JP2010011556A - モータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はモータの構造を変更することなく、かつ、モータ制御装置の交換の際にモータを交換しなくてすむモータシステムを提供する。
【解決手段】モータシステム20は、駆動用モータ30と、駆動力制御装置50と、モータ制御装置40とを備える。モータ制御装置40は、駆動用モータ30の性質を示す情報Iを有するモータ制御装置用記憶部41を備える。駆動力制御装置50は、駆動用モータ30の性質を示す情報Iを有する駆動力制御装置用記憶部51を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば電気自動車の駆動用に用いられるモータのシステムに関する。
電気自動車は、駆動用モータ(車体を前後方向に移動するために車輪を駆動するモータ)と、運転者のアクセルの踏み込み量などから求められるモータへの要求駆動力を検出する駆動力制御装置と、当該駆動力制御装置が求めた要求駆動力に基づいて駆動用モータの駆動を制御するモータ制御装置とを備えている。 駆動用モータとしては、三相交流モータが用いられている。三相交流モータは、当該モータの回転位置(ステータに対するロータの位置)に合わせて、当該モータのU、V、W端子に順番に供給される電流の位相が変化する。モータの回転位置に合わせてU、V、W端子に供給される位相が変化しなければ、三相交流モータの機能が十分に発揮されなくなる。 三相交流モータの機能が十分に発揮されないことによって、駆動用モータが、駆動力制御装置によって求められる要求駆動力で回転できなくなったり、振動が発生したり、または、駆動用モータに過度の負担がかかることが考えられる。
このため、三相交流モータは、当該モータの回転位置を検出する回転位置検出センサを備えている。モータ制御装置は、回転位置検出センサの検出結果に基づいて、駆動力制御装置が検出した要求駆動力に合うように、駆動用モータを制御する。具体的には、バッテリから駆動用モータに供給される電流の位相を制御する。
しかしながら、駆動用モータの組立において、駆動用モータの基準位置と、回転位置検出センサの基準位置とがずれることがある。この結果、回転位置検出センサの検出結果(モータの回転位置)と、実際のモータの回転位置との間に、誤差が生じることがある。
上記したように、三相交流モータは、その回転位置に応じた位相の電流がU端子、V端子、W端子に順番に供給されないと、当該モータの性能が十分に発揮されなくなる。このため、モータ制御装置は、センサによる回転位置の検出結果の誤差などのモータに特有の性質をデータとして有している。
この結果、モータ制御装置は、回転位置検出センサからの信号に対して駆動用モータに特有の性質(回転位置の検出結果の誤差など)を考慮して、駆動用モータに供給する電流を制御している。このため、駆動用モータは、当該モータの性能を十分に発揮するように制御される。
このように、センサによる駆動用モータの回転位置の検出誤差などを一例とする駆動用モータに特有の性質を考慮するように、駆動用モータとモータ制御装置とは、互いに調整されている。
一方、モータ制御装置は、複雑な電子部品から構成されており、駆動用モータに比べて交換を必要とする頻度が高い。しかしながら、上記したように、駆動用モータは、当該駆動用モータに特有の性質(センサによる回転位置の検出誤差など)を有しているが、当該性質は、取り替えられて新しく搭載されたモータ制御装置には記憶されていない。
このため、モータ制御装置を交換する際には、当該モータ制御装置との調整が施されている駆動用モータも合わせて搭載される必要がある。言い換えると、モータ制御装置を交換すると同時に、まだ使用できる駆動用モータも交換されることになる。
しかし、まだ使用できる駆動用モータを交換することは、好ましくない。
このため、駆動用モータ内に記憶部を設け、当該記憶部内に駆動用モータに特有の性質(回転位置の検出誤差など)を記憶するとともに、モータ制御装置のみを交換した後に、駆動用モータ内の記憶部が有する駆動用モータに特有の性質をモータ制御装置に記憶させるシステムが提案されている。
このことによって、モータ制御装置に不具合が生じた際には、モータ制御装置を交換するだけでよく、駆動用モータを交換する必要がなくなる(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3582856号
しかしながら、特許文献1に開示されるシステムでは、駆動用モータに設けられる記憶部内に当該駆動用モータに特有な性質を記憶する構造が用いられている。駆動用モータが駆動する際には、当該駆動に起因して振動が生じることが考えられる。さらに、駆動用モータの駆動の際には、当該駆動に起因して熱が生じることが考えられる。
駆動用モータ内に設けられる記憶部は、電子部品で構成される。このため、記憶部を駆動用モータ内に設けることによって、上記振動や上記熱などが記憶部に作用することが考えられる。電子部品に振動や熱が作用することは好ましくない。
