JP2010016827A - 位相再生における平均化長を最適化する方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】位相再生により得られるデジタルシンボルの現在の位相およびデータ再生により得られるデジタルシンボルのデータ変調位相を受信する。デジタルシンボルの現在の位相とデータ変調位相との差分である残留位相差を計算する。変位がm(mは、整数)である残留位相差の自己相関値を計算する。残留位相差の自己相関値に基づいて位相再生装置の平均化長を最適化する。
【選択図】図4
Description
1.トレーニング(引込み手順)無し:従来のトレーニング手順、またはチャネル/レーザ特性は、不要とする。
2.適用性:チャネル雑音の強度およびキャリア位相の変動速度が変化する場合であっても、自動的に最適化が実現される。
3.簡単な計算:高速受信器で実現できるように、計算の複雑さを低くする。
であり、
は、変位がゼロである残留位相差の自己相関値と変位が1である残留位相差の自己相関値との差分であるようにしてもよい。
であり、
は、変位がゼロである残留位相差の自己相関値と変位が1である残留位相差の自己相関値との差分であるようにしてもよい。
上述の平均化長最適化方法および装置は、チャネル雑音の強度およびキャリア位相の変動速度を包括的に考慮するものであり、トレーニング手順やチャネル/レーザの特性が不要である。そして、適応的な最適化は、チャネル雑音の強度およびキャリア位相の変動速度が変化する場合でも実現される。また、実施形態の装置および方法は、計算の容易さおよび並列構成を有するので、ハードウェア実装の困難性が大幅に緩和される。
I+jQ=exp(jφd+jφ0)
ここで、通常の条件の下では、ベースバンド電気信号108の偏角(argument)は、データ情報φdだけなく、キャリアと局発振器(ここでは、例えば、レーザ113)との間の位相シフトφ0も含んでいる。
を検出する。ここで、
は、k番目のデジタルシンボルのキャリアと局発振器との間の位相シフトφ0の推定値である。干渉要因(例えば、雑音)は、チャネルおよび受信器に存在し、
の推定の間、それらの要因の影響は除去されるべきである。通常の条件の下では、キャリアと局発振器との間の位相シフトの変動は、雑音の変動に比べて遅い。このため、通常、雑音等の影響は、デジタルシンボルのキャリア位相の平均値を計算することにより除去可能であり、これにより精度のよい
を得ることができる。
を減算することにより、位相再生が実現される。なお、デジタル信号のキャリア位相の平均化は、上記位相再生において重要な処理である。
は、位相再生装置による
の推定値を表す。データ再生装置111は、位相推定値
を判定し、k番目のシンボルのデータ変調位相の推定値
を得る。具体的には、
と考えることができる。ここで、デジタル位相再生装置による位相再生を利用して得られるデジタルシンボルの現在の位相110と、データ再生装置によるデータ再生を利用して得られるデータ変調位相112との間の差分は、残留位相差として定義される。したがって、k番目のデジタルシンボルの残留位相差は、下式で表される。
で表される。ここで、理想的な位相再生においては、
はゼロであるべきである。そして、この条件下では、自己相関の定義によれば、変位量がゼロである残留位相差の自己相関値は、下記(1)式で表される。
は、変位量が1である残留位相差の自己相関値であり、下式で表される。
であるときには、理想的な位相再生動作を実現するために、下式が満たされる、すなわち
を得ることができる。
が、位相再生装置において選択される平均化長に対して単調増加する関係を有している。上述したように、
であるときは、位相再生動作が最適化される。したがって、図3に示すように、隣接する2つのシンボル間の残留位相差の自己相関値
が
を満たすとき、曲線
が横軸と交差する交差点Aに対応する長さが、最適な平均化長である。
であるときは、平均化長が相対的に小さく、その平均化長を大きくすべきである。一方、
であるときは、平均化長が相対的に大きく、その平均化長を小さくすべきである。このように、平均化長は、
をゼロにする方向に調整される。
、すなわち2つの隣接するデジタルシンボル位相再生誤差が互いに同じである、という前提に基づくものである。なお、この分野の技術者であれば、このような仮定は、2つの隣接するデジタルシンボルに限定されるものではなく、3以上の隣接するデジタルシンボルの位相再生誤差が互いに同じ、すなわち
であってもよいことが分かる。したがって、下式が得られる。
