JP2010008919A - 液晶表示装置 - Google Patents

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光隆 沖田
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Abstract

【課題】透過率の向上が可能な液晶表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 アレイ基板ARと対向基板CTとの間に液晶層LQを保持した構成の液晶表示装置であって、アレイ基板ARは、絶縁基板30と、絶縁基板30上において、各画素PXに配置された共通電極ETと、共通電極ET上に配置された層間絶縁膜ILと、層間絶縁膜IL上において、共通電極ETと対向するように配置され、複数のスリットSLを有する画素電極とEP、を備え、画素電極EPのエッジは、少なくとも一部が鋸歯形状EP1に形成されたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、液晶表示装置に係り、特に、液晶表示パネルを構成する一方の基板に画素電極及び共通電極を備えた構造の液晶表示装置に関する。
近年、平面表示装置が盛んに開発されており、中でも液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力等の利点から特に注目を集めている。特に、各画素にスイッチング素子を組み込んだアクティブマトリクス型液晶表示装置においては、横電界(フリンジ電界も含む)を利用した構造が注目されている(例えば、特許文献1参照)。
横電界モードの液晶表示装置は、アレイ基板に形成された画素電極と共通電極とを備え、アレイ基板の主面に対してほぼ平行な横電界で液晶分子をスイッチングする。In−Plane Switching(IPS)モードの液晶表示装置では、画素電極及び共通電極は、櫛歯状に形成されている。画素電極と共通電極とは、互いに櫛歯が噛み合うように対向して配置されている。このような構成により、櫛歯間に形成される横電界によって液晶分子をスイッチングしている。Fringe Field Switching(FFS)モードの液晶表示装置では、画素電極及び共通電極は、絶縁層を介して対向配置されている。絶縁層上に配置された電極は、複数のスリットを有している。このような構成により、スリットを介して画素電極と共通電極との間に形成される電界によって液晶分子をスイッチングしている。
このような液晶表示装置において、アレイ基板及び対向基板のそれぞれの外面には、互いに偏光軸方向が直交するように配置された偏光板が配置されている。このような偏光板の配置により、例えば電圧無印加時に黒色画面を表示し、映像信号に対応した電圧を画素電極に印加することにより徐々に透過率(変調率)が増加して白色画面を表示する。
ところで、液晶表示装置を製造する工程のうち画素電極や共通電極をパターニングする工程において、パターニング不良により、画素電極や共通電極の一部が切断されてしまうことがある。IPSモードの液晶表示装置では、画素電極及び共通電極は、櫛歯に形成されているため、電極の一部が切断されてしまうと電気的に分離されてしまい、所望の横電界を形成できず、表示不良が発生することがある。一方、FFSモードの液晶表示装置では、画素電極及び共通電極は、画素の形状に対応するような矩形状などの面状に形成されているため、画素電極及び共通電極の一部が切断されても電極の全体が所望の電位となり、パターニング不良に起因した表示不良を防止できる。
特開2007−86205号公報
上述したFFSモードの液晶表示装置の画素電極において、スリットが形成されていない画素電極の周縁部では、液晶分子を駆動するのに必要な横電界を形成しにくい。つまり、このような領域では、液晶分子の配向は、ラビング方向から変化しない。このため、電圧印加時において、画素電極の周縁部では、液晶層を透過する光の変調率が変化せず、表示に寄与しないため、白表示での透過率が低いという問題がある。
この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、透過率の向上が可能な液晶表示装置を提供することにある。
この発明の態様による液晶表示装置は、
第1基板と第2基板との間に液晶層を保持した構成の液晶表示装置であって、
前記第1基板は、
絶縁基板と、
前記絶縁基板上において、各画素に配置された第1電極と、
前記第1電極上に配置された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜上において、前記第1電極と対向するように配置され、複数のスリットを有する第2電極と、を備え、