また、駆動用モータの駆動中に生じる熱や振動などが記憶部に作用することを抑制するための構造を駆動用モータに設けることによって、具体的には、駆動用モータの本体(例えば鋳造で形成される)を大きくしたり、特別な形状にすることによって、駆動用モータの構造が複雑になり、または、駆動用モータが大きくなったりすることが考えられる。
駆動用モータの構造が複雑になること、または、駆動用モータが大きくなることは、好ましくない。
したがって、本発明の目的は、モータの構造を変更することなく、かつ、モータ制御装置の交換の際にモータを交換することがないモータシステムを提供することである。
本発明のモータシステムは、モータと、前記モータに要求される動作要求を検出するとともに、当該動作要求に対応する前記モータの要求駆動力を求める駆動力制御装置と、前記駆動力制御装置によって求められた前記要求駆動力に基づいて前記モータを制御するモータ制御装置とを備える。前記モータ制御装置は、前記モータの性質を示す情報を有するモータ制御装置用記憶部を備える。前記駆動力制御装置は、前記モータの性質を示す情報を有する駆動力制御装置用記憶部を備える。
または、本発明のモータシステムは、モータと、前記モータに要求される動作要求を検出するとともに当該動作要求に対応する前記モータの要求駆動力を求める駆動力制御装置と、前記駆動力制御装置によって求められた前記要求駆動力に基づいて前記モータを制御するモータ制御装置と、登録装置とを備える。前記駆動力制御装置は、前記モータの性質を示す情報を有するモータ制御装置用記憶部を備える。前記モータ制御装置は、前記モータの性質を示す情報を有する駆動力制御装置用記憶部を備える。前記登録装置は、前記駆動力制御装置用記憶部もしくは前記モータ制御装置用記憶部に記憶された前記モータの性質を示す情報を選択的に前記モータ制御装置用記憶部もしくは前記駆動力制御装置用記憶部に記憶させるように構成される。
本発明の好ましい形態では、前記モータは、回転位置を検出する回転位置検出センサを備える。前記モータの性質を示す情報は、前記回転位置検出センサの検出結果と前記モータの実際の回転位置との間の誤差を示す情報である。
本発明の好ましい形態では、前記モータは、電気自動車に用いられる駆動用モータである。
本発明は、モータの構造を変更することなく、かつ、モータ制御装置の交換の際にモータを交換することがないモータシステムを提供できる。
本発明の一実施例に係るモータシステムを、図1〜6を用いて説明する。本実施形態では、モータシステムは、一例として電気自動車に用いられている。なお、本発明のモータシステムは、電気自動車に用いられることに限定されるものではない。
図1は、電気自動車10を示す概略図である。電気自動車10は、後述される駆動用モータ30が駆動することによって、前進または後進するよう構成されている。図1に示すように、電気自動車10は、車室11内に設置される前席12と、当該前席12より後方に設置される後席13とを備えている。
前席12として、運転席と助手席とを備えている。図中、運転席12aが図示されており、助手席は、運転席の車幅方向側方に配置されている(図示せず)。また、車体14の前部には、一対の前輪15が設けられており、車体14の後部には、一対の後輪16が設けられている。本実施形態では、例えば、後輪16が駆動輪として機能している。
電気自動車10は、駆動輪である後輪16を駆動するモータシステム20を備えている。モータシステム20は、後輪16を駆動する駆動用モータ30と、当該駆動用モータ30の動作(回転)を制御するモータ制御装置40と、電気自動車10に設けられる各種装置の動作を制御する駆動力制御装置50とを備えている。
駆動力制御装置50は、例えば、車室11内において、後席13とフロアパネル17との間に配置されている。駆動力制御装置50は、電気自動車10に搭載される装置、例えばエアコンやパワーウィンドウや充電器など(図示せず)の装置の動作を制御する。
また、駆動力制御装置50は、運転者によるアクセルペダル18の操作(踏み込み量や、踏み込みはやさなど)を検出するとともに、当該操作に対応する駆動用モータ30に求められる要求駆動力を求める。
上記運転者によるアクセルペダル18の操作は、本発明で言う、モータに要求される動作要求の一例である。なお、モータに求められる動作要求は、アクセルペダル18の操作に限定されない。駆動力制御装置50は、図示しない他の手段からの要求によっても、モータの要求駆動力を求める。例えば周囲の車両との車間距離に起因して電気自動車10の速度を調整するシステムを備える場合は、当該システムからの要求に合わせて駆動用モータ30への要求駆動力を求める。
モータ制御装置40は、例えば車室11内の後部において、駆動用モータ30の近傍に配置されている。図2は、モータシステム20とバッテリ60とを示すブロック図である。
