JP2010010392A - シート剥離装置及び剥離方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】凹部及び残存縁部を有するウエハの加工処理工程の短縮化を図ることができるようにすること。
【解決手段】シート剥離装置10は、半導体ウエハWを保持するテーブル11と、半導体ウエハWに貼付された接着シートSを剥離する剥離手段12と、半導体ウエハWにレーザ光を照射して脆弱部WEを形成する改質手段13とを備えている。半導体ウエハWは、凹部W1と、この凹部W1の外周に連なる残存縁部W2とを備えている。改質手段13は、残存縁部W2と底面W1aの外縁とに脆弱部WEを形成する。接着シートSを剥離することで、凹部W1aの形成領域と残存縁部W2とを分割しつつ、残存縁部W2が接着したままの接着シートSを凹部W1a形成領域から剥離する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート剥離装置及び剥離方法に係り、更に詳しくは、凹部を有する半導体ウエハに貼付された接着シートを剥離するシート剥離装置及び剥離方法に関する。
近時、半導体ウエハ(以下、単に、「ウエハ」と称する)にあっては、極薄研削が求められる反面、ウエハ直径が大型化する傾向がある。このため、極薄に研削されたウエハの搬送において、ウエハはその自重によって反り返ったような状態で搬送されるため、割れてしまうという不都合がある。ここで、かかる不都合を回避すべく、特許文献1に開示される形態としたウエハが利用されている。同文献では、ウエハの外縁側の厚みが、それ以外の領域の厚みより相対的に大きくなるように研削することにより、凹部を形成してこの外縁が残存縁部とされて補強材の役目をし、ウエハが損傷することを防止できるようになっている。
また、ウエハには、その回路面に保護用の接着シートが貼付され、種々の工程を経た後に剥離されるものとなっている。このような接着シートの剥離装置としては、例えば、特許文献2に開示されている。同文献の剥離装置においては、ウエハから残存縁部を分割して除去した後、貼付された接着シートの剥離を行っている。
特開2007−19379号公報 特開2007−96010号公報
しかしながら、特許文献2の剥離装置では、残存縁部を分割して除去する工程と、接着シートの剥離工程とを独立して別々に行うことが不可避となる。このため、ウエハ処理時間が長くなって処理効率を低下させてしまう不都合を招来する。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、凹部及び残存縁部を有するウエハの加工処理工程の短縮化に寄与することのできるシート剥離装置及び剥離方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、半導体ウエハに貼付された接着シートを剥離するシート剥離装置において、
前記半導体ウエハは、一方の面に凹部を設けることで外縁側に形成される厚みの大きい残存縁部を備え、
前記半導体ウエハを保持する保持手段と、接着シートを剥離可能に設けられた剥離手段と、半導体ウエハにレーザ光を照射して当該半導体ウエハに脆弱部を形成する改質手段とを備え、
前記改質手段は、前記残存縁部と凹部の底面の外縁とに前記脆弱部を形成可能に設けられる、という構成を採っている。
本発明において、前記改質手段は、前記残存縁部に対して接着シートの剥離が進行する方向と直交する方向に沿って脆弱部を形成可能に設けられる、という構成を採用してもよい。
また、前記保持手段は、凹部内に挿入して当該凹部の底面を載置可能な凸部を備え、この凸部は、変位手段によってその突出量を変更可能に設けられることが好ましい。
更に、本発明のシート剥離方法は、半導体ウエハに貼付された接着シートを剥離するシート剥離方法において、
前記半導体ウエハは、一方の面に凹部を設けることで外縁側に形成される厚みの大きい残存縁部を備え、
前記半導体ウエハを保持手段で保持する工程と、
前記半導体ウエハにレーザ光を照射し、残存縁部と凹部の底面の外縁とに前記脆弱部を形成する工程と、
前記接着シートに残存縁部を接着した状態で、当該接着シートを剥離する工程とを備える、という方法を採っている。
更に、前記残存縁部に対して接着シートの剥離が進行する方向と直交する方向に沿って脆弱部を形成する、という方法を採ってもよい。
