JP2010012250A - カラーゴルフボール - Google Patents

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Abstract

【解決手段】コア1と、外表面に多数のディンプルが形成されるカバー3と、該カバー3に接した内側層2とを具備し、下記の条件を満たすカラーゴルフボールである。(i)内側層2とボールとの色差ΔE*が30以上(ii)JIS Z8729に基づくL***表示法によって表したとき、内側層2の明度L*値が82以上、かつ(a*2+b*21/2である彩度Cが10以下(iii)ボールの明度L*値が50以上(iv)ボールの明度L*値≦内側層2の明度L*値(v)内側層2の透明度が、全透過率10%以下、平行透過率1.0%以下(vi)カバー透明度が、全透過率50%以上、平行透過率1.0%以上
【効果】カラーゴルフボールは、蛍光ボールでありながら透明感を保ち、高級感があり、耐候性及び変色を防止し得、更に、ゴルファーにプレイ中の安心感を与え、心理的に落ち着かせ、適切なフィーリングを与えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、蛍光色を有するカラーゴルフボールに関するものであり、更に詳述すると、上級ゴルフプレイヤーに受け入れられる“高級感ある色調”、“性能”及び“優れた耐変色性”を有する蛍光カラーゴルフボールに関する。
ゴルフボールに求められるものが性能の他に見た目が与える心理的な影響が重視され始めている。従来のゴルフボールにより黄色、桃色、橙色などが提案されているが、ボールの視認性が重視されていたため高級感がなかった。また、上級ゴルフプレイヤーは常に落ち着いた心理状態でのプレイを心がけている。さらに、プレイ中でのボールの紛失を嫌う傾向にある。
一方、近年のゴルフボールの多機能化に伴い、上級者が満足することができるようなゴルフボールを作るためにはコア、中間層、カバーで構成されるスリーピース以上とすることが前提条件となりつつある。スリーピース以上のマルチピースソリッドゴルフボールにおいては、各層の厚さや色の違いにより、ゴルフボールが与える感覚が異なってしまう。
そのような性能のみならず高級感やプレイ中の安心感を与える心理的に落ち着いたカラーゴルフボールは市場には未だ出てはいなかった。
従来より提案されたゴルフボールについては、下記の先行技術がある。
特開2007−21204号公報には、コア上に光輝性顔料を含有した塗料を塗布して透明カバーを構成したゴルフボールが提案されており、金属的な質感とマーキングの立体感を求めたものであり、蛍光系のカラーボールを意図していない。
特開2007−21205号公報には、内層とボールとの色差ΔEを30以下のように小さく設定したゴルフボールが提案されている。しかしながら、このボールの外観はくすんでしまい、ボール外観のインパクトに欠けている。さらに、カバーにパール顔料を配合してパステル調を呈することを目的としているが、蛍光顔料や蛍光染料を使用して高級感ある鮮やかさを目的としたものではない。
米国特許出願第11/882216号には、ツーピースゴルフボールに関する発明が記載されているが、このボールは、上級者が満足するようなスリーピース以上の構造を有しておらず、性能面で劣る。また、カバーの蛍光顔料の添加量が多く、透明度が足りず、色調が強すぎて高級感がなくなっている。さらに、蛍光顔料の添加量が多くなっており、耐変色性に劣るものである。
特開2007−144097号公報に記載されたゴルフボールについては、中間層の透明度やカバー透明度の具体的な構成がなく、高級感についても一切記載がない。
特開平10−155937号公報、特許第3862332号公報及び特開2000−254250号公報には、パステル調を呈するボールが記載されているが、きわめて濃い色のゴルフボールであり、視覚的に違和感があり、また、高級感がなく、耐変色性にも劣る。
特開2000−24139号公報には、濃度感の強い鮮やかな色調を有する視認性に優れたカラーボールが記載されている。しかしながら、カバーの蛍光顔料の添加量が多く、透明度が足りず、色調が強すぎてしまい、そのため高級感がなくなっている。
