JP2010011263A - 光通信システムにおける伝送路最適化方法、光送信機、光受信機および光中継機 - Google Patents
光通信システムにおける伝送路最適化方法、光送信機、光受信機および光中継機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010011263A JP2010011263A JP2008170040A JP2008170040A JP2010011263A JP 2010011263 A JP2010011263 A JP 2010011263A JP 2008170040 A JP2008170040 A JP 2008170040A JP 2008170040 A JP2008170040 A JP 2008170040A JP 2010011263 A JP2010011263 A JP 2010011263A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- optical
- optimization
- node
- adjacent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/25—Arrangements specific to fibre transmission
- H04B10/2507—Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
- H04B10/2513—Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion due to chromatic dispersion
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
【課題】複数の伝送区間を有する光伝送路の最適化に要する時間を短縮することができる伝送路最適化方法を提供する。
【解決手段】 伝送路最適化方法は、第1ノード(101)と第2ノード(103)との間で少なくとも1つの中継ノード(102)を介して光信号を伝送する光通信システムにおける伝送路最適化方法であって、各隣接ノード間でテスト信号を用いた伝送路の個別最適化処理を並行に実行し(S1、S2)、各中継ノードは個別最適化処理の完了を示す上流最適化完了信号を一方向の隣接ノードへ順次送信し(S3)、第1ノードおよび第2ノードのいずれかは、隣接ノードから第1信号を受けると、全体最適化完了信号を他の全てのノードへ送信する(S6、S8)ことで、システム全体の最適化完了を通知する。
【選択図】 図1
【解決手段】 伝送路最適化方法は、第1ノード(101)と第2ノード(103)との間で少なくとも1つの中継ノード(102)を介して光信号を伝送する光通信システムにおける伝送路最適化方法であって、各隣接ノード間でテスト信号を用いた伝送路の個別最適化処理を並行に実行し(S1、S2)、各中継ノードは個別最適化処理の完了を示す上流最適化完了信号を一方向の隣接ノードへ順次送信し(S3)、第1ノードおよび第2ノードのいずれかは、隣接ノードから第1信号を受けると、全体最適化完了信号を他の全てのノードへ送信する(S6、S8)ことで、システム全体の最適化完了を通知する。
【選択図】 図1
Description
本発明は複数の伝送区間を通して光信号を伝送する光通信システムに係り、特に複数の伝送区間の伝送路を最適化する方法およびそれに用いる光通信装置に関する。
一般に、光通信システムでは、光伝送路に光中継機を入れ、さらに光ファイバの分散を分散補償器あるいは分散等化器により補正することで長距離通信を可能にしている。このような一般的な光通信システムおよびその分散補償方法について簡単に説明する。
図7(A)は一般的な光通信システムの概略的ネットワーク構成を示すブロック図であり、図7(B)は分散補償の設定範囲を説明するためのグラフである。図7(A)に示すように、光送信機10に接続された長距離光通信送受信機20と、光受信機11に接続された長距離光通信送受信機22との間に中継機21が設けられているものとする。
長距離光通信送受信機20と中継機21とは光ファイバ30により接続され、中継機21の分散補償器31により光ファイバ30の最適化が実行される。同様に、中継機21と長距離光通信送受信機22とは光ファイバ40により接続され、長距離光通信送受信機22の分散補償器41により光ファイバ40の最適化が実行される。
光ファイバの分散補償値の最適化設定は次のように行われる。図7(B)に例示するように、分散補償値に応じて信号エラー数が異なるため、このエラー数が最小となるように分散補償値を設定する。例えば、分散補償器の分散補償値を値Aから値Bまで変化させ、その間の信号エラー数を計測し、エラー数が最小となる値Eに設定する。ただし、信号のエラー数を10−12以下に設定すればよい場合には、分散補償の値は値Cから値Dの間であればよい。
光ファイバの分散補償を伝送区間ごとに行うことにより光通信の長距離化を図るシステムは、たとえば特許文献1に開示されている。特許文献1によれば、中継機で区切られた各伝送区間に分散補償器を設け、分散補償の完了を示すACKを次段へ送信することで、光送信機と各中継機との間で順次分散補償を実行する。
しかしながら、光ファイバの分散補償の最適化は、図7(B)に示すように、分散補償値を変化させながら行うために、ある程度の時間を必要とする。したがって、図7(A)に示すような2つだけの伝送区間ではなく、多数の伝送区間が連続した通信システムでは、上流から下流へ順次分散補償を実行することは多大の時間を要とする。
たとえば、図7(A)の伝送システムにおいて、分散補償器31の値を最適化するためには、図7(B)に示すように、分散補償値を変化させて最適点を探索する必要があり、その間は下流にもエラーが伝搬される。したがって、下流の分散補償器41の最適化を行うためには、上流の分散補償器31の最適化を完了させておく必要がある。このために、N段の伝送区間がある場合、上流から下流までの全伝送区間の分散補償器の最適化には、N段分の時間が必要となる。
そこで、本発明の目的は、複数の伝送区間を有する光伝送路の最適化に要する時間を短縮することができる伝送路最適化方法、光通信システム、それに用いる光送信機、光受信機および光中継機を提供することにある。