図2に示すように、モータ制御装置40は、駆動力制御装置50に接続されている。また、モータ制御装置40は、駆動用モータ30に接続されている。モータ制御装置40は、バッテリ60に接続されている。バッテリ60は、図1に示すように、例えばフロアパネル17の下方(車外)に設置されている。
モータ制御装置40は、駆動力制御装置50が求めた、駆動用モータ30に求められる要求駆動力に基づいて、駆動用モータ30を制御する。具体的には、駆動用モータ30の実際の回転数が、駆動力制御装置50が求めた要求駆動力に対応するように(要求駆動力が生じるように)、モータ制御装置40は、バッテリ60が有する電力を駆動用モータ30に供給し、駆動用モータ30の駆動力を制御する。
駆動用モータ30は、三相交流モータが用いられている。このため、駆動用モータ30は、U端子31と、V端子32と、W端子33とを備えている。駆動用モータ30は、U端子31と、V端子32と、W端子33とにモータ制御装置40を介してバッテリ60から順番に電流が供給される。言い換えると、モータ制御装置40は、バッテリ60から駆動用モータ30に供給される電流、具体的には、U端子31、V端子32、W端子33への電流の供給、および、供給される電流値を制御する。
また、駆動用モータ30は、当該駆動用モータ30の回転位置を検出する回転位置検出センサを備えている。回転位置検出センサの一例として、レゾルバ34が用いられている。
図3は、駆動用モータ30の内部を概略的に示す概略図である。図3に示すように、駆動用モータ30は、ステータ35と、ロータ36とを備えている。本実施形態では、一例として、ステータ35は、略環状に設けられており、ロータ36は、ステータ35内に収容されている。ロータ36は、U端子31、V端子32、W端子33に順番に電流が流れることによって、ステータ35内で回転する。
図3には、駆動用モータ30の回転の基準位置P1と、レゾルバ34の検出位置P2とが示されている。本実施形態では、駆動用モータ30におけるレゾルバ34が実際に取り付けられる位置は、当該レゾルバ34が取り付けられるべき位置に対してずれており、それゆえ取り付け位置に誤差がある。
レゾルバ34は、駆動用モータ30の回転位置を検出する機能を有している。具体的には、駆動用モータ30の回転の絶対位置(基準位置P1に対するモータの回転角度、つまりステータ35に対するロータ36の回転位置)を検出する機能を有する。しかしながら、レゾルバ34の取付位置が、誤差を有していることによって、図3に示すように、駆動用モータ30の回転の基準位置P1と、レゾルバ34の検出位置P2とがずれてしまう。
駆動用モータ30の基準位置P1とレゾルバ34の検出位置P2とがずれることによって、レゾルバ34によって検出された駆動用モータ30の回転位置の検出結果と、駆動用モータ30の実際の回転位置との間にずれが生じる。このずれは、駆動用モータ30の基準位置P1とレゾルバ34の検出位置P2とのずれLである。
なお、図3中では、ずれLは、説明のために大きく誇張して描かれている。実際には、ずれLは、機械的にはほとんどない。ずれLは、レゾルバ34などの回転位置検出センサからの電気信号の波形のずれなどによってわかる程度のものである。レゾルバ34の検出誤差情報(ずれL)は、本発明で言う、モータの性質を示す情報の一例である。
このため、モータ制御装置40は、当該モータ制御装置40が備えるモータ制御装置用記憶部41内に、駆動用モータ30に特有の性質を示す情報である、レゾルバ34による回転位置の検出の誤差情報I1(ずれL)を記憶している。
モータ制御装置40は、レゾルバ34からの検出結果に対して、モータ制御装置用記憶部41に記憶されているレゾルバ34の検出誤差情報I1を用いて演算することによって、実際の駆動用モータ30の回転位置を検出することができる。例えば、本実施形態では、レゾルバ34の検出結果にずれLを加えると、駆動用モータ30の実際の回転位置となる。
このため、モータ制御装置40は、駆動用モータ30の正確な回転位置を把握し、当該把握結果に基づいて駆動用モータ30のU端子31とV端子32とW端子33とに供給される電流を制御するので、駆動用モータ30の性能が十分に発揮されるようになる。
なお、モータ制御装置用記憶部41としては、モータ制御装置40がもともと備えている、例えばメモリなどの電子部品から構成される記憶部を用いる構造であってよい。しかしながら、もともと備えている記憶部を用いることに限定されない。例えば、記憶機能を有するメモリなどの電子部品を新たに追加することによって、モータ制御装置用記憶部を新たに形成してもよい。