図4は、第1の実施形態の平均化長最適化方法が適用される位相再生手順のフローチャートである。受信器が起動されたとき、または受信チャネルが変化したとき、位相再生装置は、まずデフォルト平均化長で動作する(ステップS401)。デフォルト平均化長は、アプリケーション毎に適切な値が選択される。また、位相再生装置は、位相再生装置の出力から得られるシンボルの現在の位相と、データ再生装置の出力から得られるシンボルのデータ変調位相との間の差分、すなわち残留位相差、を計算する(ステップS402)。次に、位相再生装置は、mだけ変位した(すなわち、mシンボル分だけ離れた)デジタルシンボルとの間で、ステップS402で得られる残留位相差の自己相関値を計算する。すなわち、現在のデジタルシンボルに対してm番目のシンボルの残留位相差との相関値が計算される(ステップS403)。なお、mは、1,2,3,...から選択される整数であり、好ましくは−10≦m≦10であるが、図4と後述する図5の例ではm=1の場合について図示している。
最適化装置には、2つの信号が入力される。一方は、位相再生により得られて位相再生装置から入力されるシンボル位相110である。シンボル位相110は、
により表される。他方は、データ再生により得られてデータ再生装置から入力されるデータ変調位相112である。データ変調位相112は、
により表される。データ変調位相112は、例えばQPSKでは、π/4、3π/4、5π/4、7π/4の中のいずれか1つである。
図5は、第2の実施形態の平均化長最適化方法が適用される位相再生手順のフローチャートである。
第2の実施形態の装置は、以下の構成が第1の実施形態と異なっている。すなわち、第2の実施形態では、正/負判定部614による判定の前に、閾値判定部612を用いた判定が行われる。閾値判定部612は、入力された残留位相差自己相関値609の絶対値が予め決められた閾値よりも大きいか否かを判定する。そして、その絶対値が閾値よりも大きければ、閾値判定部612は、正/負判定を行うために、残留位相差自己相関値609を正/負判定部614へ出力する。上記絶対値が閾値以下であれば、最適化信号は出力されず、最適化処理は行われない。
図8は、第3の実施形態の平均化長最適化装置の構成を示す図である。第3の実施形態の装置は、以下の構成が第2の実施形態と異なっている。すなわち、第3の実施形態では、残留位相差の自己相関値が閾値判定部612により判定される前に、残留位相差の自己相関値が正規化される。このため、残留位相差603は、3つのルートを介して提供される。第1のルートは、残留位相差の自己相関値の正規化のための正規化係数を計算する正規化係数計算部606に入力される。第2および第3のルートは、上述した実施形態と同様に、レジスタ604および乗算器605にそれぞれ入力される。そして、平均化部607は、変位が1(または、m)である残留位相差の自己相関値609を出力する。
およびデータ再生装置により推定されるデータ変調位相
が取り除かれたシンボル位相であり、本発明の実施形態では残留位相差
である。
が出力される。平均化部903は、複数のシンボルの残留位相差の二次平均である平均値
を計算する。そして、逆数演算部905は、平均化部903により得られる平均値の逆数
を得る。すなわち、
が得られる。この逆数は、正規化係数608であり、乗算器610は、残留位相差自己相関値609にこの正規化係数608を乗算することにより、正規化された残留位相差自己相関値611を生成する。
を得るために、二乗演算部906、平均化部908に与えられる。他方は、レジスタ913、乗算器914、平均化部915に与えられる。図6に示すレジスタ604、乗算器605、平均化部607と同様に、レジスタ913、乗算器914、平均化部915は、変位がmであるときのカウントされた残留位相差の自己相関を演算する。ここで、mは、上述したように、1に限定されない整数であり、好ましくは−10≦m≦10の範囲内の整数である。
が定数なので、全最適化処理に渡って1回だけ動作すればよい。したがって、図9(b)に示す正規化係数計算部606Bによれば、システムの最適化の効率が向上する。
図10は、低速で動作する第4の実施形態の平均化長最適化装置600’の実施例である。低速最適化装置600’は、例えば図6〜図8に示すいずれの構成を採用してもよく、2つのダウンサンプリング部1001、1003を備える。
図12は、実施形態の適応的平均化長最適化装置600(または、600’)を使用するコヒーレント受信器の構成を示す図である。適応的平均化長最適化装置600は、図6〜図8、図10のいずれの構成であってもよい。
(付記1)
位相再生に採用される平均化長を最適化する方法であって、
位相再生により得られるデジタルシンボルの現在の位相およびデータ再生により得られる前記デジタルシンボルのデータ変調位相を受信して、前記デジタルシンボルの現在の位相とデータ変調位相との差分である前記デジタルシンボルの残留位相差を計算し、
変位がm(mは、整数)である残留位相差の自己相関値を計算し、
前記残留位相差の自己相関値に基づいて前記平均化長を最適化する
ことを特徴とする平均化長最適化方法。
(付記2)
付記1に記載の方法であって、
前記mは、−10以上、かつ、10以下の整数である
ことを特徴とする平均化長最適化方法。
(付記3)
付記1に記載の方法であって、
前記平均化長を最適化する手順において、
