JP2010007491A - 車両の制御装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダウンシフト中にエンジン出力を増加させる制御が行なわれる車両において、エンジン回転数を高回転領域に維持するダウンシフトを可能にしつつ、ダウンシフト変速中のエンジン回転数が許容回転数を超えることを抑制する。
【解決手段】ECUは、ダウンシフトが開始された場合、ブリッピング量の通常値を算出し(S200)、ダウンシフト開始前にダウンシフト許可回転数の上昇処理が行なわれていた場合(S210にてYES)、車速Vに基づいて現在の減速度ΔVを算出し(S220、S230)、現在の減速度ΔVがダウンシフト要求時の減速度ΔVSよりも小さいと(S240にてYES)、通常値よりもブリッピング量を低下させる(S250)。
【選択図】図5
【解決手段】ECUは、ダウンシフトが開始された場合、ブリッピング量の通常値を算出し(S200)、ダウンシフト開始前にダウンシフト許可回転数の上昇処理が行なわれていた場合(S210にてYES)、車速Vに基づいて現在の減速度ΔVを算出し(S220、S230)、現在の減速度ΔVがダウンシフト要求時の減速度ΔVSよりも小さいと(S240にてYES)、通常値よりもブリッピング量を低下させる(S250)。
【選択図】図5
Description
本発明は、エンジンと変速機とを備えた車両の制御に関し、特に、ダウンシフト時のエンジン回転数を高回転に維持する制御に関する。
従来、マニュアルトランスミッションはクラッチを介してエンジンに接続され、クラッチ操作と変速操作とが運転者によって行なわれていた。近年、従来のマニュアルトランスミッションにアクチュエータを接続して、クラッチ操作と変速操作とを自動化したトランスミッションが開発されている。このようなトランスミッションは、運転者の運転操作の負担軽減を図りつつ、マニュアルトランスミッション車ならではの軽快かつダイレクト感のあるスポーティな走行が可能である。
また、トルクコンバータを介してエンジンに接続される遊星歯車式の有段自動変速機やベルト式の無段自動変速機において、運転者のシフトレバー操作に応じて変速を行なうようにしたマニュアルモードが設定されているものもある。
特開2006−258125号公報(特許文献1)は、エンジンの回転数を高回転領域に維持しつつ変速を行なうことができる変速機の制御装置を開示する。特開2006−258125号公報に開示された制御装置は、車両に搭載された変速機を制御する。この制御装置は、運転者の操作による変速機のダウンシフト要求を検出するための手段と、変速機の入力軸に接続された内燃機関の回転数を検出するための検出手段と、内燃機関の回転数が予め定められたダウンシフト許可回転数以上であると、ダウンシフト要求を許可しないように変速機を制御するための制御手段と、車両の減速の度合いが大きいと、ダウンシフト許可回転数を上昇するように変更するための変更手段とを含む。
特開2006−258125号公報に開示された制御装置によると、車両の減速の度合いが大きい場合には、ダウンシフト変速中にも内燃機関の回転数が低下する。このため、ダウンシフト許可回転数を下回って初めてダウンシフトを許可していたのでは、ダウンシフト変速中に内燃機関の回転数が低下し過ぎてしまいダウンシフト変速後の内燃機関の回転数が内燃機関の許容回転数から低下し過ぎる。このため、変更手段により、車両の減速の度合いが大きい場合には、変速時間中に低下する内燃機関の回転数分を考慮して、ダウンシフト許可回転数を上昇して、ダウンシフト変速を前出しして、ダウンシフト変速完了時に内燃機関の許容回転数にすることができる。その結果、内燃機関の回転数を高回転領域に維持しつつ変速を行なうことができる、変速機の制御装置を提供することができる。
特開2006−258125号公報
特開2006−57716号公報
特開2005−315180号公報
ところで、ダウンシフト変速中にエンジン回転数を増加させるように内燃機関の出力を増加させる制御(以下、「ブリッピング制御」ともいう)を自動的に行なう車両が実用化されている。クラッチ操作と変速操作とが自動化された車両において、このブリッピング制御によってダウンシフト変速中(クラッチ解放中)にエンジン回転数をダウンシフト後の変速機の入力軸回転数に同期するように増加させることによって、ダウンシフト変速完了時(クラッチ接続時)のショックの低減やダウンシフト変速時間の短縮が図られる。また、上述したトルクコンバータを有する車両において、ブリッピング制御を行なうことにより、ダウンシフト変速中に変速機の入力軸回転数と出力軸回転数とをダウンシフト後の変速比で同期させることも可能である。
