JP5882636B2 - ゴルフボール - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフボールに関する。詳細には、本発明は、着色されたゴルフボールに関する。
ゴルフボールは、コアとカバーとを備えている。一般的なゴルフボールは、白色に着色されている。着色は、カバーに二酸化チタンが分散することで達成されている。二酸化チタンの隠蔽力は、高い。二酸化チタンにより、コアの色が隠蔽される。ペイント層に白色顔料が分散することで、着色が達成されることもある。
ほとんどのゴルフボールは白色なので、ゴルファーが、他人のボールを自らのボールと誤認することがある。他人のボールを打撃したゴルファーには、ペナルティが科される。
ゴルフボールには、マークが印刷されている。マークは、ブランド及びボール番号を含む。ゴルファーは、ブランドにより、自らのボールを他人のボールと識別することができる。ゴルファーは、ボール番号によっても、自らのボールを他人のボールと識別することができる。ゴルファーは、ボールに近づき、マークに基づいてボールを識別する。遠方からでは、マークに基づく識別は困難である。
特開平10−155937号公報には、カバーが着色されたゴルフボールが開示されている。このゴルフボールは、「カラーボール」と称されている。カラーボールでは、カバーに多量の顔料が分散している。カラーボールは、白色ボールと容易に識別されうる。
特開2007−160087公報には、カバーが集光性染料を含むゴルフボールが開示されている。このゴルフボールは、視認性に優れている。
特開2009−45347公報には、カバーが着色され、かつペイント層が偏光材料を含んだゴルフボールが開示されている。このゴルフボールは、偏光性の外観を呈する。このゴルフボールは、白色ボールと容易に識別されうる。
特開2010−246642公報には、カバーが蛍光顔料を含み、中間層も蛍光顔料を含むゴルフボールが開示されている。カバーは、中間層の色相と同じ系統の色相を呈する。
特開平10−155937号公報 特開2007−160087公報 特開2009−45347公報 特開2010−246642公報
近年、カラーボールが普及しつつある。1つのパーティの中で複数人のゴルファーが、カラーボールを使用する場合も多い。一方のゴルファーのゴルフボールの色相が他方のゴルファーのゴルフボールの色相と同一であるとき、一方のゴルファーは自らのゴルフボールを他方のゴルファーのゴルフボールと識別することができない。一方のゴルファーは、他方のゴルファーのゴルフボールの色相とは異なる色相のゴルフボールを使用する必要がある。ゴルファーは、識別性に優れたゴルフボールを望んでいる。
本発明の目的は、識別性に優れたゴルフボールの提供にある。
本発明に係るゴルフボールは、コアと、このコアを覆うカバーとを備える。このカバーの表面は、多数のディンプルと、このディンプル以外の部分であるランドとを有する。
(1)CIELAB表示系における指数a及びbをそれぞれx軸及びy軸とするxy平面、
(2)上記xy平面上に存在し、その中心がこのxy平面の原点にあり、半径が15である円、
(3)上記xy平面上に存在し、上記原点を通過し、隣接する直線との交角が45°である4本の直線、
及び
(4)上記xy平面上に存在し、上記円の外側であってかつ隣接する2本の直線に挟まれた8つのゾーン
が想定されたとき、コアのうち無色透明である層を除いた最外層の色相のxy座標は、8つのゾーンのうちのいずれかに含まれる。カバーの色相のxy座標は、上記最外層の色相が含まれるゾーンとは異なり、かつ上記最外層の色相が含まれるゾーンと隣接するゾーンとも異なるゾーンに含まれる。ディンプルの最深部の直下におけるカバーの厚みT1と、ランドの直下におけるカバーの厚みT2との比(T1/T2)は、0.50以上0.80以下である。
カバーは、基材樹脂と、顔料又は染料とを含む樹脂組成物から成形されうる。好ましくは、この顔料及び染料の合計量は、基材樹脂100質量部に対して0.5質量部以上3.0質量部以下である。
カバーは、基材樹脂と、二酸化チタンとを含む樹脂組成物から成形されうる。好ましくは、この二酸化チタンの量は、基材樹脂100質量部に対して0.01質量部以上0.1質量部以下である。
