JP2005058492A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】積算時間計96は、図柄制御基板41bに取り付けられると、遊技機1の総稼働時間の積算を開始し、積算時間計96を取り外すと、稼動時間の積算を一旦停止する。このとき、図柄制御基板41b上の積算時間計96の取付け位置には、スイッチ98が積算時間計96の取付け位置に取り付けられ、スイッチ98の上面には釦98aを備え、図柄制御基板41bに積算時間計96を取り付けることで、スイッチ98上面の釦98aが押下されて積算時間計96が取り付けられていることを検出し、同様に積算時間計96を取り外すことで、釦98aが開放されて積算時間計96が取り外されていること検出する。釦98aから検出される状態によって、稼働時間の積算の開始、停止を切換えている。
【選択図】図8
Description
また、中古店などでは、パチンコ遊技機自体だけを売買するのではなく、図柄表示装置(図柄制御装置も含む)単体でも売買していることもある。
ところで、液晶表示装置の耐久時間は約10万時間と言われている。遊技機に設けられている液晶表示装置の実質稼働時間は、1日18時間表示を行い、半年間、島設備に備えられたとして約3240時間であり、液晶表示装置の耐用時間の寿命に遠く及ばないのが現状である。
また、中古品店においても、新しい遊技機も古い遊技機と同じ値段で売買を行ってしまう可能性が高くなり、不利益が生じやすくなる。
遊技店や中古品店は、遊技機の見た目だけで古いか新しいか判断するしかなく、正確さに欠ける。
仮に遊技機の一部分に製造年月日が記載されていたとしても、実際に遊技機が稼動した時間を判断することは不可能であり、また偽りの稼動時間を提示する不正が行われる可能性が高いため、信頼性は極めて低い。
このため電源部から図柄表示装置への電源供給配線上に積算通電時間計を設置した発明(例えば特許文献1)があるが、この構成であっても上記同様に簡単に不正な稼働時間を提示されてしまうおそれがある。
このとき履歴とは、遊技機が遊技可能な状態となって遊技を開始してから、現在に至るまでの総稼働時間を積算した数値であり、総稼動時間を表示する手段としては例えばセグメント式が挙げられ、遊技機の稼動開始から現在に至るまでの稼働時間の合計、例えば「200時間」等を表示する構成であることが好ましい。
また取付け手段とは、第三者によって安易に取り外しできない手段であれば良く、例えば半田付けによる取り付け等が挙げられる。なお、積算時間計は図柄制御基板の通電を確認できるように、図柄制御基板上に直接取り付けられることが好ましい。
なお図柄制御基板の基板ケースは、透明な素材にて構成され、図柄制御基板に基板ケースを被せた状態のまま、積算時間計の総稼働時間表示を確認できる構成とすることが好ましい。
積算時間計は、通電している間の時間を稼働時間として積算し、記憶する構成であるが、例えば電気が流れているだけで積算を行うのではなく、一定量の電流が流れているときにだけ積算する構成としても良い。こうすることで遊技者が遊技を行っている時間だけを積算するなど、より正確な稼働時間の記憶が可能となる。積算時間計は積算時間を表示する表示部を備えることが好ましい。
積算時間計が取り外されたことを検知する手段としては、図柄制御基板上に設けた積算時間計の取付け場所に、積算時間計の取り付け、取り外しを検出する例えばスイッチ等の検出手段を設け、検出手段からの検出によって、積算時間計が取り外されたと判断でき、誰でも容易に総稼動時間を確認し、古い遊技機であるか否かを正確に判断することが可能となり、また不正な稼働時間を提示することを抑止する効果を発揮することができる。
発明の目的は積算時間計を図柄制御基板に取付け、該積算時間計を図柄制御基板から取り外せないようにすることであるため、必ずしも履歴表示装置は必要ないのであるが、履歴表示装置を取付けることで、履歴(積算時間計を取り外したこと)が残る構成にすることができる。従って、履歴表示装置を取付けることで、積算時間計を取り外す行為に対して抑止力が一層高まるのである。
以上のことからすると、履歴表示装置は、取り外された日時など記憶せずに、取り外された事さえ分かるようにしておけば良いことになる。しかし、不正の目的で取り外すわけではなく、仕方なく取り外さなければならない場合もあるので、取り外した日時も記憶する構成にすることが好ましい。履歴表示装置に取り外した日時を記憶する構成にすることで、不正のために取り外したのか否かの判断ができるようになる。例えば、不正以外で取り外す場合は、長くても3日以内に取付けられるが、不正の場合は1ヶ月以上経過してから取付られる場合が多い。積算時間計を取り外した日時とそれ以後に取付けた日時が分かれば、おおよその判断が可能になる。従って、この履歴表示装置は積算時間計が取り付けられた日時及び外された日時の両者を記憶・表示する構成が好ましい。ただし、積算時間計が存在するので、重複を避けるため、履歴表示装置は稼動時間を計測することができないことが好ましい。