このようなブリッピング制御が実行される車両において、特開2006−258125号公報に開示された制御装置のように、車両の減速の度合いが大きい場合にダウンシフト許可回転数を上昇させた場合、ダウンシフト変速中に車両の減速の度合いが小さくなると、ブリッピング制御のよるエンジン回転数の増加量によってはダウンシフト変速中に内燃機関の回転数が許容回転数を超えてしまう可能性がある。しかしながら、特開2006−258125号公報においては、ダウンシフト変速中にブリッピング制御を行なう場合について何ら考慮されていない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ダウンシフト中に内燃機関の出力を増加させる制御が行なわれる車両において、内燃機関の回転数を高回転領域に維持するダウンシフトを可能にしつつ、ダウンシフト変速中の内燃機関の回転数が許容回転数を超えることを抑制することができる、車両の制御装置および制御方法を提供することである。
第1の発明に係る制御装置は、内燃機関と、入力軸が内燃機関に接続され、出力軸が駆動輪に接続される変速機とを備えた車両を制御する。この制御装置は、変速機のダウンシフト要求を検出するための要求検出手段と、内燃機関の回転数を検出するための回転数検出手段と、要求検出手段によってダウンシフト要求が検出された場合、ダウンシフト要求検出時の第1の車両減速度に基づいて増加されるダウンシフト許可回転数よりも内燃機関の回転数が低いときに、ダウンシフト要求を許可してダウンシフトを開始するための変速制御手段と、変速制御手段によるダウンシフト変速中に、内燃機関の出力を増加させるように内燃機関を制御するための増加制御手段とを含む。増加制御手段は、ダウンシフト変速中の第2の車両減速度を算出し、算出された第2の車両減速度が第1の車両減速度よりも小さい場合に、内燃機関の出力の増加量を低下させる。
第2の発明に係る制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、変速制御手段は、第1の車両減速度が予め定められた減速度よりも大きい場合にダウンシフト許可回転数を増加させる。増加制御手段は、変速制御手段によってダウンシフト許可回転数が増加された場合で、かつ第2の車両減速度が第1の車両減速度よりも小さい場合に、内燃機関の出力の増加量を低下させる。
第3の発明に係る制御装置においては、第1または2の発明の構成に加えて、増加制御手段は、第2の車両減速度が小さい場合は大きい場合に比べてダウンシフト変速中の内燃機関の回転数の増加量が小さくなるように、内燃機関の出力の増加量を低下させる。
第4の発明に係る制御装置においては、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、増加制御手段は、第1の車両減速度と第2の車両減速度との差が大きいほどダウンシフト変速中の内燃機関の回転数の増加量が小さくなるように、内燃機関の出力の増加量を低下させる。
第5の発明に係る制御装置においては、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、増加制御手段は、ダウンシフト変速中の内燃機関の回転数が予め定められた最大許容回転数よりも小さくなるように、内燃機関の出力の増加量を低下させる。
第6の発明に係る制御装置においては、第1〜5のいずれかの発明の構成に加えて、車両には、内燃機関と変速機との間に設けられたクラッチ機構と、クラッチ機構の係合および解放を行なうアクチュエータとが備えられる。制御装置は、ダウンシフト変速中にクラッチ機構が解放されるようにアクチュエータを制御するためのクラッチ制御手段をさらに含む。増加制御手段は、クラッチ制御手段によってクラッチ機構が解放されている時に内燃機関の回転数を増加させるように、内燃機関の出力を増加させる。
第7〜12の発明に係る制御方法は、それぞれ第1〜6の発明に係る制御装置と同様の要件を備える。
本発明によれば、ダウンシフト変速中に内燃機関の出力を増加する際(ブリッピング制御を実行する際)、ダウンシフト変速中の車両減速度(第2の車両減速度)を継続して算出し、第2の車両減速度がダウンシフト要求時の車両減速度(第1の車両減速度)よりも小さい場合には、内燃機関の出力の増加量を低下させる。これにより、車両減速度がダウンシフト変速中に低下した場合であっても、ダウンシフト変速中にエンジン回転数が許容回転数を超えることを抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるECU100を含む車両のブロックについて説明する。この車両は、エンジン220と、自動変速機112と、エンジン220と自動変速機112との間に設けられるクラッチ122とを含む。