前記残留位相差の自己相関値が正であるか負であるかを判定し、
前記残留位相差の自己相関値が正であれば前記位相再生の平均化長を小さくし、前記残留位相差の自己相関値が負であれば前記位相再生の平均化長を大きくする
ことを特徴とする平均化長最適化方法。
(付記4)
付記3に記載の方法であって、
前記残留位相差の自己相関値が正であるか負であるかを判定する前に、その自己相関値が予め決められた閾値範囲内であるか判定し、
前記残留位相差の自己相関値が前記閾値範囲外であるときに、その自己相関値が正であるか負であるかを判定する
ことを特徴とする平均化長最適化方法。
(付記5)
付記1〜4のいずれか1つの付記に記載の方法であって、
受信した現在の位相およびデータ変調位相に対してダウンサンプリングを実行し、
ダウンサンプリングされた現在の位相およびデータ変調位相を用いて前記残留位相差を計算する
ことを特徴とする平均化長最適化方法。
(付記6)
付記4に記載の方法であって、
前記残留位相差の自己相関値が前記閾値範囲内であるかを判定する前に、その自己相関値を正規化し、
正規化された前記自己相関値の絶対値と、予め決められた1よりも小さい閾値とを比較し、
前記絶対値が前記閾値よりも大きいときに、前記自己相関値が正であるか負であるかを判定する
ことを特徴とする平均化長最適化方法。
(付記7)
付記6に記載の方法であって、
前記正規化で使用される正規化係数は
であり、
は、変位がゼロである残留位相差の自己相関値と変位が1である残留位相差の自己相関値との差分である
ことを特徴とする平均化長最適化方法。
(付記8)
位相再生装置において採用される平均化長を最適化する装置であって、
位相再生により得られるデジタルシンボルの現在の位相およびデータ再生により得られる前記デジタルシンボルのデータ変調位相を受信して、前記デジタルシンボルの現在の位相とデータ変調位相との差分である前記デジタルシンボルの残留位相差を計算する残留位相差計算部と、
変位がm(mは、整数)である残留位相差の自己相関値を計算する自己相関値計算部と、
前記残留位相差の自己相関値に基づいて前記平均化長を最適化する最適化部、
を有する平均化長最適化装置。
(付記9)
付記8に記載の装置であって、
前記mは、−10以上、かつ、10以下の整数である
ことを特徴とする平均化長最適化装置。
(付記10)
付記8に記載の装置であって、
前記最適化部は、
前記残留位相差の自己相関値が正であるか負であるかを判定し、前記残留位相差の自己相関値が正であれば前記位相再生の平均化長を小さくすることを指示する最適化信号を出力し、前記残留位相差の自己相関値が負であれば前記位相再生の平均化長を大きくすることを指示する最適化信号を出力する正/負判定部、を備える
ことを特徴とする平均化長最適化装置。
(付記11)
付記10に記載の装置であって、
前記最適化部は、前記残留位相差の自己相関値が正であるか負であるかを判定する前にその自己相関値が予め決められた閾値範囲内であるか判定する閾値判定部をさらに備え、
前記正/負判定部は、前記残留位相差の自己相関値が前記閾値範囲外であるときに、その自己相関値が正であるか負であるかを判定する
ことを特徴とする平均化長最適化装置。
(付記12)
付記8〜11のいずれか1つの付記に記載の装置であって、
受信した現在の位相およびデータ変調位相に対してダウンサンプリングを実行するダウンサンンプリング部をさらに備え、
前記残留位相差計算部は、前記ダウンサンプリング部により得られる現在の位相およびデータ変調位相を用いて前記残留位相差を計算する
ことを特徴とする平均化長最適化装置。
(付記13)
付記11に記載の装置であって、
前記残留位相差の自己相関値を正規化する正規化部をさらに備え、
前記閾値判定部は、正規化された前記自己相関値の絶対値と予め決められた1よりも小さい閾値とを比較し、
前記絶対値が前記閾値よりも大きいときに、前記正/負判定部は、前記自己相関値が正であるか負であるかを判定する
ことを特徴とする平均化長最適化装置。
(付記14)
付記13に記載の装置であって、
前記正規化で使用される正規化係数は
であり、
は、変位がゼロである残留位相差の自己相関値と変位が1である残留位相差の自己相関値との差分である
ことを特徴とする平均化長最適化装置。
(付記15)
付記8〜14のいずれか1つの付記に記載の平均化長最適化装置を備えることを特徴とするコヒーレント受信器。
(付記16)
光90°ハイブリッド回路を利用して受信光信号からベースバンド信号を生成するフロントエンド回路と、
前記ベースバンド信号から各シンボルの位相を表すシンボル位相を再生する位相再生部と、
前記シンボル位相に基づいてデータ変調位相を検出して送信データを再生するデータ再生部と、
前記シンボル位相および前記データ変調位相に基づいて最適化信号を生成する最適化部と、を備え、
前記位相再生部は、
前記ベースバンド信号から各シンボルの偏角を検出する偏角取得部と、
