入賞口54に設けた普通図柄表示装置57、この普通図柄表示装置57の左右に設けた普通図柄保留表示部58、盤面最下部のアウト口59、遊技盤面の左右に設けた一対の遊技球方向変換装置60及び61と、遊技球方向変換装置60及び61にそれぞれ一体的に設けた通過チャッカ62及び63、遊技球方向変換装置60及び61にそれぞれ一体的に設けたサイドランプ64及び65、遊技球方向変換装置61の右上に設けた賞球数表示部66、上部に設けた賞球払出表示部67、貸球払出表示部68、大当り表示部69、確率変更表示部70、及び球不足表示部71、その他の各種入賞口72及び73、ランプ風車74及び75、風車76及び77、並びに遊技釘78等が備えられている。前述した通過チャッカ62及び63はそれぞれ上方から入球した遊技球を内側斜め方向に方向を変換してから、排出するものである。この構成により、前述した発射ハンドル13の回動リング13aを回動すれば発射制御基板51a(図2参照)により駆動される発射装置51(図2参照)が駆動されて上皿6上の遊技球がガイドレールを介して遊技盤11上に発射される。発射された遊技球が各入賞口72,73等に入賞すれば遊技球は盤面裏面にセーフ球として取り込まれ、入賞しなければアウト口59を介してアウト球として同様に遊技盤11の盤面裏面に取り込まれる構成である。
続いて前述した遊技機1の電気的構成を図4のブロック図を用いて説明する。遊技機1の電気回路は、図示する通り、前述した主制御基板39、払出制御基板40、図柄表示装置41、発射制御基板51a、ランプ制御基板45及び音声制御基板46等から構成されている。尚、この回路図には、信号の受け渡しを行うための所謂中継装置などは記載していない。
主制御基板39は、遊技制御プログラムを記憶したROM、演算等を行うCPU、演算等の作業領域として働くRAM等を内蔵した8ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成され、この他各基板又は各種スイッチ類及び各種アクチュエータ類との入出力を行うための外部入出力回路も設けられている。主制御基板39の入力側には、満タンスイッチ48a、玉切れスイッチ82、第1種始動口スイッチ52a、Vスイッチ54a、カウントスイッチ54b、賞球センサ83、普通図柄作動口スイッチ55a,56a、各普通入賞口スイッチ72a,73a等が接続されている。また、主制御基板39の出力側には、盤用外部接続端子87、試験信号端子81、大入賞口ソレノイド54c、Vソレノイド54d、及び普通役物ソレノイド52b等が接続されている。また、盤用外部接続端子87はホールメインコンピュータ80と接続され、主制御基板39から出力された情報をホールメインコンピュータ80へと出力している。
賞球センサ83は賞球払出装置33内の賞球モータ40bの下方、満タンスイッチ48aは下皿12内、玉切れスイッチ82は球タンク31内、Vスイッチ54aは大入賞口54内、同じくカウントスイッチ54bは大入賞口54内、普通図柄作動口スイッチ55a,56aは普通図柄作動口55,56内に、各々取り付けられている。
ここで賞球センサ83は賞球モータ40bにより上皿6に排出される遊技球を、満タンスイッチ48aは下皿12内に遊技球が満タン状態になったことを、玉切れスイッチ82は球タンク31内に遊技球が存在しないことを、カウントスイッチ54bは大入賞口54内に入賞する全ての遊技球を、Vスイッチ54aは遊技球が大入賞口54内の特定領域を通過したことを、普通図柄作動口スイッチ55a,56aは普通図柄作動口55,56に入賞したことを、各々検出するためのものである。
また、主制御基板39の出力側に接続された大入賞口ソレノイド54cは大入賞口54内、Vソレノイド54dは大入賞口54内の特定領域、普通役物ソレノイド52bは普通電動役物52の各々の開閉に使用されるものである。
払出制御基板40は、出力側に球貸ソレノイド40a、賞球モータ40b、枠用外部接続端子88、発射制御基板51aが接続され、入力側に球貸しセンサ40cが接続されている。またプリペイドカードユニット4及びCR精算表示装置16が双方向通信可能に接続されている。
払出制御基板40は、主制御基板39からの指令コマンドに従って賞球モータ40bを駆動制御して入賞があった場合に遊技者に賞球としての遊技球を払い出すと共に、前述したプリペイドカードユニット4及びCR精算表示装置16等も制御するものであり、マイクロコンピュータを用いた論理演算回路として構成しても良いし、ディスクリートな回路として構成しても良い。CR精算表示装置16は、前述した下皿12の貸出釦17、精算釦18及び残高表示部19等と接続されたものである。
