JP2010014744A - トナー補給装置及び画像形成装置 - Google Patents

トナー補給装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010014744A
JP2010014744A JP2008171785A JP2008171785A JP2010014744A JP 2010014744 A JP2010014744 A JP 2010014744A JP 2008171785 A JP2008171785 A JP 2008171785A JP 2008171785 A JP2008171785 A JP 2008171785A JP 2010014744 A JP2010014744 A JP 2010014744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
toner
toner bottle
locking member
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008171785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5321952B2 (ja
Inventor
Satoshi Kitaoka
聡 北岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2008171785A priority Critical patent/JP5321952B2/ja
Publication of JP2010014744A publication Critical patent/JP2010014744A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5321952B2 publication Critical patent/JP5321952B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】トナーボトルユニットの装着位置がずれて、トナーが飛散してしまうのを抑制できるトナー補給装置及びそのトナー補給装置を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナーボトル20の開口部23に取り付けた栓25によって開口部23を開口状態及び閉塞状態にする開閉手段30と、トナーボトルの中心軸と同軸又は略同軸の回動軸を中心に回動し、その回動に連動する開閉手段によって開口部を開口状態する開位置と閉塞状態にする閉位置との間で変位可能な開閉操作手段41とを有した、装置本体に対して着脱自在なトナーボトルユニット17と、装置本体の所定の装着位置に装着されたトナーボトルユニットを係止する係止位置と係止解除位置との間で変位可能な係止部材112と、を備えたトナー補給装置50において、開閉操作手段が上記開位置にあるときに係止部材の上記係止位置から上記係止解除位置への変位を規制する規制手段を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置の現像装置にトナーを補給するトナー補給装置及びそのトナー補給装置を備えた画像形成装置に関するものである。
潜像担持体に形成された静電潜像をトナーを用いた現像装置によって可視像化する画像形成装置においては、画像形成に伴って現像装置内のトナーが消費されていく。そのため、従来よりトナーを収容したトナーボトルを有するトナー補給装置を備え、そのトナー補給装置によってトナーボトルに収容されたトナーを現像装置へ補給する画像形成装置が知られている。
特許文献1に記載の画像形成装置においては、トナーを収納したトナーボトルを着脱自在に保持するトナー補給装置が備えられており、そのトナー補給装置によってトナーボトルに収容したトナーを現像装置へ補給している。また、画像形成装置本体内の所定の装着位置に装着されたトナー補給装置を画像形成装置本体外に引き出すことで、経時使用により空になったトナーボトルと新しいトナーボトルとの交換をユーザーによって行えるように構成している。
特許第3492856号公報
本出願人も、経時使用により空になったトナーボトルと新品のトナーボトルとの交換をユーザーによって行えるように構成したトナー補給装置を備えた画像形成装置として、特願2006−339028号公報(以下、「先願」という。)に記載の画像形成装置を提案した。
上記先願に記載の画像形成装置に備えられたトナー補給装置は、トナー補給装置本体に対して所定の装着位置と所定の引き出し位置との間を変位可能な、円筒形状のトナーボトルを取り付け取り外し可能に保持するトナーボトルユニットを有している。トナーボトルの栓を開けるときには、トナーボトルユニットに設けられた操作レバーをトナーボトルユニットに対してトナーボトルの長手方向の軸と同軸上または略同軸上にある回動軸を中心に閉位置から開位置へ回動させる。また、トナーボトルユニットが所定の装着位置に装着され際に、トナーボトルユニットに設けられたトナー排出口と、現像装置に設けられたトナー受入口とが連通するように構成されている。これにより、所定の装着位置に装着されたトナーボトルユニットが保持するトナーボトルの栓を開け、そのトナーボトルから排出されたトナーは、上記トナー排出口と上記トナー受入口とを介してトナー補給装置から現像装置内に補給される。
このようにしてトナーの補給が行われると、やがてトナーボトルが空になるので、空になったトナーボトルを新しいトナーボトルに交換する。この交換の際には、まず作業者によってトナーボトルユニットの操作レバーを上記回動軸を中心に開位置から閉位置へ回動させて、トナーボトルの栓を閉じる。このようにトナーボトルの栓を閉じてから、トナーボトルユニットを所定の装着位置から所定の引き出し位置まで引き出す。この引き出し位置で空になったトナーボトルと新しいトナーボトルとの交換を行い、交換が済んだらトナーボトルユニットを再び所定の装着位置まで押し込んで、トナーボトルユニットを所定の装着位置に装着する。この後にトナーボトルユニットの操作レバーを操作し、トナーボトルの栓を開けてトナーの補給が行える状態にする。
ここで、所定の装着位置に装着されたトナーボトルユニットが振動などにより所定の装着位置からずれ、上記トナー排出口と上記トナー受入口との位置関係がずれることがある。このときにトナーボトルの栓が開いていると、上記トナー排出口と上記トナー受入口との継ぎ目となる部分からトナーが飛散してしまう恐れがある。
そのため、トナーボトルユニットを所定の装着位置で係止部材によりトナー補給装置本体に対して係止して、トナーボトルユニットが所定の装着位置からずれないようにすることが考えられる。これにより、トナーボトルユニットが所定の装着位置からずれるのを抑えられ、上記トナー排出口と上記トナー受入口との位置関係がずれることがなく、上述したようなトナー飛散を抑制することができる。
しかしながら、トナーボトルユニットが所定の装着位置にあり、且つ、トナーボトルの栓が開いているときに、ユーザーが誤って係止部材によるトナーボトルユニットの係止を解除してしまうと、トナーボトルユニットが所定の装着位置からずれ上述したようなトナー飛散が発生してしまうといった問題が生じ得る。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、トナーボトルの開口部が開放された状態で所定の装着位置に装着されたトナーボトルユニットの装着位置がずれて、トナーが飛散してしまうのを抑制できるトナー補給装置及びそのトナー補給装置を備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、円筒状のトナーボトルの開口部に設けられた取り外し可能な栓を該開口部から取り外して該開口部を開口状態にしたり、該開口部に該栓を取り付け閉塞状態にしたりする開閉手段と、該開閉手段によって該開口部を開口状態する開位置と、該開閉手段によって該開口部を閉塞状態にする閉位置との間で変位可能な開閉操作手段とを有し、該トナーボトルの中心軸と同軸または略同軸の回動軸を中心に該開閉操作手段を回動し、該開閉操作手段が該閉位置から該開位置へ変位するのに連動して該開口部が閉塞状態から開口状態になるように該開閉手段を動作させたり、該開閉操作手段が該開位置から該閉位置へ変位するのに連動して該開口部が開口状態から閉塞状態になるように該開閉手段を動作させたりするように構成した、装置本体に対して着脱自在なトナーボトルユニットと、装置本体の所定の装着位置に装着された該トナーボトルユニットを装置本体に対して係止する係止位置と係止を解除する係止解除位置との間で変位可能な係止部材と、を備えたトナー補給装置において、該開閉操作手段が該開位置にあるときに該係止部材の該係止位置から該係止解除位置への変位を規制する規制手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1のトナー補給装置において、上記規制手段は、少なくとも、上記係止部材と嵌合し該係止部材の上記係止位置から上記解除位置への変位を規制する規制位置と規制を解除する規制解除位置との間を変位可能な規制部材からなり、上記開閉操作手段の該閉位置から該開位置への回動動作に連動して該規制部材が該規制解除位置から該規制位置に変位するように構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2のトナー補給装置において、上記規制部材を上記開閉操作手段と一体で構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3のトナー補給装置において、上記開閉操作手段が上記開位置にあるときの上記規制部材の回動位置へ上記規制部材が移動可能なように構成したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項2、3または4のトナー補給装置において、装置本体の所定の装着位置に上記トナーボトルユニットが装着されてない状態で上記開閉操作手段を上記閉位置から上記開位置へ回動させた際に、その回動の途中で上記規制部材が上記規制位置に達する前に上記係止部材と接触し、該開閉操作手段がそれ以上該開位置に向かって回動できないように構成したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項2、3、4または5のトナー補給装置において、上記規制部材に上記規制位置で上記係止部材を覆う係止部材覆い部を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、潜像を担持する像担持体と、該像担持体上に担持された該潜像を少なくともトナーを含む現像剤によって現像する現像手段と、トナーボトルを着脱自在に保持し所定の引き出し位置と所定の装着位置との間で変位可能なトナーボトルユニットを有し、該現像手段にトナーを補給するトナー補給手段と、を備えた画像形成装置において、該トナー補給手段として、請求項1、2、3、4、5または6のトナー補給装置を用いることを特徴とするものである。
