JP2010007013A - 金属表面用コート材および発光装置、並びに金属表面保護方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 金属表面用コート材は、式:Si(OR2 )4 で表されるオルガノシラン、これの加水分解物およびこれの縮合物からなる群から選択される少なくとも1種のシラン化合物(a1)と、ビニルアルコール由来の構成単位を含有する重合体(a2)とを含有することを特徴とする。〔ただし、式中、R2 は、それぞれ独立に、炭素数1〜5のアルキル基または炭素数1〜6のアシル基を示す。〕
【選択図】 図1
Description
本発明の別の目的は、高輝度化および長寿命化が図られた発光装置を提供することにある。
一般式(1):Si(OR2 )4
〔一般式(1)中、R2 は、それぞれ独立に、炭素数1〜5のアルキル基または炭素数1〜6のアシル基を示す。〕
で表されるオルガノシラン、当該オルガノシランの加水分解物および当該オルガノシランの縮合物からなる群から選択される少なくとも1種のシラン化合物(a1)と、ビニルアルコール由来の構成単位を含有する重合体(a2)とを含有することを特徴とする。
本発明に用いられる特定シラン化合物(a1)は、下記一般式(1)で表されるオルガノシラン(以下、「オルガノシラン(1)」ともいう。)、オルガノシラン(1)の加水分解物およびオルガノシラン(1)の縮合物からなる群から選択される少なくとも1種のシラン化合物であって、これら3種のシラン化合物のうち、1種のシラン化合物だけを用いてもよく、任意の2種のシラン化合物を混合して用いてもよく、または3種すべてのシラン化合物を混合して用いてもよい。また、特定シラン化合物(a1)としてオルガノシラン(1)を使用する場合、オルガノシラン(1)は1種単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。また、上記オルガノシラン(1)の加水分解物および縮合物は、1種のオルガノシラン(1)から形成されたものであってもよく、2種以上のオルガノシラン(1)から形成されたものであってもよい。
〔一般式(1)中、R2 は、それぞれ独立に、炭素数1〜5のアルキル基または炭素数1〜6のアシル基を示す。〕
これら3種のシラン化合物のうち、1種のシラン化合物だけを用いてもよく、任意の2種のシラン化合物を混合して用いてもよく、または3種すべてのシラン化合物を混合して用いてもよい。また、特定シラン化合物(a1)としてオルガノシラン(2)を併用する場合、オルガノシラン(2)は1種単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。また、上記オルガノシラン(2)の加水分解物および縮合物は、1種のオルガノシラン(2)から形成されたものであってもよく、2種以上のオルガノシラン(2)から形成されたものであってもよい。
〔一般式(1’)中、nは1または2であり、R1 は、炭素数1〜8の1価の有機基を示し、n=2である場合には互いに同じであっても異なっていてもよい。R2 は、それぞれ独立に、炭素数1〜5のアルキル基または炭素数1〜6のアシル基を示す。〕
一般式(1’)中にR1 が2個存在する場合には、互いに同じであっても異なっていてもよい。
本発明に用いられるビニルアルコール由来重合体(a2)は、ビニルアルコール由来の構成単位を含有する重合体よりなるものである。
ビニルアルコール由来重合体(a2)は、具体的には、主鎖骨格がポリビニルアルコール、またはエチレン・ビニルアルコール共重合体よりなるものをいう。
特定のシリル基は、ビニルアルコール由来重合体(a2)の分子鎖の末端および/または側鎖に存在することが好ましい。
ビニルアルコール由来重合体(a2)における特定のシリル基の含有量が2質量%を超える場合は、得られる金属表面用コート材が保管時にゲル化してしまうおそれがある。
〔一般式(2)中、Xはハロゲン原子、アルコキシル基、アセトキシ基、フェノキシ基、チオアルコキシル基、アミノ基などの加水分解性基または水酸基を示し、R3 は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基または炭素数1〜10のアラルキル基を示し、iは1〜3の整数である。〕
(1)エチレングリコール、エチレンおよびシリル基含有ビニルモノマーを共重合する方法。