ゴルフボールが、カバーを覆うクリアー層を備えてもよい。好ましくは、このクリアー層は、マトリクス樹脂中に分散した多数の偏光粒子を含む。
本発明に係るゴルフボールでは、ディンプルの色相とランドの色相とが異なる。このゴルフボールは、識別性に優れる。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボールが示された断面図である。 図2は、図1のゴルフボールの一部が示された拡大断面図である。 図3は、図1のゴルフボールの中間層及びカバーの色相のゾーンが説明されるためのチャートである。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1及び2に示されたゴルフボール2は、球状のコア4と、このコア4の外側に位置するカバー6と、カバー6の外側に位置するクリアー層8とを備えている。コア4は、球状のセンター10と、このセンター10の外側に位置する中間層12とを備えている。中間層12は、コア4の中の最外層である。カバー6の表面には、多数のディンプル14が形成されている。カバー6の表面のうちディンプル14以外の部分は、ランド16である。
このゴルフボール2の直径は、40mmから45mmが好ましい。米国ゴルフ協会(USGA)の規格が満たされるとの観点から、直径は42.67mm以上が特に好ましい。空気抵抗抑制の観点から、直径は44mm以下がより好ましく、42.80mm以下が特に好ましい。このゴルフボール2の質量は、40g以上50g以下が好ましい。大きな慣性が得られるとの観点から、質量は44g以上がより好ましく、45.00g以上が特に好ましい。USGAの規格が満たされるとの観点から、質量は45.93g以下が特に好ましい。
センター10は、ゴム組成物が架橋されることによって形成されている。このゴム組成物の基材ゴムとして、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及び天然ゴムが例示される。2種以上のゴムが併用されてもよい。反発性能の観点から、ポリブタジエンが好ましく、特にハイシスポリブタジエンが好ましい。
センター10の架橋には、共架橋剤が好適に用いられる。反発性能の観点から好ましい共架橋剤は、アクリル酸亜鉛、アクリル酸マグネシウム、メタクリル酸亜鉛及びメタクリル酸マグネシウムである。ゴム組成物が、共架橋剤と共に有機過酸化物を含むことが好ましい。好ましい有機過酸化物としては、ジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン及びジ−t−ブチルパーオキサイドが挙げられる。
センター10のゴム組成物が、着色剤を含んでもよい。中間層12及びカバー6が透明な場合、センター10の色相がゴルフボール2の色相に影響を与える。着色剤としては、染料及び顔料が挙げられる。センター10が白色に着色される場合、ゴム組成物が二酸化チタンを含んでもよい。
センター10のゴム組成物には、充填剤、硫黄、加硫促進剤、硫黄化合物、老化防止剤、可塑剤、分散剤等の各種添加剤が、必要に応じて適量配合される。ゴム組成物に、合成樹脂粉末又は架橋されたゴム粉末が配合されてもよい。
センター10の直径は30.0mm以上が好ましく、38.0mm以上が特に好ましい。センター10の直径は42.0mm以下が好ましく、41.5mm以下が特に好ましい。センターが2以上の層から構成されてもよい。センターが、その表面にリブを備えてもよい。センターが中空であってもよい。
中間層12は、樹脂組成物からなる。この樹脂組成物に好適なポリマーは、アイオノマー樹脂である。好ましいアイオノマー樹脂としては、α−オレフィンと炭素数が3以上8以下のα,β−不飽和カルボン酸との二元共重合体が挙げられる。好ましい他のアイオノマー樹脂としては、α−オレフィンと炭素数が3以上8以下のα,β−不飽和カルボン酸と炭素数が2以上22以下のα,β−不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体が挙げられる。この二元共重合体及び三元共重合体において、好ましいα−オレフィンはエチレン及びプロピレンであり、好ましいα,β−不飽和カルボン酸はアクリル酸及びメタクリル酸である。この二元共重合体及び三元共重合体において、カルボキシル基の一部は金属イオンで中和されている。中和のための金属イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン、リチウムイオン、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン及びネオジムイオンが例示される。