また、駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iは、レゾルバ34の検出誤差情報I1に限定されない。駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iとは、駆動用モータ30を制御する際に必要となる駆動用モータ30に特有の情報を含む概念であり、レゾルバ34の検出誤差情報I1は、その一例である。例えば、駆動用モータ30に特有に性質を示す情報Iの他の例としては、駆動用モータ30の温度別の動作変化(各温度による機能の低下率など、温度に起因する駆動用モータ30の動作状態を示す情報)などの情報であってもよい。また、モータに特有の性質を示す情報Iは、検出誤差情報I1や温度に係る情報などの複数の情報からなってもよい。
駆動力制御装置50は、駆動力制御装置用記憶部51を備えている。駆動力制御装置51は、レゾルバ34の検出誤差情報I1などの、駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iを記憶している。なお、駆動力制御装置用記憶部51が記憶している駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iは、モータ制御装置用記憶部410が記憶している駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iと同じである。
なお、駆動力制御装置用記憶部51としては、駆動力制御装置50がもともと備えている、例えばメモリなどの電子部品から構成される記憶部を用いる構造であってよい。しかしながら、もともと備えている記憶部を用いることに限定されない。例えば、記憶機能を有するメモリなどの電子部品を新たに追加することによって、駆動力制御装置用記憶部を新たに形成してもよい。
駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iは、電気自動車10の出荷時には、駆動力制御装置用記憶部51とモータ制御装置用記憶部41とに記憶されている。
つぎに、モータシステム20の動作を説明する。図4は、モータシステム20の動作を示すフローチャートである。まず、通常走行を行う際における電気自動車10の走行開始時を一例に、説明する。
図4に示すように、ステップST1では、電気自動車10が走行可能な状態となったかどうかが判定される。本実施形態の電気自動車10は、例えばキースイッチをオンされると、走行可能な状態となる。このため、本実施形態では、ステップST1において、キースイッチがオンされたか否かが判定される。キースイッチがオンさされると、ステップST2に進む。
ステップST2では、駆動力制御装置50は、駆動力制御装置用記憶部51内に、駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iが記憶されているか否かを判定する。電気自動車10の出荷時には駆動力制御装置用記憶部51には、駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iが記憶されているので、ステップST3に進む。
ステップST3では、モータ制御装置用記憶部41が記憶している駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iが、駆動力制御装置50に送信される。ついで、ステップST4に進む。
ステップST4では、駆動力制御装置50は、モータ制御装置40から送信された、モータ制御装置用記憶部41内に記憶されている駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iと、駆動力制御装置用記憶部51内に記憶されている駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iとを比較するとともに、お互いが一致しているか否かを判定する。
駆動力制御装置用記憶部51とモータ制御装置用記憶部41とには、電気自動車10の出荷前に、同じ情報Iが記憶されている。このため、ステップST5に進む。
ステップST5では、駆動力制御装置50とモータ制御装置40との制御によって、駆動用モータ30が駆動される。
つぎに、モータ制御装置40に不具合が生じた場合などにモータ制御装置40を交換した後に電気自動車10の走行を開始する場合の動作を説明する。まず、登録ツール70が駆動力制御装置50に接続される。登録ツール70は、図中2点鎖線で示されている。
登録ツール70は、駆動力制御装置用記憶部51が記憶している情報Iを、モータ制御装置用記憶部41に移動させかつ記憶させる機能を有している。登録ツール70は、モータ制御装置用記憶部41内に駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iを記憶する作業時に取り付けられる。当該作業時以外は、取り外されてもよい。登録ツール70は、本発明で言う登録装置の一例である。
モータ制御装置40が交換された場合であっても、駆動力制御装置用記憶部51には、駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iが記憶されているので、ステップST3に進む。
