JP2010008243A - 干渉測定方法および干渉計 - Google Patents

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Abstract

【課題】平行平面板の被測定面に対して高精度な測定を行うことが可能な干渉測定方法を提供する。
【解決手段】所定の参照面6aおよび平行平面板5の被測定面5aに、互いに干渉しない異なる波長を有する2種類の可干渉光を照射する第1のステップと、2種類の可干渉光が照射された参照面6aおよび被測定面5aからの反射光に基づいて形成される干渉縞を検出する第2のステップと、検出した干渉縞の光強度分布に基づいて被測定面5aの高さを測定する第3のステップとを有し、平行平面板5における被測定面5aと反対側の面5bからの反射光の影響を排除するように2種類の可干渉光における波長の関係および、参照面6aと被測定面5aとの間の光学距離を調整するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に平行平面板の表面高さを測定する干渉測定方法および干渉計に関する。
従来の干渉計では、測定対象物の被測定面および基準板の参照面にレーザー光等の可干渉光を照射し、被測定面において反射して得られる測定光と参照面において反射して得られる参照光とが干渉して得られる干渉縞をイメージセンサーにより検出する(例えば、特許文献1を参照)。そして、イメージセンサーから出力される信号強度分布(すなわち、干渉縞の光強度分布)に基づいて被測定面の高さを測定し、被測定面の形状が求められる。
ところが、干渉計のイメージセンサーには、被測定面と反対側の面において反射した光や干渉計内の他の光学素子の表面で反射した光(以下、これらの光をノイズ光と称する)も入射するため、測定精度が低下し、場合によっては測定が不可能になる。特に、平行平面板の表面形状を測定する場合、被測定面で反射して得られる測定光以外に、被測定面と反対側の面で反射したノイズ光によっても干渉が生じるので、通常のコヒーレント長が長い可干渉光を用いた干渉計では測定しにくい。そのため、このような場合、コヒーレント長が短い可干渉光を使用して干渉測定を行う。
特開2005−249576号公報
しかしながら、コヒーレント長が短い可干渉光を使用して干渉測定を行う場合、ノイズ光による干渉を抑えることはできるが、測定に用いる干渉縞を得ることも困難になる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、平行平面板の被測定面に対して高精度な測定を行うことが可能な干渉測定方法および干渉計を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明を例示する態様に従えば、所定の参照面および測定対象物である平行平面板の被測定面に、互いに干渉しない異なる波長を有する複数種の可干渉光を照射する第1のステップと、前記複数種の可干渉光が照射された前記参照面および前記被測定面からの反射光に基づいて形成される干渉縞を検出する第2のステップと、前記検出した干渉縞の光強度分布に基づいて前記被測定面の高さを測定する第3のステップとを有し、前記第1のステップにおいて、前記平行平面板における前記被測定面と反対側の面からの反射光の影響を排除するように前記異なる波長同士の関係および前記参照面と前記被測定面との間の光学距離を調整した状態で、前記複数の可干渉光を照射することを特徴とする干渉測定方法が提供される。
また、本発明を例示する態様に従えば、所定の参照面および測定対象物である平行平面板の被測定面に、互いに干渉しない異なる波長を有する複数種の可干渉光を照射する照明部と、前記複数種の可干渉光が照射された前記参照面および前記被測定面からの反射光に基づいて形成される干渉縞を検出する検出部と、前記検出部により検出された干渉縞の光強度分布に基づいて前記被測定面の高さを測定する測定部とを備え、前記照明部は、前記平行平面板における前記被測定面と反対側の面からの反射光の影響を排除するように前記異なる波長同士の関係を調整する第1の調整部および、前記影響を排除するように前記参照面と前記被測定面との間の光学距離を調整する第2の調整部を有することを特徴とする干渉計が提供される。