(2)ポリビニルアルコールまたはエチレン・ビニルアルコール共重合体中と、OH基と反応することのできる置換基を有するシランカップリング剤とを反応させる方法。
〔一般式(3)中、X、R3 、iはそれぞれ上記一般式(2)におけるX,R3 ,iと同義であり、R4 は重合性二重結合を有する有機基を示す。〕
CH2 =CHSi(CH3 )(OCH3 )2 、CH2 =CHSi(OCH3 )3 、
CH2 =CHSi(CH3 )Cl2 、CH2 =CHSiCl3 、
CH2 =CHCOO(CH2 )2 Si(CH3 )(OCH3 )2 、
CH2 =CHCOO(CH2 )2 Si(OCH3 )3 、
CH2 =CHCOO(CH2 )3 Si(CH3 )(OCH3 )2 、
CH2 =CHCOO(CH2 )3 Si(OCH3 )3 、
CH2 =CHCOO(CH2 )2 Si(CH3 )Cl2 、
CH2 =CHCOO(CH2 )2 SiCl3 、
CH2 =CHCOO(CH2 )3 Si(CH3 )Cl2 、
CH2 =CHCOO(CH2 )3 SiCl3 、
CH2 =C(CH3 )COO(CH2 )2 Si(CH3 )(OCH3 )2 、
CH2 =C(CH3 )COO(CH2 )2 Si(OCH3 )3 、
CH2 =C(CH3 )COO(CH2 )3 Si(CH3 )(OCH3 )2 、
CH2 =C(CH3 )COO(CH2 )3 Si(OCH3 )3 、
CH2 =C(CH3 )COO(CH2 )2 Si(CH3 )Cl2 、
CH2 =C(CH3 )COO(CH2 )2 SiCl3 、
CH2 =C(CH3 )COO(CH2 )3 Si(CH3 )Cl2 、
CH2 =C(CH3 )COO(CH2 )3 SiCl3 、
CH2 =CHCH2 −O−CO−C6 H6 −CO−O−(CH2 )3 Si(OCH3 )3 、
CH2 =CHCH2 −O−CO−C6 H6 −CO−O−(CH2 )2 Si(CH3 )Cl2 、
CH2 =CHCH2 −O−CO−C6 H6 −CO−O−(CH2 )3 SiCl3 を挙げることができる。これらは、1種単独であるいは2種以上を併用して用いることができる。
ポリビニルアルコールの具体例としては、(株)クラレ製の「RSポリマーRS−110」(ケン化度=99%、重合度=1,000)、「クラレポバールLM−20SO」(ケン化度=40%、重合度=2,000)、日本合成化学工業(株)製の「ゴーセノールNM−14」(ケン化度=99%、重合度=1,400)などが挙げられる。
エチレン・ビニルアルコール共重合体の具体例としては、(株)クラレ製の「エバールEP−F101」(エチレン含量=32モル%)、日本合成化学工業(株)製の「ソアノールD2908」(エチレン含量=29モル%)などが挙げられる。
なお、ビニルアルコール由来重合体(a2)が分子量分布(重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn))の広いものである場合は、後述する金属酸化物粒子(B)を分散させたときにゲル分または沈降分が得られる傾向が見られ、また、得られる保護膜に高分子量の分子成分が不溶残留物として残るため、分子量分布は狭いほど好ましい。
本発明の金属表面用コート材は、特定シラン化合物(a1)とビニルアルコール由来重合体(a2)とを好ましくは硬化触媒の存在下で混合させることにより調製される。特に、ビニルアルコール由来重合体(a2)が特定のシリル基を有するものである場合には、特定シラン化合物(a1)とビニルアルコール由来重合体(a2)との混合物に、加水分解・縮合反応を促進する硬化触媒と水とを添加して共縮合させることにより、調製することが好ましい。
この特定シラン化合物(a1)とビニルアルコール由来重合体(a2)との混合においては、当該特定シラン化合物(a1)とビニルアルコール由来重合体(a2)とのハイブリッド化が生じるものと推測される。
ここに、「ハイブリッド化」とは、特定シラン化合物(a1)とビニルアルコール由来重合体(a2)との間に水素結合が形成されて、または加水分解・縮合反応により共有結合が形成されて特定シラン化合物(a1)とビニルアルコール由来重合体(a2)とが結合されることをいう。