本発明においては、開閉操作手段が上記開位置にあるときに係止部材の上記係止位置から上記係止解除位置への変位を規制手段によって規制することができる。これにより、トナーボトルユニットが装置本体の所定の装着位置に装着され、且つ、開閉操作手段が上記開位置にあるときに、係止部材による装置本体に対するトナーボトルユニットの係止を解除することができなくなる。よって、トナーボトルユニットが装置本体の所定の装着位置に装着され、且つ、開閉操作手段が上記開位置にあるときに、ユーザーが誤って係止部材によるトナーボトルユニットの係止を解除してしまうのを抑制することができる。
以上、本発明によれば、トナーボトルの開口部が開放された状態で所定の装着位置に装着されたトナーボトルユニットの装着位置がずれて、トナーが飛散してしまうのを抑制できるという優れた効果がある。
以下、本発明を画像形成装置である電子写真プリンタ(以下、プリンタという)に適用した一実施形態について説明する。
図2は本実施形態に係るプリンタの概略構成を示す正面図である。プリンタの内部にはドラム状の感光体3が回転可能に設けられ、その周囲に帯電装置4、現像装置5、転写装置6、クリーニング装置7、などが配設されている。そして、感光体3の上方には転写装置6によりトナー像が転写された転写紙上にトナー像を定着するための定着装置9が配設され、プリンタ下部には転写紙をストックするととも、感光体3に向けて送り出すための給紙部10が設けられている。
また、現像剤収納容器としてのトナーボトルに収納されたトナーを現像装置5に補給する現像剤補給装置として、トナーボトルを着脱自在に保持するトナーボトルユニット17を有するトナー補給装置50が、感光体3の左方のプリンタ前面側上部に設けられている。
本実施形態においては、図3に示すように、トナーボトルユニット17全体がプリンタ本体内に設けられたトナー補給装置本体内に収容され装着された位置をトナー補給用位置Bとしている。このトナー補給用位置Bにトナーボトルユニット17がある状態では、トナーボトルユニット17に設けられた図示しないトナー排出口と、プリンタ本体側に設けられた図示しないトナー受入口とが連通するように構成されており、これらトナー排出口とトナー受入口とを介してトナーボトルユニット17から現像装置5内にトナーの補給が行われる。
トナーボトルユニット17は、図4(a)に示すように、トナーボトル20を保持するための容器保持手段としてのボトルホルダー21を有しており、トナー補給装置本体側に設けられボトルホルダー21をスライド可能に支持する支持部材22上にボトルホルダー21を介して設けられている。
トナー補給用位置Bにあるトナーボトルユニット17は、ボトルホルダー21を介して支持部材22上を図中矢印C方向にスライドし、トナー補給装置50の手前、言い換えれば、プリンタ本体の手前に引き出された図5に示す位置まで引出し可能に構成されている。本実施形態では、このように、トナーボトルユニット17がプリンタ本体の手前に引き出された位置をボトル載置用位置Aとしており、このボトル載置用位置Aでトナーボトルユニット17に対しトナーボトル20の取り付け取り外しを行う。
また、ボトル積載用位置Aにあるトナーボトルユニット17は、図4(b)に示すように、ボトルホルダー21を介して支持部材22上を図中矢印D方向にスライドすることで、プリンタ本体に設けられたトナー補給装置本体内のトナー補給用位置Bに移動し装着される。
図6は、本実施形態に用いることができるトナーボトル20から栓25が取り外され、開口部23が開放された状態での斜視図であり、図7はトナーボトル20の開口部23に栓25が取り付けられた状態を示したものである。また、図8(a)はトナーボトル20の縦断面図であり、図8(b)はその開口部23の拡大図である。
トナーボトル20は、ほぼ円筒状をしており、その一端面のほぼ中央に円筒部よりも小径の開口部23が形成されている。この開口部23は外側に突出したカラー24の先端部に形成され、この開口部23を封止するように栓25が設けられている。この栓25の中央には摘み部26が形成されている。さらに、上記円筒部の内周面には、トナーボトルユニット17にトナーボトル20を取り付けた状態で図示しないボトル回転駆動装置によるトナーボトル20の回転により内部の収納トナーを開口部23側に案内するための案内溝27が螺旋状に形成されている。
次に、栓25で開口部23が封止された状態のトナーボトル20から栓25を取り外す機構の概略構成及び動作の説明をする。
トナーボトルユニット17には、図9(a)などに示すように、ボトルホルダー21に保持されたトナーボトル20の栓25を挾持するために設けられたコレットチャック30が、ボトルホルダー21の一部に形成された孔部32で支持壁31により支持されている。
図9(a)に示すフリーな状態では、コレットチャック30の先端に形成されている挾持部33が拡がった状態で支持されている。なお、コレットチャック30の先端の挾持部33には、外力によって挾持部33が狭められ得るようにするための複数の切り割れがある。
図9(b)は、トナーボトル20がボトルホルダー21のセット位置に置かれたときの状態を示したものである。このとき、栓25の摘み部26がコレットチャック30の挾持部33によって挾持可能なように、掴み部26をコレットチャック30の挾持部33内に配置してトナーボトル20をボトルホルダー21にセットする。
なお、この状態においては、コレットチャック30の挾持部33はまだ栓25の摘み部26を挾持していない。
ここで、トナーボトルユニット17には、図10に示すような、トナーボトル20の中心軸と同軸または略同軸の回動軸を中心に回動可能な開閉ハンドル41が設けられている。図9(b)に示すような、コレットチャック30の挾持部33によって栓25の摘み部26が挾持されておらず、開口部23が栓25によって封止され開口部23が閉じている状態では、図10に示すように開閉ハンドル41が9時の位置にある。本実施形態においては、上記9時の位置を開閉ハンドル41における閉位置としている。また、開閉ハンドル41の本体内側には、図11に示すように、開閉ハンドル41の回動動作に連動して作動するように構成されたカム装置40が設けられており、開閉ハンドル41が上記閉位置にあるときには、カム装置40のカム面45に沿って移動可能な、コレットチャック30に設けられた移動部材70が、カム面45の最もトナーボトル20に近い側にある状態となっている。
トナーボトル20の開口部23から栓25を取り外し開口部23を開放する場合には、上記閉位置にある開閉ハンドル41を時計回りに回動し、図12に示すように開閉ハンドル41を12時の位置まで移動させる。本実施形態においては、上記12時の位置を開閉ハンドル41における開位置としてる。ここで、カム装置40の本体は開閉ハンドル41の回動に連動して、開閉ハンドル41と同じ方向に回動可能に構成されている。そのため、開閉ハンドル41を上記閉位置から上記開位置に回動させることでカム装置40本体も同じ方向に回動し、この際のカム装置40本体の回動によって、図13に示すように、移動部材70がカム面45に沿ってトナーボトル20から離れる方向に移動する。このように移動部材70が移動することにより、移動部材70が設けられたコレットチャック30もトナーボトル20から離れる方向(図9(b)中矢印方向)に移動する。この移動により、コレットチャック30が孔部32の内周面で押されて挾持部33が狭められ、栓25の摘み部26が挾持部33によって挾持される。そして、挾持部33によって栓25の摘み部26が挾持された状態で、さらにコレットチャック30が上記離れる方向へ移動することで、図9(c)に示すように開口部25から栓25が取り外され、開口部23が完全に開放される。
このような栓25の取り外し機構をトナーボトルユニット17に設けることによって、開口部23を栓25で封止したままの状態で、トナーボトル20をボトルホルダー21に載置することができる。そのため、特に、トナーボトル20をほぼ水平な状態でボトルホルダー21上に載置する場合にも、開口部23からのトナー漏れを防止することができる。
また、トナーボトル20の開口部23に栓25を取り付ける場合には、栓25を開口部23から取り外す上述した動作の逆の動作を行う。つまり、開閉ハンドル41を上記開位置から上記閉位置へ反時計回りに回動させ、カム装置40によってコレットチャック30をトナーボトル20に近づく方向に移動させて、トナーボトル20の開口部23に栓25を取り付ける。なお、この際、コレットチャック30を開口部23に向けて移動させることで、コレットチャック30の復元力で挾持部33が開き、栓25の摘み部26の挾持が解除される。
よって、ボトルホルダー21からトナーボトル20を取り出すときなどには、まず上述した方法によってトナーボトル20の開口部23に栓25を取り付け、開口部23が栓25で封止された状態にすることで、トナーボトル20の開口部23近傍の壁面などに付着したトナーが開口部23から漏れ出して装置内外に飛散してしまうことがない。
次に、トナーボトル20の交換作業に係る動作について説明する。ボトルホルダー21からトナーボトル20を取り外すときには、まず、上述した方法によってトナーボトル20の開口部23に栓25を取り付け、トナーボトル交換作業中に開口部23からトナーが排出さないようにする。栓25によって開口部23を封止した後、トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bからボトル載置用位置Aへ移動させる。そして、ボトル載置用位置Aにトナーボトルユニット17がある状態で、交換者がボトルホルダー21からトナーボトル20を取り外す。ボトルホルダー21からトナーボトル20を取り外した後、ボトル載置用位置Aにトナーボトルユニット17がある状態で、トナーで満たされ且つ開口部23が栓25で封止された新たなトナーボトル20をボトルホルダー21に載置する。そして、トナーボトルユニット17の開閉ハンドル41に設けられた半球穴部42を押して、トナーボトルユニット17をボトル載置用位置Aからトナー補給用位置Bへ移動させ、トナーボトルユニット17を装置本体に装着する。その後、栓25を開口部23から取り外す上述した方法によって、トナーボトル20の開口部23を開放する。
このように、開口部23が開放されたトナーボトル20を図示しないボトル回転駆動装置によって回転させることで、トナーボトル20に形成された螺旋状の案内溝27により開口部23側に案内されたトナーボトル20内のトナーが、開口部23からトナーボトル20外へ排出される。トナーボトル20の開口部23から排出されたトナーは、トナーボトルユニット17内に設けられたトナー搬送路を通り上述したトナー排出口から、このトナー排出口と連通する装置本体側に設けられたトナー受入口を介して最終的に現像装置5内に補給される。