本発明による伝送路最適化方法は、第1ノードと第2ノードとの間で少なくとも1つの第3ノードを介して光信号を伝送する光通信システムにおける伝送路最適化方法であって、各隣接ノード間でテスト信号を用いた伝送路の個別最適化処理を並行に実行し、前記第3ノードが前記個別最適化処理の完了を示す第1信号を前記第1ノードおよび前記第2ノードの一方から他方へ向かう方向に順次送信し、前記第1ノードおよび前記第2ノードの一方が隣接ノードから前記第1信号を受けると、第2信号を他の全てのノードへ送信することでシステム全体の最適化完了を通知する、ことを特徴とする。
本発明による光通信システムは、第1ノードと第2ノードとの間で少なくとも1つの第3ノードを介して光信号を伝送する光通信システムであって、前記第1ノードおよび前記第3ノードがテスト信号をそれぞれ一方の隣接ノードへ一斉送信することで前記隣接ノードが伝送路の個別最適化処理を並列的に実行し、前記第3ノードが前記個別最適化処理の完了を示す第1信号を前記第1ノードおよび前記第2ノードの一方から他方へ向かう方向に順次送信し、前記第1ノードおよび前記第2ノードの一方が隣接ノードから前記第1信号を受けると、第2信号を他の全てのノードへ送信することでシステム全体の最適化完了を通知する、ことを特徴とする。
本発明による光送信機は、数の中継機を通して光受信機へ光信号を送信する光送信機であって、テスト信号を生成するテスト信号生成手段と、主信号とテスト信号とを切り替え可能に出力する切替手段と、テストモードでは前記テスト信号を送信し、隣接する中継機から全体最適化完了信号を受信すると、主信号を送信するように前記切替手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による光受信機は、複数の中継機を通して光送信機から光信号を受信する光受信機であって、隣接する中継機との間の伝送路の最適化制御を行う最適化制御手段と、テストモードにおいて、前記最適化制御手段から最適化完了通知を入力し、かつ、前記隣接する中継機から上流最適化完了信号を受信すると、全体最適化完了信号を前記隣接する中継機へ送信し、主信号を受信する運用モードへ切り替える制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による光送信機は、光送信機から光受信機へ伝送される光信号を中継する光中継機であって、テスト信号を生成するテスト信号生成手段と、主信号とテスト信号とを切り替え可能に出力する切替手段と、隣接する光中継機あるいは前記光送信機との間の伝送路の最適化制御を行う最適化制御手段と、テストモードにおいて、前記最適化制御手段から最適化完了通知を入力し、かつ、前記隣接する光中継機から上流最適化完了信号を受信すると、上流最適化完了信号を前記隣接する中継機あるいは前記光受信機へ送信する第1制御手段と、前記隣接する光中継機から上流最適化完了信号を受信し、かつ、隣接する光中継機から全体最適化完了信号を受信すると、前記切替手段をテストモードから主信号を受信する運用モードへ切り替える第2制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による光通信システムは、第1ノードと第2ノードとの間で少なくとも1つの第3ノードを介して光信号を伝送する光通信システムであって、前記第1ノードおよび前記第3ノードがテスト信号をそれぞれ一方の隣接ノードへ一斉送信することで前記隣接ノードが伝送路の個別最適化処理を並列的に実行し、前記第3ノードが前記個別最適化処理の完了を示す第1信号を前記第1ノードおよび前記第2ノードの一方から他方へ向かう方向に順次送信し、前記第1ノードおよび前記第2ノードの一方が隣接ノードから前記第1信号を受けると、第2信号を他の全てのノードへ送信することでシステム全体の最適化完了を通知する、ことを特徴とする。
本発明による光送信機は、数の中継機を通して光受信機へ光信号を送信する光送信機であって、テスト信号を生成するテスト信号生成手段と、主信号とテスト信号とを切り替え可能に出力する切替手段と、テストモードでは前記テスト信号を送信し、隣接する中継機から全体最適化完了信号を受信すると、主信号を送信するように前記切替手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による光受信機は、複数の中継機を通して光送信機から光信号を受信する光受信機であって、隣接する中継機との間の伝送路の最適化制御を行う最適化制御手段と、テストモードにおいて、前記最適化制御手段から最適化完了通知を入力し、かつ、前記隣接する中継機から上流最適化完了信号を受信すると、全体最適化完了信号を前記隣接する中継機へ送信し、主信号を受信する運用モードへ切り替える制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による光送信機は、光送信機から光受信機へ伝送される光信号を中継する光中継機であって、テスト信号を生成するテスト信号生成手段と、主信号とテスト信号とを切り替え可能に出力する切替手段と、隣接する光中継機あるいは前記光送信機との間の伝送路の最適化制御を行う最適化制御手段と、テストモードにおいて、前記最適化制御手段から最適化完了通知を入力し、かつ、前記隣接する光中継機から上流最適化完了信号を受信すると、上流最適化完了信号を前記隣接する中継機あるいは前記光受信機へ送信する第1制御手段と、前記隣接する光中継機から上流最適化完了信号を受信し、かつ、隣接する光中継機から全体最適化完了信号を受信すると、前記切替手段をテストモードから主信号を受信する運用モードへ切り替える第2制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、最適化を個別に同時並行して行うことで、複数の伝送区間を有する光伝送路の最適化に要する時間を短縮することができる。
1.一実施形態
図1は本発明の一実施形態による光通信システムの伝送路最適化動作を説明するためのシーケンス図である。ここでは説明を煩雑にしないために、最上流の第1ノード101と最下流の第2ノード103との間に1つの中継ノード102が設けられているものとする。後述するように、複数の中継ノード102が接続されていても、基本的な伝送路最適化動作は同じである。
