JP5775836B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像剤を用いて画像を形成する画像形成装置及び現像剤を収容する現像剤収容容器に関する。
プリンターや複写機といった画像形成装置は、トナー(現像剤)を用いて、静電潜像を現像する。トナーは、画像の形成に伴って消費されるので、使用者によって、画像形成装置に随時補給される(特許文献1参照)。
特許文献1は、静電潜像を現像する現像手段と、トナーを収容するトナー収容部とが一体化された現像カートリッジを開示する。トナーが不足するならば、使用者は、現像カートリッジを交換する。
特許文献1の現像カートリッジは、選択的に現像手段を露出させるシャッター機構を開示する。シャッター機構によって、現像手段の不必要な露出が防止される。この結果、現像手段の露出に起因するトナーの飛散が防止される。
特開平9−297442号公報
現像動作を行う現像手段とトナーを収容するトナー収容部との一体化は、現像カートリッジの重量の増大に帰結する。したがって、現像動作を実行する現像装置は、多くの場合、トナーを収容するコンテナ(現像剤収容容器)から分離可能に形成される。トナーが不足するならば、使用者は、新たなコンテナを現像装置に連結させる。
現像装置に連結されるコンテナには、現像装置へトナーを供給するための供給口が形成される。現像装置とコンテナとが連結される前に供給口が開かれるならば、コンテナ内のトナーがこぼれ出すので、供給口は、閉塞される。
現像装置とコンテナとの連結は、使用者の操作に主に依存する。したがって、使用者が意図せず供給口を開くならば、画像形成装置の周囲は、トナーによって汚染されることとなる。
本発明は、現像装置と現像剤収容容器とを適切に連結させるための構造を有する画像形成装置及び現像剤収容容器を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、静電潜像を現像する現像装置に現像剤を供給する現像剤収容容器と、前記現像装置に連結される前記現像剤収容容器の挿入経路を規定する主筐体と、を備え、前記現像剤収容容器は、前記現像剤を供給する供給口が形成された筐体と、前記供給口を選択的に開閉するシャッター機構と、を備え、該シャッター機構は、前記供給口を閉塞する閉位置と、前記供給口を開く開位置と、の間で移動するカバー部材と、該カバー部材をロックするように前記筐体に係合するロック部材と、を備え、該ロック部材が前記筐体に係合している間、前記カバー部材は前記供給口を閉塞し、前記現像装置と前記現像剤収容容器との連結に伴い前記ロック部材と前記筐体との間の係合が解除されると、前記カバー部材は、前記閉位置から前記開位置へ変位可能となることを特徴とする。
上記構成によれば、現像剤収容容器は、静電潜像を現像する現像装置に現像剤を供給す。主筐体は、現像装置に連結される現像剤収容容器の挿入経路を規定する。したがって、現像剤収容容器は、挿入経路に沿って挿入され、現像装置に連結する。
現像剤収容容器の筐体には、現像剤を供給するための供給口が形成される。シャッター機構は、供給口を選択的に開閉する。したがって、シャッター機構によって、供給口からの現像剤の漏出は制御される。
シャッター機構のカバー部材は、供給口を閉塞する閉位置と、供給口を開く開位置と、の間で移動する。ロック部材が前記筐体に係合している間、カバー部材は供給口を閉塞する。また、ロック部材は、カバー部材をロックするように筐体に係合するので、閉位置に存するカバー部材は、筐体に対して不必要に変位しない。
現像装置と現像剤収容容器との連結に伴いロック部材と筐体との間の係合が解除される。この結果、カバー部材は、閉位置から開位置へ変位可能となる。現像装置と現像剤収容容器との間の連結操作に連動して、ロック部材と筐体との間の係合が解除されるので、現像剤収容容器に対する複雑な操作は、使用者に要求されない。したがって、現像剤収容容器に対する誤操作は生じにくくなる。かくして、供給口の意図しない開放はほとんど生じない。この結果、現像剤収容容器は、現像装置に適切に連結されることとなる。
上記構成において、前記筐体は、前記閉位置から前記開位置へ向かう前記カバー部材の変位方向に対して交差する方向に突出する突出片を含み、前記ロック部材は、前記カバー部材から突出するロックアームを含み、該ロックアームは、前記カバー部材が閉位置にある間、前記突出片に係合するフック部を含むことが好ましい。
上記構成によれば、筐体は、閉位置から開位置へ向かうカバー部材の変位方向に対して交差する方向に突出する突出片を含む。ロック部材は、カバー部材から突出するロックアームを含む。ロックアームのフック部は、カバー部材が閉位置にある間、突出片に係合するので、閉位置に存するカバー部材は、筐体に対して不必要に変位しない。
上記構成において、画像形成装置は、前記挿入経路内で突出する解除片を更に備え、前記現像剤収容容器が前記挿入経路に沿って挿入されている間、前記解除片が、前記ロックアームに接触する結果、前記ロック部材と前記突出片との間の係合が解除されることが好ましい。
上記構成によれば、現像剤収容容器が挿入経路に沿って挿入されている間、挿入経路内で突出する解除片は、ロックアームに接触する。この結果、ロック部材と突出片との間の係合が解除される。現像装置と現像剤収容容器との間の連結操作に連動して、ロック部材と筐体との間の係合が解除されるので、現像剤収容容器に対する複雑な操作は、使用者に要求されない。したがって、現像剤収容容器に対する誤操作は生じにくくなる。かくして、供給口の意図しない開放はほとんど生じない。この結果、現像剤収容容器は、現像装置に適切に連結されることとなる。
上記構成において、前記解除片と前記ロックアームとの接触の後、前記供給口は、前記カバー部材越しに露出することが好ましい。