また、本実施形態のように開閉ハンドル41の回動方向は、ボトル載置用位置Aとトナー補給用位置Bとの移動方向の軸と直交する平面上で、且つ、上記軸と同軸または略同軸の回動軸まわりの方向となっている。よって、トナーボトルユニット17をボトル載置用位置Aからトナー補給用位置Bへ移動させるときに、交換者が開閉ハンドル41を押す力の分力が仮に開閉ハンドル41の回動方向にかかったとしても、トナーボトルユニット17を装置本体内に押し込むときに押す開閉ハンドル41の部分は、開閉ハンドル41における上記軸上またはその近傍の開閉ハンドル41に設けられた半球穴部42なので、力のモーメントの関係から開閉ハンドル41を回動させるほどの力とはなりえない。よって、交換者がトナーボトルユニット17を装置本体内のトナー補給用位置Bに収納する際にトナーボトルユニット17を押す力によって、開閉ハンドル41が回動し、栓25が開口部23から外れてしまうことを抑制することができる。
ここで、トナー補給用位置Bに装着されたトナーボトルユニット17の位置が、振動などによりトナー補給用位置Bからずれてしまうことがある。トナーボトルユニット17の位置がトナー補給用位置Bからずれると、互いに連通し合うトナーボトルユニット17に設けられたトナー排出口とプリンタ本体側に設けられたトナー受入口との相対位置がずれ、トナー排出口とトナー受入口との継ぎ目、言い換えれば、各装置の継ぎ目となる部分からトナーが飛散してしまう恐れがある。そのため、本実施形態に係るプリンタにおいては、トナー補給用位置Bに装着されたトナーボトルユニット17が、トナー補給装置本体に対してトナー補給用位置Bに位置保持した状態で係止されるように構成している。
図14に示すようにトナー補給装置本体の下面には、板ばね110の一端側が固定されている。この板ばね110の一端側には、トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bに位置保持した状態で係止する機能や、抜け止め用ストッパの機能などを果たす係止部材112が取り付けられている。この係止部材112は、傾斜面部112a、平坦部112b、垂直部112c、操作部119と一体的に構成されている。
また、ボトルホルダー21の下部には溝状部21gが形成されている。この溝状部21gの幅は、係止部材112の幅よりも大きく、係止部材112が溝状部21gの位置にあるときには、溝状部21g内に係止部材112を嵌入させることができる。
係止部材112に外力が作用しない状態のもとでは、図14に示すように傾斜面部112aの中間部が溝状部21gの一端の壁部21hの下端縁と対応する位置関係にある。よって、トナーボトルユニット17を図14に示す状態から図中矢印D方向に押し込んでいくと、やがて壁部21hが傾斜面部112aに当接し、係止部材112を板ばね110の弾性に抗して押し下げて平坦部112bを乗り越え、垂直部112cがボトルホルダー21の壁面21iと対向するようになって、図15に示すようにボトルホルダー21を図中矢印C方向へ戻せない状態に係止する。このようにして、トナーボトルユニット17はトナー補給用位置Bで係止部材112によりトナー補給装置本体に対して係止される。
また、図14において、トナーボトルユニット17を最大限、図中矢印C方向に引き出したときのトナーボトルユニット17の位置がボトル載置用位置Aである。図15に示すように、トナー補給用位置Bで係止部材112によって係止されているトナーボトルユニット17をボトル載置用位置Aに引き出す際には、係止部材112の操作部119を下方に押して、係止部材112の垂直部112cがボトルホルダー21の壁面21iと対向しない位置まで係止部材112を板ばね110の弾性に抗して押し下げて係止を解除し、このように係止部材112を押し下げて係止を解除した状態のもとで、トナー補給用位置Bからボトル載置用位置Aに向かってトナーボトルユニット17を引き出す。
また、トナーボトルユニット17がボトル載置用位置Aまで引き出されると、トナー補給装置本体に設けたストッパ109が溝状部21gの後端側壁部21jに当接し、この位置よりも図中矢印C方向へトナーボトルユニット17を引き出せないようになっている。
上述したように、トナー補給用位置Bに装着されたトナーボトルユニット17をトナー補給装置本体に対して係止部材112により係止することで、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bからずれてしまうのを抑制できる。よって、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bからずれ、トナーボトルユニット17に設けたトナー排出口とプリンタ本体側に設けたトナー受入口との継ぎ目となる部分、言い換えれば、各装置の継ぎ目となる部分からトナーが飛散してしまうのを抑制することができる。
しかしながら、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bにあり、且つ、トナーボトル20の開口部23が開放された状態で、交換者が誤って係止部材112に触れたり操作したりするなどして係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止が誤って解除されると、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bからずれ、上述したような各装置の継ぎ目となる部分からトナー飛散が発生する恐れがる。
そのため、本実施形態に係るプリンタにおいては、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bにあり、且つ、トナーボトル20の開口部23が開放された状態で、係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止が誤って解除されないように構成している。
[構成例1]
本構成例のトナー補給装置50においては、図1に示すように、係止部材112の解除動作(係止部材112を押し下げる動作)を規制するように係止部材112を拘束する拘束部材120が、図中矢印方向に変位可能なようにトナーボトルユニット17に設けられている。なお、図1はトナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに装着され係止部材112によって位置保持されて係止された状態で、且つ、トナーボトル20の開口部23が栓25によって封止された状態である。
また、開閉ハンドル41の本体には、開閉ハンドル41の回動に連動して同じ方向に回動するハンドル突起130が設けられている。図1の位置にある拘束部材120は、トナーボトル20の開口部23から栓25を取り外す際の開閉ハンドル41の上記閉位置から上記開位置への時計回りの回動に連動して同じく時計回りに回動するハンドル突起130によって押され、係止部材112側に向かってスライドする。
そして、図16に示すように、トナーボトル20の開口部23から栓25が取り外され開口部23が完全に開放される上記開位置まで開閉ハンドル41が回動すると、ハンドル突起130によって押された拘束部材120が係止部材112の下側に入り込み、拘束部材120と係止部材112とが嵌合する。このように拘束部材120と係止部材112とが嵌合することで、係止部材112が拘束部材120によって拘束され、係止部材112を押し下げることができなくなり、係止部材112の解除動作を行えないようにすることができる。また、開閉ハンドル41が上記開位置にあるときには、拘束部材120が係止部材112から離れる方向に移動できないように、ハンドル突起130によって拘束部材120の移動が規制される。
よって、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bにあり、且つ、トナーボトル20の開口部23が開放された状態で、交換者が誤って係止部材112に触れたり操作したりするなどして係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止が誤って解除され、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bからずれてしまい、上述したような各装置の継ぎ目となる部分からトナー飛散してしまうのを抑制することができる。
また、トナーボトル23の開口部23を栓25によって封止する際に、開閉ハンドル41を上記開位置から上記閉位置へ反時計回りの回動させることで、その回動に連動してハンドル突起130も反時計回りに回動し、ハンドル突起130が拘束部材120から離間する。トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bからボトル載置用位置Aまで引き出す際には、上述したように係止部材112を下方に押し下げてトナーボトルユニット17の係止を解除するので、係止部材11と嵌合している拘束部材120を係止部材112から離間させる必要がある。拘束部材120を係止部材112から離間させる構成としては、交換者が手動で拘束部材120を係止部材112から離れる方向にスライドさせるような構成でも良いし、スプリングなどの付勢手段によって拘束部材120を上記離れる方向に付勢しておき、拘束部材120からハンドル突起130が離間することで、自動的に拘束部材120が上記離れる方向にスライドするような構成でも良い。
[構成例2]
本構成例のトナー補給装置50においても図17に示すように、構成例1と同じく、係止部材112の解除動作(係止部材112を押し下げる動作)を規制するように係止部材112を拘束する拘束部材121が、図中矢印方向に変位可能なようにトナーボトルユニット17に設けられている。そして、開閉ハンドル41の本体に設けられ開閉ハンドル41の回動に連動して同じ方向に回動するハンドル突起130が、トナーボトル20の開口部23から栓25を取り外す際の開閉ハンドル41の上記閉位置から上記開位置への時計回りの回動に連動して同じく時計回りに回動し、その回動するハンドル突起130に押されて拘束部材121が係止部材112側に向かってスライドするように構成している。