特開2004−33594号公報には、ブルー,ピンク,イエローで視認性向上のために、L***表示で規定したゴルフボールが記載されているが、高級感、性能及び耐変色性のいずれの面において優れているものではなかった。
米国特許出願第11/299947号には、集光性蛍光染料とディンプルエッジ角とを規定してボール視認性を向上させることが提案されている。しかしながら、内層を薄い白色若しくはカバーと同色としているため、ボールとして鮮やかさを損ない暗くなってしまう。
特開2007−21204号公報 特開2007−21205号公報 米国特許出願第11/882216号 特開2007−144097号公報 特開平10−155937号公報 特許第3862332号公報 特開2000−254250号公報 特開2000−24139号公報 特開2004−33594号公報 米国特許出願第11/299947号
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、耐候性および変色を防止すると共に、ゴルファーにプレイ中の安心感を与え、心理的に落ち着かせ、適切なフィーリングを与えるカラーゴルフボールを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、上級ゴルフプレイヤーが求める性能及び高級感の2つの要望を満たす手段として、蛍光ボールでありながら透明感を保ち、高級感あるゴルフボールを発明した。即ち、中間層の色を光の透過率の低い材料で構成し、カバー材料を光の透過率が高い材料で構成することにより、簡便に色彩を付与することができるほか、耐候性及び変色を防止し得ると共に、ゴルファーにプレイ中の安心感を与え、心理的に落ち着かせ、適切なフィーリングを与えることを知見した。この場合、コアの彩色には左右されずに適切な色を付与することができる。
即ち、本発明は、蛍光ゴルフボールに高級感をもたせる手段として、カバーに透明感をもたせ下地である中間層の色を白色にしている。そして、中間層とカバーとの構造によりボール全体の発色を呈するため、個々の顔料又は染料の添加量を比較的少量に抑えることができ、これにより耐変色性にも優れたボールを提供することができる。
従って、本発明は、下記のカラーゴルフボールを提供する。
〔1〕コアと、外表面に多数のディンプルが形成されるカバーと、該カバーに接した内側層とを具備するカラーゴルフボールであり、下記の条件を満たすことを特徴とするカラーゴルフボール。
(i)内側層とボールとの色差ΔE*が30以上
(ii)JIS Z8729に基づくL***表示法によって表したとき、内側層の明度L*値が82以上、かつ(a*2+b*21/2で表わされる彩度Cが10以下
(iii)ボールの明度L*値が50以上
(iv)ボールの明度L*値≦内側層の明度L*
(v)内側層の透明度が、全透過率10%以下、平行透過率1.0%以下
(vi)カバー透明度が、全透過率50%以上、平行透過率1.0%以上
〔2〕基材樹脂100質量部に対して蛍光増白材0.05〜0.5質量部、パール顔料0.1〜0.6質量部を添加し、かつ蛍光増白材/パール顔料が質量比で0.08〜5.0となる塗料をボール表面に塗装してなる〔1〕記載のカラーゴルフボール。
〔3〕内側層とカバーとの合計厚さが0.8〜3.0mmである〔1〕又は〔2〕記載のカラーゴルフボール。
〔4〕内側層には白色顔料が含まれるものであり、その添加量が基材樹脂100質量部に対して1質量部以上である〔1〕〔2〕又は〔3〕記載のカラーゴルフボール。
〔5〕カバーの厚さが0.3〜2.1mmである〔1〕〜〔4〕のいずれか1項記載のカラーゴルフボール。
〔6〕カバーには顔料又は染料が含まれるものであり、その添加量が基材樹脂100質量部に対して0.001〜0.4質量部である〔1〕〜〔5〕のいずれか1項記載のカラーゴルフボール。
〔7〕カバーに含まれる上記染料として、青色系染料が用いられ、その添加量が基材樹脂100質量部に対して0.1質量部以下であり、かつカバー表面の色彩につき、L*値が50以上、a*値が−20〜20、b*値が−20以下である〔6〕記載のカラーゴルフボール。