前記ベースバンド信号を平均化することにより前記フロントエンド回路で発生する位相シフトを検出する位相シフト検出部と、
前記偏角から前記位相シフトを差し引くことにより各シンボルの位相を再生する再生部と、を有し、
前記最適化部は、
前記シンボル位相から前記データ変調位相を差し引くことにより残留位相差を計算する第1の計算部と、
前記残留位相差の自己相関値を計算する第2の計算部と、
前記自己相関値に基づいて、前記位相再生部の位相シフト検出部による平均化の長さを調整する前記最適化信号を生成する第3の計算部と、を有する
ことを特徴とする光受信器。
Claims (9)
- 位相再生に採用される平均化長を最適化する方法であって、
位相再生により得られるデジタルシンボルの現在の位相およびデータ再生により得られる前記デジタルシンボルのデータ変調位相を受信して、前記デジタルシンボルの現在の位相とデータ変調位相との差分である前記デジタルシンボルの残留位相差を計算し、
変位がm(mは、整数)である残留位相差の自己相関値を計算し、
前記残留位相差の自己相関値に基づいて前記平均化長を最適化する
ことを特徴とする平均化長最適化方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記mは、−10以上、かつ、10以下の整数である
ことを特徴とする平均化長最適化方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記平均化長を最適化する手順において、
前記残留位相差の自己相関値が正であるか負であるかを判定し、
前記残留位相差の自己相関値が正であれば前記位相再生の平均化長を小さくし、前記残留位相差の自己相関値が負であれば前記位相再生の平均化長を大きくする
ことを特徴とする平均化長最適化方法。 - 請求項3に記載の方法であって、
前記残留位相差の自己相関値が正であるか負であるかを判定する前に、その自己相関値が予め決められた閾値範囲内であるか判定し、
前記残留位相差の自己相関値が前記閾値範囲外であるときに、その自己相関値が正であるか負であるかを判定する
ことを特徴とする平均化長最適化方法。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法であって、
受信した現在の位相およびデータ変調位相に対してダウンサンプリングを実行し、
ダウンサンプリングされた現在の位相およびデータ変調位相を用いて前記残留位相差を計算する
ことを特徴とする平均化長最適化方法。 - 請求項4に記載の方法であって、
前記残留位相差の自己相関値が前記閾値範囲内であるかを判定する前に、その自己相関値を正規化し、
正規化された前記自己相関値の絶対値と、予め決められた1よりも小さい閾値とを比較し、
前記絶対値が前記閾値よりも大きいときに、前記自己相関値が正であるか負であるかを判定する
ことを特徴とする平均化長最適化方法。 - 請求項6に記載の方法であって、
前記正規化で使用される正規化係数は
であり、
は、変位がゼロである残留位相差の自己相関値と変位が1である残留位相差の自己相関値との差分である
ことを特徴とする平均化長最適化方法。 - 位相再生装置において採用される平均化長を最適化する装置であって、
位相再生により得られるデジタルシンボルの現在の位相およびデータ再生により得られる前記デジタルシンボルのデータ変調位相を受信して、前記デジタルシンボルの現在の位相とデータ変調位相との差分である前記デジタルシンボルの残留位相差を計算する残留位相差計算部と、
変位がm(mは、整数)である残留位相差の自己相関値を計算する自己相関値計算部と、
前記残留位相差の自己相関値に基づいて前記平均化長を最適化する最適化部、
を有する平均化長最適化装置。 - 光90°ハイブリッド回路を利用して受信光信号からベースバンド信号を生成するフロントエンド回路と、
前記ベースバンド信号から各シンボルの位相を表すシンボル位相を再生する位相再生部と、
前記シンボル位相に基づいてデータ変調位相を検出して送信データを再生するデータ再生部と、
前記シンボル位相および前記データ変調位相に基づいて最適化信号を生成する最適化部と、を備え、
前記位相再生部は、
前記ベースバンド信号から各シンボルの偏角を検出する偏角取得部と、
前記ベースバンド信号を平均化することにより前記フロントエンド回路で発生する位相シフトを検出する位相シフト検出部と、
前記偏角から前記位相シフトを差し引くことにより各シンボルの位相を再生する再生部と、を有し、
前記最適化部は、
前記シンボル位相から前記データ変調位相を差し引くことにより残留位相差を計算する第1の計算部と、
前記残留位相差の自己相関値を計算する第2の計算部と、
前記自己相関値に基づいて、前記位相再生部の位相シフト検出部による平均化の長さを調整する前記最適化信号を生成する第3の計算部と、を有する
ことを特徴とする光受信器。
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