そして、金属表面用コート材が特定のシリル基を含有しないビニルアルコール由来重合体(a2)によるものである場合は、これを金属表面にコーティングすることによって、当該金属表面用コート材が水素結合を介して結合した状態とされることによって、優れた硫黄バリア性が発揮されるものと推測される。
また、金属表面用コート材が特定のシリル基を含有するビニルアルコール由来重合体(a2)によるものである場合は、これを金属表面にコーティングすることによって、当該金属表面用コート材がシロキサン結合を介して強固に結合し、さらには金属表面用コート材に残存する特定のシリル基中の加水分解性基および/または水酸基が金属表面に吸着されることによって、より優れた硫黄バリア性が発揮されるものと推測される。
ここに、「ナノサイズにおけるハイブリッド化」とは、ビニルアルコール由来重合体(a2)における各OH基に水素結合が形成されて特定シラン化合物(a1)とハイブリッド化されている状態をいう。
原料比が上記の範囲内にあることにより、透明性や耐候性に優れた保護膜を形成できる金属表面用コート材が得られる。一方、特定シラン化合物(a1)の含有量が過少である場合は、得られる金属表面用コート材による保護膜が金属表面の十分な保護効果を特に高湿度環境下において発揮できずに金属表面が変色・黒色化し、LEDがその使用条件下における十分な耐久性が得られないものとなるおそれがある。特定シラン化合物(a1)の含有量が過多である場合は、得られる金属表面用コート材による保護膜がガス透過性の高いものとなるおそれやクラックが発生するおそれがある。
(1)特定シラン化合物(a1)とビニルアルコール由来重合体(a2)と硬化触媒との混合液に水を加え、温度40〜80℃、反応時間0.5〜12時間で特定シラン化合物(a1)とビニルアルコール由来重合体(a2)とを混合し、必要に応じて、安定性向上剤や相溶性向上剤などの他の添加剤を加えることにより、金属表面用コート材を調製する。
本発明においては、特定シラン化合物(a1)およびビニルアルコール由来重合体(a2)のハイブリッド化の促進のために、当該特定シラン化合物(a1)およびビニルアルコール由来重合体(a2)の混合物に硬化触媒を添加することが好ましい。硬化触媒を使用することにより、架橋度の高い金属表面用コート材が得られると共に、オルガノシラン(1)の重縮合反応により生成するポリシロキサンが分子量の大きなものとなり、結果として、強度、長期耐久性などに優れた保護膜を形成することができ、かつ金属表面にコーティングした際の硫黄バリア性も高くなる。さらに、硬化触媒を使用することにより、特定シラン化合物(a1)とビニルアルコール由来重合体(a2)とのハイブリッド化が促進されて金属表面用コート材に十分な反応サイト(アルコキシ基)が形成され、この金属表面用コート材を例えば銀メッキ部の表面にコーティングし硬化させて保護膜を形成すると、シロキサン結合が形成されて架橋度が高い保護膜が形成されて優れた硫黄バリア性が発現されると共に、銀メッキ部の表面に吸着することによって当該銀メッキ部の表面の変色を抑制できると推定される。
また、硬化触媒として、その表面がシラノール処理されてなるシリカ粒子を用いることもできる。このようなシリカ粒子によれば、その表面のシラノールの固体酸が硬化触媒として作用すると共に、シリカ粒子本体が後述する金属酸化物粒子(B)としての作用を発揮しながら金属表面を冒すことがないため、好ましい。
硬化触媒の使用量が過多である場合は、得られる金属表面用コート材が保管時にゲル化が発生するなど保存安定性の低いものとなるおそれがあり、得られる保護膜の架橋度が過度に高くなってクラックが発生することがある。
ここに、「組成物の固形分」とは、特定シラン化合物(a1)の完全加水分解縮合物換算質量とビニルアルコール由来重合体(a2)の固形分換算質量との総量をいう。
本発明の金属表面用コート材においては、調製時の固形分濃度を調整するために、必要に応じて有機溶媒を添加してもよい。ビニルアルコール由来重合体(a2)の調製時に有機溶媒を使用した場合は当該有機溶媒をそのまま使用することもでき、また、前記有機溶媒を除去し、新たに有機溶媒を添加してもよい。
なお、ここで言う固形分濃度における固形分量は、特定シラン化合物(a1)の完全加水分解縮合物換算の使用量(Wa1)とビニルアルコール由来重合体(a2)の固形分換算の使用量(Wa2)の総量である。