〔8〕上記染料の拡散材として、炭酸カルシウムが基材樹脂100質量部に対して1.0質量部以上添加される〔6〕記載のカラーゴルフボール。
〔9〕ディンプル数が330個以下であり、かつディンプルの縁に囲まれた平面の面積で定義されるディンプル面積の合計が、ディンプルが存在しないと仮定したボール球面積に占める比率が80%以上である〔1〕〜〔8〕のいずれか1項記載のカラーゴルフボール。
本発明のカラーゴルフボールは、蛍光ボールでありながら透明感を保ち、高級感があり、耐候性及び変色を防止し得るものである。また、本発明のカラーゴルフボールは、ゴルファーにプレイ中の安心感を与え、心理的に落ち着かせ、適切なフィーリングを与えることができる。
本発明の一実施例を示したゴルフボールの概略断面図である。 実施例で使用したディンプル模様No.1を示したボールの平面図である。 実施例で使用したディンプル模様No.2を示したボールの平面図である。 実施例で使用したディンプル模様No.3を示したボールの平面図である。 実施例で使用したディンプル模様No.4を示したボールの平面図である。 実施例で使用したディンプル模様No.5を示したボールの平面図である。 実施例で使用したディンプル模様No.6を示したボールの平面図である。 実施例で使用したディンプル模様No.7を示したボールの平面図である。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明は、コアと、外表面に多数のディンプルが形成されるカバーと、該カバーに接した内側層とを具備するボール構造を有する。例えば、図1のボール断面図に示したように、本発明のボール内部構造は、コア1と、多数のディンプルDが形成されたカバー3と、これらに挟まれる内側層(中間層)2からなるスリーピースゴルフボールである。図1はスリーピースソリッドゴルフボールを示しているが、内側層(中間層)2を2層以上にすることにより、フォーピース以上のマルチピースソリッドゴルフボールにすることもできる。この場合、本発明に言う「内側層」とは、最外層であるカバーよりも内側に位置し、かつ該カバーに直接的に接する層を意味する。図1に示すようなスリーピースゴルフボールでは、内側層は、コアとカバーとに中間に挟まれるので「中間層」と呼ぶことができる。本発明では、この内側層とカバーとが呈する色調及び透明度により、本発明の効果を奏することができる。このように、本発明では、スリーピース以上のボール構造とすることにより、特に上級プレイヤーの性能要望を満足させることができ、後述する(i)〜(vi)を満たすことにより、本発明の効果を総合的に実現することができる。
本発明のゴルフボールは下記の条件を具備する。
(i)内側層とボールとの色差ΔE*が30以上
(ii)JIS Z8729に基づくL***表示法によって表したとき、内側層の明度L*値が82以上、かつ(a*2+b*21/2で表わされる彩度Cが10以下
(iii)ボールの明度L*値が50以上
(iv)ボールの明度L*値≦内側層の明度L*
(v)内側層の透明度が全透過率10%以下、平行透過率1.0%以下
(vi)カバー透明度が全透過率50%以上、平行透過率1.0%以上
(i)の条件について
内側層とボールとの色差ΔE*が30以上である。即ち、内側層とボールとの色差が大きくなり、かつ後述するようにカバーに透明度があることで透きとおった高級感のある色調を呈することができる。この場合、「JIS Z8729」のL***表色系に基づいて、L*値(明度)、a*とb*(色度座標)を求め、
ΔE*={(ΔL*2+(Δa*2+(Δb*21/2
を計算することができる。色差ΔE*はこの色空間の中での2色間の直線距離を表す。
なお、本発明における内側層をL***表色系に基づいて計測する場合、内側層自体ではなく、内側層より内側のコア等の球状体に該内側層を被覆した球体を対象物として計測し、内側層のL***表示値を得るものである。したがって、上記の色差ΔE*は、上記の内側層のL***表示値により算出される。