アイオノマー樹脂に代えて、中間層12に他のポリマーが用いられてもよい。他のポリマーとしては、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィン及びポリウレタンが例示される。2種以上のポリマーが併用されてもよい。
中間層12の樹脂組成物は、着色剤を含む。着色剤として、染料及び顔料が用いられうる。着色剤により、中間層12が、橙、黄、黄緑、青、ピンク等に着色されうる。
橙に着色されるときの着色剤としては、デイグロ社の「GPX17」、「GPL15」、「ZQ−14」及び「ZQ−17が例示される。
黄に着色されるときの着色剤としては、デイグロ社の「ZQ−17」及び「GPX17」並びに大日精化工業社の「PE−D 07E 502 イエロー」が例示される。
黄緑に着色されるときの着色剤としては、住友ケムテックス社の「Yellow FL7G」及び「Turq.Blue G」が例示される。
青に着色されるときの着色剤としては、大日精化工業社の「PE−D 10G 765」、「PE−D 06G 177 ブルー」及び「PE−D 06G 178 ブルー」が例示される。
ピンクに着色されるときの着色剤としては、デイグロ社の「GPL11」及び大日精化工業社の「PE−D 06C 579 ピンク」が例示される。
中間層12は、透明であってもよく、不透明であってもよい。不透明な中間層12により、センター10の色相が隠蔽される。中間層12が透明である場合、センター10及び中間層12からなる球体の色相に、センター10が影響を与える。中間層12が透明である場合、センター10の色相は白が好ましい。中間層12が二酸化チタン等の隠蔽剤を含むことにより、この中間層12の不透明が達成されうる。隠蔽剤を全く含まないか、少量含む中間層12は、透明である。本発明において透明とは、いわゆる「半透明」も含む概念である。
中間層12が、無色透明であってもよい。無色透明である中間層12は、着色剤を含まず、かつ隠蔽剤も含まない。中間層12が無色透明であるとき、センター10が、「コア4のうち無色透明である層を除いた最外層」である。
中間層12の厚みは0.2mm以上が好ましく、0.3mm以上が特に好ましい。中間層12の厚みは2.5mm以下が好ましく、2.2mm以下が特に好ましい。中間層12の比重は0.90以上が好ましく、0.95以上が特に好ましい。中間層12の比重は1.10以下が好ましく、1.05以下が特に好ましい。
カバー6は、樹脂組成物からなる。この樹脂組成物の基材ポリマーは、ポリウレタンである。熱可塑性ポリウレタン及び熱硬化性ポリウレタンが用いられうる。生産性の観点から、熱可塑性ポリウレタンが好ましい。熱可塑性ポリウレタンは、ハードセグメントとしてのポリウレタン成分と、ソフトセグメントとしてのポリエステル成分又はポリエーテル成分とを含む。
ポリウレタン成分の硬化剤としては、脂環式ジイソシアネート、芳香族ジイソシアネート及び脂肪族ジイソシアネートが例示される。特に、脂環式ジイソシアネートが好ましい。脂環式ジイソシアネートは主鎖に二重結合を有さないので、カバー6の黄変が抑制される。脂環式ジイソシアネートとしては、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(H12MDI)、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン(HXDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)及びトランス−1,4−シクロヘキサンジイソシアネート(CHDI)が例示される。汎用性及び加工性の観点から、H12MDIが好ましい。