本発明の金属表面用コート材としては、保存安定性などを向上させるために、必要に応じて下記一般式(6)で表されるβ−ジケトン類、β−ケトエステル類、カルボン酸化合物、ジヒドロキシ化合物、アミン化合物およびオキシアルデヒド化合物からなる群から選択される少なくとも1種の化合物よりなる安定性向上剤を添加したものとすることが好ましい。
一般式(6):R10COCH2 COR11
〔一般式(6)中、R10は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル基、フェニル基などの炭素数1〜6個の1価の炭化水素基を表し、R11は、前記炭素数1〜6個の1価の炭化水素基、または、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基、ラウリルオキシ基、ステアリルオキシ基などの炭素数1〜16個のアルコキシル基を表す。〕
これらの安定性向上剤は、1種単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明の金属表面用コート材は、シリカなどの金属酸化物よりなる粒子(以下、「金属酸化物粒子(B)」という。)が分散された状態に配合させた構成を有していてもよい。
金属酸化物粒子(B)を配合することにより、得られる金属表面用コート材による保護膜が、十分な耐熱性などの耐久性が得られると共にガス拡散効果によりガス透過性の極めて低いものとなる。
これらの金属酸化物粒子(B)の1次粒子径は、通常0.0001〜1μmであることが好ましく、より好ましくは0.001〜0.5μm、特に好ましくは0.002〜0.2μmである。
金属酸化物粒子(B)がゾル状またはコロイド状の形態で添加される場合は、その固形分濃度は通常50質量%以下であることが好ましく、より好ましくは0.01〜40質量%である。
また、溶剤に分散されたコロイダルシリカとしては、日産化学工業社製のイソプロピルアルコールなどのアルコール系溶剤分散コロイダルシリカ、メチルイソブチルなどのケトン系溶剤分散コロイダルシリカ、トルエンなどの非極性溶剤分散コロイダルシリカなどが挙げられる。
金属酸化物粒子(B)の使用量は、金属表面用コート材の固形分に対して、固形分換算で通常80質量%以下であることが好ましく、より好ましくは5〜50質量%である。
また、金属酸化物粒子(B)としてその表面がシラノール処理されてなるシリカ粒子を用いる場合は、金属表面用コート材の固形分に対して、固形分換算で通常50質量%以下であることが好ましく、より好ましくは0.01〜40質量部である。
使用できる有機溶媒としては、アルコール類、芳香族炭化水素類、エーテル類、ケトン類、エステル類などを挙げることができる。アルコール類としては、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、i−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、t−ブチルアルコール、n−ヘキシルアルコール、n−オクチルアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレンモノメチルエーテルアセテート、ジアセトンアルコールなどを挙げることができる。また、芳香族炭化水素類としては、ベンゼン、トルエン、キシレンなどが挙げられ、エーテル類としては、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどが挙げられ、ケトン類としては、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトンなどが挙げられ、エステル類としては、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸プロピレン、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸ノルマルプロピル、乳酸イソプロピル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチルなどが挙げられる。これらの有機溶剤は、1種単独で用いても2種以上を混合して用いてもよい。
本発明の発光装置は、以上の金属表面用コート材により表面をコートされた銀メッキ部材などの金属メッキ部材および/または銀電極などの金属電極を有するものであり、具体的には、例えば図1に示されるように、銀電極55およびLED素子よりなる発光素子50の表面が金属表面用コート材によりコートされて保護膜53が形成された発光ダイオード(LED)が挙げられる。なお、図において、51は封止材、52は蛍光体、56は発光素子50を収納するハウジングである。