図17は、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに装着され係止部材112によって位置保持されて係止された状態で、且つ、トナーボトル20の開口部23から栓25が取り外され開口部23が開放された状態におけるトナーボトルユニット17を示している。図17に示すように、トナーボトル20の開口部23が完全に開放される上記開位置まで開閉ハンドル41が回動すると、ハンドル突起130によって押された拘束部材121が係止部材112の下側に入り込み、拘束部材121と係止部材112とが嵌合する。このように拘束部材121と係止部材112とが嵌合することで、係止部材112が拘束部材121によって拘束され、係止部材112を押し下げることができなくなり、係止部材112の解除動作を行えないようにすることができる。また、開閉ハンドル41が上記開位置にあるときには、拘束部材121が係止部材112から離れる方向に移動できないように、ハンドル突起130によって拘束部材121の移動を規制している。
よって、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bにあり、且つ、トナーボトル20の開口部23が開放された状態で、交換者が誤って係止部材112に触れたり操作したりするなどして係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止が誤って解除され、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bからずれてしまい、上述したような各装置の継ぎ目となる部分からトナー飛散してしまうのを抑制することができる。
また、本構成例のトナー補給装置50においては、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく装着されていない状態で開閉ハンドル41を上記開位置まで回動させようとしても、図18に示すように、その回動途中で、ハンドル突起130に押されてスライドする拘束部材121が係止部材112の側面と干渉し、それ以上開閉ハンドル41を上記開位置に向かって回動できなくなる。すなわち、本構成例のトナー補給装置50においては、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく装着されていない状態では、トナーボトル20の開口部23から栓25を取り外し、開口部23を開放することができないようになっている。
これにより、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく装着されておらず、トナーボトルユニット17に設けたトナー排出口とプリンタ本体側に設けたトナー受入口との相対位置がずれた状態で、トナーボトル20の開口部23が開放され、開口部23から排出されたトナーがトナー排出口とトナー受入口との継ぎ目となる部分から飛散してしまうのを抑制することができる。
また、トナーボトル23の開口部23を栓25によって封止する際に、開閉ハンドル41を上記開位置から上記閉位置へ反時計回りの回動させることで、その回動に連動してハンドル突起130も反時計回りに回動し、ハンドル突起130が拘束部材121から離間する。トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bからボトル載置用位置Aまで引き出す際には、上述したように係止部材112を下方に押し下げてトナーボトルユニット17の係止を解除するので、係止部材112と嵌合している拘束部材121を係止部材112から離間させる必要がある。拘束部材121を係止部材112から離間させる構成としては、交換者が手動で拘束部材121を係止部材112から離れる方向にスライドさせるような構成でも良いし、スプリングなどの付勢手段によって拘束部材121を上記離れる方向に付勢しておき、拘束部材121からハンドル突起130が離間することで、自動的に拘束部材121が上記離れる方向にスライドするような構成でも良い。
[構成例3]
本構成例のトナー補給装置50においても図19に示すように、構成例1と同じく、係止部材112の解除動作(係止部材112を押し下げる動作)を規制するように係止部材112を拘束する拘束部材122が、図中矢印方向に変位可能なようにトナーボトルユニット17に設けられている。そして、開閉ハンドル41の本体に設けられ開閉ハンドル41の回動に連動して同じ方向に回動するハンドル突起130が、トナーボトル20の開口部23から栓25を取り外す際の開閉ハンドルの上記閉位置から上記開位置への時計回りの回動に連動して同じく時計回りに回動し、その回動するハンドル突起130に押されて拘束部材122が係止部材112側に向かってスライドするように構成している。
なお、図19はトナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに装着され係止部材112によって位置保持されて係止された状態で、且つ、トナーボトル20の開口部23が栓25によって封止された状態である。
ここで、本構成例のトナーボトルユニット17に設けられた拘束部材122には、図19に示すような、係止部材112を覆う係止部材覆い部123が設けられている。そして、トナーボトル20の開口部23が完全に開放される上記開位置まで開閉ハンドル41が回動すると、図20に示すように、ハンドル突起130によって押されて係止部材112側に向かってスライドした拘束部材122の係止部材覆い部123によって係止部材112が覆われる。この際、拘束部材122の係止部材覆い部123の一部が係止部材112の下側に入り込み、拘束部材122と係止部材112とが嵌合する。このように拘束部材122と係止部材112とが嵌合することで、係止部材112が下方に移動できないように拘束部材122によって係止部材112が拘束される。このように、拘束部材122の係止部材覆い部123によって係止部材112が覆われて、拘束部材122により係止部材112が拘束されることで、係止部材112を押し下げることができなくなり、係止部材112の解除動作を行えないようにすることができる。また、開閉ハンドル41が上記開位置にあるときには、拘束部材122が係止部材112から離れる方向に移動できないように、ハンドル突起130によって拘束部材122の移動を規制しているので、拘束部材122による係止部材112の拘束状態を維持することができる。
よって、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bにあり、且つ、トナーボトル20の開口部23が開放された状態で、交換者が誤って係止部材112に触れたり操作したりするなどして係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止が誤って解除され、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bからずれてしまい、上述したような各装置の継ぎ目となる部分からトナー飛散してしまうのを抑制することができる。特に、本構成例のトナー補給装置50においては、係止部材112が拘束部材122の係止部材覆い部123によって覆い隠され、交換者が係止部材112に触れることができなくなる。したがって、トナーボトル20の開口部23が開放されている状態のときに、交換者が誤って係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止を解除してしまうのを、より抑制することができる。
また、トナーボトル23の開口部23を栓25によって封止する際に、開閉ハンドル41を上記開位置から上記閉位置へ反時計回りの回動させることで、その回動に連動してハンドル突起130も反時計回りに回動し、ハンドル突起130が拘束部材122から離間する。トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bからボトル載置用位置Aまで引き出す際には、上述したように係止部材112を下方に押し下げてトナーボトルユニット17の係止を解除するので、係止部材112と嵌合している拘束部材122を係止部材112から離間させる必要がある。拘束部材122を係止部材112から離間させる構成としては、交換者が手動で拘束部材122を係止部材112から離れる方向にスライドさせるような構成でも良いし、スプリングなどの付勢手段によって拘束部材122を上記離れる方向に付勢しておき、拘束部材122からハンドル突起130が離間することで、自動的に拘束部材122が上記離れる方向にスライドするような構成でも良い。
[構成例4]
本構成例のトナー補給装置50においても図21に示すように、構成例3と同じく、係止部材112の解除動作(係止部材112を押し下げる動作)を規制するように係止部材112を拘束する、係止部材112を覆う係止部材覆い部125が設けられた拘束部材124が、図中矢印方向に変位可能なようにトナーボトルユニット17に設けられている。そして、開閉ハンドル41の本体に設けられ開閉ハンドル41の回動に連動して同じ方向に回動するハンドル突起130が、トナーボトル20の開口部23から栓25を取り外す際の開閉ハンドル41の上記閉位置から上記開位置への時計回りの回動に連動して同じく時計回りに回動し、その回動するハンドル突起130に押されて拘束部材124が係止部材112側に向かってスライドするように構成している。
そして、トナーボトル20の開口部23が完全に開放される上記開位置まで開閉ハンドル41が回動すると、図21に示すように、ハンドル突起130によって押されて係止部材112側に向かってスライドした拘束部材124の係止部材覆い部125によって係止部材112が覆われる。この際、拘束部材124の係止部材覆い部125の一部が係止部材112の下側に入り込み、拘束部材124と係止部材112とが嵌合する。このように拘束部材124と係止部材112とが嵌合することで、係止部材112が下方に移動できないように拘束部材124によって係止部材112が拘束される。このように、拘束部材124の係止部材覆い部125によって係止部材112が覆われて、拘束部材124により係止部材112が拘束されることで、係止部材112を押し下げることができなくなり、係止部材112の解除動作を行えないようにすることができる。また、開閉ハンドル41が上記開位置にあるときには、拘束部材124が係止部材112から離れる方向に移動できないように、ハンドル突起130によって拘束部材124の移動を規制しているので、拘束部材124による係止部材112の拘束状態を維持することができる。
よって、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bにあり、且つ、トナーボトル20の開口部23が開放された状態で、交換者が誤って係止部材112に触れたり操作したりするなどして係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止が誤って解除され、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bからずれてしまい、上述したような各装置の継ぎ目となる部分からトナー飛散してしまうのを抑制することができる。特に、本構成例のトナー補給装置50においては、係止部材112が拘束部材124の係止部材覆い部125によって覆い隠され、交換者が係止部材112に触れることができなくなる。したがって、トナーボトル20の開口部23が開放されている状態のときに、交換者が誤って係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止を解除してしまうのを、より抑制することができる。