図1は本発明の一実施形態による光通信システムの伝送路最適化動作を説明するためのシーケンス図である。ここでは説明を煩雑にしないために、最上流の第1ノード101と最下流の第2ノード103との間に1つの中継ノード102が設けられているものとする。後述するように、複数の中継ノード102が接続されていても、基本的な伝送路最適化動作は同じである。
第1ノード101と中継ノード102との間の伝送区間1と、中継ノード102と第2ノード103との間の伝送区間2とは、それぞれ光伝送路からなり、2方向の通信が可能であるものとする。ここでは、各伝送区間を伝送する信号の下流側のノードが当該伝送区間に対応するノードであり、当該伝送区間の個別最適化処理を実行する。第1ノード101、中継ノード102および第2ノード103は、それぞれテストモードと運用モードとを有し、後述するようにテストモードから運用モードへは自動的に切り替えられる。テストモードでの伝送路最適化手順は次のように実行される。
まず、第1ノード101は伝送区間1へ、中継ノード102は伝送区間2へそれぞれテスト信号を一斉に送信する。伝送区間1に対応する中継ノード102は、第1ノード101からのテスト信号を継続して受信しながら、当該伝送区間1の個別最適化処理を実行する(ステップS1)。同時に、伝送区間2に対応する第2ノード103は、中継ノード102からのテスト信号を継続して受信しながら、当該伝送区間2の個別最適化処理を実行する(ステップS2)。このような各ノードでの個別最適化処理は、たとえばシステム管理装置からの指令あるいはユーザ設定により同時並行で実行することができる。ただし、後述するように、厳密に同時である必要はない。
個別最適化処理は、たとえば、上述したよう各伝送区間における光ファイバの分散補償値の最適化である。その他、ビットレート異常、信号レベル異常などの情報を用いて個別最適化を行うことも可能である。
中継ノード102は個別最適化処理S1が完了すると、上流最適化完了信号を下流の第2ノード103へ送信する(ステップS3)。上流最適化完了信号は、それを受信するノードにとって上流に位置する各ノードで個別最適化が完了したことを示す信号である。したがって、あるノードが上流最適化完了信号を下流へ送信するには、その上流側に位置する全てのノードで個別最適化が完了したことを示す上流最適化完了信号を受信し、かつ、当該ノードで個別最適化が完了したことが必要である。ただし、この例における中継ノード102は最上流の伝送区間1に対応しているので、上流から上流最適化完了信号を受信することはなく、したがって、中継ノード102で個別最適化が完了した時に上流最適化完了信号を下流の第2ノード103へ送信する。
これに対して、第2ノード103は伝送ルートの端にあるノードであるから、上流の中継ノード102から上流最適化完了信号を受信するが、下流へ上流最適化完了信号を送信する必要はない。このような最下流の第2ノード103は、自ノードでの個別最適化が完了し(ステップS2)、かつ、その上流側に位置する全てのノードで個別最適化が完了したことを示す上流最適化完了信号を受信すると(ステップS3)、自ノードをテストモードから運用モードへ切り替え(ステップS4)、全体最適化完了信号を生成して上流へ向けて返送する(ステップS5)。したがって、自身の個別最適化処理S2が先に完了しても、上流から上流最適化完了信号を受信するまで、モード切替および全体最適化完了信号の送信は行わない。逆に、自身の最適化処理が完了する前に、上流から上流最適化完了信号を受信したとしても、自身の最適化処理が完了するまでモード切替および全体最適化完了信号の送信は行わない。
全体最適化完了信号は、最上流から最下流までの全ノードで最適化が完了したことを示す信号であり、これを受信した各ノードはテストモードから運用モードへ自動的に切り替わる。第2ノード103から全体最適化完了信号を受信した中継ノード102は、テストモードから運用モードへ切り替わり(ステップS6)、同じ全体最適化完了信号を更に上流の第1ノード101へ送信する(ステップS7)。中継ノード102から全体最適化完了信号を受信した第1ノード101は、テストモードから運用モードへ切り替わり(ステップS8)。こうして、全体最適化完了信号が送信されることによって全てのノードがほぼ同時に運用モードに切り替わり、主信号の伝送が可能となる。
上述したように、本実施形態によれば、各伝送区間で一斉に最適化を行い、全区間で最適化が完了したことを全ノードへ通知することで、全ノードをテストモードから運用モードへ自動的に切り替えることができる。すなわち、各ノードで対応する伝送区間の個別最適化を全伝送区間で同時並行に実行し、上流最適化完了信号を順次送信することで、最適化を完了した伝送区間を順次認識し、伝送ルート端のノードから全ノードへ全体最適化完了信号を順次転送することにより、短時間でシステム全体の伝送路最適化を完了することができる。
さらに、伝送距離を延長する場合でも、中継ノードを追加するだけで自動的に全ルートの最適化を上述した手順で行うことができ、システムの柔軟性および拡張性を向上させることができる。
以下、本実施形態による光通信システムの具体例を図2〜図4を参照しながらより詳細に説明する。
2.第1実施例
2.1)最上流ノード
図2は本発明の第1実施例による光通信システムにおける最上流ノードの概略的構成を示すブロック図である。ここでは、簡略化のために、本実施例による最上流ノードに必要な構成要素だけを図示する。この最上流ノードは図1における第1ノード101に対応する。
2.1)最上流ノード
図2は本発明の第1実施例による光通信システムにおける最上流ノードの概略的構成を示すブロック図である。ここでは、簡略化のために、本実施例による最上流ノードに必要な構成要素だけを図示する。この最上流ノードは図1における第1ノード101に対応する。
図2において、送信系は、光/電気信号変換部(O/E)201、OTN信号生成部202、OH信号挿入部203、テスト信号生成部204、切替部205および電気/光信号変換部(E/O)206を有する。また受信系は、O/E207、SDH信号生成部208およびE/O209を有する。制御系は、全体最適化完了信号検出部210、フレーム検出部211およびAND回路212を有し、全体最適化完了信号検出部210の検出信号とフレーム検出部211の検出信号との論理積ANDにより切替部205を切替制御する。
