JP2010010836A - インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】悪戯により呼出釦が押圧操作された場合にはインターホン親機から呼出音が出力されないようにして、居住者の煩わしさを低減する。
【解決手段】ドアホン子器2の呼出釦26aが所定時間以上に亘って押圧操作された場合に、インターホン親機1が呼出音を出力するとともに、ドアホン子器2が通常の呼出バックトーン音を出力し、ドアホン子器2の呼出釦26aの押圧時間が所定時間に満たない場合には、インターホン親機1からの呼出音の出力を禁止するとともに、ドアホン子器2が呼出バックトーン音とは異なるエラー用バックトーン音を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターホン親機とドアホン子器とを通話可能に接続したインターホンシステムに関する。
従来、住居の屋内に設置されたインターホン親機と住居の玄関先に設置されたドアホン子器とを通話可能に接続して、住居の居住者と来訪者との間で通話を行えるようにしたインターホンシステムが広く普及している。この種のインターホンシステムでは、通常、ドアホン子器の呼出釦が押圧操作されることに応じてインターホン親機から呼出音を出力することで、来訪者の訪問を居住者に知らせるようにしている。また、ドアホン子器の呼出釦を押さずに玄関先をうろつく不審者の存在を居住者が認識できるようにするために、インターホンシステムに人体検知センサを接続し、この人体検知センサが人体を検知してから所定時間を経過してもドアホン子器の呼出釦の操作がない場合に、インターホン親機から警報音を出力して不審者の存在を居住者に認識させるというインターホンシステムも知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3368019号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているインターホンシステムをはじめ、従来のインターホンシステムでは、ドアホン子器の呼出釦が押圧操作された場合には必ずインターホン親機から呼出音を出力する構成となっているため、不審者がドアホン子器の呼出釦を押して直ぐに逃げるといった悪戯を行った場合にもインターホン親機から呼出音が出力され、居住者に煩わしさを感じさせてしまうという問題があった。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、悪戯により呼出釦が押圧操作された場合にはインターホン親機から呼出音が出力されないようにして、居住者の煩わしさを低減できるようにしたインターホンシステムを提供することを目的としている。
本発明のインターホンシステムは、ドアホン子器の呼出釦が所定時間以上に亘って押圧操作された場合に、インターホン親機が呼出音を出力するとともにドアホン子器が呼出バックトーン音を出力し、ドアホン子器の呼出釦の押圧時間が所定時間に満たない場合は、インターホン親機からの呼出音の出力を禁止するとともに、ドアホン子器が呼出バックトーン音とは異なるエラー用バックトーン音を出力する構成とすることで、上述した課題を解決する。
本発明のインターホンシステムによれば、ドアホン子器の呼出釦が所定時間以上に亘って押圧操作されないとインターホン親機から呼出音が出力されないので、不審者がドアホン子器の呼出釦を押して直ぐに逃げるといった悪戯を行った場合にはインターホン親機から呼出音が出力されず、居住者に煩わしさを感じさせることがない。また、呼出釦の押圧時間が所定時間に満たない場合にはドアホン子器から通常の呼出バックトーン音とは異なるエラー用バックトーン音が出力されるので、正規の来訪者が呼出釦を短時間しか押圧操作していない場合に、このエラー用バックトーン音により呼出釦の操作が十分でないことを来訪者に認識させることができ、呼出釦の十分な押圧操作を促すことができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本実施形態のインターホンシステムの構成を示すブロック図であり、図2はインターホン親機の外観図、図3はドアホン子器の外観図である。まず、これらの図を参照して本実施形態のインターホンシステムの構成について説明する。