本発明によれば、平行平面板の被測定面に対して高精度な測定を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。本実施形態の干渉計1は、図1に示すように、測定対象物である平行平面板5の表面形状を測定するためのものであり、平行平面板5を支持するステージ10と、ステージ10上の平行平面板5に可干渉光を照射する照明部20と、干渉縞を検出する検出部30と、平行平面板5の表面形状を求める演算処理部40とを主体に構成される。
平行平面板5は、ガラスや樹脂等の透明な材料を用いて板状に形成され、平面である平行平面板5の表面が本実施形態における被測定面5aとなる。また、平行平面板5における被測定面5aの反対側には、当該被測定面5aと平行な平面である裏面5bが形成される。
ステージ10は、被測定面5aが上方を向くように平行平面板5を水平に支持する。また、ステージ10は、ステージ10上の平行平面板5を照明部20の光軸に沿って上下移動させることができるようになっている。また、ステージ10と照明部20との間には、透明の基準板6が取り付け機構15を用いて照明部20の光軸に沿って上下移動可能に水平に取り付けられおり、基準板6の表面に参照面6aが形成される。
照明部20は、光源側から順に、第1の光源21と、第1のビームエキスパンダー22と、ミラー23と、偏光ビームスプリッター26と、ビームスプリッター27とを有して構成される。第1の光源21として周波数安定化レーザーが用いられ、第1の光源21は、波長が一定の可干渉光(レーザー光)を発光する。第1の光源21から発せられた第1の可干渉光は、第1のビームエキスパンダー22によって平行光束に広げられ、ミラー23で反射して偏光ビームスプリッター26を透過する。偏光ビームスプリッター26を透過した第1の可干渉光は、p偏光となってビームスプリッター27を透過し、参照面6aに達する。
また、照明部20は、第2の光源24および、第2のビームエキスパンダー25を有しており、第2の光源24として波長可変レーザーが用いられ、第2の光源24が発光する可干渉光(レーザー光)の波長を変えることができるようになっている。第2の光源24から発せられた第2の可干渉光は、第2のビームエキスパンダー25によって平行光束に広げられ、偏光ビームスプリッター26で反射する。偏光ビームスプリッター26で反射した第2の可干渉光は、s偏光となってビームスプリッター27を透過し、参照面6aに達する。
このとき、参照面6aに達する第1の可干渉光はp偏光であり、第2の可干渉光はs偏光であるため、第1の可干渉光および第2の可干渉光は互いに干渉しない。このように、照明部20は、互いに干渉しない異なる波長を有する2種類の可干渉光を参照面6aおよび被測定面5aに照射することが可能である。
ところで、参照面6aに達した第1または第2の可干渉光の一部は、参照面6aで反射する。参照面6aで反射した光は、ビームスプリッター27で反射して検出部30へ導かれる。一方、参照面6aに達した第1または第2の可干渉光の残りは、参照面6aを透過し、平行平面板5の被測定面5aで反射する。被測定面5aで反射した光は、再び参照面6aを透過し、ビームスプリッター27で反射して検出部30へ導かれる。
検出部30は、物体側(ビームスプリッター27側)から順に、結像レンズ31と、イメージセンサー32とを有して構成される。ビームスプリッター27で反射して検出部30へ導かれた光は、結像レンズ31を透過してイメージセンサー32に達し、イメージセンサー32の検出面上に、参照面6aからの反射光と被測定面5aからの反射光とが互いに干渉して複雑な干渉縞が形成される。イメージセンサー32は、このように形成された干渉縞を検出し、その検出信号を演算処理部40へ出力する。演算処理部40は、イメージセンサー32から入力された検出信号の信号強度分布、すなわち、イメージセンサー32により検出された干渉縞の光強度分布に基づいて、被測定面5aの高さを測定する(詳細は後述する)。