(ii)の条件について
***表示法によって表わしたときの内側層の明度L*値が82以上、かつ(a*2+b*21/2で表わされる彩度Cが10以下であることが必要とされる。L*値は、84以上であることが好ましく、より好ましくは86以上であり、上限値として、好ましくは98以下、より好ましくは97以下である。中間層が白色に近い方がボールとしてのL*値が大きくなり明るい色となる。また、コアが如何なる色であっても中間層を着色することによりボールの発色を損なうことがない。
(iii)の条件について
ボールの明度L*値が50以上であることが必要され、好ましくは52以上、より好ましくは54以上であり、上限値としては、好ましくは95以下、より好ましくは90以下である。これは、ボールの視認性、鮮やかさ及び高級感を保つために必要な条件である。
(iv)の条件について
ボールの明度L*値≦内側層の明度L*値であることが必要される。ボールに透明感や明るさを出すためには、内側層(下地)のL*値を大きくする必要があるからである。内側層のL*値とボールのL*値との差は10以上であることが好ましく、より好ましくは20以上、さらに好ましくは30以上である。
(v)の条件について
内側層の透明度は、全透過率で10%以下、平行透過率で1.0%以下であることが必要とされる。内側層の透明度が上記範囲よりも大きくなると、内側層の内側に位置するコア等の下地の色が透けて見えてしまい、内側層及びボールのL*値が下がり、また色調が悪くなる。内側層の全透過率は0%以上であることが好ましく、上限値としては、好ましくは8%以下、より好ましくは6%以下である。また、平行透過率は、好ましくは0%以上、上限として、好ましくは0.4%以下、より好ましくは0.06%以下である。上記の「全透過率」及び「平行透過率」は、JIS K7105(1981年)での標準規格に従って算出される。
(vi)の条件について
カバー透明度は、全透過率で50%以上、平行透過率で1.0%以上であることが必要とされる。これは、高級感を持たせるために、カバー全体を少し透明に仕上げ、透きとおった色調とすることが必要であるからである。また、内側層の明るさを引き立たせることができるからである。カバーの全透過率は、好ましくは52%以上、より好ましくは54%以上であり、上限値としては、好ましくは95%以下、より好ましくは90%以下である。
本発明に使用されるコアは、1,4−シスポリブタジエン等の公知のゴム材料を基材とし、これに、不飽和カルボン酸及びその金属塩等の共架橋剤や、酸化亜鉛,硫酸バリウム等の無機充填剤,ジクミルパーオキサイドや1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン等の有機過酸化物等を配合したゴム組成物を加硫することにより得ることができる。本発明においては、コア直径は特に制限はない。また、コアの色調については特に制限はない。
本発明に使用される内側層の材料としては、特に制限はなく、各種の熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー等の樹脂材料を主材として形成することができる。
内側層の厚さは、特に制限はないが、好ましくは0.8mm以上、より好ましくは1.0mm以上、さらに好ましくは1.2mm以上であり、上限値としては、好ましくは3.0mm以下、より好ましくは2.5mm以下、さらに好ましくは2.0mm以下である。上記範囲よりも薄くなると、コアの色が透けて見えるおそれがある。
内側層には、酸化チタン等の白色顔料を添加することが望まれ、その配合量は基材樹脂100質量部に対して1質量部以上であることが望ましい。この配合量が所定量よりも少ないと、コアの色が透けて見えるおそれがある。
ここで、プラスチックの光化学的性能試験法として、JIS K7105(1981年)規格には、ヘーズ(曇価)が記載されており、下記の通りに算出される。
ヘーズ(H)=Td/Tt×100(%)
(Tt:全光線透過率、Td:拡散透過率)