自動変速機112は、シフト&セレクトアクチュエータ110によって制御される自動変速機である。自動変速機112は、通常のマニュアル変速機と同様に各変速ギア段ごとに別々の歯車を噛み合わせる変速ギヤ機構を備える。
自動変速機112の入力軸は、クラッチ122を介してエンジン220のクランクシャフトに接続され、自動変速機112の出力軸は、デファレンシャルギヤなどを介して駆動輪に接続される。エンジン220の回転が自動変速機112によって変速されて駆動輪に伝達されることにより、この車両は走行する。
自動変速機112は、マルチモードマニュアルトランスミッションとも呼ばれるものであって、運転者のシフト操作によりアップシフトおよびダウンシフトを実行する手動モードと、予め定められた変速マップに従ってアップシフトおよびダウンシフトを実行する自動モードとを有する。なお、自動モードを有さなくてもよい。さらに、本発明が適用される変速機は、このような自動変速機に限定されない。たとえば、トルクコンバータを介してエンジンに接続される遊星歯車式の自動変速機やベルト式の無段変速機等の自動変速機であってもよい。
シフト&セレクトアクチュエータ110は、たとえば、シフト作動用電動モータ、セレクト作動用電動モータ、減速用ギヤ類(シフト用としてベベルギヤ、セレクト用としてラックアンドピニオン)、シフトストロークセンサ、セレクトストロークセンサなどを主要構成部品とするユニット部品である。このシフト&セレクトアクチュエータ110は、モータ駆動により、減速ギヤを介して、シフト作動およびセレクト作動を実施する。シフトについては、モータ出力によりトランスミッションのシフト荷重を制御する。シフト&セレクトアクチュエータ110は、ECU100からの制御信号に応じて、自動変速機112の変速制御を行なう。
クラッチ122は、クラッチアクチュエータ120によって制御(係合/解放)される。クラッチ122が係合(接続)されると、エンジン220の動力が自動変速機112に伝達され、クラッチ122が解放(遮断)されると、エンジン220から自動変速機112への動力伝達が遮断される。
クラッチアクチュエータ120は、たとえば、その主要構成部品として、クラッチ作動用電動モータ、減速用ウォームギヤ、アシストスプリングおよびクラッチストロークセンサからなるユニット部品である。クラッチアクチュエータ120は、モータ駆動により、減速ギヤを介してクラッチの解放および係合を実施する。クラッチアクチュエータ120は、ECU100からの制御信号に応じて、クラッチ122の解放制御および係合制御を行なう。
エンジン220の出力は、燃料噴射量、あるいは電子スロットルバルブの開度(スロットル開度)βによって調整される吸入空気量によって制御される。電子スロットルバルブのスロットル開度βは、電子スロットル制御システム210によって制御される。
ECU100には、ギヤポジションセンサ130、入力軸回転数センサ140、出力軸回転数センサ150、シフトレバーポジションセンサ160、クラッチストロークセンサ170、車速センサ180、Gセンサ182、ブレーキストロークセンサ184、ブレーキマスタ圧センサ186、エンジン回転数センサ230、アクセルポジションセンサ240、スロットル開度センサ250、およびエンジントルクセンサ260がハーネスなどによって接続される。
ギヤポジションセンサ130は、自動変速機112で形成されている変速ギヤ段を検出する。入力軸回転数センサ140は、自動変速機112の入力軸回転数NINを検出する。出力軸回転数センサ150は、自動変速機112の出力軸回転数NOUTを検出する。シフトレバーポジションセンサ160は、シフトレバーの位置を検出する。クラッチストロークセンサ170は、クラッチ122のストローク量を検出する。車速センサ180は、車速Vを検出する。Gセンサ182は、車両の前後方向の加減速度を検出する。ブレーキストロークセンサ184は、ブレーキペダルのストローク量を検出する。ブレーキマスタ圧センサ186は、ブレーキマスタシリンダ内の油圧を検出する。エンジン回転数センサ230は、エンジン回転数NEを検出する。アクセルポジションセンサ240は、アクセル開度αを検出する。スロットル開度センサ250は、スロットル開度βを検出する。エンジントルクセンサ260は、エンジントルクTEを検出する。これらのセンサは、検出結果を示す信号をECU100に出力する。
図2に本発明の実施の形態に係るECU100で制御される車両におけるシフトパターンを示す。図2に示すシフトパターンは右ハンドル用のシフトパターンであって、左ハンドル用は左右対称のパターンとなる。図2に示すように、このシフトパターンにより、変速機を、後進走行ポジション(Rポジション)、ニュートラルポジション(Nポジション)、自動変速ポジション(Eポジション)、手動変速ポジション(Mポジション)およびMポジションにおけるアップシフト(+)、ダウンシフト(−)を運転者が選択することができる。