なお、積算時間計が取り外された日時を記憶する記憶手段、及び積算時間計が取り外された日時を表示する表示手段は、積算時間計とは別体に設けることが好ましいが、積算時間計にて行う構成としても良いし、図柄制御基板上のCPUを通してROMに記憶し、表示は図柄表示装置上にて行う構成としても良い。
このときの報知手段とは、積算時間計が取り外されたことが明確に確認できるように図柄表示装置にて報知することが好ましい。このような構成にすることで、積算時間計が取り外されていることが早期に分かることができる。
また、遊技の進行に影響するような形で報知する構成が好ましい。遊技の進行に影響するとは、例えば、遊技の進行を不可能にする画面表示によって図柄表示装置に正常な表示がなされないこと、図柄表示装置に何も表示されないこと、一部分しか表示されないこと等の構成が挙げられる。また、積算時間計が取り付けられている通常状態では表示されない表示態様が表示される構成も考えられる。例えば、バックライトが点灯されなくなること、バックライト全体が暗くなること、バックライトが無色で表示されること、図柄表示装置が全く写らなくなること、一色で塗りつぶされていること、常にエラー表示が行われること等の構成が挙げられる。完全に不正を回避する方法(実施例3参照)としては、一度、積算時間計を図柄制御基板から取外したら、正常には表示がなされなくなる構成が好ましい。
このような構成にすることで、積算時間計を外したままでは、遊技ができなくなり、不正行為がされなくなる。
また、例えば、図柄制御基板に過大な電圧をかけて図柄表示装置を壊してしまう構成にしてもよい。このような構成にすることで、積算時間計を外すことに対して強力な抑止力が働く。
このように積算時間計が取り外されたことを報知する構成によって、図柄表示装置等の状態から遊技機の稼働時間について不正な改竄が行われていることに気付き易くなり、不正な稼働時間が提示されるのを予め防ぐことができる。
つまり、該判断手段は図柄制御基板上に設けられていて、積算時間と該判断手段との信号の交信によって、最初に取付けられた積算時間であるか否かを判断し、否定の判断だった場合には、その旨を報知する構成なら、どのような構成でもよい。
以上のような構成にすることで、取付けられていた積算時間計を違う積算時間計に変えられること防止できる。
しかし、積算時間計だけではなく、履歴表示装置あるいは判断手段をも取り外せば、不正は可能だが、そこまでして稼動時間を減らすという不正を行う可能性は少ないと思われる。
ここでタッチスイッチ13cは発射ハンドル13に内蔵され、遊技者が発射ハンドル13に触れていることを検知するためのもので、検知情報は発射制御基板51aに入力される。
なお、図柄制御基板41bは積算時間計96を備える構成であるが(図7参照)、図柄制御基板41bを被覆する液晶裏ケース95は、透明部材にて構成し、液晶裏ケース95を被覆した状態のまま積算時間計96の表示部96aが確認できる構成とすることが好ましい。
液晶裏ケース95裏面には中継基板を載せる為の接続部材95aが取り付けられている。
このとき、図柄制御基板41b上において積算時間計96の着脱を繰り返したとしても、履歴表示装置99の表示部99aにおいて積算時間計96の取外し日時、取付け日時を複数回(図では2回)にわたって記憶し保持するため、積算時間計96で積算した正確な総稼働時間を記憶及び表示することが可能となっている。
図柄制御基板141b上に積算時間計196が取付けられ、スイッチ198上面の釦198aを押下することによってオン状態であることが検出されると、CPU197gがオン状態を検知し、CPU197gは履歴表示装置199に取付日時を記憶・表示させるように命令する。また、積算時間計196が取り外され、スイッチ198上面の釦198aを開放することによってオフ状態であることが検出されると、CPU197gがオフ状態を検知し、CPU197gは履歴表示装置199に取外し日時を記憶・表示させるように命令する。このとき、スイッチ198の構成は図10に示すスイッチ198と同様の構成である。また、履歴表示装置199とCPU197gが電気的に接続されているため、履歴表示装置199に内蔵されるメモリーに積算時間計196を取り付けた日、取り外した日の履歴を記憶する構成に限定されず、例えば制御用のRAM197dに総積算時間の履歴をバッテリーバックアップする構成が挙げられる。
図柄表示装置241が正常に表示されなくなる構成は、前述したものに限定されるわけではなく、積算時間計296を取り外すことに起因して図柄表示装置241が正常に表示されなくなるのであれば、どのような手段であっても良い。例えば、積算時間計296を取り外したら、大きな電圧をかけて図柄表示装置241、或いは図柄制御基板241bを壊し、動作を停止させる構成としても良い。
上記の処理を行うことで、図柄制御基板241b上から積算時間計296が取り外されていることを報知することが可能となる。このため、積算時間計296による積算を行っているか否かを簡易に且つ明確に判断することができ、正確な稼働時間を積算できる効果を発揮する。