本発明においては、内側層のヘイズ(H)については、好ましくは90以上、より好ましくは93以上、さらに好ましくは96以上であり、上限値としては、100以下とすることが好ましい。また、中間層の拡散透過率(Td)は、4.0〜10であることが好ましい。
また、本発明に使用されるカバーのヘイズ(H)が30以上95以下であることが好ましく、拡散透過率が10以上90以下であることが好ましく、より好ましくは20以上80以下である。
本発明に使用されるカバーの材料としては、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマー等の樹脂材料を主材として形成されるものであり、各種の顔料や染料を適宜量配合することにより本発明の効果を実現し得る。
ここで、カバーに配合される顔料または染料としては、特に制限はないが、例えば、集光染料(ピンク系)、ソルベントイエロー(染料)、ソルベントオレンジ(染料)、アンスラキノン(染料)、フタロシアニン(染料)、蛍光顔料(イエロー系)、蛍光顔料(ピンク系)及び蛍光顔料(オレンジ系)などが挙げられ、公知の市販品を使用することができる。
カバーへの顔料または染料の添加量は、樹脂基材100質量部に対して0.001〜0.4質量部配合することが好ましい。上記の範囲で顔料または染料の添加量を抑えることにより、ボール全体の耐変色性を向上させることができる。
カバーに含まれる上記染料として、青色系染料が用いられることが好ましい。この場合、その添加量は、基材樹脂100質量部に対して0.1質量部以下であり、かつカバー表面の色彩につき、L*値が50以上、a*値が−20〜20、b*値が−20以下であることが好ましい。特に、L*値については、好ましくは53以上、より好ましくは55以上であり、上限値としては、好ましくは90以下、より好ましくは85以下、さらに好ましくは80以下である。ゴルフ場の芝の色は、夏は緑、冬は黄色であり、緑・黄色に対してa*軸・b*軸の反対に位置する青系のボールが最も見つけやすいからである。また、気持ちを落ち着かせる効果がブルーにはあることが一般的に知られているからである。
また、カバーに染料を配合する場合、該染料の拡散材として、炭酸カルシウムを採用することが好ましく、その場合、その配合量が基材樹脂100質量部に対して1.0質量部以上とすることが好ましい。これは、炭酸カルシウムは酸化チタンに比べて屈折率が低いため、カバー全体の透明度が増すからである。その配合量として、より好ましくは1.3質量部以上、さらに好ましくは1.5質量部以上であり、上限値として、好ましくは3質量部以下、より好ましくは2.8質量部以下、さらに好ましくは2.6質量部以下である。
カバーの厚さについては、特に制限はないが、好ましくは0.3mm以上、より好ましくは0.7mm以上、さらに好ましくは1.0mm以上であり、上限値としては、好ましくは2.1mm以下、より好ましくは1.8mm以下、さらに好ましくは1.5mm以下である。カバーが上記範囲よりも厚すぎると、カバーの透明感が失われるおそれがある。
なお、カバーと内側層との合計厚さは、0.8〜3.0mmであることが好ましい。
通常、ボール表面には、多数のディンプルが形成される。本発明では、ボール表面に形成されるディンプルの個数については、特に制限はないが、好ましくは250個以上330個以下であり、また、ボール表面に形成されるディンプルの表面占有率(SR)は、特に制限はないが、好ましくは80%以上、より好ましくは90%以上であり、上限値としては、好ましくは98%以下、より好ましくは95%以下である。その理由は、ディンプルの個数及び表面占有率を上記範囲とすることにより、ボール表面の土手部(陸部)が相対的に少なくなり、その方がより透明感が出て高級感が増すからである。
カバーの表面にはクリア塗装(透明塗料による塗装)を施すことができる。この場合、クリア塗装については、2液硬化型ウレタン塗料を使用することが好ましい。2液硬化型ウレタン塗料は、水酸基をもつポリオール成分とイソシアネート基を持つポリイソシアネート成分からなる。