上記構成によれば、解除片と前記ロックアームとの接触の後、供給口は、カバー部材越しに露出するので、現像剤収容容器から現像装置への現像剤の補給が適切に行われる。
上記構成において、前記筐体は、前記突出片と協働して前記解除片を挟む案内片を含み、前記突出片、前記案内片及び前記解除片は、前記現像装置への前記現像剤収容容器の挿入を案内することが好ましい。
上記構成によれば、筐体は、突出片と協働して解除片を挟む案内片を含む。突出片、案内片及び解除片は、現像装置への現像剤収容容器の挿入を案内するので、使用者は、現像剤収容容器を挿入経路に沿って容易に挿入することができる。
上記構成において、前記シャッター機構は、前記カバー部材から突出し、前記現像装置と接触する接触片を含み、前記解除片と前記ロックアームとの接触の後、前記接触片は前記現像装置と接触し、前記カバー部材を前記閉位置から前記開位置へ変位させることが好ましい。
上記構成によれば、シャッター機構は、カバー部材から突出し、現像装置と接触する接触片を含む。解除片とロックアームとの接触の後、接触片は現像装置と接触し、カバー部材を閉位置から開位置へ変位させる。したがって、現像剤収容容器から現像装置への現像剤の補給が適切に行われる。
上記構成において、画像形成装置は、前記挿入経路中に配設されたアンカー部を更に備え、前記シャッター機構は、前記現像剤収容容器が前記現像装置に連結したとき、前記アンカー部に係合するアンカーアームを含み、前記カバー部材から延出する前記アンカーアームは、前記現像剤収容容器が前記現像装置から離間されるとき、前記カバー部材を前記開位置から前記閉位置へ変位させ、前記カバー部材が前記閉位置に到達したとき、前記ロックアームは前記突出片に係合することが好ましい。
上記構成によれば、シャッター機構のアンカーアームは、現像剤収容容器が現像装置に連結したとき、挿入経路中に配設されたアンカー部に係合する。アンカーアームは、カバー部材から延出するので、現像剤収容容器が現像装置から離間されるとき、カバー部材は、開位置から閉位置へ変位する。カバー部材が閉位置に到達したとき、ロックアームは突出片に係合するので、カバー部材は閉位置でロックされる。したがって、画像形成装置から取り外された現像剤収容容器から現像剤が不必要に漏出しない。
本発明の他の実施形態に係る現像剤収容容器は、静電潜像を現像する現像装置に現像剤を供給する現像剤収容容器であって、前記現像剤を供給する供給口が形成された筐体と、前記供給口を選択的に開閉するシャッター機構と、を備え、該シャッター機構は、前記供給口を閉塞する閉位置と、前記供給口を開く開位置と、の間で移動するカバー部材と、該カバー部材をロックするように前記筐体に係合するロック部材と、を備え、該ロック部材が前記筐体に係合している間、前記カバー部材は前記供給口を閉塞し、前記現像装置と前記現像剤収容容器との連結に伴い前記ロック部材と前記筐体との間の係合が解除されると、前記カバー部材は、前記閉位置から前記開位置へ変位可能となることを特徴とする。
上記構成によれば、現像剤収容容器の筐体には、現像剤を供給するための供給口が形成される。シャッター機構は、供給口を選択的に開閉する。したがって、シャッター機構によって、供給口からの現像剤の漏出は制御される。
シャッター機構のカバー部材は、供給口を閉塞する閉位置と、供給口を開く開位置と、の間で移動する。ロック部材が前記筐体に係合している間、カバー部材は供給口を閉塞する。また、ロック部材は、カバー部材をロックするように筐体に係合するので、閉位置に存するカバー部材は、筐体に対して不必要に変位しない。
現像装置と現像剤収容容器との連結に伴いロック部材と筐体との間の係合が解除される。この結果、カバー部材は、閉位置から開位置へ変位可能となる。現像装置と現像剤収容容器との間の連結操作に連動して、ロック部材と筐体との間の係合が解除されるので、現像剤収容容器に対する複雑な操作は、使用者に要求されない。したがって、現像剤収容容器に対する誤操作は生じにくくなる。かくして、供給口の意図しない開放はほとんど生じない。この結果、現像剤収容容器は、現像装置に適切に連結されることとなる。
本発明に従う画像形成装置は、現像装置と現像剤収容容器との適切な連結を容易にする。また、本発明に従う現像剤収容容器は、現像装置に適切に連結される。
画像形成装置として例示されるプリンターの概略的な斜視図である。 カバー板が取り外されたプリンターの概略的な斜視図である。 カバー板が取り外されたプリンターの概略的な斜視図である。 図1に示されるプリンターの概略的な断面図である。 図4に示されるプリンターに組み込まれた現像装置の概略的な斜視図である。 図5に示される現像装置の内部構造の概略図である。 図5に示される現像装置を備える現像機構の概略的な斜視図である。 図5に示される現像装置とコンテナとの連結部の周りの概略的な断面図である。 図5に示される現像装置の概略的な斜視図である。 図9に示される現像装置の補給口を開閉するための第1シャッター片の概略的な斜視図である。 図7に示される現像機構のコンテナの概略的な斜視図である。 図7に示される現像機構のコンテナの概略的な斜視図である。 図12に示されるコンテナの概略的な底面斜視図である。 図12に示されるコンテナの概略的な底面斜視図である。 図12に示されるコンテナの第2シャッター片の概略的な斜視図である。 図5に示される現像装置とコンテナとの連結工程を概略的に示す斜視図である。 図5に示される現像装置とコンテナとの連結工程を概略的に示す斜視図である。 図5に示される現像装置とコンテナとの連結工程を概略的に示す斜視図である。 図15Bに対応する概略的な平面図である。 図15Cに対応する概略的な平面図である。 図12に示されるコンテナの概略的な斜視図である。 図17Aに示されるコンテナの概略的な拡大斜視図である。 図17Aに示されるコンテナを現像装置から切り離す分離工程を表す現像機構の概略的な斜視図である。 図12に示されるコンテナの概略的な斜視図である。 図19に示されるコンテナの概略的な拡大斜視図である。 図14に示される第2シャッター片が第2閉塞位置に存する間のロック機構の概略図である。 図1に示されるプリンターの主筐体の概略的な斜視図である。 図22に示される主筐体の解除部の概略的な拡大斜視図である。 図23に示される解除部によるロックアームと突出板との間の係合解除動作の概略図である。 改良されたコンテナの概略的な斜視図である。 図25に示されるコンテナのレール板及び突出板の概略図である。