ポリウレタンに代えて、カバー6に他のポリマーが用いられてもよい。他のポリマーとしては、アイオノマー樹脂、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエステル及びポリオレフィンが例示される。2種以上のポリマーが併用されてもよい。
カバー6の樹脂組成物は、着色剤を含む。着色剤として、染料及び顔料が用いられうる。着色剤により、カバー6が、橙、黄、黄緑、青、ピンク等に着色されうる。中間層12に関して言及された着色剤が、カバー6にも用いられうる。
カバー6は透明である。このカバー6における二酸化チタン等の隠蔽剤の量は、少ない。カバー6が、隠蔽剤を全く含まなくてもよい。カバー6が透明なので、ゴルフボール2の色相に、中間層12が影響を与える。
前述の通り、このゴルフボール2はディンプル14を有している。図2において、符号T1で示されているのはディンプル14の最深部の直下におけるカバー6の厚みであり、符号T2で示されているのはランド16の直下におけるカバー6の厚みである。厚みT1は、厚みT2よりも小さい。
厚みT1が小さいので、このゴルフボール2のディンプル14の色相は、中間層12の色相の影響を強く受ける。厚みT2が大きいので、このゴルフボール2のランド16の色相は、中間層12の色相の影響をあまり受けない。カバー6の色相と中間層12の色相とが異なる場合、このゴルフボール2では、ディンプル14の色相とランド16の色相とが異なる。
図3に示されたチャートにおいてx軸(横軸)及びy軸(縦軸)は、それぞれ、CIELAB表示系における指数a及びbである。指数a及びbは、下記数式によって算出される。
= 500((X/Xn)1/3 − (Y/Yn)1/3
= 200((Y/Yn)1/3 − (Z/Zn)1/3
これら数式において、X、Y及びZはXYZ表示系における三刺激値であり、Xn、Yn及びZnは完全拡散反射面の三刺激値である。CIELAB表示系は、国際照明委員会(CIE)によって1976年に決定された規格である。日本では、「JIS Z 8729」において、CIELAB表示系が採用されている。
及びbは、色相及び彩度と相関する指数である。aのマイナス方向は緑方向であり、プラス方向は赤方向である。bのマイナス方向は青方向であり、プラス方向は黄方向である。
図3において符号18で示されているのは、xy平面上に存在し、その中心がこのxy平面の原点Oにあり、半径が15である円である。原点Oの座標は、(0,0)である。点P1及びP3は、それぞれ、円18とy軸との交点である。点P1の座標は(0,15)であり、点P3の座標は(0,−15)である。点P2及びP4は、それぞれ、円18とx軸との交点である。点P2の座標は(15,0)であり、点P4の座標は(−15,0)である。円18の内側は、彩度が15未満であるゾーンである。
図3において符号L1、L2、L3及びL4で示されているのは、いずれも、xy平面上に存在し、原点Oを通過する直線である。直線L1は、原点Oにおいて直線L2と交差している。直線L1と直線L2との交角は、45°である。直線L2は、原点Oにおいて直線L3と交差している。直線L2と直線L3との交角は、45°である。直線L3は、原点Oにおいて直線L4と交差している。直線L3と直線L4との交角は、45°である。直線L4は、原点Oにおいて直線L1と交差している。直線L4と直線L1との交角は、45°である。
図3には、ゾーンIからVIIIが示されている。ゾーンIからVIIIは、いずれも、円18の外側に位置している。換言すれば、ゾーンIからVIIIは、いずれも、彩度が15を超えているゾーンである。ゾーンIは、直線L4と直線L1とに挟まれている。ゾーンIIは、直線L1と直線L2とに挟まれている。ゾーンIIIは、直線L2と直線L3とに挟まれている。ゾーンIVは、直線L3と直線L4とに挟まれている。ゾーンVは、直線L4と直線L1とに挟まれている。ゾーンVIは、直線L1と直線L2とに挟まれている。ゾーンVIIは、直線L2と直線L3とに挟まれている。ゾーンVIIIは、直線L3と直線L4とに挟まれている。
原点Oからy軸の正に向かう線が基準とされ、時計回りが正の回転方向とされたとき、それぞれのゾーンの角度の範囲は、下記の通りである。