ポリオールとしては、ウレタン,ポリエステル,アクリル樹脂等が主として用いられるが、必要に応じてエポキシ樹脂等の他の樹脂を使用することができる。一方、ポリイソシアネートとしては、TDI,MDI,HDI,IPDI,NDI,PDI,XDI,HXDIを単一又は複数用いて変性されるものであり、一般的には、アダクト体,ビュレット体,イソシアヌレート体の形をとり得る。
上記塗料による塗装の膜厚は、好ましくは5μm以上、さらに好ましくは10μm以上であり、また、好ましくは20μm以下、好ましくは16μm以下である。塗装が薄すぎると、塗料の耐久性を損なう要因となるおそれがある。逆に、塗装の膜厚が厚すぎると、ボールの反発性が低下して飛距離が出なくなると共に、塗料の剥離が生じやすくなり、その結果、繰り返し打撃による耐久性が低下することがある。
塗装方法は、公知に使用されている方法を用いることができる。例えば、針台の針先にボールを載せた状態でスプレーによりボール全体を各種の塗料により塗装することができる。
上記の塗料は、上述した樹脂をベースとして、これに各種の溶剤や添加剤を適宜添加したものであるが、更にパール顔料を含有することができる。パール顔料を使用する場合には、基材樹脂100質量部に対して蛍光増白剤を0.05〜0.5質量部、パール顔料を0.1〜0.6質量部の範囲で使用し、かつ蛍光増白剤/パール顔料の配合割合が0.08〜5.0となるように使用することが好ましい。パール顔料の添加量が多すぎると,塗装の作業性が極端に低下したり、ボールとしての反発が低下したり、塗装が剥離する要因となり得る。また、ボールに明るさと輝きを引き出すためには、蛍光増白材とパール顔料との比率を調整することは重要である。蛍光増白剤とパール顔料との添加量が適切でないときには、ボールの適切な明るさが失われてしまうおそれがあり、その結果、本発明の効果が得られなくなる場合がある。
また、パール顔料は、大別すると、金属酸化物被覆雲母,塩基性炭酸鉛,酸塩化ビスマス,天然魚燐箔に分類されるが、無毒で化学的安定性に最も優れている点から、金属酸化物被覆雲母を選択することが好ましい。この金属酸化物としては、一般には、二酸化チタンや酸化鉄が多く用いられており、その被覆率(被覆層の厚み)を変えることにより、様々な色彩や干渉作用を得ることができる。これら顔料の粒径は大きいほど光輝性が得られる。しかし、顔料の粒径は大きいほど光輝性沈降し易くなるので、適切な粒径を有する顔料を選択することが望まれる。
上記のようなパール顔料を含有した塗料にて、塗装されたゴルフボールは様々な角度に光を反射させることができるため、高級感が増す。また、太陽光を十分に反射するためよりゴルフボールを見つけ易くすることができる。
本発明のゴルフボールは、競技用としてゴルフ規則に従うものとすることができ、直径42.67mm以上、重さ45.93g以下に形成することができる。
本発明の製造方法については、ポリブタジエン等を主体とするゴム組成物を公知の加硫条件により加硫してゴム架橋成形物(コア)を製造し、次いで、射出成形等の公知の方法により、コアの周囲に内側層及びカバーを順次形成して3層以上のマルチピースゴルフボールを製造することができる。なお、通常、ボール表面にはディンプルが多数形成されるため、最外層であるカバー材料の射出成型と同時に、金型キャビティーの内壁面に多数形成された凸部によりディンプルが形成されることになる。
以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
〔実施例1〜8,比較例1〜7〕
実施例及び比較例に共通した配合からなるゴム組成物を調製し、ニーダー又はロールにて混練りした後、所定の加硫条件にてコアを作成した。次に、コアの周囲に表1に示す内側層用樹脂混合材料を射出成形用金型により射出成形し、更に、コアに内側層(以下、「中間層」と言う。)を被覆した球体を別の金型にセットし、表2に示すカバー材料を射出成形し、実施例及び比較例のカラーゴルフボールを作成した。表1、2中の樹脂混合材料の配合の数字は質量部を表している。
コアの配合
ポリブタジエンゴム 100 質量部
アクリル酸亜鉛 29 質量部
過酸化物 1.2 質量部
老化防止剤 0.1 質量部