本発明によれば、接着シートを剥離したときに、残存縁部も同時に剥離することができるので、接着シートの剥離と残存縁部の除去とを同時に行うことができ、工程を簡略して処理時間の短縮化を図ることができる。また、残存縁部にも脆弱部が形成されるので、残存縁部が割れ易くなって剥離される接着シート側に残存縁部が追従しやすくなり、残存縁部と接着シートとの同時剥離をより一層効率良く行うことが可能となる。
また、残存縁部に対して接着シートの剥離が進行する方向と直交する方向に沿って脆弱部を形成可能に設けことで、残存縁部が接着シートに着いて分割され易くなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、実施形態に係るシート剥離装置の概略正面図が示されている。この図において、シート剥離装置10は、略円形のウエハWを上面で吸着して保持する保持手段としてのテーブル11と、ウエハWの上面に貼付された保護用の接着シートSを剥離可能な剥離手段12と、ウエハWに脆弱部WEを形成する改質手段13とこれらの手段を全体的に所定制御する制御手段14とを備えて構成されている。なお、ウエハWは結晶方位を示すVノッチやオリエンテーションフラット等が形成されているため、略円形と表現した。またウエハの直径とは、Vノッチやオリエンテーションフラット等を除く円周部分の直径とする。
前記ウエハWは、図2中上下に位置する上平面部F1及び下平面部F2と、これら上平面部F1及び下平面部F2の外周を繋ぐように連なるとともに、ウエハWの外縁を形成する正面視半円弧状の曲面部F3(図2中左右の面)とを備えている。上平面部F1には、回路面F4が形成されている。また、ウエハWは、下平面部F2側が研削されることで形成された平面視円形の凹部W1と、この凹部W1の外周に連なってウエハWの外縁を形成する残存縁部W2とを備え、外縁側の厚みが、それ以外の領域の厚みより相対的に大きくなっている。凹部W1は、底面W1aと、当該底面W1aの外縁から図2中下方に延びる内側起立面W1bとからなる。
前記接着シートSは、図示しない他の装置でウエハWに貼付された後、当該ウエハの外縁に沿って切断されている。
前記テーブル11は、図2に示されるように、凹部W1内に挿入し、当該凹部W1の底面W1aに当接し、ウエハWを載置可能な凸部11Aと、この凸部11Aを図1中上下方向に変位してその突出量H1を変更可能な変位手段としての直動モータ11Bとを備えている。凸部11Aの上面側は、ウエハWの吸着面として形成され、その突出量H1は、入力手段43を介して制御手段14によって制御される。
前記剥離手段12は、接着シートSに接着される帯状の剥離用テープPTを繰り出す繰出手段16と、剥離用テープPTを切断可能に設けられた切断手段17と、剥離用テープPTを接着シートSに押圧して貼付する押圧手段18と、接着シートSを巻き掛けて剥離する剥離用ローラ19と、接着シートSに貼付された剥離用テープPTとテーブル11とを相対移動させる移動手段20とを備えている。
前記繰出手段16は、フレームFに回転可能に支持され、巻回された剥離用テープPTを支持する支持軸21と、モータM1を介して回転可能に設けられた駆動ローラ22と、当該駆動ローラ22との間に剥離用テープPTを挟み込むピンチローラ23とを備えている。なお、フレームFは、直動モータ24を介して図1中上下方向に移動可能に設けられている。
前記切断手段17は、カッター刃26と、このカッター刃26を図1中紙面直交方向に移動させる切断用シリンダ27と、この切断用シリンダ27を同図中上下方向に移動させる上下用シリンダ28とを備えて構成されている。カッター刃26の下側には、凹部を上面に有するテープ案内板30が設けられている。テープ案内板30は、ブッシュ31によって、軸32を介して図1中左右方向に移動可能に設けられ、軸32の外周側に設けられたコイルばね33により、常時図1中左側に付勢されている。
前記押圧手段18は、直動モータ35と、当該直動モータ35によって上下方向に進退可能に設けられた加熱手段としてのヒータ36Aを有する押圧ヘッド36とを備えている。この押圧手段18は、チャック41により接着シートSの上面側に繰り出された剥離用テープPTを押圧ヘッド36で押圧して加熱することで、剥離用テープPTを接着シートSに溶着して両者を連結するように構成されている。
前記剥離用ローラ19は、図示しない駆動手段を介して図1中左右方向に移動可能に設けられている。剥離用ローラ19は、接着シートSを巻き掛けて当該接着シートSを剥離可能になっている(図4及び図5参照)。
前記移動手段20は、テーブル11を図1中左右方向に移動可能に設けられたリニアモータ38及びそのスライダ39と、剥離用テープPTのリード端領域を把持可能なチャック41を同図中左右方向に移動可能な直動モータ40とを備えている。