以上のように構成される干渉計1を用いた干渉測定方法について、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。まず、照明部20により、参照面6aおよび被測定面5aに、互いに干渉しない異なる波長を有する第1および第2の可干渉光を照射する(ステップS101)。この照明工程において、第1の光源21から発せられた第1の可干渉光は、第1のビームエキスパンダー22によって平行光束に広げられ、ミラー23で反射して偏光ビームスプリッター26を透過する。偏光ビームスプリッター26を透過した第1の可干渉光は、p偏光となってビームスプリッター27を透過し、参照面6aに達する。一方、第2の光源24から発せられた第2の可干渉光は、第2のビームエキスパンダー25によって平行光束に広げられ、偏光ビームスプリッター26で反射する。偏光ビームスプリッター26で反射した第2の可干渉光は、s偏光となってビームスプリッター27を透過し、参照面6aに達する。
このようにして参照面6aに達した第1および第2の可干渉光の一部は、参照面6aで反射する。参照面6aで反射した光は、ビームスプリッター27で反射して検出部30へ導かれる。一方、参照面6aに達した第1および第2の可干渉光の残りは、参照面6aを透過し、平行平面板5の被測定面5aで反射する。被測定面5aで反射した光は、再び参照面6aを透過し、ビームスプリッター27で反射して検出部30へ導かれる。
そこで、検出部30により、第1および第2の可干渉光が照射された参照面6aおよび被測定面5aからの反射光に基づいて形成される干渉縞を検出する(ステップS102)。この検出工程において、ビームスプリッター27で反射して検出部30へ導かれた光は、結像レンズ31を透過してイメージセンサー32に達し、イメージセンサー32の検出面上に、参照面6aからの反射光(以下、参照光と称する)と被測定面5aからの反射光(以下、測定光と称する)とが互いに干渉して複雑な干渉縞が形成される。イメージセンサー32は、このように形成された干渉縞を検出し、その検出信号を演算処理部40へ出力する。
ところで、平行平面板5に達した第1および第2の可干渉光は、前述したように被測定面5aで反射するが、全てが被測定面5aで反射するわけではなく、一部は被測定面5a(平行平面板5)を透過して平行平面板5の裏面5bで反射する。平行平面板5の裏面5bで反射したノイズ光は、再び被測定面5aおよび参照面6aを透過し、ビームスプリッター27で反射して検出部30へ導かれ、結像レンズ31を透過してイメージセンサー32に達する。そのため、イメージセンサー32の検出面上においては、参照光および測定光に加えてノイズ光も干渉し、これらが干渉して形成される干渉縞から測定光の波面と参照光の波面との差を検出するのは通常不可能である。
ただし、波長可変レーザーを用いた第2の光源24から発光される第2の可干渉光の波長を、平行平面板5の被測定面5aと裏面5bとの間隔に対応して正しく選べば、ノイズ光の影響を排除することができる。ここで、その原理を説明する。まず、被測定面5aに対応する平面座標を(x,y)とし、参照光の波面の複素振幅分布をEr(x,y)とし、測定光の波面の複素振幅分布をEo(x,y)とし、ノイズ光の波面の複素振幅分布をEn(x,y)としたとき、第1の可干渉光によって形成された干渉縞の光強度分布I1(x,y)は、次の(1)式のように表わされる。
Figure 2010008243
なお、*は複素共役であることを示す。また、Ir(x,y)=Er *(x,y)×Er(x,y)であり、Io(x,y)=Eo *(x,y)×Eo(x,y)であり、In(x,y)=En *(x,y)×En(x,y)であるので、(1)式は、次の(2)式のように表わされる。
Figure 2010008243
さらに、平行平面板5における被測定面5aと裏面5bとの間の光学距離をdonとし、参照面6aと被測定面5aとの間の光学距離をdroとし、第1の可干渉光の波長をλ1としてその波数をk1=(2×π)/λ1とすると、複素振幅と波数の関係から、(2)式は、次の(3)式のように表わされる。
Figure 2010008243
なお、ψr(x,y)、ψo(x,y)、およびψn(x,y)はそれぞれ、参照光、測定光、およびノイズ光の位相分布である。また、Iro(x,y)=|Er|×|Eo|であり、Irn(x,y)=|Er|×|En|であり、Ion(x,y)=|Eo|×|En|である。
また、第2の可干渉光の波長をλ2としてその波数をk2=(2×π)/λ2とすると、第1の可干渉光の場合と同様にして、第2の可干渉光によって形成された干渉縞の光強度分布I2(x,y)は、次の(4)式のように表わされる。