ゾーンI :−22.5°以上22.5°未満
ゾーンII :22.5°以上67.5°未満
ゾーンIII :67.5°以上112.5°未満
ゾーンIV :112.5°以上157.5°未満
ゾーンV :157.5°以上202.5°未満
ゾーンVI :202.5°以上247.5°未満
ゾーンVII :247.5°以上292.5°未満
ゾーンVIII:292.5°以上337.5°未満
ゾーンIは、ゾーンVIIIと隣接している。ゾーンIIは、ゾーンIと隣接している。ゾーンIIIは、ゾーンIIと隣接している。ゾーンIVは、ゾーンIIIと隣接している。ゾーンVは、ゾーンIVと隣接している。ゾーンVIは、ゾーンVと隣接している。ゾーンVIIは、ゾーンVIと隣接している。ゾーンVIIIは、ゾーンVIIと隣接している。
ゾーンIXは、円18の内側であって、直線L4と直線L1とに挟まれている。ゾーンIXは、ゾーンIの内側に位置している。ゾーンXは、円18の内側であって、直線L4と直線L1とに挟まれている。ゾーンXは、ゾーンVの内側に位置している。ゾーンIX及びゾーンXの角度の範囲は、下記の通りである。
ゾーンIX:−22.5°以上22.5°未満
ゾーンX:157.5°以上202.5°未満
中間層12が着色されている場合、この中間層12の色相のxy座標は、8つのゾーンI−VIIIのいずれかに属している。換言すれば、中間層12の色相のxy座標は、円18の外側に位置している。中間層12の色相は、中間層12の樹脂組成物から成形された、厚みが2.0mmであるスラブにおいて測定される。測定のとき、このスラブは、白色のプレートの上に置かれる。測定は、ミノルタ社の色彩色差計「CM−3500d」によってなされる。受光部がスラブの表面に当てられ、測定がなされる。光源には、「標準の光D65」が採用される。この光源の色温度は、6504kである。分光感度としては、「2°視野」が採用される。孔径として、3mmが採用される。
中間層12が無色透明であるときは、センター10の色相のxy座標が、8つのゾーンI−VIIIのいずれかに属する。上記色彩色差径の受光部がセンター10の表面に当てられることにより、センター10の色相が測定される。
カバー6の色相のxy座標は、8つのゾーンI−VIIIのいずれかに属している。換言すれば、カバー6の色相のxy座標は、円18の外側に位置している。カバー6の色相は、カバー6の樹脂組成物から成形された、厚みが2.0mmであるスラブにおいて測定される。中間層12の色相と同様の方法によって、カバー6の色相が測定される。
中間層12が着色されている場合、カバー6の色相のxy座標が属するゾーンは、中間層12の色相のxy座標が属するゾーンとは異なっている。カバー6の色相のxy座標が属するゾーンは、中間層12の色相のxy座標が属するゾーンと隣接していない。換言すれば、カバー6の色相は、中間層12の色相とは大幅に異なる。ディンプル14の色相は、中間層の色相の影響を強く受ける。ランド16の色相は、カバー6の色相の影響を強く受ける。このゴルフボール2では、ディンプル14の色相とランド16の色相とが大幅に異なる。このゴルフボール2は、特徴的な外観を呈する。この外観は、斬新である。このゴルフボール2は、他のゴルフボール2と識別されやすい。
中間層12及びカバー6のゾーンの好ましい組み合わせは、以下の通りである。
中間層 カバー
ゾーンI ゾーンIII
ゾーンI ゾーンIV
ゾーンI ゾーンV
ゾーンI ゾーンVI
ゾーンI ゾーンVII
ゾーンII ゾーンIV
ゾーンII ゾーンV
ゾーンII ゾーンVI
ゾーンII ゾーンVII
ゾーンII ゾーンVIII
ゾーンIII ゾーンI
ゾーンIII ゾーンV
ゾーンIII ゾーンVI
ゾーンIII ゾーンVII
ゾーンIII ゾーンVIII
ゾーンIV ゾーンI
ゾーンIV ゾーンII
ゾーンIV ゾーンVI
ゾーンIV ゾーンVII
ゾーンIV ゾーンVIII
ゾーンV ゾーンI
ゾーンV ゾーンII
ゾーンV ゾーンIII
ゾーンV ゾーンVII
ゾーンV ゾーンVIII
ゾーンVI ゾーンI
ゾーンVI ゾーンII
ゾーンVI ゾーンIII
ゾーンVI ゾーンIV
ゾーンVI ゾーンVIII
ゾーンVII ゾーンI