前記第2電極のエッジは、少なくとも一部が鋸歯形状に形成されたことを特徴とする。
この発明によれば、高い透過率の液晶表示装置を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態に係る液晶表示装置について図面を参照して説明する。ここでは、一方の基板に画素電極及び共通電極を備え、これらの間に形成される横電界(基板の主面にほぼ平行な電界)を主に利用して液晶分子を動作させる液晶モードとして、FFSモードの液晶表示装置を例に説明する。
図1乃至図3に示すように、液晶表示装置は、アクティブマトリクスタイプの液晶表示装置であって、液晶表示パネルLPNを備えている。この液晶表示パネルLPNは、アレイ基板(第1基板)ARと、アレイ基板ARと互いに対向して配置された対向基板(第2基板)CTと、これらのアレイ基板ARと対向基板CTとの間に保持された液晶層LQと、を備えて構成されている。このような液晶表示装置は、画像を表示する表示領域DSPを備えている。この表示領域DSPは、m×n個のマトリクス状に配置された複数の画素PXによって構成されている。
アレイ基板ARは、ガラス板や石英板などの光透過性を有する絶縁基板20を用いて形成されている。すなわち、このアレイ基板ARは、表示領域DSPにおいて、画素PX毎に配置されたm×n個の共通電極(第1電極)ET、各画素PXの行方向Hにそれぞれ延在したn本の走査線Y(Y1〜Yn)、各画素PXの列方向Vにそれぞれ延在したm本の信号線X(X1〜Xm)、各画素PXにおいて走査線Yと信号線Xとの交差部を含む領域に配置されたm×n個のスイッチング素子W、共通電極ETと層間絶縁膜ILを介して対向するように配置された画素電極(第2電極)EPなどを備えている。
アレイ基板ARは、さらに、表示領域DSPの周辺の駆動回路領域DCTにおいて、n本の走査線Yに接続された走査線ドライバYDを構成する少なくとも一部や、m本の信号線Xに接続された信号線ドライバXDを構成する少なくとも一部などを備えている。走査線ドライバYDは、コントローラCNTによる制御に基づいてn本の走査線Yに順次走査信号(駆動信号)を供給する。また、信号線ドライバXDは、コントローラCNTによる制御に基づいて各行のスイッチング素子Wが走査信号によってオンするタイミングでm本の信号線Xに映像信号(駆動信号)を供給する。これにより、各行の画素電極EPは、対応するスイッチング素子Wを介して供給される映像信号に応じた画素電位にそれぞれ設定される。
各スイッチング素子Wは、例えば、薄膜トランジスタによって構成されている。スイッチング素子Wの半導体層SCは、例えば、ポリシリコンやアモルファスシリコンなどによって形成可能である。スイッチング素子Wのゲート電極WGは、走査線Yに接続されている(あるいは走査線Yと一体的に形成されている)。スイッチング素子Wのソース電極WSは、信号線Xに接続される(あるいは信号線Xと一体に形成される)とともに、半導体層SCのソース領域にコンタクトしている。スイッチング素子Wのドレイン電極WDは、画素電極EPに接続される(あるいは画素電極EPと一体に形成される)とともに、半導体層SCのドレイン領域にコンタクトしている。
共通電極ETは、各画素PXにおいて画素形状に対応した島状、例えば、四角形の面状に形成され、コモン配線COMを介して供給されるコモン電位に設定されている。共通電極ETは、例えば、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)やインジウム・ジンク・オキサイド(IZO)などの光透過性を有する導電材料によって形成されている。この共通電極ETは、層間絶縁膜ILによって覆われている。
画素電極EPは、共通電極ETに対向するように層間絶縁膜ILの上に配置されている。この画素電極EPも、共通電極ETと同様に、各画素PXにおいて画素形状に対応した島状、例えば、四角形の面状に形成されている。この画素電極EPには、共通電極ETと対向する複数のスリットSLが設けられている。ここでは、画素電極EPのスリットSLは、例えば、長方形状に形成されている。このスリットSLは、その長軸Lが行方向Hに対して非直角に交差するように形成されている。複数のスリットSLは、列方向Vに並んでいる。画素電極EPは、例えばITOやIZOなどの光透過性を有する導電材料によって形成されている。
アレイ基板ARの液晶層LQに接する面は、配向膜36aによって覆われている。
一方、対向基板CTは、ガラス板や石英板などの光透過性を有する絶縁基板30を用いて形成されている。特に、カラー表示タイプの液晶表示装置においては、図3に示したように、対向基板CTは、絶縁基板30の内面(すなわち液晶層LQに対向する面)に、各画素PXを区画するブラックマトリクス32、ブラックマトリクス32によって囲まれた各画素に配置されたカラーフィルタ層34などを備えている。また、対向基板CTは、さらに、カラーフィルタ層34の表面の凹凸を平坦化するように比較的厚い膜厚で配置されたオーバーコート層などを備えて構成してもよい。