また、本構成例のトナー補給装置50においては、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく装着されていない状態で開閉ハンドル41を上記開位置まで回動させようとしても、図22に示すように、その回動途中で、ハンドル突起130に押されて係止部材112側に向かってスライドする拘束部材124が係止部材112の側面と干渉し、それ以上開閉ハンドル41を上記開位置に向かって回動できなくなる。すなわち、本構成例のトナー補給装置50においては、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく装着されていない状態で、トナーボトル20の開口部23から栓25を取り外し、開口部23を開放することができないようになっている。
これにより、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく装着されておらず、トナーボトルユニット17に設けたトナー排出口とプリンタ本体側に設けたトナー受入口との相対位置がずれた状態で、トナーボトル20の開口部23が開放され、開口部23から排出されたトナーがトナー排出口とトナー受入口との継ぎ目となる部分から飛散してしまうのを抑制することができる。
また、トナーボトル23の開口部23を栓25によって封止する際に、開閉ハンドル41を上記開位置から上記閉位置へ反時計回りの回動させることで、その回動に連動してハンドル突起130も反時計回りに回動し、ハンドル突起130が拘束部材124から離間する。トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bからボトル載置用位置Aまで引き出す際には、上述したように係止部材112を下方に押し下げてトナーボトルユニット17の係止を解除するので、係止部材112と嵌合している拘束部材124を係止部材112から離間させる必要がある。拘束部材124を係止部材112から離間させる構成としては、交換者が手動で拘束部材124を係止部材112から離れる方向にスライドさせるような構成でも良いし、スプリングなどの付勢手段によって拘束部材124を上記離れる方向に付勢しておき、拘束部材124からハンドル突起130が離間することで、自動的に拘束部材124が上記離れる方向にスライドするような構成でも良い。
[構成例5]
本構成例のトナー補給装置50においては、図23に示すように、係止部材112の解除動作(係止部材112を押し下げる動作)を規制するように、係止部材112を拘束する拘束部材140が、開閉ハンドル41の回動に連動して同じ方向に回動するように開閉ハンドル41の本体と一体で設けられている。このように、拘束部材140を開閉ハンドル41の本体と一体で構成することで、部品点数を減らしたり構成を簡略化したりすることができるので、トナー補給装置50の小型化や低コスト化を図ることができる。
なお、図23はトナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに装着され係止部材112によって位置保持されて係止された状態で、且つ、トナーボトル20の開口部23が栓25によって封止された状態である。
また、係止部材112は図中矢印方向に移動可能に構成されており、本構成例においては、トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bに装着して係止部材112によって位置保持して係止した後などに、開閉ハンドル41が上記開位置に回動した際の拘束部材140の回動位置まで、係止部材112を予め移動させておく。なお、係止部材112の上記回動位置まで移動を、交換者によって手動で行うように構成しても良いし、トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bに装着した際に自動的に上記回動位置まで移動するように構成しても良い。
そして、図24に示すように、トナーボトル20の開口部23から栓25が取り外され開口部23が完全に開放される上記開位置まで図中時計回りに開閉ハンドル41が回動すると、その回動に連動して拘束部材140も図中時計回りに回動し、拘束部材140の一部が係止部材112の下側に入り込み、拘束部材140と係止部材112とが嵌合する。このように拘束部材140と係止部材112とが嵌合することで、係止部材112が拘束部材140によって拘束され、係止部材112を押し下げることができなくなり、係止部材112の解除動作を行えないようにすることができる。
よって、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bにあり、且つ、トナーボトル20の開口部23が開放された状態で、交換者が誤って係止部材112に触れたり操作したりするなどして係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止が誤って解除され、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bからずれてしまい、上述したような各装置の継ぎ目となる部分からトナー飛散してしまうのを抑制することができる。
また、上述したように、開閉ハンドル41が上記開位置に回動した際の拘束部材140の回動位置まで係止部材112を予め移動させてから、係止部材112と拘束部材140とを嵌合させるように構成しているので、係止部材112の下側に入り込む拘束部材140の部分が必要以上に大きくなるのを抑制することができる。なお、本構成例のように係止部材112を上記回動位置にスライド移動可能に構成するのではなく、トナー補給装置50に対する板ばね110の設置位置を調整し、初期位置が上記回動位置となるように係止部材112を配設するように構成しても良く、これにより、係止部材112をスライド移動させる機構を設ける必要が無く、よりトナー補給装置50の構成を簡略化することができる。
[構成例6]
本構成例のトナー補給装置50においても図25に示すように、構成例5と同じく、係止部材112の解除動作(係止部材112を押し下げる動作)を規制するように、係止部材112を拘束する拘束部材141が、開閉ハンドル41の回動に連動して同じ方向に回動するように開閉ハンドル41の本体と一体で設けられている。このように、拘束部材141を開閉ハンドル41の本体と一体で構成することで、部品点数を減らしたり構成を簡略化したりすることができるので、トナー補給装置50の小型化や低コスト化を図ることができる。
また、係止部材112は図中矢印方向に移動可能に構成されており、本構成例においては、トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bに装着して係止部材112によって位置保持して係止した後などに、開閉ハンドル41が上記開位置に回動した際の拘束部材141の回動位置まで、係止部材112を予め移動させておく。なお、係止部材112の上記回動位置まで移動を、交換者によって手動で行うように構成しても良いし、トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bに装着した際に自動的に上記回動位置まで移動するように構成しても良い。
図25は、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに装着され係止部材112によって位置保持されて係止された状態で、且つ、トナーボトル20の開口部23から栓25が取り外され開口部23が開放された状態におけるトナーボトルユニット17を示している。図25に示すように、トナーボトル20の開口部23から栓25が取り外され開口部23が完全に開放される上記開位置まで図中時計回りに開閉ハンドル41が回動すると、その回動に連動して拘束部材141も図中時計回りに回動し、拘束部材141の一部が係止部材112の下側に入り込み、拘束部材141と係止部材112とが嵌合する。このように拘束部材141と係止部材112とが嵌合することで、係止部材112が拘束部材141によって拘束され、係止部材112を押し下げることができなくなり、係止部材112の解除動作を行えないようにすることができる。
よって、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bにあり、且つ、トナーボトル20の開口部23が開放された状態で、交換者が誤って係止部材112に触れたり操作したりするなどして係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止が誤って解除され、トナーボトルユニット171がトナー補給用位置Bからずれてしまい、上述したような各装置の継ぎ目となる部分からトナー飛散してしまうのを抑制することができる。
また、上述したように、開閉ハンドル41が上記開位置に回動した際の拘束部材141の回動位置まで係止部材112を予め移動させてから、係止部材112と拘束部材141とを嵌合させるように構成しているので、係止部材112の下側に入り込む拘束部材141の部分が必要以上に大きくなるのを抑制することができる。なお、本構成例のように係止部材112を上記回動位置にスライド移動可能に構成するのではなく、トナー補給装置50に対する板ばね110の設置位置を調整し、初期位置が上記回動位置となるように係止部材112を配設するように構成しても良く、これにより、係止部材112をスライド移動させる機構を設ける必要が無く、よりトナー補給装置50の構成を簡略化することができる。
また、本構成例のトナー補給装置50においては、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく装着されていない状態で開閉ハンドル41を上記開位置まで回動させようとしても、図26に示すように、その回動途中で、拘束部材141が係止部材の側面と干渉し、それ以上開閉ハンドル41を上記開位置に向かって回動できなくなる。すなわち、本構成例のトナー補給装置50においては、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく装着されていない状態で、トナーボトル20の開口部23から栓25を取り外し、開口部23を開放することができないようになっている。