このLEDは、図2に示されるように、ハウジング56に対して金属表面用コート材による保護膜53を形成させてこれを硫黄などから保護する構成とすることもできる。
また、図3に示されるように、保護膜53中に蛍光体52を含有させ、発光素子50から発せられた光を変換させる構成とすることもできる。
LED素子としては、青色LED素子、白色LED素子、紫外LED素子などを用いることができる。
本発明の金属表面用コート材を金属部材の表面に塗布して保護膜を形成することにより、変色や黒色化などから当該金属部材を保護することができる。
金属表面用コート材は、例えば、LEDパッケージ中に直接キャスト(ポッティング)し、例えば120℃で1時間乾燥させることにより保護膜を製膜することができる。また、スプレー塗装、ディップ塗装、スピンコートなどのコーティング方法によって保護膜を製膜することもできる。塗布膜厚は、乾燥膜厚で1〜200μm、好ましくは10〜100μmとなる厚みとすることが好ましい。
装置:HLC−8120C(東ソー社製)
カラム:TSK−gel MultiporeHXL−M(東ソー社製)
溶離液:THF
流量:0.5mL/min
負荷量:5.0%、100μL
還流冷却器および撹拌機を備えた反応器に、ポリエチレンビニルアルコール「ソアノールD2908」(日本合成化学社製)40部、ノルマルプロパノール576部および純水384部を加え、80℃で3時間撹拌・溶解を行うことにより、固形分濃度が4質量%のビニルアルコール由来重合体溶液〔a2〕を得た。
撹拌機を備えた反応器に、コロイダルシリカ水溶液「スノーテックスO」(日産化学社製)100部およびテトラメトキシシラン202部を加え、室温で1時間撹拌を行って反応させ、その後、ノルマルプロピルアルコール1152部と純水688部とで希釈を行なうことにより、アルコキシシランの完全加水分解縮合物換算で固形分濃度が4質量%の特定シラン化合物溶液〔a1〕を得た。
上記のビニルアルコール由来重合体溶液〔a2〕および特定シラン化合物溶液〔a1〕を、それぞれの固形分が質量比で50/50となるよう混合して混合液を得た後、ビニルアルコール由来重合体溶液〔a2〕および特定シラン化合物溶液〔a1〕の相溶性を向上させることを目的に、混合液の全質量に対して10質量%の量のジメチルアセトアミドを加えることにより、金属表面用コート材〔1〕を得た。
この金属表面用コート材〔1〕を、乾燥膜厚が100μmとなるように市販の表面実装型のLEDパッケージ(銀メッキ付)に仕込み、100℃で1時間乾燥させることにより、銀黒色化抑制能評価用サンプル〔1〕を作製した。
実施例1において、上記のビニルアルコール由来重合体溶液〔a2〕および特定シラン化合物溶液〔a1〕を、それぞれの固形分が質量比で95/5となるよう混合して混合液を得たことの他は同様にして金属表面用コート材〔2〕を得、これを用いて実施例1と同様の操作を行うことにより銀黒色化抑制能評価用サンプル〔2〕を作製した。
実施例1において、上記のビニルアルコール由来重合体溶液〔a2〕および特定シラン化合物溶液〔a1〕を、それぞれの固形分が質量比で20/80となるよう混合して混合液を得たことの他は同様にして金属表面用コート材〔3〕を得、これを用いて実施例1と同様の操作を行うことにより銀黒色化抑制能評価用サンプル〔3〕を作製した。
実施例1と同様にして金属表面用コート材〔1〕を得、この固形分濃度が4質量%の金属表面用コート材〔1〕100部に対し、1次粒径が10nmの酸化ジルコニウム粉体「UEP−100」(第一希元素社製)1.6部およびメチルイソブチルケトン38部を加えてペイントシェーカーで4時間分散することにより、固形分濃度が5質量%の金属表面用コート材〔4〕を得た。この金属表面用コート材〔4〕の保存安定性はAであった。
また、この金属表面用コート材〔4〕を用いて実施例1と同様の操作を行うことにより銀黒色化抑制能評価用サンプル〔4〕を作製した。
上記のビニルアルコール由来重合体溶液〔a2〕を比較用の金属表面用コート材〔1〕とし、これを乾燥膜厚が100μmとなるように市販の表面実装型のLEDパッケージ(銀メッキ付)に仕込み、100℃で1時間乾燥させることにより、比較用の銀黒色化抑制能評価用サンプル〔5〕を作製した。