ブラックマトリクス32は、絶縁基板30上において、アレイ基板ARに設けられた走査線Yや信号線X、さらにはスイッチング素子Wなどの配線部に対向するように配置されている。カラーフィルタ層34は、絶縁基板30上に配置され、互いに異なる複数の色、例えば赤色、青色、緑色といった3原色にそれぞれ着色された着色樹脂によって形成されている。赤色着色樹脂、青色着色樹脂、及び緑色着色樹脂は、それぞれ赤色画素、青色画素、及び緑色画素に対応して配置されている。対向基板CTの液晶層LQに接する面は、配向膜36bによって覆われている。
このような対向基板CTと上述したようなアレイ基板ARとをそれぞれの配向膜36a及び配向膜36bが対向するように配置したとき、両者の間に配置された図示しないスペーサ(例えば、樹脂材料を用いて一方の基板に一体的に形成された柱状スペーサ)により、所定のギャップが形成される。液晶層LQは、ギャップに封入された液晶分子LMを含む液晶組成物によって構成されている。配向膜36a及び配向膜36bは、液晶層LQに含まれる液晶分子LMの配向を規制するようにラビング処理されている。液晶層LQに含まれる液晶分子LMは、配向膜36a及び配向膜36bによる規制力によって配向されている。ここでは、配向膜36a及び36bのラビング方向Sの方位は、行方向Hと平行である。
画素電極EPの電位と共通電極ETの電位との間に電位差が形成されていない(つまり、画素電極EPと共通電極ETとの間に電界が形成されていない)無電界時には、液晶分子LMは、その長軸Dが配向膜36a及び配向膜36bのラビング方向Sと平行な方位を向くように配向されている。
また、この液晶表示装置は、液晶表示パネルLPNの一方の外面(すなわちアレイ基板ARの液晶層LQと接触する面とは反対の面)に設けられた光学素子OD1を備え、また、液晶表示パネルLPNの他方の外面(すなわち対向基板CTの液晶層LQと接触する面と反対の面)に設けられた光学素子OD2を備えている。これらの光学素子OD1及びOD2は、偏光板を含み、例えば、無電界時において、液晶表示パネルLPNの透過率が最低となる(つまり黒色画面を表示する)ノーマリーブラックモードを実現している。
さらに、液晶表示装置は、液晶表示パネルLPNに対してアレイ基板AR側に配置されたバックライトユニットBLを有している。
このような液晶表示装置において、図2に示すように、画素電極EPと共通電極ETとの間に電位差が形成された場合(つまり、画素電極EPにコモン電圧とは異なる電圧が印加された電圧印加時)には、画素電極EPと共通電極ETとの間に電界E1が形成される。このとき、液晶分子LMは、その長軸Dがラビング方向Sから電界E1と平行な方位に配向するように駆動される。
このように、液晶分子LMの長軸Dの方位がラビング方向Sから変化すると、液晶層LQを透過する光に対する変調率が変化する。このため、バックライトユニットBLから液晶表示パネルLPNを透過したバックライト光の一部は、第2光学素子OD2を透過し、白色画面を表示する。つまり、液晶表示パネルLPNの透過率は、電界E1の大きさに依存して変化する。横電界を利用した液晶モードでは、このようにして選択的にバックライト光を透過し、画像を表示する。
特に、本実施の形態において、画素電極EPのエッジは、少なくとも一部がぎざぎざ形状である、すなわち鋸歯形状EP1に形成されている。図2に示した例では、画素電極EPは、信号線Xと対向するエッジに鋸歯形状EP1が形成されている。鋸歯形状EP1のエッジは、複数の突出部EP1aが連なることによって形成されている。
ここでは、突出部EP1aは、三角形状に形成され、外方つまり信号線Xに向かって延出した非平行な2つの辺が交差して三角形の頂角を形成している。このような突出部EP1aを形成する2つの辺は、鋸歯形状EP1のエッジを形成している。鋸歯形状EP1のエッジの一部は、ラビング方向Sと非直角に交差するように形成されている。つまり、突出部EP1aの1辺は、ラビング方向Sと非直角に交差するように形成されている。
共通電極ETは、鋸歯形状EP1のエッジ、すなわち、突出部EP1aと重なるように配置されている。共通電極ETのエッジは、画素電極EPのエッジ(図2に示した例では突出部EP1aの頂角)よりも外側に形成されていることが望ましい。