ステップST3では、モータ制御装置40のモータ制御装置用記憶部41内に記憶されている駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iが駆動力制御装置50に送信される。しかしながら、モータ制御装置40が交換されたあとでは、交換されて電気自動車10に新しく設置されるモータ制御装置40のモータ制御装置用記憶部41には、駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iは、記憶されていない。
このため、駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iは、モータ制御装置用記憶部41から駆動力制御装置用記憶部51に送信されない。あらかじめ設定されている所定時間内に情報の送信が行われない場合は、ステップST4では、情報Iが一致しないと判定する。
このため、ステップST4からステップST6に進む。ステップST6以降は、モータ制御装置用記憶部41内に、駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iを新たに記憶する作業工程である。なお、モータ制御装置40の交換は、例えば工場で行われており、それゆえ、モータ制御装置用記憶部41への、駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iの新たな記憶作業も、工場で行われる。
ステップST6では、登録ツール70が接続されているか否かが判定される。ステップST6で、登録ツール70が接続されている場合、ステップST7に進む。ステップST7は、モータ制御装置用記憶部41内に駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iを記憶する作業工程である。ステップST7内の作業の詳細は、図5に示されている。
ステップST6において、登録ツール70が接続されていない場合、ステップST8に進む。ステップST8では、エラーが表示される。具体的には、例えば、運転席近傍に設けられるインジケータ(図示せず)に、エラー状態を示す表示がなされる。
図5は、モータ制御装置用記憶部41内に、駆動用モータ30に特有な性質を示す情報Iを新たに記憶する作業工程を示すフローチャートである。
ステップST71では、操作者は、登録ツール70を操作して、当該登録ツール70を再登録モードに設定する。ついで、ステップST72に進む。
ステップST72では、登録ツール70は、再登録用パスワードの入力を要求する。操作者は、登録ツール70に再登録用パスワードを入力する。これは、再登録用パスワードを入力しなければモータ制御装置用記憶部41に新たな情報を記憶できないようにすることによって、例えばモータ制御装置40または駆動力制御装置50に対して他の操作を行っている際などに不意にモータ制御装置用記憶部41内の情報が消えたり、別の情報が記憶されることを抑制するためである。パスワードが入力されると、ステップST73に進む。
ステップST73では、登録ツール70は、ステップST72で入力された再登録用パスワードが正しいパスワードであるか否かを判定する。パスワードが正しいと判定されると、ついで、ステップST74に進む。パスワードが正しくないと判定されると、作業を終了する。この際、登録ツール70には、例えばエラー表示がなされてもよい。
ステップST74では、登録ツール70は、駆動力制御装置50に、駆動力制御装置用記憶部51内に記憶されている駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iをモータ制御装置用記憶部41に送信するよう、要求する。当該要求信号が送信されると、ステップST75に進む。
ステップST75では、登録ツール70は、モータ制御装置用記憶部41が駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iの受信を所定時間内に完了したか否かを判定する。送信要求を送信したにも関わらず、所定時間内に駆動用モータ30に特有の性質を示す情報の受信が完了しない場合は、何らかのエラーが生じたとして、作業を終了する。この際に、登録ツール70には、例えばエラー表示がされてもよい。
ステップST75で、受信の完了(所定時間内に)が確認されると、ついで、ステップST76に進む。ステップST76では、登録ツール70は、受信した駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iを、モータ制御装置用記憶部41に記憶させる。当該記憶作業が完了すると、モータ制御装置用記憶部41の記憶作業の一連が終了する。
なお、モータ制御装置用記憶部41への駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iの記憶作業が終了すると、続けて、電気自動車10モータが駆動する動作(図4に示すフローチャートによって説明される通常時の動作と同じ動作)が開始されるようにしてもよい。