以下、添付の図面を用いて、画像形成装置及びコンテナが説明される。尚、以下の説明で用いられる「上」、「下」、「左」や「右」といった方向を表す用語は、単に、説明の明瞭化を目的とするものである。したがって、これらの用語は、画像形成装置及びコンテナの原理を何ら限定するものではない。
(画像形成装置)
図1は、画像形成装置として例示されるプリンター100の概略的な斜視図である。図1を用いて、プリンター100が説明される。尚、コピー機やシートに画像を形成することができる他の装置が画像形成装置として用いられてもよい。
プリンター100は、シートに画像を形成するための様々な装置(例えば、感光体ドラム、現像装置やコンテナ)を収容する収容空間を規定する主筐体200を備える。主筐体200は、プリンター100が載置される載置面PSに対して直立した正面壁210と、正面壁210とは反対側の背面壁220と、正面壁210と背面壁220との間に配設された左壁230と、左壁230とは反対側の右壁240と、正面壁210、背面壁220、左壁230及び右壁240の上縁に囲まれた天壁250と、を含む。以下の説明において、左壁230から右壁240へ向かう方向は、「第1方向」と称される。正面壁210から背面壁220に向かう方向は、「第2方向」と称される。第1方向及び第2方向は互いに直交する。尚、「直交」との用語は、正確に「90°」の交差角で交わることのみを意味するものではない。本実施形態の原理が実現される限りにおいて、「90°」の角度に近い交差角も、「直交」との用語に含まれる。正面壁210及び背面壁220は、第1方向に沿うように配設される(即ち、正面壁210及び背面壁220は、第1方向に対して略平行に配設される)。左壁230及び右壁240は、第2方向に沿うように配設される(即ち、左壁230及び右壁240は、第2方向に対して略平行に配設される)。
プリンター100は、シートを載置又は収容するためのシートトレイ260を更に備える。シートトレイ260上に設置されたシートは、主筐体200内に送り込まれ、画像形成処理を受ける。シートトレイ260は、正面壁210に回動可能に取り付けられる。使用者は、シートトレイ260を手前に倒し、シートトレイ260にシートを設置することができる。
主筐体200の天壁250は、画像形成処理を受けたシートを蓄積するための凹部を規定する傾斜壁251と、傾斜壁251から直立した排出壁252と、を含む。排出壁252には、シートを排出するための排出口253が形成される。排出口253から排出されたシートは、傾斜壁251上に蓄積される。
プリンター100は、正面壁210上及び正面壁210近くの天壁250上の領域に配設された複数の操作ボタン270を備える。したがって、使用者は、正面壁210に正対し、プリンター100を容易に操作することができる。また、シートは、排出口253から正面壁210前の使用者に向けて排出されるので、使用者は、シートの排出を容易に観察することができる。加えて、上述の如く、シートトレイ260も正面壁210に取り付けられているので、正面壁210前の使用者は、シートトレイ260上のシートの量も同時に観察することができる。したがって、使用者が正面壁210に正対するならば、使用者はプリンター100の操作並びに動作の観察を容易に行うことができる。
正面壁210は、主筐体200から取り外し可能なカバー板211を含む。使用者は、正面壁210の上部を形成するカバー板211を取り外し、主筐体200内に配設された様々な機器にアクセスすることができる。
図2及び図3は、カバー板211が取り外されたプリンター100の概略的な斜視図である。図1乃至図3を用いて、プリンター100が更に説明される。
図2に示される如く、プリンター100は、静電潜像を現像する現像機構500の一部として用いられるコンテナ300と、コンテナ300及び画像を形成するための他の装置を支持するための内部フレーム280を更に備える。コンテナ300内には、トナーが収容される。コンテナ300内のトナーは、静電潜像を現像する現像装置(後述される)に供給される。カバー板211に隣接する内部フレーム280の部分は、正面壁210の一部を構成する。
使用者は、カバー板211を主筐体200から取り外し、コンテナ300を露出させることができる。コンテナ300が不十分な量のトナーを収容しているならば、使用者はコンテナ300を主筐体200から容易に引き出すことができる。
図3に示される如く、内部フレーム280には、コンテナ300を主筐体200内に挿入するための挿入口281が形成される。主筐体200内に形成された挿入口281から第2方向に延びる空洞部は、コンテナ300の挿入経路289として用いられる。使用者は、挿入口281を介して、十分な量のトナーを収容したコンテナ300を左壁230に沿って主筐体200が規定する挿入経路289に押し込むことができる。コンテナ300が挿入経路289内に完全に押し込まれると、コンテナ300は現像装置(後述される)に連結される。
図4は、プリンター100の概略的な断面図である。図4を用いて、プリンター100が更に説明される。