払出制御基板40は主制御基板39からの指令に従って遊技球を払い出すが、入賞に対応した遊技球が払い出されているか否かの検知は主制御基板39で行われる。この遊技球が払い出されているか否かの検知は、主制御基板39及び払出制御基板40の双方で行っても良い。
枠用外部接続端子88は、出力側にホールメインコンピュータ80及び扉開放スイッチ86が接続され、払出制御基板40から出力された情報をホールメインコンピュータ80へ出力している。
発射制御基板51aは、遊技者が操作する発射ハンドル13の回動量に応じて発射モータ51bを駆動制御するものであり、その他遊技者が発射停止スイッチ51cを押下したとき発射を停止させたり、発射ハンドル13に内蔵されたタッチスイッチ13cがオン状態のときタッチランプを点灯させたりするためのものである。
ここでタッチスイッチ13cは発射ハンドル13に内蔵され、遊技者が発射ハンドル13に触れていることを検知するためのもので、検知情報は発射制御基板51aに入力される。
図柄表示装置41は、LCD41aを駆動制御する図柄制御基板41b及び特別図柄保留記憶用LED41eから構成されている。図柄制御基板41bは、32ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成されている。出力側にはランプ制御基板45及び音声制御基板46が接続されている。
ランプ制御基板45は主として発光(LE)素子制御部44を含む、トランジスタ等の駆動素子から構成されており、主制御基板39からの指令を受けて、サイドランプ64,65、エラーランプ等の各種ランプ84、各種LED85等を点灯報知させるためのものである。また、音制御基板46は音源IC及びアンプ等から構成されており、主制御基板39の指令を受けてスピーカ15を駆動制御するためのものである。
前述した、払出制御基板40、発射制御基板51a、ランプ制御基板45及び音制御基板46への送信は、主制御基板39からのみ送信することができるよう一方向通信の回路として構成されているが、双方向の通信も可能であるように構成できる。
図5、図6に示す図柄表示装置41の液晶パネルユニット41aは、下から順に、液晶保護パネル90、液晶前ケース91、TFT−LCDモジュール92、テープ電線93、液晶スペーサ94、図柄制御基板41b、液晶裏ケース95から構成され、図6に示す通り、液晶保護パネル90を液晶前ケース91の前面に嵌込み、液晶前ケース91内部にTFT−LCDモジュール92を嵌入し、液晶スペーサ94に図柄制御基板41bを嵌込んだものを液晶前ケース91の裏面に嵌込み、図柄制御基板41bの上から、液晶裏ケース95を嵌め込んでいる。このとき、テープ電線93はTFT−LCDモジュール92と図柄制御基板41bとを接続している。
なお、図柄制御基板41bは積算時間計96を備える構成であるが(図7参照)、図柄制御基板41bを被覆する液晶裏ケース95は、透明部材にて構成し、液晶裏ケース95を被覆した状態のまま積算時間計96の表示部96aが確認できる構成とすることが好ましい。
液晶裏ケース95裏面には中継基板を載せる為の接続部材95aが取り付けられている。
図7に示す通り図柄制御基板41bは、遊技機1の総稼動時間を記憶するための積算時間計96、変動図柄などを記憶している図柄用のROM97a、図柄用のRAM97b、図柄表示用プログラムを記憶しているROM97c、図柄制御用のRAM97d、VDP97e、外部への入出力を行うためのコネクタ97f、CPU97gから構成されており、夫々、半田等で図柄制御基板41b上に固定されている。VDP97e(Video Display Prosseser)は、図柄表示装置41上にて、画像処理を行うためのLSI(Large Scale Integration)である。積算時間計96は記憶した総稼働時間を表示するための表示部96aを備えている
積算時間計96はDC電源を印加するだけで、通電稼働時間の積算を開始し、電源が切れても積算時間を保持する構成である。積算時間計96が表示部96aに表示可能な時間の最小桁は1時間単位であり、最大で99999時間まで積算可能である。積算時間計96にはリセット機能がないため、積算した稼動時間の履歴は信頼度が向上している。なお、積算時間計96のDC電源は、3.3Vラインと5Vラインとの共用であり、4ピンで図柄制御基板41bに挿入実装、4ピンの配列寸法はDIL28ピンICパッケージと同様であるが、前記の挿入実装、配列寸法に限定されず、積算時間計96を取り付ける図柄制御基板41bに合せた適切な取付け手段にて取り付けることが好ましい。