ゾーンVII ゾーンII
ゾーンVII ゾーンIII
ゾーンVII ゾーンIV
ゾーンVII ゾーンV
ゾーンVIII ゾーンII
ゾーンVIII ゾーンIII
ゾーンVIII ゾーンIV
ゾーンVIII ゾーンV
ゾーンVIII ゾーンVI
中間層12が無色透明であるときは、カバー6の色相のxy座標が属するゾーンは、センター10の色相のxy座標が属するゾーンとは異なっている。カバー6の色相のxy座標が属するゾーンは、センター10の色相のxy座標が属するゾーンと隣接していない。換言すれば、カバー6の色相は、センター10の色相とは大幅に異なる。このゴルフボール2では、ディンプル14の色相とランド16の色相とが大幅に異なる。このゴルフボール2は、特徴的な外観を呈する。この外観は、斬新である。このゴルフボール2は、他のゴルフボール2と識別されやすい。
ディンプル14の最深部の直下におけるカバー6の厚みT1と、ランド16の直下におけるカバー6の厚みT2との比(T1/T2)は、0.50以上0.80以下が好ましい。比(T1/T2)が0.50以上であるゴルフボール2は、耐久性に優れる。この観点から、比(T1/T2)は0.55以上が特に好ましい。比(T1/T2)が0.80以下であるゴルフボール2では、ディンプル14の色相とランド16の色相とが大幅に異なりうる。この観点から、比(T1/T2)は0.70以下が特に好ましい。ディンプル14の色相とランド16の色相とが大幅に異なりうるとの観点から、厚みT2と厚みT1との差(T2−T1)は0.1mm以上が好ましい。
ゴルフボール2の耐久性の観点から、厚みT1は0.15mm以上が好ましく、0.20mm以上が特に好ましい。ディンプル14の色相に対する中間層12の色相の影響が大きいとの観点から、厚みT1は2.0mm以下が好ましく、1.0mm以下が特に好ましい。
カバー6の樹脂組成物における顔料及び染料の合計量は、基材樹脂100質量部に対して0.5質量部以上3.0質量部以下が好ましい。この合計量が0.5質量部以上であるカバー6では、ランド16の色相に対する中間層12の色相の影響が小さい。この観点から、この合計量は0.7質量部以上がより好ましく、1.0質量部以上が特に好ましい。この合計量が3.0質量部以下であるカバー6では、ディンプル14の色相に対する中間層12の色相の影響が大きい。この観点から、この合計量は2.5質量部以下が特に好ましい。
カバー6の樹脂組成物における二酸化チタンの量は、基材樹脂100質量部に対して0.01質量部以上0.1質量部以下が好ましい。この量が0.01質量部以上であるカバー6では、ランド16の色相に対する中間層12の色相の影響が小さい。この観点から、この量は0.02質量部以上が特に好ましい。この量が0.1質量部以下であるカバー6では、ディンプル14の色相に対する中間層12の色相の影響が大きい。この観点から、この量は0.08質量部以下が特に好ましい。
クリアー層8は、カバー6を覆っている。クリアー層8により、カバー6が保護される。クリアー層8により、ゴルフボール2の優れた外観が達成される。クリアー層8は、塗料の塗布によって形成されている。静電塗装、スプレーガン塗装、刷毛塗り等が、採用されうる。塗料の基材樹脂として、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリエステル、アクリル樹脂、セルロース樹脂等が例示される。クリアー層8の耐久性の観点から、二液硬化型ポリウレタンが好ましい。
二液硬化型ポリウレタンは、主剤と硬化剤との反応によって得られる。ポリオール成分を含有する主剤とポリイソシアネート(ポリイソシアネート誘導体を含む)を含有する硬化剤との反応によって得られる二液硬化型ポリウレタンが好ましい。
クリアー層8は、マトリクス樹脂中に分散した多数の偏光粒子を含んでいる。好ましい偏光粒子は、核とコート層とからなる。核の具体例として、雲母が挙げられる。コート層の材質の具体例として、酸化チタンが挙げられる。クリアー層8に浸入した光線の一部は、コート層において反射する。クリアー層8に浸入した光線の一部は、コート層を通過し、核において反射する。コート層における反射光は、核における反射光と干渉する。この干渉により、ゴルフボール2に光輝性が付与される。光輝性を有するゴルフボール2の外観は、従来のゴルフボール2の外観とは異なる。このゴルフボール2は、視認性及び識別性に優れる。さらに、光輝性を有するゴルフボール2は、高級感に優れる。