酸化亜鉛 26.7 質量部
ペンタクロロチオフェノール亜鉛塩 0.2 質量部
赤色顔料 0.08 質量部
上記ゴムの加硫方法は、155℃,15分の条件で実施され、上記「過酸化物」は、1,1−ジ(t−ブチルパーキシ)シクロヘキサンとシリカとの混合物、商品名「パーヘキサC−40」(日本油脂社製)、上記「老化防止剤」は、「ノクラックNS−6」(大内新興化学工業社製)である。
Figure 2010012250
SURLYN 6320
デュポン社製 マグネシウム中和−エチレン−メタクリル酸−アクリル酸エステル共重合体
NUCREL 035C
三井・デュポンポリケミカル社製 エチレン−メタクリル酸−アクリル酸エステル共重合体
ステアリン酸マグネシウム
大日化学社製 商品名「M−5GN」
酸化マグネシウム
協和化学工業社製 酸化マグネシウム
酸化チタン
石原産業社製 商品名「タイペークR550」
Figure 2010012250
HIMILAN 1557
三井・デュポンポリケミカル社製 亜鉛中和−エチレン−メタクリル酸共重合体
HIMILAN 1855
三井・デュポンポリケミカル社製 亜鉛中和−エチレン−メタクリル酸−アクリル酸エステル共重合体
HIMILAN 1605
三井・デュポンポリケミカル社製 ナトリウム中和−エチレン−メタクリル酸共重合体
HIMILAN 1706
三井・デュポンポリケミカル社製 亜鉛中和−エチレン−メタクリル酸共重合体
ステアリン酸マグネシウム
日本油脂社製 商品名「マグネシウムステアレートG」
酸化マグネシウム
協和化学工業社製 酸化マグネシウム
酸化チタン
石原産業社製 商品名「タイペークR550」
Figure 2010012250
Figure 2010012250
得られた各実施例及び比較例における中間層、カバー及びゴルフボールの見た目の物性について下記の基準に従って評価し、その評価を表3、4に併記した。
全透過率及び平行透過率
光透過率測定機「TURBIDIMETER NDH5000W」(日本電色工業製)を用いて測定し、JIS K7105に基づき全透過率及び平行透過率を求めた。全透過率・平行透過率の値が大きいほど光を通しやすく、即ち、透明度が大きいことを示す。逆に、小さいほど光を通し難く、即ち、透明度が小さいことを示す。
Haze・拡散透過率については、値が小さいほど濁り、光の拡散が少なく透明度を有することを意味する。
色差ΔE *
色差計(型式SC−P、スガ試験機株式会社製)を用いて測定し、JIS Z8729のL***表色に基づき、色差ΔE*を求めた。値が大きいほど色差が大きく、値が小さいほど色差が小さいことを示している。
耐変色性
ボールを水銀灯で24h照射して紫外線による変色度合いを観察し、下記の基準により評価した。
○:ほとんど変色なし
△:少し変色する
×:大きく変色する
高級感
上級ゴルフプレイヤー10名により下記の基準に従い官能評価した。
◎:10人中8人以上が「高級感あり」と感じた
○:10人中5〜7人が「高級感あり」と感じた
△:10人中3〜4人が「高級感あり」と感じた
×:10人中2人以下が「高級感あり」と感じた
落ち着いた色調
上級ゴルフプレイヤー10名により下記の基準に従い官能評価した。
◎:10人中8人以上が「落ち着いた色調」と感じた
○:10人中5〜7人が「落ち着いた色調」と感じた
△:10人中3〜4人が「落ち着いた色調」と感じた
×:10人中2人以下が「落ち着いた色調」と感じた
芝上での見やすさ
上級ゴルフプレイヤー10名により下記の基準に従い官能評価した。
◎:10人中8人以上が「芝上での見やすい」と感じた
○:10人中5〜7人が「芝上での見やすい」と感じた
△:10人中3〜4人が「芝上での見やすい」と感じた
×:10人中2人以下が「芝上での見やすい」と感じた
表3、表4から各比較例は本発明(実施例)よりも下記の点で劣る。
比較例1では、中間層の透明度が大きすぎるため、コア色が透けて見えてしまい、ボールとしての発色が悪くなる。
比較例2では、中間層の透明度が大きすぎるため、コア色が透けて見えてしまい、ボールとしての発色が悪くなる。