図8(a)〜(c)に示す通り、図柄制御基板41b上の積算時間計96の取付位置には、スイッチ98が取付けられている。図8(b)に示す通りスイッチ98の上面には釦98aが備えられ、釦98aは積算時間計96を取付けることで押下されてオン状態となり(図8(c)参照)、積算時間計96が取付けられていることを検出するようになっている。同様に積算時間計96を取り外すことで、釦98aが開放されて図8(b)に示すオフ状態となり、積算時間計96が取り外されていること検出するようになっている。釦98aが押下され、オン状態を検出している間は、積算時間計96によって遊技機1の稼働時間の積算を行うようになっている。また釦98aが開放されてオフ状態を検出したならば、積算時間計96は取り外されているため、積算時間計96による稼動時間の積算は一旦停止されるようになっている。そして再び積算時間計96を取り付け、釦98aが押下されてオン状態を検出したならば、積算時間計96に積算されている総稼働時間から継続して稼働時間の積算を再開するようになっている。
図9(a)、(b)は、積算時間計96を取り付けた図柄制御基板41bにおいて、図柄制御基板41b上に積算時間計96と履歴表示装置99とを備える構成について示した図である。履歴表示装置99は、積算時間計96の取り付けた日、取り外した日をメモリ99cに記憶し表示部99aに表示するものである。操作釦99bについては、表示すべき履歴が多数あり、表示がオーバーフローになった時に画面をスクロールさせたり、履歴以外も表示する構成の場合に履歴の表示とそれ以外の表示とを切り替えるために使用するものである。履歴以外の表示としては、例えば、前述したように、積算時間計96が初めに取り付けられたものと違う場合のエラー表示などがある。
履歴表示装置99は、積算時間計96に設けられた表示部96aよりも、稼働時間に関する履歴について詳細な履歴を表示するものであり、積算時間計96の表示部96aと、履歴表示部99の表示部99aでの表示の切り替え等を操作する操作釦99bを備えている。図8(b)は履歴表示装置99の表示部99aでの表示例を示し、表示部99aの上端には「計測開始日時」として積算を開始した日付及び時刻(図では「2003年6月16日 15時20分」)を表示し、その下方に「取外し日時」として、その下方に「取付日時」として、図柄制御基板41bから積算時間計96をいつ取り外したのかを、図柄制御基板41bに積算時間計96をいつ取り付けたのかを、複数回にわけて(図9(b)では2回)、表示部99a上に表示し、図柄制御基板41bの総稼動時間に関する履歴を、詳細に且つ正確に確認できる構成となっている。
このとき、図柄制御基板41b上において積算時間計96の着脱を繰り返したとしても、履歴表示装置99の表示部99aにおいて積算時間計96の取外し日時、取付け日時を複数回(図では2回)にわたって記憶し保持するため、積算時間計96で積算した正確な総稼働時間を記憶及び表示することが可能となっている。
なお、本実施形態での履歴は図9に示すように、図柄制御基板41bに取付けられた履歴表示装置99にて閲覧する構成であることが好ましい。しかし、履歴表示装置99の閲覧のみに限定するわけではなく、積算時間計96の表示部96aで閲覧する構成であっても良いし、図柄表示装置41にて表示する構成でも良い。また、常に履歴を表示しておく構成でも良いし、遊技者がなんらかの操作を行うことによって表示するような構成にしても良い。例えば履歴表示装置99の操作釦99bを操作すること等が挙げられる。図9の下には、履歴表示装置99の表示部99aに表示される例が記載してあるが、これもあくまでも例であって、これに限定されるわけではない。ただ、日時を記憶するためのタイマー機能は、積算時間計96及び履歴表示装置99の両方に備えることが好ましい。
図10は、図柄制御基板41b上に履歴表示装置99とCPU97gとが電気的に接続されることなく設けられている状態を示したブロック図である。積算時間計96は、CPU97gからの命令で表示する構成でなく独自に表示する構成である。履歴表示装置99は、積算時間計96が取り付けられてスイッチ98上面の釦98aがオン状態として検出されているならば、積算時間計96によって積算された総稼働時間の履歴をメモリ99cに記憶し、スイッチ98の釦98aがオフ状態として検出されない限り履歴の記憶を継続する。履歴表示装置99は、稼動時間を計る構成にはなっていないので、ここでは、積算時間計96の取り付け、取外しの際の記憶及び表示を行うものである。このときCPU97gは、図柄制御基板41b上に設けられたプログラム用のROM97c、制御用のRAM97d、VDP97eと双方向通信可能に接続されているが一方向通信でも良い。VDP97eは図柄用のROM97a、図柄用のRAM97bと双方向通信可能に接続されている。また積算時間計96と履歴表示装置99とは双方向通信でも良いし一方向通信でもよい。