この判断手段400〜500は、図13及び図14に示す通り、履歴表示装置399〜499の中に設けられている構成にしてもよいし、図15に示す通り、単体の装置で設けてもよいし、図16に示す通り、判断手段700が図柄制御基板641b上のCPU697gの中に設けてもよい。判断手段400〜700の判断の仕方としては、積算時間計396〜696は、個々に異なる信号を発生する構成にしておき、積算時間計396〜696を一番初めに取付けた際に、判断手段400〜700は、積算時間計396〜696が発生する信号を記憶する構成にしておき、その信号を識別して同じ積算時間計であるか否かを判断する構成にすることが好ましい。判断手段400〜700による判断時期は積算時間計396〜696の2回目以降の取付け時であってもよいし、該判断を常に行っている構成にしてもよい。また、判断手段400〜700にて、再度、積算時間計396〜696が取り付けられたものが、最初に取り付けられた積算時間計ではないと判断した場合は、積算時間計396〜696が作動しないようにしたり、履歴表示装置399〜699や図柄表示装置41にて、エラー表示を行う、あるいは表示を不能動とするという構成にするものが好ましい。
ただし、該判断手段400〜700は図柄制御基板341b〜641b上に設けられていて、積算時間計396〜696と判断手段400〜700との信号の交信によって、再度取り付けられた積載時間計396〜696が最初に取付けられた積算時間計396〜696であるか否かを判断し、否定の判断である場合には、その旨を報知する構成であるならば、どのような構成でもよい。また、判断手段はハードウェアロジックで構成しても良いし、プログラム制御方式でもよい。
しかし、積算時間計396〜696だけではなく、履歴表示装置399〜499あるいは判断手段400〜700をも取り外せば、不正は可能であるが、そこまでして稼動時間を減らすという不正を行う可能性は少ない。
なお、CPU397g〜697gと判断手段400〜700とは双方向通信でも良いし、一方向通信でもよい。
41…図柄表示装置 41a…LCDパネルユニット
41b…図柄制御基板 41e…特別図柄保留記憶用LED
45…ランプ制御基板 46…音声制御基板
90…液晶保護パネル 91…液晶前ケース
92…TFT−LCDモジュール 93…テープ電線
94…液晶スペーサ 95…液晶裏ケース
96…積算時間計 96a…(積算時間計の)表示部
97a…(図柄用)ROM 97b…(図柄用)RAM
97c…(プログラム用)ROM 97d…(制御用)RAM
97e…VDP 97f…コネクタ 97g…CPU
98…スイッチ 98a…(スイッチの)釦
99…履歴表示装置 99a…(履歴表示装置の)表示部
99b…操作釦
Claims (4)
- 図柄を表示するための図柄表示装置と、
該図柄表示装置に表示する図柄の情報を送信する図柄制御基板と、を備える遊技機において、
該図柄制御基板に、取付け手段によって積算時間計が取り付けられていることを特徴とする遊技機。 - 前記積算時間計が取り外されたことを検知する検知手段と、該検知手段の検知に起因して積算時間計が取り外された日時を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された日時を改竄不可能な履歴として表示する表示手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記積算時間計が取り外されたときに、前記積算時間計が取り外されたことを報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
- 前記図柄制御基板上には、取り外された積算時間計が最初に取付けられていた積算時間計であるか否かを判断する判断手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003292867A JP2005058492A (ja) | 2003-08-13 | 2003-08-13 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003292867A Withdrawn JP2005058492A (ja) | 2003-08-13 | 2003-08-13 | 遊技機 |
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Cited By (3)
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JP2016063960A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2018094158A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機、及び遊技用装置 |
JP7448055B2 (ja) | 2017-01-23 | 2024-03-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2003
- 2003-08-13 JP JP2003292867A patent/JP2005058492A/ja not_active Withdrawn
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