このように画素電極EPを形成することによって、図2に示すように、画素電極EPの電位と、共通電極ETの電位との間に電位差が形成された場合には、鋸歯形状EP1のエッジと、共通電極ETとの間に電界E2が形成される。つまり、突出部EP1aと、共通電極ETとの間には、主に突出部EP1aを形成する2つの辺に対して直交する方向に電界E2が形成される。このとき、鋸歯形状EP1のエッジ周辺の液晶分子LMは、その長軸Dがラビング方向Sから電界E2と平行な方位に配向するように駆動される。このため、液晶層LQを透過する光に対する変調率が変化する。したがって、スリットSLの周辺のみならず、信号線Xと対向する画素電極EPのエッジ周辺も表示に寄与するため、透過率を向上することが可能となる。
ここで、本実施の形態に対する比較例を図4に示す。比較例において、画素電極EPのエッジは、行方向H及び列方向Vに平行な直線状に形成されている。画素電極EPのエッジは、ラビング方向Sに対して直交又は平行である。したがって、画素電極EPのラビング方向Sと平行な電界が生じるため、画素電極EPのエッジ周辺の液晶分子LMの長軸D方向の方位は、ラビング方向Sから変化せず、液晶層LQを透過する光に対する変調率が変化しない。画素電極EPのエッジは、表示に寄与せず、非変調領域Rとなる。
図4に示した比較例に対して、図2に示した本実施の形態によれば、表示に寄与しない非変調領域Rの面積を小さくすることが可能である。つまり、本実施の形態によれば、画素電極EPのエッジを鋸歯形状EP1に形成することによってスリットSLが形成されていない画素電極EPのエッジ周辺も表示に寄与することが可能となり、透過率を向上することが可能となる。
本実施の形態において、図5に示すように、鋸歯形状EP1のエッジの一部をスリットSLの長軸Lと平行に形成することが望ましい。つまり、突出部EP1aの少なくとも1辺をスリットSLの長軸Lと平行に形成することが望ましい。
このように画素電極EPを形成することによって、本実施の形態と同様に、突出部EP1aと、共通電極ETとの間には、突出部EP1aの1辺に対して直交する方向に電界E2が形成される。この電界E2は、突出部EP1aの1辺がスリットSLの長軸Lと平行に形成されているため、スリットSLを介して形成される電界E1と平行に形成される。このため、鋸歯形状EP1のエッジ周辺の液晶分子LMは、電界E1によって駆動される液晶分子LMと同じ方位にラビング方向Sから駆動される。つまり、このように画素電極EPを形成することによって、スリット周辺とエッジ周辺とで電界の向きが連続的に揃うため、液晶分子LMの配向方向も揃い、さらに、透過率を向上することが可能となる。
上述した例では、画素電極EPの信号線Xと対向するエッジに鋸歯形状EP1が形成された例を説明したが、この例に限らず、図6に示すように、画素電極EPの走査線Yと対向するエッジに鋸歯形状EP1が形成されてもよい。このような例においても、走査線Yと対向する画素電極EPのエッジ周辺に液晶分子を駆動可能な電界を形成可能であり、表示に寄与するため、透過率を向上できる。
また、画素電極EPの走査線Y及び信号線Xと対向する両方のエッジに鋸歯形状EP1が形成されても良い。この場合、画素電極EPのエッジ全周に液晶分子を駆動可能な電界を形成可能であり、さらに透過率の向上が可能となる。
また、本実施の形態において、図2などに示したように、画素電極EPは、例えば、長軸L1が第1方向に平行に形成された第1スリットSL1及び長軸L2が第1方向とは異なる第2方向に平行に形成された第2スリットSL2を有していても良い。このように、異なる方向に延びたスリットSLを形成した画素電極EPを適用することによって、視野角を拡大することが可能となる。
なお、このように各画素が異なる方向に延びたスリットを備えた構成においては、第1スリットSL1と隣接する鋸歯形状のエッジの一部は、第1方向に平行に形成され、第2スリットと隣接する鋸歯形状のエッジの一部は、第2方向に平行に形成されることが望ましい。このように画素電極EPを形成することによって、スリット付近と、エッジ付近とで電界の向きが連続的に揃い、透過率を向上することが可能となる。
ここでは、画素電極EPにスリットSLが設けられており、エッジの一部が鋸歯形状EP1である例を説明したが、共通電極ETが画素電極EPより液晶層LQ側に配置された例(つまり、共通電極ETが層間絶縁膜ILを介して画素電極EPよりも上側に配置された例)では、共通電極ETにスリットSLを形成し、共通電極ETのエッジの一部が鋸歯形状EP1に形成される。このとき、画素電極EPは、共通電極ETの鋸歯形状の少なくとも一部と重なるように形成されている。このように形成しても、本実施の形態と同様の効果が得られる。
ここでは、複数の突出部EP1aが三角形状に形成された例を説明したが、この例に限らず、突出部EP1aは、図7に示したように台形状でも良く、図8に示したように間隔をおいて連なった四角形状でも良い。これらの突出部EP1aは、ラビング方向Sと非直角に交差する辺を含む。このとき、突出部EP1aの1辺がスリットSLの長軸Lと平行に形成されていることが望ましい。