上記実施形態の遊技機1にあっては、遊技機1の稼動開始から現在に至るまで総稼動時間を積算時間計96に積算していくため、遊技機1の正確な稼働時間の記憶及び表示を行うことが可能となる。さらに、積算時間計96は図柄制御基板41bに取り付けられているが、図柄制御基板41bを覆う液晶裏ケース95は透明部材から構成されているため、総稼働時間の確認は遊技機1裏面を視認可能な状態とするだけでよく、誰でも容易に正確な総稼働時間を安易に確認することが可能となる。このため遊技機1の移動又は交換において、比較的新しい遊技機1を移動又は交換してしまうという不利益を抑止する効果を発揮する。
なお実施形態1において積算時間計96、履歴表示装置99夫々には、予め電池が内蔵されており、遊技機1の電源が切断されても作動しつづける構成とする。また、遊技機1に電源が供給されているときは、遊技機1の電源を利用して積算時間計96や履歴表示装置99を作動させておき、遊技機1への電源の供給が停止したときにだけ各々の電池で作動する構成としても良い。また、積算時間計96及び履歴表示装置に設ける電池を充電式にして、遊技機1に電源が供給されている間に充電する構成としても良い。
積算時間計96は、通電している時間を積算する構成であるが、例えば、電流が流れているだけで積算するのではなく、一定量の電流が流れているときにのみ稼働時間を積算する構成でも良い。このような構成にすることで、バックアップの電流が流れているときは、稼働時間の積算はせず、実際に表示を行っているときだけを電流の量から判断して稼動時間を積算し、より正確な稼動時間(表示時間)を履歴として記憶することが可能である。
本発明の実施形態2、3について図11、図12を参照して説明する。
図11は実施形態2の図柄制御基板141bであり、他は実施形態1と概ね同様の構成であるため、他の構成の説明は援用する。図柄制御基板141b上において、履歴表示装置199とCPU197gとが電気的に接続されている状態を示したブロック図である。実施形態2の図柄制御基板141bは実施形態1の図柄制御基板141bと概ね同様の構成であるため、図面番号を100番を加算した番号として説明を援用し、異なる部分についてのみ説明する。
図柄制御基板141b上に積算時間計196が取付けられ、スイッチ198上面の釦198aを押下することによってオン状態であることが検出されると、CPU197gがオン状態を検知し、CPU197gは履歴表示装置199に取付日時を記憶・表示させるように命令する。また、積算時間計196が取り外され、スイッチ198上面の釦198aを開放することによってオフ状態であることが検出されると、CPU197gがオフ状態を検知し、CPU197gは履歴表示装置199に取外し日時を記憶・表示させるように命令する。このとき、スイッチ198の構成は図10に示すスイッチ198と同様の構成である。また、履歴表示装置199とCPU197gが電気的に接続されているため、履歴表示装置199に内蔵されるメモリーに積算時間計196を取り付けた日、取り外した日の履歴を記憶する構成に限定されず、例えば制御用のRAM197dに総積算時間の履歴をバッテリーバックアップする構成が挙げられる。
また、前述したように、積算時間計196の総稼動時間を他の装置にて記憶保持する構成ではないが、取付日時、取外し日時の履歴を他の装置にて記憶保持させる場合の効果としては、例えば、履歴表示装置199にて履歴を記憶する構成なら、履歴表示装置199を取り外して他の履歴表示装置に変更しても問題はない。例えば、RAM197bに履歴を記憶する構成なら、RAM197bには履歴以外に通常遊技中に使用されるデータが入っているので、そう簡単には、取り外せなくなるので効果的である。
