JP2010007828A - 感熱動作クラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルト駆動式のウオーターポンプを使用した場合に、暖機を促進することができる駆動系の構造を提供する。
【解決手段】内輪22と外輪21との間にころ24を噛み込ませることにより動力伝達し、噛み込みを規制する(噛み込ませない)ことにより動力を遮断する構成のクラッチにおいて、ころ24を保持する保持器23に外輪21側から複数個のバイメタル26を係合させ、温度変化によるバイメタル26の変形で保持器23を移動させる。このような感熱動作クラッチ2をウオーターポンプの駆動系に使用することにより、温度に応じて動力の伝達/遮断を切り替えることができるので、エンジンの温度が低い間(暖機前)は動力を遮断して冷却を行わず、暖機を促進することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば自動車においてエンジンの冷却水を循環させるためのウオーターポンプに、エンジンの動力を伝達するクラッチの構造に関する。
ベルト駆動式のウオーターポンプは、冷却水を圧送するインペラのシャフトにプーリが固定されており、このプーリとエンジンとの間にベルトが張架されている。このようなウオーターポンプは、エンジン始動と同時にインペラが回転駆動され、冷却水の循環を開始する(例えば、特許文献1参照。)。熱媒体としての冷却水は、エンジンのウオータージャケットから吸収した熱を、ラジエータで放出する。エンジン回転数が高くなるとウオーターポンプも高回転となり、エンジン冷却効果を高める。
特開2004−162629号公報(図2)
ところが、上記のようなベルト駆動式のウオーターポンプは、エンジン始動直後で、まだエンジンが十分に暖まっていない間(暖機前)にも冷却水を循環させるので、暖機を遅らせる。特に、周囲温度が低温の場合には、暖機の遅延も増大する。暖機前は、暖機後に比べて燃費が悪く、従って、燃費向上のためには、できるだけ迅速な暖機が望まれる。
かかる従来の問題点に鑑み、本発明は、ベルト駆動式のウオーターポンプを使用した場合に、暖機を促進することができる駆動系の構造を提供することを目的とする。
本発明の感熱動作クラッチは、内輪と、前記内輪との間に、径方向隙間が周方向に漸減する空間領域を複数箇所形成した外輪と、前記複数箇所の空間領域にそれぞれ配置された複数のころと、前記内輪と前記外輪との間にあって前記ころを保持し、前記ころを内外輪間に噛み込ませる動力伝達位置から内外輪間での噛み込みを規制する動力遮断位置までの間で、周方向に移動可能な保持器と、前記保持器に保持され、前記ころを噛み込みの方向に付勢する弾性体と、温度変化によって変形を生じ、当該変形により前記保持器を前記動力伝達位置及び動力遮断位置の一方から他方へ移動させる感熱駆動体とを備えたものである。
上記の感熱動作クラッチは、温度変化による感熱駆動体の変形により保持器を移動させ、ころを内外輪間に噛み込ませることにより動力を伝達し、また、噛み込みを規制することで動力を遮断する。これにより、温度に応じて動力の伝達/遮断を切り替えることができるので、ベルト駆動式のウオーターポンプを回転駆動するための駆動系に当該クラッチを使用すれば、エンジンの温度が低い間(暖機前)は動力を遮断して冷却を行わず、暖機を促進することができる。
一方、本発明の感熱動作クラッチは、ベルト駆動式のウオーターポンプのインペラシャフトを支持する内輪と、前記内輪との間に、径方向隙間が周方向に漸減する空間領域を複数箇所形成し、エンジンによって回転駆動される外輪と、前記複数箇所の空間領域にそれぞれ配置された複数のころと、前記内輪と前記外輪との間にあって前記ころを保持し、前記ころを内外輪間に噛み込ませる動力伝達位置と、内外輪間での噛み込みを規制する動力遮断位置との間で、周方向に移動可能な保持器と、前記保持器に保持され、前記ころを噛み込みの方向に付勢する弾性体と、前記エンジンからの熱伝導に依存した温度変化によって変形を生じ、当該変形により前記保持器を前記動力遮断位置及び前記動力伝達位置の一方から他方へ移動させる感熱駆動体とを備えたものであってもよい。
上記のように構成された感熱動作クラッチでは、温度変化による感熱駆動体の変形により保持器を移動させ、ころを内外輪間に噛み込ませることにより動力を伝達し、また、噛み込みを規制することで動力を遮断する。これにより、温度に応じて動力の伝達/遮断を切り替えることができるので、エンジンの温度が低い間(暖機前)は動力を遮断して冷却を行わず、暖機を促進することができる。