前記改質手段13は、レーザ光照射装置42と、レーザ光照射装置42を図1中紙面直交方向に移動可能に設けられた直動モータ43とからなる。レーザ光照射装置42は、ウエハWにレーザ光を照射してその照射部分を脆弱部WEとして形成する。この脆弱部WEは、レーザ光の照射前に比べて剛性が低下し、外力等の作用により割れが生じ易い性質に変質したものである。また、脆弱部WEは、レーザ光照射装置42及びテーブル11の相対移動によって形成され、凹部W1の底面W1aの外縁と、残存縁部W2とに照射される。なお、残存縁部W2には、図3(A)及び図4に示されるように、接着シートSの剥離が進行する方向と直交する方向に沿って、脆弱部WEが形成されるように設定されている。
前記制御手段14は、シーケンサやパーソナルコンピュータ等で構成することができる。制御手段14には、操作パネル等からなる入力手段43が電気的に接続され、この入力手段43により各手段の作動条件やデータ等を入力可能となっている。また、制御手段14は、剥離用テープPTの貼付位置や貼付タイミングを決定し、各手段の作動時間、作動タイミングを制御する機能と、レーザ光を所定位置に照射すべく直動モータ43及びリニアモータ38を制御する機能とを備えている。
次に、シート剥離装置10による接着シートSの剥離方法について説明する。
まず、支持軸21から引き出された剥離用テープPTは、駆動ローラ22及びピンチローラ23の間を経てテープ案内板30上でカッター刃26によって切断されていることとする。また、入力手段43を介して、各種データを入力し、当該データに基づいて、接着シートSへの剥離用テープPTの貼付位置や、改質手段13によるレーザ光の照射位置を制御手段14で決定する。制御手段14は、入力手段43を介して入力されたウエハWの凹部W1の深さH2の値から、凸部11Aの突出量H1がH2と同等又はわずかに大きくなるように直動モータ11Bを制御する。
次に、図示しない搬送手段を介して、テーブル11の上面に接着シートSが貼付されたウエハWを保持させる。このとき、図2に示されるように、ウエハWの凹部W1内に凸部11Aが挿入され、当該凸部11Aの上面に凹部W1の底面W1aが載置され、吸着保持される。
次いで、テーブル11は、リニアモータ38のパルスを介して、その座標位置データを信号として制御手段14に出力しつつ、ウエハWを図1中左右方向に移動させる。この座標位置データを基に、制御手段14が直動モータ43とリニアモータ38とを制御してレーザ光の照射位置を制御し、レーザ光照射装置42から発光されるレーザによって、脆弱部WEを形成する。具体的には、脆弱部WEの形成位置は、図3(A)に示されるように、底面W1aの外縁と、残存縁部W2に形成され、残存縁部W2には接着シートSの剥離が進行する方向(同図中矢印a方向)に直交する方向に沿って所定間隔毎に複数箇所に形成される。
前記脆弱部WEを形成した後、押圧ヘッド36の直下に接着シートSの端部が移動するようにリニアモータ38を制御してテーブル11を移動させる。次に、チャック41が直動モータ40を介してテープ案内板30を右方に移動させて剥離用テープPTを把持し、把持した状態で左方に移動することで当該剥離用テープPTを押圧ヘッド36の下方に引き出す。そして、図1に示されるように、ヒータ36Aにより加熱された押圧ヘッド36を直動モータ35によって下方へ移動させ、剥離用テープPTを接着シートSに加熱しつつ押圧して貼付する。この状態で、シリンダ27、28を作動することで、テープ案内板30上でカッター刃26により剥離用テープPTが切断される。次いで、直動モータ24を作動し、フレームFを上方に移動させる。
次いで、接着シートSの図1中左側近傍に剥離用ローラ19を移動させる。その後、接着シートSに貼付された剥離用テープPTとテーブル11とが反対方向に相対移動するように、直動モータ40及びリニアモータ38を介して、チャック41及びテーブル11を移動させる。これにより、図4及び図5に示されるように、接着シートSが剥離用ローラ19で折り返されて剥離される。この剥離によって、接着シートSに残存縁部W2を接着した状態で、当該接着シートSが剥離され、接着シートSの剥離と残存縁部W2の除去とを同時に行うことができる。なお、残存縁部W2が除去される際、当該残存縁部W2に形成された脆弱部WEにより、剥離用ローラ19の軸線と平行に多数の割れが生じる。これにより、剥離中の接着シートSの形状変化に追従して残存縁部W2の除去が可能となる。
