JP2010008602A - レンズ鏡筒及びカメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】デフォーカス量に対するレンズ鏡筒に対応した補正量をさらに補正することのできるレンズ鏡筒及びカメラシステムを提供する。
【解決手段】本発明のレンズ鏡筒(100)は、光学系(11)の焦点調節状態を検出する焦点検出手段(28)と、該焦点検出手段(28)の検出結果に基づいて前記光学系(11)による像の合焦判定を行う合焦判定手段(29)と、を備えるカメラ(200)に装着可能なレンズ鏡筒(100)であって、前記検出結果に対する第1補正値(Y)を設定可能な補正値設定手段(15,16,19)を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、オートフォーカス時の合焦位置の調整が可能なレンズ鏡筒及びカメラシステムに関するものである。
従来、複数の撮影レンズをカメラに選択的に装着して用いる際に、撮影レンズの個体ごとに対応付けて補正量を記憶しておき、撮影レンズからの光束に基づいて検出されたデフォーカス量を、撮影レンズごとの個体情報に応じた補正量で補正するカメラが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−227639号公報
しかし、合焦精度の向上が要求されており、十分な精度で合焦させることが困難となってきた。
本発明の課題は、より高精度に合焦させることのできるレンズ鏡筒及びカメラシステムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、光学系(11)の焦点調節状態を検出する焦点検出手段(28)と、該焦点検出手段(28)の検出結果に基づいて前記光学系(11)による像の合焦判定を行う合焦判定手段(29)と、を備えるカメラ(200)に装着可能なレンズ鏡筒(100)であって、前記検出結果に対する第1補正値(Y)を設定可能な補正値設定手段(15,16,19)を備えることを特徴とするレンズ鏡筒(100)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒(100)であって、前記焦点検出手段(28)による検出結果を補正する第2補正値(X)を記憶する記憶手段(14)を備え、前記補正値設定手段(15,16,19)は、前記第1補正値(Y)によって前記第2補正値(X)を補正することを特徴とするレンズ鏡筒(100)である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のレンズ鏡筒(100)であって、前記光学系(11)を焦点調節する焦点調節光学系(11aa)を備え、前記第1補正値(Y)及び第2補正値(X)が、前記焦点調節光学系(11aa)の駆動量に対する補正値であることを特徴とするレンズ鏡筒(100)である。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載のレンズ鏡筒(100)であって、前記記憶手段(14)は、前記レンズ鏡筒(100)が装着される前記カメラ(200)の種類に対応付けて前記第2補正値(X)を記憶することを特徴とするレンズ鏡筒(100)である。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(100)であって、前記記憶手段(14)は、焦点距離に応じた前記第2補正値(X)を記憶することを特徴とするレンズ鏡筒(100)である。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜5のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(100)であって、前記記憶手段(14)は、撮影距離に応じた第2補正値(X)を記憶することを特徴とするレンズ鏡筒(100)である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(100)と、前記光学系(11)による像を撮像する撮像手段(26)と、を有することを特徴とするカメラシステム(1)である。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のカメラシステム(1)であって、前記撮像手段(26)によって撮像された像を表示する表示部(27)と、該表示部(27)に前記像を表示中に、前記第1補正値(Y)を設定可能とするとともに、該第1補正値(Y)の設定に応じて前記光学系(11)を駆動制御する制御手段とを備えたことを特徴とするカメラシステム(1)である。