偏光粒子は、フレーク状である。フレーク状の偏光粒子では、干渉作用に方向性がある。この複合粒子の色相は、見る角度に応じて変動する。フレーク状の偏光粒子が分散することにより、ゴルフボール2に偏光性が付与される。この偏光性により、ゴルフボール2の視認性、識別性及び高級感が達成される。
図示されていないが、ゴルフボール2が、コア4とカバー6との間に補強層を備えてもよい。補強層は、コア4の最外層である中間層12と堅固に密着し、カバー6とも堅固に密着する。補強層は、中間層12からのカバー6の剥離を抑制する。補強層の基材ポリマーとしては、二液硬化型エポキシ樹脂及び二液硬化型ウレタン樹脂が例示される。
ディンプル14の色相に対する中間層12の色相の影響を阻害しないとの観点から、補強層の色相は無色透明か、白色透明であることが好ましい。ディンプル14の色相に対する中間層12の色相の影響を阻害しないとの観点から、補強層の厚みは0.05mm以下が好ましく、0.01mm以下が特に好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
100質量部のハイシスポリブタジエン(JSR社の商品名「BR730」)、10.65質量部のフィンコ、38質量部のアクリル酸亜鉛(三新化学工業社の商品名「サンセラーSR」)8.5質量部の酸化亜鉛(P.T. INDO LYSAGHT社の商品名「ホワイトシール」)、5.0質量部の二酸化チタン、0.5質量部のジフェニルジスルフィド及び0.7質量部のジクミルパーオキサイド(日本油脂社)を混練し、ゴム組成物を得た。このゴム組成物を共に半球状キャビティを備えた上型及び下型からなる金型に投入し、170℃で18分間加熱して、直径が40.00mmであるセンターを得た。このセンターの色相は、概ね白であった。
50質量部のアイオノマー樹脂(前述の「ハイミラン1605」)、50質量部の他のアイオノマー樹脂(前述の「ハイミランAM7329」)、1質量部の着色剤(前述の「ZQ−17」及び0.05質量部の二酸化チタンを二軸混練押出機で混練し、樹脂組成物を得た。この樹脂組成物の色相は黄色であり、そのxy座標はゾーンIに含まれる。この樹脂組成物は、不透明である。この樹脂組成物を射出成形法にてコアの周りに被覆し、中間層を形成した。この中間層の厚みは、1.0mmであった。
二液硬化型エポキシ樹脂を基材ポリマーとする塗料組成物(神東塗料社の商品名「ポリン750LE)を調製した。この塗料組成物の主剤液は、30質量部のビスフェノールA型固形エポキシ樹脂と、70質量部の溶剤とからなる。この塗料組成物の硬化剤液は、40質量部の変性ポリアミドアミンと、55質量部の溶剤と、5質量部の酸化チタンとからなる。主剤液と硬化剤液との質量比は、1/1である。この塗料組成物を中間層の表面にスプレーガンで塗布し、23℃の雰囲気下で6時間保持して、補強層を得た。この補強層の厚みは、0.01mmであった。
100質量部の熱可塑性ポリウレタンエラストマー(前述の「エラストランXNY88A(クリアー)」、1質量部の着色剤(前述の「GPL11」及び0.05質量部の二酸化チタンを二軸押出機で混練し、樹脂組成物を得た。この樹脂組成物の色相はピンクであり、そのxy座標はゾーンIVに含まれる。この樹脂組成物は、透明である。この樹脂組成物から、圧縮成形法にて、ハーフシェルを得た。このハーフシェル2枚で、コア、中間層及び補強層からなる球体を被覆した。このハーフシェル及び球体を、共に半球状キャビティを備え、キャビティ面に多数のピンプルを備えた上型及び下型からなるファイナル金型に投入し、圧縮成形法にてカバーを得た。カバーの厚みは、0.35mmであった。カバーには、ピンプルの形状が反転した形状を有するディンプルが多数形成された。このカバーの周りに二液硬化型ポリウレタンを基材とするクリアー塗料を塗装し、直径が約42.7mmであり質量が約45.6である実施例1のゴルフボールを得た。
[実施例2−21及び比較例1−14]