O/E201は、光送受信機(図示せず。)の規格に適合した光レベルおよび波長の光信号(ここではSDH(Synchronous Digital Hierarchy)信号)を入力し、それを電気信号に変換してOTN信号生成部202へ出力する。OTN信号生成部202は、電気SDH信号をOTN(Optical Transport Network)信号にマッピングする。ここで、OTN信号はITU−T G.907で規定されている信号フォーマットである。OH挿入部203はオーバヘッド信号をOTN信号に挿入し切替部205へ出力する。後述するように、OTN信号には空きバイトがあり、その空きバイトに本実施例における上流最適化完了信号および全体最適化完了信号を定義することができる。
切替部205は、テストモードではテスト信号生成部204からのテスト信号をE/O206へ出力し、運用モードでは主信号であるOTN信号をE/O206へ出力する。テストモードから運用モードへの切替は、AND回路212からの出力に依存する。
フレーム検出部211は送信すべきOTN信号からフレームが正常に検出される時に検出信号を出力し、全体最適化完了信号検出部210は全体最適化完了信号の受信を検出したときに検出信号を出力する。したがって、OTN信号が正常に出力され、かつ、全体最適化完了信号を受信した時のみ、AND回路212から切替信号が切替部205へ出力され、テストモードから運用モードへの切替が実行される。
2.2)中継ノード
図3は本発明の第1実施例による光通信システムにおける中継ノードの概略的構成を示すブロック図である。ここでは、簡略化のために、本実施例による中継ノードに必要な構成要素だけを図示する。この中継ノードは図1における中継ノード102に対応する。
図3は本発明の第1実施例による光通信システムにおける中継ノードの概略的構成を示すブロック図である。ここでは、簡略化のために、本実施例による中継ノードに必要な構成要素だけを図示する。この中継ノードは図1における中継ノード102に対応する。
図3において、上流ノードから受信した光OTN信号は、分散補償器301によって光ファイバの分散が補償された後、O/E302によって電気信号に変換される。分散補償制御は、信号誤り率検出部303によって電気OTN信号から検出された信号誤り率に基づいて実行される。すなわち、分散補償制御部304が信号誤り率をモニタしながら分散補償器301の分散補償値を変化させ、図7(B)に示すように、最も信号誤り率が低い分散補償値に設定することで個別最適化が完了する。
また、O/E302から出力された電気OTN信号は、OTN終端部/生成部305によってOTN終端された後、再度OTN信号が生成され、切替部306へ出力される。切替部306は、テストモードではテスト信号生成部307から入力したテスト信号をE/O308へ出力し、運用モードではOTN終端部/生成部305から入力したOTN信号をE/O308へ出力する。テストモードから運用モードへの切替は、後述するように制御系のAND回路315からの出力に依存する。
下流ノードから受信した光OTN信号はO/E309によって電気信号に変換され、OTN終端部/生成部310へ出力される。OTN終端部/生成部310は、電気OTN信号をOTN終端し、再度OTN信号を生成する。このOTN信号は、E/O311によって光OTN信号に変換され、上流ノードへ送信される。
制御系は、フレーム検出部312、上流最適化完了信号検出部313、全体最適化完了信号検出部314、AND回路315および上流最適化完了信号生成部316を有する。フレーム検出部312はO/E302から出力される電気OTN信号からフレームが正常に検出される時には検出信号をAND回路315へ出力する。上流最適化完了信号検出部313は、電気OTN信号から上流最適化完了信号を検出した時に検出信号をAND回路315および上流最適化完了信号生成部316へそれぞれ出力する。全体最適化完了信号検出部314は、下流ノードから全体最適化完了信号を受信したときに検出信号をAND回路315へ出力する。したがって、AND回路315からの切替制御信号は、電気OTN信号が正常で、上流から上流最適化完了信号を受信し、かつ、全体最適化完了信号を受信した時のみ切替部306へ出力され、テストモードから運用モードへの切替が実行される。
上流最適化完了信号生成部316は、分散補償制御部304から個別最適化完了通知を入力し、上流最適化完了信号検出部313から検出信号を入力する。そして、自ノードでの個別最適化が完了し、かつ、上流から上流最適化完了信号を受信した時のみ、上流最適化完了信号生成部316は上流最適化完了信号を生成し、テスト信号生成部307、切替部306およびE/O309を通して下流ノードへ送信する。
2.3)最下流ノード
図4は本発明の第1実施例による光通信システムにおける最下流ノードの概略的構成を示すブロック図である。ここでは、簡略化のために、本実施例による最下流ノードに必要な構成要素だけを図示する。この最下流ノードは図1における第2ノード103に対応する。
図4は本発明の第1実施例による光通信システムにおける最下流ノードの概略的構成を示すブロック図である。ここでは、簡略化のために、本実施例による最下流ノードに必要な構成要素だけを図示する。この最下流ノードは図1における第2ノード103に対応する。
図4において、上流ノードから受信した光OTN信号は、分散補償器401によって光ファイバの分散が補償された後、O/E402によって電気信号に変換される。分散補償制御は、信号誤り率検出部403によって電気OTN信号から検出された信号誤り率に基づいて実行される。すなわち、分散補償制御部404が信号誤り率をモニタしながら分散補償器401の分散補償値を変化させ、図7(B)に示すように、最も信号誤り率が低い分散補償値に設定することで個別最適化が完了する。
また、O/E402から出力された電気OTN信号を入力したSDH信号生成部405はSDH信号を生成し切替部406へ出力する。切替部406は、テストモードではテスト信号生成部407からのテスト信号をE/O408へ出力し、運用モードではSDH信号生成部405から入力したSDH信号をE/O408へ出力する。テストモードから運用モードへの切替は、後述するように制御系のAND回路416からの出力に依存する。