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のカメラシステム(1)であって、前記制御手段は前記第1補正値(Y)の設定に応じて前記撮像手段(26)によって前記像を撮像させ、該像を前記表示部(27)に表示させることを特徴とするカメラシステム(1)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、より高精度に合焦させることのできるレンズ鏡筒及びカメラシステムを提供するができる。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の第一実施形態について説明する。図1は第一実施形態のレンズ鏡筒100と、そのレンズ鏡筒100が着脱交換可能なカメラ200とを備えるカメラシステム1のブロック図である。
レンズ鏡筒100は、フォーカスレンズ群11aaを含む複数のレンズ群11aから構成される撮影光学系11と、撮影光学系11のレンズ群11aを移動させるレンズ駆動装置12と、レンズ駆動装置12の制御を含むレンズ鏡筒100全体の制御を行うレンズCPU13を備える。レンズ群11aは、レンズCPU13の制御に応じてレンズ駆動装置12によりそれぞれ駆動され、焦点距離の変更、またはフォーカス調整が行われる。
また、レンズ鏡筒100は、データ記憶装置14を備える。データ記憶装置14には、後述するデフォーカス量を補正する補正値Xのデータが記憶されている。さらにレンズ鏡筒100は、その補正値Xに対するオフセット量ΔYを入力するオフセット量入力装置15と、その入力されたオフセット量ΔYを一時的に記憶するオフセット量記憶装置16と、カメラ200のとの通信を行うレンズ通信装置17とを備える。
図2はカメラ200に装着された状態のレンズ鏡筒100の側面図である。上述のオフセット量入力装置15は、図中、レンズ鏡筒100の側面に設けられた調整ダイヤル15である。この調整ダイヤル15を回すことにより補正値Xに対するオフセット量ΔYを入力することができる。オフセット量ΔYの大きさは、調整ダイヤル15の回転量で調整可能である。
レンズ鏡筒100の側部にはさらに、調整モード選択スイッチ18と、設定ボタン19とが設けられている。調整モード選択スイッチ18は、補正値Xをオフセット量が加えられていない初期値にするリセットモードと、補正値Xにオフセット量を加える調整モードの2つのモードのいずれかを選択するスイッチである。
調整モード選択スイッチ18で調整モードを選択し、オフセット量入力装置15でオフセット量ΔYを入力すると、その値は一時的にオフセット量ΔY記憶装置16に入力される。そして、設定ボタン19を押すことにより、データ記憶装置14において、現在記憶されている補正値Xにオフセット量ΔYを加えた値が、新たな補正値Xとして記憶される。
一方、カメラ200は、図1に示すように、光路上に配置されるとともに光路から退避可能なメインミラー21と、メインミラー21により上方に反射された光により被写体像が形成される焦点板22、焦点板22に形成された被写体像を反転させるペンタプリズム23、及びファインダ24等を備える。
カメラ200はさらに、メインミラー21の背面側(撮影者側)に、メインミラー21を透過した被写体光を下方に導くサブミラー25を備え、メインミラー21とサブミラー25とはともに光路に対して退避可能となっている。カメラ200は、メインミラー21及びサブミラー25が光路から退避した状態で被写体光が入射し、被写体像による画像信号を生成する撮像素子26(例えば、CCD、CMOSイメージセンサ)を備える。この、撮像素子26の撮影者側には液晶等の表示装置27が配置されている。
カメラ200は、サブミラー25によって下方に導かれた光が入射する焦点検出装置28、カメラ200の各部の制御を行うカメラCPU29及びレンズ通信装置17との通信を行うカメラ通信装置30とを備える。焦点検出装置28は、上述のデフォーカス量を検出する装置で、焦点検出光学系(図示せず)と、その焦点検出光学系を通った被写体光が結像される光電変換素子(図示せず)とを備える。
デフォーカス量とは、撮影光学系11の光軸を挟んだ異なる2領域を通過する被写体光によってそれぞれ形成された2つの像の像面ずれ量(プレディクション量)である。カメラCPU29は、そのデフォーカス量が一定の範囲に納まるまで焦点検出を行う合焦判定装置としても機能する。