これにより、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく装着されておらず、トナーボトルユニット17に設けたトナー排出口とプリンタ本体に設けたトナー受入口との相対位置がずれた状態で、トナーボトル20の開口部23が開放され、開口部23から排出されたトナーがトナー排出口とトナー受入口との継ぎ目となる部分から飛散してしまうのを抑制することができる。
[構成例7]
本構成例のトナー補給装置50においても図27に示すように、構成例5と同じく、係止部材112の解除動作(係止部材112を押し下げる動作)を規制するように、係止部材112を拘束する拘束部材142が、開閉ハンドル41の回動に連動して同じ方向に回動するように開閉ハンドル41の本体と一体で設けられている。このように、拘束部材142を開閉ハンドル41の本体と一体で構成することで、部品点数を減らしたり構成を簡略化したりすることができるので、トナー補給装置50の小型化や低コスト化を図ることができる。
なお、図27はトナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに装着され係止部材112によって位置保持されて係止された状態で、且つ、トナーボトル20の開口部23が栓25によって封止された状態である。
また、係止部材112は図中矢印方向に移動可能に構成されており、本構成例においては、トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bに装着して係止部材112によって位置保持して係止した後などに、開閉ハンドル41が上記開位置に回動した際の拘束部材142の回動位置まで、係止部材112を予め移動させておく。なお、係止部材112の上記回動位置まで移動を、交換者によって手動で行うように構成しても良いし、トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bに装着した際に自動的に上記回動位置まで移動するように構成しても良い。
ここで、本構成例のトナーボトルユニット17に設けられた拘束部材142には、図27に示すような、係止部材112を覆う係止部材覆い部143が設けられている。そして、トナーボトル20の開口部23が完全に開放される上記開位置まで開閉ハンドル41が回動すると、図28に示すように、拘束部材142の係止部材覆い部143によって係止部材112が覆われる。この際、拘束部材142の係止部材覆い部143の一部が係止部材112の下側に入り込み、拘束部材142と係止部材112とが嵌合する。このように拘束部材142と係止部材112とが嵌合することで、係止部材112が下方に移動できないように拘束部材142によって係止部材112が拘束される。このように、拘束部材142の係止部材覆い部143によって係止部材112が覆われて、拘束部材142により係止部材112が拘束されることで、係止部材112を押し下げることができなくなり、係止部材112の解除動作を行えないようにすることができる。
よって、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bにあり、且つ、トナーボトル20の開口部23が開放された状態で、交換者が誤って係止部材112に触れたり操作したりするなどして係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止が誤って解除され、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bからずれてしまい、上述したような各装置の継ぎ目となる部分からトナー飛散してしまうのを抑制することができる。特に、本構成例のトナー補給装置50においては、係止部材112が拘束部材142の係止部材覆い部143によって覆い隠され、交換者が係止部材112に触れることができなくなる。したがって、トナーボトル20の開口部23が開放されている状態のときに、交換者が誤って係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止を解除してしまうのを、より抑制することができる。
また、上述したように、開閉ハンドル41が上記開位置に回動した際の拘束部材142の回動位置まで係止部材112を予め移動させてから、係止部材112と拘束部材142とを嵌合させるように構成しているので、係止部材112の下側に入り込む拘束部材142の部分が必要以上に大きくなるのを抑制することができる。なお、本構成例のように係止部材112を上記回動位置にスライド移動可能に構成するのではなく、トナー補給装置50に対する板ばね110の設置位置を調整し、初期位置が上記回動位置となるように係止部材112を配設するように構成しても良く、これにより、係止部材112をスライド移動させる機構を設ける必要が無く、よりトナー補給装置50の構成を簡略化することができる。
[請求項8]
本構成例のトナー補給装置50においても図29に示すように、構成例7と同じく、係止部材112の解除動作(係止部材112を押し下げる動作)を規制するように係止部材112を拘束する、係止部材112を覆う係止部材覆い部145が設けられた拘束部材144が、開閉ハンドル41の回動に連動して同じ方向に回動するように開閉ハンドル41の本体と一体で設けられている。このように、拘束部材144を開閉ハンドル41の本体と一体で構成することで、部品点数を減らしたり構成を簡略化したりすることができるので、トナー補給装置50の小型化や低コスト化を図ることができる。
また、係止部材112は図中矢印方向に移動可能に構成されており、本構成例においては、トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bに装着して係止部材112によって位置保持して係止した後などに、開閉ハンドル41が上記開位置に回動した際の拘束部材144の回動位置まで、係止部材112を予め移動させておく。なお、係止部材112の上記回動位置まで移動を、交換者によって手動で行うように構成しても良いし、トナーボトルユニット17をトナー補給用位置Bに装着した際に自動的に上記回動位置まで移動するように構成しても良い。
そして、トナーボトル20の開口部23が完全に開放される上記開位置まで開閉ハンドル41が回動すると、図29に示すように、拘束部材144の係止部材覆い部145によって係止部材112が覆われる。この際、拘束部材144の係止部材覆い部145の一部が係止部材112の下側に入り込み、拘束部材144と係止部材112とが嵌合する。このように拘束部材144と係止部材112とが嵌合することで、係止部材112が下方に移動できないように拘束部材144によって係止部材112が拘束される。このように、拘束部材144の係止部材覆い部145によって係止部材112が覆われて、拘束部材144により係止部材112が拘束されることで、係止部材112を押し下げることができなくなり、係止部材112の解除動作を行えないようにすることができる。
よって、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bにあり、且つ、トナーボトル20の開口部23が開放された状態で、交換者が誤って係止部材112に触れたり操作したりするなどして係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止が誤って解除され、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bからずれてしまい、上述したような各装置の継ぎ目となる部分からトナー飛散してしまうのを抑制することができる。特に、本構成例のトナー補給装置50においては、係止部材112が拘束部材144の係止部材覆い部145によって覆い隠され、交換者が係止部材112に触れることができなくなる。したがって、トナーボトル20の開口部23が開放されている状態のときに、交換者が誤って係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止を解除してしまうのを、より抑制することができる。
また、上述したように、開閉ハンドル41が上記開位置に回動した際の拘束部材144の回動位置まで係止部材112を予め移動させてから、係止部材112と拘束部材144とを嵌合させるように構成しているので、係止部材112の下側に入り込む拘束部材144の部分が必要以上に大きくなるのを抑制することができる。なお、本構成例のように係止部材112を上記回動位置にスライド移動可能に構成するのではなく、トナー補給装置50に対する板ばね110の設置位置を調整し、初期位置が上記回動位置となるように係止部材112を配設するように構成しても良く、これにより、係止部材112をスライド移動させる機構を設ける必要が無く、よりトナー補給装置50の構成を簡略化することができる。
また、本構成例のトナーボトルユニット17においては、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく装着されていない状態で開閉ハンドル41を上記開位置まで回動させようとしても、図30に示すように、その回動途中で、拘束部材144が係止部材112の側面と干渉し、それ以上開閉ハンドル41を上記開位置に向かって回動できなくなる。すなわち、本構成例のトナー補給装置50においては、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく装着されていない状態で、トナーボトル20の開口部23から栓25を取り外し、開口部23を開放することができないようになっている。
これにより、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく装着されておらず、トナーボトルユニット17に設けたトナー排出口とプリンタ本体側に設けたトナー受入口との相対位置がずれた状態で、トナーボトル20の開口部23が開放され、開口部23から排出されたトナーがトナー排出口とトナー受入口との継ぎ目となる部分から飛散してしまうのを抑制することができる。