上記の特定シラン化合物溶液〔a1〕を比較用の金属表面用コート材〔2〕とし、これを乾燥膜厚が100μmとなるように市販の表面実装型のLEDパッケージ(銀メッキ付)に仕込み、100℃で1時間乾燥させることにより、比較用の銀黒色化抑制能評価用サンプル〔6〕を作製した。
金属表面用コート材〔1〕〜〔4〕および比較用の金属表面用コート材〔1〕,〔2〕について、それぞれ、ポリエチレン製の容器内で常温で1ヶ月間密栓保存した後、ゲル化の有無を目視により判定し、さらにゲル化していないものについては東京計器社製のBM型粘度計により25℃で粘度測定を行い、下記の評価基準に従って評価した。
−評価基準−
A:保存前後の粘度変化率が20%以下。
B:保存前後の粘度変化率が20%より大きい。
金属表面用コート材〔1〕〜〔4〕および比較用の金属表面用コート材〔1〕,〔2〕を用いて、それぞれ、乾燥膜厚が100μmになるよう石英ガラス板上に塗布した後、100℃で1時間乾燥し、次いで120℃で1時間乾燥することにより、硬化膜を作成し、これらの硬化膜を120℃で500時間保管した後、硬化膜の外観を目視で観察し、色の変化およびクラックの各項目について、下記の評価基準に従って評価した。
−評価基準−
(色の変化)
A:変化なし。
B:わずかに変色。
C:黄変した。
(クラック)
A:変化なし。
B:少量発生。
C:全面に発生。
金属表面用コート材〔1〕〜〔4〕および比較用の金属表面用コート材〔1〕,〔2〕を用いて、それぞれ、乾燥膜厚が100μmになるよう石英ガラス板上に塗布した後、100℃で1時間乾燥し、次いで120℃で1時間乾燥することにより、硬化膜を作成し、これらの硬化膜に波長350nm以下の光をカットしたスポットUV照射装置「SP−VII 」(ウシオ電機社製)を使用して照度5000mW/cm2 の紫外線を500時間照射した後、硬化膜の外観を目視で観察し、下記の評価基準に従って評価した。
−評価基準−
A:変化なし。
B:黄変色した。
C:黒く焼け焦げた。
銀黒色化抑制能評価用サンプル〔1〕〜〔6〕について、それぞれ、容積150cm3 の耐圧容器内において硫化鉄0.06gおよび硫酸0.20gを混合後、直ちにサンプルを仕込み密閉し(硫化水素の理論濃度10vol%)、この耐圧容器を120℃で5時間加熱した後、冷却し、サンプルを取出し、当該サンプルの銀メッキの外観を観察し、下記の評価基準に従って評価した。
−評価基準−
A:変化なし。
B:僅かに変色した。
C:黒く変色した。
51 封止材
52 蛍光体
53 保護膜
55 銀電極
56 ハウジング
Claims (6)
- 一般式(1):Si(OR2 )4
〔一般式(1)中、R2 は、それぞれ独立に、炭素数1〜5のアルキル基または炭素数1〜6のアシル基を示す。〕
で表されるオルガノシラン、当該オルガノシランの加水分解物および当該オルガノシランの縮合物からなる群から選択される少なくとも1種のシラン化合物(a1)と、ビニルアルコール由来の構成単位を含有する重合体(a2)とを含有することを特徴とする金属表面用コート材。 - 前記シラン化合物(a1)と前記ビニルアルコール由来の構成単位を含有する重合体(a2)とを、シラン化合物(a1)の完全加水分解縮合物換算の含有量(Wa1)とビニルアルコール由来の構成単位を含有する重合体(a2)の固形分換算の含有量(Wa2)との質量比(Wa1/Wa2)が10/90〜70/30となる範囲で含有することを特徴とする請求項1に記載の金属表面用コート材。
- 銀メッキ部材の表面に適用されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金属表面用コート材。
- 銀電極の表面に適用されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の金属表面用コート材。
- 請求項1または請求項2に記載の金属表面用コート材により表面をコートされた銀メッキ部材および/または銀電極を有することを特徴とする発光装置。
- 金属表面に請求項1または請求項2に記載の金属表面用コート材を塗布して保護膜を形成することにより、前記金属表面を保護することを特徴とする金属表面保護方法。
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