シートトレイ260は、シートの先頭縁を押し上げるリフト板261を含む。プリンター100は、リフト板261の上方に配設された給紙ローラー610と、給紙ローラー610に隣接した摩擦板611と、を更に備える。リフト板261によって押し上げられたシートの先頭縁は給紙ローラー610に接触する。給紙ローラー610は、シートが下流へ搬送されるように回転する。シートは、摩擦板611と給紙ローラー610の間を通過し、一枚ずつ、下流へ搬送される。尚、シートトレイ260及びシートトレイ260からシートを給紙するための給紙構造は、本実施形態の原理を何ら限定するものではない。
プリンター100は、給紙ローラー610の下流に配設されたレジストローラー対620と、シートに画像を形成する画像形成部700と、を更に備える。給紙ローラー610は、レジストローラー対620へシートを送る。レジストローラー対620は、画像形成部700の画像形成工程に合わせて、シートを画像形成部700へ送る。この結果、画像は、シートの適所に形成されることとなる。
画像形成部700は、静電潜像が形成される周面を有する感光体ドラム710と、感光体ドラム710の周面を略一様に帯電する帯電器720と、帯電された感光体ドラム710の周面にレーザ光を照射する露光装置730と、を含む。感光体ドラム710が回転すると、帯電器720によって帯電された感光体ドラム710の周面は、露光装置730による露光処理を受けるための露光位置に移動する。プリンター100は、画像信号を出力する外部装置(例えば、パーソナルコンピューター(図示せず))に電気的に接続される。露光装置730は、外部装置からの画像信号に従って、感光体ドラム710の周面にレーザ光を照射する。この結果、感光体ドラム710の周面には、画像信号によって規定された像に一致する静電潜像が形成される。
画像形成部700は、上述の現像機構500を含む。静電潜像を担持した感光体ドラム710の周面は、現像機構500による現像処理を受けるための現像位置に移動する。
現像機構500は、上述のコンテナ300に加えて、感光体ドラム710の周面に形成された静電潜像にトナーを供給する現像装置400を備える。現像装置400からのトナーの供給の結果、静電潜像は現像(可視化)され、感光体ドラム710の周面にトナー画像が形成される。現像機構500の構造は、後述される。
画像形成部700は、感光体ドラム710の周面に形成されたトナー画像をシートに転写するための転写ローラー740を更に含む。トナー画像を担持する感光体ドラム710の周面は、転写ローラー740による転写処理を受けるための転写位置に移動する。上述のレジストローラー対620は、感光体ドラム710と転写ローラー740との間にシートを供給する。転写ローラー740は、トナー画像を感光体ドラム710から静電気的に引き剥がし、シートの表面に転写する。
画像形成部700は、感光体ドラム710の周面からトナーを除去するためのクリーニング装置750を更に含む。シートへのトナー画像の転写を終えた感光体ドラム710の周面は、クリーニング装置750による清浄化処理を受けるための清浄化位置へ移動する。クリーニング装置750は、感光体ドラム710の周面に残存するトナーを除去する。その後、感光体ドラム710の周面は、帯電器720による帯電処理を受けるための帯電位置に移動し、新たな画像形成処理が開始される。上述の画像形成処理及び画像形成処理に用いられた様々な装置の構造や配置は、本実施形態の原理を何ら限定するものではない。
プリンター100は、シートにトナー画像を定着する定着装置800を更に備える。定着装置800は、シート上に転写されたトナー画像のトナーを溶融するための加熱ローラー810と、トナー画像を加熱ローラーに押しつける加圧ローラー820と、を備える。感光体ドラム710及び転写ローラー740は、加熱ローラー810と加圧ローラー820との間にシートを送り込む。シートが担持するトナー画像のトナーは、加熱ローラー810によって溶融され、シートに定着される。尚、定着装置の構造は、本実施形態の原理を何ら限定するものではない。
プリンター100は、主筐体200に形成された排出口253の傍に配設された排出ローラー対630を更に備える。加熱ローラー810及び加圧ローラー820は、排出ローラー対630にシートを送る。排出ローラー対630は、排出口253を介して、傾斜壁251上にシートを排出する。
(現像装置)
図5は、現像装置400の概略的な斜視図である。図2、図4及び図5を用いて、現像装置400が説明される。
現像装置400は、第1方向(即ち、シートの幅方向)に長い第1筐体410と、第1筐体410に支持された現像ローラー420と、を備える。第1筐体410の左端部には、補給口411が形成される。
図2に示される如く、コンテナ300は、左壁230に隣接する。左壁230に沿って押し込まれたコンテナ300は、第1筐体410の左端部に連結する。コンテナ300に収容されたトナーは、補給口411を介して、第1筐体410内に供給される。
図4に示される如く、現像ローラー420は、感光体ドラム710に隣接する。現像ローラー420は、第1筐体410に収容されたトナーを担持し、感光体ドラム710の周面に形成された静電潜像にトナーを供給する。
図6は、現像装置400の内部構造の概略図である。図6を用いて、現像装置400が更に説明される。
現像装置400の第1筐体410は、トナーが収容される収容空間430を第1空間431及び第2空間432に区画する仕切壁412を備える。図6において、上述の補給口411は、点線で示されている。補給口411は、第1空間431に直接的に連通する。第1空間431は、第1筐体410の右端部において、第2空間432に連通する。補給口411を通じて、第1空間431に供給されたトナーは、第1筐体410の右端部において第2空間432に導入される。