比較例3では、中間層の透明度が大きすぎるため、コア色が透けて見えてしまい、ボールとしての発色が悪くなる。
比較例4では、中間層の透明度が大きすぎるため、コア色が透けて見えてしまい、ボールとしての発色が悪くなる。また、中間層とボールの色差が小さいことでボールの透明感がなくなり発色も悪くなる。
比較例5では、カバーの透明度が小さいため、ボールの高級感・落ち着いた色調が無くなる。
比較例6では、カバーの透明度が小さいため、ボールの高級感・落ち着いた色調が無くなる。
比較例7では、カバーの透明度が小さいため、ボールの高級感・落ち着いた色調が無くなる。
また、実施例1のボール構造に、様々なタイプのディンプル模様を施して、カバーの有する透明感を調べた。これらのディンプルパターンNo.1〜No.7を表5及び図2〜図8に示す。各々のディンプル模様は、カバー樹脂材料の射出成形と同時にカバー表面に形成される。
Figure 2010012250
ディンプル部の比率(SR)
ディンプルの縁に囲まれた平面の面縁で定義されるディンプル面積の合計が、ディンプルが存在しないと仮定したボール球面積に占める比率。
カバーの有する透明感について評価した。上級ゴルフプレイヤー10名による官能評価を行ったところ、8名以上が「透明感」があると評価したのは図2のディンプルパターンであり、次いで、5〜7名が「透明感」があると評価したのは図3、4、5のディンプルパターンであり、次いで、3〜4名が「透明感」があると評価したのは図6のディンプルパターン、2名以下が「透明感」があると評価したのは図7、8のディンプルパターンである。

Claims (9)

  1. コアと、外表面に多数のディンプルが形成されるカバーと、該カバーに接した内側層とを具備するカラーゴルフボールであり、下記の条件を満たすことを特徴とするカラーゴルフボール。
    (i)内側層とボールとの色差ΔE*が30以上
    (ii)JIS Z8729に基づくL***表示法によって表したとき、内側層の明度L*値が82以上、かつ(a*2+b*21/2で表わされる彩度Cが10以下
    (iii)ボールの明度L*値が50以上
    (iv)ボールの明度L*値≦内側層の明度L*
    (v)内側層の透明度が、全透過率10%以下、平行透過率1.0%以下
    (vi)カバー透明度が、全透過率50%以上、平行透過率1.0%以上
  2. 基材樹脂100質量部に対して蛍光増白材0.05〜0.5質量部、パール顔料0.1〜0.6質量部を添加し、かつ蛍光増白材/パール顔料が質量比で0.08〜5.0となる塗料をボール表面に塗装してなる請求項1記載のカラーゴルフボール。
  3. 内側層とカバーとの合計厚さが0.8〜3.0mmである請求項1又は2記載のカラーゴルフボール。
  4. 内側層には白色顔料が含まれるものであり、その添加量が基材樹脂100質量部に対して1質量部以上である請求項1、2又は3記載のカラーゴルフボール。
  5. カバーの厚さが0.3〜2.1mmである請求項1〜4のいずれか1項記載のカラーゴルフボール。
  6. カバーには顔料又は染料が含まれるものであり、その添加量が基材樹脂100質量部に対して0.001〜0.4質量部である請求項1〜5のいずれか1項記載のカラーゴルフボール。
  7. カバーに含まれる上記染料として、青色系染料が用いられ、その添加量が基材樹脂100質量部に対して0.1質量部以下であり、かつカバー表面の色彩につき、L*値が50以上、a*値が−20〜20、b*値が−20以下である請求項6記載のカラーゴルフボール。
  8. 上記染料の拡散材として、炭酸カルシウムが基材樹脂100質量部に対して1.0質量部以上添加される請求項6記載のカラーゴルフボール。
  9. ディンプル数が330個以下であり、かつディンプルの縁に囲まれた平面の面積で定義されるディンプル面積の合計が、ディンプルが存在しないと仮定したボール球面積に占める比率が80%以上である請求項1〜8のいずれか1項記載のカラーゴルフボール。
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