ついで、駆動力制御装置50に不具合が生じたことによって駆動力制御装置50を交換した場合、または、電気自動車10の組み立て時で駆動力制御装置用記憶部51内にモータ30に特有の性質を示す情報が記憶されてない場合でのモータシステム20の動作を説明する。
具体的には、駆動力制御装置50が交換された場合では、交換されて電気自動車10に新しく搭載された駆動力制御装置50の駆動力制御装置用記憶部51内には、駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iは記憶されていない。また、組み立て時では、モータ30とモータ制御装置40とがモータ30の情報がモータ制御装置用記憶部41に記憶された状態で一体に取り付けられ、その後で駆動力制御装置用記憶部51に、情報Iが記憶される。このため、駆動力制御装置用記憶部51には、モータ30に特有の性質を示す情報は、記憶されていない。
まず、登録ツール70が駆動力制御装置50に接続される。登録ツール70は、モータ制御装置用記憶部41が記憶している情報Iを、駆動力制御装置用記憶部51に移動しかつ記憶させる機能を有している。なお、登録ツール70は、駆動力制御装置用記憶部51内に駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iを記憶する作業時に取り付けられる。当該作業時以外は、取り外されてもよい。
本動作では、ステップST2からステップST9に進む。ステップST9では、駆動力制御装置用記憶部51内に、駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iを記憶する作業が行われる。
図6は、ステップST9で示される、駆動力制御装置用記憶部51内に駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iを新たに記憶する作業工程の詳細を示すフローチャートである。駆動力制御装置50の交換または電気自動車10の組み立ては、例えば工場で行われており、それゆえ、駆動力制御装置用記憶部51への駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iの新たな記憶作業も、工場で行われる。
図6に示すようにステップST9では、操作者の操作によって登録ツール70が初期登録モードに設定される。なお、初期登録モードとは、駆動力制御装置用記憶部51に、駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iを記憶するモードである。初期登録モードに設定されると、ついで、ステップST92に進む。
ステップST92では、登録ツール70は、初期登録用パスワードの入力を操作者に要求する。操作者は、登録ツール70にパスワードを入力する。これは、パスワードを入力しなければ駆動力制御装置用記憶部51に新たな情報を記憶できないようにすることによって、例えば駆動力制御装置50やモータ制御装置40に対して他の操作を行っている際などに、不意に駆動力制御装置用記憶部51内の情報が消えたり、別の情報が記憶されることを抑制するためである。初期登録用パスワードが入力されると、ステップST93に進む。
ステップST93では、登録ツール70は、初期登録用パスワードが正しいが否かを判定する。パスワードが一致しない場合は、何らかのエラーが生じたとして、作業を終了する。この際、登録ツール70は、エラーを表示してもよい。初期登録用パスワードが正しい場合は、ステップST94に進む。
ステップST94では、登録ツール70は、モータ制御装置40に、モータ制御装置用記憶部41内に記憶されている駆動用モータ30に特有な情報を示す情報Iを駆動力制御装置用記憶部51に送信するよう要求する。当該要求信号が送信されると、ステップST95に進む。
ステップST95では、登録ツール70は、駆動力制御装置用記憶部51が情報の受信を所定時間内に完了したか否かを判定する。受信が完了したことが確認されると、ついでステップST96に進む。
なお、送信要求信号を送信したにも関わらず、情報Iが受信されない場合は、つまり所定時間内に受信が完了されない場合は、何らかのエラーが生じたとして、作業を終了する。この際、登録ツール70は、エラー表示を行ってもよい。
ステップST96では、登録ツール70は、受信された情報Iを、駆動力制御装置用記憶部51に記憶する。当該記憶作業が完了すると、駆動力制御装置用記憶部51への記憶作業の一連が完了する。なお、駆動力制御装置用記憶部51への駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iの記憶作業が終了すると、続けて、電気自動車10モータが駆動する動作(図4に示すフローチャートによって説明される通常時の動作と同じ動作)が開始されるようにしてもよい。