本実施形態のインターホンシステムは、図1に示すように、住居の屋内に設置されるインターホン親機1と、住居の玄関先に設置されるドアホン子器2とが2線式信号線3により接続されて、これらインターホン親機1とドアホン子器2との間で、双方の通話の音声信号、ドアホン子器2からの映像変調信号や呼出信号、インターホン親機1からの呼出応答信号やドアホン子器2への電源などを多重化した信号を送受信する構成とされている。
インターホン親機1は、電源部11と、多重分離部12と、映像信号受信部13と、映像出力部14と、映像記録部15と、音回路部16と、音入出力部17と、操作入力部18と、制御部19とを備えている。
電源部11は、例えば家庭用コンセントに接続されて、インターホン親機1を動作させるための電源を生成する。この電源部11により生成された電源は、2線式信号線3を介してドアホン子器2にも供給され、ドアホン子器2での通話や映像撮影を行うための電源としても利用される。
多重分離部12は、ドアホン子器2から送信され多重化されている映像変調信号、音声信号および呼出信号を分離する。多重分離部12により分離されたドアホン子器2からの映像変調信号は映像信号受信部13に供給され、音声信号は音回路部16に供給され、呼出信号は制御部19に供給される。また、多重分離部12は、電源部11で生成された電源および音回路部16からの音声信号、制御部19で生成した呼出応答信号を多重化して、2線式信号線3を介してドアホン子器2に送信する。
映像信号受信部13は、制御部19による制御に従って、多重分離部12で分離されたドアホン子器2からの映像変調信号を映像信号に復調して、映像表示部14および映像記録部15に出力する。
映像出力部14は、映像信号受信部13から出力された映像信号に基づいた表示動作を行い、図2に示すようにインターホン親機1の筐体に組み込まれたモニタ画面14aに、ドアホン子器2の後述する映像撮影部23により撮影されたドアホン子器2周辺の映像を表示する。
映像記録部15は、映像信号受信部13から出力された映像信号(ドアホン子器2の映像撮影部23により撮影された映像)を映像記録媒体に記録する。
音回路部16は、制御部19による制御に従って、多重分離部12で分離されたドアホン子器2からの音声信号を復調し増幅してから音入出力部17に出力するとともに、音入出力部17から入力された音声信号を増幅しFM変調してから多重分離部12に出力する。また、音回路部16は、制御部19から呼出音出力指令が供給されたときに、呼出音の音信号を生成して音入出力部17に出力する。
音入出力部17は、図2に示すようにインターホン親機1の筐体に組み込まれたスピーカ17aおよびマイクロホン17bを用いて音の入出力を行うものであり、音回路部16から入力された音声信号を音声に変換してスピーカ17aから出力するとともに、主に住居の居住者がマイクロホン17bに向かって発話した音声を音声信号に変換して、音回路部16に出力する。また、音入出力部17は、音回路部16から呼出音の音信号が入力されると、この音信号を呼出音に変換してスピーカ17aから出力する。
操作入力部18は、図2に示すようにインターホン親機1の筐体に設けられた通話釦18aやその他の各種操作釦18bの操作入力を受け付けるものであり、これら通話釦18aや各種操作釦18bが押圧操作されたときに、その操作に応じた操作信号を制御部19に出力する。
制御部19は、例えば、制御プログラムを実装したマイクロコンピュータからなり、制御プログラムに従ってインターホン親機1全体の動作を統括的に制御する。この制御部19は、特に、本実施形態のインターホンシステムにおいて特徴的な機能として、ドアホン子器2から送信された呼出信号に基づいてドアホン子器2の後述する呼出釦26a(図3参照)の押圧時間を判定する機能を有しており、呼出釦26aが所定時間(例えば1.5秒)以上に亘って押圧操作されたと判定したときのみ、音回路部16に対して呼出音出力指令を供給してスピーカ17aから呼出音を出力させ、呼出釦26aの押圧時間が所定時間に満たない場合は、スピーカ17aからの呼出音の出力を禁止するようにしている。また、この制御部19は、ドアホン子器2の呼出釦26aが所定時間以上に亘って押圧操作されたと判定したときには、ドアホン子器2から通常の呼出バックトーン音を出力させるための第1の呼出応答信号を生成し、ドアホン子器2の呼出釦26aの押圧時間が所定時間に満たないと判定したときには、ドアホン子器2から通常の呼出バックトーン音とは異なるエラー用バックトーン音を出力させるための第2の呼出応答信号を生成して、生成した呼出応答信号を多重分離部12からドアホン子器2へと送信させるようにしている。