光送受信機(図示せず。)から受信した光OTN信号はO/E409によって電気信号に変換され、OTN信号生成部410によって電気OTN信号が生成された後、OH信号挿入部411へ出力される。OH信号挿入部411は、OTN信号の所定の空きバイトに全体最適化完了信号を書き込み、全体最適化完了信号を乗せたOTN信号がE/O412によって光OTN信号に変換され上流ノードへ送信される。
制御系は、上流最適化完了信号検出部413、全体最適化完了信号検出部414、フレーム検出部415、全体最適化完了信号検出部414、およびAND回路416を有する。 上流最適化完了信号検出部413は、O/E402から出力された電気OTN信号から上流最適化完了信号を検出した時に検出信号を全体最適化完了信号検出部414へ出力する。全体最適化完了信号検出部414は、分散補償制御部404から入力した個別最適化完了通知と、上流最適化完了信号検出部413からの検出信号とを入力し、全体最適化完了信号を生成した時にAND回路416へ全体最適化完了通知を出力する。フレーム検出部415はO/E402から出力される電気OTN信号からフレームが正常に検出される時には検出信号をAND回路416へ出力する。したがって、AND回路416からの切替制御信号は、受信した電気OTN信号が正常で、上流から上流最適化完了信号を受信し、かつ、自ノードでの個別最適化が完了した時のみ切替部406へ出力され、テストモードから運用モードへの切替が実行される。
2.4)効果
上述したように、本実施例によれば、中継ノードおよび最下流ノードでそれぞれ対応する伝送区間の個別最適化が同時並行に実行される。そして、個別最適化が完了したノードが上流最適化完了信号を順次下流へ送信することで、最適化を完了した伝送区間を順次認識することができる。さらに、最下流ノードから上流の全ノードへ全体最適化完了信号を順次転送することにより、短時間でシステム全体の伝送路最適化を完了することができる。さらに、伝送距離を延長する場合でも、中継ノードを追加するだけで自動的に全ルートの最適化を自動的に実行でき、システムの柔軟性および拡張性を向上させることができる。
上述したように、本実施例によれば、中継ノードおよび最下流ノードでそれぞれ対応する伝送区間の個別最適化が同時並行に実行される。そして、個別最適化が完了したノードが上流最適化完了信号を順次下流へ送信することで、最適化を完了した伝送区間を順次認識することができる。さらに、最下流ノードから上流の全ノードへ全体最適化完了信号を順次転送することにより、短時間でシステム全体の伝送路最適化を完了することができる。さらに、伝送距離を延長する場合でも、中継ノードを追加するだけで自動的に全ルートの最適化を自動的に実行でき、システムの柔軟性および拡張性を向上させることができる。
3.第2実施例
図5は本発明の第2実施例による光通信システムの伝送路最適化動作を説明するためのシーケンス図である。ここでは、伝送装置501に接続された光送受信機502と伝送装置506に接続された光送受信機505との間に長距離光通信のための中継機503および504が設けられたシステムを例示し、光伝送路からなる伝送区間1、2および3においてテスト信号による個別最適化処理が実行されるものとする。また、光送受信機502は図2に示す最上流ノードのブロック構成を有し、中継機503および504は図3に示す中継ノードのブロック構成を有し、光送受信機505は図4に示す最下流ノードのブロック構成を有するものとする。
図5は本発明の第2実施例による光通信システムの伝送路最適化動作を説明するためのシーケンス図である。ここでは、伝送装置501に接続された光送受信機502と伝送装置506に接続された光送受信機505との間に長距離光通信のための中継機503および504が設けられたシステムを例示し、光伝送路からなる伝送区間1、2および3においてテスト信号による個別最適化処理が実行されるものとする。また、光送受信機502は図2に示す最上流ノードのブロック構成を有し、中継機503および504は図3に示す中継ノードのブロック構成を有し、光送受信機505は図4に示す最下流ノードのブロック構成を有するものとする。
まず、光送受信機502は伝送区間1へ、中継機503および504はそれぞれ伝送区間2および3へテスト信号を一斉に送信する。伝送区間1に対応する中継機503は、光送受信機502からのテスト信号を継続して受信しながら、当該伝送区間1の個別最適化処理を実行する(ステップS51)。同時に、伝送区間2に対応する中継機504は、中継機503からのテスト信号を継続して受信しながら伝送区間2の個別最適化処理を実行し(ステップS52)、伝送区間3に対応する光送受信機505は、中継機504からのテスト信号を継続して受信しながら伝送区間3の個別最適化処理を実行する(ステップS53)。
中継機503は自身の個別最適化処理S51が完了すると、上流最適化完了信号を下流の中継機504へ送信する(ステップS54)。
中継機504は自身の個別最適化処理S52が完了する前に中継機503から上流最適化完了信号を受信したとしても、上述したように、自身の個別最適化が完了するまで、上流最適化完了信号を送信しない(図3に示す中継ノードにおける上流最適化完了信号生成部316の動作を参照)。上流側の中継機503から上流最適化完了信号を受信し、かつ、自身の個別最適化が完了した時点で、上流最適化完了信号生成部316は上流最適化完了信号を生成し、下流の光送受信機505へ上流最適化完了信号を送信する(ステップS55)。
最下流に位置する光送受信機505は、自身の個別最適化が完了しても全体最適化完了信号を生成しない。上述したように、自身の個別最適化が完了し、かつ、上流の中継機504から上流最適化完了信号を受信したときに全体最適化完了信号を生成するからである(図4に示す最下流ノードにおける全体最適化完了信号生成部414の動作を参照)。ここでは、上流の中継機504から上流最適化完了信号を受信したときに、SDH信号が伝送装置506へ出力されるように切替部406を切り替え(ステップS56)、全体最適化完了信号を上流へ向けて送信する(ステップS57)。