Figure 2010008243
ここで、波長可変レーザーを用いた第2の光源24を操作して、第2の可干渉光の波長を次の(5)式を満足するように調整する。
Figure 2010008243
さらに、取り付け機構15等を用いて、参照面6aが形成された基準板6を駆動し、参照面6aの位置を次の(6)式を満足するように調整する。
Figure 2010008243
そうすると、(4)〜(6)式より、第2の可干渉光によって形成された干渉縞の光強度分布I2(x,y)は、次の(7)式のように表わされる。
Figure 2010008243
(3)式および(7)式より、第1の可干渉光によって形成された干渉縞の光強度分布I1(x,y)と第2の可干渉光によって形成された干渉縞の光強度分布I2(x,y)との和は、次の(8)式のように表わされる。
Figure 2010008243
(8)式によれば、ノイズ光に関する項がなくなるため、ノイズ光の影響を排除することができる。なお、(8)式において、In(x,y)の項が残るが、これは被測定面5aによって変化しない成分であり、測定に影響を及ぼさない。そこで、照明工程において、(5)式および(6)式の条件を満足する状態で第1および第2の可干渉光を照射し、検出工程において、第1および第2の可干渉光によって生じる干渉縞をイメージセンサー32により検出する。このとき、第1および第2の可干渉光の光量を互いに同じ光量にしておくことが好ましい。
そして、演算処理部40は、イメージセンサー32から入力された検出信号の信号強度分布、すなわち、イメージセンサー32により検出された第1および第2の可干渉光によって生じる干渉縞の光強度分布(I1(x,y)+I2(x,y))に基づいて、被測定面5aの高さを測定する(ステップS103)。なお、(8)式において未知の変数が複数あるため、この測定工程において、演算処理部40は、例えば(5)式および(6)式の条件を満足する複数の測定条件において検出した干渉縞の光強度分布に基づく(8)式に関する連立方程式を解くことにより、ψo(x,y)を算出し、算出したψo(x,y)から被測定面5aの高さを求める。
このように、本実施形態の干渉計1および干渉測定方法によれば、平行平面板5における被測定面5aと反対側の面5bからの反射光(ノイズ光)の影響を排除するように、第1および第2の可干渉光における波長の関係および参照面6aと被測定面5aとの間の光学距離を調整するため、ノイズ光による干渉を抑えることが可能になり、平行平面板5の被測定面5aに対して高精度な測定を行うことができる。
このとき、(5)式および(6)式の条件を満足するように調整を行えば、確実にノイズ光の影響を排除することができる。
また、第1の可干渉光を周波数安定化レーザーにより照射するとともに、第2の可干渉光を波長可変レーザーにより照射し、波長可変レーザーを用いて第1および第2の可干渉光における波長の関係を調整することで、2つの可干渉光のうち一方の波長を安定化することが可能になり、平行平面板5の被測定面5aに対してより高精度な測定を行うことができる。
なお、上述の実施形態において、第1および第2の可干渉光によって生じる干渉縞を1つのイメージセンサー32により同時に検出しているが、これに限られるものではく、例えば、第1の可干渉光によって生じる干渉縞および第2の可干渉光によって生じる干渉縞をそれぞれ、2つのイメージセンサーにより検出するか、1つのイメージセンサーにより異なるタイミングで検出し、それぞれの検出信号を合成するようにしてもよい。なおこのとき、第1および第2の可干渉光の光量が互いに異なっている場合には、検出信号の合成時に第1および第2の可干渉光の光量が同じ場合となるように補正することも可能である。
また、上述の実施形態において、2つの光源を用いて第1および第2の可干渉光を照射しているが、これに限られるものではく、1つの光源から第1および第2の可干渉光を抽出してそれぞれ照射するようにしてもよい。
干渉計の概略構成図である。 干渉測定方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 干渉計
5 平行平面板(5a 被測定面、5b 裏面)