また、上記感熱動作クラッチにおいて、感熱駆動体は、基端が外輪に固定され、先端が保持器に係合したバイメタルであり、周方向に複数個設けられているものであってもよい。
この場合、簡素なバイメタルを設けるだけで温度に応じたクラッチ動作が可能となる。また、周方向に複数個設けることで、保持器を確実に移動させることができる。
本発明の感熱動作クラッチによれば、ベルト駆動式のウオーターポンプを回転駆動するための駆動系に当該クラッチを使用することにより、エンジンの温度が低い間(暖機前)は動力を遮断して冷却を行わず、暖機を促進することができるので、燃費の向上に寄与する。
図1は、本発明の一実施形態に係る感熱動作クラッチ2を使用した、ウオーターポンプ1の駆動系を示す断面図である。当該ウオーターポンプ1は、自動車のエンジンルームに搭載される。図において、ウオーターポンプ1のインペラシャフト11は、円筒状の外輪12との間に、複数のころ13及び玉14を有し、外輪12に対して軸周りに回転自在である。外輪12は、ウオーターポンプ1のハウジング15に挿嵌され、固定されている。ウオーターポンプ1内にあるインペラシャフト11の右端部には、冷却水を圧送するためのインペラ16が設けられている。外輪12の軸方向両端部近傍において外輪12の内周面とインペラシャフト11の外周面と間にできる隙間は、シール17によって封止されている。
インペラシャフト11の左端側には、互いに内外輪を共有する感熱動作クラッチ2及びサポートベアリング3が装着され、これらを介してプーリ4が装着されている。プーリ4にはベルト5が張架され、このベルト5は、エンジン(図示せず。)により駆動される。感熱動作クラッチ2は、プーリ4に与えられた回転駆動力を、ウオーターポンプ1のインペラシャフト11に伝達するか又は、インペラシャフト11に伝達しないよう遮断する。サポートベアリング3は、感熱動作クラッチ2の遮断時に、回転しないインペラシャフト11に対して、プーリ4を回転自在に支持する。
図2の(a)は、図1における感熱動作クラッチ2のII−II線断面図である。この感熱動作クラッチ2は、一方向クラッチの一種である。図の(a)において、感熱動作クラッチ2は、外輪21と、内輪22と、保持器23と、ころ24と、ばね25と、バイメタル26とを備えている。内輪22は円筒状であって、インペラシャフト11と同心状に外嵌され、互いに一体に回転する。外輪21の外周面は円筒面であるが、内周面は図示のような所定の断面形状となっている。すなわち、内周面には、カム面21a及び、カム面21aの終端側に位置する突起部21bが形成され、突起部21bの周方向端面21cは保持器23のストッパとなる。当該カム面21a及び突起部21bは、周方向に120度位相がずれた3箇所の位置に形成されている。
内輪22と外輪21との間にある保持器23は、断面が3箇所に現れているが、全体として1つのリング状部材である。保持器23は、外輪21に形成された3箇所の突起部21bと係合することにより、径方向にはほとんど動かない。一方、保持器23は、ころ24を保持しつつ、周方向に所定範囲で移動可能である。保持器23には、ころ24を保持する3個のポケットPが周方向に等間隔で形成されている。ポケットPに対して反時計回り方向にある端面23aところ24との間に、若干圧縮された状態のばね25が装着されている。また、ころ24は、ポケットPに対して時計回り方向にある端面23bと当接している。さらに、保持機23のもう一つの端面23cは、外輪21の突起部21bにおける周方向端面21cに当接している。
保持器23の外周面上の3箇所には、軸方向への溝23dが形成されており、この溝23dに、バイメタル26の先端が係合している。バイメタル26は、その先端が感熱動作クラッチ2の径方向内方に向けられた状態で、基端を外輪21に埋め込むように、周方向に120度間隔で固定されている。このバイメタル26は、時計回り方向側にある金属板より他方の金属板の熱膨張率が大きいことにより、温度上昇に伴って先端が時計回り方向に移動するように変形する。バイメタル26は、このような変形又はその逆の復帰動作により、保持器23を後述の動力伝達位置及び動力遮断位置の一方から他方へ移動させる「感熱駆動体」となっている。
図3は、図2の(a)の一部拡大図である。図において、インペラシャフト11の中心Oからカム面21aまでの距離Rは、時計回り方向に漸次小さくなる。従って、内輪22の外周面と外輪21のカム面21aとの間には、径方向隙間が時計回り方向に漸減する空間領域Sが、感熱動作クラッチ2全体で120度ごとに3箇所、形成されている。少なくとも常温若しくはそれ以下の温度では保持器23は、図示の位置、すなわち反時計回り方向への移動終端にあり、端面23cは突起部21bの周方向端面21cに当接している。