次に、本実施形態のカメラシステム1におけるデフォーカス量の調整動作について説明する。図3は、カメラシステム1の合焦及び撮影動作を示すフローチャートである。
レンズ鏡筒100がカメラ200に装着され、レリーズボタン(図示せず)が半押しされると、カメラ通信装置30とレンズ通信装置17との間の通信が可能となり、レンズCPU13により現在装着されているカメラ200が認識される。
撮影者が任意に焦点距離を選択すると、そのときのレンズ鏡筒100における焦点距離がカメラ200により確認される(S2)。次いで、焦点検出装置28により測距が行われる(S3)。具体的には、レンズ鏡筒100の撮影光学系11の光軸を挟んだ異なる2領域を通過する被写体光が、ハーフミラーとなっているメインミラー21を通過し、サブミラー25によってカメラ200の下方の焦点検出装置28へと反射される。この反射光は、焦点検出光学系によって光電変換素子に導かれる。カメラCPU29では光電変換素子より2領域を通過した2像の信号が読み出される。この読み出された信号に相関演算を施すことによりデフォーカス量が求められる(S4)。
ここで、レンズCPU13に伝達されるデフォーカス量は焦点検出光学系の絞り値(例えばF8)を基準にして求められている。一方、レンズ鏡筒100の撮影光学系11における絞り値は合焦動作の際に開放である。このため、カメラ200から送られたデフォーカス量を基に駆動量を求めてフォーカスレンズ群11aaを駆動させても、正確に合焦することができない。すなわち、撮影光学系11と焦点検出光学系の絞り値の差の影響による像面ずれ量に相当する補正が必要となる。このため、この、絞り値の差の影響による補正値Xのデータが、データ記憶装置14に記憶されている。
図4はデータ記憶装置14に記憶されている補正値Xの例を示したものである。図中d0からdnは撮影距離で、d0は無限遠でdnは至近距離を示す。z0からznは焦点距離で、z0はワイド端、znはテレ端を示す。例えば、このレンズ鏡筒100がカメラ200に装着された場合、撮影距離が無限遠のd0で、焦点距離がワイド端のz0の場合、カメラ200で測定されたデフォーカス量に対してX00の補正が必要となる。
この補正値Xは、レンズ通信装置17を介してカメラ通信装置30に伝達される。そしてカメラCPU29で、デフォーカス量に補正値Xが加えられる(S5)。この合算された量に対応するレンズ駆動量が、パルス数としてカメラCPU29で計算され(S6)、カメラ通信装置30からレンズ通信装置17、レンズCPU13と伝達され、レンズCPU13の指示により、レンズ駆動装置12を介して撮影光学系11のフォーカスレンズ群11aaが駆動される。
フォーカスレンズ群11aaが駆動された撮影光学系11を被写体光が通過し、その被写体光は、再度、焦点検出装置28に入射され、デフォーカス量が演算される。このデフォーカス量が一定の範囲内にある場合は、合焦判定装置(カメラCPU)29により合焦とみなされる(S7,YES)。また、一定の範囲にない場合(S7,NO)は、再度S3に戻り、S3からS6が繰り返される。
合焦とみなされる範囲にデフォーカス量が入り(S7,YES)、全押しが検知されると(S8)、ミラーアップして被写体光が撮影される(S9)。撮影された画像は表示装置27に表示され(S10)、合焦及び撮影動作が終了する。
ここで、撮影動作が終了すると、撮影者は、表示装置27に表示された撮影画像を観察し、合焦の度合いに満足いかない場合、図3の調整ダイヤル15を回転させてオフセット量ΔYを入力する。このオフセット量ΔYはオフセット量記憶装置16に一時的に記憶される。
このオフセット量ΔYにより、合焦の度合いが向上したかどうかを確認する場合、撮影者は再度レリーズボタンを半押しする。これにより、再度図3に示す合焦及び撮影動作が繰り返される。そして、撮影者は、調整ダイヤル15によるオフセット量ΔYの入力及びレリーズボタンの半押しを繰り返し、合焦度合いに満足した場合、図2に示す設定ボタン19を押下する。この押下により、補正値Xにオフセット量ΔYを加えた値が新たな補正値Xとしてデータ記憶装置14に記憶される。
図5は、撮影距離d0において、補正値Xの更新が行われた更新後の補正値Xのデータを示した表である。例えば、撮影距離がd0で、焦点距離がz0である第1の撮影点における補正値X00に対して、ΔY00のオフセット量ΔYを入力したときの合焦度合いに満足し、そのときに設定ボタン19が押下された場合、撮影距離d0、焦点距離z0の欄には、X00にΔY00を加えた値が記憶される。