現像装置400は、第1空間431内に配設された第1搬送スクリュー441と、第2空間432内に配設された第2搬送スクリュー442と、を更に備える。第1搬送スクリュー441は、第1方向に延びるシャフト443と、シャフト443を巻回するスクリュー部材444と、を含む。第2搬送スクリュー442は、シャフト443に略平行なシャフト445と、シャフト445を巻回するスクリュー部材446と、を含む。
第1搬送スクリュー441が回転すると、第1空間431に供給されたトナーは、補給口411から離れる第1方向に搬送される。この結果、トナーは、第1筐体410の右端部に到達し、第2空間432へ導入される。
第2搬送スクリュー442が回転すると、第2空間432に導入された現像剤は、第1方向とは反対の第3方向に搬送される。第1搬送スクリュー441及び第2搬送スクリュー442は、現像剤を攪拌しながら搬送し、第2搬送スクリュー442による搬送の間、現像剤は現像ローラー420に供給(吸着)される。かくして、現像ローラー420は、一様に現像剤を担持することとなる。
(現像機構)
図7は、現像機構500の概略的な斜視図である。図2、図4、図5及び図7を用いて、現像機構500が説明される。
現像機構500は、上述の如く、コンテナ300と現像装置400とを備える。使用者がコンテナ300を左壁230に沿って主筐体200内に押し込むと、コンテナ300は、現像装置400の第1筐体410の左端部に連結される。
図5に示される如く、第1筐体410は、上方に開口した補給口411を取り囲む略平坦な摺動面413を含む。コンテナ300は、トナーが収容される収容空間311(図4参照)を規定する第2筐体310を備える。使用者がコンテナ300を左壁230に沿って主筐体200内に押し込むと、コンテナ300は、摺動面413上を摺動する。
図4に示される如く、コンテナ300は第2方向に延びる搬送スクリュー320を含む。搬送スクリュー320は、第2方向に延びるシャフト321と、シャフト321を巻回するスクリュー部材322と、を含む。搬送スクリュー320が回転すると、第2筐体310内に収容されたトナーは、現像装置400に向けて送り出される。
図4に示される如く、現像装置400は、主筐体200の背面壁220の近くに配設される。一方、コンテナ300は、背面壁220よりも正面壁210の近くに配設される。搬送スクリュー320は、第2方向に向けてトナーを送り出すので、コンテナ300と現像装置400との交差構造の下、トナーは、コンテナ300から現像装置400に適切に供給されることとなる。
図8は、コンテナ300と現像装置400との連結部の周りの概略的な断面図である。図3及び図8を用いて、現像機構500が更に説明される。
第2筐体310の下面には、トナーを現像装置400へ供給するための供給口319が形成される。使用者が、挿入口281を介して、背面壁220に向けてコンテナ300を押し込むと、コンテナ300は現像装置400に連結する。このとき、下方に開口した供給口319は、上方に開口した補給口411に連通する。この結果、搬送スクリュー320によって搬送されたトナーは、重力作用によって、第1空間431内に落下する。その後、トナーは、第1搬送スクリュー441及び第2搬送スクリュー442によって、現像ローラー420へ供給される。本実施形態において、第2筐体310は、筐体として例示される。
(第1シャッター機構)
図9は、現像装置400の概略的な斜視図である。図10は、補給口411を開閉するための第1シャッター片451の概略的な斜視図である。図5、図7、図9及び図10を用いて、補給口411に対する開閉動作が説明される。
現像装置400は、補給口411を選択的に開閉する第1シャッター機構450を備える。第1シャッター機構450は、第1シャッター片451を含む。第1シャッター片451は、補給口411を閉塞する第1閉塞位置と補給口411を開放する第1開放位置との間で変位する。図5及び図7に示される第1シャッター片451は、第1開放位置に存する。図9に示される第1シャッター片451は、第1閉塞位置に存する。
第1シャッター片451は、第1開放位置と第1閉塞位置との間の変位の間、摺動面413上を摺動する略矩形状の摺動板452と、第1閉塞位置に存する第1シャッター片451の摺動板452からコンテナ300に向けて突出する略直角三角形状の突出板453と、摺動板452から第1方向に延びる案内爪454と、案内爪454と現像ローラー420との間で第1方向に延びるシャフト455と、を含む。
第1筐体410は、上方に突出した略矩形状の案内板414を含む。案内爪454の先端部は、第1シャッター片451が第1開放位置と第1閉塞位置との間で変位する間、案内板414に当接する。したがって、第1シャッター片451は、第1開放位置と第1閉塞位置との間で安定的に変位することができる。
第1シャッター機構450は、シャフト455を巻回するコイルバネ456を更に備える。コイルバネ456は、第1閉塞位置に向けて、第1シャッター片451を付勢する。
(コンテナ)
図11及び図12は、コンテナ300の概略的な斜視図である。図1、図2、図7、図8、図10乃至図12を用いて、コンテナ300が説明される。
コンテナ300の第2筐体310は、比較的大きな容積を有する主収容部312と、主収容部312の下部から第2方向に突出する突出筒313と、を含む。使用者は、カバー板211を取り外し、主収容部312を露出させることができる(図1及び図2参照)。したがって、使用者は、コンテナ300を現像装置400に対して容易に着脱することができる。
トナーの大部分は、主収容部312に収容される。図8に示されるように、搬送スクリュー320は、突出筒313の内部に挿入される。したがって、トナーは、搬送スクリュー320の回転及び重力作用によって、主収容部312から突出筒313へ搬送される。その後、搬送スクリュー320によって第2方向に搬送されたトナーは、供給口319から排出され、補給口411を介して、現像装置400へ供給される。