以上、本実施形態によれば、円筒状のトナーボトル20の開口部23に設けられた取り外し可能な栓25を開口部23から取り外して開口部23を開口状態にする、及び、開口部23に栓25を取り付け閉塞状態にする開閉手段であるコレットチャック30と、コレットチャック30によって開口部23を開口状態する開位置と、コレットチャック30によって開口部23を閉塞状態にする閉位置との間で変位可能な開閉操作手段である開閉ハンドル41とを有し、トナーボトル20の中心軸と同軸または略同軸の回動軸を中心に開閉ハンドル41を回動し、開閉ハンドル41が上記閉位置から上記開位置へ変位するのに連動して開口部23が閉塞状態から開口状態になるようにコレットチャック30を動作させたり、開閉ハンドル41が上記開位置から上記閉位置へ変位するのに連動して開口部23が開口状態から閉塞状態になるようにコレットチャック30を動作させたりするように構成した、装置本体に対して着脱自在なトナーボトルユニット17と、装置本体の所定の装着位置であるトナー補給用位置Bに装着されたトナーボトルユニット17を装置本体に対して係止する係止位置と係止を解除する係止解除位置との間で変位可能な係止部材112と、を備えたトナー補給装置50において、開閉ハンドル41が上記開位置にあるときに係止部材112の上記係止位置から上記係止解除位置への変位を規制する規制手段を有する。本実施形態においては、開閉ハンドル41が上記開位置にあるときに係止部材112の上記係止位置から上記係止解除位置への変位を規制手段によって規制することができる。これにより、トナーボトルユニット17が装置本体のトナー補給用位置Bに装着され、且つ、開閉ハンドル41が上記開位置にあるときに、係止部材112による装置本体に対するトナーボトルユニット17の係止を解除することができなくなる。よって、交換者が係止部材112に触れたり操作したりするなどして、係止部材112によるトナーボトルユニットの係止を誤って解除してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、上記規制手段は、少なくとも、係止部材112と嵌合し係止部材112の上記係止位置から上記解除位置への変位を規制する規制位置と規制を解除する規制解除位置との間を変位可能な規制部材である拘束部材からなり、開閉ハンドル41の上記閉位置から上記開位置への回動動作に連動して上記拘束部材が上記規制解除位置から上記規制位置に変位するように構成している。これにより、トナーボトル20の開口部23から栓25が取り外され開口部23が完全に開放される開位置まで開閉ハンドル41が回動すると、上記規制位置で上記拘束部材と係止部材112とがする。このように上記規制位置で上記拘束部材と係止部材112とが嵌合することで、上述したように係止部材112が上記拘束部材によって拘束され、係止部材112を上記係止位置から上記係止解除位置へ変位させることができなくなり、係止部材112の解除動作を行えないようにすることができる。よって、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bにあり、且つ、トナーボトル20の開口部23が開放された状態で、交換者が係止部材112に触れたり操作したりするなどして係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止が誤って解除されるのを、簡単な構成で抑制することができる。
また、本実施形態によれば、上記拘束部材を開閉ハンドル41と一体で構成することで、部品点数を減らしたり構成を簡略化したりすることができるので、トナー補給装置50の小型化や低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、開閉ハンドル41が上記開位置にあるときの上記拘束部材の回動位置へ係止部材112が移動可能なように構成したことで、上述したように上記拘束部材が大型化するのを抑制でき、トナー補給装置50の小型化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、装置本体のトナー補給用位置Bにトナーボトルユニット17が装着されてない状態で開閉ハンドル41を上記閉位置から上記開位置へ回動させた際に、その回動の途中で拘束部材が上記規制位置に達する前に係止部材112と接触するように構成した。これにより、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく装着されていない状態で開閉ハンドル41を上記開位置まで回動させようとしても、その回動途中で、上記拘束部材が上記規制位置に達する前に係止部材112の側面と接触し、それ以上開閉ハンドル41を上記開位置に向かって回動できなくなる。よって、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bに正しく収納されていない状態では、トナーボトル20の開口部23から栓25を取り外して開口部23を開放することができなる。
また、本実施形態によれば、上記拘束部材に上記規制位置で係止部材112を覆う係止部材覆い部を設けることで、開閉ハンドル41が上記開位置にあるときに、係止部材112が上記拘束部材の上記係止部材覆い部によって覆い隠され、交換者が係止部材112に触れることができなくなる。よって、トナーボトル20の開口部23が開放されている状態のときに、交換者が誤って係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止を解除してしまうのを、より抑制することができる。
また、本実施形態によれば、潜像を担持する像担持体である感光体3と、感光体3上に担持された潜像を少なくともトナーを含む現像剤によって現像する現像手段である現像装置5と、トナーボトル20を着脱自在に保持し所定の引き出し位置であるボトル積載用位置Aと所定の装着位置であるトナー補給用位置Bとの間で変位可能なトナーボトルユニット17を有し、現像装置5にトナーを補給するトナー補給手段と、を備えた画像形成装置であるプリンタにおいて、トナー補給手段として、本発明のトナー補給装置50を用いることで、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bにあり、且つ、トナーボトル20の開口部23が開放された状態で、交換者が係止部材112に触れたり操作したりするなどして係止部材112によるトナーボトルユニット17の係止が誤って解除され、トナーボトルユニット17がトナー補給用位置Bからずれてしまい、トナーボトルユニット17に設けたトナー排出口と装置本体に設けたトナー受入口との継ぎ目となる部分、言い換えれば、各装置の継ぎ目となる部分からトナーが飛散してしまうのを抑制することができる。
構成例1に係るトナー補給装置の開閉ハンドルが閉位置にあるときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 本実施形態に係るプリンタの概略構成図。 トナーボトルユニットがトナー補給用位置にある状態を示す模式図。 (a)トナーボトルユニットを装置本体内から装置本体外へ引き出す場合の斜視図。(b)トナーボトルユニットを装置本体外から装置本体内に収容する場合の斜視図。 トナーボトルユニットがボトル載置用位置にある状態を示す模式図。 開口部が開放されたトナーボトルの斜視図。 開口部が栓によって封止されたトナーボトルの斜視図。 (a)トナーボトルの縦断面概略構成図。(b)トナーボトルの開口部近傍の拡大図。 (a)トナーボトルがボトルホルダーのセット位置に置かれる前の模式図。(b)トナーボトルがボトルホルダーのセット位置に置かれたときの模式図。(c)コレットチャックによって栓を取り外したときの模式図。 開閉ハンドルが閉位置にあるときの開閉ハンドル付近の拡大図。 開閉ハンドルが閉位置にあるときのカム装置の状態を示した斜視図。 開閉ハンドルが開位置にあるときの開閉ハンドル付近の拡大図。 開閉ハンドルが開位置にあるときのカム装置の状態を示した斜視図。 係止部材が設けられたトナー補給装置の要部の断面概略構成図。 係止部材によってトナーボトルユニットが係止されている状態を示す模式図。 構成例1に係るトナー補給装置の開閉ハンドルが開位置にあるときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 構成例2に係るトナー補給装置の開閉ハンドルが開位置にあるときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 拘束部材と係止部材とが干渉したときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 構成例3に係るトナー補給装置の開閉ハンドルが閉位置にあるときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 構成例3に係るトナー補給装置の開閉ハンドルが開位置にあるときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 構成例4に係るトナー補給装置の開閉ハンドルが開位置にあるときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 拘束部材と係止部材とが干渉したときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 構成例5に係るトナー補給装置の開閉ハンドルが閉位置にあるときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 構成例5に係るトナー補給装置の開閉ハンドルが開位置にあるときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 構成例6に係るトナー補給装置の開閉ハンドルが開位置にあるときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 拘束部材と係止部材とが干渉したときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 構成例7に係るトナー補給装置の開閉ハンドルが閉位置にあるときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 構成例7に係るトナー補給装置の開閉ハンドルが開位置にあるときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 構成例8に係るトナー補給装置の開閉ハンドルが開位置にあるときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。 拘束部材と係止部材とが干渉したときのトナーボトルユニットの開閉ハンドル付近の拡大図。
符号の説明
3 感光体
5 現像装置
17 トナーボトルユニット
20 トナーボトル
21 ボトルホルダー
22 支持部材
23 開口部
24 カラー
25 栓
26 摘み部
27 案内溝
30 コレットチャック
31 支持壁
32 孔部
33 挾持部
40 カム装置
41 開閉ハンドル
42 半球穴部
45 カム面
50 トナー補給装置
70 移動部材
109 ストッパ
110 板ばね
112 係止部材
119 操作部
120 拘束部材
121 拘束部材
122 拘束部材
123 係止部材覆い部
124 拘束部材
125 係止部材覆い部
130 ハンドル突起
140 拘束部材
141 拘束部材