また、さらに他の撮影距離及び焦点距離、例えば撮影距離d0、焦点距離znである第2の撮影点において、オフセット量ΔYn0を設定し、Xn0にΔYn0を加えた値を新たな補正値Xとして記憶すると、図5に示すように、第1の撮影点と第2の撮影点との間において、焦点距離に応じたオフセット量ΔYを補正値Xに加える補完処理が行われる。
図6はその補完処理を示したフローチャートである。上述のように、例えば第1の撮影点においてオフセット量ΔY00としてX00にΔY00を加えた値を記憶した状態で(S20)、オフセット量設定を終了せずに(S21,NO)、再度、第2の点でもオフセット量ΔYを設定した場合(S20)、その2点間で補完処理が行われる(S22)。そして、そのΔYを加えた値が新たな補正値Xとしてデータ記憶装置14に記憶される(S23)。
この書き換えられた補正値Xのデータは、その際装着されているカメラ200に対応した補正値Xのデータとして保存される。次にそのカメラ200をつけたときの補正値Xは書き換えられた補正量となる。
以上、本実施形態によると以下の効果がある。
(1)レンズ鏡筒100はオフセット量入力装置15、データ記憶装置14を備える。したがって、撮影画像を観察しながら、レンズ鏡筒100側で個々のカメラ200に対応したオフセット量ΔYを設定することができ、撮影者による合焦状態の微調整が可能となる。またオフセット量ΔYを加えた補正値Xを新たな補正値Xとしてデータ記憶装置14に記憶させることができるので、次回、撮影を行う場合、微調整された補正値Xで、デフォーカス量を補正することができる。
(2)レンズ鏡筒は可動部が多いため、カメラよりも設計上の公差の個体差が大きい。このため、カメラにオフセット量入力装置を設けてレンズ鏡筒ごとにオフセット量を設定するよりも、本実施形態のようにレンズ鏡筒100にオフセット量入力装置15を設けてカメラごとにオフセット量を設定したほうが、オフセット量の幅が小さくてよく、より高精度にオフセット量を設定することができる。
(3)レンズ鏡筒100がカメラ200を自動認識し、オフセット量ΔYが加えられた補正値Xは、装着されたカメラに対応づけて記憶されるので、再度そのカメラを装着した場合に、最適な補正量でデフォーカス量を補正することができる。
(4)異なる点で補正量のオフセット量を設定した場合、その間のオフセット量が自動的に補完されるので、2点間の他の点でオフセット量ΔYを求める必要がない。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図7は第2実施形態のレンズ鏡筒300の側面図であり、第1実施形態の図2に対応している。第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、設定ボタン319が4つ設けられている点である。他の部分は第1実施形態と同様であるのでその説明は省略する。
第1実施形態では、レンズ鏡筒100をカメラ200に装着すると、レンズCPU13が自動的にカメラ200の種別を認識する。そしてデータ記憶装置14の補正値Xの更新を行うと、そのカメラ200に対応したデータとして更新された補正値Xがデータ記憶装置に記憶される。
これに対して第2実施形態は、撮影者が、設定ボタン319より番号を選択し、その番号に対応させて更新された補正値データをデータ記憶装置14に記憶させることができる。
詳述すると、撮影者は、レンズ鏡筒300をカメラ200に装着し、第1実施形態と同様に被写体像を撮影して補正値Xに対するオフセット量ΔYを求める。そしてオフセット量ΔY記憶装置に一時的に記憶されたオフセット量ΔYによって補正値Xを更新した際に、その更新後の補正値Xを、どの番号で登録するかをボタンによって選択する。特定のボタン、例えば第1ボタンを選択すると、第1の表として、その補正値Xのデータがデータ記憶装置に記憶される。次回、そのカメラ200がレンズ鏡筒300に装着された際に、設定ボタン319の番号1を押下すると、第1の表によってデフォーカス量の補正が行われる。
以上、本実施形態によると、例えばカメラが古く、自動認識できないような場合であってもそのカメラに対応した補正値X更新データを記憶することができる。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)カメラは、上記実施形態で説明した表示装置27と別に、例えばライブビュー表示が可能で、且つコントラストAFを行わないサブイメージセンサを有していてもよい。このサブイメージセンサによると、被写体像の撮影を行うことなく、現在の合焦状態をサブイメージセンサで確認することができる。このため、オフセット量ΔYをリアルタイムで確認しながら設定することができる。