図12に示される如く、コンテナ300は、突出筒313の下面に形成された供給口319を選択的に開閉するための第2シャッター機構330を更に備える。第2シャッター機構330は、突出筒313の先端部に取り付けられる。本実施形態において、第2シャッター機構330は、シャッター機構として例示される。
図12に示される如く、第2筐体310は、第2方向に突出する略三角形状の突出舌314を含む。使用者がコンテナ300を主筐体200内に挿入すると、突出舌314は最も早く現像装置400に接触する。
図10に示される如く、第1シャッター片451の突出板453は、傾斜した第1接触縁457を含む。突出舌314は、傾斜した第2接触縁315を含む。使用者がコンテナ300を現像装置400に連結させるために主筐体200内に挿入すると、第2接触縁315は、第1接触縁457に接触し、第1接触縁457及び第2接触縁315は互いに摺擦される。この結果、第1シャッター片451は、第1開放位置に変位する(図7参照)。また、第1シャッター片451の第1開放位置への変位に伴って、コイルバネ456は、圧縮される。
(第2シャッター機構)
図13A及び図13Bは、コンテナ300の概略的な底面斜視図である。図13A及び図13Bを用いて、第2シャッター機構330が説明される。
第2シャッター機構330は、第2筐体310の突出筒313にスライド式に取り付けられた第2シャッター片331と、第2シャッター片331の下面から突出する一対の第1突出部332と、を含む。第2シャッター片331は、第2方向に突出する突出筒313に沿って、供給口319を閉塞する第2閉塞位置と供給口319を開放する第2開放位置との間で変位する。図13Aは、第2閉塞位置に存する第2シャッター片331を示す。図13Bは、第2開放位置に存する第2シャッター片331を示す。本実施形態において、第2シャッター片331は、カバー部材として例示される。図13Aに示される第2シャッター片331の第2閉塞位置は、閉位置として例示される。図13Bに示される第2シャッター片331の第2開放位置は、開位置として例示される。
図14は、第2シャッター片331の概略的な斜視図である。図5、図13A乃至図14を用いて、第2シャッター機構330が更に説明される。
図5に示される如く、摺動面413は、第1突出部332に対向する対向縁415を含む。使用者がコンテナ300を現像装置400に連結させる前、第2シャッター片331は、第2閉塞位置に配置される。使用者がコンテナ300を第2方向に変位させると、第1突出部332は、対向縁415に接触する。その後、使用者がコンテナ300を第2方向に更に押し込むと、第2シャッター片331は第2開放位置に変位する。この結果、供給口319は、補給口411に連通される。本実施形態において、第1突出部332は、接触片として例示される。
上述の如く、使用者がコンテナ300を現像装置400に連結させるとき、突出舌314の第2接触縁315は、第1シャッター片451の第1接触縁457に最も早く接触する。この結果、第1シャッター片451は、第1開放位置に変位する。第1シャッター片451が第1閉塞位置から第1開放位置に変位する間、第2シャッター片331は摺動面413上を摺動する。その後、第2シャッター片331から下方に突出する第1突出部332は、対向縁415に当接し、上述の如く、第2シャッター片331は第2開放位置に変位する。したがって、補給口411が開かれるタイミングは、供給口319が開かれるタイミングよりも早くなる。かくして、コンテナ300内のトナーは、現像装置400の外に漏出しにくくなる。
(連結工程)
図15A乃至図15Cは、現像装置400へのコンテナ300の連結工程を概略的に示す斜視図である。図5、図14乃至図15Cを用いて、現像装置400とコンテナ300との連結工程が説明される。
図15Aに示される工程において、第1シャッター片451は、第1閉塞位置に配置されている。第2シャッター片331は、第2閉塞位置に配置されている。第2筐体310の突出舌314の先端部は、第1シャッター片451の突出板453の先端部に接触している。
図15Bに示される工程において、コンテナ300は、図15Aに示される位置よりも第2方向に更に押し入れられている。この結果、第1シャッター片451は、第1開放位置に変位される。したがって、補給口411が開放される。尚、図15Bに示される工程において、第2シャッター片331は、第2閉塞位置に留められている。
図15Cに示される工程において、コンテナ300は、図15Bに示される位置よりも第2方向に更に押し入れられている。この結果、第2シャッター片331から突出する第1突出部332が第1筐体410の対向縁415に接触し、第2シャッター片331は第2開放位置に変位される。
図16Aは、図15Bに対応する概略的な平面図である。図16Bは、図15Cに対応する概略的な平面図である。図3、図14、図16A及び図16Bを用いて、連結工程が更に説明される。
第2シャッター機構330は、第2シャッター片331から右方に突出する第2突出部333を更に備える。第2突出部333は、略J型のアーム部334と、アーム部334から右方に突出する突起部335と、を含む。図16Aに示される如く、第2シャッター片331が第2閉塞位置に配置されている間、アーム部334の先端部は、第2方向において、第2筐体310の突出筒313の前方に位置する。第2シャッター片331が第2開放位置に変位すると、第2シャッター片331は、第2方向において、突出筒313の先端部に対して後退する。この結果、図16Bに示される如く、アーム部334の先端部は、突出筒313の右面に当接し、アーム部334は全体的に右方に湾曲する。