エンジン始動により外輪21が図3の反時計回り方向に回転すると、保持器23、ばね
25及びころ24も共に回転する。ころ24は、図示のように内輪22に接しているとすると、静止している内輪22との摩擦によって反時計回り方向に自転するが、外輪21との間には隙間があることによって、エンジンの動力が遮断され、内輪22は回転しない。また、図4に示すように、回転の遠心力により、ころ24がカム面21aに当接すると、ころ24と内輪22の外周面との間に隙間ができる。この状態でも同様に、エンジンの動力は遮断され、内輪22は回転しない。
すなわち、保持器23が図2の(a)の状態にあるときは、ころ24が内外輪間に噛み込まれることはなく、動力は遮断される。この保持器23の位置を、動力遮断位置という。保持器23が動力遮断位置にあるとき、インペラシャフト11は回転駆動されず、ウオーターポンプ1は(図1)停止している。従って、冷却水は循環せず、エンジンは迅速に温度上昇する。エンジンの熱は、ハウジング15(図1)や冷却水からインペラシャフト11を介して感熱動作クラッチ2の内輪22に伝導する。さらに、熱は、内輪22から玉3を介して外輪21や、バイメタル26にも伝導する。
バイメタル26は、温度上昇により変形し、徐々に、図2の(a)の状態から(b)の状態に達する。(b)の状態では、バイメタル26はその先端が時計回り方向に移動し、それによって保持器23が時計回り方向に移動する。図5は、図2の(b)の一部拡大図である。図4の位置にあったころ24は、保持器23の移動により、内輪22と外輪21(カム面21a)との径方向隙間が周方向に漸減する空間領域Sに深く押し込まれる。そして、外輪21と共に回転している(自転しないで公転している)ころ24が、静止している内輪22に接触したとき、反時計回り方向に自転しようとし、内外輪間に噛み込まれる。これにより、動力が伝達され、外輪21と共に内輪22及びインペラシャフト11が回転する状態となる。
すなわち、保持器23が図2の(b)の状態にあるときは、ころ24が内外輪間に噛み込まれ、動力が伝達される。この保持器23の位置を、動力伝達位置という。保持器23が動力伝達位置にあるとき、インペラシャフト11は回転駆動され、ウオーターポンプ1が冷却水を循環させる。従って、エンジンの冷却が開始され、エンジンの過熱が抑制される。
エンジンから間接的に熱が伝導するバイメタル26の温度は、エンジンの温度とは異なるが、概ね対応関係にある。そこで、エンジンの燃費が良くなるための所定温度(例えば60〜70℃)に対応する温度にバイメタル26が達したとき、変形によって図2の(b)の状態になるように、バイメタル26を設計する。これにより、エンジンが所定温度以上になったとき、感熱動作クラッチ2は動力伝達を開始し、冷却を開始する。言い換えれば、エンジンが所定温度未満のときは、動力を遮断して、冷却を行わない。
一方、エンジン停止後、エンジンが自然に冷えると、バイメタル26の温度が低下して変形(曲がり)が解消され、元の直線状の状態に戻る。これにより、保持器23は、図2の(b)に示す動力伝達位置から(a)に示す動力遮断位置まで移動する。
以上のように、上記の感熱動作クラッチ2は、温度変化によるバイメタル26の変形により保持器23を移動させ、ころ24を内外輪間に噛み込ませることにより動力を伝達し、また、噛み込みを規制することで動力を遮断する。これにより、温度に応じて動力の伝達/遮断を切り替えることができるので、ベルト駆動式のウオーターポンプ1を回転駆動するための駆動系に当該クラッチを使用することによって、エンジンの温度が低い間(暖機前)は動力を遮断して冷却を行わず、暖機を促進することができる。これにより、燃費が比較的悪い暖機前の時間が短縮されるので、燃費の向上に寄与する。また、簡素なバイメタル26を設けるだけで温度に応じたクラッチ動作が可能となり、しかも、バイメタル26を周方向に複数個設けることで、保持器23を確実に移動させることができる。
なお、上記実施形態では図2に示すように、温度上昇でバイメタル26が所望の方向に曲がることにより保持器23を移動させるようにしたが、逆に、暖機後、所定温度に達した状態で直線状のバイメタルが、温度の下降により曲がることで保持器23を移動させるようにしてもよい。