尚、ライブビュー表示のための画像を得るための撮像素子としては、上述のようなサブイメージセンサに限らず、記録用の画像を撮像する撮像素子(図1の26)を用いてもよい。
(2)上述の実施形態では、レンズ駆動装置12をレンズ鏡筒100に設けたが、これに限定されず、レンズ駆動装置12はカメラ200側に設けられていてもよい。また、レンズを駆動するパルス数はカメラCPU29で演算する構成としたが、これに限定されず、レンズCPU13で演算してもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
第1実施形態のカメラシステム1のブロック図である。 カメラに装着された状態のレンズ鏡筒の側面図である。 カメラシステムの合焦及び撮影動作を示すフローチャートである。 データ記憶装置に記憶されている補正値の例を示したものである。 データ記憶装置に記憶された補正後の補正値のデータを示した表である。 補完処理を示したフローチャートである。 第2実施形態における、カメラに装着されたレンズ鏡筒の側面図である。
符号の説明
1:カメラシステム、11:撮影光学系、11a:フォーカスレンズ群、14:データ記憶装置、15:オフセット量入力装置、16:オフセット量記憶装置、19:設定ボタン、27:表示装置、28:焦点検出装置、29:カメラCPU、100:レンズ鏡筒、200:カメラ、X:補正値、Y:オフセット量

Claims (9)

  1. 光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出手段と、該焦点検出手段の検出結果に基づいて前記光学系による像の合焦判定を行う合焦判定手段と、を備えるカメラに装着可能なレンズ鏡筒であって、
    前記検出結果に対する第1補正値を設定可能な補正値設定手段を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記焦点検出手段による検出結果を補正する第2補正値を記憶する記憶手段を備え、
    前記補正値設定手段は、前記第1補正値によって前記第2補正値を補正することを特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 請求項2に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記光学系を焦点調節する焦点調節光学系を備え、
    前記第1補正値及び第2補正値が、前記焦点調節光学系の駆動量に対する補正値であることを特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 請求項2または3に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記記憶手段は、前記レンズ鏡筒が装着される前記カメラの種類に対応付けて前記第2補正値を記憶することを特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記記憶手段は、焦点距離に応じた前記第2補正値を記憶することを特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記記憶手段は、撮影距離に応じた第2補正値を記憶することを特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒と、前記光学系による像を撮像する撮像手段と、を有することを特徴とするカメラシステム。
  8. 請求項7に記載のカメラシステムであって、
    前記撮像手段によって撮像された像を表示する表示部と、
    該表示部に前記像を表示中に、前記第1補正値を設定可能とするとともに、該第1補正値の設定に応じて前記光学系を駆動制御する制御手段とを備えたことを特徴とするカメラシステム。
  9. 請求項8に記載のカメラシステムであって、
    前記制御手段は前記第1補正値の設定に応じて前記撮像手段によって前記像を撮像させ、該像を前記表示部に表示させることを特徴とするカメラシステム。
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