中継機504の全体最適化完了信号検出部314が全体最適化完了信号の受信を検出すると、既に上流最適化完了信号が検出されているので、切替部306はOTN信号が光送受信機505へ出力されるように切り替えられ(ステップS58)、全体最適化完了信号は更に下流へ向けて転送される。中継機503も同様に切替部306の切り替えが行われ(ステップS59)、全体最適化完了信号はさらに下流へ向けて転送される。最後に、最上流の光送受信機502の全体最適化完了信号検出部210が全体最適化完了信号の受信を検出すると、切替部205はOTN信号が中継機503へ出力されるように切り替えられる(ステップS60)。こうして全体最適化完了信号が送信されることによって全てのノードがほぼ同時に伝送信号の切り替えを行い、主信号の伝送が可能となる。
4.第3実施例
上述した第1および第2実施例では、一方向の伝送に関する伝送路の最適化を行う場合を示したが、本発明は2方向の場合も同様に適用可能である。
上述した第1および第2実施例では、一方向の伝送に関する伝送路の最適化を行う場合を示したが、本発明は2方向の場合も同様に適用可能である。
具体的には、図2に示す最上流ノードの受信系に図4に示す最下流ノードの受信系を採用し、図3に示す中継ノードの一方向の構成(参照番号301〜308)を他方向でも採用し、図4に示す最下流ノードの送信系に図2に示す最上流ノードの送信系を採用する。基本的な構成および動作は、上流方向および下流方向とも第1および第2実施例で説明した構成および動作と同様であるから、それらの詳細な説明は省略する。
図6は本発明の第3実施例による光通信システムの伝送路最適化動作を説明するためのシーケンス図である。ここでは、伝送装置601に接続された光送受信機602と伝送装置606に接続された光送受信機605との間に長距離光通信のための中継機603および604が設けられたシステムを例示し、下流方向および上流方向にそれぞれ対応する2本の光伝送路からなる伝送区間1、2および3においてテスト信号による個別最適化処理が上流方向および下流方向の両方向において実行されるものとする。
また、光送受信機602の送信系は図2に示す最上流ノードのブロック構成を、受信系は図4に示す最下流ノードのブロック構成をそれぞれ有し、中継機503および504の上流方向および下流方向のそれぞれの回路は図3に示す中継ノードのブロック構成(参照番号301〜308のブロック)を有し、光送受信機605の受信系は図4に示す最下流ノードのブロック構成を、送信系は図2に示す最上流ノードのブロック構成をそれぞれ有するものとする。
まず、下流方向の最適化手順は、図5のステップS51〜S53とステップS54、S55と同様である。すなわち、光送受信機602は伝送区間1へ、中継機603および604はそれぞれ伝送区間2および3へテスト信号を一斉に送信し、中継機603は伝送区間1の個別最適化処理を実行し(ステップS61)、中継機604は伝送区間2の個別最適化処理を実行し(ステップS62)、光送受信機605は伝送区間3の個別最適化処理を実行する(ステップS63)。これらに伴う上流最適化完了信号の送信(ステップS64、S65)も、上述した図5のステップSS54、S55と同様である。
最下流に位置する光送受信機605は、上流の中継機604から上流最適化完了信号を受信したときに、下流方向の最適化手順を開始する。すなわち、光送受信機605は伝送区間3へ、中継機604および603はそれぞれ伝送区間2および1へテスト信号を一斉に送信し、中継機604は伝送区間3の個別最適化処理を実行し(ステップS66)、中継機603は伝送区間2の個別最適化処理を実行し(ステップS67)、光送受信機602は伝送区間1の個別最適化処理を実行する(ステップS68)。これらに伴う上流最適化完了信号の送信(ステップS69〜S71)も、上述した通りである。
こうして下流方向および上流方向の両方向において全ての伝送区間で個別最適化が完了し、最上流の光送受信機602が上流最適化完了信号を中継機603から受信すると、光送信機602の下流及び上流の両方向の切替部を伝送信号に切り替え(ステップS72)、全体最適化完了信号を下流方向に送信する(ステップS73)。
中継機603は、上流から全体最適化完了信号の受信を検出することで、上流方向の切替部を伝送信号へ切り替え(ステップS74)、全体最適化完了信号は更に下流へ向けて転送する(ステップS75)。同様に中継機604も、上流から全体最適化完了信号の受信を検出することで、上流方向の切替部を伝送信号へ切り替え(ステップS76)、全体最適化完了信号は更に下流へ向けて転送する(ステップS77)。
最下流の光送受信機605が上流から全体最適化完了信号の受信を検出すると、下流及び上流の両方向の切替部を伝送信号に切り替え(ステップS78)、全体最適化完了信号を上流方向に返送する(ステップS79)。
中継機604は、下流から全体最適化完了信号の受信を検出することで、下流方向の切替部を伝送信号へ切り替え(ステップS80)、全体最適化完了信号は更に上流へ向けて転送する(ステップS81)。中継機503も同様に、下流から全体最適化完了信号の受信を検出することで、下流方向の切替部を伝送信号へ切り替える(ステップS82)。こうして、全体最適化完了信号が往復することで、全てのノードがほぼ同時に伝送信号の切り替えを行い、主信号の両方向の伝送が可能となる。
以上説明したように、各伝送路の分散補償値等の最適化をテスト信号を用いて個別に同時並行して行い、個別最適化完了をノード間で順次伝送することにより、すべての伝送路の最適化を短時間に行うことができる。さらに、全体最適化完了信号を用いることで、多段に接続された伝送システム全体の最適化を自動で行うことが可能になる。
なお、上述した第1〜第3実施例による各ノードの機能は、それぞれプログラムをCPU等のプログラム制御プロセッサ上で実行することにより実現することもできる。
なお、上述した第1〜第3実施例による各ノードの機能は、それぞれプログラムをCPU等のプログラム制御プロセッサ上で実行することにより実現することもできる。
本発明は、たとえばSDH/SONETなどの同期網に適用可能である。
101 第1ノード(最上流ノード)
102 中家ノード
103 第2ノード(最下流ノード)