図6は、その一例を示す断面図である。この場合、温度が低い場合には(a)に示すように、バイメタル26が曲がっており、保持器23は動力遮断位置にある。温度が上昇して所定温度に達すると、バイメタル26は(b)に示す直線状の状態となり、保持器23は動力伝達位置にある。この場合、エンジンの暖機後の温度に相当する所定温度でバイメタル26を製作することにより、バイメタル26が直線状となる温度の設定が容易になるので、所定温度で保持器23が図6の(b)の動力伝達位置に達することの確実性を高めることができる。
なお、上記実施形態では感熱駆動体としてバイメタル26を使用したが、これに代えて、同様な温度による変形を生じる形状記憶合金を使用してもよい。
また、上記実施形態におけるバイメタル26は、保持器23に対して径方向外方から溝23dに係合するが、溝23dに対して感熱動作クラッチ2の軸方向から(保持器23に対して側面から)係合させることも可能である。
また、上記実施形態におけるばね25に代えて、他の弾性体、例えばゴムを使用することも可能である。
なお、上記実施形態では、ころ24やカム面21aの数が3であることを前提とした構成を示したが、4以上であっても同様に、バイメタル等の感熱駆動体を用いて保持器を駆動することが可能である。また、ころ24の数と、感熱駆動体の数とが互いに同じでなくてもよい。例えば、ころ6個に対して感熱駆動体3個、という構成も可能である。
また、上記実施形態では、カム面21aは外輪側に設けられているが、内輪側に設けることも可能である。
なお、上記実施形態における感熱動作クラッチ2はウオーターポンプ用であることとの関係で、低温時の動力遮断の状態から温度上昇により動力伝達の状態となるものであるが、逆に、低温時の動力伝達の状態から温度上昇により動力遮断の状態となることが必要なクラッチとしての用途には、例えば、低温時にバイメタル26が図6の(b)の状態にあり、温度上昇により(a)の状態になるようにすればよい。
本発明の一実施形態に係る感熱動作クラッチを使用した、ウオーターポンプの駆動系を示す断面図である。 図1における感熱動作クラッチのII−II線断面図であり、(a)は動力遮断の状態を、(b)は動力伝達の状態を、それぞれ示している。 図2の(a)の部分拡大図である。 図3の状態から、ころが遠心力で径方向外方へ動いた状態を示す図である。 図2の(b)の部分拡大図である。 温度と、バイメタルの伸縮との関係を、図2とは逆にした状態の断面図である。
符号の説明
1 ウオーターポンプ
2 感熱動作クラッチ
11 インペラシャフト
21 外輪
22 内輪
23 保持器
24 ころ
25 ばね(弾性体)
26 バイメタル(感熱駆動体)

Claims (3)

  1. 内輪と、
    前記内輪との間に、径方向隙間が周方向に漸減する空間領域を複数箇所形成した外輪と、
    前記複数箇所の空間領域にそれぞれ配置された複数のころと、
    前記内輪と前記外輪との間にあって前記ころを保持し、前記ころを内外輪間に噛み込ませる動力伝達位置から内外輪間での噛み込みを規制する動力遮断位置までの間で、周方向に移動可能な保持器と、
    前記保持器に保持され、前記ころを噛み込みの方向に付勢する弾性体と、
    温度変化によって変形を生じ、当該変形により前記保持器を前記動力伝達位置及び動力遮断位置の一方から他方へ移動させる感熱駆動体と
    を備えたことを特徴とする感熱動作クラッチ。
  2. ベルト駆動式のウオーターポンプのインペラシャフトを支持する内輪と、
    前記内輪との間に、径方向隙間が周方向に漸減する空間領域を複数箇所形成し、エンジンによって回転駆動される外輪と、
    前記複数箇所の空間領域にそれぞれ配置された複数のころと、
    前記内輪と前記外輪との間にあって前記ころを保持し、前記ころを内外輪間に噛み込ませる動力伝達位置と、内外輪間での噛み込みを規制する動力遮断位置との間で、周方向に移動可能な保持器と、
    前記保持器に保持され、前記ころを噛み込みの方向に付勢する弾性体と、
    前記エンジンからの熱伝導に依存した温度変化によって変形を生じ、当該変形により前記保持器を前記動力遮断位置及び前記動力伝達位置の一方から他方へ移動させる感熱駆動体と
    を備えたことを特徴とする感熱動作クラッチ。
  3. 前記感熱駆動体は、基端が前記外輪に固定され、先端が前記保持器に係合したバイメタルであり、周方向に複数個設けられている請求項1又は2に記載の感熱動作クラッチ。
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