142 拘束部材
143 係止部材覆い部
144 拘束部材
145 係止部材覆い部

Claims (7)

  1. 円筒状のトナーボトルの開口部に設けられた取り外し可能な栓を該開口部から取り外して該開口部を開口状態にしたり、該開口部に該栓を取り付け閉塞状態にしたりする開閉手段と、
    該開閉手段によって該開口部を開口状態する開位置と、該開閉手段によって該開口部を閉塞状態にする閉位置との間で変位可能な開閉操作手段とを有し、
    該トナーボトルの中心軸と同軸または略同軸の回動軸を中心に該開閉操作手段を回動し、該開閉操作手段が該閉位置から該開位置へ変位するのに連動して該開口部が閉塞状態から開口状態になるように該開閉手段を動作させたり、該開閉操作手段が該開位置から該閉位置へ変位するのに連動して該開口部が開口状態から閉塞状態になるように該開閉手段を動作させたりするように構成した、装置本体に対して着脱自在なトナーボトルユニットと、
    装置本体の所定の装着位置に装着された該トナーボトルユニットを装置本体に対して係止する係止位置と係止を解除する係止解除位置との間で変位可能な係止部材と、を備えたトナー補給装置において、
    該開閉操作手段が該開位置にあるときに該係止部材の該係止位置から該係止解除位置への変位を規制する規制手段を有することを特徴とするトナー補給装置。
  2. 請求項1のトナー補給装置において、
    上記規制手段は、少なくとも、上記係止部材と嵌合し該係止部材の上記係止位置から上記解除位置への変位を規制する規制位置と規制を解除する規制解除位置との間を変位可能な規制部材からなり、上記開閉操作手段の該閉位置から該開位置への回動動作に連動して該規制部材が該規制解除位置から該規制位置に変位するように構成したことを特徴とするトナー補給装置。
  3. 請求項2のトナー補給装置において、
    上記規制部材を上記開閉操作手段と一体で構成したことを特徴とするトナー補給装置。
  4. 請求項3のトナー補給装置において、
    上記開閉操作手段が上記開位置にあるときの上記規制部材の回動位置へ上記規制部材が移動可能なように構成したことを特徴とするトナー補給装置。
  5. 請求項2、3または4のトナー補給装置において、
    装置本体の所定の装着位置に上記トナーボトルユニットが装着されてない状態で上記開閉操作手段を上記閉位置から上記開位置へ回動させた際に、その回動の途中で上記規制部材が上記規制位置に達する前に上記係止部材と接触し、該開閉操作手段がそれ以上該開位置に向かって回動できないように構成したことを特徴とするトナー補給装置。
  6. 請求項2、3、4または5のトナー補給装置において、
    上記規制部材に上記規制位置で上記係止部材を覆う係止部材覆い部を設けたことを特徴とするトナー補給装置。
  7. 潜像を担持する像担持体と、
    該像担持体上に担持された該潜像を少なくともトナーを含む現像剤によって現像する現像手段と、
    トナーボトルを着脱自在に保持し所定の引き出し位置と所定の装着位置との間で変位可能なトナーボトルユニットを有し、該現像手段にトナーを補給するトナー補給手段と、を備えた画像形成装置において、
    該トナー補給手段として、請求項1、2、3、4、5または6のトナー補給装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
JP2008171785A 2008-06-30 2008-06-30 トナー補給装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5321952B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008171785A JP5321952B2 (ja) 2008-06-30 2008-06-30 トナー補給装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008171785A JP5321952B2 (ja) 2008-06-30 2008-06-30 トナー補給装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010014744A true JP2010014744A (ja) 2010-01-21
JP5321952B2 JP5321952B2 (ja) 2013-10-23

Family

ID=41700945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008171785A Expired - Fee Related JP5321952B2 (ja) 2008-06-30 2008-06-30 トナー補給装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5321952B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021015237A (ja) * 2019-07-16 2021-02-12 株式会社リコー 現像剤補給装置、及び、画像形成装置
US11262671B2 (en) * 2019-10-24 2022-03-01 Oki Electric Industry Co., Ltd. Image forming apparatus

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1020642A (ja) * 1996-07-08 1998-01-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2004138694A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Canon Inc 現像剤補給容器及び現像剤補給装置
JP2004325842A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Canon Inc 現像剤補給装置、現像装置、及び画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1020642A (ja) * 1996-07-08 1998-01-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2004138694A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Canon Inc 現像剤補給容器及び現像剤補給装置
JP2004325842A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Canon Inc 現像剤補給装置、現像装置、及び画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021015237A (ja) * 2019-07-16 2021-02-12 株式会社リコー 現像剤補給装置、及び、画像形成装置
JP7305105B2 (ja) 2019-07-16 2023-07-10 株式会社リコー 現像剤補給装置、及び、画像形成装置
US11262671B2 (en) * 2019-10-24 2022-03-01 Oki Electric Industry Co., Ltd. Image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP5321952B2 (ja) 2013-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4001496B2 (ja) トナー補給装置及びトナーコンテナ
RU2629767C1 (ru) Конструктивные элементы управления позиционированием сменного блока для электрофотографического устройства формирования изображения
KR102035325B1 (ko) 토너 용기, 프로세스 카트리지, 및 화상 형성 장치
JP6180140B2 (ja) 現像剤補給容器
JP4458152B2 (ja) 現像剤収容装置及びこの現像剤収容装置が着脱される画像形成装置
JP4786517B2 (ja) トナーボトルユニット、画像形成装置
RU2752560C2 (ru) Картридж с тонером и механизм подачи тонера
JP4342742B2 (ja) トナー補給装置及び該トナー補給装置を用いた画像形成装置
JP4779548B2 (ja) 画像形成装置
JP2009122546A (ja) 現像剤収容装置及びこの現像剤収容装置が着脱される画像形成装置
JP2008134526A (ja) トナー補給機構、トナーカートリッジ及び画像形成装置
JP6116373B2 (ja) 現像剤容器、現像装置、現像剤補給装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置
WO2019059414A1 (ja) 現像剤補給システム、現像剤補給容器取り付け方法および現像剤補給ユニット
JP5321952B2 (ja) トナー補給装置及び画像形成装置
JP4672889B2 (ja) トナー補給装置
JP2008175985A (ja) 画像形成装置
US9448506B1 (en) Developer discharge structure and image forming apparatus
JP4833377B2 (ja) トナーボトルユニット、画像形成装置
JP2006030574A (ja) トナーカートリッジ及びその脱着機構
JP4568057B2 (ja) トナーコンテナ
JP2008286829A (ja) 現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3939921B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP6859824B2 (ja) 画像形成装置
JP5775836B2 (ja) 画像形成装置
JP3347222B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130704

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5321952

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees