JP2010015172A - 光量調節装置および光学機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 遮光羽根に遮光羽根の移動方向において光透過率が互いに異なる複数の濃度領域を有するNDフィルターが取り付けられており、光通過口の全部がNDフィルターにおける複数の濃度領域のうち最も光透過率が低い濃度領域により覆われる面積のうち光通過口の面積が最大となる状態と、光通過口の全部がNDフィルターにおける複数の濃度領域のうち最も光透過率が低い濃度領域により覆われる面積のうち光通過口の面積が零となる状態との間に設定したリミット開口径より開き側でのみ遮光羽根を駆動し、光通過口がリミット開口径の状態にて露出オーバーになると判断した場合のシャッター速度を、光通過口がリミット開口径より開き側のシャッター速度よりも速くする。
【選択図】 図2
Description
図6(A),(B)には、一般的な4群レンズ構成のズームレンズの鏡筒構造を示している。なお、(B)は(A)におけるA−A線断面を示している。
ガイドバー203,204a,204bは光軸205と平行に配置され、移動するレンズ群の案内および回り止めを行う。DCモータ206はバリエーターレンズ群201bを移動させる駆動源となる。
フォーカシングレンズ群201dを保持するRR移動環214には、ガイドバー204a,204bにスライド可能に嵌合するスリーブ部が形成されており、またラック213が光軸方向についてRR移動環214と一体的となるように組み付けられている。
なお、バリエーターレンズ群の駆動源としては、フォーカシングレンズ群の駆動源と同様にステッピングモータを用いてもよい。
また、このようなステッピングモータを用いてレンズ群保持枠を移動させる場合には、フォトインタラプタ等を用いて保持枠が光軸方向の1つの基準位置に位置することを検出した後に、ステッピングモータに与える駆動パルスの数を連続的にカウントすることにより、保持枠の絶対位置を検出する。
221はCCD等の固体撮像素子、222はバリエーターレンズ群201bの駆動機構であり、モータ206(又はステッピングモータ)、ギア列207およびガイドスクリュー軸208等を含む。
224はバリエーターレンズ群201bとアフォーカルレンズ201cとの間に配置された絞り装置235の駆動源である。
232は本カメラの制御を司るCPUである。228はカメラ信号処理回路であり、固体撮像素子221の出力に対して所定の増幅やガンマ補正などを施す。これらの所定の処理を受けた映像信号のコントラスト信号は、AEゲート229およびAFゲート230を通過する。即ち、露出決定およびピント合わせのために最適な信号の取り出し範囲が全画面内のうちこのゲートで設定される。このゲートの大きさは可変であったり、複数設けられたりする場合がある。
415は光軸である。絞り羽根405,406には、前述の羽根連動ピン403,404に嵌合する穴部407、408が形成されている。これにより、連動レバー402と絞り羽根405,406とが連結される。
このような状況だと、絞り値でF11やF8、場合によってF5.6といった通常頻繁に使用される絞り値では、光の回折により画像全体がフレアがかかった感じになり、解像度が劣化するような現象が発生する。
(1)NDフィルターを絞り羽根に取り付け、絞り開口径の縮小と同時に光の透過率を落とすことで、上記の解像劣化を発生してしまう開口径に実用的にほとんどせずに、広い輝度範囲を得るようにする、
(2)上記(1)でも最適露出が得られない場合には、CCDの電荷蓄積時間(シャッタ速度)を変化させ、より短い時間で像を取り込むようにする、
ことが考えられる。
まず図1(A)〜(C)を用いて、本発明の実施形態に共通する基本的な考え方およびその効果について説明する。
図1(A)〜(C)には、菱形の絞り開口(光通過口)が、最大(開放)開口面積と全閉(開口面積は零)との間の中間開口面積となっている状態を示しており、いずれもこの中間開口内に、NDフィルターにより覆われておらず素通しになっている部分と、NDフィルターにより覆われた部分とがある状態を示している。
以下の実施形態は、上述した本発明の基本概念に基づくものであり、さらに絞り開口内における素通し部分およびNDフィルターの各濃度領域の面積の大小関係を特定することにより、上記効果をより確実に得ることができるものである。
A3<A2<A1 …(1)
の関係にある。
図3には、本発明の第2実施形態である絞り装置の絞り開口周辺の様子を示している。これらの図は、絞り開口が最大(開放)から小さくなる方向(移動方向)に絞り羽根を駆動していったときに、最初にNDフィルターが絞り開口を覆いきった状態、言い換えれば、絞り開口がとり得る大きさのうち、絞り開口の全部がNDフィルターにより覆われる最大のものである状態を示している。
A5<A4 …(2)
の関係にある。
4×A5<A4 …(3)
の関係にある。
これは、図3および図4に相当するF値から、さらに絞り開口が縮小する方向に絞り、高濃度領域3により絞り開口の全てが覆われるまでの間に、F値として2段程度以上の差を有することを示している。
図5には、上記各実施形態にて説明した絞り装置を備えた、本発明の第3実施形態であるビデオカメラ又はデジタルスチルカメラ(撮像装置)における被写体の明るさ(横軸)と絞り開口径(左縦軸)とシャッター速度(右縦軸)との関係を示している。
1 素通し部分(NDフィルターによって覆われていない部分)
2 NDフィルターの低濃度領域
3 NDフィルターの高濃度領域
A1 素通し部分の面積
A2,A4 低濃度領域の面積
A3,A5 高濃度領域の面積
L3 絞り開口径
L5 シャッター速度
Claims (2)
- 遮光羽根を駆動して光通過口の面積を変化させることにより光量を調節する光量調節装置において、
前記遮光羽根に前記遮光羽根の移動方向において光透過率が互いに異なる複数の濃度領域を有するNDフィルターが取り付けられており、
前記光通過口の全部が前記NDフィルターにおける前記複数の濃度領域のうち最も光透過率が低い濃度領域により覆われる面積のうち前記光通過口の面積が最大となる状態と、前記光通過口の全部が前記NDフィルターにおける前記複数の濃度領域のうち最も光透過率が低い濃度領域により覆われる面積のうち前記光通過口の面積が零となる状態との間に設定したリミット開口径より開き側でのみ前記遮光羽根を駆動し、
前記光通過口が前記リミット開口径の状態にて露出オーバーになると判断した場合のシャッター速度を、前記光通過口が前記リミット開口径より開き側のシャッター速度よりも速くすることを特徴とする光量調節装置。 - 請求項1に記載の光量調節装置を備えたことを特徴とする光学機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009230121A JP2010015172A (ja) | 2009-10-02 | 2009-10-02 | 光量調節装置および光学機器 |
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JP2009230121A JP2010015172A (ja) | 2009-10-02 | 2009-10-02 | 光量調節装置および光学機器 |
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JP2000152805A Division JP4684386B2 (ja) | 2000-05-24 | 2000-05-24 | 光量調節装置および光学機器 |
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JP2010015172A true JP2010015172A (ja) | 2010-01-21 |
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JP2009230121A Pending JP2010015172A (ja) | 2009-10-02 | 2009-10-02 | 光量調節装置および光学機器 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101173227B1 (ko) | 2011-10-21 | 2012-08-10 | 국방과학연구소 | 시야별 투과율 제어 필터가 광경로상의 필드 스톱 위치에 배치된 적외선 카메라용 적외선 광학계 |
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2009
- 2009-10-02 JP JP2009230121A patent/JP2010015172A/ja active Pending
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