接着シートSの剥離と残存縁部W2の除去とを終えると、図示しない搬送手段によりウエハWが次工程に搬送され、剥離用テープPTは図示しない回収手段によって回収され、その後、フレームF及びチャック41が初期位置に復帰した後、上記同様の動作が繰り返されることとなる。
従って、このような実施形態によれば、接着シートSの剥離と、残存縁部W2の除去とを同時に行うことができ、工程の簡略化、ウエハWの処理に要する時間の短縮化を図ることができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、押圧手段15は、種々の変更が可能であり、図6に示されるように、剥離用テープPTを接着シートSに押圧可能なプレスローラ45を備えた構成としてもよい。この場合、支持軸21から繰り出される剥離用テープPTは、プレスローラ45に掛け回された後、駆動ローラ22及びピンチローラ23を経て図示しないモータにより回転可能な巻取軸46に巻き取られる。同図の構成では、プレスローラ45の直下に接着シートSの端部が移動して待機するようにテーブル11の移動を制御手段14で制御した後、プレスローラ45を下降して剥離用テープPTを接着シートSに押圧する。そして、巻取軸46で剥離用テープPTを巻き取りつつ、プレスローラ45が接着シートS上を転動するようテーブル11を左方向に移動させることで、剥離用テープPTとテーブル11とが相対移動して接着シートSが剥離され、且つ、残存縁部W2が除去される。
また、剥離手段12は、接着シートSを剥離可能な限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、剥離用テープPTを利用しないで接着シートSを把持して剥離する構成としてもよい。
更に、前記直動モータ24、35、40は、エアシリンダ、油圧シリンダ等の変位手段に代えてもよい。
また、接着シートSの剥離動作は、直動モータ40によるチャック41の動作を停止させ、テーブル11のみを移動させてもよいし、逆にリニアモータ38によるテーブル11の動作を停止させ、チャック41のみを移動させてもよい。
実施形態に係るシート剥離装置の概略正面図。 テーブル及びウエハの概略正面図。 (A)は脆弱部形成後のウエハを裏側から見た図、(B)は、(A)の横断面図。 接着シートの剥離中の状態を示す要部概略斜視図。 接着シートの剥離中の状態を示す要部概略正面図。 変形例に係るシート剥離装置の概略正面図。
符号の説明
10 シート剥離装置
11 テーブル(保持手段)
11A 凸部
11B 変位手段
12 剥離手段
13 改質手段
S 接着シート
W 半導体ウエハ
W1 凹部
W1a 底面
W2 残存縁部
WE 脆弱部

Claims (5)

  1. 半導体ウエハに貼付された接着シートを剥離するシート剥離装置において、
    前記半導体ウエハは、一方の面に凹部を設けることで外縁側に形成される厚みの大きい残存縁部を備え、
    前記半導体ウエハを保持する保持手段と、接着シートを剥離可能に設けられた剥離手段と、半導体ウエハにレーザ光を照射して当該半導体ウエハに脆弱部を形成する改質手段とを備え、
    前記改質手段は、前記残存縁部と凹部の底面の外縁とに前記脆弱部を形成可能に設けられていることを特徴とするシート剥離装置。
  2. 前記改質手段は、前記残存縁部に対して接着シートの剥離が進行する方向と直交する方向に沿って脆弱部を形成可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載のシート剥離装置。
  3. 前記保持手段は、凹部内に挿入して当該凹部の底面を載置可能な凸部を備え、この凸部は、変位手段によってその突出量を変更可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート剥離装置。
  4. 半導体ウエハに貼付された接着シートを剥離するシート剥離方法において、
    前記半導体ウエハは、一方の面に凹部を設けることで外縁側に形成される厚みの大きい残存縁部を備え、
    前記半導体ウエハを保持手段で保持する工程と、
    前記半導体ウエハにレーザ光を照射し、残存縁部と凹部の底面の外縁とに前記脆弱部を形成する工程と、
    前記接着シートに残存縁部を接着した状態で、当該接着シートを剥離する工程とを備えていることを特徴とするシート剥離方法。
  5. 前記残存縁部に対して接着シートの剥離が進行する方向と直交する方向に沿って脆弱部を形成することを特徴とする請求項4記載のシート剥離方法。
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