登録ツール70は、再登録モードと初期登録モードが選択されたとき、つまり選択的に、記憶部41,51間で情報Iを移動させるとともに記憶させる。このことは、本発明で言う、選択的ということである。
このように構成されるモータシステム20では、駆動力制御装置用記憶部51内に駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iが登録されている。このため、モータ制御装置40を交換しても、駆動力制御装置用記憶部51に記憶されている駆動用モータ30に特有な性質を示す情報Iがモータ制御装置用記憶部41内に移される。このため、モータ制御装置40の交換にともなって、駆動用モータ30を交換する必要がない。
また、駆動力制御装置用記憶部51内の情報Iを用いるので、駆動用モータ30に当該駆動用モータ30に特有の性質を示す情報Iを記憶する記憶部を設ける必要がない。このため、駆動用モータ30の動作中に生じる熱や振動の記憶部への影響を抑制するための構造を駆動用モータ30に設ける必要がない。このため、駆動用モータ30の構造が複雑になること、または、駆動用モータ30が大きくなることが抑制される。言い換えると、駆動用モータ30の構造を変更する必要がない。
また、モータシステム20を電気自動車10に採用することによって、もともと用いられている既存のモータ制御装置用記憶部41と駆動力制御装置用記憶部51とを利用することができる。このため、新たに記憶部を設けることがないので、コストを抑えることができる。
また、駆動力制御装置50を交換した際であっても、モータ制御装置40のモータ制御装置用記憶部41内の情報Iを利用することによって、当該情報Iを駆動力制御装置用記憶部51に記憶することができる。
また、駆動力制御装置用記憶部51とモータ制御装置用記憶部41との情報のやりとりに登録ツール70を用いることによって、別の作業中に不意に情報が削除されること、または、不意に情報が書き換えられることが抑制される。
本発明の一実施形態に係るモータシステムを備える電気自動車を示す概略図。 図1に示されるモータシステムとバッテリとを示すブロック図。 図2に示される駆動用モータの内部を概略的に示す断面図。 図2に示されるモータシステムの動作を示すフローチャート。 図4に示される、モータ制御装置用記憶部内に駆動用モータに特有の性質を示す情報を記憶する作業工程の詳細を示すフローチャート。 図4に示される、駆動力制御装置用記憶部内に駆動用モータに特有の性質を示す情報を記憶する作業工程の詳細を示すフローチャート。
符号の説明
20…モータシステム、30…駆動用モータ(モータ)、34…レゾルバ(回転位置検出センサ)、40…モータ制御装置、41…モータ制御装置用記憶部、50…駆動力制御装置、51…駆動力制御装置用記憶部、70…登録装置(登録ツール)。

Claims (4)

  1. モータと、
    前記モータに要求される動作要求を検出するとともに当該動作要求に対応する前記モータの要求駆動力を求める駆動力制御装置と、
    前記駆動力制御装置によって求められた前記要求駆動力に基づいて前記モータを制御するモータ制御装置と
    を具備し、
    前記モータ制御装置は、前記モータの性質を示す情報を有するモータ制御装置用記憶部を備え、
    前記駆動力制御装置は、前記モータの性質を示す情報を有する駆動力制御装置用記憶部を備える
    ことを特徴とするモータシステム。
  2. モータと、
    前記モータに要求される動作要求を検出するとともに当該動作要求に対応する前記モータの要求駆動力を求める駆動力制御装置と、
    前記駆動力制御装置によって求められた前記要求駆動力に基づいて前記モータを制御するモータ制御装置と、
    登録装置と、
    を具備し、
    前記駆動力制御装置は、前記モータの性質を示す情報を有するモータ制御装置用記憶部を備え、
    前記モータ制御装置は、前記モータの性質を示す情報を有する駆動力制御装置用記憶部を備え、前記登録装置は、前記駆動力制御装置用記憶部もしくは前記モータ制御装置用記憶部に記憶された前記モータの性質を示す情報を選択的に前記モータ制御装置用記憶部もしくは前記駆動力制御装置用記憶部に記憶させる
    ことを特徴とするモータシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモータシステムにおいて、
    前記モータは、回転位置を検出する回転位置検出センサを有し、
    前記モータの性質を示す情報は、前記回転位置検出センサの検出結果と前記モータの実際の回転位置との間の誤差を示す情報である
    ことを特徴とするモータシステム。
  4. 前記モータは、電気自動車に用いられる駆動用モータであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータシステム。
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