図2に示すシフトパターンにおけるシフトレバーの位置が、シフトレバーポジションセンサ160により検出されて、ECU100に入力される。ECU100は、この入力信号に基づいて、シフト&セレクトアクチュエータ110を制御する。また、ECU100は、変速が行なわれる場合に、クラッチ112の操作を自動的に行なう。すなわち、ECU100は、変速開始時にクラッチ122を解放し、変速完了時にクラッチ122を係合させるように、クラッチアクチュエータ120に制御信号を出力する。
ECU100は、運転者が変速機のポジションを手動変速ポジション(Mポジション)にして、ダウンシフト(−)側にシフトレバーを移動させてダウンシフトを要求した場合であっても、ダウンシフト要求時のエンジン回転数NEがダウンシフト許可回転数よりも低下するまではダウンシフトを許可しない。ダウンシフト後のエンジン回転数NEを最大許容エンジン回転数NEmaxよりも低く維持するためである。
しかしながら、車両が減速している場合には、ダウンシフト変速している間にもエンジン回転数NEは低下し続ける。このため、ダウンシフト要求時の車速でダウンシフト後のエンジン回転数NEを予測し、その予測回転数が最大許容エンジン回転数NEmaxよりも低いときのみダウンシフトを許可するようにしていると、エンジン回転数NEは時間とともに低下しているので、実際のダウンシフト変速完了時のエンジン回転数NEは最大許容エンジン回転数NEmaxを大きく下回ることがある。これでは、エンジン回転数NEが一旦低下し過ぎてしまいエンジントルクの低下等が発生して運転者の意図と異なる場合がある。そこで、ECU100は、ダウンシフト要求時の車両の減速度に基づいてダウンシフト許可回転数を上昇させる。
さらに、ECU100は、ダウンシフト変速中(特にクラッチ122が解放されてから係合されるまでの間)に、エンジン回転数NEをダウンシフト完了時(クラッチ122の係合時)の自動変速機112の入力軸回転数NINに同期させるように増加させるブリッピング制御を実行する。
具体的には、ECU100は、車両の状態(たとえばエンジン回転数NE、入力軸回転数NIN、出力軸回転数NOUT、ダウンシフト後の変速比など)に基づいて、ダウンシフト中におけるエンジン回転数NEの増加量(以下、「ブリッピング量」ともいう)を算出し、算出されたブリッピング量に応じたスロットル開度βの増加量を算出し、算出されたスロットル開度βの増加量に応じた制御信号(以下、「ブリッピング制御信号」ともいう)を、電子スロットル制御システム210に出力する。これにより、エンジン回転数NEがダウンシフト後の入力軸回転数NINに自動的に同期され、ダウンシフト完了時(クラッチ122係合時)のショックが低減される。
なお、ブリッピング制御信号の出力期間は、ブリッピング制御信号を出力してから実際にエンジン回転数NEが増加するまでの応答遅れなどを考慮して設定される。したがって、たとえばブリッピング制御信号の出力開始タイミングがクラッチ122の解放前となる場合もある。また、ブリッピング制御は、制御開始から予め定められた時間が経過した時点で終了される。なお、ブリッピング制御時間を、ブリッピング量に応じた値に設定してもよい。
以上のような構成を有する車両において、ダウンシフト要求時の車両の減速度に基づいてダウンシフト許可回転数を上昇させた場合、その後のダウンシフト変速中に車両の減速度が小さくなる(ダウンシフト要求時よりも緩やかに減速される)と、ブリッピング量によってはダウンシフト変速中にエンジン回転数NEが最大許容エンジン回転数NEmaxを超えてしまうことが懸念される。
そこで、本発明においては、ダウンシフト変速中において車両の減速度を継続して算出し、ダウンシフト変速中の車両の減速度に基づいてブリッピング量を調整する。
図3に、本実施の形態に係る車両の制御装置であるECU100の機能ブロック図を示す。ECU100は、入力インターフェイス101と、演算処理部102と、記憶部105と、出力インターフェイス106とを含む。
入力インターフェイス101は、上述した各センサからの検出結果を受信して、演算処理部102に送信する。
記憶部105には、各種情報、プログラム、しきい値、マップ等が記憶され、必要に応じて演算処理部102からデータが読み出されたり、格納されたりする。
演算処理部102は、変速制御を行なう変速制御部103と、ダウンシフト変速中にブリッピング制御を行なうブリッピング制御部104とを含む。