なお、この発明は、上記実施形態そのものに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
図1は、この発明の一実施の形態に係る横電界を利用した液晶モードの液晶表示装置の構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示した液晶表示装置に適用される画素の構成を概略的に示す平面図である。 図3は、図2に示した画素をA−A’線で切断した構造を示す断面図である。 図4は、本実施の形態の比較例におけるアレイ基板の画素の構造を概略的に示す平面図である。 図5は、本実施の形態におけるアレイ基板の画素の構造を概略的に示す平面図である。 図6は、本実施の形態におけるアレイ基板の画素の他の構造を概略的に示す平面図である。 図7は、鋸歯形状の突出部の構造を概略的に示す平面図である。 図8は、鋸歯形状の突出部の他の構造を概略的に示す平面図である。
符号の説明
LPN…液晶表示パネル AR…アレイ基板 CT…対向基板
LQ…液晶層 DSP…表示エリア PX…画素
ET…共通電極 EP…画素電極 EP1…鋸歯形状
COM…コモン配線 IL…層間絶縁膜
SL…スリット 30…絶縁基板
32…ブラックマトリクス 34…カラーフィルタ層

Claims (8)

  1. 第1基板と第2基板との間に液晶層を保持した構成の液晶表示装置であって、
    前記第1基板は、
    絶縁基板と、
    前記絶縁基板上において、各画素に配置された第1電極と、
    前記第1電極上に配置された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜上において、前記第1電極と対向するように配置され、複数のスリットを有する第2電極と、を備え、
    前記第2電極のエッジは、少なくとも一部が鋸歯形状に形成されたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記液晶層と接触するように配置され、前記液晶層に含まれる液晶分子の配向を規制するようにラビング処理された配向膜を備え、
    前記鋸歯形状のエッジの一部は、前記配向膜のラビング方向と非直角に交差するように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記鋸歯形状のエッジの一部は、前記スリットの長軸と平行に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第1基板は、前記各画素の列方向に沿って延在した信号線を備え、
    前記第2電極の前記信号線と対向するエッジが鋸歯形状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記第1基板は、前記各画素の行方向に沿って延在した走査線を備え、
    前記第2電極の前記走査線と対向するエッジが鋸歯形状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 前記第1電極は、コモン配線を介して供給されるコモン電位に設定され、
    前記第2電極は、スイッチング素子を介して供給される映像信号に応じた画素電位に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  7. 前記第1電極は、スイッチング素子を介して供給される映像信号に応じた画素電位に設定され、
    前記第2電極は、コモン配線を介して供給されるコモン電位に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  8. 前記第2電極は、長軸が第1方向に平行に形成された第1スリット及び長軸が第1方向とは異なる第2方向に平行に形成された第2スリットを有し、
    前記第1スリットと隣接する前記鋸歯形状のエッジの一部は、第1方向に平行に形成され、
    前記第2スリットと隣接する前記鋸歯形状のエッジの一部は、第2方向に平行に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015500510A (ja) * 2011-12-06 2015-01-05 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司 アレイ基板及び液晶ディスプレイ

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