現像機構500は、突出筒313の右方に配設される固定壁295を更に備える。固定壁295は、主筐体200によって規定される挿入経路289内で固定される部材であってもよい。本実施形態において、固定壁295は、挿入経路289内で、主筐体200に対して固定される。本実施形態において、固定壁295は、アンカー部として例示される。
第2突出部333は、固定壁295と突出筒313との間に配設される。第2開放位置への第2シャッター片331の変位によって、アーム部334が右方に湾曲されると(即ち、コンテナ300が現像装置400に連結すると)、図16Bに示される如く、突起部335は、固定壁295の縁部に係合する。本実施形態において、第2突出部333は、アンカーアームとして例示される。
(分離工程)
図17Aは、固定壁295と係合したコンテナ300の概略的な斜視図である。図17Bは、固定壁295の周囲におけるコンテナ300の概略的な拡大斜視図である。図18は、コンテナ300を現像装置400から切り離す分離工程を表す現像機構500の概略的な斜視図である。図17A乃至図18を用いて、分離工程が説明される。
分離工程において、使用者は、第2方向とは反対の第4方向にコンテナ300を引き出す。第2シャッター片331は、固定壁295と突起部335との間の係合によって、第2開放位置から第2閉塞位置に変位される。したがって、コンテナ300と現像装置400との間の分離の間のトナーの漏出が生じにくくなる。
(ロック機構)
図19は、コンテナ300の概略的な斜視図である。図19を用いて、第2シャッター片331の変位をロックするためのロック機構350が説明される。
上述の連結工程の前、連結工程の間、分離工程の間及び分離工程の後において、使用者は、コンテナ300を操作する。連結工程が完了する前において、使用者が、第2シャッター片331を操作するならば、トナーはコンテナ300から不必要に漏出する。分離工程の間或いは分離工程の前において、使用者が、第2シャッター片331を操作するならば、コンテナ300内に残存したトナーは不必要に漏出する。ロック機構350は、意図しないトナーの漏出を防止する。
図20は、ロック機構350の周囲におけるコンテナ300の概略的な拡大斜視図である。図19及び図20を用いて、ロック機構350が更に説明される。
第2筐体310は、突出筒313から左方に突出する突出板352を含む。突出板352は、第2方向に長い薄板である。第2シャッター機構330は、第2シャッター片331の左角隅部から上方に突出し、第2方向に延出するL字型のロックアーム351を備える。突出板352及びロックアーム351は、ロック機構350として用いられる。
図21は、第2シャッター片331が第2閉塞位置に存する間のロック機構350の概略図である。図20及び図21を用いて、ロック機構350が更に説明される。尚、図20に示される第2シャッター片331は、第2開放位置に存する。
図20に示される如く、ロックアーム351は、第2シャッター片331から延出する。したがって、第2シャッター片331の第2方向又は第4方向への移動に伴って、ロックアーム351は、第2方向又は第4方向に変位する。
図21に示される如く、ロックアーム351の先端部には、第2シャッター片331が第2閉塞位置に存する間、突出板352に係合するように下方に突出するフック部353が形成される。フック部353と突出板352との係合によって、第2シャッター片331は、第2閉塞位置で適切に固定される。第2シャッター片331が第2方向又は第4方向に移動する間、フック部353は、第2方向及び第4方向に直交する方向に突出する突出板352に乗り上げる。本実施形態において、突出板352は、突出片として例示される。ロックアーム351は、ロック部材として例示される。
図22は、挿入経路289周囲における主筐体200の概略的な斜視図である。図18、図21及び図22を用いて、ロックアーム351と突出板352との係合の解除が説明される。
図18に示される如く、分離工程の間、第2シャッター片331は、固定壁295と第2突出部333との係合の結果、第2筐体310に対し、相対的に、第2方向に変位する。この結果、第2シャッター片331が第2閉塞位置に到達したとき、ロックアーム351は、突出板352に係合する(図21参照)。
図22に示される如く、主筐体200は、挿入経路289内で突出する解除部290を備える。解除部290は、上述の連結工程の間において、ロックアーム351と突出板352との間の係合を解除するために用いられる。本実施形態において、解除部290は、解除片として例示される。
図23は、解除部290の概略的な拡大斜視図である。図24は、解除部290によるロックアーム351と突出板352との間の係合解除動作の概略図である。図13A、図13B、図15B、図20、図23及び図24を用いて、解除部290による係合解除動作が説明される。
図15Bに示される如く、コンテナ300が挿入経路289に挿入されるならば(即ち、コンテナ300が第2方向に移動されるならば)、コンテナ300は、現像装置400に接近する。図23及び図24に示される如く、解除部290は、挿入経路289に押し入れられるコンテナ300のロック機構350のロックアーム351に接触する斜面291を含む。
図24に示される如く、略三角形状のフック部353は、斜面291に接触する。その後、コンテナ300が更に第2方向に移動すると、フック部353は、斜面291に乗り上げ、上方に変位する。この結果、フック部353と突出板352との間の係合が解除される。その後、コンテナ300が更に第2方向に変位すると、図15Bに関連して説明された如く、第1突出部332は、現像装置400に接触し、第2シャッター片331の第2閉塞位置から第2開放位置への変位を開始させる。この結果、図13A及び図13Bに示される如く、第2シャッター片331は、第2筐体310に対して、第4方向へ相対的に変位し、供給口319は、第2シャッター片331越しに露出する。