変速制御部103は、ダウンシフト部103Aと、許可回転数制御部103Bとを含む。
ダウンシフト部103Aは、運転者がダウンシフト(−)側にシフトレバーを移動させてダウンシフトを要求した場合、クラッチアクチュエータ120に出力インターフェイス106経由で制御信号を出力してクラッチ122の解放制御および係合制御を行なうとともに、シフト&セレクトアクチュエータ110に出力インターフェイス106経由で制御信号を出力して、自動変速機112の変速制御を行なう。この際、ダウンシフト部103Aは、ダウンシフト要求時のエンジン回転数NEがダウンシフト許可回転数よりも低下するまではダウンシフトを許可しない。
許可回転数制御部103Bは、ダウンシフト要求があった場合、ダウンシフト部103Aがダウンシフトを行なう前に、ダウンシフト要求時の減速度ΔVSがしきい値よりも大きいか否かを判断し、ダウンシフト要求時の減速度ΔVSがしきい値よりも大きい場合には、ダウンシフト許可回転数を増加させる。これにより、ダウンシフト後においてもエンジン回転数NEが高回転に維持される。
ブリッピング制御部104は、減速度算出部104Aと、ブリッピング量調整部104Bとを含む。
減速度算出部104Aは、ダウンシフト部103Aによるダウンシフト変速中に、車両の減速度ΔVを継続して算出する。
ブリッピング量調整部104Bは、減速度算出部104Aによって算出された減速度ΔVがダウンシフト要求時の減速度ΔVSよりも小さい場合には、ダウンシフト変速中のエンジン回転数NEが最大許容エンジン回転数NEmaxを超えることを抑制するために、通常よりもブリッピング量を低下させる。具体的には、ブリッピング量調整部104Bは、スロットル開度βの増加量を低下させるプリッピング制御信号を、電子スロットル制御システム210に出力インターフェイス106経由で出力する。
なお、本実施の形態において、変速制御部103およびブリッピング制御部104は、いずれも演算処理部102であるCPUが記憶部105に記憶されたプログラムを実行することにより実現される、ソフトウェアとして機能するものとして説明するが、ハードウェアにより実現されるようにしてもよい。なお、このようなプログラムは記憶媒体に記録されて車両に搭載される。
図4を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるECU100がダウンシフトを行なう際に実行するプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、ECU100は、ダウンシフト要求を検出したか否かを判断する。この判断は、シフトレバーポジションセンサ160からECU100に入力される信号に基づいて行なわれる。ダウンシフト要求を検出すると(S100にてYES)、処理はS110へ移される。もしそうでないと(S100にてNO)、処理はS100へ戻され、ダウンシフト要求を検出するまで待つ。
S110にて、ECU100は、車速Vを検出する。S120にて、ECU100は、ダウンシフト要求時の減速度(ダウンシフト要求時の車速Vの時間微分値)ΔVSを算出する。なお、このダウンシフト要求時の減速度ΔVSは、車両が減速している場合に正の値になり、車両の減速度合いが大きいほど大きい値となる。
S130にて、ECU100は、ダウンシフト要求時の減速度ΔVSがしきい値よりも大きいか否かを判断する。すなわち、しきい値で表わされる減速度合いよりも大きい減速度合いであるか否かが判断される。ダウンシフト要求時の減速度ΔVSがしきい値よりも大きいと(S130にてYES)、処理はS140へ移される。もしそうでないと(S130にてNO)、処理はS150へ移される。
S140にて、ECU100は、変速時間で低下するエンジン回転数ΔNEを考慮して、ダウンシフト許可回転数を予め定められた初期値よりも上昇させる。
S150にて、ECU100は、ダウンシフト許可回転数を予め定められた初期値のままとして、ダウンシフト許可回転数の上昇を行なわない。
S160にて、ECU100は、エンジン回転数NEを検出する。S170にて、ECU100は、エンジン回転数NEがダウンシフト許可回転数よりも小さいか否かを判断する。エンジン回転数NEがダウンシフト許可回転数よりも小さいと(S170にてYES)、処理はS180へ移される。そうでないと(S170にてNO)、処理はS160に戻され、エンジン回転数NEがダウンシフト許可回転数よりも小さくなるまで、この判断が繰り返えされる。
S180にて、ECU100は、ダウンシフト要求を許可して、ダウンシフトを実行する。