ドアホン子器2は、給電回路部21と、多重分離部22と、映像撮影部23と、音回路部24と、音入出力部25と、操作入力部26と、制御部27とを備えている。
給電回路部21は、インターホン親機1の電源部11により生成され、2線式信号線3を介してドアホン子器2に供給された電源を受電して、映像撮影部23や音回路部24などに給電する。
多重分離部22は、インターホン親機1から送信され多重化されている音声信号および呼出応答信号を分離する。多重分離部22により分離されたインターホン親機1からの音声信号は音回路部24に供給され、呼出応答信号は制御部27に供給される。また、多重分離部22は、映像撮像部23で撮像した映像の映像変調信号および音回路部24からの音声信号、制御部27で生成した呼出信号を多重化して、2線式信号線3を介してインターホン親機1に送信する。
映像撮像部23は、制御部27による制御に従って、図3に示すようにドアホン子器2の筐体に組み込まれたカメラ23aを用いてドアホン子器2周辺の映像を撮影し、撮影した映像の映像信号を変調して、多重分離部22に出力する。
音回路部24は、制御部27による制御に従って、多重分離部22で分離されたインターホン親機1からの音声信号を復調し増幅してから音入出力部25に出力するとともに、音入出力部25から入力された音声信号を増幅しFM変調してから多重分離部22に出力する。また、音回路部24は、制御部27から呼出バックトーン音出力指令が供給された場合は、呼出バックトーン音の音信号を生成して音入出力部25に出力し、制御部27からエラー用バックトーン音出力指令が供給された場合は、エラー用バックトーン音の音信号を生成して音入出力部25に出力する。
音入出力部25は、図3に示すようにドアホン子器2の筐体に組み込まれたスピーカ25aおよびマイクロホン25bを用いて音の入出力を行うものであり、音回路部24から入力された音声信号を音声に変換してスピーカ25aから出力するとともに、住居を来訪した来訪者がマイクロホン25bに向かって発話した音声を音声信号に変換して、音回路部24に出力する。また、音入出力部25は、音回路部24から呼出バックトーン音の音信号が入力されると、この音信号を呼出バックトーン音に変換してスピーカ25aから出力し、音回路部24からエラー用バックトーン音の音信号が入力されると、この音信号をエラー用バックトーン音に変換してスピーカ25aから出力する。
操作入力部26は、図3に示すようにドアホン子器2の筐体に設けられた呼出釦26aの操作入力を受け付けるものであり、この呼出釦26aの押圧操作をがあったときに、操作信号を制御部27に出力する。
制御部27は、例えば、制御プログラムを実装したマイクロコンピュータからなり、制御プログラムに従ってドアホン子器2全体の動作を統括的に制御する。この制御部27は、特に、本実施形態のインターホンシステムにおいて特徴的な機能として、呼出釦26aが押圧操作されたときに、その押圧時間に応じて呼出バックトーン音とエラー用バックトーン音とを選択的にスピーカ25aから出力させる機能を有しており、インターホン親機1からの呼出応答信号として第1の呼出応答信号が入力されたときは、音回路部24に対して呼出バックトーン音出力指令を供給して、スピーカ25aから呼出バックトーン音を出力させ、インターホン親機1からの呼出応答信号として第2の呼出応答信号が入力されたときは、音回路部24に対してエラー用バックトーン音出力指令を供給して、スピーカ25aからエラー用バックトーン音を出力させるようにしている。
次に、以上のように構成される本実施形態のインターホンシステムの動作について、図4を参照しながら説明する。図4は、インターホン親機1およびドアホン子器2における一連の処理の流れを示すフローチャートである。
インターホン親機1およびドアホン子器2は、住居に来訪した来訪者によってドアホン子器2の呼出釦26aが押圧操作されるまで待機し(ステップS2−1)、来訪者によってドアホン子器2の呼出釦26aが押圧操作されると、ドアホン子器2がインターホン親機1に対して呼出信号を送信し(ステップS2−2)、インターホン親機1がドアホン子器2からの呼出信号を受信する(ステップS1−1)。このドアホン子器2とインターホン親機1との間での呼出信号の送受信は、来訪者により呼出釦26aが押圧されている間、継続される。
インターホン親機1は、ドアホン子器2からの呼出信号を受信すると、この呼出信号が途切れるまでの時間をカウントするとともに、ドアホン子器2への給電を開始する(ステップS2−2)。