S1、S2 個別最適化処理
S3 上流最適化完了信号送信
S4、S6、S8 運用モード切替
S5、S7 全体最適化完了信号送信
102 中家ノード
103 第2ノード(最下流ノード)
S1、S2 個別最適化処理
S3 上流最適化完了信号送信
S4、S6、S8 運用モード切替
S5、S7 全体最適化完了信号送信
Claims (12)
- 第1ノードと第2ノードとの間で少なくとも1つの第3ノードを介して光信号を伝送する光通信システムにおける伝送路最適化方法であって、
各隣接ノード間でテスト信号を用いた伝送路の個別最適化処理を並行に実行し、
前記第3ノードが前記個別最適化処理の完了を示す第1信号を前記第1ノードおよび前記第2ノードの一方から他方へ向かう方向に順次送信し、
前記第1ノードおよび前記第2ノードの一方が隣接ノードから前記第1信号を受けると、第2信号を他の全てのノードへ送信することでシステム全体の最適化完了を通知する、
ことを特徴とする伝送路最適化方法。 - 前記第3ノードは、前記一方の隣接ノードから前記第1信号を受信し、かつ、当該ノードでの個別最適化処理が完了したときに、前記第1信号を前記他方の隣接ノードへ送信することを特徴とする請求項1に記載の伝送路最適化方法。
- 前記第1ノードおよび前記第2ノードの前記一方と前記第2信号を受信したノードとはテストモードから運用モードへ自動的に切り替わることを特徴とする請求項1または2に記載の伝送路最適化方法。
- 第1ノードと第2ノードとの間で少なくとも1つの第3ノードを介して光信号を伝送する光通信システムにおいて、
前記第1ノードおよび前記第3ノードがテスト信号をそれぞれ一方の隣接ノードへ一斉送信することで前記隣接ノードが伝送路の個別最適化処理を並列的に実行し、
前記第3ノードが前記個別最適化処理の完了を示す第1信号を前記第1ノードおよび前記第2ノードの一方から他方へ向かう方向に順次送信し、
前記第1ノードおよび前記第2ノードの一方が隣接ノードから前記第1信号を受けると、第2信号を他の全てのノードへ送信することでシステム全体の最適化完了を通知する、
ことを特徴とする光通信システム。 - 複数の中継機を通して光受信機へ光信号を送信する光送信機であって、
テスト信号を生成するテスト信号生成手段と、
主信号とテスト信号とを切り替え可能に出力する切替手段と、
テストモードでは前記テスト信号を送信し、隣接する中継機から全体最適化完了信号を受信すると、主信号を送信するように前記切替手段を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする光送信機。 - 複数の中継機を通して光送信機から光信号を受信する光受信機であって、
隣接する中継機との間の伝送路の最適化制御を行う最適化制御手段と、
テストモードにおいて、前記最適化制御手段から最適化完了通知を入力し、かつ、前記隣接する中継機から上流最適化完了信号を受信すると、全体最適化完了信号を前記隣接する中継機へ送信し、主信号を受信する運用モードへ切り替える制御手段と、
を有することを特徴とする光受信機。 - 光送信機から光受信機へ伝送される光信号を中継する光中継機であって、
テスト信号を生成するテスト信号生成手段と、
主信号とテスト信号とを切り替え可能に出力する切替手段と、
隣接する光中継機あるいは前記光送信機との間の伝送路の最適化制御を行う最適化制御手段と、
テストモードにおいて、前記最適化制御手段から最適化完了通知を入力し、かつ、前記隣接する光中継機から上流最適化完了信号を受信すると、上流最適化完了信号を前記隣接する中継機あるいは前記光受信機へ送信する第1制御手段と、
前記隣接する光中継機から上流最適化完了信号を受信し、かつ、隣接する光中継機から全体最適化完了信号を受信すると、前記切替手段をテストモードから主信号を受信する運用モードへ切り替える第2制御手段と、
を有することを特徴とする光中継機。 - 請求項5に記載の光送信機と請求項6に記載の光受信機とを含む光通信装置。
- 請求項5に記載の光送信機と請求項6に記載の光受信機との間に請求項7に記載の光中継機を少なくとも1個配置した光通信システム。
- 複数の中継機を通して光受信機へ光信号を送信する光送信機としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
テスト信号を生成するテスト信号生成機能と、
主信号とテスト信号とを切り替え可能に出力する切替機能と、
テストモードでは前記テスト信号を送信し、隣接する中継機から全体最適化完了信号を受信すると、主信号を送信するように前記切替手段を制御する制御機能と、
を前記コンピュータに実現することを特徴とするプログラム。 - 複数の中継機を通して光送信機から光信号を受信する光受信機としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
隣接する中継機との間の伝送路の最適化制御を行う最適化制御機能と、
テストモードにおいて、前記最適化制御手段から最適化完了通知を入力し、かつ、前記隣接する中継機から上流最適化完了信号を受信すると、全体最適化完了信号を前記隣接する中継機へ送信し、主信号を受信する運用モードへ切り替える制御機能と、
を前記コンピュータに実現することを特徴とするプログラム。 - 光送信機から光受信機へ伝送される光信号を中継する光中継機としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
テスト信号を生成するテスト信号生成機能と、
主信号とテスト信号とを切り替え可能に出力する切替機能と、
隣接する光中継機あるいは前記光送信機との間の伝送路の最適化制御を行う最適化制御手段と、
テストモードにおいて、前記最適化制御手段から最適化完了通知を入力し、かつ、前記隣接する光中継機から上流最適化完了信号を受信すると、上流最適化完了信号を前記隣接する中継機あるいは前記光受信機へ送信する第1制御機能と、
前記隣接する光中継機から上流最適化完了信号を受信し、かつ、隣接する光中継機から全体最適化完了信号を受信すると、前記切替手段をテストモードから主信号を受信する運用モードへ切り替える第2制御機能と、