図5を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるECU100がダウンシフト変速中にブリッピング制御を行なう際に実行するプログラムの制御構造について説明する。このプログラムは、ダウンシフトが開始された場合に実行される。
S200にて、ECU100は、たとえばエンジン回転数NE、入力軸回転数NIN、出力軸回転数NOUT、ダウンシフト後の変速比などに基づいて、ブリッピング量(エンジン回転数NEの増加量)を算出する。なお、以下の説明においては、本処理で算出したブリッピング量を「通常値」と記載する場合がある。
S210にて、ECU100は、ダウンシフト開始前にダウンシフト許可回転数の上昇処理(図4のS140の処理)が行なわれたか否かを判断する。ダウンシフト許可回転数の上昇処理が行なわれたと判断した場合(S210にてYES)、処理はS220へ移される。そうでないと(S210にてNO)、処理はS260へ移される。
S220にて、ECU100は、車速Vを検出する。S230にて、ECU100は、現在の減速度(S220で検出された車速Vの時間微分値)ΔVを算出する。なお、この現在の減速度ΔVは、車両が減速している場合に正の値になり、車両の減速度合いが大きいほど大きい値となる。
S240にて、ECU100は、現在の減速度ΔVがダウンシフト要求時の減速度ΔVS(図4のS120の処理で算出された値)よりも小さいか否かを判断する。すなわち、ダウンシフト変速中において、ダウンシフト要求時よりも緩やかに減速されているか否かを判断する。ΔVがΔVSよりも小さいと(S240にてYES)、処理はS250へ移される。そうでないと(S240にてNO)、処理はS260に移される。
S250にて、ECU100は、通常値(S200の処理で算出したブリッピング量)よりもブリッピング量を低下させる。ECU100は、図6に示すように、ΔVSからΔVを減じた値(ΔVS−ΔV)が大きいほど(すなわちΔVSからのΔVの低下量が大きいほど)、ブリッピング量を低下させる。なお、現在の減速度ΔVが小さいほど、ブリッピング量を低下させようにしてもよい。
S260にて、ECU100は、ブリッピング量を通常値のままとして、ブリッピング量の低下を行なわない。
S270にて、ECU100は、ブリッピング量に応じたブリッピング制御信号を、電子スロットル制御システム210に出力する。なお、ブリッピング制御信号の出力開始タイミングは、上述したように、ブリッピング制御信号を出力してから実際にエンジン回転数NEが増加するまでの応答遅れなどを考慮して設定される。
S280にて、ECU100は、ブリッピング制御の終了タイミングであるか否かを判断する。ECU100は、たとえばブリッピング制御の開始から予め定められた時間が経過した場合に、ブリッピング制御の終了タイミングであると判断する。なお、ブリッピング制御の終了タイミングの判断方法はこれに限定されない。ブリッピング制御の終了タイミングであると(S280にてYES)、この処理は終了する。そうでないと(S280にてNO)、処理はS220に移され、ブリッピング制御の終了タイミングとなるまで、ブリッピング量の調整が継続される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係る制御装置であるECU100の動作について、図7に示すタイミングチャートを参照して説明する。
図7は、時刻t1にてN速ギヤ段からN−1速ギヤ段へのダウンシフトが開始された場合における、エンジン回転数NE、減速度ΔV、スロットル開度βの時間変化を示している。なお、図7の破線Aは、減速度ΔVが変速中においてダウンシフト要求時の減速度ΔVSよりも小さくなった場合の出力軸回転数NOUTとN−1速ギヤ比との積(以下、出力軸回転数NOUTとN−1速ギヤ比との積を「変速後同期回転数」とも記載する)を示す。図7の破線Bは、減速度ΔVが変速中においてダウンシフト要求時の減速度ΔVSに維持される場合の変速後同期回転数を示す。
図7に示すように、時刻t1での変速後同期回転数(図7のNE0)が最大許容エンジン回転数NEmaxを超えているにも関わらず、時刻t1にてダウンシフトが開始されてる。これは、ダウンシフト要求時の減速度ΔVSがしきい値よりも大きく(S130にてYES)、ダウンシフト許可回転数が上昇された(S140)ためである。すなわち、ダウンシフト要求時の減速度ΔVSが変速中も維持されると仮定して、変速完了時(時刻t5)における変速後同期回転数(図7のNE2)が最大許容エンジン回転数NEmaxを下回ると予測して、時刻t1でのダウンシフト要求を許可したためである。これにより、エンジン回転数NEを高回転に維持したダウンシフトが可能となる。