(改良されたコンテナ)
図25は、改良されたコンテナ300Aの概略的な斜視図である。図25を用いて、上述のコンテナ300からの改良点が説明される。尚、図25において、上述のコンテナ300と同一の要素は、同一の符号を用いて示されている。同一の符号が付された要素に関する説明は、省略される。
コンテナ300Aは、トナーを収容する第2筐体310Aを備える。第2筐体310Aは、突出筒313から左方に突出するレール板354を備える。レール板354は、突出板352に対して略平行である。また、レール板354は、突出板352の上方に形成される。
図26は、レール板354及び突出板352の概略図である。図25及び図26を用いて、レール板354が説明される。
解除部290がロックアーム351と突出板352との間の係合を解除している間、レール板354は、突出板352と協働して、解除部290を挟む。したがって、レール板354及び突出板352は、コンテナ300Aの第2方向又は第4方向への移動を案内することができる。尚、ロックアーム351と突出板352との間の係合及び係合の解除は、突出板352とレール板354との間で行われる。本実施形態において、レール板354は、案内片として例示される。
上述の原理において、トナーは、現像剤として例示される。代替的に、現像剤は、トナーとキャリアとの混合物であってもよい。上述の原理は、例えば、2成分現像方式で現像する画像形成装置にも好適に適用される。
本実施形態の原理は、現像剤を用いて画像を形成する装置に好適に適用される。
100・・・・・・・・・・プリンター(画像形成装置)
200・・・・・・・・・・主筐体
289・・・・・・・・・・挿入経路
290・・・・・・・・・・解除部(解除片)
295・・・・・・・・・・固定壁(アンカー部)
300,300A・・・・・コンテナ(現像剤収容容器)
310,310A・・・・・第2筐体(筐体)
319・・・・・・・・・・供給口
330・・・・・・・・・・第2シャッター機構(シャッター機構)
331・・・・・・・・・・第2シャッター片(カバー部材)
332・・・・・・・・・・第1突出部(接触片)
333・・・・・・・・・・第2突出部(アンカーアーム)
351・・・・・・・・・・ロックアーム(ロック部材)
352・・・・・・・・・・突出板(突出片)
353・・・・・・・・・・フック部
354・・・・・・・・・・レール板(案内片)
400・・・・・・・・・・現像装置

Claims (5)

  1. 主筐体と、
    前記主筐体の内部に備えられる内部フレームと、
    前記内部フレームに支持され、静電潜像を現像する現像装置に現像剤を供給する現像剤収容容器と、を備え、
    前記内部フレームには、前記現像剤収容容器を前記主筐体内に挿入するための挿入口が形成され、
    前記挿入口から第2方向に延びる空洞部は、前記現像装置に連結される前記現像剤収容容器の挿入経路を規定し、
    前記現像剤収容容器は、前記現像剤を供給する供給口が形成された筐体と、前記供給口を選択的に開閉するシャッター機構と、を含み、
    前記シャッター機構は、前記供給口を閉塞する閉位置と、前記供給口を開く開位置と、の間で移動するカバー部材と、前記カバー部材をロックするように前記筐体に係合するロック部材と、を含み
    前記ロック部材が前記筐体に係合している間、前記カバー部材は前記供給口を閉塞し、前記現像装置と前記現像剤収容容器との連結に伴い前記ロック部材と前記筐体との間の係合が解除されると、前記カバー部材は、前記閉位置から前記開位置へ変位可能となり、
    前記筐体は、前記閉位置から前記開位置へ向かう前記カバー部材の変位方向に対して交差する方向に突出する突出片を含み、
    前記ロック部材は、前記カバー部材から突出するロックアームを含み、
    前記ロックアームは、前記カバー部材が前記閉位置にある間、前記突出片に係合するフック部を含み、
    前記挿入経路は、内部に突出する解除片を含み、
    前記現像剤収容容器が前記挿入経路に沿って挿入されている間、前記解除片が、前記ロックアームに接触する結果、前記ロック部材と前記突出片との間の係合が解除される
    画像形成装置。
  2. 前記解除片と前記ロックアームとの接触の後、前記供給口は、前記カバー部材越しに露出する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シャッター機構は、前記カバー部材から突出し、前記現像装置と接触する接触片を含み、
    前記解除片と前記ロックアームとの接触の後、前記接触片は前記現像装置と接触し、前記カバー部材を前記閉位置から前記開位置へ変位させる
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記挿入経路中に配設されたアンカー部を更に備え、
    前記シャッター機構は、前記現像剤収容容器が前記現像装置に連結したとき、前記アンカー部に係合するアンカーアームを含み、
    前記カバー部材から延出する前記アンカーアームは、前記現像剤収容容器が前記現像装置から離間されるとき、前記カバー部材を前記開位置から前記閉位置へ変位させ、
    前記カバー部材が前記閉位置に到達したとき、前記ロックアームは前記突出片に係合する
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記筐体は、前記突出片と協働して前記解除片を挟む案内片を含み、
    前記突出片、前記案内片及び前記解除片は、前記現像装置への前記現像剤収容容器の挿入を案内することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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