図12は実施形態3の図柄制御基板241bであり、他は実施形態1と概ね同様の構成であるため、他の構成の説明は援用する。図12は実施形態3の図柄制御基板241bについて示したブロック図であり、実施形態1の図柄制御基板241bと概ね同様の構成であるため、図面番号を200番を加算した番号として説明を援用し、異なる部分についてのみ説明する。積算時間計296が取り外されると、図柄表示装置241の表示が正常に表示されないようにする構成でのブロック図である。スイッチ298がオフ状態であることが検出されると、CPU297gはプログラム記憶用のROM297cから図柄表示装置241が正常に表示されないように処理するプログラムを読み取り、図柄表示装置241が正常に表示されない状態にする。このような構成とすることで、積算時間計296を取り外している間は遊技機201を稼動させることができないので、積算時間計296に積算された総稼働時間を不正に短縮することを抑止し、積算時間計296はより正確な総稼動時間を積算することが可能となる。一度、積算時間計296を取り外したら、積算時間計296を取り付け直したとしても図柄表示装置241に正常には表示されないような構成にしてもよい。そのような構成にすることで、積算時間計296が取り外されなくなるという抑止効果が絶大となる。
図柄表示装置241が正常に表示されないプログラム処理とは、図柄表示装置241の画面に何も表示されない構成としても良いし、画面の一部分を表示させない構成としても良く、また、通常時(積算時間計296が取り付けられている時)には表示されない図柄、演出等を表示する構成としても良い。例えば、遊技盤211上のバックライトが点灯しなくなる、バックライト全体が暗くなる、バックライトが無色で表示される、図柄表示装置241が全く映らなくなる、図柄表示装置241が一色で塗りつぶされているような表示を行う、図柄表示装置241上に常にエラー表示が行われる等の適切な構成が挙げられる。
図柄表示装置241が正常に表示されなくなる構成は、前述したものに限定されるわけではなく、積算時間計296を取り外すことに起因して図柄表示装置241が正常に表示されなくなるのであれば、どのような手段であっても良い。例えば、積算時間計296を取り外したら、大きな電圧をかけて図柄表示装置241、或いは図柄制御基板241bを壊し、動作を停止させる構成としても良い。
上記の処理を行うことで、図柄制御基板241b上から積算時間計296が取り外されていることを報知することが可能となる。このため、積算時間計296による積算を行っているか否かを簡易に且つ明確に判断することができ、正確な稼働時間を積算できる効果を発揮する。
本発明の実施形態4〜7について図13〜図16を参照して説明する。実施形態4〜7は図柄制御基板341b〜641b上には、再度取り付けられた積算時間計が最初に取付けられていた積算時間計396〜696と同一のものであるか否かを判断する判断手段400〜700がそれぞれ設けられている。
この判断手段400〜500は、図13及び図14に示す通り、履歴表示装置399〜499の中に設けられている構成にしてもよいし、図15に示す通り、単体の装置で設けてもよいし、図16に示す通り、判断手段700が図柄制御基板641b上のCPU697gの中に設けてもよい。判断手段400〜700の判断の仕方としては、積算時間計396〜696は、個々に異なる信号を発生する構成にしておき、積算時間計396〜696を一番初めに取付けた際に、判断手段400〜700は、積算時間計396〜696が発生する信号を記憶する構成にしておき、その信号を識別して同じ積算時間計であるか否かを判断する構成にすることが好ましい。判断手段400〜700による判断時期は積算時間計396〜696の2回目以降の取付け時であってもよいし、該判断を常に行っている構成にしてもよい。また、判断手段400〜700にて、再度、積算時間計396〜696が取り付けられたものが、最初に取り付けられた積算時間計ではないと判断した場合は、積算時間計396〜696が作動しないようにしたり、履歴表示装置399〜699や図柄表示装置41にて、エラー表示を行う、あるいは表示を不能動とするという構成にするものが好ましい。
ただし、該判断手段400〜700は図柄制御基板341b〜641b上に設けられていて、積算時間計396〜696と判断手段400〜700との信号の交信によって、再度取り付けられた積載時間計396〜696が最初に取付けられた積算時間計396〜696であるか否かを判断し、否定の判断である場合には、その旨を報知する構成であるならば、どのような構成でもよい。また、判断手段はハードウェアロジックで構成しても良いし、プログラム制御方式でもよい。
以上のような構成にすることで、取付けられていた積算時間計396〜696を、それとは異なる積算時間計にすりかえられることを防止できる。
しかし、積算時間計396〜696だけではなく、履歴表示装置399〜499あるいは判断手段400〜700をも取り外せば、不正は可能であるが、そこまでして稼動時間を減らすという不正を行う可能性は少ない。