ところが、図7に示すように、時刻t1以降のダウンシフト変速中に減速度ΔVがダウンシフト要求時の減速度ΔVSよりも小さくなると、変速完了時におけるエンジン回転数(図7のNE1)は、ダウンシフト要求時の減速度ΔVSが変速中も維持された場合のエンジン回転数(図7のNE2)よりも高くなる。
従来においは、ダウンシフト変速中にブリッピング制御を行なう際、ダウンシフト変速中の減速度ΔVの低下を何ら考慮せずにブリッピング量が決められていた。そのため、図7の一点鎖線に示すように、ブリッピング量によってはダウンシフト変速中にエンジン回転数NEが最大許容エンジン回転数NEmaxを超えてしまう可能性があった。
そこで、本発明においては、ダウンシフト開始前にダウンシフト許可回転数の上昇処理が行なわれていた場合(S210にてYES)、ダウンシフト変速中においても減速度ΔVを継続して算出し(S230)、ダウンシフト変速中の減速度ΔVがダウンシフト要求時の減速度ΔVSよりも小さいか否かを判断する。
そして、ダウンシフト変速中の減速度ΔVがダウンシフト要求時の減速度ΔVSよりも小さくなった場合(S240にてYES)、ブリッピング量を低下させる(S250)。ブリッピング量の低下量は、図6に示したように、ダウンシフト要求時の減速度ΔVSからダウンシフト変速中の減速度ΔVを減じた値が大きいほど(ΔVSからのΔVの低下量が大きいほど)、大きく設定される。そして、ブリッピング量の低下に応じてスロットル開度βを従来の通常値よりも低下させる(S250)。
このブリッピング量の低下(スロットル開度βの低下)によって、ダウンシフト変速中およびダウンシフト後において、エンジン回転数NEが最大許容エンジン回転数NEmaxを超えることを適切に抑制することができる。
以上のように、本実施の形態に係る制御装置は、ダウンシフト変速中にブリッピング制御を行なう際、ダウンシフト変速中において車両の減速度を継続して算出し、ダウンシフト変速中の車両の減速度がダウンシフト要求時の車両の減速度よりも小さい場合には、ブリッピング量を低下させる。これにより、ダウンシフト変速中の車両の減速度がダウンシフト要求時よりも小さくなった場合であっても、ダウンシフト変速中にエンジン回転数が許容回転数を超えることを抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、上述したフローチャートにおいて、減速度を車速Vの時間微分値として算出したが、たとえば、減速度をGセンサ182の検出結果に基づいて算出するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 ECU、101 入力インターフェイス、102 演算処理部、103A ダウンシフト部、103 変速制御部、103B 許可回転数制御部、104 ブリッピング制御部、104B ブリッピング量調整部、104A 減速度算出部、105 記憶部、106 出力インターフェイス、110 シフト&セレクトアクチュエータ、112 自動変速機、120 クラッチアクチュエータ、122 クラッチ、130 ギヤポジションセンサ、140 入力軸回転数センサ、150 出力軸回転数センサ、160 シフトレバーポジションセンサ、170 クラッチストロークセンサ、180 車速センサ、182 Gセンサ、184 ブレーキストロークセンサ、186 ブレーキマスタ圧センサ、210 電子スロットル制御システム、220 エンジン、230 エンジン回転数センサ、240 アクセルポジションセンサ、250 スロットル開度センサ、260 エンジントルクセンサ。
Claims (12)
- 内燃機関と、入力軸が前記内燃機関に接続され、出力軸が駆動輪に接続される変速機とを備えた車両の制御装置であって、
前記変速機のダウンシフト要求を検出するための要求検出手段と、
前記内燃機関の回転数を検出するための回転数検出手段と、
前記要求検出手段によって前記ダウンシフト要求が検出された場合、前記ダウンシフト要求検出時の第1の車両減速度に基づいて増加されるダウンシフト許可回転数よりも前記内燃機関の回転数が低いときに、前記ダウンシフト要求を許可してダウンシフトを開始するための変速制御手段と、
前記変速制御手段によるダウンシフト変速中に、前記内燃機関の出力を増加させるように前記内燃機関を制御するための増加制御手段とを含み、
前記増加制御手段は、前記ダウンシフト変速中の第2の車両減速度を算出し、算出された前記第2の車両減速度が前記第1の車両減速度よりも小さい場合に、前記内燃機関の出力の増加量を低下させる、車両の制御装置。 - 前記変速制御手段は、前記第1の車両減速度が予め定められた減速度よりも大きい場合に前記ダウンシフト許可回転数を増加させ、