ドアホン子器2は、インターホン親機1から電力が供給されると、映像撮影部23を起動してドアホン子器2周辺の映像の撮影を開始し、撮影した映像の映像変調信号をインターホン親機1に対して送信する(S2−3)。また、ドアホン子器2は、インターホン親機1からの電力により音回路部24を起動して、音の入出力が可能な状態とする。
インターホン親機1は、ドアホン子器2から映像変調信号が送信されると、この映像変調信号を映像信号に復調して、ドアホン子器2周辺の映像をモニタ画面14aに表示するとともに記録媒体に記録する(ステップS1−3)。この映像の表示および記録は、ドアホン子器2への給電を終了してドアホン子器2の映像撮影部23が停止するまで継続される。
また、インターホン親機1は、ドアホン子器2からの呼出信号の送信継続時間に基づいて、ドアホン子器2の呼出釦26aの押圧操作が所定時間(例えば1.5秒)以上に亘って継続しているか否かを判定する(ステップS1−4)。そして、呼出釦26aの押圧操作が所定時間以上継続している場合には、ドアホン子器1に呼出バックトーン音を出力させるための第1の呼出応答信号を送信するとともに(ステップS1−5)、スピーカ17aから呼出音を出力する(ステップS1−6)。一方、呼出釦26aの押圧時間が所定時間未満であれば、ドアホン子器2にエラー用バックトーン音を出力させるための第2の呼出応答信号を送信する(ステップS1−7)。
ドアホン子器2は、インターホン親機1から第1の呼出応答信号または第2の呼出応答信号が送信されると、これを受信して(ステップS2−4)、受信した呼出応答信号に対応するバックトーン音をスピーカ25aから出力する(ステップS2−5)。すなわち、ドアホン子器2は、インターホン親機1から第1の呼出応答信号を受信した場合には、例えば「ピンポーン」といった通常の呼出バックトーン音をスピーカ25aから出力し、インターホン親機1から第2の呼出応答信号を受信した場合には、例えば「ピッピッ」といったエラー用バックトーン音をスピーカ25aから出力する。
インターホン親機1は、ドアホン子器2に対して第2の呼出応答信号を送信してエラー用バックトーン音を出力させた場合には、その後、例えば3.0秒程度の待機時間が経過(ステップS1−8)した後にドアホン子器2に対する給電を終了し(ステップS1−13)、モニタ画面14aへの映像の表示および映像の記録を終了して(ステップS1−14)、一連の処理を終了する。また、この場合、ドアホン子器2は、インターホン親機1からの給電終了によって映像撮影部23への給電が遮断され、映像撮影部23による映像の撮影を終了して(ステップS2−8)、一連の処理を終了する。
一方、インターホン親機1からドアホン子器2に対して第1の呼出応答信号が送信されて、ドアホン子器2が通常の呼出バックトーン音をスピーカ25aから出力した場合は、その後、インターホン親機1およびドアホン子器2は、住居の居住者によってインターホン親機1の通話釦18aが押圧操作されるまで待機する(ステップS1−9)。そして、所定の待機時間が経過する前に(ステップS1−10)、居住者によりインターホン親機1の通話釦18aが押圧操作されると、インターホン親機1およびドアホン子器2が通話可能な状態とされて両者の間で音声信号の送受信が行われ、インターホン親機1のマイクロホン17bから入力された居住者の音声がドアホン子器2のスピーカ25aから出力されるとともに、ドアホン子器2のマイクロホン25bから入力された来訪者の音声がインターホン親機1のスピーカ17aから出力される(ステップS1−11、ステップS2−6)。
そして、インターホン親機1とドアホン子器2との間での通話が終了すると(ステップS1−12、ステップS2−7)、インターホン親機1は、ドアホン子器2に対する給電を終了し(ステップS1−13)、モニタ画面14aへの映像の表示および映像の記録を終了して(ステップS1−14)、一連の処理を終了する。また、ドアホン子器2は、インターホン親機1からの給電終了によって映像撮影部23への給電が遮断され、映像撮影部23による映像の撮影を終了して(ステップS2−8)、一連の処理を終了する。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態のインターホンシステムでは、ドアホン子器2の呼出釦26aが所定時間以上に亘って押圧操作された場合に、インターホン親機1が呼出音を出力するとともに、ドアホン子器2が通常の呼出バックトーン音を出力し、ドアホン子器2の呼出釦26aの押圧時間が所定時間に満たない場合には、インターホン親機1からの呼出音の出力を禁止するとともに、ドアホン子器2が呼出バックトーン音とは異なるエラー用バックトーン音を出力するようにしている。