を前記コンピュータに実現することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008170040A JP2010011263A (ja) | 2008-06-30 | 2008-06-30 | 光通信システムにおける伝送路最適化方法、光送信機、光受信機および光中継機 |
US12/493,564 US20090324240A1 (en) | 2008-06-30 | 2009-06-29 | Transmission line optimization method in optical communication system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008170040A JP2010011263A (ja) | 2008-06-30 | 2008-06-30 | 光通信システムにおける伝送路最適化方法、光送信機、光受信機および光中継機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010011263A true JP2010011263A (ja) | 2010-01-14 |
Family
ID=41447604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008170040A Withdrawn JP2010011263A (ja) | 2008-06-30 | 2008-06-30 | 光通信システムにおける伝送路最適化方法、光送信機、光受信機および光中継機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20090324240A1 (ja) |
JP (1) | JP2010011263A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5499313B2 (ja) * | 2011-05-16 | 2014-05-21 | 株式会社日立製作所 | トランスポンダ、中継装置、及び端局装置 |
US10608774B2 (en) | 2018-07-27 | 2020-03-31 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Network switch and optical transponder connectivity verification for wavelength division multiplexing network |
-
2008
- 2008-06-30 JP JP2008170040A patent/JP2010011263A/ja not_active Withdrawn
-
2009
- 2009-06-29 US US12/493,564 patent/US20090324240A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20090324240A1 (en) | 2009-12-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9825844B2 (en) | Network topology of hierarchical ring with recursive shortcuts | |
KR102396635B1 (ko) | 링 토폴로지로 구성된 프론트홀에서 절체로 인한 레이턴시 차이를 보상하는 시스템 | |
CN102342041B (zh) | 光传输装置 | |
JP2017098694A (ja) | 通信装置,及びその時刻同期方法 | |
EP2495918A1 (en) | Method, system and node device for establishing label switch path | |
JP5742515B2 (ja) | 伝送システムおよび誤り訂正制御方法 | |
EP1901489B1 (en) | Network system and audio signal processor | |
JP4431113B2 (ja) | データ伝送方法及びデータ伝送装置 | |
KR101883084B1 (ko) | 광 버스트 교환 환형 망에 있어서 자동 보호 스위칭을 실현하는 방법, 시스템 및 노드 | |
JP2013187632A (ja) | 光伝送装置および光伝送方法 | |
US20190190744A1 (en) | Information transmission network and corresponding network node | |
JP4213546B2 (ja) | 通信装置および通信方法 | |
JP4958234B2 (ja) | リンク障害予測方法、管理装置、通信装置及びプログラム | |
CN105765909A (zh) | 一种链路切换方法及装置 | |
JP2010011263A (ja) | 光通信システムにおける伝送路最適化方法、光送信機、光受信機および光中継機 | |
CN106233680A (zh) | 一种路径选择方法、光网络控制器和光传送网络 | |
JP6647193B2 (ja) | 光リングネットワークシステム及びそのパス制御方法 | |
JP4030880B2 (ja) | 同期用クロック供給システムおよび同期用クロック供給方法 | |
JP5624848B2 (ja) | 光通信カード、及び光伝送装置 | |
JP4237101B2 (ja) | 二重ループ型ネットワークシステム | |
JP4692161B2 (ja) | 中継器及び光通信システム | |
US9871580B2 (en) | Transmission apparatus and network control method | |
JP2009194840A (ja) | 光通信装置、光通信システムおよび光通信方法 | |
JPS6031131B2 (ja) | 分布形光ネットワ−ク | |
JP2008148225A (ja) | リング型ネットワークおよびリング型ネットワークのフェアネス実行プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110906 |