センター、中間層、カバー及びディンプルの仕様を下記の表1−7に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−21及び比較例1−14のゴルフボールを得た。センターの組成の詳細が、下記の表8に示されている。中間層の組成の詳細が、下記の表9−10に示されている。カバーの組成の詳細が、下記の表11に示されている。
[視認性]
芝生の上に、ゴルフボールを置いた。このボールから150m離れた地点にいる10名のゴルファーに、視認性を評価させた。ボールが見やすいと評価したゴルファーの人数に基づき、下記の格付けを行った。
A:9人以上
B:7人以上8人以下
C:4人以上6人以下
D:3人以下
この結果が、下記の表1から7に示されている。
[識別性]
各ゴルフボールを、それぞれ、コンベンショナルな白色ゴルフボールと共に芝生の上に置いた。このボールから5m離れた10名のゴルファーに、コンベンショナルなゴルフボールとの識別が可能か否か、評価させた。容易に識別できたゴルファーの人数に基づき、下記の格付けを行った。
A:9人以上
B:7人以上8人以下
C:4人以上6人以下
D:3人以下
この結果が、下記の表1から7に示されている。
[斬新性]
10名のゴルファーに、各のゴルフボールの外観を、市販のカラーボールと比較させた。斬新性があると評価したゴルファーの人数に基づき、下記の格付けを行った。
A:9人以上
B:7人以上8人以下
C:4人以上6人以下
D:3人以下
この結果が、下記の表1から7に示されている。
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表1−7に示されるように、各実施例のゴルフボールの評価は高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るゴルフボールは、ゴルフ場でのプレーや、練習場でのプラクティスに用いられうる。
2・・・ゴルフボール
4・・・コア
6・・・カバー
8・・・クリアー層
10・・・センター
12・・・中間層
14・・・ディンプル
16・・・ランド

Claims (4)

  1. コアと、このコアを覆う透明なカバーとを備えており、
    上記カバーの表面が、多数のディンプルと、このディンプル以外の部分であるランドとを有しており、
    (1)CIELAB表示系における指数a及びbをそれぞれx軸及びy軸とするxy平面、
    (2)上記xy平面上に存在し、その中心がこのxy平面の原点にあり、半径が15である円、
    (3)上記xy平面上に存在し、上記原点を通過し、隣接する直線との交角が45°である4本の直線、
    及び
    (4)上記xy平面上に存在し、上記円の外側であってかつ隣接する2本の直線に挟まれた8つのゾーン
    が想定されたとき、
    上記コアのうち無色透明である層を除いた最外層の色相のxy座標が、上記8つのゾーンのうちのいずれかに含まれ、
    上記カバーの色相のxy座標が、上記最外層の色相が含まれるゾーンとは異なり、かつ上記最外層の色相が含まれるゾーンと隣接するゾーンとも異なるゾーンに含まれており、
    上記ディンプルの最深部の直下におけるカバーの厚みT1と、上記ランドの直下におけるカバーの厚みT2との比(T1/T2)が0.50以上0.80以下であるゴルフボール。
  2. 上記カバーが樹脂組成物からなり、この樹脂組成物が、基材樹脂と、顔料又は染料とを含んでおり、この顔料及び染料の合計量が、基材樹脂100質量部に対して0.5質量部以上3.0質量部以下である請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 上記カバーが樹脂組成物からなり、この樹脂組成物が、基材樹脂と、二酸化チタンとを含んでおり、この二酸化チタンの量が、基材樹脂100質量部に対して0.01質量部以上0.1質量部以下である請求項1又は2に記載のゴルフボール。
  4. 上記カバーを覆うクリアー層を備えており、このクリアー層がマトリクス樹脂中に分散した多数の偏光粒子を含んでいる請求項1から3のいずれかに記載のゴルフボール。
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