前記増加制御手段は、前記変速制御手段によって前記ダウンシフト許可回転数が増加された場合で、かつ前記第2の車両減速度が前記第1の車両減速度よりも小さい場合に、前記内燃機関の出力の増加量を低下させる、請求項1に記載の車両の制御装置。 - 前記増加制御手段は、前記第2の車両減速度が小さい場合は大きい場合に比べて前記ダウンシフト変速中の前記内燃機関の回転数の増加量が小さくなるように、前記内燃機関の出力の増加量を低下させる、請求項1または2に記載の車両の制御装置。
- 前記増加制御手段は、前記第1の車両減速度と前記第2の車両減速度との差が大きいほど前記ダウンシフト変速中の前記内燃機関の回転数の増加量が小さくなるように、前記内燃機関の出力の増加量を低下させる、請求項1〜3のいずれかに記載の車両の制御装置。
- 前記増加制御手段は、前記ダウンシフト変速中の前記内燃機関の回転数が予め定められた最大許容回転数よりも小さくなるように、前記内燃機関の出力の増加量を低下させる、請求項1〜3のいずれかに記載の車両の制御装置。
- 前記車両には、前記内燃機関と前記変速機との間に設けられたクラッチ機構と、前記クラッチ機構の係合および解放を行なうアクチュエータとが備えられ、
前記制御装置は、前記ダウンシフト変速中に前記クラッチ機構が解放されるように前記アクチュエータを制御するためのクラッチ制御手段をさらに含み、
前記増加制御手段は、前記クラッチ制御手段によって前記クラッチ機構が解放されている時に前記内燃機関の回転数を増加させるように、前記内燃機関の出力を増加させる、請求項1〜5のいずれかに記載の車両の制御装置。 - 内燃機関と、入力軸が前記内燃機関に接続され、出力軸が駆動輪に接続される変速機とを備えた車両を制御する制御装置が行なう制御方法であって、
前記変速機のダウンシフト要求を検出する要求検出ステップと、
前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出ステップと、
前記要求検出ステップで前記ダウンシフト要求が検出された場合、前記ダウンシフト要求検出時の第1の車両減速度に基づいて増加されるダウンシフト許可回転数よりも前記内燃機関の回転数が低いときに、前記ダウンシフト要求を許可してダウンシフトを開始する変速制御ステップと、
前記変速制御ステップによるダウンシフト変速中に、前記内燃機関の出力を増加させるように前記内燃機関を制御する増加制御ステップとを含み、
前記増加制御ステップは、前記ダウンシフト変速中の第2の車両減速度を算出し、算出された前記第2の車両減速度が前記第1の車両減速度よりも小さい場合に、前記内燃機関の出力の増加量を低下させる、車両の制御方法。 - 前記変速制御ステップは、前記第1の車両減速度が予め定められた減速度よりも大きい場合に前記ダウンシフト許可回転数を増加させ、
前記増加制御ステップは、前記変速制御ステップで前記ダウンシフト許可回転数が増加された場合で、かつ前記第2の車両減速度が前記第1の車両減速度よりも小さい場合に、前記内燃機関の出力の増加量を低下させる、請求項7に記載の車両の制御方法。 - 前記増加制御ステップは、前記第2の車両減速度が小さい場合は大きい場合に比べて前記ダウンシフト変速中の前記内燃機関の回転数の増加量が小さくなるように、前記内燃機関の出力の増加量を低下させる、請求項7または8に記載の車両の制御方法。
- 前記増加制御ステップは、前記第1の車両減速度と前記第2の車両減速度との差が大きいほど前記ダウンシフト変速中の前記内燃機関の回転数の増加量が小さくなるように、前記内燃機関の出力の増加量を低下させる、請求項7〜9のいずれかに記載の車両の制御方法。
- 前記増加制御ステップは、前記ダウンシフト変速中の前記内燃機関の回転数が予め定められた最大許容回転数よりも小さくなるように、前記内燃機関の出力の増加量を低下させる、請求項7〜10のいずれかに記載の車両の制御方法。
- 前記車両には、前記内燃機関と前記変速機との間に設けられたクラッチ機構と、前記クラッチ機構の係合および解放を行なうアクチュエータとが備えられ、
前記制御方法は、前記ダウンシフト変速中に前記クラッチ機構が解放されるように前記アクチュエータを制御するクラッチ制御ステップをさらに含み、
前記増加制御ステップは、前記クラッチ制御ステップで前記クラッチ機構が解放されている時に前記内燃機関の回転数を増加させるように、前記内燃機関の出力を増加させる、請求項7〜11のいずれかに記載の車両の制御方法。
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JP2008164760A JP2010007491A (ja) | 2008-06-24 | 2008-06-24 | 車両の制御装置および制御方法 |
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