なお、CPU397g〜697gと判断手段400〜700とは双方向通信でも良いし、一方向通信でもよい。
本発明は、古くなった、或いは必要なくなった遊技機を交換するときに、従来よりも正確な総稼働時間を提示し、且つ履歴を改竄することによる不正な総稼働時間の提示を抑止し、古くなった遊技機を移動するとき、或いは遊技機1の中古品売買或いは遊技機本体や表示装置単体の中古売買において、不利益が生ずるのを抑止する効果を発揮する。
本実施形態1の弾球遊技機1の外観斜視図である。 本実施形態1の弾球遊技機1の裏面図である。 本実施形態1の弾球遊技機1の遊技盤11について示した平面図である。 本実施形態1における電気的構成を示したブロック図である。 図柄表示装置41の外観斜視図である。 図柄表示装置41の分解斜視図である。 図柄制御基板41bの外観斜視図である。 (a),(b)は積算時間計96を取り外した状態の図柄制御基板41bを示す説明斜視図である。 (a)は表示部99aを有する履歴表示装置99を備えた図柄制御基板41bの外観斜視図であり、(b)は表示部99aの表示内容である。 履歴表示装置99とCPU97gとが接続されていない図柄制御基板41bのブロック図である。 本実施形態2である、履歴表示装置199とCPU197gとが電気的に接続された状態の図柄制御基板141bのブロック図である。 本実施形態3である、積算時間計296を取り外したときに、図柄表示装置241が正常に表示されない状態にする構成の図柄制御基板241bのブロック図である。 本実施形態4である、履歴表示装置399とCPU397gとが接続されていない図柄制御基板41bにおいて、判断手段400を履歴表示装置399に設けたブロック図である。 本実施形態5である、判断手段500を履歴表示装置499に設けた図柄制御基板441bのブロック図である。 本実施形態6である、判断手段600を独立した装置で構成する図柄制御基板541bのブロック図である。 本実施形態7である、判断手段700をCPU697gに設けた図柄制御基板641bのブロック図である。
符号の説明
1…弾球遊技機 11…遊技盤
41…図柄表示装置 41a…LCDパネルユニット
41b…図柄制御基板 41e…特別図柄保留記憶用LED
45…ランプ制御基板 46…音声制御基板
90…液晶保護パネル 91…液晶前ケース
92…TFT−LCDモジュール 93…テープ電線
94…液晶スペーサ 95…液晶裏ケース
96…積算時間計 96a…(積算時間計の)表示部
97a…(図柄用)ROM 97b…(図柄用)RAM
97c…(プログラム用)ROM 97d…(制御用)RAM
97e…VDP 97f…コネクタ 97g…CPU
98…スイッチ 98a…(スイッチの)釦
99…履歴表示装置 99a…(履歴表示装置の)表示部
99b…操作釦

Claims (4)

  1. 図柄を表示するための図柄表示装置と、
    該図柄表示装置に表示する図柄の情報を送信する図柄制御基板と、を備える遊技機において、
    該図柄制御基板に、取付け手段によって積算時間計が取り付けられていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記積算時間計が取り外されたことを検知する検知手段と、該検知手段の検知に起因して積算時間計が取り外された日時を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された日時を改竄不可能な履歴として表示する表示手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記積算時間計が取り外されたときに、前記積算時間計が取り外されたことを報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記図柄制御基板上には、取り外された積算時間計が最初に取付けられていた積算時間計であるか否かを判断する判断手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016063960A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2018094158A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機、及び遊技用装置
JP7448055B2 (ja) 2017-01-23 2024-03-12 株式会社三洋物産 遊技機

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