6 基準板(6a 参照面)
15 取り付け機構(第2の調整部)
20 照明部
21 第1の光源(周波数安定化レーザー)
24 第2の光源(波長可変レーザーおよび第1の調整部)
30 検出部 32 イメージセンサー
40 演算処理部

Claims (6)

  1. 所定の参照面および測定対象物である平行平面板の被測定面に、互いに干渉しない異なる波長を有する複数種の可干渉光を照射する第1のステップと、
    前記複数種の可干渉光が照射された前記参照面および前記被測定面からの反射光に基づいて形成される干渉縞を検出する第2のステップと、
    前記検出した干渉縞の光強度分布に基づいて前記被測定面の高さを測定する第3のステップとを有し、
    前記第1のステップにおいて、前記平行平面板における前記被測定面と反対側の面からの反射光の影響を排除するように前記異なる波長同士の関係および前記参照面と前記被測定面との間の光学距離を調整した状態で、前記複数の可干渉光を照射することを特徴とする干渉測定方法。
  2. 前記複数種の可干渉光は2種類の可干渉光であり、
    前記2種類の可干渉光のうち一方の波長をλ1としてk1=(2×π)/λ1とし、他方の波長をλ2としてk2=(2×π)/λ2とし、前記被測定面と前記反対側の面との間の光学距離をdonとし、任意の整数をMとしたとき、次式
    (k2×don)=(k1×don)+π+(2×π×M)
    の関係を満たすように前記異なる波長同士の関係を調整するとともに、
    前記参照面と前記被測定面との間の光学距離をdroとし、任意の整数をNとしたとき、次式
    (k2×dro)=(k1×dro)+(2×π×N)
    の関係を満たすように前記参照面と前記被測定面との間の光学距離を調整することを特徴とする請求項1に記載の干渉測定方法。
  3. 前記第1のステップにおいて、前記2種類の可干渉光のうち一方を周波数安定化レーザーにより照射するとともに、他方を波長可変レーザーにより照射し、
    前記波長可変レーザーを用いて前記異なる波長同士の関係を調整することを特徴とする請求項2に記載の干渉測定方法。
  4. 所定の参照面および測定対象物である平行平面板の被測定面に、互いに干渉しない異なる波長を有する複数種の可干渉光を照射する照明部と、
    前記複数種の可干渉光が照射された前記参照面および前記被測定面からの反射光に基づいて形成される干渉縞を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された干渉縞の光強度分布に基づいて前記被測定面の高さを測定する測定部とを備え、
    前記照明部は、前記平行平面板における前記被測定面と反対側の面からの反射光の影響を排除するように前記異なる波長同士の関係を調整する第1の調整部および、前記影響を排除するように前記参照面と前記被測定面との間の光学距離を調整する第2の調整部を有することを特徴とする干渉計。
  5. 前記複数種の可干渉光は2種類の可干渉光であり、
    前記第1の調整部は、前記2種類の可干渉光のうち一方の波長をλ1としてk1=(2×π)/λ1とし、他方の波長をλ2としてk2=(2×π)/λ2とし、前記被測定面と前記反対側の面との間の光学距離をdonとし、任意の整数をMとしたとき、次式
    (k2×don)=(k1×don)+π+(2×π×M)
    の関係を満たすように前記異なる波長同士の関係を調整するとともに、
    前記第2の調整部は、前記参照面と前記被測定面との間の光学距離をdroとし、任意の整数をNとしたとき、次式
    (k2×dro)=(k1×dro)+(2×π×N)
    の関係を満たすように前記参照面と前記被測定面との間の光学距離を調整することを特徴とする請求項4に記載の干渉計。
  6. 前記照明部は、前記2種類の可干渉光の光源として、前記2種類の可干渉光のうち一方を照射する周波数安定化レーザーと、他方を照射する波長可変レーザーとを有し、
    前記第1の調整部は、前記波長可変レーザーを利用して前記異なる波長同士の関係を調整することを特徴とする請求項5に記載の干渉計。
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