したがって、本実施形態のインターホンシステムによれば、例えば、不審者がドアホン子器2の呼出釦26aを押して直ぐに逃げるといった悪戯を行った場合には、呼出釦26aの押圧時間が不十分となるためにインターホン親機1から呼出音が出力されず、居住者に煩わしさを感じさせることがない。また、例えば、正規の来訪者による呼出釦26aの押圧操作が不十分な場合にもインターホン親機1から呼出音が出力されないことになるが、呼出釦26aの押圧時間が所定時間に満たない場合にはドアホン子器2から通常の呼出バックトーン音とは異なるエラー用バックトーン音が出力されるので、このエラー用バックトーン音により呼出釦26aの操作が十分でないことを来訪者に認識させることができ、呼出釦26aの十分な押圧操作を促すことができる。
また、本実施形態のインターホンシステムによれば、ドアホン子器2の呼出釦26aが押圧操作された場合に、その押圧時間の長さに係わらず、ドアホン子器2の映像撮影部23により撮影したドアホン子器2周辺の映像をインターホン親機1のモニタ画面14aに表示したり記録媒体に記録したりするようにしているので、この映像をもとに悪戯を行う不審者を特定して、再犯防止を図ることができる。
なお、以上説明したインターホンシステムは本発明の一実施形態を例示的に示したものであり、本発明の技術的範囲が以上の実施形態で説明した内容に限定されることを意図するものではない。つまり、本発明の技術的範囲は、以上の実施形態の説明により開示した具体的な技術事項に限らず、この開示から容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含むものである。
例えば、上述したインターホンシステムでは、ドアホン子器2の呼出釦26aの押圧時間を判定する機能をインターホン親機1のみに持たせ、ドアホン子器2は、インターホン親機1からの呼出応答信号に応じて、通常の呼出バックトーン音とエラー用バックトーン音とのいずれかを選択的に出力するようにしているが、呼出釦26aの押圧時間を判定する機能をドアホン子器2にも持たせるようにして、ドアホン子器2が、自ら判定した呼出釦26aの押圧時間の長さに応じて、呼出釦26aの押圧時間が所定時間以上であれば通常の呼出バックトーン音を出力し、所定時間に満たない場合はエラー用バックトーン音を出力するようにしてもよい。
本発明を適用したインターホンシステムの構成を示すブロック図である。 インターホン親機の外観図である。 ドアホン子器の外観図である。 本発明を適用したインターホンシステムの動作を説明する図であり、インターホン親機およびドアホン子器における一連の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 インターホン親機
2 ドアホン子器
14 映像出力部
15 映像記録部
16 音回路部
17 音入出力部
17a スピーカ
19 制御部
23 映像撮影部
24 音回路部
25 音入出力部
25a スピーカ
26a 呼出釦

Claims (2)

  1. 住居の屋内に設置されたインターホン親機と、住居の玄関先に設置された呼出釦を具備するドアホン子器とを通話可能に接続したインターホンシステムにおいて、
    前記ドアホン子器の呼出釦が所定時間以上に亘って押圧操作された場合に、前記インターホン親機が呼出音を出力するとともに、前記ドアホン子器が呼出バックトーン音を出力し、
    前記ドアホン子器の呼出釦の押圧時間が前記所定時間に満たない場合は、前記インターホン親機からの呼出音の出力を禁止するとともに、前記ドアホン子器が前記呼出バックトーン音とは異なるエラー用バックトーン音を出力すること、を特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記ドアホン子器は当該ドアホン子器周辺の映像を撮影する映像撮影手段を備え、
    前記ドアホン子器の呼出釦が押圧操作された場合に、当該呼出釦の押圧時間の長さに係わらず、前記インターホン親機が前記映像撮影手段により撮影された映像を表示および記録すること、を特徴とする請求項1に記載のインターホンシステム。
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